JP2001237747A - 遠端漏話を補償するdsl伝送システム - Google Patents
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Abstract
端漏話を除去することが可能なキャンセラ回路を提供す
る。 【解決手段】行列積H*Mが対角となるように、送信前
に、ベクトルS=(Si),i=1〜nを先補償行列Mで乗算
する先補償手段を含み、Hは、R=H*Sによって規定
された複数の伝送チャネルの伝達行列であり、R=(R
i),i=1〜nはモデムでそれぞれ受信された離散マルチト
ーンシンボルRiのベクトルである、遠端漏話除去回路
によって達成される。
Description
線伝送システムに関する。特に、離散マルチトーン伝送
(DMT)に基づくより対電話回線で高速通信を可能と
するものに関する。本発明は、詳細には、このような伝
送システムの遠端に配置されたモデムによって誘発され
る漏話信号を補償するための遠端漏話(FEXT)キャ
ンセラに関する。
のDSL伝送システムにおける送信器(TX)及び受信
器(RX)の部分を含むモデムを概略的に表している。
データXのシリアルストリームは、例えばQAM(直交
振幅変調)の星座のシンボルに各データをマップするマ
ッパ回路(mapper circuit)11へ入力される。次に、マ
ップされた値は、シリアル−パラレルコンバータ12に
よってN個の成分のS個の組に変換される。この組の各
成分は、周波数領域係数(frequency domain coefficien
t)とみなされる。以下でDMTシンボルとも称される周
波数領域係数のこの組は、逆高速フーリエ変換(IFF
T)回路13へ入力される。該回路は、サンプルの時間
領域ブロックを生成し、該回路の次に、パラレル/シリ
アルコンバータ(P/S)が接続される。それゆえ、こ
の時間領域ブロックは、種々の周波数のN個の正弦波サ
ブキャリアの和である。その振幅は、IFFT回路で受
信された、対応する周波数領域係数によって決定され
る。
生じたシンボル内干渉(ISI)及びキャリア内干渉
(ICI)を除去するか又は少なくとも減衰させるため
に、ブロック19内で周期的に先フィックス(cp)及
びサフィックス(cs)が付加され、ハイブリッド回線
インタフェース18を介して電話回線10へ送信され
る。回線インタフェース18もまた、回線10に接続さ
れた他方のモデムから送信されてくる時間領域ブロック
を受信する。
くる時間領域ブロックは、先フィックス及びサフィック
スを削除するブロック19´と、各ブロックに対してN
個の周波数領域係数を計算するシリアル/パラレルコン
バータ(S/P)とを介して、高速フーリエ変換(FF
T)回路14へ入力される。次に、N個の周波数領域係
数は、各周波数成分によって受けた減衰及び位相シフト
に対して補償する等化器15へ入力される。次に、等化
された値は、パラレル−シリアルコンバータ16によっ
てN個の複素数R(fj)のストリームにシリアル化され
る。次に、それらの最も近く(closest)に来る星座のシ
ンボルS^cを、各R(fj)に係るデマッパ17によって処
理する。更に、デマッパ17は、選択された星座点S^c
に係るデジタルワードX^cを出力する。
複数のエンドユーザと通信する中央局20を含むDSL
伝送システムを概略的に表している。モデムM1、M
2、Mc(1)及びMc(2)は、図1に表された構造を有す
る。中央局のモデムに接続された電話回線の端は回線終
端(LT)側と称され、一方、エンドユーザのモデムに
接続された端はネットワーク終端(NT)側と称され
る。
は、全周波数帯域を、正弦波の全二重伝送用に用いるこ
とを可能にする。しかしながら、特に、種々のノイズ源
は、データの伝送及びインピーダンス特性受信を妨害す
る。
ズ源は、図2に表されたように、自己エコーと、近端漏
