JP2001230864A - 通信サービス変更方法 - Google Patents

通信サービス変更方法

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JP2001230864A
JP2001230864A JP2000037132A JP2000037132A JP2001230864A JP 2001230864 A JP2001230864 A JP 2001230864A JP 2000037132 A JP2000037132 A JP 2000037132A JP 2000037132 A JP2000037132 A JP 2000037132A JP 2001230864 A JP2001230864 A JP 2001230864A
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JP2000037132A
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Kenichi Kimura
賢一 木村
Yoshihiro Kishimoto
好弘 岸本
Takuji Saito
卓司 齊藤
Sakiko Kato
咲子 加藤
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NTT Docomo Inc
NTT Docomo Tokai Inc
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NTT Docomo Inc
NTT Docomo Tokai Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク工事を必要とするような通信サ
ービスの変更処理を迅速かつ容易に実現することができ
る通信サービス変更方法を提供する。 【解決手段】 移動電話網MTNに接続可能な通信端末
設備CTF1の利用者に対して通信サービスを提供する
移動通信システムにおいてネットワーク工事を必要とす
る通信サービスの変更処理を実現する通信サービス変更
方法であって、通信端末設備CTF1が通信サービスの
変更処理の要求を移動電話網MTN側のカスタマセンタ
CSへ送信し(,)、移動通信サービス制御装置M
−SCP1が当該要求に応じた顧客情報管理装置ALD
からの指示に応じたネットワーク工事を行い(,
)、このネットワーク工事の完了後に完了通知が通信
端末設備CTF1へ送信される(〜)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網に接続可能
な通信端末設備の利用者に対して通信サービスを提供す
る通信システムにおいてネットワーク工事を必要とする
通信サービスの変更処理を実現する通信サービス変更方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話網においては当該電話網
に収容される電話機の利用者に対して各種通信サービス
が提供されている。一例としては、移動通信網における
留守番電話サービスが挙げられる。この通信サービス
は、着信不可能な状態にある携帯電話機に対する着信要
求を受けた移動通信網が、発信者のメッセージを代行録
音し、このメッセージを当該携帯電話機の利用者の利用
に供するサービスである。電話機の利用者はこのような
通信サービスの利用の有無を電話網への加入時に選択可
能であるが、加入時に必要な通信サービスを漏れなく選
択することは極めて困難である。このため、各通信事業
者は、加入後に利用する通信サービスを変更できるよう
にしている。
【0003】通信サービスの変更処理は、利用者が電話
機から特定の番号に発信して電話網側のオペレータに音
声で要求することで実現される。この要求時に住所等を
口頭でオペレータに伝えることで本人性の確認が行われ
る。電話網側では、音声での要求が文書化され、この文
書の内容に応じた手続きが行われ、最終的には電話網側
のオペレータから電話網に対して当該文書の内容を実現
するための指示が出される。これにより、電話網におい
て当該指示に応じた工事(以後、ネットワーク工事)が
行われ、この工事が完了した後、利用者は要求した通信
サービスを享受することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の通
信サービスの変更処理においては、電話網側においてオ
ペレータが介在するため、入力ミス等の人為的ミスを避
