JP2001238011A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001238011A
JP2001238011A JP2000046531A JP2000046531A JP2001238011A JP 2001238011 A JP2001238011 A JP 2001238011A JP 2000046531 A JP2000046531 A JP 2000046531A JP 2000046531 A JP2000046531 A JP 2000046531A JP 2001238011 A JP2001238011 A JP 2001238011A
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JP
Japan
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chassis
resin
configuration
scanner
weight
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JP2000046531A
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English (en)
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Atsushi Fukumura
淳 福村
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取装置において樹脂で一体成形された
シャーシは、板金を主体としたシャーシに比べて重量を
低減させるという点では優れているが、シャーシ強度が
劣るという問題がある。特に、最大限重量低減を図る目
的と、組立て性やメンテナンス性の向上のため、シャー
シ全体を樹脂で構成している場合には、強度補強が必要
となる。そこで、本発明においては、シャーシを樹脂で
一体成形することにより軽量化を図りながら、併せてシ
ャーシ強度を充分に保つことが可能な構成の実現を課題
とする。 【解決手段】 箱状に一体成形された樹脂製のシャーシ
21内に画像読取装置6を収容する構成において、該シ
ャーシ21側部に樹脂製の補強ウィング22を取付ける
構成とし、補強ウィング22は、キーパネル15の支持
部材を兼ねる構成とした。また、前記補強ウィングの裏
面は平面状に形成される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置を収
容するシャーシの構成に関するもので、詳しくは、樹脂
製で一体成形されたシャーシに取付けられた補強ウィン
グの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置は、静止原稿に対してシャ
ーシ内に設けられたスキャナを走査させることにより、
若しくは、自動給紙装置から給紙された原稿をスキャナ
上で搬送させることにより画像を読取る装置であり、こ
れら画像読取装置のシャーシ、スキャナ、自動給紙装
置、原稿押えカバー等は一体として読取ユニットとして
構成されている。また、画像記録装置、記録紙排出トレ
イ等を有する記録部の上部に、前記読取ユニットを載置
し、該読取ユニットを記録部に対して上方に回動させる
ことにより、画像記録装置のドラムユニット等のメンテ
ナンスを可能とした構成が公知である。このように構成
される読取ユニットは、利用者がドラムユニットの交換
作業をする場合等において開閉作業を行うため重量を低
減させることが好ましく、前記画像読取装置を収容する
シャーシを樹脂製とすることで軽量化を図り、作業性を
向上させるようにしている。また、重量低減を図ること
で搬送が容易になるという利点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の読取ユ
ニットは、板金を主体として構成されているシャーシに
比べて重量を低減させるという点では優れているが、そ
の一方でシャーシ強度が劣るという問題がある。特に、
最大限重量低減を図る目的と、組立て性やメンテナンス
性の向上のため、シャーシ全体を樹脂で構成している場
合には、強度補強が必要となる。そこで、本発明におい
ては、シャーシを樹脂で一体成形することにより軽量化
を図りながら、併せてシャーシ強度を充分に保つことが
可能な構成の実現を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に課題を解決するための
手段について説明する。即ち、請求項1記載の如く箱状
に一体成形された樹脂製のシャーシ内に画像読取装置を
収容する構成において、該シャーシ側部に樹脂製の補強
ウィングを取付ける構成とした。
【0005】即ち、請求項2記載の如く前記補強ウィン
グは、キーパネルの支持部材を兼ねる構成とした。
【0006】即ち、請求項3記載の如く、前記補強ウィ
ングの裏面は平面状に形成される構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る画像読
取装置を有する一実施例であるファクシミリ装置の斜視
図、図2は同じく正面断面図、図3は画像読取装置を収
容するシャーシの平面図、図4は同じく側面断面図、図
5はシャーシ上部に補強プレートを取付けた状態を示す
平面図、図6は読取ユニットの平面図である。
【0008】まず、本発明の画像読取装置が適用される
ファクシミリ装置の概略構成について、図1、図2によ
り説明する。ファクシミリ装置Fは、記録部1の上方に
