JPH10187408A - ウェブ・ブラウザ内のオーディオ機能を制御するためのユーザ・インタフェース - Google Patents

ウェブ・ブラウザ内のオーディオ機能を制御するためのユーザ・インタフェース

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JPH10187408A
JPH10187408A JP9318035A JP31803597A JPH10187408A JP H10187408 A JPH10187408 A JP H10187408A JP 9318035 A JP9318035 A JP 9318035A JP 31803597 A JP31803597 A JP 31803597A JP H10187408 A JPH10187408 A JP H10187408A
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audio
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network
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JP9318035A
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Christopher M White
クリストファー・エム・ホワイト
Mark H Krueger
マーク・エイチ・クルーガー
David R Anderson
デイヴィッド・アール・アンダーセン
Jeffrey D Yaksick
ジェフリー・ディ・ヤクシック
Joe F Britt Jr
ジョー・エフ・ブリット,ジュニア
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブ・ブラウザ内のオーディオ機能を制御
するためのユーザ・インタフェースを提供するための方
法および装置を提供すること。 【解決手段】 ウェブ・ブラウザ・ソフトウェアは、テ
レビに接続されたセットトップ・ボックス内に収容さ
れ、広域ネットワークにより1つまたは複数のサーバと
通信する処理システムで実施される。ブラウザにより、
ユーザは、遠隔制御装置を使用して、テレビ上に表示さ
れたワールド・ワイド・ウェブ・ページ内のハイパーテ
キスト・アンカー間をナビゲートすることができる。ブ
ラウザは、ウェブ・サイトからオーディオ・ファイルを
ダウンロードし、オーディオ・ファイルに基づいてテレ
ビのスピーカから音声を生成することができる。サーバ
からのバックグラウンド・ミュージック・オーディオ・
ファイルは、他のバックグラウンド・ミュージック・オ
ーディオ・ファイルが再生されている間にダウンロード
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワールド・ワイド
・ウェブをブラウズするためのブラウザ・ソフトウェア
の分野に関する。より具体的には、本発明は、ウェブ・
ブラウザ内のオーディオ機能に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータを使用する家
庭および企業の数は、近年、かなり増加しており、この
増加とともに、インターネット、特にワールド・ワイド
・ウェブ(「ウェブ」)の使用が急増している。ウェブ
とは、インターネットによって論理的に接続された世界
中の多数のコンピュータ上に位置する定様式ハイパーテ
キスト・ページの集合である。「ウェブ」はこれまでは
主に科学および技術の情報源であったが、現在では、一
部だけでも列挙すると、ビジネス、娯楽、旅行、教育を
含む、ほぼすべての対象に関する情報の貴重な資源であ
る。ネットワーク技術、特に「ウェブ・ブラウザ」(ウ
ェブへのユーザ・インタフェースを提供するソフトウェ
ア・アプリケーション)などのソフトウェアの進歩によ
り、ウェブは全人口の大部分にとってアクセス可能なも
のになった。しかし、ウェブの開発および使用の発展に
もかかわらず、多くの人はいまだにこの重要資源を利用
することができない。
【0003】ウェブへのアクセスは、パーソナル・コン
ピュータにアクセスできる人に限られている。比較的安
価なパーソナル・コンピュータでさえ、そのコストを負
担できない人もいるが、ウェブにアクセスするのに必要
なコンピュータの基礎技能を学習できないかまたは学習
する意志がない人もいる。さらに、先行技術のウェブ・
ブラウザは、一般にコンピュータの経験が欠如した人が
必要とする程度の使い易さを提供せず、多くのコンピュ
ータ初心者はソフトウェアの使い方を学習するための根
気がない。たとえば、ウェブ・ページをブラウズするた
めに、ハイパーテキスト・オブジェクトを識別し、ポイ
ント・クリック技法を使用することを要求するインタフ
ェースが嫌いな人もいる。
【0004】一方、多くの人は、リモコンを使用してテ
レビを操作することを非常に気楽だと感じている。した
がって、パーソナル・コンピュータを使用せずにワール
ド・ワイド・ウェブにアクセスできるようにすることは
望ましいはずである。特に、普通のテレビとリモコンを
使用してウェブ・ページにアクセスし、ナビゲートでき
ることは望ましいはずである。さらに、複雑なコンピュ
ータ・ネットワークを使用しているのではなく、単にテ
レビのチャンネルを変更しているように感じるように、
リモコンを使用し、最小限の労力または思考でウェブ・
ページ上のハイパーテキスト・オブジェクト間をナビゲ
ートできるユーザ・インタフェースを備えることは望ま
しいはずである。
【0005】ウェブ・ブラウザに関連するもう1つの問
題は、最小限のオーディオ機能を提供する傾向があるこ
とである。ウェブ・ページにリンクされたオーディオ・
ファイルは、ますます一般的なものになっている。ウェ
ブ・ブラウザによってはオーディオ・ファイルをダウン
ロードして再生する機能を提供するものもあるが、一般
に、相当の程度にオーディオ・データを操作する機能は
提供しない。しかも、一般にウェブ・ブラウザのユーザ
・インタフェースは、オーディオ機能を容易に処理する
ようにセットアップされていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを通して
サーバ処理システムに結合可能であり、オーディオ出力
装置に結合可能なクライアント処理システムでオーディ
オ情報を処理する方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この方法では、クライア
ント処理システムに格納された第1のオーディオ・ファ
イルに基づいて第1のオーディオ・シーケンスがオーデ
ィオ出力装置を介して出力される。第1のオーディオ・
シーケンスの出力に続いて出力される第2のオーディオ
・シーケンスを表す第2のオーディオ・ファイルは、第
1のオーディオ・シーケンスが出力されている間にネッ
トワークからクライアント処理システムにダウンロード
される。第2のオーディオ・ファイルは、ネットワーク
を通してサーバ処理システムからクライアント処理シス
テムに伝送される。
【0008】本発明の他の態様は、クライアント処理シ
ステムのオーディオ機能を制御するためのユーザ・イン
タフェースを提供する方法である。クライアント処理シ
ステムは、ネットワークによりサーバ処理システムに結
合され、さらに表示装置に結合される。この方法では、
オーディオ情報がネットワークからダウンロードされ、
オーディオ制御パネルが表示装置上に表示される。オー
ディオ制御パネルは複数のイメージを含み、そのそれぞ
れはダウンロードしたオーディオ情報を操作するための
複数のオーディオ機能の1つを活動化するためのもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴は、添付図面な
らびに以下に示す詳細な説明から明らかになるだろう。
本発明は、例示のために示すものであり、添付図面の各
図に限定されない。また、添付図面では同様の参照番号
は同様の要素を示す。
【0010】ウェブ・ブラウザ内のオーディオ機能を制
御するためのユーザ・インタフェースを提供する方法お
よび装置について説明する。以下の記述では、本発明を
完全に理解させるために、説明を目的として多数の具体
的な詳細を示す。しかし、このような具体的な詳細がな
くても本発明を実施できることは、当業者には明らかに
なるだろう。他の例では、記述を容易にするために、周
知の構造および装置をブロック図形式で示す。
【0011】一実施形態では、以下に詳述するように、
本発明による諸ステップは機械実行可能ソフトウェア命
令で実施され、本発明は命令を実行するプロセッサによ
って処理システム内で実施される。他の実施形態では、
本発明を実施するために、ソフトウェア命令の代わりに
またはソフトウェア命令と組み合わせて、配線済み回路
を使用することができる。
【0012】本実施形態は、セットトップ・ボックス
(set-top box )がインターネットを介してテレビと1
つまたは複数のサーバとに接続されたシステムに関す
る。セットトップ・ボックスは、ユーザが遠隔制御装置
を使用してテレビ上に表示されたワールドワイド・ウェ
ブ・ページをブラウズできるようにするためのブラウザ
・ソフトウェアを実行する処理システムを含む。後述す
るように、ブラウザは、ウェブからダウンロードされた
オーディオ・ファイルに関するオーディオ機能を制御す
るためのオーディオ・パネルを含むユーザ・インタフェ
ースを提供する。しかも、ウェブ・ブラウザは、他の音
声をユーザに対して再生している間にオーディオ・ファ
イルをサーバからダウンロードすることにより、ウェブ
