JP2001236387A - オンラインショッピング支援装置およびオンラインショッピング支援システム - Google Patents

オンラインショッピング支援装置およびオンラインショッピング支援システム

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JP2001236387A
JP2001236387A JP2000043868A JP2000043868A JP2001236387A JP 2001236387 A JP2001236387 A JP 2001236387A JP 2000043868 A JP2000043868 A JP 2000043868A JP 2000043868 A JP2000043868 A JP 2000043868A JP 2001236387 A JP2001236387 A JP 2001236387A
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online shopping
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JP2000043868A
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English (en)
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Giyouzo Akiyoshi
仰三 秋吉
Nobuo Akiyoshi
信雄 秋吉
Yukio Yoshikane
幸夫 吉兼
Shinya Miura
伸也 三浦
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MONORISU KK
Original Assignee
MONORISU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いろいろなショッピングサイトで商品を比較
する際、サイトの往復の手間、商品の記憶など面倒であ
った。 【解決手段】 ショッピングをするユーザのPC24
は、HTTPブラウザ100と購入支援プログラム10
2をもつ。ユーザがショッピングサイトで購入の候補と
なる商品を指定したとき、標準化商品情報アドレス取得
ユニット104は、指定されたオブジェクトにリンクさ
れ、かつ標準化された商品情報のURLを取得する。H
TTP通信ユニット106は、そのURLから前記情報
を取得し、112がこれを表示する。表示形態が統一さ
れているため、商品の比較が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンラインショ
ッピング支援技術に関する。この発明はとくに、ネット
ワークを利用して商品情報の提供と購入を行うオンライ
ンショッピングを支援するための装置およびシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの利用が広がるにつれ、
当初は情報の提供が主たる用途であったネットワークビ
ジネスが、オンラインショッピングへ急速に展開してい
る。最近では、すでに強力な販売網を有するような大手
企業がインターネットを通じた直販に次々と乗り出して
おり、何世紀にもわたって築きあげられてきた商取引の
形態が大きな曲がり角にきているといっても過言ではな
い。
【0003】こうした取引構造のリストラクチャリング
ともいうべき動きは、企業サイドからすれば中間コスト
の削減と、在庫レス、店舗レスによる効率経営の観点か
ら歓迎され、一方、ユーザからは家庭に居ながらにして
多数の商品情報にアクセスして望む商品を手に入れる簡
便さが支持されている。PC(パーソナルコンピュー
タ)をはじめとする電子機器のさらなる普及と、商品提
供者および商品需要者の双方に利する商形態である点に
鑑みれば、オンラインショッピングが今後さらに急激な
拡大を見せることに疑いはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オンラインショッピン
グを体験してすぐに気づくことは、商品の候補へたどり
着き、それらを比較する煩雑さである。もちろん、商品
提供側である各オンラインショッピングサイトは、それ
ぞれ似たような商品を並べて表示し、ユーザによる商品
比較を容易にする工夫がなされているが、それは通常、
