JP2001234706A - 高速モータ駆動圧縮膨張装置 - Google Patents
高速モータ駆動圧縮膨張装置Info
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Abstract
が熱膨張しても、インペラとケーシング間の隙間を最小
限に維持することができ、これにより圧縮機(または膨
張機)の洩れ損失を低減し、相対的に低速の電動機を用
いて高い圧縮比(または膨張比)を高効率に得ることが
できる高速モータ駆動圧縮膨張装置を提供する。 【解決手段】 高速電動機12と、1段インペラ13及
び2段インペラ14と、ケーシング16とを備える。1
段インペラ13はアブレイダブルインペラであり、アブ
レイダブルシール17がケーシング内面に設けられてい
る。また、2段インペラ14は翼先端部を囲むシュラウ
ド15を有し、シュラウドの軸方向外端部15aが円筒
状に形成され、かつ外端部を隙間を隔てて囲む円筒形内
面16aがケーシングに設けられている。これにより外
端部15aと円筒形内面16aとの隙間を維持したまま
2段インペラが軸方向に移動できる。
Description
縮膨張装置に係わり、更に詳しくは、電動機のロータ両
端にそれぞれインペラを備えた1軸2段高速モータ駆動
圧縮機と冷凍機に関する。
リュウ圧縮機に比較して大容量化、小型化に適しかつオ
イルフリー化が容易な特徴がある。そのためターボ圧縮
機は、工場の空気源、空気分離の原料空気、プロセス関
係の空気源等の汎用圧縮機として多用され、更に、ブレ
イトンサイクルを用いる冷凍機のヘリウムガス等の圧縮
にも用いられている。
段歯車駆動圧縮機)の構成図であり、図3はその系統図
である。図2に示す1軸2段歯車駆動圧縮機は、電動機
1、歯車増速機2、同軸2段圧縮機3からなる。同軸2
段圧縮機3は、回転軸4の両端にそれぞれ1段インペラ
5と2段インペラ6が同軸に設けられ、この回転軸4を
歯車増速機2により高速(例えば10万rpm以上)で
回転駆動するようになっている。また、図3に示すよう
に、かかる2段ターボ圧縮機は、1段インペラ5で圧縮
したガスをインタークーラで中間冷却して2段インペラ
6に導き、ここで再圧縮して高圧縮比(例えば汎用圧縮
機では8以上)を得るようになっている。
ーボ圧縮機(1軸2段歯車駆動圧縮機)は、ガスを圧縮
する同軸2段圧縮機3は小型にできるが、電動機1及び
歯車増速機2が大型となるため全体としてはかなり大型
となる問題点があった。そのため、図4に示すように、
歯車増速機2を省略した圧縮機(以下、「1軸2段高速
モータ駆動圧縮機」と呼ぶ)が一部で提案されている。
この1軸2段高速モータ駆動圧縮機は、歯車増速機がな
く高速電動機のロータ軸の両端にインペラを備えるた
め、装置全体が小型化できる特徴がある。
縮機には、その実現のため以下の問題点があった。 (1)2つのインペラの間に電動機が位置するため、電
動機の発熱により電動機のロータ軸及び圧縮機ケーシン
グの熱膨張が避けられない。このロータ軸とケーシング
の熱膨張差は、例えば0.5mm〜2mm程度に達する
ため、インペラとケーシング間に隙間が生じ、この隙間
により圧縮機の洩れ損失が過大となって性能(例えば圧
縮効率)が大幅に低下してしまう。 (2)高速電動機の回転速度は、モータの強度と軸振動
のため限界があり、現状では例えば5万rpm前後が限
界である。そのためインペラの回転速度は従来(例えば
10万rpm以上)より遅くなり、所定の高い圧力比
(例えば、汎用圧縮機では圧縮比8前後、冷凍機用では
圧縮比2前後)を得るために従来より大径のインペラを
必要となる。その結果、インペラの出口幅は一層狭くな
り、出口幅に対する隙間が相対的に増加して効率は更に
低下してしまう。一方、コンプレッサとタービンを備
え、コンプレッサで圧縮したガスをタービンで断熱膨張
