JP2001237887A - 通信システムおよびそのオンデマンド通信方法ならびに記録媒体 - Google Patents

通信システムおよびそのオンデマンド通信方法ならびに記録媒体

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JP2001237887A
JP2001237887A JP2000047417A JP2000047417A JP2001237887A JP 2001237887 A JP2001237887 A JP 2001237887A JP 2000047417 A JP2000047417 A JP 2000047417A JP 2000047417 A JP2000047417 A JP 2000047417A JP 2001237887 A JP2001237887 A JP 2001237887A
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Hirohide Tachikawa
博英 立川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンデマンド通信時に、複数の端末が同一の
情報を要求した場合の、サーバ及びネットワークの無駄
な負荷を削減することができる通信システムおよびその
オンデマンド通信方法ならびに記録媒体を提供する。 【解決手段】 従来と異なり、図1においてサーバ1と
端末4〜6との間では、1対多の関係でパケット通信が
行われる。すなわち、サーバ1は、複数の端末4〜6か
らパケット通信要求がなされた場合に、同一パケット8
を複数の端末4〜6に対して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1台以
上のサーバと複数の端末とをネットワークで接続するこ
とにより構成される通信システムおよびそのオンデマン
ド通信方法ならびに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のインターネットの普及や高速なネ
ットワーク技術の確立を背景に、オンデマンド通信と呼
ばれる配信方式が注目されている。
【0003】オンデマンド通信では、従来の一方的な発
信側から受信側への配信と異なり、発信側と受信側のイ
ンタラクティブな通信が行われる。一般的な例をあげれ
ば、ユーザ側からのリクエストを受けて、プロバイダ
(サーバ)側からユーザの要求にあった音楽、あるいは
映像を提供することが考えられる。
【0004】このようなオンデマンド通信は、複数の端
末からの要求をサーバが受け、各々の端末が要求するデ
ータを、サーバ側からおのおのの端末へパケット単位で
通信することによって実現される。このためには、サー
バから各端末への1対1配信を、時分割で高速に行うこ
とが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、各々の端末に対して1対1通信を行うため、
ネットワークに必要はスループットが端末の数に比例し
て増加してしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、オンデマンド通信時に、複数の端末が同
一の情報を要求した場合の、サーバ及びネットワークの
無駄な付加を削減することができる通信システムおよび
そのオンデマンド通信方法ならびに記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の通信システムは、少なくとも1台以上の
サーバと複数の端末とをネットワークで接続することに
より構成される通信システムにおいて、前記サーバは、
オンデマンド通信を行うときは、前記複数の端末に対し
て単一のパケットを同時に送出することを特徴とする。
【0008】請求項2の通信システムは、上記請求項1
の通信システムにおいて、前記端末は、前記サーバから
送出されたパケットに含まれる所定の構成要素を参照す
ることにより、そのパケットの受信対象端末に当該端末
が含まれているか否かを判別する判別手段を備えること
を特徴とする。
【0009】請求項3の通信システムは、上記請求項1
または2の通信システムにおいて、前記サーバは、前記
複数の端末に単一のパケットを送出するのに先だって、
送出するパケットの受信対象端末に対して、前記単一の
パケットの受信に必要な設定変更のためのパケットを送
出することを特徴とする。
【0010】請求項4の通信システムは、上記請求項1
〜3のいずれか1項の通信システムにおいて、前記サー
バは、前記オンデマンド通信を用いてデジタルコンテン
ツを配信する場合に、同一コンテンツを含む複数のパケ
ットを時系列にシフトさせて配信するとともに、前記複
数のパケットそれぞれに対して複数の受信対象端末を設
定することを特徴とする。
【0011】請求項5のオンデマンド通信方法は、少な
くとも1台以上のサーバと複数の端末とをネットワーク
で接続することにより構成される通信システムのオンデ
マンド通信方法において、前記サーバは、オンデマンド
通信を行うときは、前記複数の端末に対して単一のパケ
