JP2001236157A - コマンド制御装置およびコマンド制御方法 - Google Patents

コマンド制御装置およびコマンド制御方法

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JP2001236157A
JP2001236157A JP2000110800A JP2000110800A JP2001236157A JP 2001236157 A JP2001236157 A JP 2001236157A JP 2000110800 A JP2000110800 A JP 2000110800A JP 2000110800 A JP2000110800 A JP 2000110800A JP 2001236157 A JP2001236157 A JP 2001236157A
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なコマンド列やブックマークによる直感
でないテキスト表示のアドレスを、直感的にワンタッチ
でユーザが指定ないし選択することができるコマンド制
御装置およびコマンド制御方法を提供する。 【解決手段】 本コマンド制御装置において、プログラ
ム記憶部3に記憶されたプログラムに従って、画像取得
部と中央処理部とコマンド制御部を含む情報処理部2
は、入力部6を介して入力されたユーザの指示を受け
て、コマンド制御情報格納部7に格納されるコマンド制
御情報に対応する画像表示を出力部5において提示し、
ユーザが選択した画像表示に対応するコマンドを実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムが用いられたコマンド制御装置に関し、より特定的
には、コマンドを実行したときに現れる表示画面やイン
ターネットブラウザなどの情報表示画面を選択すること
によって、各種コマンドの実行やリンク先アドレスの制
御を行うことができるコマンド制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータシステムが用いられ
たコマンド制御装置においては、コマンドに対応する画
像が予めシステムによって用意されたアイコンやメニュ
ーの形で登録されている。したがって、コマンドの選択
は、当該コマンドに対応するアイコンやメニューを選択
することによって行われるのが一般的である。
【0003】また、従来のインターネットブラウザにお
いては、予めシステムが用意し、あるいはユーザが登録
したジャンプ先のアドレスないしURL(Unifor
mResource Locator)がブックマーク
と呼ばれるテキストリストの形式で用意されている。し
たがって、ジャンプ先のアドレス選択は、当該ブックマ
ークに登録されたテキストのリストからジャンプ先のア
ドレスを選択することによって行われるのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コマンド制御装置において、コマンドに対応する画像
は、システムによって用意されたアイコンやメニューの
形ですでに登録されていることから、ユーザによっては
登録されたアイコン等から対応するコマンドを容易に想
起することができない場合がある。
【0005】また、従来のインターネットブラウザにお
いて、前述のようにブックマークは、インターネットア
ドレスそのもの、または対応するホームページ等の名称
がテキストの形で登録されているにすぎないので、ユー
ザによっては登録された名称等から対応するホームペー
ジ等を想起することができない場合がある。
【0006】それ故に、本発明の目的は、複雑なコマン
ド列やブックマークによる直感でないテキスト表示のア
ドレスを、直感的にワンタッチでユーザが指定ないし選
択することができるコマンド制御装置およびコマンド制
御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、コマンドに対応した表示画像をユーザが選択す
ることによってコマンドを実行するコマンド制御装置で
あって、ユーザによって決定された指令が入力される入
力部と、ユーザに対して各種の情報を提示する表示画面
を出力する出力部と、コマンドに対応した表示画像を表
示画面から取得する画像取得部と、画像取得部によって
取得された表示画像に関する情報およびコマンドに関す
る情報を含むコマンド制御情報を生成するコマンド制御
情報生成部と、コマンド制御情報を格納するコマンド制
御情報格納部と、ユーザが実行しようとするコマンドを
選択できるように、コマンド制御情報格納部に格納され
ているコマンド制御情報に対応する表示画像を出力部に
提示させるコマンド提示部と、コマンド提示部によって
提示された表示画像をユーザが選択した場合には、入力
部から入力される指令に対応して、表示画像に対応する
コマンドを実行させるコマンド選択部とを備える。
【0008】上記のように、第1の発明によれば、コマ
ンドを実行したときに現れる情報表示画面と、当該コマ
ンドを実行する時に必要なパラメータを保存するように
構成される。したがって、本コマンド制御装置を情報ナ
ビゲーションに使用することによって、オペレータは、
表示画像をみながら容易にコマンドを実行することがで
き、ユーザインタフェースの向上を図ることができる。
また、コマンド制御情報生成部によって動的に作成され
た表示情報を使用できるので、コマンドの選択を促すメ
ニューの表示が直感的にわかりやすく、所望の表示スケ
ールへの変更も簡単にすることができる。
【0009】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、画像取得部は、入力部から入力される指令に
対応して、表示画面からユーザが選択した範囲の画像を
取得することを特徴とする。
【0010】上記のように、第2の発明によれば、コマ
ンドに対応したアプリケーション実行中の表示画像の一
部をコマンドに対応した表示画像として生成するタイミ
ングをオペレータからの入力により決定できるので、オ
ペレータにとって一番わかりやすいか、あるいは気に入
っている表示画像をコマンド選択の表示画像として登録
することができる。
【0011】第3の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、画像取得部は、コマンドに対応したアプリケ
ーションの実行画面の全部または一部を所定の条件に従
って自動的に取得することを特徴とする。
