JP2001236499A - アイリス画像判定装置 - Google Patents

アイリス画像判定装置

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JP2001236499A
JP2001236499A JP2000048628A JP2000048628A JP2001236499A JP 2001236499 A JP2001236499 A JP 2001236499A JP 2000048628 A JP2000048628 A JP 2000048628A JP 2000048628 A JP2000048628 A JP 2000048628A JP 2001236499 A JP2001236499 A JP 2001236499A
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JP
Japan
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iris
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item
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JP2000048628A
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English (en)
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Isako Mizoguchi
功子 溝口
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイリス登録時におけるオペレータの負担を
軽減し、かつ、オペレータのスキルを必要としないシス
テムを実現する。 【解決手段】 ステータス情報算出部2からは、利用者
のアイリス画像に対して予め決められた項目毎のステー
タス情報が出力される。基準値データベース4には、ス
テータス情報の項目毎の基準値が格納されている。判定
部3は、ステータス情報算出部2から出力されたステー
タス情報が、基準値データベース4の基準値を満たして
いるかを項目毎に判定する。判定部3は、いずれかの項
目で基準値を満たしていなかった場合は、予め登録され
たガイダンスを結果表示部5に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイリスデータ登
録時の撮影・照合処理においてアイリスデータのチェッ
クを行うアイリス画像判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アイリスデータ登録時の撮影処理
では、アイリスデータを画面に表示してオペレータによ
る目視確認を行っていた。また、撮影後、作成したアイ
リス辞書データで本人認証が正しく行われるかをチェッ
クするため、再度撮影したアイリスデータと作成したア
イリス辞書データとを照合するが、この場合の撮影時に
おいてもオペレータによる目視確認で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のオペレータによる目視確認では以下のよう
な問題点があった。
【0004】(1)確認すべきポイントが多い。即ち、チ
ェック項目として、例えば黒目の切出し、瞼・まつげの
切出し、フォーカスが合っているかといった多くの確認
項目が存在し、これをオペレータの判断で行わなければ
ならない。
【0005】(2)確認すべきポイントが不明確である。
即ち、画面イメージを元にオペレータが確認するため、
OK/NGを見極めるための基準となる値がほとんどな
く、このため、オペレータが一定のスキルを必要として
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成〉利用者のアイリス画像を取得するアイリス撮影
部と、アイリス撮影部で取得したアイリス画像に対して
予め決められた項目毎のステータス情報を求めるステー
タス情報算出部と、予め各項目毎に設けた基準値と、ス
テータス情報算出部で求めたステータス情報とを比較
し、基準値を満たしていない項目があった場合は、項目
に対応したガイダンスを出力する判定部とを備えたアイ
リス画像判定装置。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。
【0008】《具体例》 〈構成〉図1は、本発明のアイリス画像判定装置の具体
例を示す構成図である。図の装置は、アイリス撮影部
1、ステータス情報算出部2、判定部3、基準値データ
ベース4、結果表示部5からなる。
【0009】アイリス撮影部1は、撮影・照合時の利用
者のアイリス画像を撮影するカメラである。ステータス
情報算出部2は、アイリス撮影部1で撮影したアイリス
画像に対して、例えばその画像の明るさといった、アイ
リス画像に関する複数の項目のステータス情報を算出す
る機能を有している。
【0010】判定部3は、ステータス情報算出部2で求
められた項目毎のステータス情報の値と、基準値データ
ベース4に予め登録されている各項目の基準値とを比較
し、基準値を満たしていない場合は、その項目に対応す
るガイダンスを出力する機能を有している。尚、上記ス
テータス情報算出部2および判定部3は、例えばパーソ
ナルコンピュータ上に実現され、それぞれ対応するソフ
トウェアと、これを実行するプロセッサおよびメモリ等
でその機能が構成されている。
【0011】基準値データベース4は、例えばハードデ
ィスク装置といった不揮発性の記憶装置上に実現され、
予め求められた各項目毎の基準値を格納するデータベー
スである。
【0012】結果表示部5は、ディスプレイ等からな
り、アイリス撮影部1で撮影されたアイリス画像を表示
すると共に、いずれかの項目で基準値を満たしていない
場合に判定部3から出力されるガイダンスを表示する機
能を有している。
【0013】図2は、判定項目の説明図である。例え
ば、撮影時の項目として、[Average pix value][Foc
us measure][Exp.iris diam][Motion blur][Pupi
l to iris ratio]といったものがある。
【0014】[Average pix value]は、アイリス画像
に関する明るさを示す項目であり、この場合の条件を満
たさない場合に想定される理由として、アイリス撮影部
1と利用者との距離が遠く明るさが十分でない、といっ
たものや、利用者が撮影時に下を向いている等、顔の位
置が正しくないといったことである。また、[Focusmea
sure]は、フォーカス値、即ち、フォーカスが合ってい
るかの値を示すもので、この値が基準値より著しく離れ
ている場合は、カメラから利用者の距離が遠すぎたり近
すぎたりしていることが考えられる。
