JP2001233399A

JP2001233399A - 自動給油装置

Info

Publication number: JP2001233399A
Application number: JP2000043783A
Authority: JP
Inventors: Hiyoshi Tatsuno; 日吉龍野
Original assignee: Tatsuno Corp
Current assignee: Tatsuno Corp
Priority date: 2000-02-22
Filing date: 2000-02-22
Publication date: 2001-08-28
Anticipated expiration: 2020-02-22
Also published as: KR100363499B1; JP3633418B2; KR20010083026A

Abstract

(57)【要約】【課題】自動車の給油口の位置がどこであっても人手
によらず給油することができ、給油作業員を不要とでき
る自動給油装置を提供する。【解決手段】給油機１１は、支柱１３に回動するよう
連結され他端部側が給油機構に配管３７で接続された給
油ノズル２３を設けたノズル機構１６を有するアーム機
構１４，１５と、アーム機構１４，１５を駆動するアー
ム回動装置３３と、給油ノズル２３の給油口への挿入を
検知する挿入センサ３１とを備え、位置センサ３２，３
５が検知した給油口の位置信号に基づいてアーム回動装
置３３を駆動してノズル機構１６を給油口に移動すると
ともに給油ノズルを給油口に挿入し、挿入センサ３１が
給油口への挿入を検知したとき設定された給油データに
基づいて給油を開始するとともに給油を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、自動車の給油口を
検知して燃料油を自動的に給油する自動給油装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】本出願人は、油種判断手段を設けて異油
種の給油を防止した給油装置を、例えば、特開平６−１
１５５９８号、特開平８−１６９４９８号等で提案して
いる。また、満タン給油手段を設けて自動的に満タンま
で給油する給油装置を、特開昭５８−４１０９５号、特
開昭６３−１２５１９６号等で提案している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術は、
それぞれ有効であるが、自動車の給油口へ給油ノズルを
挿入することは人手にたよっているので、熟練を有する
作業員が必要である。また、給油口は自動車の種類によ
りその位置が異なり、給油装置側の場合もあれば、その
反対側の場合もある。

【０００４】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、自動車の給油口の位置がどこであっても人手にたよ
らず給油することができ、給油作業員を不要とできる自
動給油装置を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動給油装置は、自動車の燃料タンクの給
油口の位置を検知する位置センサと、給油データを設定
するデータ入力装置と、給油制御手段により制御する給
油機構を備える給油機とから構成される自動給油装置に
おいて、前記給油機は、支柱に一端部側が回動するよう
連結され他端部側が前記給油機構に配管で接続された給
油ノズルを設けたノズル機構を有するアーム機構と、該
アーム機構を機構制御手段の制御のもとに駆動するアー
ム回動装置と、前記給油ノズルの給油口への挿入を検知
する挿入センサとを備え、前記機構制御手段は前記位置
センサが検知した給油口の位置信号に基づいて前記アー
ム回動装置を駆動してノズル機構を給油口に移動すると
ともに給油ノズルを給油口に挿入し、前記挿入センサが
給油口への挿入を検知したとき前記給油制御手段が作動
し設定された給油データに基づいて給油を開始するとと
もに給油を停止することを特徴とするものである。給油
口を検知して給油ノズルを挿入しデータ入出力装置で設
定した給油データに基づいて給油を開始し給油を停止す
ることで、給油作業員を不要にできる。

【０００６】前記アーム機構は、前記支柱の上端部に一
端部側が回動するよう連結された第１のアームと、該第
１のアームの他端部に一端部側が回動するよう連結され
た第２のアームと、該第２のアームの他端部に回動する
よう連結されたノズル機構とを備えることで給油口が手
前側でも反対側でもアーム機構を回動させて給油できる
点で好ましい。

【０００７】前記給油機は、支柱を前記機構制御手段の
制御のもとに左右方向に移動する左右移動装置を備える
ことが、自動車の給油口の位置に応じて左右に移動でき
る点で好ましい。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の一実施形態
により具体的に説明する。図１〜図９は本発明実施形態
の自動給油装置を説明する図であり、図１は自動給油装
置の正面図、図２は自動給油装置の平面図、図３はノズ
ル機構の拡大断面図、図４は自動給油装置の給油状態を
示す図、図５は自動給油装置の待機状態を示す図、図６
は自動給油装置の収納状態を示す図、図７は自動給油装
置の構成を説明するブロック図、図８は可搬式データ入
力機の斜視図、図９は自動車の給油口部分の正面図であ
る。