けるために繁雑な手順を踏まなければならない。このこ
とは通信事業者に対しては人件費の増大、利用者に対し
ては変更処理の長時間化という不都合を招いている。ま
た、電話網を主にデータ通信網として利用している利用
者等にとっては、要求の音声による伝達が負担となるこ
とも考えられる。
【0005】また、電話機の変更や接続する電話網の変
更や電話番号の変更等の通信サービスの変更処理では、
より繁雑な手順を踏む必要があり、通信事業者に多大な
負担がかかるとともに、これらの変更処理を行おうとす
る利用者の意欲が殺がれてしまう虞がある。
【0006】本発明は上述した事情に鑑みて為されたも
のであり、ネットワーク工事を必要とするような通信サ
ービスの変更処理を迅速かつ容易に実現することができ
る通信サービス変更方法を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の通信サービス変更方法は、通
信網に接続可能な通信端末設備の利用者に対して通信サ
ービスを提供する通信システムにおいてネットワーク工
事を必要とする通信サービスの変更処理を実現する通信
サービス変更方法であって、前記通信端末設備が前記変
更処理の要求を通信網側へ送信する要求送信ステップ
と、通信網側において前記要求を受信する要求受信ステ
ップと、通信網に対して前記要求に応じたネットワーク
工事を行う要求工事ステップと、前記ネットワーク工事
の完了後に通信網側から前記通信端末設備へ前記変更処
理の完了を通知する完了通知ステップとを有することを
特徴としている。
【0008】また、上記方法において、前記通信端末設
備を、記憶手段を有し、該記憶手段に記憶された情報を
用いて通信サービスを受ける設備とし、前記変更処理を
実現するために必須の情報を通信網側から前記通信端末
設備へ通知する必須情報通知ステップを設け、前記要求
送信ステップでは前記通信端末設備が前記必須の情報を
含む前記要求を通信網側へ送信するようにしてもよい
(請求項2)。
【0009】さらに、請求項1に記載の方法において、
前記通信端末設備を、記憶手段を有し、該記憶手段に記
憶された情報を用いて通信サービスを受ける設備とし、
前記変更処理を実現するために必須の情報を通信網側か
ら前記通信端末設備へ通知する必須情報通知ステップを
設け、前記要求送信ステップでは前記必須情報通知ステ
ップにて前記必須の情報が通知された後に前記要求が送
信されるようにしてもよい(請求項3)。
【0010】また、請求項2または3に記載の方法にお
いて、前記変更処理を通信網の変更処理とし、前記必須
の情報は新たな通信網に接続するために必須の情報とし
てもよい(請求項4)。さらにこの方法において、前記
通信網を電話網であり、前記必須の情報を前記通信端末
設備の電話番号を含むようにしてもよい(請求項5)。
【0011】さらに、請求項2または3に記載の方法に
おいて、前記通信端末設備が固有の識別情報を有し、前
記通信端末設備が前記識別情報を通信網側へ通知する識
別情報通知ステップと、前記通信網側において前記必須
の情報を前記識別情報を用いて暗号化する暗号化ステッ
プとを有し、前記必須情報通知ステップでは、前記暗号
化ステップにより暗号化された前記必須の情報が通知さ
れるようにしてもよい(請求項6)。
【0012】また、請求項1に記載の方法において、前
記要求送信ステップが、前記通信端末設備と前記通信網
側との間に通信路を確立するステップと、該通信路を介
して前記通信端末設備が前記要求を前記通信網側へ送信
するステップと、前記要求の送信後に該通信路を切断す
るステップとを有するようにしてもよい(請求項7)。
【0013】さらに、請求項1に記載の方法において、
前記通信端末設備が固有の識別情報を有し、前記要求送
信ステップでは、前記通信端末設備から前記通信網側へ
前記要求及び前記識別情報が送信され、前記通信網側に
おいて前記要求に基づいたネットワーク工事を要する通
信網を前記識別情報に基づいて特定する通信網特定ステ
ップを設け、前記要求工事ステップでは前記通信網特定
ステップにより特定された通信網に対して前記要求に応
じた前記ネットワーク工事が行われるようにしてもよい
(請求項8)。
【0014】また、請求項8に記載の方法において、前
記通信網側に接続可能な全ての通信端末設備の識別番号
と暗証番号との組を記憶させ、前記要求送信ステップで
は、前記通信端末設備から前記通信網へ識別情報及び暗
証番号を含む前記要求が送信され、前記要求受信ステッ
プにて受信された前記要求中の識別情報及び暗証番号の
組が適切であるか否かを判定する適否判定ステップを設