【0015】[Exp.iris diam]はアイリスの直径(ア
イリス外周の直径)を示す値で、この値が基準値を満た
していない場合は、利用者の距離が遠すぎることが考え
られる。[Motion blur]は、画像のぶれを示す値で、
これが基準値を満たしていない場合は利用者が撮影時に
動いてしまったり、あるいは装置自体がぶれてしまうと
いった理由が考えられる。
【0016】[Pupil to iris ratio]は、瞳孔円の直
径、即ち、アイリスの内周側の直径を示す値であり、こ
れが基準値を満たさない場合(直径が大きすぎる場合)
は、利用者への照明が暗すぎて瞳孔が開いているといっ
た理由や、何らかの理由で瞳孔が大きくなっているとい
った点が考えられる。
【0017】また、照合時の各項目に関しては撮影時の
項目の値と基本的には同様である。
【0018】更に、基準値データベース4に格納されて
いる基準値としては、アイリス認識精度と誤認識率(本
人拒否率や他人受諾率)とに基づき、各項目毎に統計的
に求めた値が格納されている。
【0019】図3は、このようなアイリス画像判定装置
を適用したアイリス認証システムの構成図である。図3
において、営業店10とセンタ20とはネットワーク3
0を介して接続され、アイリス認証システムを構成して
いる。営業店10には、アイリス光学部11、カウンタ
登録機12、ATM照合機13が設置され、これらがル
ータ14を介してネットワーク30に接続されている。
また、センタ20にはアイリスデータベース(DB)サ
ーバ21が設けられ、ルータ22を介してネットワーク
30に接続されている。
【0020】営業店10におけるアイリス光学部11お
よびカウンタ登録機12は、アイリス登録処理を行うた
めの装置である。アイリス光学部11は図1におけるア
イリス撮影部1に対応し、カウンタ登録機12は図1に
おけるステータス情報算出部2〜結果表示部5に対応し
ている。このようなアイリス光学部11およびカウンタ
登録機12にて撮影・照合されたアイリスデータはセン
タ20に送られてアイリスデータベース(DB)サーバ
21に格納されるようになっている。
【0021】また、営業店10におけるATM照合機1
3は、アイリスデータベース(DB)サーバ21に格納
されているアイリスデータと顧客のアイリスデータとの
照合を行い、自動取引処理を行う自動化機器であるが、
この構成については本発明とは直接関係がないため、こ
こでの説明は省略する。
【0022】尚、営業店10およびセンタ20における
ルータ14およびルータ22の構成、そしてネットワー
ク30については既知の構成であるため、ここでの説明
は省略する。
【0023】また、上記のアイリス認証システムでは、
照合機としてATM照合機13の例を説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば特定の施設への入退
室を管理するゲート管理システムにおける照合機等、種
々の照合機であってもよい。
【0024】〈動作〉図4は、具体例の動作を示すフロ
ーチャートである。利用者がアイリス撮影部1の前に位
置し、アイリス撮影部1により利用者のアイリス画像を
撮影する(ステップS1)。これにより、ステータス情
報算出部2では、アイリス部分を切り出し、これをコー
ド化する(ステップS2)。また、コード化した画像に
関する各項目毎のステータス情報を作成する(ステップ
S3)。
【0025】次に、判定部3は各項目毎に基準値データ
ベース4の基準値と比較し、各項目で基準値を満たして
いるかを判定する(ステップS4)。このステップS4
において、いずれかの項目で基準値を満たしていないも
のがあった場合は、該当する項目名とガイダンスを出力
し(ステップS5)、全ての項目で基準値を満たしてい
た場合は、OKである信号を送出する。
【0026】例えば、上記ステップS5で出力されるガ
イダンスとしては、いずれかの項目で基準値を満たして
いない場合に出力する「目を大きく開けて下さい」や、
[Exp.iris diam]が基準値以下であった場合に出力す
る「もう少し装置に近づいて下さい」、あるいは、[Mo
tion blur]が基準値を満たしていない場合に出力する
「撮影中はなるべく動かないで下さい」といったものが
ある。
【0027】また、撮影時に全て基準値を満たし、アイ
リス辞書データとして登録したものを用いて、本人照合
の行う場合の動作についても同様に行われる。
【0028】このようなガイダンスは、オペレータの使
用する登録端末の画面上に表示される。オペレータは、
表示されたガイダンスを参考にして利用者に対して撮影
時であれば再登録処理のための案内を行ったり、あるい
は照合時であれば再照合操作を行うといった処理をと
る。
【0029】〈効果〉以上のように具体例によれば、各
項目毎にステータス情報の基準値を用意し、この基準値
を満たしていない場合は、ガイダンスを出力するように
したので次のような効果がある。
【0030】登録時のアイリス撮影・照合の自動判断
が行えることによりオペレータのアイリス登録に関する
スキルがなくても登録操作を行うことができる。
【0031】運用をよりシステム化することによるオ
ペレータ毎の判断基準が統一され、登録データの善し悪
し等、品質のばらつきが無くなる。従って、このように
して登録されたアイリスデータを用いて照合を行う場合
も、高精度で照合を行うことができる。
【0032】オペレータが目視でアイリス画像を確認
する必要がないため、オペレータ操作時間を減少させる
ことができ、従ってオペレータの負荷軽減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアイリス画像判定装置の具体例を示す
構成図である。
【図2】判定項目の説明図である。
【図3】具体例のアイリス画像判定装置を適用したアイ
リス認証システムの構成図である。
【図4】具体例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アイリス撮影部 2 ステータス情報算出部 3 判定部 4 基準値データベース 5 結果表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者のアイリス画像を取得するアイリ
    ス撮影部と、 前記アイリス撮影部で取得したアイリス画像に対して予
    め決められた項目毎のステータス情報を求めるステータ
    ス情報算出部と、 予め各項目毎に設けた基準値と、前記ステータス情報算
    出部で求めたステータス情報とを比較し、基準値を満た
    していない項目があった場合は、当該項目に対応したガ
    イダンスを出力する判定部とを備えたアイリス画像判定
    装置。
JP2000048628A 2000-02-25 2000-02-25 アイリス画像判定装置 Pending JP2001236499A (ja)

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