JP2001237934A - 表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線通信装置 - Google Patents
表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線通信装置Info
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- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
- H04M1/0279—Improving the user comfort or ergonomics
- H04M1/0283—Improving the user comfort or ergonomics for providing a decorative aspect, e.g. customization of casings, exchangeable faceplate
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- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/22—Illumination; Arrangements for improving the visibility of characters on dials
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示パネルの大きさに関係なく、ハウジング
の面上に自由なデザインを施すことができるようにす
る。 【構成】 ハウジング１と、ハウジング１に設けられた
表示パネルとしての液晶パネル２とを備えている。同装
置において最も特徴的であるのはハウジング１の面上と
液晶パネル２の面上との双方に、○△×の記号列パター
ン等が一体的なデザインとして入れられている点であ
る。
の面上に自由なデザインを施すことができるようにす
る。 【構成】 ハウジング１と、ハウジング１に設けられた
表示パネルとしての液晶パネル２とを備えている。同装
置において最も特徴的であるのはハウジング１の面上と
液晶パネル２の面上との双方に、○△×の記号列パター
ン等が一体的なデザインとして入れられている点であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用無線通信装
置、電子手帳、ノート型パソコン等の表示パネルを有し
た電子機器等に関する。
置、電子手帳、ノート型パソコン等の表示パネルを有し
た電子機器等に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯用無線通信装置、電子手帳、ノート
型パソコン等の電子機器は内外のメーカーから多数提供
されている。ただ、その基本的機能については価格が同
程度であるときは大差がないことから、商品としてのア
ピール度を高めるために今日ではデザインも重要視され
るに至っている。その一つとして、携帯用無線通信装置
等のハウジングの面上に文字やキャラクター等を入れて
デザインを施すことが考えられている。
型パソコン等の電子機器は内外のメーカーから多数提供
されている。ただ、その基本的機能については価格が同
程度であるときは大差がないことから、商品としてのア
ピール度を高めるために今日ではデザインも重要視され
るに至っている。その一つとして、携帯用無線通信装置
等のハウジングの面上に文字やキャラクター等を入れて
デザインを施すことが考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯用
無線通信装置等に備えられた表示パネルが年々大型化し
ており、表示パネルが障害となって、ハウジングの面上
に自由なデザインを施すことが困難であるという問題が
指摘されている。
無線通信装置等に備えられた表示パネルが年々大型化し
ており、表示パネルが障害となって、ハウジングの面上
に自由なデザインを施すことが困難であるという問題が
指摘されている。
【０００４】本発明は上記した背景の下で創作されたも
ので、その目的とするところは、表示パネルの大きさに
関係なく、ハウジングの面上に自由なデザインを施すこ
とが可能な表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線
通信装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、表示パネルの大きさに
関係なく、ハウジングの面上に自由なデザインを施すこ
とが可能な表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線
通信装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の表示パネルを有