・ブラウジング中にユーザに対してバックグラウンド・
ミュージックの連続ストリームを提供する。
【0013】本発明の一実施形態は、WebTVTM(W
ebTV)と呼ばれるシステムに含まれる。このシステ
ムは、ウェブをブラウズするための表示装置として標準
的なテレビを使用し、かつ、標準的な電話、ISDN、
または同様の通信回線を使用してインターネットなどの
従来のネットワークに接続する。本実施形態よれば、W
ebTVクライアント・システムのユーザは、1つまた
は複数の遠隔WebTVサーバによって提供されるWe
bTVネットワーク・サービスを利用することができ
る。WebTVネットワーク・サービスは、ウェブをブ
ラウズし、電子メールを送信し、様々な方法でインター
ネットを利用するために、WebTVクライアント・シ
ステムで動作するソフトウェアとともに使用する。We
bTVサーバは、WebTVクライアント・システムが
要求したウェブ・ページまたはその他のデータを遠隔サ
ーバから取り出し、要求された情報をWebTVクライ
アント・システムに伝送することにより、代理サーバ
(プロキシ)として機能する。
【0014】I.システムの概要 図1は、一実施形態によるWebTVネットワークの構
成を示している。複数のWebTVクライアント1は直
接ダイヤル両方向データ接続29を介してモデム・プー
ル2に結合されるが、この接続は電話(POTSすなわ
ち「簡単な旧式電話サービス」)、ISDN(統合サー
ビス・ディジタル網)、またはその他の同様のタイプの
接続にすることができる。モデム・プール2は、通常、
当技術分野で従来から既知のものなどのルータにより、
インターネットなどの従来のネットワーク・インフラス
トラクチャ3を介して複数の遠隔サーバ4に結合され
る。また、WebTVシステムはWebTVサーバ5も
含むが、このサーバはWebTVクライアント1をサポ
ートするものである。すなわち、サーバ5はWebTV
クライアント1にWebTVサービスを提供する。それ
ぞれのクライアント1は、直接電話またはISDN接続
によるかまたはモデム・プール2を介するインターネッ
ト3により、サーバ5に接続することができる。ただ
し、モデム・プール2は、インターネットおよび私設ネ
ットワークへのアクセスを可能にし、現在世界中で見ら
れるような従来のモデム・プールであることに留意され
たい。モデム・プール2は、ローカルなインターネット
・サービス・プロバイダ(ISP)によって提供されて
もよい。
【0015】一般にWebTVサーバ5は、1つまたは
複数の従来のコンピュータ・システムを含む。サーバ5
は、実際には、分散アーキテクチャ内に接続された複数
の物理装置と論理装置とを含むことができる。
【0016】図2は、一実施形態によるWebTVクラ
イアント・システム1を示している。クライアント・シ
ステム1は、電子ユニット10(以下「WebTVボッ
クス10」または「ボックス10」という)と、普通の
テレビ12と、手持ち型リモコン11とを含む。本発明
の代替実施形態では、WebTVボックス10は一体型
ユニットとしてテレビ12に組み込まれている。ボック
ス10は、ユーザにグラフィカル・ユーザ・インタフェ
ース(GUI)を提供するためのハードウェアとソフト
ウェアとを含み、そのGUIによりユーザは、WebT
Vネットワーク・サービスにアクセスし、ウェブをブラ
ウズし、電子メールを送信し、それ以外にもインターネ
ットにアクセスすることができる。
【0017】クライアント・システム1は、表示装置お
よびオーディオ出力装置としてテレビ12を使用する。
ボックス10はリンク6によりテレビ12に結合され
る。リンク6は、テレビのスピーカから音声を発生する
ためのオーディオ・チャネルと、RF(無線周波)、S
ビデオ、複合ビデオ、その他の同等形式のビデオ・チャ
ネルとを含む。ボックス10とサーバ5との間の通信リ
ンク29は、電話(POTS)接続29aまたはISD
N接続29bのいずれかである。ボックス10はAC
(交流)電力線7によりAC電力を受け取る。
【0018】リモコン11は、クライアント・システム
1を制御してウェブをブラウズし、電子メールを送信
し、その他のインターネット関連機能を実行するため
に、ユーザが操作する。ボックス10は赤外線(IR)
通信リンクを介してリモコン11からコマンドを受け取
る。代替実施形態では、リモコン11とボックス10と
の間のリンクはRFまたは同等の伝送モードにすること
ができる。
【0019】ボックス10は、ボックス10内のプロセ
ッサによって実行されたときに、それによりユーザがW
ebTVネットワーク・サービスにアクセスし、ウェブ
をブラウズすることができるGUIをユーザに提供する
アプリケーション・ソフトウェアを含む。このアプリケ
ーション・ソフトウェアは、ボックス10に電力を投入
したときに自動的に実行される。
【0020】図3は、ボックス10の内部構成要素を示
している。クライアント・システム1の動作はCPU2
1によって制御され、このCPUは特定用途向けIC
(ASIC)20に結合される。CPU21は、本発明
の特徴を実施するように設計されたソフトウェアを実行
する。ASIC20は、WebTVシステムの所与の機
能を実施するために使用する回路を含む。ASIC20
は、テレビ12にオーディオ出力を供給するオーディオ
・ディジタル・アナログ変換器25に結合される。しか
も、ASIC20は、テレビ12にビデオ出力を供給す
るビデオ・エンコーダ26に結合される。IRインタフ
ェース24は、リモコン11によって伝送されたIR信
号を検出し、それに応答して、対応する電気信号をAS
IC20に供給する。標準の電話モデム27とISDN
モデム30は、モデム・プール2とインターネット3を
介して遠隔サーバ4とにそれぞれ接続29aおよび29
bするためにASIC20に結合される。ただし、図示
の実施形態は電話モデム27とISDNモデム30の両
方を含むが、本発明を実施するためにはこれらの装置の
いずれか一方でも十分であることに留意されたい。さら
に、その他の様々な実施形態では、電話モデム27とI
SDNモデム30はそれぞれ、ケーブル・テレビ・モデ
ムなどのその他の通信装置で置き換えるかまたは補足す
ることができる。しかも、その他の実施形態では、サー
バ5との通信はトークン・リングまたはイーサネット接
続により行うことも可能である。ただし、ボックス10
は、ケーブル・テレビ・モデム(図示せず)も含むこと
ができることに留意されたい。
【0021】また、ASIC20には、マスク読取り専
用メモリ(ROM)22aと、フラッシュ・メモリ22
bと、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)23も結
合される。後述するように、マスクROM22a(非プ
ログラム式なのでこのような名称になっている)は所与
のプログラム命令およびデータの格納を行うものであ
る。フラッシュ・メモリ22bは、電子的に書込み(プ
ログラミング)と消去を行うことができる従来のフラッ
シュ・メモリ・デバイスである。フラッシュ・メモリ2
2bは、ブラウザ・ソフトウェアならびにデータの格納
を行うものである。一実施形態では、大容量記憶装置2
8がボックス10に含まれ、ASIC20に結合され
る。大容量記憶装置28は、ソフトウェアまたはデータ
をクライアントに入力したり、ネットワーク接続29に
より受け取ったデータのソフトウェアをダウンロードす
るために使用することができる。大容量記憶装置28
は、磁気ディスク、光ディスクなどの機械実行可能命令
を格納するための適当な媒体を含む。
【0022】前述のように、WebTVボックス10
は、ウェブ・ブラウザを含むアプリケーション・ソフト
ウェアを含む。次に図4を参照する。前述のアプリケー
ション・ソフトウェア31は、オペレーティング・シス
テム(OS)ソフトウェア32とともに動作する。OS
ソフトウェア32は、様々なデバイス・ドライバを含
み、それ以外にはアプリケーション・ソフトウェア31
とシステム・ハードウェア構成要素40(すなわち、図
3に示す諸要素)との間のインタフェースを提供する。
【0023】一実施形態では、アプリケーション・ソフ
トウェア31とOSソフトウェア32がフラッシュ・メ
モリ22bに格納されている。しかし、様々な実施形態
では、アプリケーション・ソフトウェア31またはOS
ソフトウェア32に一方または両方の一部または全部を
マスクROM22aまたは大容量記憶装置28などのそ
の他の適当な記憶媒体に格納できることが分かるだろ
う。
【0024】前述のように、本発明による諸ステップ
は、一実施形態により機械実行可能命令で実施される。
たとえば、一実施形態では、本発明は、マスクROM2
2a、フラッシュ・メモリ22b、またはRAM23、
あるいはこれらのデバイスの組合せに収容された命令シ
ーケンスを実行するCPU21によって実施される。よ
り具体的には、命令シーケンスの実行により、CPU2
1は本発明の諸ステップを実行する。このステップにつ
いては以下に説明する。本発明を実施するための命令
は、大容量記憶装置28などの持続記憶装置から、また
はWebTVサーバ5または遠隔サーバ4など、ネット
ワークにより1つまたは複数の他のコンピュータ・シス
テムから、メモリにロードすることができる。たとえ
ば、このようなサーバ・システムは、クライアント・シ
ステム1によりインターネット3を介してサーバ・シス
テムに伝送されたメッセージに応答して、一連の命令シ
ーケンスをクライアント・システム1に伝送することが
できる。クライアント・システム1は、モデム27aな
どのネットワーク接続を介して命令を受け取ると、その
命令をメモリ内に格納する。クライアント・システム1