【０００９】これらの図において、本実施形態の自動給
油装置１０は、給油所の給油エリア１のアイランド２上
にアーム移動式の給油機１１とデータ入出力装置４０と
が設けられており、この給油エリア１に停車した自動車
３の給油口の位置に応じて給油機１１の給油ノズルを自
動的に移動して給油する装置である。

【００１０】給油機１１は、アイランド２上のベースプ
レート１２の上部に立設された細長い支柱１３と、この
支柱１３の上端部に一端部が回動するよう連結された第
１のアーム１４と、この第１のアーム１４の他端部に一
端部が回動するよう連結された第２のアーム１５と、こ
の第２のアーム１５の他端部に回動するよう連結された
ノズル機構１６とを備えている。この給油機１１は、ベ
ースプレート１２に設けられた左右移動装置１７によ
り、細長く形成されたアイランド２に設けられたレール
１８に沿って左右に移動するようになっている。支柱１
３は、自動車３の高さよりも十分に高く形成され、第１
のアーム１４は、水平に回動したとき、その端部が給油
エリア１に停車する自動車３の上部に位置する程度の長
さに形成され、第２のアーム１５は、端部側を斜め下方
に回動したとき自動車３の反対側の給油口に届く程度の
長さに形成されている。また、支柱１３の頂部には、自
動車の進入可否を青色または赤色で点灯して表示する進
入可否ランプ３４が設けられ、第１のアーム１４の端部
には、給油エリア１に停車する自動車３の給油位置がど
ちら側にあるかを検知する給油位置センサ３５が取り付
けられている。さらに、給油エリア１に面したアイラン
ド２側面の自動車３の進入口側には、進入センサ３６が
設けられている。

【００１１】アイランド２の下部の地下には、給油機構
を構成するそれぞれレギュラーガソリン、ハイオクタン
ガソリン及び軽油の貯油タンクに接続された給油管１９
ａ，１９ｂ，１９ｃが途中にポンプ２０ａ，２０ｂ，２
０ｃ及び流量計２１ａ，２１ｂ，２１ｃを介装して配置
され、それぞれにホース２２ａ，２２ｂ，２２ｃが接続
され支柱１３内に導入されている。これらのホース２２
ａ，２２ｂ，２２ｃは、それぞれ支柱１３、第１のアー
ム１３、第２のアーム１４の内部に配置された配管３７
を介してノズル機構１６の給油ノズル２３ａ，２３ｂ，
２３ｃに接続されている。支柱１３、第１のアーム１
４、第２のアーム１５の内部の配管３７は、連結部分に
おける回動が可能なように、例えば、回転継手やホース
等により連結されている。

【００１２】ノズル機構１６は、図３に示すように、そ
の本体２４が短いケース状に形成され、その本体２４の
端部が第２のアーム１５の端部に回動するように連結さ
れ、他端部側は細長く突出され先端部が開口された吐出
管２５に形成されている。この吐出管２５内には、給油
ノズル２３ａ，２３ｂ，２３ｃが配置され、それぞれの
給油ノズル２３ａ，２３ｂ，２３ｃは、先端部側が吐出
管２５の開口部に臨まされ、他端部側が伸縮自在な蛇腹
管２６ａ，２６ｂ，２６ｃ及び開閉弁２７ａ，２７ｂ，
２７ｃから配管３７を介してホース２２ａ，２２ｂ，２
２ｃに接続されている。そして、吐出管２５の先端側に
は、挿入センサ３１とベーパ吸引口２８が設けられ、こ
のベーパ吸引口２８は油種センサ２９を介して吸引ポン
プ３０に接続されている。また、吐出管２５が形成され
た側の本体２４には、自動車３の給油口４を検知するた
めの給油口センサ３２が設けられている。

【００１３】データ入出力装置４０は、アイランド２の
上部に立設されたスタンド４１の頂部にケース４２が設
けられ、そのケース４２に表示器４３、報知器４４、及
び信号線４５で接続された可搬式データ入力機４６が設
けられている。この可搬式データ入力機４６は、図８に
示すように、表示部４７、キーボード４８、設定釦４
９、確認釦５０、及びカードリーダライタ５１が設けら
れている。このカードリーダライタ５１は、顧客のクレ
ジットカード、銀行カード、給油カード、及びプリペー
ドカード及びＩＣカード等を読み書きするものである。