した電子機器は、ハウジングと、ハウジングに設けられ
た表示パネルとを備えており、ハウジングの面上と表示
パネルの面上との双方に文字、図形、記号、模様、色彩
及び／又は写真が一体的なデザインとして入れられてい
ることを特徴としている。
した電子機器は、ハウジングと、ハウジングに設けられ
た表示パネルとを備えており、ハウジングの面上と表示
パネルの面上との双方に文字、図形、記号、模様、色彩
及び／又は写真が一体的なデザインとして入れられてい
ることを特徴としている。
【０００６】表示パネルとして液晶パネルを用いた場
合、液晶パネルにおける表示光が透過する構成部材の面
上に透明シールを貼り、透明シールに文字、図形、写
真、模様、色彩及び／又は記号の全体若しくはその一部
を薄く描くようにすると良い。また、表示パネル上に文
字、図形、記号、模様、色彩及び／又び写真の全体若し
くはその一部を表示する構成にするようにしても良い。
合、液晶パネルにおける表示光が透過する構成部材の面
上に透明シールを貼り、透明シールに文字、図形、写
真、模様、色彩及び／又は記号の全体若しくはその一部
を薄く描くようにすると良い。また、表示パネル上に文
字、図形、記号、模様、色彩及び／又び写真の全体若し
くはその一部を表示する構成にするようにしても良い。
【０００７】本発明の携帯用無線通信装置は、面上に文
字、図形、記号、模様、色彩及び／又は写真の全体若し
くはその一部が入れられたハウジングと、ハウジングに
設けられた液晶パネルと、液晶パネルの表示内容を制御
する表示制御部とを備えており、表示制御部は、文字、
図形、記号、模様、色彩及び／又は写真の全体若しくは
その一部を、ハウジングの面上に入れられた文字、図
形、記号、模様、色彩及び／又写真の全体若しくはその
一部との間で一体的なデザインとなるように、液晶パネ
ル上に表示するためのデータがメモリに予め記録されて
おり、通信待機時に前記メモリ上の当該データを読み出
して液晶パネルに出力する構成となっている。
字、図形、記号、模様、色彩及び／又は写真の全体若し
くはその一部が入れられたハウジングと、ハウジングに
設けられた液晶パネルと、液晶パネルの表示内容を制御
する表示制御部とを備えており、表示制御部は、文字、
図形、記号、模様、色彩及び／又は写真の全体若しくは
その一部を、ハウジングの面上に入れられた文字、図
形、記号、模様、色彩及び／又写真の全体若しくはその
一部との間で一体的なデザインとなるように、液晶パネ
ル上に表示するためのデータがメモリに予め記録されて
おり、通信待機時に前記メモリ上の当該データを読み出
して液晶パネルに出力する構成となっている。
【０００８】このような構成による場合、液晶パネル上
には、通話時等に通常の表示がなされるものの、通信待
機時に文字、図形、記号、模様、色彩及び／又は写真の
全体若しくはその一部が、ハウジングの面上に入れられ
た文字、図形、記号、模様、色彩及び／又写真の全体若
しくはその一部との間で一体的なデザインとなるように
表示がなされる。
には、通話時等に通常の表示がなされるものの、通信待
機時に文字、図形、記号、模様、色彩及び／又は写真の
全体若しくはその一部が、ハウジングの面上に入れられ
た文字、図形、記号、模様、色彩及び／又写真の全体若
しくはその一部との間で一体的なデザインとなるように
表示がなされる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１（Ａ）（Ｂ）は携帯用無線通
信装置の前面側、裏面側の斜視図、図２は同装置の液晶
パネルの断面図、図３は携帯用無線通信装置の別の実施
形態を説明するための図であって、通話時等であるとき
の同装置の斜視図、図４は通信待機時であるときの同装
置の斜視図、図５は同装置のブロック構成図である。
を参照して説明する。図１（Ａ）（Ｂ）は携帯用無線通
信装置の前面側、裏面側の斜視図、図２は同装置の液晶
パネルの断面図、図３は携帯用無線通信装置の別の実施
形態を説明するための図であって、通話時等であるとき
の同装置の斜視図、図４は通信待機時であるときの同装
置の斜視図、図５は同装置のブロック構成図である。
【００１０】ここでは表示パネルを有した電子機器とし
て携帯用無線通信装置を例に掲げて説明する。同装置
は、図１に示すように通信回路等を内蔵したハウジング
１と、ハウジング１の面上に設けられた表示パネルとし
ての液晶パネル２とを備えている。樹脂成型品であるハ
ウジング１の面上には、液晶パネル２だけでなく、操作
キー３、着信ランプ４等が設けられている。図中６はマ
イク、７はスピーカである。
て携帯用無線通信装置を例に掲げて説明する。同装置
は、図１に示すように通信回路等を内蔵したハウジング
１と、ハウジング１の面上に設けられた表示パネルとし
ての液晶パネル２とを備えている。樹脂成型品であるハ
ウジング１の面上には、液晶パネル２だけでなく、操作