は、後で実行するためにその命令を格納するか、または
ネットワーク接続を介して到着したときにその命令を実
行することができる。
【0025】実施形態によっては、ダウンロードした命
令をCPU21によって直接サポートすることもでき
る。その結果、命令の実行はCPU21が直接行うこと
ができる。他の実施形態では命令がCPU21によって
直接実行できない場合もある。このような状況では、命
令を解釈する解釈プログラムをCPU21に実行させる
か、または受け取った命令をCPU21が直接実行でき
る命令に変換する命令をCPU21に実行させることに
より、命令を実行することができる。
【0026】本発明の所与の実施形態および態様は、W
ebTVクライアント・システム1で実施する代わりに
(またはそこで実施することに加え)、WebTVサー
バ5でも実施することができる。たとえば、サーバ5の
CPUは、本発明により諸ステップを実行するためにメ
モリに格納された命令を実行することができる。
【0027】様々な実施形態では、本発明を実施するた
めに、ソフトウェア命令の代わりにまたはソフトウェア
命令と組み合わせて、配線済み回路を使用することがで
きる。したがって、本発明は、ハードウェア回路とソフ
トウェアとの特定の組合せに限定されず、コンピュータ
・システムが実行する命令用の特定のソースにも限定さ
れない。
【0028】本発明のウェブ・ブラウザ機能はアプリケ
ーション・ソフトウェア31によって実現される。図5
はアプリケーション・ソフトウェア31の様々な構成要
素間の機能関係を示している。アプリケーション・ソフ
トウェア31は、通信マネージャ50と、HTML(ハ
イパーテキスト・マークアップ言語)パーサ51と、グ
ラフィック・エンジン52と、レイアウト・エンジン5
3と、入力システム54と、ユーザ・インタフェース5
6と、選択ハンドラ55と、ストリーム・マネージャ5
7とを含む。クライアント・システムは、HTMLドキ
ュメントの形式でネットワーク接続29を介してウェブ
・ページを受け取る。ストリーム・マネージャ57は、
システム全体のデータの移動を制御し調整する。
【0029】各HTMLドキュメントは最初に通信マネ
ージャ50に入力される。通信マネージャ50は、ネッ
トワーク接続29によりHTMLドキュメントを受け取
るために必要な諸機能を実行する。その機能には、HT
TP(ハイパーテキスト伝送プロトコル)、TCP/I
P(伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコ
ル)などの高レベル通信プロトコルの処理を含む。受け
取ったHTMLドキュメントは、通信マネージャ50に
よってHTMLパーサ51に供給される。HTMLパー
サ51は、HTMLページ記述をクライアント・システ
ム用の表示可能フォーマットに変換する。
【0030】周知のように、HTMLドキュメントは、
テキストを含み、イメージやその他の媒体タイプを参照
するか、あるいはその両方である可能性がある。さら
に、HTMLドキュメントは1つまたは複数の「ハイパ
ーテキスト・アンカー」を含むことができるが、これは
他のウェブ・ページへのリンクを与えることを表示する
オブジェクトである。ハイパーテキスト・アンカーは
「ホット・リンク」または「ホット・スポット」と呼ば
れることもある。各ハイパーテキスト・アンカーは、そ
のアンカーが提供するリンクの対象となるウェブ・ペー
ジの位置を表す特定のURL(ユニフォーム・リソース
・ロケータ)その他の論理アドレスに関連付けられてい
る。後述するように、URLは、クライアント・システ
ム内に格納されている場合もあれば、格納されていない
場合もある。また、ハイパーテキスト・アンカーは、1
つの単語または1つのテキスト・フレーズ、イメージ、
あるいはイメージの一部にすることができる。画面上に
表示されるハイパーテキスト・アンカーおよびその他の
オブジェクトは、表示されるオブジェクトおよびその属
性に関連する情報(たとえば、そのオブジェクトがハイ
パーテキスト・アンカーであるか、イメージ・マップで
あるか、ハイパーテキスト・アンカーを含むイメージ・
マップであるかなど)を指定するいくつかの「タグ」に
よってHTMLドキュメントで定義される。したがっ
て、HTMLパーサ51は、ストリーム・マネージャ5
7の制御下で各HTMLドキュメント内のテキストから
タグを分離する。
【0031】また、HTMLパーサ51は、受け取った
HTMLドキュメントから「表示可能物」(表示可能オ
ブジェクト)のリストも生成する。しかも、HTMLパ
ーサ51は、「選択可能物」(選択可能オブジェクト、
すなわち、ハイパーテキスト・アンカーである表示可能
オブジェクト)の分類済みリストを生成する。この分類
済みリストを生成する方法については以下に詳述する。
表示可能物のリストを含むデータ構造は、HTMLパー
サ51によってレイアウト・エンジン53に供給され、
このレイアウト・エンジンは表示可能オブジェクトをテ
レビ12の画面上に配置する。JPEGまたはGIFイ
メージ情報などのイメージ情報はHTMLパーサ51に
よってグラフィック・エンジン52を介してレイアウト
・エンジン53に供給され、このレイアウト・エンジン
はイメージの測定と描画を担当する。
【0032】表示された1つのウェブ・ページ内または
各種のウェブ・ページ間をブラウズするときに、ユーザ
はリモコン11上のボタンを動作させる。リモコンはそ
れに応答してボックス10が受け取ったIR信号を伝送
する。入力システム54はこのような入力を記録し、そ
れを選択ハンドラ55およびユーザ・インタフェース5
6に供給する。しかも、入力システム54は、標準のキ
ーボードまたはIRキーボードなどのその他の様々な入
力装置からの入力の入力待ち行列化および処理を扱うこ
とができる。選択ハンドラ55は、画面上で(ハイパー
テキスト・アンカーの)選択を移動する(たとえば、1
つのハイパーテキスト・アンカーから別のアンカーに選
択を移動する)ためにユーザが指定したコマンドを受け
取る。選択ハンドラ55は、ユーザ入力に応答して、ウ
ェブ・ページ内のどのハイパーテキスト・アンカーを現
行選択にすべきかを判定し、テレビ12のディスプレイ
により現行選択のユーザに対して選択表示を行う。ユー
ザが見ることができるウェブ・ブラウザの他の態様は、
入力システム54から受け取った信号に基づいてユーザ
・インタフェース56によって提供される。
【0033】図6は、リモコン11を詳細に示してい
る。好ましい実施形態のリモコン11は、テレビを制御
するために使用する一般的な手持ち型リモコンと同様で
あり、それと同じ全体的な外観を有している。実際にリ
モコン11は、テレビ12のユーザ制御機能のうちの一
部または全部を実行するための制御部を含むことができ
る。代替実施形態のリモコン11は、ワイヤ付き手持ち
型コントローラ、あるいはワイヤ付きまたはワイヤレス
(たとえば、IR)キーボード、あるいはその他の同様
の装置にすることができる。リモコン11は、オプショ
ン・ボタン7と、スクロール・アップ・ボタン8と、ス
クロール・ダウン・ボタン9と、方向ボタン15〜18
と、入力ボタン19と、ホーム・ボタン35と、バック
・ボタン36と、最新ボタン37とを含む。方向ボタン
15〜18は、左ボタン15と、右ボタン16と、上ボ
タン17と、下ボタン18とを含む。
【0034】リモコン11上の制御部の諸機能について
は以下に詳述する。しかし、この時点でこのような諸機
能の一部の要約を示しておくのが有用である。ホーム・
ボタン35により、クライアント・システム1は、We
bTVネットワーク・サービスのホーム・ページに直接
アクセスし、これを表示する。バック・ボタン3によ
り、ユーザは、逆の日時順に前に訪れたウェブ・ページ
を再訪することにより、自分の来た道を戻ることができ
る。最新ボタン37は、ユーザが訪れた最新ウェブ・サ
イト(ページ)を示す表示にアクセスするために使用す
る。この表示からユーザは、このようなサイトのいずれ
かを直接再訪することができる。スクロール・アップ・
ボタン8とスクロール・ダウン・ボタン9は、1つのウ
ェブ・ページの前に未表示の部分を表示するために、そ
れぞれ画面を上または下にスクロールするために使用す
る。方向ボタン15〜18により、ユーザは、新しいハ
イパーテキスト・アンカーを選択するために移動方向を
指定することができる。入力ボタン19を押すと、リモ
コン11は、現在選択されているハイパーテキスト・ア
ンカーに対応するハイパーテキスト・リンクを活動化す
るためのコマンドをボックス10に送る。すなわち、対
応するウェブ・ページにアクセスするために、入力ボタ
ン19が押されたことに応答して、現在選択されている
ハイパーテキスト・オブジェクトのユニフォーム・リソ
ース・ロケータ(URL)またはその他の論理アドレス
がネットワーク接続29によりボックス10によって伝
送される(後述するように、所与のイメージ・マップの
場合は除く)。
【0035】II.ホットリンク・ナビゲーション 図7は、クライアント・システムを使用してテレビ12
によって表示可能なウェブ・ページ100の例を示して
いる。ウェブ・ページ100は、架空の企業XYZ社用
のサンプル・ホーム・ページである。ウェブ・ページ1
00はいくつかのハイパーテキスト・アンカー101〜
115を含み、そのそれぞれは現在表示されていない他
のウェブ・ページへのリンクを提供する。ウェブ・ペー
ジ100のハイパーテキスト・アンカー101、10
2、109、110、111、115はイメージ・マッ
プである。ハイパーテキスト・アンカー101および1
02はイメージ・マップ116内に含まれるが、このイ