あくまでもひとつのサイト内の取扱い商品に限ったこと
である。ユーザとしてはいろいろなサイトに飛び、でき
る限り広い選択肢から最適な商品を見つけだしたいし、
さらに本音をいえば、複数のサイト間で同一製品の価格
を比較してみたい。
【0005】本発明はこうした状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、同一サイトの場合はもちろん、
異なるサイト間でも商品の比較、購入すべき商品候補の
発見と絞り込みなどを容易にする、オンラインショッピ
ング全般に適用可能な技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のオンラインショ
ッピング支援装置は、オンラインショッピングのために
商品を提供するサイト(以下単に「ショッピングサイ
ト」または「サイト」ともいう)からの情報をもとに商
品を購入するユーザ側の装置である。この装置は、前記
サイトが発信する通常の商品情報に関連づけられ、統一
的なフォーマットに従って標準化された商品情報(以下
単に「標準化商品情報」ともいう)の存在箇所を認識す
るユニットと、前記通常の商品情報に基づいて指定され
た商品を、前記存在箇所から取得された標準化された商
品情報の形式で提示するための制御ユニットとを備え
る。
【0007】ここで「商品」とは、有償か無償かを問わ
ず商取引の対象になるものすべてをいい、役務を含むと
する。
【0008】「通常の商品情報」とは、たとえば各サイ
トが独自に採用する商品情報をいい、一般に他のサイト
の商品情報とデータフォーマット上の互換性を特別に意
識しないで採用するものをいう。つまり、今日現在いろ
いろなサイトで提供されている商品情報がまさに通常の
商品情報であり、今後提供されていく商品情報もその大
半は通常の商品情報である。これは、本発明で導入され
る「標準化商品情報」と対をなす概念である。
【0009】「通常の商品情報に関連づけられ」とは、
たとえばオブジェクト間にリンクがはられている状態を
いう。通常の商品情報と標準化商品情報は、たとえば別
のオブジェクトとして同一データストレージの別の箇所
や、異なるデータストレージに格納される。
【0010】「フォーマット」とは、データまたは情報
の種類、配列、表現などに関する取り決めをいい、たと
えば商品に関する文字データや画像データについて定め
られる。フォーマットの例として、商品の三次元形状デ
ータの符号化方法によって規定されるデータ表現形式が
ある。たとえば同じGIF(Graphic Interchange Form
at)というフォーマットで画像が記述されていても、複
数のGIF画像の配列が異なる状態でユーザに提供され
れば、提供された商品情報の「フォーマット」は異なる
と考えることができる。本明細書では、「フォーマッ
ト」はこのように適宜狭義または広義に用いられる。
【0011】「通常の商品情報に基づいて指定された」
の一例として、ユーザがその商品をブラウザで見ている
ときに、気に入った商品を購入対象の候補としてクリッ
クする動作がある。ただし、ユーザが予め設定した条件
その他の条件に合致する商品を本装置が自動的に指定す
る場合もある。その場合、本装置は「所定の条件に合致
する商品を探索し、指定するユニット」をさらに備えて
もよい。
【0012】「存在箇所」を示すものの例は、HTTP
(Hyper Text Transfer Protocol)におけるURL(Un
iform Resource Locator)である。
【0013】「提示」とはユーザに知らしめること全般
をいい、表示、音声による通知などを含む。
【0014】本装置では、指定された商品が標準化商品
情報の形式で提示される。このため、一般にユーザによ
る商品の内容の把握や比較が容易になる。
【0015】前記制御ユニットは、前記標準化された商
品情報の形式による表示が可能な状態にて、前記商品を
複数並置して表示してもよい。「並置」は、必ずしも画
面上のひとつの表示ウインドウ内である必要はない。
【0016】本装置はコンピュータプログラムの形でコ
ンピュータに実装されてもよい。その場合、そのコンピ
ュータに実装された既存のWWWなどのブラウザと連携
して機能してもよい。連携の例として、本装置の一部ま
たは全部がブラウザにプラグインされる場合がある。い
ずれにせよ、ブラウザ側にサイトへのアクセスと商品情
報の表示を委託することができ、本装置の設計が容易に
なる。