話(NEXT)と、遠端漏話(FEXT)とに区別され
る。
イブリッドインタフェースを介して送信器TXから受信
器RXへ漏れる寄生信号である。
で隣接した電話回線25及び26の信号から生じる。詳
細には、この例において、モデムMc(1)で生じたNEX
Tは、モデムMc(2)からのこのモデムMc(1)で受信され
た寄生信号である。この具体例の中で、モデムMc(1)は
LT側に配置されるので、NEXTは、LT−NEXT
と称される。逆に、モデムM2によりモデムM1で発生
したNEXTは、NT−NEXTと称される。
線の同一の伝送方向に沿って伝わる信号から生じる。詳
細には、説明された例の中で、モデムMc(1)で生じたF
EXTは、反対側に配置されたモデムM2からのこのモ
デムMc(1)で受信された寄生信号である。これは、共通
の結合器を共有する電話回線25及び26の間の結合の
ためである。この具体例の中で、モデムMc(1)はLT側
に配置されるので、FEXTはLT−FEXTと称され
る。逆に、モデムMc(2)によりモデムM1で発生したF
EXTは、NT−FEXTと称される。
は、例えば、公開されていない欧州特許出願番号984
10112号で知られている。しかしながら、この文献
は、EPC法第54条(3)に基づいてのみ、従来技術
として考慮される。
EXT干渉を除いて除去するためのキャンセラも、参考
文献としてここで取り入れる米国特許第5887032
号により公知である。このキャンセラは周波数領域内で
作用し、所与のサブキャリア又はトーンに対して、NE
XT干渉が、干渉するチャネルで送信するモデムによっ
て出力されたシンボル値と比例すると想定する。該シン
ボル値は、所与の係数によって調整され、NEXT干渉
を受けるモデムによって受信されたシンボルから減算さ
れる。
両方は可能である。それは、(自己エコーの場合)同一
モデムによって、又は(LT−NEXT干渉の場合)中
央局の隣接モデムによって送信される信号は、直接利用
することができるからである。
又は自己エコー除去よりも本質的に非常に複雑となる。
なぜなら、干渉するチャネルを介して送信するモデム
は、遠端側に配置されており、それゆえ、干渉シンボル
の実際の値がわからないからである。
XT干渉を十分に除去することが可能で且つ簡単な構造
を有するDSL伝送システムに基づいたDMTに対する
キャンセラ回路を設計することである。
に基づいたDMTにおける、効率的なFEXT除去方法
を設計することである。
デジタル加入者回線伝送システム用の遠端漏話除去回路
であって、該伝送システムが、複数の伝送チャネルにつ
いて離散マルチトーンシンボルを対応するネットワーク
終端モデムへ送信する複数の回線終端モデムを含み、行
列積H*Mが対角となるように、送信前に、ベクトルS
=(Si),i=1〜nを先補償行列(precompensation matri
x)で乗算する先補償手段を含み、Hは、R=H*Sによ
って規定された複数の伝送チャネルの伝達行列であり、
R=(Ri),i=1〜nはモデムでそれぞれ受信された離散
マルチトーンシンボルRiのベクトルである遠端漏話除
去回路によって達成される。
システム用の遠端漏話除去方法であって、該伝送システ
ムが、n個の伝送チャネルについて離散マルチトーンシ
ンボルSiを対応するネットワーク終端モデムへ送信す
る、複数の回線終端モデムを含み、ベクトルS=(Si),
i=1〜nは、行列積H*Mが対角となるように、送信前
に、先補償行列Mで乗算され、Hは、R=H*Sによっ
て規定されたn個の伝送チャネルの伝達行列であり、R
=(Ri),i=1〜nは、モデムによってそれぞれ受信され
る離散マルチトーンシンボルRiのベクトルである遠端
漏話除去方法を提供する。
及び効果は、添付図面を参照しながら説明され且つ限定
しない、以下の実施形態の詳細な説明から明らかにされ
る。
LT側で適切に先に歪ませることによって、NT側でF