ットを同時に送出することを特徴とする。
【0012】請求項6のオンデマンド通信方法は、上記
請求項5のオンデマンド通信方法において、前記端末
は、前記サーバから送出されたパケットに含まれる所定
の構成要素を参照することにより、そのパケットの受信
対象端末に当該端末が含まれているか否かを判別するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項7のオンデマンド通信方法は、上記
請求項5または6のオンデマンド通信方法において、前
記サーバは、前記複数の端末に単一のパケットを送出す
るのに先だって、送出するパケットの受信対象端末に対
して、前記単一のパケットの受信に必要な設定変更のた
めのパケットを送出することを特徴とする。
【0014】請求項8のオンデマンド通信方法は、上記
請求項5〜7のいずれか1項のオンデマンド通信方法に
おいて、前記サーバは、前記オンデマンド通信を用いて
デジタルコンテンツを配信する場合に、同一コンテンツ
を含む複数のパケットを時系列にシフトさせて配信する
とともに、前記複数のパケットそれぞれに対して複数の
受信対象端末を設定することを特徴とする。
【0015】請求項9の記録媒体は、少なくとも1台以
上のサーバと複数の端末とをネットワークで接続するこ
とにより構成される通信システムのコンピュータにより
読取可能な形式でオンデマンド通信プログラムを記録し
た記録媒体において、前記オンデマンド通信プログラム
は、前記サーバから前記複数の端末に対して単一のパケ
ットを同時に送出させる工程を含むことを特徴とする。
【0016】請求項10の記録媒体は、上記請求項9の
記録媒体において、前記オンデマンド通信プログラム
は、前記端末が、前記サーバから送出されたパケットに
含まれる所定の構成要素を参照することにより、そのパ
ケットの受信対象端末に当該端末が含まれているか否か
を判別する工程を含むことを特徴とする。
【0017】請求項11の記録媒体は、上記請求項9ま
たは10の記録媒体において、前記オンデマンド通信プ
ログラムは、前記サーバから前記複数の端末に単一のパ
ケットを送出するのに先だって、送出するパケットの受
信対象端末に対して、前記単一のパケットの受信に必要
な設定変更のためのパケットを送出する工程を含むこと
を特徴とする。
【0018】請求項12の記録媒体は、上記請求項9〜
11のいずれか1項の記録媒体において、前記オンデマ
ンド通信プログラムは、前記サーバからデジタルコンテ
ンツを配信する場合に、同一コンテンツを含む複数のパ
ケットを時系列にシフトさせて配信するとともに、前記
複数のパケットそれぞれに対して複数の受信対象端末を
設定する工程を含むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
【0020】(第1実施形態)まず、図1を参照して、
本発明の第1実施形態を説明する。
【0021】図1は、本実施形態に係る通信システムの
構成を示す説明図である。同図において、1は、複数の
端末2〜7との間でパケット通信を行うことができるサ
ーバである。端末2〜7は、サーバ1の管理するネット
ワークに接続されている。
【0022】同図において、サーバ1は、複数の端末と
の間で通信を行う際、パケット単位で通信を行う。従来
は、例えば図1においてサーバ1と端末2、3及び7と
の間の通信として示されているように、各パケットは、
サーバ1と各端末との間の1対1通信として処理されて
いた。従って、パケット通信要求を出す端末が増加すれ
ばするほど、サーバ1の付加も増加することになる。
【0023】これに対して、本願発明では、例えば図1
においてサーバ1と端末4〜6との間の通信として示さ
れているように、1対多の関係でパケット通信が行われ
る。すなわち、サーバ1は、複数の端末4〜6からパケ
ット通信要求がなされた場合に、同一パケット8を複数
の端末4〜6に対して送信する。
【0024】このように、本実施形態によれば、同一パ
ケット8を複数の端末4〜6に対して送信するようにし
たので、複数の端末からパケット通信の要求がなされた
場合のサーバ1及びネットワークの負荷が、端末の数に
正比例して増大することを抑制することができる。
【0025】また、例えばオンデマンド通信による音楽
や映像等のデジタルコンテンツを配信する際、図1に示
すように1対1パケット通信と1対多パケット通信の共
存という形態をとることにより、複数の端末からパケッ
ト通信の要求がなされた場合のサーバ1及びネットワー
クの負荷が、端末の数に正比例して増大することを抑制
することができるとともに、従来のオンデマンド通信に
も対応可能となる。
【0026】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を、図2を参照して説明する。
【0027】図2は、本実施形態に係る通信システムに
おいて、オンデマンド通信を行う際に送信されるパケッ
トの構成を示す説明図である。同図において、20はパ
ケットの全体構成を示しており、21はパケット20に
含まれるパケットヘッダの構成を示している。パケット
ヘッダ21は、パケット送信先のアドレスを示すアドレ