【0017】一方、本発明のオンラインショッピング支
援システムは、ショッピングサイトと、それらのサイト
からの情報をもとに商品を購入するユーザ装置を含む。
当該システムは、前記サイトが発信する通常の商品情報
に関連づけられ、統一的なフォーマットに従って標準化
された商品情報を保持するデータストレージを備え、ユ
ーザ装置は、前記通常の商品情報に基づいて指定された
商品を、前記データストレージから読み出された前記標
準化された商品情報の形式で提示する機能を有する購入
支援デバイスを備える。デバイスはその一部または全部
がハードウエアまたはソフトウエア的に構成されていて
よく、たとえば全部がプログラムとして構成されていて
もよい。
【0018】本発明のシステムはさらに、商品の購入に
関する決済を代行する電子決済センタを含んでもよい。
その場合、ユーザから出された商品の購入指示がその電
子決済センタへ送られる。電子決済センタを設けること
により、各サイトの課金や管理業務を軽減することがで
きる。
【0019】なお、本発明のオンラインショッピング支
援技術をプログラムとして記録媒体に格納して提供して
もよい。このプログラムは、ショッピングサイトが発信
する通常の商品情報に関連づけられ、統一的なフォーマ
ットに従って標準化された商品情報の存在箇所を認識す
る機能と、前記通常の商品情報に基づいて指定された商
品を、前記存在箇所から取り込まれた標準化された商品
情報の形式で提示する機能とを備える。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態に係るオンラ
インショッピング支援システム10の構成を示す。この
システム10は、各社のショッピングサイト14、2
0、22と、ショッピングをするユーザ側の装置である
PC24、26、28と、ショッピングに伴う決済を代
行する電子決済センタ30と、ユーザがオンラインショ
ッピングの際に最初に訪れるポータルサイト32を含
み、これらがインターネットなどのネットワーク12で
結ばれている。ただし、このネットワーク12は無線で
もよい。PC24、26、28には、図3で後述する購
入支援プログラムがCD−ROM34などの記録媒体、
またはネットワーク12経由で実装される。
【0021】A社のショッピングサイト14は、HTT
Pサーバ16とデータストレージ18を備え、商品情報
をWWWによってユーザへ発信する。他のショッピング
サイト20、22の内部構成も同様である。なお、たと
えば電子決済センタ30とポータルサイト32は同一サ
イトであってもよいし、ポータルサイト32とショッピ
ングサイト14が同一サイトであってもよく、組合せの
自由度の高さは当業者に容易に理解されるところであ
る。
【0022】図2は、データストレージ18の内部構成
例である。データストレージ18は、ショッピングサイ
ト14が扱う商品に関する通常の商品情報領域40と、
一定のフォーマットにしたがって標準化された商品情報
を格納する標準化商品情報領域42と、その他の情報領
域44を含む。通常の商品情報領域40から標準化商品
情報領域42へ、およびその他の情報領域44から標準
化商品情報領域42へは必要なリンク46がはられ、た
とえば通常の商品情報領域40に含まれる商品説明文が
ユーザによってクリックされたとき、その説明文にリン
クされた標準化商品情報42の存在箇所がURLの形で
判明する。
【0023】標準化のためのフォーマットの第1の例
は、商品の説明であるテキストデータの構成に関するも
ので、これは図11に関連して後述する。フォーマット
の第2の例は、商品の画像データの表現に関するもの
で、これは図9以降詳述する。
【0024】この実施の形態では、ユーザが商品の把握
と比較を容易に行うことができるよう標準化商品情報を
準備する。従来一般的なショッピングサイトは、通常そ
のサイト内で閉じたフォーマットを用いており、そうし
た「通常の商品情報」はいろいろなサイトの間をネット
サーフィンして最適な商品を探すユーザには必ずしも最
適な方法ではない。この実施の形態では、異なるサイト
でも統一フォーマットのもとで標準化商品情報を作成し
ておく。ただし、各サイトは従来から独自のフォーマッ
トをもっており、それによって商品カタログを構築して
いる。その資産はそのまま継承すべく、通常はユーザに
対して従来どおり通常の商品情報を見せながら、そこで
ユーザが興味をもつ商品やその説明などをクリックした
とき、はじめて標準化商品情報が見えてくる仕組みであ
る。