け、前記適否判定ステップの結果が「適切」の場合にの
み前記要求工事ステップの処理を行うようにしてもよい
(請求項9)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。本発明の実施形態は、 A:通信網を変更せずに通信サービスを変更する形態、 B:通信網を変更する形態、 C:通信網を変更せずに電話番号を変更する形態 に分類されている。通信網を変更せずに電話番号を変更
することは、概念的には通信網を変更せずに通信サービ
スを変更することに含まれるが、前提とするシステム及
び実現方法が大きく異なるため、上記分類を採用してい
る。なお、本発明は、かかる実施形態に限定されず、そ
の技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
【0016】A:通信網を変更せずに通信サービスを変
更する形態 この分類に属する実施形態は、既存の移動通信システム
を前提としている。以下、本分類に属する各実施形態に
ついて説明する。
【0017】(1)第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図である。この図において、MTNは回線交換型の移動
電話網、MS1は移動電話網MTNに収容された携帯電
話機であり、外部機器を接続可能に構成され、一般的な
携帯電話機の機能を備えている。DTは携帯電話機MS
1に接続されたデータ端末であり、インターネット上の
ウェブコンテンツを閲覧するためのブラウザや電子メー
ルを送受するためのメールクライアント等のソフトウェ
アを搭載している。このデータ端末DTと携帯電話機M
S1は通信端末設備CTF1を構成している。なお、電
子メール等を受信するためには、通信端末設備CTF1
の物理アドレスが必要となるが、ここでは携帯電話機M
S1の発ID(電話番号)がその役割を果たしている。
【0018】移動電話網MTN側において、MPRは情
報提供及び接続装置であり、携帯電話機MS1の利用者
(すなわち移動電話網MTNの加入者)に対して各種情
報の提供や図示せぬインターネット等の外部ネットワー
クへの接続サービスの提供を行うとともに、通信サービ
スの変更要求を受け付ける窓口として機能する。ただ
し、携帯電話機MS1は情報提供及び接続装置MPRが
提供するサービスを利用するに十分な機能を備えていな
いため、情報提供及び接続装置MPRが提供するサービ
スは通信端末設備CTF1によって初めて利用可能とな
る。
【0019】CSは通信サービスの変更要求の可否判定
等を行うカスタマセンタであり、移動電話網MTN側に
設けられ、情報提供及び接続装置MPRに接続されてい
る。なお、カスタマセンタCSは各種インタフェースを
備えており、接続可能な装置は情報提供及び接続装置M
PRに限らない(他の実施形態において接続可能な他の
装置を例示する)。ALDはカスタマセンタCSに接続
された顧客情報管理装置であり、電話番号、氏名、住
所、課金情報、通信サービス情報等の個人情報を格納・
管理するとともに、新規登録あるいは変更された個人情
報に応じた指示を移動通信サービス制御装置M−SCP
1へ供給する。
【0020】移動電話網MTN内に設けられた移動通信
サービス制御装置M−SCP1は、顧客情報管理装置A
LDに接続され、電話番号、機体番号等の通信に必要な
情報を格納・管理するとともに、移動電話網MTNに収
容された携帯電話機の位置登録、移動電話網MTNに対
する顧客情報管理装置ALDからの指示に従ったネット
ワーク工事等を行う。
【0021】次に、上記構成の移動通信システムにおけ
る通信サービスの変更処理の流れについて説明する。ま
ず、利用者が通信端末設備CTF1を操作し、移動電話
網MTNを介して情報提供及び接続装置MPRに接続す
るよう発呼する。この時点で、携帯電話機MS1の発I
Dが情報提供及び接続装置MPRへ送信される。情報提
供及び接続装置MPRでは、受信した発IDが移動電話
網MTNの加入者を表すものでなければ当該通信端末設
備CTF1からの接続を拒否する。逆に受信した発ID
が移動電話網MTNの加入者を表すものであれば、通信
端末設備CTF1へメニュー画面のデータを送信する。
これにより、データ端末DTの画面にはメニュー画面が
表示される。
【0022】ここで利用者が通信サービスの変更処理に
対応した選択肢を選択すると、選択結果が情報提供及び
接続装置MPRへ供給され、情報提供及び接続装置MP
Rが通信サービスの変更処理を開始する。具体的には、