【0012】上記のように、第3の発明によれば、コマ
ンドに対応したアプリケーション実行中の表示画像の一
部をコマンドに対応した表示画像として生成するタイミ
ングを自動的に決定できるので、オペレータは特に登録
を意識することなく、表示画像をみながら容易にコマン
ドを選択し、実行することができる。
【0013】第4の発明は、第3の発明に従属する発明
であって、所定の条件は、コマンドの実行回数および実
行頻度の一方あるいは双方に基づいて決定されることを
特徴とする。
【0014】上記のように、第4の発明によれば、今ま
で何度も実行され、あるいは頻繁に実行されたコマンド
やアクセスされたアドレスであるにもかかわらず、ブッ
クマークやコマンド制御情報格納部に登録されていない
場合に、コマンドに対応したアプリケーション実行中の
表示画像の一部をコマンドに対応した表示画像として生
成するタイミングを自動的に決定できる。したがって、
オペレータは特に登録を意識することなく、今まで何度
もあるいは頻繁に見て記憶に残った表示画像を見ながら
容易にコマンドを選択し、実行することができる。
【0015】第5の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、表示画像は、画像内容が経時的に変化する動
画であることを特徴とする。
【0016】上記のように、第5の発明によれば、コマ
ンドに対応する表示画像を静止画よりも印象の強い動画
にすることができるので、オペレータは、表示画像をみ
ながら容易にコマンドを実行することができる。
【0017】第6の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、インターネットに接続するための通信部をさ
らに備え、コマンド提示部は、通信部を介して送受信さ
れる情報を提示するインターネットブラウザのブックマ
ークとして、表示画像を提示することを特徴とする。
【0018】上記のように、第6の発明によれば、コマ
ンドを実行したときに現れるホームページの表示画面等
と、当該コマンドを実行する時に必要なインターネット
アドレスを保存するように構成される。したがって、本
コマンド制御装置をインターネットブラウザに使用する
ことによって、ユーザは、インターネットアドレスの選
択を表示画像をみながら容易に行うことができ、インタ
ーネットブラウザにおけるユーザインタフェースの向上
を図ることができる。
【0019】第7の発明は、第6の発明に従属する発明
であって、ブックマークには、コマンドに対応した表示
画像とともに、テキストリストが併せて用いられること
を特徴とする。
【0020】上記のように、第7の発明によれば、ブッ
クマークには、従来から用いられているテキスト形式の
リストが併せて用いられるので、ユーザは従来から慣れ
親しんだブックマークとともにユーザインタフェースが
向上した表示画像を用いたブックマークを併せて用いる
ことができる。
【0021】第8の発明は、コマンドに対応した表示画
像をユーザが選択することによってコマンドを実行する
コマンド制御方法であって、ユーザに対して各種の情報
を提示する表示画面から、コマンドに対応した表示画像
を取得する画像取得ステップと、表示画像に関する情報
およびコマンドに関する情報を含むコマンド制御情報を
生成するコマンド制御情報生成ステップと、ユーザが実
行しようとするコマンドを選択できるように、コマンド
制御情報に対応する表示画像を提示するコマンド提示ス
テップと、コマンド提示ステップにおいて提示された表
示画像をユーザが選択した場合には、当該表示画像に対
応するコマンドを実行させるコマンド選択ステップとを
含む。
【0022】上記のように、第8の発明によれば、コマ
ンドを実行したときに現れる情報表示画面と、当該コマ
ンドを実行する時に必要なパラメータとが保存される。
したがって、本コマンド制御方法を情報ナビゲーション
に使用することによって、オペレータは、表示画像をみ
ながら容易にコマンドを実行することができ、ユーザイ
ンタフェースの向上を図ることができる。また、コマン
ド制御情報生成ステップによって動的に作成された表示
情報を使用できるので、コマンドの選択を促すメニュー
の表示が直感的にわかりやすく、所望の表示スケールへ
の変更も簡単にすることができる。
【0023】第9の発明は、第8の発明に従属する発明
であって、画像取得ステップは、表示画面からユーザが
所望の範囲の画像を選択するステップと、選択された範
囲の画像を取得するステップとを含む。
【0024】上記のように、第9の発明によれば、コマ
ンドに対応したアプリケーション実行中の表示画像の一
部をコマンドに対応した表示画像として生成するタイミ
ングをオペレータからの入力により決定できるので、オ
ペレータにとって一番わかりやすいか、あるいは気に入
っている表示画像をコマンド選択の表示画像として登録
することができる。
【0025】第10の発明は、第8の発明に従属する発
明であって、画像取得ステップは、コマンドに対応した
アプリケーションの実行画面の全部または一部を所定の
条件に従って自動的に取得することを特徴とする。
【0026】上記のように、第10の発明によれば、コ
マンドに対応したアプリケーション実行中の表示画像の
一部をコマンドに対応した表示画像として生成するタイ
ミングを自動的に決定できるので、オペレータは特に登
録を意識することなく、表示画像をみながら容易にコマ
ンドを選択し、実行することができる。
【0027】第11の発明は、第10の発明に従属する
発明であって、所定の条件は、コマンドの実行回数およ
び実行頻度の一方あるいは双方に基づいて決定されるこ
とを特徴とする。
【0028】上記のように、第11の発明によれば、今
まで何度も実行され、あるいは頻繁に実行されたコマン
ドやアクセスされたアドレスであるにもかかわらず、登
録がされていない場合に、コマンドに対応したアプリケ
ーション実行中の表示画像の一部をコマンドに対応した
表示画像として生成するタイミングを自動的に決定でき
る。したがって、オペレータは特に登録を意識すること
なく、今まで何度もあるいは頻繁に見て記憶に残った表
示画像を見ながら容易にコマンドを選択し、実行するこ
とができる。
【0029】第12の発明は、第8の発明に従属する発
明であって、表示画像は、画像内容が経時的に変化する
動画であることを特徴とする。
【0030】上記のように、第12の発明によれば、コ
マンドに対応する表示画像を静止画よりも印象の強い動
画にすることができるので、オペレータは、表示画像を