【0025】以下、通常の商品情報の中からユーザが注
目するものをクリックする動作を「候補の指定」とよ
び、クリックされた通常の商品情報を「起点情報」とよ
び、起点情報にリンクされた標準化商品情報を「目的情
報」とよぶ。
【0026】この実施の形態では、候補の指定に伴って
機能する購入支援プログラムをユーザ装置に実装する。
図3はPC24の内部構成を示す。PC24は、ハード
ウエア、ソフトウエアまたはそれらの任意の組合せによ
って実現されるHTTPブラウザ100と、購入支援プ
ログラム102を有する。HTTPブラウザ100は現
在大多数のPCにインストールされている一般的なWW
Wブラウザである。
【0027】購入支援プログラム102は標準化商品情
報アドレス取得ユニット104をもつ。標準化商品情報
アドレス取得ユニット104は、ユーザが候補を指定し
たとき、起点情報からはられたリンクをもとに目的情報
のアドレスをURLとして取得する。その際、たとえば
ユーザがHTTPブラウザ100を利用中に候補を指定
すれば、OSのもつクリップボードに目的情報のURL
を一旦コピーし、これを購入支援プログラム102へ渡
す方法や、購入支援プログラム102の一部の機能をH
TTPブラウザ100に対するプラグインとして設計し
ておき、購入支援プログラム102が自らURLを認識
する方法などがある。
【0028】購入支援プログラム102のHTTP通信
ユニット106は、標準化商品情報アドレス取得ユニッ
ト104が取得または認識したURLに実際にアクセス
し、目的情報をダウンロードしてローカルストレージ1
08へ格納する。HTTP通信ユニット106の機能は
たとえばHTTPブラウザ100のサブセットとして設
計できる。もちろん、HTTP通信ユニット106の機
能をHTTPブラウザ100に委託してもよい。
【0029】データ解凍ユニット110は、HTTP通
信ユニット106がダウンロードした目的情報が圧縮さ
れているとき、これを解凍する。表示制御ユニット11
2は、解凍された目的情報をそのフォーマットにしたが
って表示するために必要な処理を行う。三次元レンダリ
ングユニット114は、目的情報が商品を三次元表示可
能なフォーマットで標準化されているとき、これを実際
に三次元表示するためのビュワとして作用する。表示の
ための処理がなされた情報は、表示装置116で表示さ
れる。
【0030】図4は、以上の構成におけるオブジェクト
ショッピングのための処理手順を示す。ユーザがオンラ
インショッピングを行うとき、まずダイヤルアップなど
の方法でインターネットに接続し、HTTPブラウザ1
00を利用して最初にポータルサイト32へアクセスす
る(S10)。つづいて、ポータルサイト32の提供す
るサービスの中から「オンラインショッピング」を指定
する(S12)。図5はこの指定に応じてPC24の画
面200に現れる情報で、ポータルサイト32が情報提
供することが可能な商品リストが記載されている。ここ
では、日用品202、家具204、電化製品206など
がさらに詳細なアイテムを伴って表示されている。
【0031】ユーザはここで、興味のある商品アイテム
として、日用品202の中のポット208を選択したと
する(S14)。図6はその結果画面200に表示され
る情報で、ポータルサイト32に登録されている「ポッ
ト」取扱い業者のサイト、たとえばA社サイト220や
B社サイト222が記述されている。ここでユーザはい
ずれかのショッピングサイトを選択し(S16)、その
サイトを訪問する。
【0032】図7は、画面200に表示された、選択さ
れたサイトが提供する通常の商品情報を示す。ここでは
種類の異なる複数のポット230、232がそのサイト
固有のフォーマットで表示されている。この状態でユー
ザは商品情報を閲覧し(S18)、場合により候補を指
定する(S20)。
【0033】この後、ユーザはさらにショッピングをつ
づける限り(S22のY)、S16からS22までの処
理を繰り返す。候補がひととおり出尽くしたとき、ユー
ザはいったんショッピングを中断し(S22のN)、購
入支援プログラム102による処理が画面に現れる(S
24)。
【0034】図8は、購入支援プログラム102による
処理の手順を示す。この処理は、ショッピング中にユー
ザが候補を指定するたびに、HTTPブラウザ100に
よるユーザのブラウジングの背後で行われている。
【0035】候補の指定があると、標準化商品情報アド
レス取得ユニット104が目的情報のURLを取得する