メージ・マップはハイパーテキスト・アンカーではな
い。ハイパーテキスト・アンカー101はXYZ社のロ
ゴである。ロゴ・アンカー101は、たとえば、XYZ
社の歴史を示す他のウェブ・ページへのリンクを提供す
ることができる。ハイパーテキスト・アンカー115
は、たとえば、XYZ社のコマーシャル・ソング(テー
マ・ソング)を発生し、テレビ12のスピーカによりユ
ーザに対して出力可能なオーディオ・ストリームへのリ
ンクを提供することができる。ウェブ・ページ100の
残りの部分は、「PRPDUCT INFO(製品情
報)」、「COMPANY NEWS(社内ニュー
ス)」、「PERSONNEL PROFILES(従
業員のプロフィール)」、「SALES OFFICE
S(営業所)」、「JOB OPPORTUMITIE
S(求人情報)」という見出しの下にまとめられたXY
Z社に関する情報テキストを含む。ハイパーテキスト・
アンカー103〜108と112〜114は、テキスト
内の重要な単語またはフレーズである。
【0036】アプリケーション・ソフトウェア31は、
リモコン11を使用して、ウェブ・ページ100などの
ウェブ・ページ上に表示されたハイパーテキスト・アン
カー間をユーザがナビゲートするための手段を提供す
る。特に、アプリケーション・ソフトウェア31は、リ
モコン11からのユーザ入力に応答して、1回の不連続
移動で1つのハイパーテキスト・オブジェクトから他の
オブジェクトに選択を移動する。所与の時点で選択さ
れ、現行選択として表示される表示ハイパーテキスト・
オブジェクトは1つだけである。図7では、たとえば、
ハイパーテキスト・アンカー101が選択され、強調表
示118によって現行選択として示されている。ハイパ
ーテキスト・アンカーが選択されると、ユーザは、「入
力」ボタン19を押すことにより、他のウェブ・ページ
へのリンクを活動化することができる。現行選択を変更
するため、ユーザは、リモコン11上の方向ボタン15
〜18のいずれかを押すことにより、その選択を「移
動」させたい方向を指定する。このような入力の1つに
応答して、アプリケーション・ソフトウェア31は、H
TMLドキュメント内に他のハイパーテキスト・オブジ
ェクトがある場合にそのうちのどれを新しい現行選択と
して選択し、表示すべきかを判定する。従来のシステム
では、ユーザは、連続移動で画面上をピクセル精度カー
ソルを移動させ、カーソルがいつハイパーテキスト・ア
ンカーと一致するかを決定しなければならない。これに
対して、本発明は、リモコン11から受け取った入力に
基づいて、すべてのハイパーテキスト・オブジェクトの
位置を判定し、新しいハイパーテキスト・アンカーを選
択する。ユーザはハイパーテキスト・オブジェクトの位
置を突き止める必要がない。
【0037】次に、ユーザが現行選択であるハイパーテ
キスト・アンカー101を新しいハイパーテキスト・ア
ンカー、たとえば、アンカー104に変更することを希
望していると想定する。本発明により、ユーザは、リモ
コン11上の方向ボタン15〜19の1つを押すことに
より、これを行うことができる。図8は、強調表示11
8が示すように、現行選択として、アンカー104とと
もに表示されるウェブ・ページ100を示している。ユ
ーザは、リモコン11を使用して、表示ハイパーテキス
ト・アンカーのすべてにわたって連続的に現行選択を移
動することができ、現行HTMLドキュメントをスクロ
ールすることにより、現在表示されていないそのドキュ
メント内のハイパーテキスト・アンカーにアクセスし、
それを選択することもできる。
【0038】図9は、上記の諸機能を可能にするために
アプリケーション・ソフトウェア31が実行する、デー
タ構造をセットアップするためのルーチンを示してい
る。最初に、ネットワーク接続29を介してHTMLド
キュメントを受け取る(ステップ501)。次に、HT
MLドキュメントをテキストとタグとに構文解析する
(ステップ502)。構文解析したHTMLドキュメン
トから、現行HTMLドキュメント内の表示可能物のリ
ストを生成する(ステップ503)。表示可能物として
は、テキストまたはイメージのいずれかを含むことがで
きる。HTMLドキュメント内の表示可能物を識別する
方法は周知のものなので、ここで説明する必要はない。
表示可能物のリストから、選択可能物(たとえば、ハイ
パーテキスト・アンカー)の分類済みリストを生成する
(ステップ504)。
【0039】選択可能物のリストは、挿入分類ルーチン
に従って生成されたときに分類される。選択可能物は、
表示されるときのウェブ・ページ上のその位置決めに応
じて分類される。より具体的には、選択可能物のリスト
は、英語での読み書きの方向(すなわち、左から右、上
から下)に応じて形成される。分類は、まず垂直位置に
応じて行われ、次に水平位置に応じて行われる。したが
って、選択可能物は、ウェブ・ページ上のそれより高い
位置に現れるすべての選択可能物より前の位置で選択可
能物リストに挿入されるはずである。また、選択可能物
は、ウェブ・ページ上でそれの右に現れるが同じ垂直位
置を有するすべての選択可能物より前の位置で選択可能
物リストに挿入されるはずである。
【0040】挿入分類を実行して選択可能物のリストを
生成する場合、垂直位置決めを判定するには、所与の選
択可能物が選択可能物リスト内の既存の項目より「上」
であるか「下」であるかを判定する必要がある。この判
定は、2つの選択可能物間に垂直方向のオーバラップが
存在する場合が多いことにより複雑になる可能性があ
る。たとえば、図7および図8では、アンカー109と
110との間に垂直オーバラップが存在する。本発明で
はこの問題を次のように解決する。すなわち、所与の選
択可能物と他の選択可能物との間にオーバラップが存在
する場合、2つの選択可能物間のオーバラップ部分が2
つの選択可能物のうちの小さい方の高さの半分より小さ
く、所与の選択可能物の最上部がもう一方の選択可能物
の最上部より下にあれば、所与の選択可能物はもう一方
の選択可能物より「下」にあると見なす。オーバラップ
部分が2つの選択可能物のうちの小さい方の高さの半分
より小さくないか、または所与の選択可能物の最上部が
もう一方の選択可能物の最上部より下にない場合、所与
の選択可能物はもう一方の選択可能物より「下」にない
と見なす。所与の選択可能物が他の選択可能物より
「上」であると見なすことができる場合を判定するため
にも、これと同じ基準を適用する。さらに、後述するよ
うに、ユーザ入力に応答して現行選択を移動する際に
も、「上」および「下」という条件を定義するこの方法
を使用する。
【0041】次に、たとえば図7および図8を参照する
と、ウェブ・ページ100から生成した選択可能物の分
類済みリストは、101、102、104、103、1
05、106、107、108、109、110、11
2、111、113、114、115という順序(参照
番号で列挙)を有するはずである。ただし、実際の実施
態様では、選択可能物の分類済みリストが実際に表示可
能物のリスト内の項目を指すポインタのリストを構成す
る可能性があることに留意されたい。また、ウェブ・ペ
ージ100を上から下へ(英語で)読む場合、アンカー
104はアンカー103を含むテキスト行より上のテキ
スト行にあるので、アンカー103を検出する前にアン
カー104を検出するはずであることに留意されたい。
その結果、アンカー104は、選択可能物の分類済みリ
スト内でアンカー103より前に現れる。さらに、アン
カー112は選択可能物の分類済みリスト内でアンカー
111より前に現れることに留意されたい。これは、こ
の2つのアンカー間に垂直方向のオーバラップが存在
し、そのオーバラップの量がアンカー112の高さ全体
を含むからである。その結果、アンカー111および1
12は、ウェブ・ページ100上で同じ垂直ランクを有
するものと見なされる。しかし、アンカー112はアン
カー111の左に現れるので、アンカー112はアンカ
ー111より前で分類済みリストに挿入される。
【0042】次に図10、図11、図12を参照し、リ
モコン11を使用してハイパーテキスト・アンカー間の
選択を移動する方法について説明する。前述のように、
ユーザは、左ボタン15または右ボタン16をそれぞれ
押すことにより、ハイパーテキスト・アンカー1つ分だ
け現行選択を左または右に移動することができる。ボタ
ン15またはボタン16のいずれかに対応するIR信号
の受信に応答して、本実施形態のソフトウェア31(具
体的には選択ハンドラ55)は、単に分類済みリスト内
で1つの位置を移動して、新しい現行選択を判定するだ
けである。すなわち、左ボタン15が押された場合、新
しい現行選択は分類済みリスト内で現行選択より位置1
つ分だけ高い位置になり、右ボタン16が押された場
合、新しい現行選択は分類済みリスト内で現行選択より
位置1つ分だけ低い位置になる。方向ボタン15〜18
のいずれかが押されたことに応答して、新しい現行選択
が判定され、強調表示118が移動して新しい現行選択
を示す。後述するように、画面は、現行選択を表示する
ようにスクロールすることができる。前述するように、
ユーザは、「入力」ボタン19を押すことにより、現行
選択のハイパーテキスト・リンクを活動化することがで
きる。
【0043】次に図11を参照し、下ボタン18が押さ
れたことに応答して行う現行選択の移動について説明す
る。下ボタン18が押されると、分類済みリスト内で現
行選択より後に現れる各項目(選択可能物)について以
下のルーチンに従って検査し、それが最良推測であるか
どうかを判定する。最良推測とは、最後のユーザ入力に
基づいて新しい現行選択になる可能性が最も高い選択可
能物であると少なくとも一時的に見なされる選択可能物