みながら容易にコマンドを実行することができる。
【0031】第13の発明は、第8の発明に従属する発
明であって、インターネットに接続して情報を送受信す
る通信ステップをさらに備え、コマンド提示ステップ
は、通信ステップにおいて送受信される情報を提示する
インターネットブラウザのブックマークにおいて、表示
画像を提示することを特徴とする。
【0032】上記のように、第13の発明によれば、コ
マンドを実行したときに現れるホームページの表示画面
等と、当該コマンドを実行する時に必要なインターネッ
トアドレスを保存するように構成される。したがって、
本コマンド制御方法をインターネットブラウザに使用す
ることによって、ユーザは、インターネットアドレスの
選択を表示画像をみながら容易に行うことができ、イン
ターネットブラウザにおけるユーザインタフェースの向
上を図ることができる。
【0033】第14の発明は、第13の発明に従属する
発明であって、ブックマークには、表示画像とともに、
テキストリストが併せて用いられることを特徴とする。
【0034】上記のように、第14の発明によれば、ブ
ックマークには、従来から用いられているテキスト形式
のリストが併せて用いられるので、ユーザは従来から慣
れ親しんだブックマークとともにユーザインタフェース
が向上した表示画像を用いたブックマークを併せて用い
ることができる。
【0035】第15の発明は、コマンドに対応した表示
画像をユーザが選択することによってコマンドを実行す
るコマンド制御装置に、ユーザに対して各種の情報を提
示する表示画面から、コマンドに対応した表示画像を取
得する画像取得ステップと、表示画像に関する情報およ
びコマンドに関する情報を含むコマンド制御情報を生成
するコマンド制御情報生成ステップと、ユーザが実行し
ようとするコマンドを選択できるように、コマンド制御
情報に対応する表示画像を提示するコマンド提示ステッ
プと、コマンド提示ステップにおいて提示された表示画
像をユーザが選択した場合には、当該表示画像に対応す
るコマンドを実行させるコマンド選択ステップとを実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。
【0036】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係るコマンド制御装置の構成を示
したブロック図である。本コマンド制御装置は、一般的
なコンピュータシステムにおいて実現される。図1にお
いて、本コマンド制御装置は、情報処理部2と、プログ
ラム記憶部3と、コマンド制御情報格納部7と、出力部
5と、入力部6と、通信部9とを備える。これらは共通
のシステムバスによって結合されている。
【0037】情報処理部2は、プログラム記憶部3に記
憶されたプログラム情報に従って動作するCPU等によ
って構成され、コマンド制御のための各種処理(コマン
ド作成処理、コマンド選択処理等)を行う。なお、プロ
グラム記憶部3は、ハードディスクや半導体メモリのよ
うに固定的にプログラム情報を記憶するように構成され
てもよいし、交換可能な記憶媒体、例えば光ディスク
(CD、DVD等)や半導体メモリカード等にプログラ
ム情報を記憶するように構成されてもよい。交換可能な
記憶媒体を用いる場合、当該記憶媒体は、適宜、新しい
プログラムを記憶したものと交換されてもよい。
【0038】コマンド制御情報格納部7は、コンピュー
タ内部に設けられた読み書き可能なメモリー、ハードデ
ィスク、半導体メモリカード、光ディスク(CD−R/
W、DVD−RAM)等を用いた記憶装置によって構成
され、情報処理部2によって作成されたコマンドに関す
る情報(例えば、コマンドに対応する画像データ等)を
保存する。
【0039】出力部5は、表示装置(液晶ディスプレ
イ、CRTディスプレイ等)やスピーカ等を含み、情報
処理部2において生成された情報を表示し、または音声
出力する。入力部6は、リモートコントローラ、タッチ
センサ、キーボード、マウス等により、アプリケーショ
ンの機能選択や、パラメータの入力等を行う。通信部9
は、電話回線やISDN網などを介して、外部システム
と情報の送受信を行う。なお、本コマンド制御装置が外
部システムとの通信を必要としない場合には、通信部9
は省略されてもよい。
【0040】図2は、図1における情報処理部2の詳細
な構成を示したブロック図である。図2において、情報
処理部2は、中央処理部4と、コマンド制御部8と、画
像取得部10とを含む。
【0041】コマンド制御部8は、生成指令および選択
指令に対応した処理を実行する。生成指令とは、対象と
なるコマンドに対応する画像等の情報を生成することを
本コマンド制御装置に対して指示する命令である。な
お、対象となるコマンドは、入力部6より新たに入力さ
れてもよいし、実行中ないし直前に実行されたコマンド
であってもよい。選択指令とは、各コマンドに対応する
画像が選択される場合の処理を指示する命令である。
【0042】中央処理部4は、コマンド制御部8および
画像取得部10との間で各種情報を送受信して、各部の
動作を制御する。画像取得部10は、生成指令に従っ
て、コマンドに対応した画像を表示されている画像から
切り取って取得する。
【0043】図3は、本コマンド制御装置の全体的な動
作を示すフローチャートである。本コマンド制御装置
は、プログラム記憶部3に記憶されたプログラム情報に
従って動作する情報処理部2によって制御される。さら
に、情報処理部2に含まれる各構成部は、中央処理部4
の制御に従って動作する。よって、以下、図3を参照し
つつ、中央処理部4の動作を説明する。
【0044】まず、ステップS11において、中央処理
部4は、選択指令または生成指令が入力部6から入力さ
れた否かを判断する。これらの指令が入力された場合に
は、処理はサブルーチンステップS12へ進む。これら
の指令が入力されていない場合には、処理はステップS
14へ進む。
【0045】このようなステップS11における中央処
理部4の動作は、選択指令および生成指令がいずれも入
力部6からのみ入力されることを前提としている。しか
し、ステップS11において、中央処理部4は、生成指
令を出すかどうかを自動的に決定してもよい。
【0046】このように自動的に決定される場合には、
典型的にはコマンドの実行回数や実行頻度等を記憶して
おき、今まで何度も実行され、あるいは頻繁に実行され
たコマンドやアクセスされたアドレスであるにもかかわ
らず、ブックマークやコマンド制御情報格納部7に登録