【００１４】また、給油機１１は、図７に示すように、
例えば、満タン給油手段６１及び油種判別手段６２を有
する給油制御手段６０を備え、それぞれポンプ２０、流
量計２１、開閉弁２７、油種センサ２９、吸引ポンプ３
０、及び挿入センサ３１に接続されている。さらに、給
油機１１は、第１のアーム１４、第２のアーム１５、及
びノズル機構１６をそれぞれ独立に回動するアーム回動
装置３３が設けられている。そして、左右移動装置１
７、アーム回動装置３３、給油口センサ３２、及び給油
位置センサ３５は、機構制御手段６３に接続されてい
る。また、データ入出力装置４０は、各部を制御するデ
ータ制御手段６４を備えており、それぞれ進入センサ３
６、進入可否ランプ３４、キーボード４８、表示器４
３、カードリーダライタ５１、報知器４４、設定釦４
９、確認釦５０、及び表示部４７に接続されている。そ
して、給油機１１とデータ入出力装置４０との間は、デ
ータが授受されるようになっている。

【００１５】本実施形態の自動給油装置１０で給油され
る自動車３は、例えば、図９に示すように、給油口４の
近傍にはその位置を発信する発信機５が設けられてい
る。このような発信機５は、例えば、トランスポンダが
好適に使用できる。

【００１６】次に、自動給油装置１０の動作をフローチ
ャートに基づいて説明する。図１０及び図１１は本発明
実施形態の自動給油装置の動作を説明する図であり、図
１０はデータ入出力装置の制御動作のフローチャート、
図１１は給油機の制御動作のフローチャートである。

【００１７】まず、給油する自動車３が給油エリア１に
いない状態においては、進入可否ランプ３４が青色に点
灯している。また、給油機１１は、例えば、図５に示す
ように、第１のアーム１４が水平位置に、第２のアーム
１５が手前側に傾斜した位置に、ノズル機構１６が吐出
管２５を給油エリア１側に向けた位置にある初期状態の
待機位置になっている。給油する自動車３が給油エリア
１に進入し、進入センサ３６が自動車３の進入を検知し
てオンすると（ＳＴ１）、データ制御手段６４は車検知
信号を受信して進入可否ランプ３４を青色から赤色に点
灯して（ＳＴ２）、他の自動車の進入を防止する。

【００１８】次に、顧客がデータ入出力装置４０の可搬
式入力機４６を手にとって、カードをカードリーダライ
タ５１に挿入すると（ＳＴ３）、データ入出力装置４０
により給油データを入力して自動給油が可能な状態にな
る。油種、給油量等の給油データをキーボード４８で入
力すると（ＳＴ４）、給油データは表示器４３及び表示
部４７に表示され、確認釦５０を押し（ＳＴ５）、続い
て設定釦４９を押すと給油データが設定され（ＳＴ
６）、データ制御手段６４はその設定データを給油機１
１へ送信する。

【００１９】データ入出力装置４０のデータ制御手段６
４から送信された給油データが、給油機１１の機構制御
手段６３に入力したときには（ＳＴ１１）、まず、待機
状態にある給油機１１の第１のアーム１４の端部に設け
られた給油位置センサ３５、及びノズル機構１６に設け
られた給油口センサ３２が給油口４の位置を検知し（Ｓ
Ｔ１２）、機構制御手段６３がアーム回動装置３３及び
左右移動装置１７を制御してノズル機構１６の吐出管２
５の先端部を自動車３の給油口４に対峙する位置に移動
する（ＳＴ１３）。さらに詳細には、まず、給油位置セ
ンサ３５は自動車３の給油口４が手前側にあるか反対側
にあるかを検知する。次に、手前側に給油口４がある場
合には、図５に示すような待機状態の位置において、発
信機５から発信される位置に関する信号を給油口センサ
３２が受信し、その検知信号に基づいて機構制御手段６
３が左右移動装置１７を制御して給油機１１をレール１
８に沿って左右に移動させ、かつアーム回動装置３３を
制御して第１のアーム１５やノズル機構１６を回動さ
せ、吐出管２５の先端部を給油口４に移動させる。ま
た、反対側に給油口４がある場合には、まず、機構制御
手段６３がアーム回動装置３３を制御して、第１のアー
ム１４、第２のアーム１５及びノズル機構１６を回動さ
せ、自動車３の上部を越えてノズル機構１６を、図４の
点線で示すような反対側給油の位置に移動させ、続いて
その位置において、上記と同様に発信機５から発信され
る位置に関する信号を給油口センサ３２が受信し、その
検知信号に基づいて機構制御手段６３が左右移動装置１
７を制御して給油機１１をレール１８に沿って左右に移
動させ、かつアーム回動装置３３を制御して第１のアー
ム１５やノズル機構１６を回動させ、吐出管２５の先端
部を給油口４に移動させる。次に、吐出管２５の先端部
が給油口４に対峙する位置に移動した状態で、第２のア
ーム１５を回動させて吐出管２５の先端部を給油口４へ
挿入して挿入センサ３１がオンすると（ＳＴ１４）、給
油制御手段６０は吸引ポンプ３０を駆動し、給油口４内
のベーパが吸引され、油種判別手段６２が作動し（ＳＴ
１５）、油種センサ３２からの油種信号に基づき、キー
ボード４８で設定された油種との一致が判断される（Ｓ
Ｔ１６）。油種が一致している場合には、給油制御手段
６０は設定された油種の開閉弁２７を開いてポンプ２０
を駆動する（ＳＴ１７）。