キー３、着信ランプ４等が設けられている。図中６はマ
イク、７はスピーカである。
【００１１】同装置において最も特徴的であるのはハウ
ジング１の面上と液晶パネル２の面上との双方に、○△
×の記号列パターンが一体的なデザインとして入れられ
ている点である。但し、図中示すのはあくまで一例であ
り、文字、図形、記号、写真、模様、色彩又はこれらの
組み合わせであれば良く、このようなデザインがハウジ
ング１の面上と液晶パネル２の面上との双方に全体とし
て入れられていれば足りる。
ジング１の面上と液晶パネル２の面上との双方に、○△
×の記号列パターンが一体的なデザインとして入れられ
ている点である。但し、図中示すのはあくまで一例であ
り、文字、図形、記号、写真、模様、色彩又はこれらの
組み合わせであれば良く、このようなデザインがハウジ
ング１の面上と液晶パネル２の面上との双方に全体とし
て入れられていれば足りる。
【００１２】ハウジング１の外面上に○△×の記号列パ
ターンを入れるに当たっては、インモールドプリント又
はエアブラシによる水性プリント等の方法を採用すると
良いが、液晶パネル２の面上に○△×の記号列パターン
を入れるに当たっては次のような方法を採用している。
ターンを入れるに当たっては、インモールドプリント又
はエアブラシによる水性プリント等の方法を採用すると
良いが、液晶パネル２の面上に○△×の記号列パターン
を入れるに当たっては次のような方法を採用している。
【００１３】液晶パネル２は、ここでは図２に示すよう
なＴＮ（Twisted Nemastic) モード方式のものを用いて
いる（他の方式のものを用いてもかまわない）。液晶パ
ネル２は、背面側偏光子２１、透明電極２２、液晶層２
３、透明電極２４、前面側偏光子２５、透明板２７等が
下から順に積層された構造となっている。背面側偏光子
２１、透明電極２２、液晶層２３、透明電極２４、前面
側偏光子２５、透明板２７は、表示光（バックライト光
又は周囲光）が通過する液晶パネルの構成部材である。
なＴＮ（Twisted Nemastic) モード方式のものを用いて
いる（他の方式のものを用いてもかまわない）。液晶パ
ネル２は、背面側偏光子２１、透明電極２２、液晶層２
３、透明電極２４、前面側偏光子２５、透明板２７等が
下から順に積層された構造となっている。背面側偏光子
２１、透明電極２２、液晶層２３、透明電極２４、前面
側偏光子２５、透明板２７は、表示光（バックライト光
又は周囲光）が通過する液晶パネルの構成部材である。
【００１４】即ち、液晶パネル２は、透明電極２２、透
明電極２３との間に所定の電圧が印加されると、この電
圧に応じて液晶層２３の分子配光が変化する結果、透明
板２７上に文字、図形、記号等を表示する基本構成とな
っている。
明電極２３との間に所定の電圧が印加されると、この電
圧に応じて液晶層２３の分子配光が変化する結果、透明
板２７上に文字、図形、記号等を表示する基本構成とな
っている。
【００１５】ただ、透明板２７の裏面上には透明シール
２６が貼られている。透明シール２６には、液晶パネル
２に表すべき○△×の記号列パターンがインク等を用い
て薄く描かれている。透明シール２６の面上のうちイン
ク等が付けられた部分については、他の部分に比べて表
示光（バックライト光又は周囲光）の透過率が低いこと
から、結果として、液晶パネル２の面上には図１（Ａ）
に示すような○△×の記号列パターンが、ハウジング１
の面上に入れられた○△×の記号列パターンに比べて薄
く表される。
２６が貼られている。透明シール２６には、液晶パネル
２に表すべき○△×の記号列パターンがインク等を用い
て薄く描かれている。透明シール２６の面上のうちイン
ク等が付けられた部分については、他の部分に比べて表
示光（バックライト光又は周囲光）の透過率が低いこと
から、結果として、液晶パネル２の面上には図１（Ａ）
に示すような○△×の記号列パターンが、ハウジング１
の面上に入れられた○△×の記号列パターンに比べて薄
く表される。
【００１６】なお、透明シール２６は透明板２７の表面
上に貼るようにしても良く、液晶パネル２としての基本
機能に支障がない限り、表示光が通過する液晶パネル２
の構成部材、例えば、背面側偏光子２１、液晶層２３、
前面側偏光子２５等の各面上に貼るようにしてもかまわ
ない。
上に貼るようにしても良く、液晶パネル２としての基本
機能に支障がない限り、表示光が通過する液晶パネル２
の構成部材、例えば、背面側偏光子２１、液晶層２３、
前面側偏光子２５等の各面上に貼るようにしてもかまわ
ない。
【００１７】同装置においては、液晶パネル２の寸法に
関係なく、ハウジング１の面上にデザインを施すに当た
り、表示パネル２が何ら障害にならず、自由なデザイン
を施すことが可能となる。それ故、そのデザインにより
商品としてのアピール度を高めることが可能となる。し
かも僅かな改良のみで実現可能であることから、大きな
コストアップを招来することもない。