読取部である読取ユニット2を配置して構成され、該読
取ユニット2は、記録部1に対して回動支点20を中心
に上下回動可能とされている。記録部1には画像形成装
置3及び給紙カセット4がそれぞれ上下に内装されてお
り、給紙カセット4内に堆積される用紙を画像形成装置
3へ給紙して記録した後に、記録紙排出トレイ5へ排出
するように構成している。以下の説明においては便宜的
に図1等に示す矢視Aをファクシミリ装置Fの前部側
(正面側)とする。
【0009】一方、読取ユニット2においては、上面を
透明状の原稿載置面14とした読取ケース13内にスキ
ャナ60等からなる画像読取装置6を収納しており、該
原稿載置面14上に載置された原稿を該スキャナ60に
より走査して、読み取りを行うようにしている。また、
読取ケース13の上方には、その一辺を中心として開閉
可能に構成される原稿押えカバー7が配置され、該原稿
押えカバー7により原稿載置面14上に載置された原稿
を上方から押えるものとしている。
【0010】原稿押えカバー7の一端部には原稿を自動
的に給紙する自動給紙装置(ADF装置)8が付設さ
れ、該自動給紙装置8は給紙装置11と搬送装置12と
により構成されている。そして、原稿供給トレイ9に載
置した原稿を、自動給紙装置8の給紙装置11により一
枚ずつピックアップして、搬送装置12により原稿載置
面14の一端部に設けられたADF読取部17へ搬送
し、スキャナ60により内容を読み取った後に、原稿押
えカバー7の上面に形成される原稿排出トレイ10へ排
出するように構成している。
【0011】即ち、読取ユニット2は、スキャナ60を
走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプの
スキャナとして用いるとともに、スキャナ60を位置固
定して原稿を給送しながら読み取りを行うシートフィー
ドタイプのスキャナとして用いることができるように構
成されている。
【0012】また、読取ケース13の前部にはキーパネ
ル15が付設され、該キーパネル15の各種操作キーを
操作することにより、原稿内容の読み取りを行ったり、
読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先の設
定を行ったり、受信内容や読み取った内容の画像形成装
置3による記録を行ったりするようにしている。
【0013】次に前記読取ケース13内の構成について
説明する。図2に示すように読取ケース13は内部に樹
脂製のシャーシ21を収容しており、該シャーシ21内
にスキャナ60等からなる画像読取装置6を配する構成
としている。シャーシ21は図3の平面図、図4の側面
図で示すように、底面及び四方の側面が一体成形された
箱型の形状であり、シャーシ21全体を樹脂で構成する
ことにより読取ユニット2の軽量化を図っている。ま
た、該シャーシ21の前部には後述する本発明に係る補
強ウィング22が取り付けられている。
【0014】シャーシ21後部側の両側部には、支持台
26・26が設けられており、該支持台26・26にそ
れぞれ設けられた支持孔26a・26aに前記原稿押え
カバー7の図示せぬ支持ピンを挿入することにより、該
原稿押えカバー7をシャーシ21上に載置する構成と
し、該支持ピンの上部に設けられた図示せぬヒンジによ
り原稿押えカバー7の開閉を可能としている。
【0015】図5に示すようにシャーシ21の前後及び
左右側面の上部には、それぞれ板金プレートである補強
プレート23F・23B・23L・23R(以下、適宜
補強プレート23と略す)がボルト等の止具により取付
けられている。該補強プレート23は、シャーシ21の
補強部材としての役割と併せて、前記原稿載置面14を
構成するプラテンガラス24の支持プレートとしての役
割を有している。
【0016】また、図5に示すようにシャーシ21内の
後部側には左右方向に前記スキャナ60走査用のガイド
ロッド61が横設されている。該ガイドロッド61はシ
ャーシ21の両側面に設けられた取付孔に挿嵌されると
ともに、左右一側(本実施例では左側)の取付孔の位置
において位置決め用の取付部材25を介してシャーシ2
1に固定される構成としている。また、該取付部材25
は前記補強プレート23Lと同一の止具によりシャーシ
21に固定されており、該取付部材25を介してガイド
ロッド61をグランド側(補強プレート23側)に接続
している。
【0017】また、前部側の補強プレート23Fは図4
で示すように断面視略コ字形状に形成されたプレートで
あり、該補強プレート23Fの上部側の面をプラテンガ
ラス24を支持するプラテンガラス支持面23aとし、
下部側の面を前記スキャナ60とのスキャナ摺動面23
bとしている。一方、図4に示すようにシャーシ21内
の前後方向に設けられたスキャナ60の一端(後端)に
はガイド孔60aが設けられ、該ガイド孔60aにガイ
ドロッド61を挿嵌している。また、スキャナ60の他
端(前端)の下部には摺動部60bが形成されており、
該摺動部60bが前記補強プレート23Fのスキャナ摺
動面23b上に載置されている。
【0018】以上のような構成において、モータ63
(図6に図示)により駆動されたスキャナ60は、一端
(後端)側をガイドロッド61により支持され、また、
他端(前端)側をスキャナ摺動面23bにより支持され
ながら、図6に示すように左右方向(スキャナ移動方向
B)に移動可能としており、フラットベッドスキャナと
して機能する場合には、スキャナ移動方向Bに移動しな
がら静止原稿の読取を行う。また、自動給紙装置8を使
用する場合には、矢視C位置に移動停止して搬送原稿の
読取を行う。このように、シャーシ21を樹脂製として