されていない場合などが考えられる。なお、上述の場合
には、コマンドの実行回数および実行頻度の一方あるい
は双方は、予め定められたしきい値と比較される。
【0047】また、入力部6から生成指令が入力された
場合であっても、CPUの空き時間がない場合には、中
央処理部4は、CPUの空き時間ができるまで当該指令
を実行しないように動作してもよい。
【0048】次に、サブルーチンステップS12におい
て、中央処理部4は、コマンド制御部8へ起動をかけ
て、必要なパラメータを受け渡し、処理を依頼する。依
頼を受けたコマンド制御部8は、表示画像の生成処理あ
るいはコマンドの選択処理を行う。当該処理の詳しい内
容については後述する。
【0049】さらに、中央処理部4は、コマンド制御部
8からの表示情報を出力部5へ出力する(ステップS1
3)。続いて、ステップS14において、中央処理部4
は、入力部6からシステム終了指令が入力されたかどう
かを確認する。システム終了指令が入力されていない場
合には、中央処理部4は、ステップS11に戻り、上述
したような一連の処理を繰り返す。システム終了指令が
入力された場合には、中央処理部4は処理を終了する。
【0050】次に、図4を参照しつつ、本コマンド制御
装置におけるコマンド制御部8の構成および動作を説明
する。図4は、本コマンド制御装置におけるコマンド制
御部8の構成を示すブロック図である。図4において、
本コマンド制御部8は、コマンド選択部81と、コマン
ド制御情報生成部82と、コマンド提示部83とを含
む。
【0051】コマンド制御情報生成部82は、コマンド
に対応した表示画像情報を提供するために、コマンド制
御情報を生成する。コマンド制御情報の内容について
は、後述する。
【0052】コマンド提示部83は、コマンド制御情報
格納部7に格納されているコマンド制御情報に基づい
て、各コマンドに対応する複数の画像を一つの選択画面
内に表示し、ユーザに対してコマンドの選択を促す。
【0053】コマンド選択部81は、コマンド提示部8
3により提示された情報に基づいてコマンドの選択に関
する処理を行うとともに、いずれかのコマンドに対応す
る画像が選択された場合には、選択された画像に対応す
るコマンドが有する機能を中央処理部4に実行させる。
【0054】図5は、上述のようなコマンド制御部8の
動作を示すフローチャートである。以下、図5を参照し
つつ、コマンド制御部8の動作について説明する。図5
のステップS121において、コマンド制御部8は、中
央処理部4から送られてきた指令およびそのパラメータ
を解析する。解析された指令の種類がコマンドに対応す
る画像を作成する作成指令であれば、処理はサブルーチ
ンステップS122にブランチする。解析された指令の
種類がコマンドを選択する処理を指示する選択指令であ
れば、処理はサブルーチンステップS124にブランチ
する。
【0055】まず、選択指令に対応した処理のフローに
ついて説明する。サブルーチンステップS122におい
て、コマンド制御部8は、コマンドに対応させようとす
る画像を取得するように、中央処理部4へ依頼する。依
頼を受けた中央処理部4は、画像取得部10に対して、
表示画面から所定の画像を自動的にまたはユーザの指示
に従って切り取るように指示し、画像取得部10から表
示画像データを取得する。具体的には、画像取得部10
は、出力部5における表示画面に対応する画像データを
格納するビデオRAM等から別の格納領域へ、切り取ら
れる画像に対応する画像データを転送する。なお、切り
取られる画像は、動画であってもよい。
【0056】図6は、サブルーチンステップS122の
詳細な処理を示すフローチャートである。図6のステッ
プS1221において、中央処理部4は、入力部6を介
してユーザにコマンドと対応させる画像を選択させる。
このようにユーザが指定した画像を切り取る場合は、ユ
ーザは、出力部5において表示されている画像の一部を
領域指定し、入力部6を介して中央処理部4へ切り取る
画像を指示する。領域指定は、例えばマウス等が用いら
れて、一定の矩形領域を形成するように指定されてもよ
いし、予め領域の大きさを決めておいてその中心が指定
されてもよい。
【0057】なお、コマンドと対応させる画像は、自動
的に切り取られてもよい。自動的に切り取る場合は、何
度も実行されたコマンドやアクセスされたアドレスであ
るにもかかわらず登録されていないことから、前述のよ
うに自動的に作成指令が出される場合である。このよう
な場合には、例えば、画像取得部10は、実行中ないし
直前に実行されたコマンドによって動作するアプリケー
ション等が表示する画像を判別して、当該画像を選択し
て取得する。
【0058】次に、ステップS1222において、中央
処理部4は、選択された画像をコマンドに対応させる画
像として取得してよいかを判断する。例えば、中央処理
部4は、選択された画像を取得してよいかを確認するメ
ッセージを出力部5へ出力し、入力部6を介してユーザ
による確認を受け付ける。その結果、取得してよいと判
断された場合には、処理はステップS1223へ進む。
取得しないと判断された場合には、処理はステップS1
221へ戻る。
【0059】ステップS1223において、中央処理部
4は、選択された画像が動画か否かを判断する。具体的
には、中央処理部4は、選択された画像に対応する画像
データを一定の時間間隔(例えば、リフレッシュ間隔の
数倍の時間間隔やユーザが指定した時間間隔)をあけて
監視し、画像データが経時的に変化する動画データか否
かを判断する。選択された画像が動画であると判断され
た場合には、処理はステップS1224へ進む。選択さ
れた画像が動画でないと判断された場合には、処理はス
テップS1226へ進む。
【0060】まず、選択された画像が動画でない場合、
ステップS1224において、画像取得部10は、選択
された画像に対応する画像データを、典型的にはビデオ
RAMから別の格納エリアへ転送する。次に、ステップ
S1225において、画像取得部10は、転送先のアド
レスおよび転送した画像の枚数(静止画であるから、1
である)を中央処理部4へ送信する。以上のサブルーチ
ン処理を終了すると、処理は図5のフローへ復帰する。
【0061】また、選択された画像が動画である場合、
ステップS1226において、画像取得部10は、選択
された範囲の画像データを所定のタイミングで所定の枚
数だけ、典型的にはビデオRAMから別の格納エリアへ
転送する。例えば、画像取得部10は、リフレッシュ間
隔の数倍の時間間隔をあけて4枚の画像データを順に取