データ端末DTF1と通信することで、通信サービスの
変更内容と本人性の認証に必要な暗証番号とを含む変更
要求を受け取る()。
【0023】次に、情報提供及び接続装置MPRは、上
記変更内容及び発ID、暗証番号を通信サービスの変更
要求としてカスタマセンタCSへ供給する()。カス
タマセンタCSは顧客情報管理装置ALDに対して当該
発ID及び暗証番号の照会を依頼し、本人性の確認がと
れた時点で上記変更内容を登録する旨の登録要求を顧客
情報管理装置ALDへ供給するとともに()、情報提
供及び接続装置MPRと協調して作動し、要求を受理し
た旨を通信端末設備CTF1へ通知し、通信端末設備C
TF1と情報提供及び接続装置MPRとの間の回線を切
断する。
【0024】顧客情報管理装置ALDは個人情報が変更
されると、その変更内容に応じたネットワーク工事を行
う旨の指示を移動通信サービス制御装置M−SCP1へ
供給する()。なお、この指示にはネットワーク工事
を特定する情報(例えば、発ID及び要求受理時刻等)
が含まれている。上記指示を受け取った移動通信サービ
ス制御装置M−SCP1は移動電話網MTNに対してネ
ットワーク工事を行い、この工事が完了すると、ネット
ワーク工事の完了を顧客情報管理装置ALDを介してカ
スタマセンタCSへ通知する(,)。なお、この通
知には最終的な通知先となる加入者の発IDが含まれて
いる。
【0025】ネットワーク工事の完了を通知されたカス
タマセンタCSは、情報提供及び接続装置MPRと協調
して作動し、通信端末設備CTF1へ完了通知を送信す
る(,)。この完了通知は情報提供及び接続装置M
PRが提供するサービスを利用可能な通信端末設備CT
F1において正しく受信できるように、電子メールの形
式で送信される。そして、この送信が完了すると、情報
提供及び接続装置MPRは通信端末設備CTF1と情報
提供及び接続装置MPRとの間の回線を切断する。
【0026】なお、カスタマセンタCSがネットワーク
工事の完了の通知を受け取った時点で通信端末設備CT
F1と情報提供及び接続装置MPRとの間の回線が切断
された状態にある場合には、情報提供及び接続装置MP
Rが自動的に発呼し、通信端末設備CTF1と情報提供
及び接続装置MPRとの間に回線を確立した後に、上記
完了通知の送信処理が行われる。また、データ端末DT
が電子メールを受信可能でない場合には、上記送信処理
は中断され、通信端末設備CTF1が情報提供及び接続
装置MPRのサービスを次に利用した時点で再開され
る。
【0027】完了通知を受け取った通信端末設備CTF
1では、利用者の操作により、あるいは自動的に上記電
子メールの内容が表示される。これにより、利用者は通
信サービスの変更処理が完了したことを知ることができ
る。なお、通信端末設備CTF1とカスタマセンタCS
との間の回線を要求の受理後に切断せずに、完了通知を
送信するまで維持するようにしてもよい。ただし、この
場合には、要求の受理から完了通知を受け取るまでの
間、利用者が拘束されることになるため、ネットワーク
工事にかかる時間を予測し、所定の時間内でネットワー
ク工事が完了すると予測される場合には回線を維持し、
所定の時間以上かかると予測されるネットワーク工事を
要する場合には、要求の受理後に一時回線を切断するよ
うにしてもよい。
【0028】(2)第2実施形態 図2は本発明の第2実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図であり、図1と共通する部分には同一の符号が付され
ている。図から明らかなように、この図に示す移動通信
システムは図1の移動通信システムとほぼ同一構成とな
っている。ただし、図2中のカスタマセンタCSは情報
提供及び接続装置MPRと通信端末設備CTF1との間
で送受可能な形式の電子メールを送信する機能を有して
いる。本実施形態による通信サービス変更方法が第1実
施形態による通信サービス変更方法と異なる点は、カス
タマセンタCSが情報提供及び接続装置MPRを介する
ことなく、通信端末設備CTF1へ直接的に完了通知を
送信している点のみである()。このような変形が可
能なのは、カスタマセンタCSが各種インタフェースを
備えているためである。
【0029】なお、本実施形態では、カスタマセンタC
Sから通信端末設備CTF1への完了通知は電子メール
の形式で送信されることを前提としているが、カスタマ
センタCSに発音機能を設け、音声にて通信端末設備C
TF1へ完了通知を送信するようにしてもよい。この場
合には、携帯電話機MS1のみでも完了通知を受信する