関係なく、ハウジング１の面上にデザインを施すに当た
り、表示パネル２が何ら障害にならず、自由なデザイン
を施すことが可能となる。それ故、そのデザインにより
商品としてのアピール度を高めることが可能となる。し
かも僅かな改良のみで実現可能であることから、大きな
コストアップを招来することもない。
【００１８】透明シール２６に○△×の記号列パターン
をインク等を用いて薄く描くようにしたのは、液晶パネ
ル２としての本来の表示内容（図３参照）が見難くなる
のを防ぐためである。だからと言って、余りに薄くし過
ぎると、目立つのはハウジング１の外面上に入れられた
○△×の記号列パターンだけであり、場合によってはデ
ザインの品位が損なわれる。
をインク等を用いて薄く描くようにしたのは、液晶パネ
ル２としての本来の表示内容（図３参照）が見難くなる
のを防ぐためである。だからと言って、余りに薄くし過
ぎると、目立つのはハウジング１の外面上に入れられた
○△×の記号列パターンだけであり、場合によってはデ
ザインの品位が損なわれる。
【００１９】この問題を回避するには、液晶パネル２上
に○△×の記号列パターンを入れるに当たり、透明シー
ル２６を用いるのではなく、図３及び図４に示すように
液晶パネル２’の本来の表示機能を用いて○△×の記号
列パターンを実際に表示させるようにすると良い。な
お、液晶パネル２’はカラー用であり、透明シール２６
が設けられておらず、これらの点が液晶パネル２と異な
っている。
に○△×の記号列パターンを入れるに当たり、透明シー
ル２６を用いるのではなく、図３及び図４に示すように
液晶パネル２’の本来の表示機能を用いて○△×の記号
列パターンを実際に表示させるようにすると良い。な
お、液晶パネル２’はカラー用であり、透明シール２６
が設けられておらず、これらの点が液晶パネル２と異な
っている。
【００２０】図３には通話時又は着信時等における同装
置の様子が示されており、液晶パネル２’には同装置と
しての本来の表示内容が表示されている。一方、図４に
は通信待機時における同装置の様子が示されており、液
晶パネル２’には図１と同様に○△×の記号列パターン
が表示されている。図１に示す装置と異なっているの
は、液晶パネル２’上に表示された○△×の記号列パタ
ーンの濃さが、その色及び背景色を含めて、ハウジング
１の面上に入れられた○△×の記号列パターンと全く同
じにされている点である。
置の様子が示されており、液晶パネル２’には同装置と
しての本来の表示内容が表示されている。一方、図４に
は通信待機時における同装置の様子が示されており、液
晶パネル２’には図１と同様に○△×の記号列パターン
が表示されている。図１に示す装置と異なっているの
は、液晶パネル２’上に表示された○△×の記号列パタ
ーンの濃さが、その色及び背景色を含めて、ハウジング
１の面上に入れられた○△×の記号列パターンと全く同
じにされている点である。
【００２１】以下、上記したような機能を有する携帯用
無線通信装置の構成を図３乃至図５を参照して説明す
る。但し、図１に示す装置と同一の構成部材については
同一の部品番号を付してその説明を省略する。
無線通信装置の構成を図３乃至図５を参照して説明す
る。但し、図１に示す装置と同一の構成部材については
同一の部品番号を付してその説明を省略する。
【００２２】同装置は、図３及び図４に示すように面上
に○△×の記号列パターンが入れられたハウジング１
と、ハウジング１の面上に設けられた液晶パネル２’
と、図５に示すように操作キー３を通じて入力された通
りの機能を実現するために同装置の全体を制御する制御
部１０等とを備えている。
に○△×の記号列パターンが入れられたハウジング１
と、ハウジング１の面上に設けられた液晶パネル２’
と、図５に示すように操作キー３を通じて入力された通
りの機能を実現するために同装置の全体を制御する制御
部１０等とを備えている。
【００２３】制御部１０はマイクロコンピュータを中心
とした基本構成となっており、大きく分けて送受信を制
御する通信制御部１１と、液晶パネル２’の表示内容を
制御する表示制御部１２から構成されている。
とした基本構成となっており、大きく分けて送受信を制
御する通信制御部１１と、液晶パネル２’の表示内容を
制御する表示制御部１２から構成されている。
【００２４】通信制御部１１はマイク７から出力された
音声信号を所定の変換を行って通信回路２０を介して電
波として送信する一方、アンテナ５にて受信された信号
が通信回路２０を介して入力されると所定の変換を行っ
て音声信号としてスピーカ７に出力する構成となってい
る。なお、通信制御部１１の構成は従来装置のものと同
一である。
音声信号を所定の変換を行って通信回路２０を介して電
波として送信する一方、アンテナ５にて受信された信号
が通信回路２０を介して入力されると所定の変換を行っ
て音声信号としてスピーカ７に出力する構成となってい
る。なお、通信制御部１１の構成は従来装置のものと同