ス情報格納エリア22と、パケットの種類を示すタイプ
情報格納エリア23と、パケットタイプ変更の通知を行
うためのパケットチェンジリクエストエリア24と、パ
ケットヘッダ全体のエラーチェックに使用されるパリテ
ィ情報エリアとからなる。
【0028】本実施形態においては、サーバ1と複数の
端末2〜7との間の通信形態として、第1実施形態で説
明したものと同様に、1対1のものと1対多のものとが
混在する。これら2つの通信形態に柔軟に対応するた
め、パケット20内のパケットヘッダ21部分にアドレ
ス情報格納エリア22とタイプ情報格納エリア23とを
設け、そのパケットを受けた端末では、当該パケットの
送信先に自機が含まれるか否かの判定を行う。
【0029】先ず、各端末は、受信したパケットのパケ
ットヘッダ21のタイプ情報格納エリア23を参照す
る。このエリアには、当該パケットが1対1通信のパケ
ットであるか、1対多通信のパケットであるかを判別す
るためのビットが設定されており、そのビットが1対1
通信を示していた場合は、一般のネットワーク通信方式
である1対1通信が実行される。そのとき、アドレス情
報格納エリア22には、送信対象となる端末のアドレス
情報が格納されている。
【0030】一方、タイプ情報格納エリア23内の判別
ビットが1対多通信を示していた場合は、アドレス情報
格納エリア22を参照して、そこに含まれているアドレ
スが自分の要求したサービスアドレスと一致しているか
否かを判別し、自機の要求したサービスアドレスである
場合には、そのパケットを受信する処理を行う。また、
サービスアドレスが異なる場合は、自機の要求したパケ
ットではないので、受信処理を行わない。
【0031】パケットをこのように構成することによ
り、本実施形態によれば。パケットに含まれる所定の構
成要素を監視することにより、そのパケットが自機宛の
ものであるか否かを判別し、自機宛でない場合にはその
パケットを受信しないようにできる。従って、ユーザに
過大な負担をかけずに1対多通信と1対1通信とを共存
させることが可能となる。
【0032】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について、上述した図2を流用して説明する。
【0033】本実施形態では、各端末において1対1通
信であるか1対多通信であるかに応じて自機の受信モー
ドを変更するようにしたものである。
【0034】各端末2〜7は、最初は通常通信状態(1
対1通信のパケットのみを受信する状態)にある。オン
デマンド通信環境下においては、複数の端末からサーバ
1に対して自機が視聴を希望するデジタルコンテンツを
配信する要求を出すと、サーバ1はその要求に応える形
式で、各端末がサーバ1にリクエストした各々のデジタ
ルコンテンツに対して個別のサービスアドレスを割り当
て、同一コンテンツを要求した端末それぞれに対して、
要求したコンテンツに割り当てたサービスアドレスを、
1対1のパケット通信を利用して通知する。この目的の
為に、パケットヘッダ21内にタイプチェンジリクエス
トエリア(TCR)を設け、そのエリアに一定の設定が
なされたパケットを受信した端末は、その時、同時にサ
ーバ1から与えられるサービスアドレスを端末内に取り
こむ。これ以降、この設定を受けた端末は、自機のアド
レスに対応する1対1のパケットと、自機が要求しサー
バから通知されたサービスアドレスに対応した1対多の
パケットを受信することができる。
【0035】その後、1対多のパケットとして送出され
るデジタルコンテンツ全体の送信が終了すると、サーバ
1は各端末へのサービスアドレス通知処理と同様に、要
求されたコンテンツの送信が終了した旨のパケットを1
対1または1対多のパケットを用いて端末に通知する。
その通知を受けた端末は、以前に記憶していたサービス
アドレスを破棄し、1対1のパケットのみを受信する通
常状態に復帰する。この際のサービス終了通知時にも、
TCRエリアを利用することができる。すなわち、そこ
にある一定の値を設定したパケットを1対1、あるいは
1対多の形式でサーバから受信した端末は、上記のサー
ビスアドレス破棄処理を実行する。
【0036】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、各端末は常に1対多通信を可能な状態にある必要は
なく、要求されたときにだけ1対多通信が可能となるよ
うに各端末が受信モードを変更できるように、サーバ1
から各端末へのコンテンツ配信前に、受信モードを変更
するためのパケット送信するようにしたので、各端末で
は常に1対1通信のパケットと1対多通信のパケットの
両方を監視する必要がなくなる。すなわち、ユーザある
いは各端末に過大な負担をかけることなく、最適な環境
でオンデマンド通信を行うことが可能となる。
【0037】(第4実施形態)次に、本発明の第4実施
形態を、図3を参照して説明する。
【0038】音楽や映像といったデジタルコンテンツ
は、開始から終了するまで数分から数時間の時間が必要
である。従って、1対多のパケット通信によるデジタル
コンテンツ配信を行う場合には、1曲または1本のコン