得し、連続して順に転送する。次に、ステップS122
7において、画像取得部10は、最初の転送先のアドレ
スおよび転送した画像の枚数(例えば4)を中央処理部
4へ送信する。なお、以上のような動画データは、MP
EG形式やアニメーションGIF形式で保存されてもよ
い。以上のサブルーチン処理を終了すると、処理は図5
のフローへ復帰する。
【0062】次に、図5のサブルーチンステップS12
3において、コマンド制御情報生成部82は、表示画像
を作成するために必要なパラメータあるいは情報を受け
取って、コマンド制御情報生成処理を行う。以下、図7
および図8を参照しながら、当該コマンド制御情報生成
処理の内容について詳説する。
【0063】図7は、サブルーチンステップS123に
おけるコマンド制御情報生成処理の詳細な流れを示すフ
ローチャートである。図7のステップS1231におい
て、コマンド制御情報生成部82は、コマンド制御情報
格納部7に格納されている図8に示されるようなコマン
ド制御情報を読み込む。
【0064】図8は、コマンド制御情報格納部7に格納
されているコマンド制御情報の内容例を示した図であ
る。図8において、当該コマンド制御情報は、コマンド
の番号と、コマンド名と、表示画像アドレスと、表示画
像の枚数と、表示座標と、コマンドパラメータとを含
む。コマンドパラメータは、現モードフラッグと、アプ
リケーションのパラメータとを含む。
【0065】コマンドの番号は、コマンド制御情報格納
部7に格納されている各コマンドに対応する情報のレコ
ード番号である。コマンド名は、コマンドに対応する名
前であって、インターネットブラウザやチャンネル選択
アプリケーション、ムービープレイヤ、ワードプロセッ
サ等の起動コマンド名などである。
【0066】表示画像アドレスは、各コマンドに対応す
る表示画像が格納されているメモリー等のアドレスが格
納されている。前述の例によれば、表示画像アドレス
は、ビデオRAM等からの転送先アドレスである。
【0067】表示画像の枚数は、各コマンドに対応する
表示画像が格納されている枚数が格納されている。例え
ば図8において、番号1のレコードに格納されている枚
数は1であるから、表示画像は静止画像である。また、
番号3のレコードに格納されている枚数は4であるか
ら、表示画像は動画画像であって、経時的に変化する4
枚の画像の組み合わせによって構成される。
【0068】表示座標は、表示画像をコマンド提示部8
3から出力部5へ表示する際のディスプレイ座標に対応
する座標(X,Y)が格納されている。図8において
は、当該座標は、(X1,Y1)から(X6,Y6)ま
での組み合わせで構成される。これらの座標の生成方法
については後述する。
【0069】コマンドパラメータは、表示属性を制御す
るために必要なパラメータが格納され、例えば、現モー
ドフラッグとアプリケーションのパラメータとを含む。
現モードフラッグは、現在実行中のコマンドであること
をあらわすフラッグである。図8においては、インター
ネットブラウザから参照されるインターネットアドレス
1に対応する現モードフラッグの値のみが1である。し
たがって、当該インターネットブラウザのみがON状態
である。また、残りのコマンドに対応する現モードフラ
ッグの値は0である。したがって、他のアプリケーショ
ンはOFF状態である。また、アプリケーションパラメ
ータは、例えばインターネットアドレスやメディア番号
およびチャンネル番号、ムービーファイル名、文書ファ
イル名などのパラメータである。なお、メディア番号
は、地上波放送や衛星放送等に対応する番号であり、チ
ャンネル番号は、当該メディア上において供給されるチ
ャンネルの番号である。
【0070】次に、図7のステップS1232におい
て、コマンド制御情報生成部82は、コマンド制御部8
から送られてきた前述のようなコマンド制御情報を調べ
て、作成指令によって指定されたコマンドが現コマンド
と一致するか否かを判断する。
【0071】例えば、作成指令によって指定されたコマ
ンドに対応するコマンド制御情報における表示画像アド
レスがNULLでなく、かつ現モードフラッグが1であ
る場合には、コマンド制御情報生成部82は、指定され
たモードと現コマンドが一致していると判断する。その
場合には、処理はステップS1234へ進む。それ以外
の場合には、コマンド制御情報生成部82は、指定され
たモードと現コマンドが一致していないと判断する。そ
の場合には、処理はステップS1233へ進む。
【0072】ステップS1233において、コマンド制
御情報生成部82は、中央処理部4に指定されたコマン
ドに対応する各種情報(例えば、コマンド名、表示画像
アドレス、表示画像の枚数、コマンドパラメータ)を送
信するように依頼する。依頼を受けた中央処理部4は、
当該情報を送信し、処理はステップS1235へ進む。
【0073】また、ステップS1234において、コマ
ンド制御情報生成部82は、中央処理部4に現コマンド
に対応する各種情報(コマンド名、表示画像アドレス、
表示画像の枚数、コマンドパラメータ)を送信するよう
に依頼する。依頼を受けた中央処理部4は、当該情報を
送信し、処理はステップS1235へ進む。
【0074】ステップS1235において、コマンド制
御情報生成部82は、中央処理部4から前述の各種情報
を受け取る。次に、ステップS1236において、コマ
ンド制御情報生成部82は、コマンド制御情報格納部7
に格納領域が確保されていることを確認する。図8にお
いては、番号7および8のレコードが空き領域である。
なお、空き領域が存在しない場合には、ユーザに対し
て、いずれかのコマンド番号に対応するレコードを削除
するように勧誘メッセージが出力され、ユーザの選択に
従って指定されたレコードが削除される。また、ユーザ
の選択を待たずに、コマンドの実行頻度を参照して、実
行頻度の低いコマンドに対応するレコードを自動的に削
除するように動作してもよい。このように空き領域の確
認を行うと、コマンド制御情報生成部82は、コマンド
名、表示画像アドレス、表示画像の枚数、コマンドパラ
メータの各種情報を送信し、コマンド制御情報格納部7
は送信された情報を格納する。以上の処理が終了する
と、処理は図5のフローへ復帰する。
【0075】次に、選択指令に対応した処理のフローに
ついて説明する。図5のサブルーチンステップS124
において、コマンド提示部83はコマンド提示処理を行
う。当該コマンド提示処理の詳細な内容について、図9
を用いながら以下に説明する。図9は、サブルーチンス