させて低温を発生する冷凍機が開示されている(例えば
特願平9-330360号)。このような冷凍機におい
ても、上述した同じ問題点があった。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、電動
機の発熱によりロータ軸及びケーシングが熱膨張して
も、インペラとケーシング間の隙間を最小限に維持する
ことができ、これにより圧縮機(または膨張機)の洩れ
損失を低減し、相対的に低速の電動機を用いて高い圧縮
比(または膨張比)を高効率に得ることができる高速モ
ータ駆動圧縮膨張装置を提供することにある。
貫通したロータ軸(11)を有する高速電動機(12)
と、該ロータ軸の両端にそれぞれ取付けられた第1イン
ペラ(13)及び第2インペラ(14)と、該第1イン
ペラ及び第2インペラを囲んでそれぞれの圧縮膨張室を
構成するケーシング(16)とを備え、前記第1インペ
ラ(13)はアブレイダブルインペラであり、インペラ
の軸方向外端面と接触して低抵抗で磨滅可能なアブレイ
ダブルシール(17)がケーシング内面に設けられてお
り、前記第2インペラ(14)は翼先端部を囲むシュラ
ウド(15)を有し、該シュラウドの軸方向外端部(1
5a)が円筒状に形成され、かつ該外端部を隙間を隔て
て囲む円筒形内面(16a)がケーシングに設けられて
おり、これにより外端部(15a)と円筒形内面(16
a)との隙間を維持したまま第2インペラが軸方向に移
動可能に構成されている、ことを特徴とする高速モータ
駆動圧縮膨張装置が提供される。
(13)がアブレイダブルインペラであり、このインペ
ラの軸方向外端面と接触して低抵抗で磨滅可能なアブレ
イダブルシール(17)がケーシング(16)の内面に
設けられているので、必要な高い圧力比を得るために第
1インペラを従来より大径のインペラとしても、インペ
ラとケーシングとを事実上ゼロに近い隙間に維持するこ
とができ、第1インペラの洩れ損失を最小限に抑えるこ
とができる。また、このアブレイダブルインペラはシュ
ラウドを備えないため、遠心力に耐える大径のインペラ
を容易に構成することができる。
囲むシュラウド(15)を有し、このシュラウドの軸方
向外端部(15a)が円筒状に形成され、かつ該外端部
を隙間を隔てて囲む円筒形内面(16a)がケーシング
に設けられているので、電動機の発熱によりロータ軸及
びケーシングが熱膨張しても、外端部(15a)と円筒
形内面(16a)との隙間を両者が接触しない最小限に
維持し、第2インペラの洩れ損失を最小限に抑えたまま
第2インペラを軸方向に移動(熱膨張)させることがで
きる。従って、電動機の発熱によりロータ軸及びケーシ
ングが熱膨張しても、第1インペラ及び第2インペラの
両方の洩れ損失を最小限に抑えることができ、相対的に
低速の電動機を用いて高い圧縮比(または膨張比)を高
効率に得ることができる。
第1インペラ(13)は第2インペラ(14)よりも大
径であり、これにより第1インペラ(13)による圧力
比が第2インペラ(14)よりも高く構成されている。
この構成により、1軸2段高速モータ駆動圧縮機におい
て、2段で必要な高い圧力比を得るために、シュラウド
を有するために大径化が比較的困難な2段インペラ(1
4)による圧力比を低く設定することができる。
ロータ軸(11)に作用するスラスト力を支持するスラ
スト軸受(18)が設けられる。この構成により、ロー
タ軸(11)の熱膨張による第1インペラ(13)の軸
方向移動を小さくすることができ、インペラとケーシン
グとを事実上ゼロに近い隙間に維持することができる。
a)又はケーシング(16)の円筒形内面(16a)に
ラビリンスシールが構成される、ことが好ましい。ラビ
リンスシールを構成することにより、シュラウド(1
5)とケーシング(16)の接触を防止しながら、簡単
な構造で2段側の洩れ損失を最小限に抑えることができ