一である。
【００２５】表示制御部１２は現在の機能に応じた所定
の数字、記号等を液晶パネル２’に表示するための画像
データを生成し、当該データをディスプレイ回路３０を
介して液晶パネル２’に出力する構成となっている。
の数字、記号等を液晶パネル２’に表示するための画像
データを生成し、当該データをディスプレイ回路３０を
介して液晶パネル２’に出力する構成となっている。
【００２６】表示制御部１２には、液晶パネル２’上に
図４に示すような○△×の記号列パターンを含んだ画像
を表示するためのデータが予め記録されたメモリ１２１
を有している。そして、通信待機時にメモリ１２１上の
当該データを読み出してディスプレイ回路３０を介して
液晶パネル２’に出力する構成となっている。メモリ１
２１には、ここでは○△×の記号列パターンが、ハウジ
ング１の面上に入れられた○△×の記号列パターンとの
間で一体的なデザインとなるように画像データの形で予
め記録されている。
図４に示すような○△×の記号列パターンを含んだ画像
を表示するためのデータが予め記録されたメモリ１２１
を有している。そして、通信待機時にメモリ１２１上の
当該データを読み出してディスプレイ回路３０を介して
液晶パネル２’に出力する構成となっている。メモリ１
２１には、ここでは○△×の記号列パターンが、ハウジ
ング１の面上に入れられた○△×の記号列パターンとの
間で一体的なデザインとなるように画像データの形で予
め記録されている。
【００２７】同装置は上記にような構成となっているの
で、液晶パネル２’上には、通信待機時に図４に示すよ
うな○△×の記号列パターンが表示される。このとき表
示される○△×の記号列パターンは、その色や背景色も
含めて、ハウジング１の面上に入れられた○△×の記号
列パターンのものと同じとなる。
で、液晶パネル２’上には、通信待機時に図４に示すよ
うな○△×の記号列パターンが表示される。このとき表
示される○△×の記号列パターンは、その色や背景色も
含めて、ハウジング１の面上に入れられた○△×の記号
列パターンのものと同じとなる。
【００２８】よって、同装置を見る人にしてみれば、液
晶パネル２’を意識することなく、同装置の全体に一つ
のデザインが施されているように見え、特に、商標やキ
ャラクター等を入れると、商品としてのアピール度を高
めることが可能となる。
晶パネル２’を意識することなく、同装置の全体に一つ
のデザインが施されているように見え、特に、商標やキ
ャラクター等を入れると、商品としてのアピール度を高
めることが可能となる。
【００２９】ここでは、操作キー３に含まれる電源スイ
ッチが押されてＯＮにされると、図４に示す画面が表示
されるが、その後、電源スイッチが押されると、本来の
通信待機時の画面（図３参照）に切り替わるようになっ
ている。この状態で、電源スイッチが再び押されると、
図４に示す画面が再び表示されるようになっている。
ッチが押されてＯＮにされると、図４に示す画面が表示
されるが、その後、電源スイッチが押されると、本来の
通信待機時の画面（図３参照）に切り替わるようになっ
ている。この状態で、電源スイッチが再び押されると、
図４に示す画面が再び表示されるようになっている。
【００３０】なお、液晶パネル２’の表示内容を動画と
し、その一態様が図４に示すように表示されるようにし
ても良い。また、デザインの内容によっては、表示パネ
ル２’としての本来の表示内容と一緒に表示させるよう
にしても良い。
し、その一態様が図４に示すように表示されるようにし
ても良い。また、デザインの内容によっては、表示パネ
ル２’としての本来の表示内容と一緒に表示させるよう
にしても良い。
【００３１】一方、通話時、着信時等又は何らかの操作
キー３が押された時等には、液晶パネル２’は図３に示
すような通常通りの表示内容に自動的に戻ることから、
本来の表示内容が見難くなることがなく、同装置の本来
の機能が損なわれない。しかも僅かな改良のみで実現可
能であることから、大きなコストアップも招来しない。
キー３が押された時等には、液晶パネル２’は図３に示
すような通常通りの表示内容に自動的に戻ることから、
本来の表示内容が見難くなることがなく、同装置の本来
の機能が損なわれない。しかも僅かな改良のみで実現可
能であることから、大きなコストアップも招来しない。
【００３２】なお、本発明の表示パネルを有した電子機
器は携帯用無線通信装置だけの適用に止まらす、ハウジ
ングの面上と表示パネルの面上との双方に文字、図形、
記号、模様、色彩及び／又は写真が一体的なデザインと
して入れられた構成である限り、電子手帳、ノート型パ
ソコン等にも同様に適用可能である。
器は携帯用無線通信装置だけの適用に止まらす、ハウジ
ングの面上と表示パネルの面上との双方に文字、図形、
記号、模様、色彩及び／又は写真が一体的なデザインと
して入れられた構成である限り、電子手帳、ノート型パ