である。リスト内の各項目がテストされると、テスト中
の選択可能物がより良い選択であると判定された場合、
最良推測であると現在見なされている項目をテスト中の
選択可能物で置き換えることができる。リストの末尾に
到達すると、最良推測と指定された選択可能物が新しい
現行選択であると解釈される。したがって、ユーザに対
して新しい現行選択を示すように、強調表示118が移
動することになる。
【0044】下ボタン18が押されたことに応答して、
アプリケーション・ソフトウェア31は最初に、選択可
能物の分類済みリスト内のどの選択可能物が現行選択可
能物に続く(すなわち、現行選択後の)次の選択可能物
であるかを判定し(ステップ701)、この判定の結果
はここでは「selectable_I」と呼ぶ。次
に、selectable_Iが現在画面上に表示され
ているかどうかという判定を行う(ステップ702)。
表示されていない場合、画面は、画面全体より少ない所
定のピクセル数だけ下にスクロールされる(ステップ7
14)。ピクセル数の例は100であるが、その数は本
質的に任意のものである。所定のピクセル数だけ画面を
下にスクロールした後、selectable_Iが画
面上に表示されているかどうかという判定をもう一度行
う(ステップ715)。selectable_Iが依
然として画面上に表示されていない場合、現行選択は変
更されず、強調表示118は移動しない(ステップ71
3)。ただし、スクロール後に現行選択が見えなくなっ
た場合、いかなる選択も表示されないことに留意された
い。
【0045】しかし、所定のピクセル数だけ下にスクロ
ールした後に(ステップ714)、selectabl
e_Iが画面上に表示される場合、または最初にsel
ectable_Iが表示されていた場合(ステップ7
02)、現行選択とselectable_Iとの間の
垂直オーバラップが現行選択とselectable_
Iのうちの小さい方の高さの半分より小さいかどうかと
いう判定を次に行う(ステップ703)。小さい場合、
selectable_Iの最上部が現行選択の最上部
より下にあるかどうかという判定を行う(ステップ70
4)。ただし、必要であれば、この2通りの判定(ステ
ップ703と704)の順序を逆にすることができるこ
とに留意されたい。また、この2通りの判定は、選択可
能物の分類済みリストを生成するときに「下」という条
件を判定するために使用するのと同じテストを構成する
ことにも留意されたい。
【0046】この2通りの判定のいずれかに対する回答
が「NO」である場合、プロセスはselectabl
e_Iが分類済みリスト内の最後の選択可能物であるか
どうかという判定に移行する(ステップ711)。se
lectable_Iがリスト内の最後の選択可能物で
はない場合、リスト内の次の選択可能物がselect
able_Iであると解釈し、図11および図12の手
順を繰り返す(ステップ718、701)。あるいは、
selectable_Iがリスト内の最後の選択可能
物である場合、以下に説明するように、新しい選択可能
物は、最良推測として現在指定されている選択可能物で
あると解釈する(ステップ712)。
【0047】(ステップ703で)現行選択とsele
ctable_Iとの間の垂直オーバラップが現行選択
とselectable_Iのうちの小さい方の高さの
半分より小さく、(ステップ704で)selecta
ble_Iの最上部が現行選択の最上部より下にある場
合(ステップ704)、最良推測が現在存在するかどう
かを次に判定する(ステップ705)。まだ最良推測が
存在しない場合、最良推測はselectable_I
であると解釈する(ステップ710)。また、sele
ctable_Iがリスト内の最後の選択可能物ではな
い場合、プロセスは、リスト内の次の項目について始め
から繰り返す。(ステップ705で)すでに最良推測が
存在していた場合、selectable_Iの最上部
エッジが最良推測選択可能物の最下部エッジより高い垂
直位置(小さい「Y」座標)を有するかどうかという判
定を行う(ステップ706)。高い垂直位置を有してい
ない場合、selectable_Iは画面上で現行最
良推測より低いので、selectable_Iは潜在
的な新しい最良推測として無視される。この場合にse
lectable_Iを無視する理由は、現行選択より
下にあるがselectable_Iより上にある他の
選択可能物が存在する場合にユーザは現行選択からse
lectable_Iへのジャンプを望んでいないはず
であるという想定である。したがって、そのような状況
では、selectable_Iがリスト内の最後の選
択可能物であるかどうかについて、もう一度判定を行う
(ステップ711)。最後の選択可能物ではない場合、
プロセスは、リスト内の次の項目を使用して始めから繰
り返す(ステップ718、701)。
【0048】(ステップ706で)selectabl
e_Iの最上部が最良推測の最下部より高い場合、水平
方向に最良推測と現行選択との間にオーバラップがある
場合にどの程度のオーバラップ、すなわち、推測オーバ
ラップが存在するかを判定する(ステップ707)。同
様に、selectable_Iと現行選択との間に水
平オーバラップがある場合にどの程度の水平オーバラッ
プ、すなわち、選択可能物オーバラップが存在するかを
判定する(ステップ708)。推測オーバラップが選択
可能物オーバラップより小さい場合(ステップ70
9)、最良推測がselectable_Iで置き換え
られる(ステップ710)。すなわち、selecta
ble_Iが新しい最良推測であると見なされる。した
がって、プロセスは、selectable_Iがリス
ト上で最後の選択可能物ではなかったと想定し、選択可
能物の分類済みリスト内の次の項目を使用して繰り返
す。
【0049】(ステップ709で)推測オーバラップが
選択可能物オーバラップより小さくない場合、2通りの
状況が存在する可能性がある。第1の状況は、両方のオ
ーバラップの量が等しい(すなわち、推測オーバラップ
=選択可能物オーバラップ)場合である。第2の状況
は、選択可能物オーバラップが推測オーバラップより大
きい場合である。一般に、推測オーバラップと選択可能
物オーバラップがどちらもゼロであるときに(すなわ
ち、selectable_Iと最良推測のいずれも現
行選択と水平方向にオーバラップしないときに)水平オ
ーバラップの量が等しくなる。推測オーバラップと選択
可能物オーバラップが等しい場合、現行選択の左エッジ
から最良推測の左エッジまでの距離の方が現行選択の左
エッジからselectable_Iの左エッジまでの
距離より離れている場合のみ(ステップ717)、se
lectable_Iが新しい最良推測であると解釈さ
れる(ステップ710で)。それ以外の場合、プロセス
は、リスト内の次の選択可能物を使用して繰り返す。
【0050】推測オーバラップが選択可能物オーバラッ
プより小さくなく、しかも(1)推測オーバラップが選
択可能物オーバラップと等しくないか、または(2)最
良推測の左エッジと現行選択の左エッジとの距離の方が
selectable_Iの左エッジと現行選択の左エ
ッジとの距離より近い場合(ステップ716および71
7)、最良推測が保持され、(selectable_
Iがリスト内の最後の選択可能物でなかった場合に)プ
ロセスは繰り返す。
【0051】上記のプロセスを使用してリスト内の最後
の選択可能物がテストされると、新しい現行選択は、現
在最良推測である選択可能物であると解釈される(ステ
ップ712)。次に新しい現行選択は強調表示される
(ステップ713)。
【0052】次に図10を参照し、図11の手順につい
て説明する。図10は、複数のハイパーテキスト・アン
カー131〜136を示し、これらのアンカー間の所与
の空間関係を定義している。図10のアンカーの分類済
み選択可能物リストは、132、131、133、13
4、135、136という順序を有するはずである。こ
こで、強調表示118が示すように現行選択はアンカー
131であると想定する。さらに、リモコン11上の下
ボタン18を押すことにより、ユーザが入力を行ったば
かりであると想定する。これに応答して、アプリケーシ
ョン・ソフトウェア31は、選択可能物131に続く分
類済み選択可能物リスト内の項目を検査するプロセスを
開始する(すなわち、選択可能物133から始める)。
ただし、選択可能物132は、(上記の基準により)選
択可能物131より「上」にあり、したがって、下ボタ
ン18が押されたことに対する応答とは見なされない。
分類済みリスト内で131より前に現れることに留意さ
れたい。したがって、図11のルーチンにより、選択可
能物133と選択可能物131との間に垂直オーバラッ
プがある場合にその垂直オーバラップの量を判定する。
この例では、オーバラップの量は4単位である。図10
に示す寸法は例示のためにのみ示したものであり、本質
的にはピクセルなど任意の単位にすることができる。選
択可能物133と選択可能物131との間の垂直オーバ
ラップの量(4単位)はこの2つの選択可能物のうちの
小さい方の高さの半分(選択可能物133の高さの半
分、すなわち、6/2すなわち3)より大きいので、選
択可能物133は選択可能物131より「下」にあると
見なされない。その結果、現在、最良推測はまったく存
在しないので、選択可能物133は無視され、リスト内
の次の選択可能物である選択可能物134が検査され
る。現在最良推測が存在する場合には、その最良推測が
保持されるはずである。
【0053】次に選択可能物の分類済みリストについて
続行すると、選択可能物134は垂直方向に2単位分だ
け選択可能物131とオーバラップする。2単位は、こ