ことができる。もちろん、携帯電話機MS1が短いテキ
ストメッセージを受信可能であれば、このテキストメッ
セージにより完了通知を送信するようにしてもよい。
【0030】(3)第3実施形態 図3は本発明の第3実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図であり、図1と共通する部分には同一の符号が付され
ている。図から明らかなように、この図に示す移動通信
システムは図1の移動通信システムと同一構成となって
いる。本実施形態による通信サービス変更方法が第1実
施形態による通信サービス変更方法と異なる点は、移動
通信サービス制御装置M−SCP1が、顧客情報管理装
置ALD,カスタマセンタCS及び情報提供及び接続装
置MPRを介することなく、通信端末設備CTF1へ直
接的に完了通知を送信している点のみである()。
【0031】本実施形態では、移動通信サービス制御装
置M−SCP1から通信端末設備CTF1への完了通知
の送信は、第2実施形態において述べたように、音声を
用いたものでもよいし、短いテキストメッセージを用い
たものでもよい。ただし、短いテキストメッセージの使
用時には、携帯電話機MS1にそのメッセージの受信機
能が必須となる。
【0032】(4)第4実施形態 図4は本発明の第4実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図である。この図において、図1と共通する部分には同
一の符号が付されている。図2において、MPNはパケ
ット交換型の移動パケット通信網、MS2は移動電話網
MTN及び移動パケット通信網MPNに収容された携帯
電話機であり、インターネット上のウェブコンテンツを
閲覧するためのブラウザや電子メールを送受するための
メールクライアント等のソフトウェアを搭載している。
CTF2は通信端末設備であり、携帯電話機MS2のみ
から構成されている。なお、電子メール等を受信するた
めには、通信端末設備CTF1の物理アドレスが必要と
なるが、ここでは携帯電話機MS2の発IDがその役割
を果たしている。
【0033】移動パケット通信網MPNにおいて、GR
Mは情報提供及び接続装置であり、予め契約した契約者
に対して各種情報の提供や図示せぬインターネット等の
外部ネットワークへの接続サービスの提供を行うととも
に、通信サービスの変更要求を受け付ける窓口として機
能する。M−SCP2は顧客情報管理装置ALDに接続
された移動通信サービス制御装置であり、移動電話網M
TN及び移動パケット通信網MPNに共用され、電話番
号、機体番号等の通信に必要な情報を格納・管理すると
ともに、移動電話網MTNに収容される携帯電話機及び
移動パケット通信網MPNに収容される携帯電話機の位
置登録、移動電話網MTN及び移動パケット通信網MP
Nに対する顧客情報管理装置ALDからの指示に従った
ネットワーク工事等を行う。
【0034】次に、上記構成の移動通信システムにおけ
る通信サービスの変更処理の流れについて説明する。ま
ず、利用者が携帯電話機MS2を操作し、移動パケット
通信網MPNを介して情報提供及び接続装置GRMへの
接続を試みる。この時点で、携帯電話機MS2の発ID
が情報提供及び接続装置GRMへ送信される。情報提供
及び接続装置GRMでは、受信した発IDが契約者を表
すものでなければ当該携帯電話機MS2からの接続を拒
否する。逆に受信した発IDが契約者を表すものであれ
ば、携帯電話機MS2へメニュー画面のデータを送信す
る。これにより、携帯電話機MS2の画面にはメニュー
画面が表示される。
【0035】ここで利用者が通信サービスの変更処理に
対応した選択肢を選択すると、選択結果を表す情報が情
報提供及び接続装置GRMへ供給され、これにより、情
報提供及び接続装置GRMが通信サービスの変更処理を
開始する()。具体的には、携帯電話機MS2と通信
することで、通信サービスの変更内容と本人性の認証に
必要な暗証番号とを含む変更要求を受け取る。
【0036】次に、情報提供及び接続装置GRMは上記
変更要求(発IDを含む)をカスタマセンタCSへ供給
する()。以後、第1実施形態と同様の処理が行われ
るが、本人性の認証が得られた時点で回線を切断しない
点が第1実施形態と異なっている。これは、本実施形態
では、移動パケット通信網MPNを介して情報提供及び
接続装置GRMに接続するので回線の確立・切断という
処理が不要であることに起因している。なお、移動通信
サービス制御装置M−SCP2は移動通信サービス制御
装置M−SCP1と略同一の処理を行うが、移動電話網