テンツが終了するのをまって新規配信を行っていたので
は、ユーザが配信要求を出してからそのコンテンツを受
信するまで、数分から数時間の待ち時間が必要となると
いう問題がある。本実施形態では、かかる不具合に対処
するものである。
【0039】図3は、本実施形態に係る通信システムに
おいて実行されるオンデマンド通信時のデータの流れを
示す説明図である。
【0040】同図において、縦方向に時間軸をとってあ
り、時間の経過とともにサーバ1と各端末a〜fとの間
でやりとりされるパケットの動きを横方向に示してい
る。
【0041】図に示すように、オンデマンド通信環境下
に1台のサーバ1と複数の端末a〜fが接続されている
場合、サーバ1は端末からの要求に応じて複数のコンテ
ンツを配信することができる。
【0042】ここで、ある一定の時間を基準時間(0
秒)と定義して、その時点からのサーバ1と各端末間の
パケットの動きを説明する。
【0043】サーバ1は、まず、端末aからコンテンツ
Aの配信要求を受信するが、すぐにコンテンツAの配信
を開始せず、端末aからの配信要求を受信してから所定
時間(例えば10秒)経過するまで、その他の端末からの
同一コンテンツに対する配信要求を待つ。その所定時間
の間に端末bからのコンテンツBの配信要求と端末cか
らのコンテンツAの配信要求とがなされた場合、サーバ
1は、所定時間経過後に、端末aと端末cとに対するコ
ンテンツAの1対多配信を開始するとともに、端末bに
対してコンテンツBの1対1配信を開始する。端末a及
び端末cに対するコンテンツAの配信開始後、次の所定
時間(10秒)の間に、新たにコンテンツAの配信要求
を端末eから受信した場合は、その所定時間の経過後す
なわち基準時間から20秒経過後に、端末a及び端末c
に対して配信を開始したコンテンツAに対し相対的に1
0秒間のオフセットを持たせたコンテンツAの配信を、
端末eに対して開始する。
【0044】そして、次の一定時間すなわち基準時間か
ら20秒〜30秒の間に他の端末から配信要求がなされ
ず、更にその次の一定時間すなわち基準時間から30秒
〜40秒の間に端末dと端末fからコンテンツAの配信
要求がなされた場合、サーバ1は、基準時間から40秒
経過後に、端末a及び端末cに対して配信しているコン
テンツAに対し相対的に30秒のオフセットを持たせた
コンテンツAの配信を、端末d及び端末fに対して開始
する。
【0045】このように、最初の配信開始から、他の端
末に対する配信を開始するまでの時間に応じてコンテン
ツにオフセットを持たせることにより、1対多のオンデ
マンド通信を実現しながらも、各端末に対してはサーバ
への配信要求がなされてから所定時間(ここでは10
秒)以内にコンテンツの配信を開始することが可能とな
る。従って、オンデマンド通信で複数端末に同一パケッ
トを配信する場合に問題となる端末側の待ち時間を減少
させ、ユーザがオンデマンド配信を快適に享受できる環
境を提供することができるようになる。
【0046】(他の実施形態)なお、上述した各実施形
態においては、サーバ1台に対してネットワークを介し
て複数の端末が接続されている通信システムについて説
明したが、このような形態に限られるものでないことは
いうまでもない。
【0047】また、上記各実施形態として説明したオン
デマンド通信機能が、サーバコンピュータ及び各端末に
対して外部からインストールされるプログラムによって
遂行されていてもよい。その場合、その機能が、CD−
ROMやフラッシュメモリやFD等の情報記憶媒体によ
り、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体か
ら、プログラムを含む情報群をサーバまたは端末のRA
M等にロードすることにより、サーバまたは端末装置内
のCPUに供給される場合でも本発明は適用されるもの
である。
【0048】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0049】プログラムコードを供給する為の記憶媒体
としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0050】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
はいうまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の通信シ
ステムまたは請求項5のオンデマンド通信方法によれ
ば、少なくとも1台以上のサーバと複数の端末とをネッ
トワークで接続することにより構成される通信システム
のオンデマンド通信方法において、前記サーバは、オン
デマンド通信を行うときは、前記複数の端末に対して単
一のパケットを同時に送出するようにしたので、オンデ
マンド通信時に、複数の端末が同一の情報を要求した場
合の、サーバ及びネットワークの無駄な負荷を削減する
ことができるという効果が得られる。
【0053】請求項2の通信システムまたは請求項6の
オンデマンド通信方法によれば、前記端末は、前記サー
バから送出されたパケットに含まれる所定の構成要素を