軽量化を図りながら、スキャナ60とのスキャナ摺動面
23bは板金である補強プレート23F上に形成してい
るので、スキャナ60の摺動移動に際し摩擦係数が小さ
く、走査の精度向上を図っている。スキャナ60は、内
部に光源である蛍光管、光学系、CCD等を内装したユ
ニット構成であり、CCDにより光電変換されたデータ
がハーネス62を介して図示せぬ制御部へと送信される
構成としている。
【0019】次に本発明に係る前記補強ウィング22の
構成について説明する。補強ウィング22は前記シャー
シ21と同様に樹脂製であり、図3で示すように平面視
略台形状の底面22b上に、複数のリブ22r・22r
・・・が格子状に立設され、これらリブ22r・22r
・・・と側面22a・22a及び底面22bが一体成形
されている。このような構成とすることで、補強ウィン
グ22の軽量化を図るとともに剛性を保っている。
【0020】そして、補強ウィング22の後端が前記シ
ャーシ21の前部にボルト等の止具により取付けられる
構成としている。このような構成とすることで、全体を
樹脂で一体成形されたシャーシ21の強度が補強され、
読取ユニット2の剛性が充分に確保される構成となっ
た。そして、補強ウィング自体も樹脂製としているの
で、全体として軽量化も図れている。
【0021】また、図1及び図6に示すように読取ユニ
ット2の前部にはキーパネル15が設けられているが、
補強ウィング22は該キーパネル15の支持部材として
の役割も兼ねる構成としているのである。つまり、該補
強ウィング22上に基板(図示せぬ)を配し該基板上に
キーパネル15を被装する構成としているのである。キ
ーパネル15は前述の如く、画像読取装置6による読取
操作や、FAX送信の操作等を行う各種操作キーが設け
られており、このキー操作により下方に力が加わること
となるが、本発明の如く、キーパネル15の下部に支持
部材としての補強ウィング22が設けられているので、
耐久性の向上が図れるのである。
【0022】また、図4の側面図に示すように、該補強
ウィング22の底面22bは略平面状のプレートとして
いる。このような構成とすることで、前述の如く読取ユ
ニット2を回動支点20を中心に回動して、上方へ開放
した場合にも該読取ユニット2の裏面側から、キーパネ
ル15の下部に配置される基板等が露出することはない
く、湿気や風塵等から基板を保護することが可能となっ
た。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、以下
のような効果を奏するものである。即ち、請求項1記載
の如く箱状に一体成形された樹脂製のシャーシ内に画像
読取装置を収容する構成において、該シャーシ側部に樹
脂製の補強ウィングを取付ける構成としたので、画像読
取装置を収容するシャーシの軽量化が図れると共に、強
度が充分に保たれる構成となった。
【0024】即ち、請求項2記載の如く前記補強ウィン
グは、キーパネルの支持部材を兼ねる構成としたので、
下方に押圧力の加わるキーパネルの支持構造が安定し
た。
【0025】即ち、請求項3記載の如く、前記補強ウィ
ングの裏面は平面状に形成される構成としたので、キー
パネル下部に配置される基板を下部から目隠しする構成
となり、湿気、風塵等から基板を保護することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置を有する一実施例で
あるファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】同じく正面断面図である。
【図3】画像読取装置を収容するシャーシの平面図であ
る。
【図4】同じく側面断面図である。
【図5】シャーシ上部に補強プレートを取付けた状態を
示す平面図である。
【図6】読取ユニットの平面図である。
【符号の説明】
2 読取ユニット 6 画像読取装置 13 読取ケース 15 キーパネル 21 シャーシ 22 補強ウィング 22a (補強ウィング)側面 22b (補強ウィング)底面 22r (補強ウィング)リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状に一体成形された樹脂製のシャーシ
    内に画像読取装置を収容する構成において、該シャーシ
    側部に樹脂製の補強ウィングを取付ける構成としたこと
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記補強ウィングは、キーパネルの支持
    部材を兼ねる構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記補強ウィングの裏面は平面状に形成
    される構成としたことを特徴とする請求項1記載の画像
    読取装置。
JP2000046531A 2000-02-23 2000-02-23 画像読取装置 Pending JP2001238011A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111792432A (zh) * 2019-04-01 2020-10-20 兄弟工业株式会社 图像形成设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111792432A (zh) * 2019-04-01 2020-10-20 兄弟工业株式会社 图像形成设备
CN111792432B (zh) * 2019-04-01 2023-07-14 兄弟工业株式会社 图像形成设备

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