MTNのみならず、移動パケット通信網MPNをもネッ
トワーク工事の対象としている点で異なっている。この
ため、顧客情報管理装置ALDから移動通信サービス制
御装置M−SCP2へ供給される指示にはネットワーク
工事の対象となる網を識別するための情報が含まれてい
る。もちろん、移動通信サービス制御装置M−SCP2
側で処理対象の網を自律的に判断するようにすることも
可能である。
【0037】ネットワーク工事の完了通知をカスタマセ
ンタCSが受け取ると、カスタマセンタCSは、情報提
供及び接続装置GRMと協調して作動し、携帯電話機M
S2へ完了通知を送信する(,)。この完了通知は
情報提供及び接続装置GRMが提供するサービスを利用
可能な携帯電話機MS2において正しく受信できるよう
に、電子メールの形式で送信される。完了通知を受け取
った携帯電話機MS2では、利用者の操作により、ある
いは自動的に上記電子メールの内容が表示される。これ
により、利用者は通信サービスの変更処理が完了したこ
とを知ることができる。
【0038】なお、本実施形態においては、携帯電話機
MS2への完了通知の送信を最終的には情報提供及び接
続装置GRMが行うようにしたが、第1実施形態に対す
る第2に実施形態のように、カスタマセンタCSが情報
提供及び接続装置GRMを介することなく、移動パケッ
ト通信網MPNを介して直接的に行うようにしてもよ
い。
【0039】(5)第5実施形態 図5は本発明の第5実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図であり、図4と共通する部分には同一の符号が付され
ている。図から明らかなように、この図に示す移動通信
システムは図4の移動通信システムと同一構成となって
いる。本実施形態による通信サービス変更方法が第4実
施形態による通信サービス変更方法と異なる点は、移動
通信サービス制御装置M−SCP2が、顧客情報管理装
置ALD,カスタマセンタCS及び情報提供及び接続装
置MPRを介することなく、移動パケット通信網MPN
を介して携帯電話機MS2へ直接的に完了通知を送信し
ている点のみである()。本実施形態では、移動通信
サービス制御装置M−SCP2から携帯電話機MS2へ
の完了通知の送信は、当該完了通知を表すパケットを送
信することで行われる。
【0040】(6)第6実施形態 図6は本発明の第6実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図であり、この図において、図5と共通する部分には同
一の符号が付されている。この図に示す移動通信システ
ムは図5の移動通信システムと同一構成となっている。
本実施形態による通信サービス変更方法が第5実施形態
による通信サービス変更方法と異なる点は、本実施形態
では、移動通信サービス制御装置M−SCP2から携帯
電話機MS2への完了通知の送信は、移動電話網MTN
を介して、音声または短いテキストメッセージによって
行われる点である()。すなわち、本実施形態では、
まず、移動通信サービス制御装置M−SCP2から携帯
電話機MS2へ発呼して回線を確立し、その上で完了通
知を送信するという処理になる。なお、短いテキストメ
ッセージの使用時には、携帯電話機MS1にそのメッセ
ージの受信機能が必須となる。
【0041】(7)第7実施形態 図7は本発明の第7実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図である。この図において、図1と共通する部分には同
一の符号が付されている。この図に示す移動通信システ
ムが図の移動通信システムと異なる点は、情報提供及び
接続装置MPRが取り去られた点と、通信端末設備CT
F1及びカスタマセンタCSに代えて通信端末設備CT
F3及びカスタマセンタCSDを有する点である。
【0042】通信端末設備CTF3は携帯電話機MS3
のみから構成されており、携帯電話機MS3は、携帯電
話機MS1から外部機器を接続する機能を取り去ったも
のとなっている。カスタマセンタCSDはカスタマセン
タCSの機能を全て備え、さらに通信サービスの変更処
理の有資格者の携帯電話機MS3から接続されているか
否かを発IDから判定する機能を有する。この機能は、
実際には、暗証番号の認証と同様に、カスタマセンタC
SDが発IDを顧客情報管理装置ALDに照会すること
で実現される。本実施形態においては、上記携帯電話機
MS3とカスタマセンタCSDとが移動電話網MTNを
介して直接的に回線接続される。