テップS124におけるコマンド提示処理の内容を示す
フローチャートである。
【0076】図9のステップS1241において、コマ
ンド提示部83は、コマンド制御情報格納部7に格納さ
れている全てのコマンド制御情報を読み込む。次に、ス
テップS1242において、コマンド提示部83は、表
示したいコマンドの個数を求める。例えば、前述の図8
のようなコマンド制御情報が読み込まれた場合には、表
示画像アドレスがNULLでないものをすべて表示する
ように設定されているとすると、表示したいコマンドに
対応する表示画像は6個となる。したがって、表示した
いコマンドの個数は6個である。
【0077】次に、ステップS1243において、コマ
ンド提示部83は、表示したいコマンドの個数から同時
に1つの画面に分割表示する個数を求め、各コマンドに
対応する画像(コマンド画像)上の表示位置座標を求め
る。例えば、ディスプレイの大きさや解像度を考慮し
て、1つの画面において同時に分割表示可能な数が8個
であるとする。そうすると、前述のように求められた表
示したいコマンドの個数全て(=6個)が同時に1画面
に表示される。ここで、当該個数が分割表示可能な数
(=8個)を超えている場合には、例えば、指示によっ
て次ページへ進むような表示形式が用いられて、何回に
もわけて表示される。さらに、表示したコマンドの個数
である6個で画面を分割できるように、ディスプレイ座
標(X1,y1)から(X6,Y6)までの座標を算出
する。当該座標は、例えば予め定められた座標データを
用いて算出されてもよいし、各画面が等しい形の長方形
に分割されるように算出されてもよい。
【0078】続いて、ステップS1244において、読
み込まれた情報および求められた表示位置座標を出力部
5に渡してコマンド画像の提示を行うとともに、表示位
置座標(x,y)をコマンド制御情報格納部7へ送信す
る。これを受けてコマンド制御情報格納部7は、コマン
ド画像に対応する各表示位置座標を格納する。その後、
処理は図5のフローへ復帰する。
【0079】図10は、以上のようにして生成される各
コマンドに対応する画面の表示例を示す図である。図1
0に示されるように、当該表示例は、コマンド画像が6
つ存在する場合であって、それぞれ図8のコマンド制御
情報に対応して表示されている。すなわち、ディスプレ
イ座標(X1,y1)には、表示画像アドレス1に格納
されている画像(ここでは、レストランA表示画像)が
表示され、座標(X2,y2)には、表示画像アドレス
2に格納されている画像(ここでは、レストランB表示
画像)が表示されている。同様に、座標(X3,y3)
から座標(X6,y6)には、それぞれ対応する表示画
像アドレスに格納されている画像が表示されている。
【0080】また、表示画像が複数枚で構成されている
場合には、好ましくは画像取得時と同じ所定の時間間隔
をあけて、対応する画像が順番に表示される。例えば、
図8のレコード番号3における表示画像は、所定の時間
間隔をあけて、1枚目から4枚目までが表示され、また
1枚目に戻って表示が繰り返される。ユーザは、これら
の各画像をマウス等の入力操作によって選択する。この
ような選択処理の詳細については後述する。
【0081】次に、図5のサブルーチンステップS12
5において、コマンド制御部8は、コマンド選択部81
においてコマンド選択処理を行う。図11は、サブルー
チンステップS125において、コマンド選択部81の
コマンド選択処理の詳細な内容を示すフローチャートで
ある。
【0082】ステップS1251において、コマンド選
択部81は、コマンド画像のいずれかがユーザによって
選択されたか否かを判断する。選択されたと判断した場
合には、コマンド選択部81は、処理をステップS12
52へ進める。選択されないと判断した場合には、コマ
ンド選択部81は、処理をステップS1251の開始時
へ戻し、選択されるまでループする。もちろん、本処理
は、無限ループに陥らないように、一般的なタイムアウ
ト処理やキャンセル処理等を含む。
【0083】ステップS1252において、コマンド選
択部81は、入力部6からコマンド選択の座標情報を受
け取り、読み込まれたコマンド制御情報の表示座標から
対応するコマンドを選択する。具体的には、例えば図1
0のコマンド画像のいずれかの部分をユーザがマウス等
によってクリックする。そこで、コマンド選択部81
は、クリックされた座標から対応するコマンドを選択す
る。
【0084】次に、ステップS1253において、コマ
ンド選択部81は、選択指令によって指定されたコマン
ドと現コマンドが一致しているかどうかを判断する。一
致している場合には、処理は終了して、図5のフローへ
復帰し、さらに図3のフローへ復帰する。一致していな
い場合は、処理はステップS1254へ進む。
【0085】ステップS1254において、コマンド選
択部81は、コマンド制御情報を中央処理部4に渡し、
コマンド変更の処理を依頼する。依頼を受けた中央処理
部4は、コマンドを切り替えて、実行する。具体的に
は、中央処理部4は、前述したようなインターネットブ
ラウザやワードプロセッサ等のアプリケーションを起動
する。その後、処理は終了して、図5のフローへ復帰
し、さらに図3のフローへ復帰する。
【0086】次に、図3のステップS13において、中
央処理部4は、コマンド制御部8からの表示情報を出力
部5へ表示する。表示情報の内容としては、例えば、コ
マンド制御情報格納部7が各種情報を格納したことを確
認するメッセージや、格納できなかったことを示すエラ
ーメッセージ、或るコマンド画面が選択されたことを示
すアニメーション処理などが考えられる。当該アニメー
ション処理は、例えばマウスによるクリック操作に対応
して、選択されたコマンド画面が押下されて沈み込むよ
うに行われ、あるいはフェードアウトするように行われ
る。
【0087】次に、ステップS14において、中央処理
部4は、入力部6からシステム終了指令が入力されたか
どうかを判断する。システム終了指令が入力された場合
には、処理は終了する。システム終了指令が入力されな
かった場合には、処理はステップS11へ戻る。
【0088】このように、本実施形態に係るコマンド制
御装置は、コマンドを実行したときに現れる情報表示画
面と、当該コマンドを実行する時に必要なパラメータを
保存するように構成される。したがって、本コマンド制
御装置を情報ナビゲーションに使用することによって、
ユーザは、コマンドを表示画像をみながら容易に実行す
ることができ、ユーザインタフェースの向上を図ること
ができる。