の2つの選択可能物(高さが等しい)のうちの小さい方
の高さの半分より小さい。さらに、選択可能物133の
最上部エッジは選択可能物131の最上部エッジより下
にある。したがって、選択可能物134は選択可能物1
31より「下」にあると見なされ、選択可能物134は
新しい最良推測であると解釈される(ステップ71
0)。次に検査すべき選択可能物は選択可能物135で
ある。選択可能物135は選択可能物131とオーバラ
ップせず、したがって、現行選択より下にあると見なさ
れる。しかし、選択可能物135の最上部エッジは最良
推測である選択可能物134の最下部エッジより下にあ
る。したがって、選択可能物135は現行の最良推測で
ある選択可能物134より「良い」最良推測ではない。
その結果、選択可能物134は最良推測として保持さ
れ、リスト内の次の選択可能物である選択可能物136
が検査される。本質的に、選択可能物136にも選択可
能物135と同じ分析が適用される。したがって、分類
済みリストの末尾に到達すると、最良推測は選択可能物
134のままになる。その結果、新しい現行選択が選択
可能物134であると判定される。したがって、選択可
能物134は、それを示すために強調表示される。
【0054】他のシナリオでは、現行選択が選択可能物
132であり、下ボタン18が押されたと想定する。選
択可能物の分類済みリスト内で選択可能物132の後の
次の選択可能物は選択可能物131である。したがっ
て、選択可能物131は最初に検査すべき選択可能物に
なる。選択可能物131が選択可能物132とオーバラ
ップする量は4単位(選択可能物131の高さの1/
2)を超えない。さらに、選択可能物131の最上部エ
ッジは選択可能物132の最上部エッジより下にある。
したがって、選択可能物131は、選択可能物132よ
り「下」にあると見なされ、最良推測であると解釈され
る。分類済みリスト内を移動すると、次に検査すべき選
択可能物は選択可能物133である。選択可能物133
は、現行選択である選択可能物132より「下」である
ための条件を満たしている。しかも、選択可能物133
の最上部エッジは現行最良推測である選択可能物131
の最下部エッジより下ではない。したがって、選択可能
物133はこれまで検討対象から除外されていない。選
択可能物133と現行選択の選択可能物132との間な
らびに選択可能物131と現行選択との間で水平オーバ
ラップの量が判定される。この場合、選択可能物131
と選択可能物133はどちらも現行選択である選択可能
物132との水平オーバラップが一切ない。したがっ
て、次のステップは、現行選択の左エッジが選択可能物
131の左エッジまたは選択可能物133の左エッジの
どちらに近いかを判定すること(ステップ717)にな
る。したがって、選択可能物131が最良推測として保
持される(ステップ710)。上記のプロセスは、分類
済みリストの末尾に到達するまで、分類済みリスト内の
次の選択可能物である選択可能物134などを検査する
ことにより続行される。その時点で最良推測は新しい現
行選択であると解釈される。
【0055】さらに他のシナリオでは、現行選択が選択
可能物133であり、下ボタン18が押されたばかりで
あると想定する。選択可能物134は、リスト内で最初
に検査すべき選択可能物である。選択可能物134と1
33とのオーバラップは、この2つの選択可能物のうち
の小さい方の高さの半分より大きい(すなわち、6/2
すなわち3より大きい)。したがって、選択可能物13
4は検討対象から除外される。この時点で最良推測は一
切存在しない。次に選択可能物135が検討される。選
択可能物135は現行選択である選択可能物133と垂
直方向にオーバラップせず、選択可能物135の最上部
は現行選択の最上部より下にある。したがって、選択可
能物135は最良推測であると解釈される。次に、選択
可能物136が検討される。選択可能物136は現行選
択とオーバラップせず、選択可能物136の最上部エッ
ジは選択可能物135の最下部エッジより下ではない。
したがって、最良推測と現行選択との間の水平オーバラ
ップ(推測オーバラップ)ならびに選択可能物136と
現行選択との間の水平オーバラップ(選択可能物オーバ
ラップ)が判定される。推測オーバラップはゼロであ
る。しかし、選択可能物オーバラップは4単位である。
したがって、選択可能物オーバラップの方が推測オーバ
ラップより大きいので、選択可能物136は新しい最良
推測であると解釈される。さらに、選択可能物136は
分類済みリスト内の最後の選択可能物であるので、新し
い現行選択は現行最良推測である選択可能物136であ
ると解釈される。
【0056】上ボタン17が押されたことに応答して選
択を変更する手順については図13および図14に示
す。上ボタン17の場合の手順は、下ボタン18の場合
の手順(図11および図12)とほぼ同じなので、ステ
ップごとに説明する必要はない。にもかかわらず、所与
の相違点については注意が必要である。下ボタン18の
場合の手順とは対照的に、上ボタン17に応答して
(1)現行選択の直前の選択可能物から始めて選択可能
物のリストを(順方向ではなく)逆方向に移動して、現
行選択より前のリスト内のすべての選択可能物を検査す
るまで、リスト内の項目を検査し(ステップ751、7
68)、(2)選択可能物selectable_Iが
現行選択より「下」ではなく「上」にあるかどうかを判
定するために垂直オーバラップの量を計算し(ステップ
754)、(3)selectable_Iの最下部が
現行最良推測の最上部より上にある場合に(ステップ7
56)selectable_Iを考えられる新しい現
行選択として無視し、(4)selectable_I
が現在表示されていない場合に所定のピクセル数(たと
えば、100)だけ画面を(下ではなく)上にスクロー
ルする。
【0057】III.オーディオ機能 アプリケーション・ソフトウェア31は、ネットワーク
接続29を介してダウンロードしたオーディオ・データ
に基づいて音楽およびその他の音声をテレビ12のスピ
ーカから再生させる機能を含む。ダウンロードしたオー
ディオ・データは、MIDI(Musical Ins
trument Digital Interfac
e)、MPEG(Moving Picture Ex
pertsGroup)、Real Audio、.A
U、.AIFF、.WAVその他など、いくつかの異な
るフォーマットのいずれかにすることができる。ボック
ス10でデコードした後、受け取ったオーディオ情報は
リンク6のオーディオ・チャネルを介してテレビ12に
供給される。
【0058】A.バックグラウンド・ミュージック WebTVサービスは、ユーザがウェブをブラウズして
いる間にユーザにバックグラウンド・ミュージックまた
はその他の音響効果(以下単に「バックグラウンド・ミ
ュージック」という)を提供するために、ボックス10
にオーディオ・データを供給する。ユーザがオーディオ
・ファイルへのリンクを活動化したかまたはウェブ・ペ
ージがそれ専用のバックグラウンド・ミュージックを提
供する場合を除き、バックグラウンド・ミュージック
は、本来は未使用であるはずのリンク6のオーディオ・
チャネルを満たす。このため、WebTVサービスによ
って提供されるバックグラウンド・ミュージックによ
り、ユーザにとってはウェブをブラウズする経験がテレ
ビを見ることによく似ていると思われることになる。と
いうのは、人はテレビを見ながら音を聞くことに慣れて
いるからである。しかも、バックグラウンド・ミュージ
ックはユーザのアクションとは非同期かつ無関係にクラ
イアント・システムにロードされるので、ユーザは音声
が聞こえるまで待つ必要がない。
【0059】バックグラウンド・ミュージックを生成す
るためのオーディオ・データは、前述のオーディオ・フ
ォーマットの1つにすることができる。バックグラウン
ド・ミュージックは、RAM23にダウンロードし、た
だちに再生するかまたは後で使用するために単に保存す
ることができる。あるいは、ダウンロードしたオーディ
オ・ファイルはフラッシュ・メモリ22bに書き込むこ
ともできる。ユーザに対して再生されたバックグラウン
ド・ミュージックは、メモリに事前に格納されたオーデ
ィオ・ファイルから、または「作動中に」サーバ5から
ダウンロードしているオーディオ・ファイルから、ある
いはこれらの技法の組合せにより生成することができ
る。
【0060】一般に、バックグランド・ミュージック
は、ユーザがウェブ・ページを見ている間ならびにウェ
ブ・ページがダウンロードされている間にユーザに対し
て再生される。図19に示す一実施形態では、前の一連
のバックグラウンド・ミュージック・シーケンスの再生
が終了した後でのみ(ステップ1101)、一連のバッ
クグランド・ミュージック・シーケンスを生成するため
のファイルをサーバ5からダウンロードする(ステップ
1102)。この実施形態では、図20に示す第2の実
施形態に比べ、クライアント・システム1でのメモリ消
費が低減される。図20の実施形態では、次のシーケン
スを生成するためのファイルをサーバ5からダウンロー
ドしている間に(ステップ1102)、現行のバックグ
ランド・ミュージック・シーケンスをユーザに対して再
生する(ステップ1101)。したがって、図20の実
施形態には、連続し途切れないバックグラウンド・ミュ
ージック・ストリームをユーザに供給するという利点が
ある。
【0061】しかし、表示ウェブ・ページに関連するバ
ックグラウンド・ミュージックが代わりに再生されるよ
うにその表示ウェブ・ページがそれ専用のバックグラン
ド・ミュージックを提供する場合には、WebTVバッ
クグラウンド・ミュージックが必ず中断される。ユーザ