【００２０】貯油タンク内の油は給油管１９を通してポ
ンプ２０で圧送され、流量計２１、ホース２２、配管３
７、開閉弁２７、蛇腹管２６、及び給油ノズル２３を介
して給油口４内へ吐出される。このとき、液圧により蛇
腹管２６が伸びて給油ノズル２３の先端部が吐出管２５
の開口から突出され、給油口４内へ深く挿入されるた
め、油が給油口４から外に飛び散ることがない。そし
て、流量計２１で計測された給油量は、表示器４３及び
表示部４７に表示される。

【００２１】このようにして給油が行なわれて満タン給
油手段６１が作動し（ＳＴ１９）、設定量が給油される
か満タンになると（ＳＴ２０）、給油制御手段６０は開
閉弁２７を閉じ、ポンプ２０を停止し（ＳＴ２１）、給
油量のデータをデータ入出力装置４０へ出力する（ＳＴ
２２）。続いて、機構制御手段６３は、アーム回動装置
３３及び左右移動装置１７を制御して吐出管２５を給油
口４から抜き出すとともに初期の待機位置に給油機１１
を移動させ（ＳＴ２３）、初期位置に達したとき（ＳＴ
２４）、給油動作を終了し報知器４４で給油終了を報知
する（ＳＴ２５）。

【００２２】そして、データ入出力装置４０が、給油機
１１からの給油量データを受信し（ＳＴ６）、顧客のカ
ードで給油料金の精算をすると（ＳＴ９）、進入可否ラ
ンプ３４が赤色から青色に点灯して終了する。なお、油
種が不一致（ＳＴ１６）の場合には、データ制御手段６
４は、報知器４４を一定時間作動し（ＳＴ１８）、給油
データ入力（ＳＴ４）の再実行を促す。そして、正しい
油種をキーボード４８で設定して給油を行なう。

【００２３】なお、給油機１１は、いつでも給油できる
ように、図５に示すような待機状態の位置にあることが
好ましいが、第１のアーム１３と第２のアーム１４が反
対側給油の位置にあってもよい。また、給油作業が終了
するときには、図６に示すように、第１のアーム１３と
第２のアーム１４が支柱１３に沿って重なる位置にする
ことが好ましい。

【００２４】上記構成の自動給油装置１０では、給油す
る自動車３が給油エリア１に進入してきたとき、進入セ
ンサ３６が自動車を検知して進入可否ランプ３４が赤色
に点灯して他の自動車の進入を禁止し、顧客がデータ入
出力装置４０の可搬式データ入力機４６で油種や給油量
等の給油データを設定すると、給油位置センサ３５や給
油口センサ３２が給油口４の位置を検知し、機構制御手
段６３の制御のもとに左右移動装置１７やアーム回動装
置３３が駆動され、第１のアーム１４や第２のアーム１
５が移動しノズル機構１６が給油口４に近付き、給油ノ
ズル２３が設けられたノズル機構１６の吐出管２５が給
油口４に挿入され、挿入センサ３１が挿入を検知する
と、満タン給油手段６１や油種判別手段６２を有する油
種制御手段６０により油種が判定されて、油種が正しい
ときに給油を開始し、設定された給油量あるいは満タン
になると給油を終了し、給油量のデータがデータ入出力
装置４０に送られ、精算が行なわれ、他方移動機１１で
は機構制御手段６３が左右移動装置１７やアーム回動装
置３３を駆動して最初の位置に戻るため、給油の全てが
自動的に行なわれ、給油作業員が不要になる。