【0089】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態に係るコマンド制御装置の構成は、図1における第1
の実施形態に係るコマンド制御装置の構成と同様であ
る。したがって、共通する各部の構成および動作につい
ては、説明を省略する。
【0090】ただし、本コマンド制御装置は、必ず通信
部9を含み、インターネットブラウザとともに用いられ
て、ユーザに対してインターネットアドレスを容易に選
択することを可能にする。より具体的に言えば、本コマ
ンド制御装置は、インターネットブラウザのブックマー
クに替えて、あるいはブックマークとともに用いられ
る。したがって、実行されるコマンドはインターネット
ブラウザの実行を必ず伴うので、前述した図8のコマン
ド制御情報は、コマンド名の情報を含む必要はない。
【0091】図12は、本実施形態に係るコマンド制御
装置において用いられるコマンド制御情報の内容例を示
した図である。図12に示されるように、コマンド制御
情報にコマンド名は含まれず、またコマンドパラメータ
は、インターネットアドレスのパラメータのみを含む。
これらの点で、図12に示されるコマンド制御情報の内
容は、図8のコマンド制御情報の内容とは異なる。
【0092】このように、インターネットブラウザのブ
ックマークに替えて、あるいはブックマークとともに用
いられる本コマンド制御装置の表示例を図13を用いな
がら説明する。図13は、前述のステップS1244に
おいて表示されるコマンド画像の表示例を含む図であ
る。
【0093】図13において、インターネットブラウザ
1201は、ブックマークのコマンド選択表示部120
2を含む。なお、ブックマークとは、インターネットブ
ラウザのコマンドの1つであって、典型的にはユーザが
一度訪れたことのあるホームページ等のインターネット
アドレスを登録しておき、次に訪れる際には登録された
インターネットアドレスを利用して、容易に対応するホ
ームページを訪れることができる機能を実現するもので
ある。
【0094】さらに、ブックマークのコマンド選択表示
部1202は、テキストブックマークのコマンド選択表
示部1203と、ビジュアルブックマークのコマンド選
択表示部1204とを含む。したがって、図13に示さ
れるように、ユーザがブックマークのコマンドを選択し
た場合には、当該コマンドの下層に属するテキストブッ
クマークとビジュアルブックマークとをさらに選択する
ことができる。なお、従来はテキスト情報で構成される
テキストブックマークのみが用いられてきたので、テキ
ストブックマークは省略されてもよい。
【0095】そして、ユーザがビジュアルブックマーク
を選択した場合には、図13に示されるように、図10
に対応するコマンド表示画像1205が表示される。コ
マンド表示画像1205は、コマンド画像が6つ存在す
る場合であって、それぞれ図12のコマンド制御情報に
対応して表示されている。ユーザは、これらの各画像を
マウス等の入力操作によって選択する。このような選択
処理の詳細については前述したとおりである。なお、図
13のコマンド表示画面1205には、マークA表示画
像およびムービーAサンプル表示画像が含まれている
が、これらの画像はユーザの選択指令によって自由に切
り取られたものが表示されている。
【0096】このように、本実施形態に係るコマンド制
御装置は、コマンドを実行したときに現れるホームペー
ジの表示画面等と、当該コマンドを実行する時に必要な
インターネットアドレスを保存するように構成される。
したがって、本コマンド制御装置をインターネットブラ
ウザに使用することによって、ユーザは、インターネッ
トアドレスの選択を表示画像をみながら容易に行うこと
ができ、インターネットブラウザにおけるユーザインタ
フェースの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコマンド制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における情報処理部2の詳細な構成を示し
たブロック図である。
【図3】本コマンド制御装置の全体的な動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本コマンド制御装置におけるコマンド制御部8
の構成を示すブロック図である。
【図5】コマンド制御部8の動作を示すフローチャート
である。
【図6】サブルーチンステップS122の詳細な処理を
示すフローチャートである。
【図7】サブルーチンステップS123におけるコマン
ド制御情報生成処理の詳細な流れを示すフローチャート
である。
【図8】コマンド制御情報格納部7に格納されているコ
マンド制御情報の内容例を示した図である。
【図9】サブルーチンステップS124におけるコマン
ド提示処理の内容を示すフローチャートである。
【図10】各コマンドに対応する表示画像の表示例を示
す図である。
【図11】サブルーチンステップS125において、コ
マンド選択部81のコマンド選択処理の詳細な内容を示
すフローチャートである。
【図12】第2の実施形態に係るコマンド制御装置にお
いて用いられるコマンド制御情報の内容例を示した図で
ある。
【図13】ステップS1244において表示されるコマ
ンド画像の表示例を含む図である。
【符号の説明】
2 情報処理部 3 プログラム記憶部 4 中央処理部 5 出力部 6 入力部 7 コマンド制御情報格納部 8 コマンド制御部 9 通信部 10 画像取得部 81 コマンド選択部 82 コマンド制御情報生成部 83 コマンド提示部 1201 インターネットブラウザ 1202 ブックマークのコマンド選択表示部 1203 テキストブックマークのコマンド選択表示部 1204 ビジュアルブックマークのコマンド選択表示
部 1205 コマンド表示画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B089 HA02 HA03 HA10 JA24 KA02 KA03 KB07 KB09 LB01 LB07 LB14 LB18 5E501 AA01 AA14 AB15 AC16 BA03 BA05 CA03 CA04 CA08 CB02 CB05 CB09 CC02 DA13 DA17 EA05 EA13 EA33 EB01 EB05 EB06 FA05 FA14 FA15 FA42 FA45

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンドに対応した表示画像をユーザが