がそのウェブ・ページを離れると、WebTVバックグ
ラウンド・ミュージックが再開される。しかも、ユーザ
がオーディオ・ファイルへの特定のハイパーテキスト・
リンクにアクセスした場合、アクセスしたオーディオ・
ファイルが再生されている間、WebTVバックグラン
ド・ミュージックが中断される。
【0062】さらに、アプリケーション・ソフトウェア
31は所与の特殊音響効果も提供する。特殊音響効果は
バックグラウンド・ミュージックの上に重ねられる(す
なわち、同時に再生される)。一部の音響効果は、リモ
コン11を操作するときにユーザに対してオーディオ・
フィードバックを行うために使用する。たとえば、特定
の音響効果がリモコン11の各機能に関連付けられる。
このようなオーディオ・フィードバックは有利である。
というのは、本発明のユーザは、普通のパーソナル・コ
ンピュータを使用してウェブをブラウズする場合より、
ディスプレイから離れた位置にいる可能性が高いからで
ある。
【0063】B.オーディオ・パネル 本発明は、ウェブからダウンロードしたオーディオ・フ
ァイルに関するオーディオ機能を制御するためのユーザ
・インタフェースを含む。このユーザ・インタフェース
は、図16に示す「オーディオ・パネル」の形式でユー
ザに示される。オーディオ・パネルは、音声が使用可能
なときにユーザがリモコン11上のオプション・ボタン
7を押すことによってアクセスできる。図15に示すよ
うに、一般にオプション・ボタン7を押すと、オプショ
ン・パネルが表示される。オプション・パネル140
は、現在表示されているウェブ・ページ100上のオー
バレイとして表示される。オプション・パネル140
は、ソフト・ボタン148〜152によってアクセスさ
れるWebTVブラウザの複数の管理機能へのアクセス
権をユーザに提供するものである。ボタン148〜15
2は、上記のようにリモコン11(より具体的には、リ
モコン11のボタン15〜19)を使用することにより
選択し活動化される。
【0064】オーディオ・ファイルへのハイパーテキス
ト・リンクの活動化に応答して、ダウンロードしたオー
ディオ・データを再生している間にユーザがオプション
・パネル140を活動化した場合、オプション・パネル
は図16に示すようにオーディオ・パネル154ととも
に表示される。最後にアクセスすべきハイパーテキスト
・リンクがオーディオ・データにリンクしていなかった
場合、オプション・パネル140は、図15に示すよう
にオーディオ・パネル154なしで表示される。すなわ
ち、オーディオ・パネル154は、再生すべきオーディ
オ・データが存在する場合のみ、表示可能になる。した
がって、図17はオプション・パネルを表示するための
ルーチンを示している。オプション・ボタン7が押され
たことに応答して、オーディオ・パネルが使用可能にな
った場合(ステップ901)、オプション・パネルはオ
ーディオ・パネルとともに表示される(ステップ90
2)。オーディオ・パネルが使用可能になっていない場
合(ステップ901)、オプション・パネルはオーディ
オ・パネルなしで表示される(ステップ903)。
【0065】オーディオ・パネル154は、タイトル・
バー142と、停止ボタン143と、再生ボタン144
と、休止ボタン145と、早送りボタン146と、巻戻
しボタン147と、オーディオ・スコープ153とを含
む。それぞれの名前が示すように、ボタン143〜14
7は、オーディオ・データとオーディオ・データから生
成されたオーディオ・シーケンス(音声)を制御するた
めのものである(たとえば、オーディオ・シーケンスの
再生、オーディオ・シーケンスの巻戻しなど)。任意の
時点で現在選択されているボタンは強調表示118によ
って示される。ボタン143〜147は、上記のように
リモコン11(すなわち、リモコン11のボタン15〜
19)を使用することにより選択し活動化される。タイ
トル・バーは、現在再生されているオーディオ・ファイ
ルのタイトル名を表示する。
【0066】オーディオ・スコープ153は、再生中の
オーディオ・シーケンスを表す可動オーディオ波形が表
示されるディスプレイである。ステレオ・データの場
合、図16に示すように2通りの波形が表示され、一方
の波形は左のオーディオ・チャネル用、もう一方の波形
は右のオーディオ・チャネル用である。この波形は、デ
ィジタル・オーディオ・データをグラフ表現に変換する
ことにより生成される。オーディオ・シーケンスが再生
されると波形はオーディオ・スコープ153を越えて水
平方向にスクロールされるので、任意の時点でユーザが
聞いている音声はオーディオ・スコープ153に現在表
示されている波形によって表される。
【0067】図18は、ユーザがウェブ・ページ上のハ
イパーテキスト・アンカーを活動化したときにオーディ
オ・パネルの表示を使用可能または使用禁止にするため
のルーチンを示している。最初に、アンカーのURLが
指定するウェブ・サイトをクライアント・システム1が
アクセスする(ステップ1001)。次にアクセスした
ファイルを取り出し、ダウンロード中に状況表示を画面
上に表示して、ファイルのうちのどの程度がそれまでに
ダウンロードされたかを示す(ステップ1102)。ダ
ウンロードしたHTMLファイルは一般にMIME(M
ulti−purpose Internet Mai
l Extension)ヘッダを含み、それはファイ
ルのコンテンツ・タイプを指定する。したがって、ファ
イルのダウンロード後にクライアント・システム1は、
そのファイルがMIMEヘッダを含むかどうかを判定す
る(ステップ1004)。そのファイルがMIMEヘッ
ダを含む場合、ヘッダを検査して、ファイルのコンテン
ツ・タイプを判定する(ステップ1005)。ファイル
がオーディオ・コンテンツを含む場合、オーディオ・パ
ネルを使用可能にし(ステップ1006)、そのオーデ
ィオ・ファイルを再生する(ステップ1007)。ファ
イルがオーディオ・コンテンツを含まない場合、オーデ
ィオ・パネルの表示を使用禁止にし(ステップ100
9)、取り出したファイルを通常通り表示する(ステッ
プ1010)。
【0068】(ステップ1004で)ファイルがMIM
Eヘッダを含まない場合、クライアント・システム1
は、ダウンロードしたファイルのファイル拡張子がある
場合にその拡張子を検査することによりコンテンツ・タ
イプを判定する。たとえば、.AU、.WAV、.AI
FFというファイル拡張子はオーディオ・コンテンツを
示す。ファイル拡張子からコンテンツ・タイプを判定し
た後、ルーチンは前述のように(ステップ1005)か
ら続行する。
【0069】クライアント・システム1は、巻戻し、休
止、早送りなどの特定のオーディオ機能が所与のダウン
ロード・ファイルに適用されるかどうかを判定する能力
を有する。たとえば、早送り機能(ボタン146)は、
Real Audioなどの生のオーディオ・ストリー
ムには適用されない。したがって、特定のオーディオ機
能が適用されない状況については、対応するボタンが自
動的に使用禁止になる(すなわち、表示されないか、ま
たはその機能が使用不能であることを示すように表示さ
れる)。
【0070】一実施形態では、ユーザは、ウェブ・サイ
トからアクセスされたオーディオ・ファイルをメモリに
保存することができる。たとえば、ユーザはバックグラ
ウンド・ミュージック・ファイルなどのオーディオ・フ
ァイルを保存できるので、そのファイルはバックグラウ
ンド・ミュージック選択の反復シーケンスの一部として
自動的に再生される。ダウンロードしたオーディオ・フ
ァイルは、オプション・パネル上に表示された保存ボタ
ン151を使用してメモリに保存することができる。
【0071】ウェブ・ブラウザ内のオーディオ機能を制
御するためのユーザ・インタフェースを提供するための
方法および装置について説明した。具体的な実施形態に
関連して本発明を説明してきたが、特許請求の範囲に記
載した本発明のより広い精神および範囲を逸脱せずにこ
のような実施形態に様々な修正および変更を加えること
ができることは明らかになるだろう。したがって、本明
細書および添付図面は限定ではなく例示として考慮すべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つのWebTVサーバ・システムに接続され
た複数のWebTVクライアント・システムを示す図で
ある。
【図2】WebTVクライアント・システムを示す図で
ある。
【図3】WebTVクライアント・システムの電子ユニ
ットのブロック図である。
【図4】図1〜1Cのクライアント処理システム内のハ
ードウェアとソフトウェアとの機能関係を示す図であ
る。
【図5】図5のウェブ・ブラウザ・アプリケーション・
ソフトウェアのブロック図である。
【図6】ウェブ・ブラウザを制御するためのリモコンを
示す図である。
【図7】複数のハイパーテキスト・アンカーを含む表示
ウェブ・ページを示す図である。
【図8】複数のハイパーテキスト・アンカーを含む表示
ウェブ・ページを示す図である。
【図9】本発明によりHTMLドキュメントを受信して
処理するための手順を示す流れ図である。
【図10】表示装置上に表示されたものとして複数のハ
イパーテキスト・アンカーを示す図である。
【図11】図6のリモコンを使用して2つのハイパーテ
キスト・アンカー間の選択を下方向に移動するための手
順を示す流れ図である。
【図12】図6のリモコンを使用して2つのハイパーテ
キスト・アンカー間の選択を下方向に移動するための手
順を示す流れ図である。
【図13】図6のリモコンを使用して2つのハイパーテ
キスト・アンカー間の選択を上方向に移動するための手
順を示す流れ図である。
【図14】図6のリモコンを使用して2つのハイパーテ