EXT干渉を除去することを可能にするという考えに基
づいている。詳細には、Sがベクトル(Si),i=1〜nで
あるならば、SiはモデムMiから送信されるDMTシン
ボルであり、Rがベクトル(Ri),i=1〜nであるなら
ば、RiはモデムMc(i)で受信されたDMTシンボルで
あり、そのときR=H*Sとなる。Hは、n個のダウン
ストリーム(即ちLTからNTへ)の伝送チャネルの伝
達行列である。
の連接(concatenation)としての、n*N個の成分のベ
クトルである。各Si(応答Ri)は、N個の周波数(又は
トーン)成分Si(fj)(応答Ri(fj))のベクトルである。
Mが存在すると発明者らが想定し、送信前にベクトルS
が行列Mで乗算されたならば、そのときR=H*M*S
=D *SはFEXT干渉から解放される。これは、モデ
ムMc(i)で受信されたDMTシンボルRiのいずれの成
分Ri(fj)も、モデムMiから送信されたDMTシンボル
Siの成分Si(fj)だけに依存するからである。
とができ、それは、簡単にM=H-1とIを単位行列とし
てD=Iとを選択できる。である。これは、受信された
DMTシンボルの周波数成分の等化がもはや必要ないた
めに、更なる効果を提供する。
補償回路(precompensating circuit)は、図3Aを用い
て以下に説明される。この回路は、伝達行列Hの列Hi
を記憶したメモリ31を含む。行列係数Hikは、行列
インバータ32へ入力される。行列乗算器33は、逆行
列M=H-1と、LTモデムMiから出力されたDMTシ
ンボルSiとを受信し、乗算M*Sを行う。DMTシン
ボルは、 (M*S)i=(M*S)j+(i-1)*N ,j=1〜N は、LTモデムMiにそれぞれ入力される。各LTモデ
ムMiにおいて、DMTシンボル(M*S)iは、DMTシ
ンボルSiの代わりにIFFT回路へ入力される。結果
となるサンプルの時間ブロックは、NTモデムMc(i)へ
送信される。
は、外部のLT−FEXTキャンセラ60から出力され
る。該LT−FEXTキャンセラ60は、参考文献とし
てここで取り込まれた、同一出願人によって同日出願さ
れた名称「遠端漏話を除去するDSL伝送システム」と
して提出された米国特許出願に開示されたようなもので
ある。基本的に、この適応性のあるLT−FEXTキャ
ンセラは、n個のアップストリーム(即ちNTからLT
へ)伝送チャネルの伝達行列の逆行列Hu-1を推定し、
FEXTの無い受信されたシンボルを回復するために、
Hu-1によってLTモデムで受信されたDMTシンボル
のベクトルを乗算する。ダウンストリーム伝達行列H=
Hu-1とすると、FEXT先補償回路61は、行列Hと
してLT−FEXTキャンセラから出力された推定行列
を直接用いることができる。
手段2乗方法(least mean square method)によって)2
次エラーを最小にする最適化アルゴリズムによって、後
述するように、それぞれH(fj)-1又はH(fj)であるH-1
又はHを推定することもできる。この方法は、NT側に
おいて、及びH^-1の係数を更新するためにLT側にこ
の誤り値を送り戻して、以下の誤り値を計算する。 e2 k=‖Rk−S^k‖2=‖(H.H^-1.S)k−S^k‖2 (ここでkは、時間インデックスではないが、Sの特定
の値である)
図3Bを用いて以下で説明される。
数fjで生じたFEXTは、隣接する周波数で送信された
周波数成分にも依存する。それは、時間領域ブロックの
限定された期間が、周波数成分の拡がりを生じるためで
ある。ここで、周波数fjで生じたFEXTが、同一周波
数(周波数内FEXT)で送信された成分に依存する想
定する。
られた国際出願WO97/06619に記載された同期
ジッパ(synchronous Zipper)モデムであるならば、前述
された想定は完全に有効である。即ち、周波数fjにおけ