    選択することによってコマンドを実行するコマンド制御
    装置であって、 ユーザによって決定された指令が入力される入力部と、 ユーザに対して各種の情報を提示する表示画面を出力す
    る出力部と、 コマンドに対応した前記表示画像を前記表示画面から取
    得する画像取得部と、 前記画像取得部によって取得された前記表示画像に関す
    る情報およびコマンドに関する情報を含むコマンド制御
    情報を生成するコマンド制御情報生成部と、 前記コマンド制御情報を格納するコマンド制御情報格納
    部と、 ユーザが実行しようとするコマンドを選択できるよう
    に、前記コマンド制御情報格納部に格納されている前記
    コマンド制御情報に対応する前記表示画像を前記出力部
    に提示させるコマンド提示部と、 前記コマンド提示部によって提示された前記表示画像を
    ユーザが選択した場合には、前記入力部から入力される
    前記指令に対応して、前記表示画像に対応するコマンド
    を実行させるコマンド選択部とを備える、コマンド制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像取得部は、前記入力部から入力
    される前記指令に対応して、前記表示画面からユーザが
    選択した範囲の画像を取得することを特徴とする、請求
    項1に記載のコマンド制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画像取得部は、コマンドに対応した
    アプリケーションの実行画面の全部または一部を所定の
    条件に従って自動的に取得することを特徴とする、請求
    項1に記載のコマンド制御装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の条件は、コマンドの実行回数
    および実行頻度の一方あるいは双方に基づいて決定され
    ることを特徴とする、請求項3に記載のコマンド制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記表示画像は、画像内容が経時的に変
    化する動画であることを特徴とする、請求項1に記載の
    コマンド制御装置。
  6. 【請求項6】 インターネットに接続するための通信部
    をさらに備え、 前記コマンド提示部は、前記通信部を介して送受信され
    る情報を提示するインターネットブラウザのブックマー
    クとして、前記表示画像を提示することを特徴とする、
    請求項1に記載のコマンド制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ブックマークには、前記表示画像と
    ともに、テキストリストが併せて用いられることを特徴
    とする、請求項6に記載のコマンド制御装置。
  8. 【請求項8】 コマンドに対応した表示画像をユーザが
    選択することによってコマンドを実行するコマンド制御
    方法であって、 ユーザに対して各種の情報を提示する表示画面から、コ
    マンドに対応した前記表示画像を取得する画像取得ステ
    ップと、 前記表示画像に関する情報およびコマンドに関する情報
    を含むコマンド制御情報を生成するコマンド制御情報生
    成ステップと、 ユーザが実行しようとするコマンドを選択できるよう
    に、前記コマンド制御情報に対応する前記表示画像を提
    示するコマンド提示ステップと、 前記コマンド提示ステップにおいて提示された前記表示
    画像をユーザが選択した場合には、当該表示画像に対応
    するコマンドを実行させるコマンド選択ステップとを含
    む、コマンド制御方法。
  9. 【請求項9】 前記画像取得ステップは、 前記表示画面からユーザが所望の範囲の画像を選択する
    ステップと、 選択された範囲の前記画像を取得するステップとを含
    む、請求項8に記載のコマンド制御方法。
  10. 【請求項10】 前記画像取得ステップは、コマンドに
    対応したアプリケーションの実行画面の全部または一部
    を所定の条件に従って自動的に取得することを特徴とす
    る、請求項8に記載のコマンド制御方法。
  11. 【請求項11】 前記所定の条件は、コマンドの実行回
    数および実行頻度の一方あるいは双方に基づいて決定さ
    れることを特徴とする、請求項10に記載のコマンド制
    御方法。
  12. 【請求項12】 前記表示画像は、画像内容が経時的に
    変化する動画であることを特徴とする、請求項8に記載
    のコマンド制御方法。
  13. 【請求項13】 インターネットに接続して情報を送受
    信する通信ステップをさらに備え、 前記コマンド提示ステップは、前記通信ステップにおい
    て送受信される前記情報を提示するインターネットブラ
    ウザのブックマークにおいて、前記表示画像を提示する
    ことを特徴とする、請求項8に記載のコマンド制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記ブックマークには、前記表示画像
    とともに、テキストリストが併せて用いられることを特
    徴とする、請求項13に記載のコマンド制御方法。
  15. 【請求項15】 コマンドに対応した表示画像をユーザ
    が選択することによってコマンドを実行するコマンド制
    御装置に、 ユーザに対して各種の情報を提示する表示画面から、コ
    マンドに対応した前記表示画像を取得する画像取得ステ
    ップと、 前記表示画像に関する情報およびコマンドに関する情報
    を含むコマンド制御情報を生成するコマンド制御情報生
    成ステップと、 ユーザが実行しようとするコマンドを選択できるよう
    に、前記コマンド制御情報に対応する前記表示画像を提
    示するコマンド提示ステップと、 前記コマンド提示ステップにおいて提示された前記表示
    画像をユーザが選択した場合には、当該表示画像に対応
    するコマンドを実行させるコマンド選択ステップとを実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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