キスト・アンカー間の選択を上方向に移動するための手
順を示す流れ図である。
【図15】表示ウェブ・ページ上にオーバレイされたオ
プション・パネルを示す図である。
【図16】表示ウェブ・ページ上にオーバレイされたオ
ーディオ・パネルを含むオプション・パネルを示す図で
ある。
【図17】オプション・パネルを表示するためのルーチ
ンを示す流れ図である。
【図18】オーディオ・パネルの表示を可能にするかま
たは禁止するためのルーチンを示す流れ図である。
【図19】クライアント・システム内でバックグラウン
ド・ミュージックをダウンロードして再生するためのル
ーチンを示す流れ図である。
【図20】クライアント・システム内でバックグラウン
ド・ミュージックをダウンロードして再生するためのル
ーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 WebTVボックス 20 ASIC 21 CPU 22a マスクROM 22b フラッシュ 23 RAM 24 IRインタフェース 25 オーディオDAC 26 ビデオ・エンコーダ 27 電話モデム 28 大容量記憶装置 29a 電話 30 ISDNモデム
フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・アール・アンダーセン アメリカ合衆国・95014・カリフォルニア 州・カッパチーノ・ウエスト エステート ドライブ・10761 (72)発明者 ジェフリー・ディ・ヤクシック アメリカ合衆国・94086・カリフォルニア 州・サニーベイル・アリバ ドライブ・ 241・10番 (72)発明者 ジョー・エフ・ブリット,ジュニア アメリカ合衆国・95070・カリフォルニア 州・サラトガ・サラトガ サニーベイル ロード・14234・3番

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークによりサーバ処理システム
    に結合可能であり、オーディオ出力装置に結合可能なク
    ライアント処理システムでオーディオ情報を処理する方
    法であって、 クライアント処理システムに格納された第1のオーディ
    オ・ファイルに基づいてオーディオ出力装置を介して第
    1のオーディオ・シーケンスを出力するステップと、 第1のオーディオ・シーケンスが出力されている間に第
    2のオーディオ・ファイルをクライアント処理システム
    にダウンロードするステップとを含み、第2のオーディ
    オ・ファイルがネットワークによりサーバ処理システム
    からクライアント処理システムに伝送され、第2のオー
    ディオ・ファイルが第1のオーディオ・シーケンスの出
    力に続いて出力される第2のオーディオ・シーケンスを
    表すことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 第1のオーディオ・シーケンスを出力し
    ている間にワールド・ワイド・ウェブ・ページを含む対
    話式表示環境をユーザがナビゲートできるようにするス
    テップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークによりサーバ処理システム
    に結合可能であり、テレビに結合可能なクライアント処
    理システムであって、 プロセッサと、 プロセッサに結合され、第1のオーディオ・シーケンス
    を表す第1のオーディオ・ファイルをその中に格納して
    いる第1のメモリ・ユニットと、 プロセッサに結合され、プロセッサによって実行された
    ときに、 テレビによる第1のオーディオ・シーケンスの出力と、 第1のオーディオ・シーケンスが再生されている間に第
    1のメモリ・ユニットへの第2のオーディオ・ファイル
    のダウンロードとを行わせる命令シーケンスをその中に
    格納している第2のメモリ・ユニットとを含み、第2の
    オーディオ・ファイルがネットワークによりサーバ処理
    システムから伝送され、第2のオーディオ・ファイルが
    第1のオーディオ・シーケンスの出力に続いてテレビを
    介して出力される第2のオーディオ・シーケンスを表す
    ことを特徴とするクライアント処理システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークによりサーバ処理システム
    に結合され、表示装置に結合されたクライアント処理シ
    ステムでクライアント処理システムのオーディオ機能を
    制御するためのユーザ・インタフェースを提供する方法
    であって、 ネットワークからオーディオ情報をダウンロードするス
    テップと、 ダウンロードしたオーディオ情報を操作するための複数
    のオーディオ機能の1つを起動するための複数のイメー
    ジを含むオーディオ制御パネルを表示装置上に表示させ
    るステップとを含ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 オーディオ・ファイルをネットワークか
    らダウンロードしたことに応答してオーディオ制御パネ
    ルを活動化できるようにするステップをさらに含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 遠隔入力装置から入力した第2のユーザ
    入力を受け取るステップと、 第2のユーザ入力に基づいて全イメージから選択すべき
    1つのイメージを判定するステップと、 判定ステップに基づいて全オブジェクトから前記1つを
    選択するステップと、 全イメージから選択した1つを識別する選択インジケー
    タを表示装置上に表示するステップとをさらに含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 テレビに結合され、ネットワークにより
    少なくとも1つのサーバ処理システムと通信するための
    クライアント処理システムであって、 プロセッサと、 プロセッサに結合され、プロセッサによって実行された
    ときに、 それぞれが1つのワールド・ワイド・ウェブ・ページに
    対応するハイパーテキスト・オブジェクトである複数の
    第1のオブジェクトをテレビ上に表示させ、 遠隔入力装置から入力した第1のユーザ入力を受け取
    り、 第1のユーザ入力に基づいて第1の複数のオブジェクト
    から1つを選択し、 第1の複数のオブジェクトから選択した1つに対応する
    オーディオ・データをサーバ処理システムから取り出
    し、 それぞれがオーディオ・データを処理する複数のオーデ
    ィオ機能の1つを活動化する複数の第2のオブジェクト
    を含むオーディオ制御パネルをテレビ上に表示させ、 遠隔入力装置から入力した複数の第2のオブジェクトの
    1つを指定する第2のユーザ入力を受け取り、 第2のユーザ入力に応答してオーディオ機能の1つを実
    行することをプロセッサに実行させる命令シーケンスを
    その中に格納しているメモリとを含むことを特徴とする
    クライアント処理システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークによりサーバ処理システム
    に結合され、表示装置に結合されたクライアント処理シ
    ステムでクライアント処理システムのオーディオ機能を
    制御するためのユーザ・インタフェースを提供する方法
    であって、 表示装置上に表示されたハイパーテキスト・アンカーを
    選択するユーザ入力を受け取るステップと、 ユーザ入力に応答して、ハイパーテキスト・アンカーが
    表すデータをサーバ処理システムから要求するステップ
    と、 ハイパーテキスト・アンカーが表すデータをサーバ処理
    システムから受け取るステップと、 データがオーディオ・データを含むかどうかを判定する
    ステップと、 判定ステップに基づいてオーディオ制御パネルを表示装
    置上に表示できるようにするステップとを含み、オーデ
    ィオ制御パネルがオーディオ・データに関連する複数の
    オーディオ機能をユーザが制御できるようにするための
    ユーザ・インタフェースを形成することを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 データがオーディオ・データを含まない
    と判定された場合にオーディオ制御パネルの表示を使用
    禁止にするステップをさらに含むことを特徴とする請求
    項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 そのデータに対してオーディオ機能の
    それぞれを実行できるかどうかを判定するステップをさ
    らに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 そのデータが生の音声を表すかどうか
    を判定するステップをさらに含むことを特徴とする請求
    項8に記載の方法。
JP9318035A 1996-11-22 1997-11-19 ウェブ・ブラウザ内のオーディオ機能を制御するためのユーザ・インタフェース Pending JPH10187408A (ja)

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US08/755,237 1996-11-22
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