(S50)。このURLはHTTP通信ユニット106
へ送られ、HTTP通信ユニット106がデータストレ
ージ18から目的情報をダウンロードし(S52)、こ
のデータをローカルストレージ108へ格納する(S5
4)。つづいて、必要に応じてデータ解凍ユニット11
0による解凍を経た後、表示制御ユニット112で目的
情報のフォーマットに応じた表示が行われる(S5
6)。
【0036】図9は、表示制御ユニット112の作用に
よってPC24の画面200に現れた情報である。画面
200は、目的情報を表示するメイン画面300と、目
的情報を簡易的に示すサムネイル画像を複数並置して表
示するサブ画面302を含む。画面200全体を目的情
報のフォーマットに応じて表示することも当然可能だ
が、この実施の形態では、サブ画面300は単にJPE
Gその他の方式によるサムネイル画像を表示している。
ただし、サムネイル画像は、それぞれ対応する目的情報
とローカルストレージ108の中でリンクされ、サムネ
イル画像がクリックされると対応する目的情報がメイン
画面300へ表示される。いまサブ画面302には、候
補として指定されたポットがすべて表示されており、ユ
ーザによる商品比較に供される。
【0037】メイン画面300は、目的情報を画像表示
するビューウインドウ304と、その商品を扱うショッ
ピングサイト、すなわち起点情報をもつサイトのURL
表示領域306と、目的情報に商品説明が含まれると
き、それを文字で表示するためのボタン308をもつ。
【0038】ここでは、目的情報のフォーマットが、商
品またはその外観の三次元形状を表現するための形状モ
デリング技術、形状データ符号化技術、擬似三次元画像
生成技術などによって規定されているとする。そうした
フォーマットの具体例として、本出願人が提案している
特願平11−269445号に記載したオブジェクトの
符号化方法によるデータ表現形式がある。その符号化方
法(以下「提案技術」とよぶ)は、 1)オブジェクトの曲面の記述、たとえばポリゴンメッ
シュを取得する処理 2)前記曲面上に所定の原点、たとえば前記ポリゴンメ
ッシュに含まれる頂点のいずれかをベース頂点と定める
処理 3)前記原点から前記曲面上の各点へ至る距離、たとえ
ば前記ベース頂点から前記ポリゴンメッシュの各頂点へ
至るグラフ距離に応じて前記曲面をそれぞれ独立した形
状要素へ分解する処理 4)前記形状要素の位相情報と幾何情報をそれぞれ符号
化する処理 を含む。ここではオブジェクトは商品またはその外形で
ある。グラフ距離とは、辺と頂点からなるポリゴンメッ
シュ上でふたつの頂点を結ぶ最小の辺の数をいう。形状
要素は、たとえばグラフ距離が等しい頂点を結んで得ら
れる辺の集合をその境界線として含む。
【0039】ひとつの具体的な例として、ベース頂点か
らのグラフ距離r=1の頂点を辺に沿ってまずすべて結
び、つづいてr=2について同様の処理をする。以降、
rをインクリメントしながらすべての頂点が結ばれるま
で処理を繰り返す。すると、オブジェクトの表面に等高
線のような縞模様が描かれる。この等高線、より正確に
は等グラフ距離線によって分割される各領域は、細い円
筒状のものと、島状のもののいずれかになる。後者は、
たとえばベース頂点からのグラフ距離が最大になる領域
に現れる。
【0040】つづいて、円筒状の領域と島状の領域の位
相情報と幾何情報をそれぞれ圧縮符号化する。位相情報
とは、頂点と辺の接続情報のことで、その圧縮はたとえ
ば既知のマーチングパターン法など、いくつかの方法が
ある。幾何情報は各頂点の座標、色などを含み、その圧
縮はたとえば表現ビット数を減らしたり、近傍の頂点の
位置から注目頂点の位置を予測したうえで、その予測値
と現実値の差分をエントロピー符号化するなど、いくつ
かの方法がある。
【0041】以上、提案技術によれば、商品の外形がメ
ッシュデータとして与えられたとき、これを、(各形状
要素の圧縮された位相情報、各形状要素の圧縮された幾
何情報)という集合に変換することができる。この表現
形式が標準化商品情報のフォーマットの具体例である。
なお、メッシュデータは、たとえば三次元デジタイザで
商品を撮影して生成することができる。
【0042】この実施の形態では、提案技術による符号
化データを図2の標準化商品情報領域42へ格納してお
く。一方、図3の三次元レンダリングユニット114に
は、この符号化データを復号するモジュールと、復号さ
れたデータをいろいろな角度からユーザに見せるための