る。
を図面を参照して説明する。図1は、本発明の高速モー
タ駆動圧縮膨張装置の全体断面図である。この図に示す
ように、本発明の高速モータ駆動圧縮膨張装置10は、
高速電動機12、1段インペラ13及び第2インペラ1
4及びケーシング16からなる。本発明の高速モータ駆
動圧縮膨張装置は、電動機のロータ両端にそれぞれイン
ペラを備えた1軸2段高速モータ駆動圧縮機と、コンプ
レッサとタービンを同軸に備え、コンプレッサで圧縮し
たガスをタービンで断熱膨張させて低温を発生す冷凍機
の両方に適用できる。図1に示した1軸2段高速モータ
駆動圧縮機の場合、第1インペラ13は、圧縮機の1段
インペラであり、第2インペラ14は、圧縮機の2段イ
ンペラである。また、冷凍機の場合は、第1インペラ1
3は、圧縮機インペラであり、第2インペラ14は膨張
タービンである。以下、高速モータ駆動圧縮膨張装置が
1軸2段高速モータ駆動圧縮機の場合の場合について説
明する。
くは多相誘導電動機であり、軸心を中心に回転する回転
子12a(ロータ)とそのまわりを囲む固定子12bか
らなる。回転子12aの中心軸(ロータ軸11)は、電
動機の両側(この図で上下)に貫通して延び、2つのラ
ジアル軸受19a,19bで回転可能に支持されてい
る。ラジアル軸受19a,19bは、ロータ軸11を非
接触で支持できる磁気軸受又はガス軸受であるのがよ
い。磁気軸受は、磁石の吸引力又は反発力で軸を浮かせ
て支持する軸受であり、特に容量の大きい大型の圧縮機
に適している。また、ガス軸受は、ガスの動圧又は静圧
により軸を浮かせて支持する軸受であり、特に容量の小
さい小型の圧縮機に適している。
枠内に収められた固定子鉄心と固定子巻線からなる。固
定子鉄心には、例えば鉄損を軽減するために薄板を軸方
向に積層したものを用いる。また、固定子12aの巻線
は、鉄心内の溝に納められ、多相電源と接続して回転磁
界を作るようになっている。
心(ロータコア)と回転子巻線からなる。回転子巻線は
鉄心の溝内に納められる。回転子は、好ましくはかご形
回転子であるが、巻線形回転子であってもよい。かご形
回転子の場合、回転子溝(slot)におのおの1本づ
つの銅棒を納め、その両端を短絡環(end rin
g)で接続する。
相電源より交流電力を受けて回転磁界を作り、空隙を介
して誘導作用によって回転子12aの二次巻線に誘導電
流を発生させ、その電流と回転磁界の磁束により回転力
(フレミングの左手法則)を生じさせ、回転磁界と同一
方向に回転子12aを回転させることができる。この場
合、高周波電源を用いて回転磁界の回転速度を高速にす
ることにより、回転子12aすなわちロータ軸11を高
速(例えば5万rpm以上)で回転駆動することができ
る。
れず、多相誘導電動機以外の高速電動機、例えば直流電
動機を用いてもよい。
段インペラ14は、高速電動機12のロータ軸11の両
端にそれぞれ取付けられている。また、ケーシング16
は、1段インペラ13及び2段インペラ14を囲んでそ
れぞれの圧縮室20,21を構成している。更に、1段
インペラ13及び2段インペラ14の周囲には、ディフ
ューザ、スクロールケーシングが設けられている。
ペラ13で圧縮したガスをディフューザ、スクロールケ
ーシングを介して、図示しないインタークーラに導き、
ここで中間冷却して2段インペラ14に導き、ここで再
圧縮して高圧縮比(例えば汎用圧縮機では8以上)を得
るようになっている。この場合、ガスの流れは、矢印
1、2、3、4の順となる。なお、インタークーラは必
ずしも必須ではなく、これを省略することもできる。
はアブレイダブルインペラである。更に、ケーシング1
6の内面には、1段インペラ13の軸方向外端面(この
図で下端面)と接触して低抵抗で磨滅可能なアブレイダ
ブルシール17が設けられている。このアブレイダブル