ソコン等にも同様に適用可能である。
【００３３】ハウジングのついては、外面上に段差部分
等があると、所望の文字等を入れ難い傾向があることか
ら、流線形のもの、例えばタマゴ型のものを用いるよう
にしても良い。表示パネルについても液晶パネルに限定
されず、ブラズマディスプレイやブラウン管を用いても
かまわず、モノクロ、カラーの何れを用いても良い。表
示パネルの面上に文字等を入れるに当たり、表示パネル
の表示機能を用いたり、表示光が透過する構成部材の面
上に透明シールを貼る等の方法の他、透明板の面上に部
分的に凹凸等を付けて光散乱を生じさせる方法等を採用
してもかまわない。
等があると、所望の文字等を入れ難い傾向があることか
ら、流線形のもの、例えばタマゴ型のものを用いるよう
にしても良い。表示パネルについても液晶パネルに限定
されず、ブラズマディスプレイやブラウン管を用いても
かまわず、モノクロ、カラーの何れを用いても良い。表
示パネルの面上に文字等を入れるに当たり、表示パネル
の表示機能を用いたり、表示光が透過する構成部材の面
上に透明シールを貼る等の方法の他、透明板の面上に部
分的に凹凸等を付けて光散乱を生じさせる方法等を採用
してもかまわない。
【００３４】
【発明の効果】以上、本発明の請求項１、２、３、４に
係る表示パネルを有した電子機器による場合、ハウジン
グの面上と表示パネルの面上との双方に文字、図形、記
号、模様、色彩及び／又は写真が一体的なデザインとし
て入れられた構成となっているので、ハウジングの面上
に文字等を入れてデザインを施すに当たり、表示パネル
が何ら障害にならず、自由なデザインを施すことが可能
となる。それ故、そのデザインにより商品としてのアピ
ール度を高めることが可能となる。
係る表示パネルを有した電子機器による場合、ハウジン
グの面上と表示パネルの面上との双方に文字、図形、記
号、模様、色彩及び／又は写真が一体的なデザインとし
て入れられた構成となっているので、ハウジングの面上
に文字等を入れてデザインを施すに当たり、表示パネル
が何ら障害にならず、自由なデザインを施すことが可能
となる。それ故、そのデザインにより商品としてのアピ
ール度を高めることが可能となる。
【００３５】本発明の請求項５に係る携帯用無線通信装
置による場合、文字、図形、記号、模様、色彩及び／又
は写真の全体若しくはその一部を、ハウジングの面上に
入れられた文字、図形、記号、模様、色彩及び／又写真
の全体若しくはその一部との間で一体的なデザインとな
るように、液晶パネル上に表示する構成となっているの
で、請求項１、２、３、４と同等のメリットを奏する。
しかも通信待機時に表示される構成となっているので、
液晶パネルの本来の表示内容が見難くなることがなく、
同装置の本来の機能が損なわれることもない。
置による場合、文字、図形、記号、模様、色彩及び／又
は写真の全体若しくはその一部を、ハウジングの面上に
入れられた文字、図形、記号、模様、色彩及び／又写真
の全体若しくはその一部との間で一体的なデザインとな
るように、液晶パネル上に表示する構成となっているの
で、請求項１、２、３、４と同等のメリットを奏する。
しかも通信待機時に表示される構成となっているので、
液晶パネルの本来の表示内容が見難くなることがなく、
同装置の本来の機能が損なわれることもない。
【図１】本発明の実施の形態を説明するための図であっ
て、（Ａ）（Ｂ）は携帯用無線通信装置の前面側、裏面
側の斜視図である。
て、（Ａ）（Ｂ）は携帯用無線通信装置の前面側、裏面
側の斜視図である。
【図２】同装置の液晶パネルの断面図である。
【図３】携帯用無線通信装置の別の実施形態を説明する
ための図であって、通話時等であるときの同装置の斜視
図である。
ための図であって、通話時等であるときの同装置の斜視
図である。
【図４】通信待機時であるときの同装置の斜視図であ
る。
る。
【図５】同装置のブロック構成図である。
１ ハウジング ２ 液晶パネル
Claims (5)
- 【請求項１】 ハウジングと、前記ハウジングに設けら
れた表示パネルとを備えており、前記ハウジングの面上
と前記表示パネルの面上との双方に文字、図形、記号、
模様、色彩及び／又は写真が一体的なデザインとして入
れられていることを特徴とする表示パネルを有した電子
機器。 - 【請求項２】 請求項１記載の表示パネルを有した電子
機器において、前記表示パネルとして液晶パネルが用い
られていることを特徴とする表示パネルを有した電子機
器。 - 【請求項３】 請求項２記載の表示パネルを有した電子
機器において、前記液晶パネルにおける表示光が透過す
る構成部材の面上には透明シールが貼られており、前記
透明シールには、文字、図形、記号、模様、色彩及び／
又は写真の全体若しくはその一部が薄く描かれているこ
とを特徴とする表示パネルを有した電子機器。 - 【請求項４】 請求項１又は２記載の表示パネルを有し
た電子機器において、前記表示パネル上に、文字、図