るFEXTは、周波数fi,i≠jで送信された周波数成分
から独立する。実際に、このようなモデムにおいて、送
信前に各時間領域ブロックに付加されたサフィックス
は、いずれの周波数内漏話をも除去する。
単になる。ベクトルS(応答R)のDMTシンボルSi
(応答Ri)の各周波数fjにおける成分が、一緒にグル
ープ化されるならば、伝達行列Hは、その対角に沿った
N個の行列H(fj)の対角ブロック行列の形式を明らかに
する。周波数内漏話H(fj)行列は、n*n個の係数を有
する。従って、行列Hの逆行列及び乗算M*Sは、周波
数毎に逐次に行われる。
ローラ34′は、アドレスジェネレータ35′、パラレ
ル−シリアルコンバータ36−1′〜36−n′及びシ
リアル−パラレルコンバータ37−1′〜37−n′を
制御し、挿入制御クロックCKinと、全てのLTモデム
iに対するトーンクロックCKtとを発生する。
列H(fj)を記憶する。行列H(fj)は、逐次に繰り返さ
れ、行列インバータ32′で逆行列にされる。逆行列H
-1(fj)は、行列乗算器33′に逐次入力される。
ローラ34′によって制御されたパラレル−シリアルコ
ンバータ36−i′へ各々入力される。N個の成分Si
(fj),j=1〜Nはパラレル−シリアルコンバータによって
逐次に出力され、行列乗算器33′は行列積H-1(fj)*
S(fj)を逐次に計算する。S(fj)はベクトルS(fj)=
(Si(fj),i=1〜n)である。行列乗算器33′から出力
されたベクトルの成分[H-1(fj)*S(fj)]iは、シリ
アル−パラレルコンバータ36−i′によって、DMT
シンボル(H-1*S)iに各々変換される。
て、FEXT先補償回路を用いるLTモデムMiを表し
ている。
同じものであり、同一構成要素は参照番号も平行移動し
て変換されている。マッピングの後で、複素成分は、零
インサータに入力される。零インサータは、信号CKt
によってクロックされたモジュロNのカウンタ422に
よって与えられた位置に、信号CKinの立ち上がりで零
成分を挿入する。次に、複素成分は、シリアル−パラレ
ルコンバータ412によってDMTシンボルSiに変換
され、Siは先補償回路30′に入力される。先補償回
路から出力されたDMTシンボル(H-1*S)iは、パイ
ロットトーンインサータ回路430に入力される。該回
路430は、遅延器431によって遅延された信号CK
inの立ち上がりで、パイロットトーン成分P(i,fj)を挿
入する。モジュロNのカウンタ422は、読み出しアド
レスの最上位ビット(MSB)をROM433へ出力す
る。アドレスの最下位ビット(LSB)は、モデムが選
択されるかどうかを指示する信号SELiから与えられ
る。この信号は、シーケンサによって直接的に発生させ
ることができる。又は、モデムMiのランクiを、Ckin
によってクロックされたモジュロnのカウンタ432の
出力と比較する比較器434によって出力されることも
好ましい。読み出しアドレスで記憶されたデータP(i,f
j)は、パイロットトーンインサータ430へ入力され
る。インサータ430は、遅延された信号CKinの立ち
上がりで、DMTシンボルSiの周波数成分fjにおける
成分としてパイロットトーン値P(i,fj)を挿入する。そ
のとき、DMTシンボルは、通常、IFFT回路413
によって変換された周波数−時間である。
Xは、図1に表されたモデムのブロックRXと同じもの
である。更に以下に説明されるように、RXから出力さ
れたデータは、データから受信された係数Hikを分離す
るデマルチプレクサへ入力される。
びCKtが遅く、零が零インサータ420によって挿入
されず、パイロットトーン値がインサータ430によっ
て挿入されない。データXは、普通にマップされ、DM
TシンボルSiに並列化される。先補償回路30´から
受信した先補償DMTシンボル(H-1*S)iは、IF
FT回路へ直接的に送られる。