視点設定モジュールと、視点設定後のデータにシェーデ
ィングを施すモジュールを組み込んでおく。復号は符号
化の手順を逆に辿ることで実現する。視点設定とシェー
ディングには既知の技術が多数存在する。
【0043】図9のビューウインドウ304には、表示
制御ユニット112によって処理された商品の三次元画
像のうち、ある視点からの画像が表示されている。この
状態でユーザはこのポットをいろいろな角度から見たい
とき、たとえばビューウインドウ304内の画像を回転
させたい方向にドラッグする。
【0044】図10はそうして得られた、異なる視点画
像である。ここでは商品を少し下から眺めている。いろ
いろな角度で商品を確かめることにより、ユーザの商品
決定を促すことができる。
【0045】標準化商品情報のフォーマットの別の例
は、商品説明のテキストの項目とその配列の規則にあ
る。図11は図9の商品説明ボタン308をクリックし
たときにメイン画面300に現れるテキスト情報であ
る。ここでは、「商品名」「メーカー品番」「色」「価
格」「サイズ」「重量」「容量」が標準項目として採用
されている。こうしたフォーマットはある程度性質の近
い商品アイテム群ごとに定めることができる。図11の
標準化商品情報はユーザが異なるサイト間で商品の比較
をする際に有用な材料となる。ユーザが購入すべき商品
を決めたとき(図4のS26)、図9のURL表示領域
306に表示されている当該商品の取扱いサイトのUR
Lをクリックすることで、HTTPブラウザ100を介
してそのサイトへアクセスすることができる。そこで当
該商品を発注してもよいし、メイン画面300に図示し
ない「発注ボタン」を設けてもよい。いずれにしても、
発注のあった旨は電子決済センタ30へ伝えられ、そこ
でクレジットカードなどを用いた電子決済が行われる
(S28)。
【0046】以上、実施の形態に係るオンラインショッ
ピング支援システム10を説明した。このシステム10
については、当然いろいろな変形例がある。以下、そう
した例を挙げる。
【0047】まず、図1において各ショッピングサイト
14、20、22がそれぞれデータストレージ18をも
つ前提であったが、データストレージ18の一部または
全部がそれらのサイト外にあってもよい。一例として、
図2の通常の商品情報に関する通常の商品情報領域40
と、その他の情報に関するその他の情報領域44をサイ
ト内にもち、標準化商品情報に関する標準化商品情報領
域42をサイト外においてもよい。
【0048】その際、各サイトの標準化商品情報領域4
2ばかりを集めて管理するサイトを別に設けてもよい。
そのサイトはさらに、標準化のためのフォーマットにし
たがって各ショッピングサイトの標準化商品情報領域4
2のデータ生成および管理をしてもよい。そのサイトは
提案技術に係る符号化のプログラムを備えたデータ変換
サイトであってもよい。このサイトはポータルサイト3
2、電子決済センタ30、その他のサイトと兼用されて
もよい。
【0049】標準化のフォーマットとして画像データと
文字データの例をあげたが、当然音声などほかのデータ
に関するフォーマットであってもよい。音の場合、商品
説明の項目と順序を標準化し、これを携帯電話など音声
を利用可能な端末に提供すればよい。
【0050】実施の形態ではHTTPブラウザ100と
購入支援プログラム102を別構成としたが、購入支援
プログラム102がHTTPブラウザ100の機能を内
包してもよい。
【0051】データ解凍ユニット110は圧縮データの
解凍を行った。データ解凍ユニット110はさらに、H
TTP通信ユニット106によって取得されるデータが
暗号化されているとき、それを復号する機能を備えても
よい。
【0052】表示制御ユニット112は、三次元レンダ
リングユニット114をもつとしたが、レンダリングは
購入支援プログラム102の外部で行ってもよい。表示
制御ユニット112は、標準化商品情報の表示に関する
任意の処理を担当すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るオンラインショッピング支
援システムの構成図である。
【図2】 図1のデータストレージに格納されたデータ
の構成図である。
【図3】 オンラインショッピング支援システムで用い
られるユーザ側装置であるPCの内部構成図である。
【図4】 ユーザがオンラインショッピングを行う一連
の手順を示す図である。
【図5】 ポータルサイトに登録されたオンラインショ