参照することにより、そのパケットの受信対象端末に当
該端末が含まれているか否かを判別するようにしたの
で、例えば自機宛でない場合にはそのパケットを受信し
ないようにできる。従って、ユーザに過大な負担をかけ
ずに1対多通信と1対1通信とを共存させることができ
るという効果が得られる。
【0054】請求項3の通信システムまたは請求項7の
オンデマンド通信方法によれば、前記サーバは、前記複
数の端末に単一のパケットを送出するのに先だって、送
出するパケットの受信対象端末に対して、前記単一のパ
ケットの受信に必要な設定変更のためのパケットを送出
するようにしたので、ユーザあるいは各端末に過大な負
担をかけることなく、最適な環境でオンデマンド通信を
行うことが可能となるという効果が得られる。
【0055】請求項4の通信システムまたは請求項8の
オンデマンド通信方法によれば、前記サーバは、前記オ
ンデマンド通信を用いてデジタルコンテンツを配信する
場合に、同一コンテンツを含む複数のパケットを時系列
にシフトさせて配信するとともに、前記複数のパケット
それぞれに対して複数の受信対象端末を設定するように
したので、ユーザあるいは各端末に過大な負担をかける
ことなく、オンデマンド通信を行うことが可能となると
ともに、オンデマンド通信時に複数端末に同一パケット
の配信を行う場合に問題となる端末側の待ち時間を減ら
し、ユーザがオンデマンド通信を快適に享受できるとい
う効果が得られる。
【0056】請求項9の記録媒体によれば、少なくとも
1台以上のサーバと複数の端末とをネットワークで接続
することにより構成される通信システムのコンピュータ
により読取可能な形式でオンデマンド通信プログラムを
記録した記録媒体において、前記オンデマンド通信プロ
グラムは、前記サーバから前記複数の端末に対して単一
のパケットを同時に送出させる工程を含むようにしたの
で、かかるプログラムを従来の通信システムのコンピュ
ータに読み取らせて実行させることにより、上記請求項
1の通信システムと同様の効果を得ることができる。
【0057】請求項10の記録媒体によれば、前記オン
デマンド通信プログラムは、前記端末が、前記サーバか
ら送出されたパケットに含まれる所定の構成要素を参照
することにより、そのパケットの受信対象端末に当該端
末が含まれているか否かを判別する工程を含むようにし
たので、かかるプログラムを従来の通信システムのコン
ピュータに読み取らせて実行させることにより、上記請
求項2の通信システムと同様の効果を得ることができ
る。
【0058】請求項11の記録媒体によれば、前記オン
デマンド通信プログラムは、前記サーバから前記複数の
端末に単一のパケットを送出するのに先だって、送出す
るパケットの受信対象端末に対して、前記単一のパケッ
トの受信に必要な設定変更のためのパケットを送出する
工程を含むようにしたので、かかるプログラムを従来の
通信システムのコンピュータに読み取らせて実行させる
ことにより、上記請求項3の通信システムと同様の効果
を得ることができる。
【0059】請求項12の記録媒体によれば、前記オン
デマンド通信プログラムは、前記サーバからデジタルコ
ンテンツを配信する場合に、同一コンテンツを含む複数
のパケットを時系列にシフトさせて配信するとともに、
前記複数のパケットそれぞれに対して複数の受信対象端
末を設定する工程を含むようにしたので、かかるプログ
ラムを従来の通信システムのコンピュータに読み取らせ
て実行させることにより、上記請求項4の通信システム
と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信システムの構
成を示す説明図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る通信システムにお
いて、オンデマンド通信を行う際に送信されるパケット
の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の第4実施形態に係る通信システムにお
いて実行されるオンデマンド通信時のデータの流れを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2〜7 端末 20 パケット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台以上のサーバと複数の端
    末とをネットワークで接続することにより構成される通
    信システムにおいて、 前記サーバは、オンデマンド通信を行うときは、前記複
    数の端末に対して単一のパケットを同時に送出すること
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記端末は、前記サーバから送出された
    パケットに含まれる所定の構成要素を参照することによ
    り、そのパケットの受信対象端末に当該端末が含まれて
    いるか否かを判別する判別手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記複数の端末に単一の
    パケットを送出するのに先だって、送出するパケットの