形、記号、模様、色彩及び／又は写真の全体若しくはそ
の一部を表示することが可能な構成となっていることを
特徴とする表示パネルを有した電子機器。 - 【請求項５】 面上に文字、図形、記号、模、色彩及び
／又は写真の全体若しくはその一部が入れられたハウジ
ングと、前記ハウジングに設けられた液晶パネルと、前
記液晶パネルの表示内容を制御する表示制御部とを備え
ており、前記表示制御部は、文字、図形、記号、模様、
色彩及び／又は写真の全体若しくはその一部を、前記ハ
ウジングの面上に入れられた文字、図形、記号、模様、
色彩及び／又写真の全体若しくはその一部との間で一体
的なデザインとなるように、前記液晶パネル上に表示す
るためのデータがメモリに予め記録されており、通信待
機時に前記メモリ上の当該データを読み出して前記液晶
パネルに出力する構成となっていることを特徴とする携
帯用無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044914A JP2001237934A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044914A JP2001237934A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線通信装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002122504A Division JP2003037660A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 携帯用無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001237934A true JP2001237934A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18567600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000044914A Pending JP2001237934A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 表示パネルを有した電子機器及び携帯用無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001237934A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005071927A1 (ja) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Vodafone K.K. | 移動体通信端末用ケーシング、移動体通信端末、サーバ装置及び移動体通信システム |
| JP2005210322A (ja) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Vodafone Kk | 移動体通信端末、サーバ装置及び移動体通信システム |
| JP2013515285A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-05-02 | アップル インコーポレイテッド | 電子装置に化粧的魅力をもたせる二色性ガラス |
| CN114789525A (zh) * | 2021-01-26 | 2022-07-26 | 深圳市万普拉斯科技有限公司 | 壳体制作方法、壳体及电子设备 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044914A patent/JP2001237934A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005071927A1 (ja) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Vodafone K.K. | 移動体通信端末用ケーシング、移動体通信端末、サーバ装置及び移動体通信システム |
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| JP2013515285A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-05-02 | アップル インコーポレイテッド | 電子装置に化粧的魅力をもたせる二色性ガラス |
| CN114789525A (zh) * | 2021-01-26 | 2022-07-26 | 深圳市万普拉斯科技有限公司 | 壳体制作方法、壳体及电子设备 |
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