ッピングの対象商品アイテムを示す図である。
【図6】 図5の画面でユーザが「ポット」を選択した
とき、それを取扱うサイトが表示された画面を示す図で
ある。
【図7】 図6の画面で、ユーザがあるショッピングサ
イトを選択したときに現れる、そのサイトの商品情報提
供画面を示す図である。
【図8】 購入支援プログラムの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】 ユーザが購入の候補となる商品を指定したと
き、購入支援プログラムによって表示される画面を示す
図である。
【図10】 購入の候補であるポットを別の角度から見
た図である。
【図11】 標準化商品情報が商品説明について定めら
れている場合、その表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 オンラインショッピング支援システム 12 ネットワーク 14、20、22 ショッピングサイト 16 HTTPサーバ 18 データストレージ 24、26、28 PC 30 電子決済センタ 32 ポータルサイト 46 リンク 100 HTTPブラウザ 102 購入支援プログラム 104 標準化商品情報アドレス取得ユニット 106 HTTP通信ユニット 108 ローカルストレージ 110 データ解凍ユニット 112 表示制御ユニット 114 三次元レンダリングユニット 200 PCの画面 230、232 通常の商品情報として表示されたポッ
ト 300 メイン画面 302 サブ画面 304 ビューウインド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 G06F 15/30 L 360 15/40 310F 370Z 15/403 380E (72)発明者 吉兼 幸夫 東京都港区麻布十番1丁目7番3号 株式 会社モノリス内 (72)発明者 三浦 伸也 東京都港区麻布十番1丁目7番3号 株式 会社モノリス内 Fターム(参考) 5B049 BB11 BB46 CC02 CC05 CC36 CC39 DD01 EE05 EE07 FF03 FF04 FF06 GG04 GG07 5B055 BB12 CB09 EE02 EE03 EE21 EE27 KK01 KK19 PA05 PA34 5B075 KK03 KK07 KK13 KK23 KK33 KK37 ND03 ND08 ND20 ND23 ND36 NK10 NK13 NK24 NR03 NR16 PP03 PP13 PP30 PQ02 PQ04 PQ13 PQ23 PQ40 PQ46 PQ63 PQ64 QT03 UU38 UU40 5B089 GB03 GB04 JA08 JB01 JB03 KA01 KA04 KA08 KB06 KC44 KC59 LB14 LB21 5E501 AA02 AB21 BA05 BA17 CA02 FA46 FB43

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインショッピングのために商品を
    提供するサイトからの情報をもとに商品を購入するユー
    ザ側の装置であって、 前記サイトが発信する通常の商品情報に関連づけられ、
    統一的なフォーマットに従って標準化された商品情報の
    存在箇所を認識するユニットと、 前記通常の商品情報に基づいて指定された商品を、前記
    存在箇所から取得された標準化された商品情報の形式で
    提示するための制御ユニットと、 を備えることを特徴とするオンラインショッピング支援
    装置。
  2. 【請求項2】 前記存在箇所にアクセスして前記標準化
    された商品情報を取り込む通信ユニットをさらに備える
    請求項1に記載のオンラインショッピング支援装置。
  3. 【請求項3】 前記制御ユニットは、前記標準化された
    商品情報の形式による表示が可能な状態にて、前記商品
    を複数並置して表示する請求項1、2のいずれかに記載
    のオンラインショッピング支援装置。
  4. 【請求項4】 前記フォーマットは商品に関する文字デ
    ータについて定められている請求項1から3のいずれか
    に記載のオンラインショッピング支援装置。
  5. 【請求項5】 前記フォーマットは商品に関する画像デ
    ータについて定められている請求項1から3のいずれか
    に記載のオンラインショッピング支援装置。