    受信対象端末に対して、前記単一のパケットの受信に必
    要な設定変更のためのパケットを送出することを特徴と
    する請求項1または2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記オンデマンド通信を
    用いてデジタルコンテンツを配信する場合に、同一コン
    テンツを含む複数のパケットを時系列にシフトさせて配
    信するとともに、前記複数のパケットそれぞれに対して
    複数の受信対象端末を設定することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも1台以上のサーバと複数の端
    末とをネットワークで接続することにより構成される通
    信システムのオンデマンド通信方法において、 前記サーバは、オンデマンド通信を行うときは、前記複
    数の端末に対して単一のパケットを同時に送出すること
    を特徴とするオンデマンド通信方法。
  6. 【請求項6】 前記端末は、前記サーバから送出された
    パケットに含まれる所定の構成要素を参照することによ
    り、そのパケットの受信対象端末に当該端末が含まれて
    いるか否かを判別することを特徴とする請求項5記載の
    オンデマンド通信方法。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、前記複数の端末に単一の
    パケットを送出するのに先だって、送出するパケットの
    受信対象端末に対して、前記単一のパケットの受信に必
    要な設定変更のためのパケットを送出することを特徴と
    する請求項5または6記載のオンデマンド通信方法。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、前記オンデマンド通信を
    用いてデジタルコンテンツを配信する場合に、同一コン
    テンツを含む複数のパケットを時系列にシフトさせて配
    信するとともに、前記複数のパケットそれぞれに対して
    複数の受信対象端末を設定することを特徴とする請求項
    5〜7のいずれか1項記載のオンデマンド通信方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1台以上のサーバと複数の端
    末とをネットワークで接続することにより構成される通
    信システムのコンピュータにより読取可能な形式でオン
    デマンド通信プログラムを記録した記録媒体において、
    前記オンデマンド通信プログラムは、前記サーバから前
    記複数の端末に対して単一のパケットを同時に送出させ
    る工程を含むことを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記オンデマンド通信プログラムは、
    前記端末が、前記サーバから送出されたパケットに含ま
    れる所定の構成要素を参照することにより、そのパケッ
    トの受信対象端末に当該端末が含まれているか否かを判
    別する工程を含むことを特徴とする請求項9記載の記録
    媒体。
  11. 【請求項11】 前記オンデマンド通信プログラムは、
    前記サーバから前記複数の端末に単一のパケットを送出
    するのに先だって、送出するパケットの受信対象端末に
    対して、前記単一のパケットの受信に必要な設定変更の
    ためのパケットを送出する工程を含むことを特徴とする
    請求項9または10記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記オンデマンド通信プログラムは、
    前記サーバからデジタルコンテンツを配信する場合に、
    同一コンテンツを含む複数のパケットを時系列にシフト
    させて配信するとともに、前記複数のパケットそれぞれ
    に対して複数の受信対象端末を設定する工程を含むこと
    を特徴とする請求項9〜11のいずれか1項記載の記録
    媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636773B2 (en) 2003-01-21 2009-12-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Information transmission apparatus and information transmission method
US7791750B2 (en) 2003-12-03 2010-09-07 Omron Corporation Image processing system, method of controlling the image processing system, and program for a peripheral apparatus in the system

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