インサータは、カウンタ422から得られた位置jに零
複素値を挿入する。これは、全てのモデムMiに対して
同時に行われる。それゆえ、各Siは、N−1個の通常
のマップデータと、周波数fjにおける零とを運ぶ。先補
償回路30´から受信した全ての先補償DMTシンボル
(H-1*S)iもまた、周波数fjの成分として零を有す
る。各モデムMiにおいて、この零は、パイロットトー
ンインサータによって、SELi=0ならば複素値P(i,
fj)=0に、SELi=1ならば複素値P(i,fj)=pjに置
き換えられる。pjは、周波数fjのみに依存する予め決め
られた複素数である。モデムM1、M2〜Mnは、CKin
の周波数で順番に選択される。更なるCKtパルスはjで
増分し、全体の挿入処理は新しい周波数fjで再び繰り返
される。
i0が選択されたならば、NTモデムMc(i)で受信された
DMTシンボルの周波数fj0におけるn個の成分は、pj0
で乗算された行列H(fj0)のi0番目の列を構成する。そ
れゆえ、NTモデムMc(i)は、行列係数Hioi(fj0)をL
TモデムMiへ送信することができる。各係数は、例え
ば、予め決められたヘッダに先行する。LTモデムMi
のデマルチプレクサ440は、このヘッダを検出し、係
数Hioi(fj0)を抽出する。列ベクトル(Hioi(fj0)),i=
1〜nは、先補償手段30´へ送信され、メモリ31´の
j0番目の面のi0番目の列に記憶される。
モデムとを用いたNTモデムの構造を表している。この
モデムの構造は、図1に表されたものと同じものであ
り、同一構成要素は、参照符号を平行移動して変換され
ている。これに対照して、NTモデムは、マルチプレク
サ520、更新手段530、及びモジュロNのカウンタ
522を含み、等化器を持たない。NT側では、コント
ローラ34´と同期し、同じシーケンスパターンを有す
るシーケンスコントローラを備えていると想定する。
クされたモジュロNのカウンタ522からの値j0と、遅
延器531によって遅延された信号Ckinとを受信す
る。更新/送信モードにおいて、更新手段530は、F
FTブロック514から出力された受信されたDMTシ
ンボルの周波数j0の成分を、Ckinの立ち上がりで抽出
する。更新手段530は、係数Hioi(fj0)を、先に得ら
れた最終係数Hioi(fj0)と比較する。差の絶対値が、通
常、周波数fj0の関数である所与のスレッショルドThj0
よりも大きいならば、新しい係数が、ヘッダに付加さ
れ、マルチプレクサ520を介してLTモデムMiへ送
信される。
に、行列H(fj)の列は、図6に表されたように外部のL
T−FEXTキャンセラから直接出力され得る。周波数
内FEXTを想定して、LT−FEXTキャンセラは簡
単な構造を有する。このような具体例において、前述で
引用された出願に開示されたように、LT−FEXTキ
ャンセラが、行列Hu-1,j=1〜Nを推定する。これら行
列を、先補償行列H(fj)として用いることができる。
た実施形態で説明されたように、種々の変更、修正及び
改善が当業者によれば容易に行うことができる。このよ
うな変更、修正及び改善は、本発明の技術的思想及び見
地の中でしようとするものである。従って、前述の説明
は、例としてのみ用いたものであり、何ら限定するもの
ではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物と
して限定するものにのみ制約される。
ムの構成図である。
ノイズを説明図である。
施形態の構成図である。
形態の構成図である。
セラを用いるために適したLT側のモデムの構成図であ
る。
セラを用いるために適したNT側のモデムの構成図であ
る。
FEXTキャンセラとNT−FEXTキャンセラとの両
方に用いるDSL伝送システムの全体の構成図である。