シール17は、テフロン(登録商標)系の樹脂、又は銀
スプレーであり、アブレイダブルインペラ13の最下端
面をあらかじめ接触させてシール17を磨滅させて同一
形状に加工し、実際の運転状態において、インペラ13
とケーシング16とを事実上ゼロに近い隙間に維持する
ようになっている。
タ軸11に作用するスラスト力を支持するスラスト軸受
18が設けられている。このスラスト力は、1段インペ
ラ13の背面(図で上面)に作用するガス圧が高いこと
から常時下向きである。スラスト軸受18はこのスラス
ト力に抗して、アブレイダブルインペラ13の最下端面
がケーシング16のアブレイダブルシール17と接触し
ないように軸方向に支持する。このスラスト軸受18
は、ロータ軸11を非接触で支持できる磁気軸受又はガ
ス軸受であるのがよい。磁気軸受は、磁石の吸引力又は
反発力で軸を浮かせて支持する軸受であり、特に容量の
大きい大型の圧縮機に適している。また、ガス軸受は、
ガスの動圧又は静圧により軸を浮かせて支持する軸受で
あり、特に容量の小さい小型の圧縮機に適している。
0において、2段インペラ14は翼先端部を囲むシュラ
ウド15を有する。また、このシュラウド15の軸方向
外端部15aが回転軸と同心の円筒状に形成されてい
る。また、ケーシング16には、シュラウド15の軸方
向外端部15aをわずかな隙間を隔てて囲む円筒形内面
16aが設けられ、外端部15aと円筒形内面16aと
の隙間を一定に維持したまま2段インペラ14が軸方向
に移動可能に構成されている。この移動量は、電動機の
発熱によるロータ軸及びケーシングの熱膨張差より少な
くとも大きく設定されている。
は、シュラウド15の軸方向外端部15aに複数のリン
グ状の溝が形成されており、2段側の洩れ損失を最小限
に抑えるように、ケーシング16の円筒形内面16aと
の間にいわゆるラビリンスシールが構成されている。な
お、ケーシング16の円筒形内面16aにリング状の溝
を形成してラビリンスシールを構成してもよく、或いは
この溝なしに、隙間を最小源にしたスキマシールとして
もよい。
は、1段インペラ13を2段インペラ14よりも大径に
構成し、シュラウドを有するために大径化が比較的困難
な2段インペラ14による圧力比を低くために、1段イ
ンペラ13による圧力比を2段インペラ14よりも高く
構成している。例えば、汎用圧縮機で圧縮比8を得るた
めに、1段インペラ13による圧力比を4とすれば、2
段インペラ14による圧力比を2まで下げることができ
る。同様に、冷凍機用でヘリウムの圧縮比2を得るため
に、1段インペラ13による圧力比を1.6とすれば、
2段インペラ14による圧力比を1.25まで下げるこ
とができる。
ペラ13がアブレイダブルインペラであり、このインペ
ラ13の軸方向外端面と接触して低抵抗で磨滅可能なア
ブレイダブルシール17がケーシング16の内面に設け
られているので、必要な高い圧力比を得るために1段イ
ンペラを従来より大径のインペラとしても、インペラと
ケーシングとを事実上ゼロに近い隙間に維持することが
でき、1段側の洩れ損失を最小限に抑えることができ
る。また、このアブレイダブルインペラはシュラウドを
備えないため、遠心力に耐える大径のインペラを容易に
構成することができる。
シュラウド15を有し、このシュラウドの軸方向外端部
15aが円筒状に形成され、かつこの外端部を隙間を隔
てて囲む円筒形内面16aがケーシング16に設けられ
ているので、電動機12の発熱によりロータ軸11及び
ケーシング16が熱膨張しても、シュラウド15の外端
部15aとケーシング16の円筒形内面16aとの隙間
を両者が接触しない最小限に維持し、2段側の洩れ損失
を最小限に抑えたまま2段インペラを軸方向に移動(熱
膨張)させることができる。従って、電動機の発熱によ
りロータ軸及びケーシングが熱膨張しても、1段側及び