【００２５】なお、上記実施形態では、第１のアーム１
４、第２のアーム１５、及びノズル機構１６を回動させ
て自動車３の給油口４に対峙する位置にノズル機構１６
を移動しているが、回動するアームを２本以上複数本の
アームでアーム機構を構成してもよく、その形状や長さ
も任意にでき、さらには左右移動装置１７に代わって支
柱１３を回動する装置であってもよい。また、給油口４
を検知するためのセンサ３５，３２は、任意の形式の画
像処理による検出、あるいは光、電磁波、赤外線を利用
したものでもよい。さらに、自動車３の給油中の退車を
防止する装置等を設けない例を説明したが、例えば、自
動車３を進入センサ３６が検知したとき突出させ、給油
終了で没入する車止めを設けてもよい。また、可搬式デ
ータ入力機４６は、信号線４５で接続したものとしてい
るが、信号線４５をなくし無線でできるようにしてもよ
い。

【００２６】

【発明の効果】以上のように本発明の自動給油装置は、
給油する自動車の給油口を検知して給油ノズルを挿入
し、データ入出力装置で設定した給油データに基づいて
給油を開始し給油を停止することで、自動車の給油口の
位置がどこであっても人手によらず給油することがで
き、給油作業員を不要とできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施形態の自動給油装置の正面図であ
る。

【図２】本発明実施形態の自動給油装置の平面図であ
る。

【図３】本発明実施形態のノズル機構の拡大断面図であ
る。

【図４】本発明実施形態の自動給油装置の給油状態を示
す図である。

【図５】本発明実施形態の自動給油装置の待機状態を示
す図である。

【図６】本発明実施形態の自動給油装置の収納状態を示
す図である。

【図７】本発明実施形態の自動給油装置の構成を説明す
るブロック図である。

【図８】本発明実施形態の可搬式データ入力機の斜視図
である。

【図９】本発明実施形態の自動車の給油口部分の正面図
である。

【図１０】本発明実施形態のデータ入出力装置の制御動
作のフローチャートである。

【図１１】本発明実施形態の給油機の制御動作のフロー
チャートである。

【符号の説明】

１給油エリア２アイランド３自動車４給油口５発信機１０自動給油装置１１給油機１２ベースプレート１３支柱１４第一のアーム１５第二のアーム１６ノズル機構１７左右移動装置１８レール１９ｃ給油管２０ポンプ２１流量計２２ホース２３給油ノズル２４本体２５吐出管２６蛇腹管２７開閉弁２８ベーパ吸引口２９油種センサ３０吸引ポンプ３１挿入センサ３２給油口センサ３３アーム回動装置３４進入可否ランプ３５給油位置センサ３６進入センサ３７配管４０データ入出力装置４１スタンド４２ケース４３表示器４４報知器４５信号線４６可搬式データ入力機４７表示部４８キーボード４９設定釦５０確認釦５１カードリーダライタ６０給油制御手段６１満タン給油手段６２油種判別手段６３機構制御手段６４データ制御手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】自動車の燃料タンクの給油口の位置を検
知する位置センサと、給油データを設定するデータ入力
装置と、給油制御手段により制御する給油機構を備える
給油機とから構成される自動給油装置において、前記給油機は、支柱に一端部側が回動するよう連結され
他端部側が前記給油機構に配管で接続された給油ノズル
を設けたノズル機構を有するアーム機構と、該アーム機
構を機構制御手段の制御のもとに駆動するアーム回動装
置と、前記給油ノズルの給油口への挿入を検知する挿入
センサとを備え、前記機構制御手段は前記位置センサが
検知した給油口の位置信号に基づいて前記アーム回動装
置を駆動してノズル機構を給油口に移動するとともに給
油ノズルを給油口に挿入し、前記挿入センサが給油口へ
の挿入を検知したとき前記給油制御手段が作動し設定さ
れた給油データに基づいて給油を開始するとともに給油
を停止することを特徴とする自動給油装置。
【請求項２】前記アーム機構は、前記支柱の上端部に
一端部側が回動するよう連結された第１のアームと、該
第１のアームの他端部に一端部側が回動するよう連結さ
れた第２のアームと、該第２のアームの他端部に回動す
るよう連結されたノズル機構とを備えることを特徴とす
る請求項１記載の自動給油装置。
【請求項３】前記給油機は、支柱を前記機構制御手段
の制御のもとに左右方向に移動する左右移動装置を備え
ることを特徴とする請求項１記載の自動給油装置