T 14、514 高速フーリエ変換 15 等化器 16、36、516 パラレル−シリアルコンバータ 17、517 デマッパ回路 18、418、518 ハイブリッド 19 サフィックス及びプレフィックスの付加手段 19´ サフィックス及びプレフィックスの削除手段 20 中央局 25、26 電話回線 30、30´ 先補償回路 31、31´ 記憶手段、メモリ 32、32´ 逆変換手段、行列インバータ 33、33´ 先補償手段、行列乗算器 34´ シーケンスコントローラ 35´ アドレスジェネレータ 37 シリアル−パラレルコンバータ 420 零インサータ 422、522 モジュロNのカウンタ 430 挿入手段、パイロットトーンインサータ 431、531 遅延器 432 モジュロnのカウンタ 433 ROM 434 比較器 440 デマルチプレクサ 520 マルチプレクサ 530 更新手段、アップデータ 60 LT−FEXT除去回路 61 NT−FEXT除去回路
Claims (10)
- 【請求項1】 デジタル加入者回線伝送システム用の遠
端漏話(FEXT)除去回路であって、該伝送システム
は、n個の伝送チャネルについて離散マルチトーン(D
MT)シンボル(Si)を対応するネットワーク(N
T)終端モデム(Mc(i))へ送信する複数nの回線終端
(LT)モデム(Mi)を含む、遠端漏話除去回路にお
いて、 行列積H*Mが対角となるように、送信前に、ベクトル
S=(Si),i=1〜nを先補償行列(M)で乗算する先
補償手段(33、33´)を含み、Hは、R=H*Sに
よって規定されたn個の伝送チャネルの伝達行列であ
り、R=(Ri),i=1〜nは、モデムMc(i)でそれぞれ受
信された前記DMTシンボルRiのベクトルであること
を特徴とする遠端漏話除去回路。 - 【請求項2】 前記伝達行列(H)を記憶する記憶手段
(31)と、 前記伝達行列を逆行列にし、該逆行列(H-1)を先補償
手段(33)へ出力する逆変換手段(32)とを更に含
むことを特徴とする請求項1に記載の遠端漏話除去回
路。 - 【請求項3】 記録手段(31´)及び逆変換手段(3
2´)を更に含んでおり、 前記記録手段(31´)は、トーンfjにおけるn個の伝
送チャネルの伝達行列H(fj)を記憶し、H(fj)はR(fj)
=H(fj)*S(fj)によって規定され、R(fj)はベクトル
R(fj)=(Ri(fj)),i=1〜nであり、S(fj)はベクトル
S(fj)=(Si(fj)),i=1〜nであり、Ri(fj)及びSi(f
j)は、受信したDMTシンボルRi及び送信したDMT
シンボルSiそれぞれのトーンfjにおける成分であり、 前記逆変換手段(32´)は、前記伝達行列H(fj)を逐
次に逆行列にし、該逆行列H-1(fj)を先補償手段(33
´)へ出力し、該先補償手段(33´)は、積H-1(fj)
*S(fj)を逐次に計算することを特徴とする請求項1に
記載の遠端漏話除去回路。 - 【請求項4】 n個の伝送チャネルについて離散マルチ
トーン(DMT)シンボルを対応するネットワーク(N
T)終端モデム(Mc(i))へ送信する、複数nの回線終
端(LT)モデム(Mi)を含むデジタル加入者回線伝
送システムにおいて、 前記システムのNT側におけるFEXTを除去する請求
項1又は2に記載の前記FEXT除去回路(61)と、 前記アップストリームの向きの複数の伝送チャネルの伝
達行列H-1upの逆行列を推定することによって前記シス
テムのLT側におけるFEXTを除去し、H=H-1upを
前記FEXT除去回路の前記記憶手段へ出力する、LT
−FEXT除去回路(60)とを更に含むことを特徴と
するデジタル加入者回線伝送システム。 - 【請求項5】 n個の伝送チャネルについて離散マルチ
トーン(DMT)シンボルSiを対応するネットワーク
(NT)終端モデム(Mc(i))へ送信する、複数nの回
線終端(LT)モデム(Mi)を含むデジタル加入者回
線伝送システムにおいて、 前記システムのNT側におけるFEXTを除去する請求