  6. 【請求項6】 前記画像データは、前記商品を三次元表
    示するためのものであり、その記述方法について前記フ
    ォーマットが定められている請求項5に記載のオンライ
    ンショッピング支援装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データは圧縮データであり、当
    該装置は、その圧縮データを解凍するためのユニットを
    さらに含む請求項5、6のいずれかに記載のオンライン
    ショッピング支援装置。
  8. 【請求項8】 当該装置はコンピュータプログラムの形
    でコンピュータに実装されるものであり、かつ、そのコ
    ンピュータに実装された既存のブラウザと連携して機能
    する請求項1から7のいずれかに記載のオンラインショ
    ッピング支援装置。
  9. 【請求項9】 オンラインショッピングのために商品を
    提供するサイトと、それらのサイトからの情報をもとに
    商品を購入するユーザ装置を含むシステムであって、 当該システムは、前記サイトが発信する通常の商品情報
    に関連づけられ、統一的なフォーマットに従って標準化
    された商品情報を保持するデータストレージを備え、 前記ユーザ装置は、前記通常の商品情報に基づいて指定
    された商品を、前記データストレージから読み出された
    前記標準化された商品情報の形式で提示する機能を有す
    る購入支援デバイスを備えることを特徴とするオンライ
    ンショッピング支援システム。
  10. 【請求項10】 前記購入支援デバイスは、前記標準化
    された商品情報の形式による表示が可能な状態にて、前
    記商品を複数並置して表示する機能を有する請求項9に
    記載のオンラインショッピング支援システム。
  11. 【請求項11】 前記フォーマットは商品に関する文字
    データについて定められている請求項9、10のいずれ
    かに記載のオンラインショッピング支援システム。
  12. 【請求項12】 前記フォーマットは商品に関する画像
    データについて定められている請求項9、10のいずれ
    かに記載のオンラインショッピング支援システム。
  13. 【請求項13】 前記画像データは、前記商品を三次元
    表示するためのものであり、その記述方法について前記
    フォーマットが定められている請求項12に記載のオン
    ラインショッピング支援システム。
  14. 【請求項14】 前記画像データは圧縮データであり、
    前記購入支援デバイスは、その圧縮データを解凍するた
    めの機能をさらに含む請求項12、13に記載のオンラ
    インショッピング支援システム。
  15. 【請求項15】 前記購入支援デバイスは、コンピュー
    タに実装された既存のブラウザと連携して機能する請求
    項9から14のいずれかに記載のオンラインショッピン
    グ支援システム。
  16. 【請求項16】 当該オンラインショッピング支援シス
    テムはさらに、商品の購入に関する決済を代行する電子
    決済センタを含み、ユーザから出された商品の購入指示
    がその電子決済センタへ送られる請求項9から15のい
    ずれかに記載のオンラインショッピング支援システム。
  17. 【請求項17】 オンラインショッピングのために商品
    を提供するサイトからの情報をもとに商品を購入するユ
    ーザコンピュータにて読みとりおよび実行可能なプログ
    ラムを格納した記録媒体であって、当該プログラムは、 前記サイトが発信する通常の商品情報に関連づけられ、
    統一的なフォーマットに従って標準化された商品情報の
    存在箇所を認識する機能と、 前記通常の商品情報に基づいて指定された商品を、前記
    存在箇所から取り込まれた標準化された商品情報の形式
    で提示する機能と、 を備えたことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007535055A (ja) * 2004-04-29 2007-11-29 ノキア コーポレイション 遠隔電子取引
WO2022123788A1 (ja) * 2020-12-11 2022-06-16 株式会社mov 情報処理システム

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