2段側の両方の洩れ損失を最小限に抑えることができ、
相対的に低速の電動機を用いて高い圧縮比を高効率に得
ることができる。
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更でき
ることは勿論である。例えば、上述の例では、1軸2段
高速モータ駆動圧縮機について詳述したが、コンプレッ
サとタービンを備えた冷凍機にも同様に適用することが
できる。
動圧縮膨張装置は、電動機の発熱によりロータ軸及びケ
ーシングが熱膨張しても、インペラとケーシング間の隙
間を最小限に維持することができ、これにより圧縮機
(または膨張機)の洩れ損失を低減し、相対的に低速の
電動機を用いて高い圧縮比(または膨張比)を高効率に
得ることができる、等の優れた効果を有する。
段高速モータ駆動圧縮機)の全体断面図である。
である。
回転軸、5 1段インペラ、6 2段インペラ、10
高速モータ駆動圧縮膨張装置(1軸2段高速モータ駆
動圧縮機)、11 ロータ軸、12 高速電動機、12
a 固定子、12b 回転子、13 第1インペラ(1
段インペラ)、14 第2インペラ(2段インペラ)、
15 シュラウド、15a 軸方向外端部、16 ケー
シング、16a 円筒形内面、17 アブレイダブルシ
ール、18 スラスト軸受、19a,19b ラジアル
軸受、20,21 圧縮室
Claims (6)
- 【請求項1】 両端に貫通したロータ軸(11)を有す
る高速電動機(12)と、該ロータ軸の両端にそれぞれ
取付けられた第1インペラ(13)及び第2インペラ
(14)と、該第1インペラ及び第2インペラを囲んで
それぞれの圧縮膨張室を構成するケーシング(16)と
を備え、 前記第1インペラ(13)はアブレイダブルインペラで
あり、インペラの軸方向外端面と接触して低抵抗で磨滅
可能なアブレイダブルシール(17)がケーシング内面
に設けられており、 前記第2インペラ(14)は翼先端部を囲むシュラウド
(15)を有し、該シュラウドの軸方向外端部(15
a)が円筒状に形成され、かつ該外端部を隙間を隔てて
囲む円筒形内面(16a)がケーシングに設けられてお
り、これにより外端部(15a)と円筒形内面(16
a)との隙間を維持したまま第2インペラが軸方向に移
動可能に構成されている、ことを特徴とする高速モータ
駆動圧縮膨張装置。 - 【請求項2】 前記第1インペラ(13)は第2インペ
ラ(14)よりも大径であり、これにより第1インペラ
(13)による圧力比が第2インペラ(14)よりも高
く構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の
高速モータ駆動圧縮膨張装置。 - 【請求項3】 前記第1インペラ(13)の近傍にロー
タ軸(11)に作用するスラスト力を支持するスラスト
軸受(18)が設けられる、ことを特徴とする請求項1
に記載の高速モータ駆動圧縮膨張装置。 - 【請求項4】 前記シュラウド(15)の外端部(15
a)又はケーシング(16)の円筒形内面(16a)に
ラビリンスシールが構成される、ことを特徴とする請求
項1に記載の高速モータ駆動圧縮膨張装置。 - 【請求項5】 前記第1インペラ(13)は、圧縮機の
1段インペラであり、前記第2インペラ(14)は、圧
縮機の2段インペラである、ことを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の高速モータ駆動圧縮膨張装
置。 - 【請求項6】 前記第1インペラ(13)は、圧縮機イ
ンペラであり、前記第2インペラ(14)は、膨張ター
ビンである、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載の高速モータ駆動圧縮膨張装置。
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