項3に記載のFEXT除去回路(61)と、 トーンfjにおけるアップストリームの向きの複数の伝送
チャネルの伝達行列H -1up(fj)の逆行列を推定すること
によって前記システムのLT側におけるFEXTを除去
し、H(fj)=H-1up(fj)を前記FEXT除去回路の前記
記憶手段へ出力する、LT−FEXT除去回路(60)
とを更に含むことを特徴とするデジタル加入者回線伝送
システム。 - 【請求項6】 n個の伝送チャネルについて離散マルチ
トーン(DMT)シンボルSiを対応するネットワーク
(NT)終端モデム(Mc(i))へ送信する、複数nの回
線終端(LT)モデム(Mi)を含むデジタル加入者回
線伝送システムであって、更に、前記システムのNT側
におけるFEXTを除去する請求項3に記載のFEXT
除去回路を含むデジタル加入者回線伝送システムにおい
て、 各LTモデム(Mi)は、マルチトーンシンボルSiのト
ーンfjにおける成分としての既知のシンボルP(i,fj)
を、予め決められた時間に挿入する挿入手段(430)
を含み、 各NTモデムMc(k)は、前記成分Rk(fj)を前記予め決
められた時間に検出し、伝達行列H(fj)の係数Hik(fj)
をそれらから導出する手段(530)を含み、 各NTモデムMc(k)は、前記係数Hik(fj)で送信すべき
データを多重化するマルチプレクサ(520)を更に含
み、 各LTモデムMkは、前記係数Hik(fj)を受信データか
ら抽出するデマルチプレクサ(440)を更に含むこと
を特徴とするデジタル加入者回線伝送システム。 - 【請求項7】 n個の伝送チャネルについて離散マルチ
トーン(DMT)シンボルSiを対応するネットワーク
(NT)終端モデム(Mc(i))へ送信する、複数nの回
線終端(LT)モデム(Mi)を含むデジタル加入者回
線伝送システム用の遠端漏話(FEXT)除去方法にお
いて、 ベクトルS=(Si),i=1〜nは、行列積H*Mが対角と
なるように、送信前に、先補償行列Mで乗算され、H
は、R=H*Sによって規定されたn個の伝送チャネル
の伝達行列であり、R=(Ri),i=1〜nは、モデムMc
(i)によってそれぞれ受信されるDMTシンボルRiのベ
クトルであることを特徴とするFEXT除去方法。 - 【請求項8】 前記伝達行列は記憶手段に記憶され、 前記伝達行列は、繰り返され且つ逆行列にされ、 前記逆行列は、先補償行列Mとして用いられることを特
徴とする請求項7に記載のFEXT除去方法。 - 【請求項9】 トーンfjにおけるn個の伝送チャネルの
伝達行列H(fj)は記憶手段に記憶され、H(fj)はR(fj)
=H(fj)*S(fj)によって規定され、R(fj)はベクトル
R(fj)=(Ri(fj)),i=1〜nであり、S(fj)はベクトル
S(fj)=(Si(fj)),i=1〜nであり、Ri(fj)及びSi(f
j)は、受信したDMTシンボルRi及び送信したDMT
シンボルSiそれぞれのトーンfjにおける成分であり、 前記伝達行列H(fj)は、繰り返され且つ逆行列にされ、 前記逆行列H-1(fj)は、トーンfjにおける先補償行列と
して用いられることを特徴とする請求項7に記載のFE
XT除去方法。 - 【請求項10】 各LTモデムMiについて、既知のシ
ンボルP(i,fj)は、マルチトーンシンボルSiのトー
ンfjにおける成分として予め決められた時間に挿入さ
れ、 各NTモデムMc(k)について、成分Rk(fj)は、前記予
め決められた時間に検出され、伝達行列H(fj)の係数H
ik(fj)は、それらから導出され、送信すべきデータと多
重化され、 各モデムMkについて、前記係数Hik(fj)は、受信され
たデータから抽出されることを特徴とする請求項9に記
載のFEXT除去方法。
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