【0043】次に、上記構成の移動通信システムにおけ
る通信サービスの変更処理の流れについて説明する。ま
ず、利用者が携帯電話機MS3を操作し、移動パケット
通信網MPNを介してカスタマセンタCSDとの間で回
線を確立する。この時点で、携帯電話機MS2の発ID
がカスタマセンタCSDへ送信される。カスタマセンタ
CSDでは、受信した発IDが移動電話網MTNの加入
者を表すものでなければ当該携帯電話機MS3との間の
回線を切断する。逆に受信した発IDが移動電話網MT
Nの加入者を表すものであれば、携帯電話機MS3へ音
声ガイダンスを提供する。これにより、携帯電話機MS
3の利用者は、通信サービスの変更処理に関する音声メ
ニューを聞くことができる。
【0044】この音声メニューに対応して携帯電話機M
S3を操作することで、利用者は新たな音声メニューを
聞くことができる。この作業を繰り返すことで、利用者
は、通信サービスの変更内容及び暗証番号を含む変更要
求を携帯電話機MS3からカスタマセンタCSDへ送信
する()。変更要求を受け取ったカスタマセンタCS
Dは、第1実施形態におけるカスタマセンタCSと同様
の処理を行う。以後、第1実施形態と同様の処理が行わ
れる。
【0045】そして、ネットワーク工事の完了通知をカ
スタマセンタCSDが受け取ると()、カスタマセン
タCSDは、携帯電話機MS3との間で回線を確立し、
完了通知を音声により送信する()。これにより、利
用者は通信サービスの変更処理が完了したことを知るこ
とができる。なお、カスタマセンタCSDから携帯電話
機MS3への完了通知の送信を、短いテキストメッセー
ジによって行うようにしてもよい。ただし、この場合に
は、携帯電話機MS3にそのメッセージの受信機能が必
須となる。
【0046】(8)第8実施形態 図8は本発明の第8実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図であり、図7と共通する部分には同一の符号が付され
ている。図から明らかなように、この図に示す移動通信
システムは図7の移動通信システムと同一構成となって
いる。本実施形態による通信サービス変更方法が第7実
施形態による通信サービス変更方法と異なる点は、移動
通信サービス制御装置M−SCP1が、顧客情報管理装
置ALD及びカスタマセンタCSDを介することなく、
携帯電話機MS3へ直接的に完了通知を送信している点
のみである()。
【0047】本実施形態では、移動通信サービス制御装
置M−SCP1から携帯電話機MS3への完了通知の送
信は、第2に実施形態において述べたように、音声を用
いたものでもよいし、短いテキストメッセージを用いた
ものでもよい。ただし、短いテキストメッセージの使用
時には、携帯電話機MS3にそのメッセージの受信機能
が必須となる。
【0048】(9)第9実施形態 図9は本発明の第9実施形態による通信サービス変更方
法が適用された移動通信システムの構成を示すブロック
図であり、図1及び図7と共通する部分には同一の符号
が付されている。この図に示す移動通信システムが図7
の移動通信システムと異なる点は、データ端末DT及び
インターネットINETを構成要素とし、データ端末D
Tを携帯電話機MS3側に配置して携帯電話機MS3と
データ端末DTにより通信端末設備CTF4を構成し、
インターネットINET及び固定網(図示略)を介して
データ端末DTとカスタマセンタCSDとを接続した点
である。
【0049】次に、上記構成の移動通信システムにおけ
る通信サービスの変更処理の流れについて説明する。ま
ず、利用者がデータ端末DTを操作し、図示せぬ公衆網
及びインターネットINET経由でカスタマセンタCS
Dに接続する。これを契機としてカスタマセンタCSD
は、データ端末DTへメニュー画面のデータを送信す
る。これにより、データ端末DTの画面にはメニュー画
面が表示される。
【0050】ここで利用者が通信サービスの変更処理に
対応したデータ(発ID及び暗証番号を含む)をデータ
端末DTから入力すると、このデータが通信サービスの
変更要求としてカスタマセンタCSDへ供給される
()。カスタマセンタCSDでは、受信した発IDが
移動電話網MTNの加入者を表すものでなければ当該デ
ータ端末DTへその旨を通知して処理を終了する。逆に
受信した発IDが移動電話網MTNの加入者を表すもの
であれば、カスタマセンタCSDは暗証番号による本人
性の認証を行い、本人性が認証された場合には、顧客情
報管理装置ALDに対して通信サービスの変更要求を供
給する()。以後、第7実施形態と同様の処理が行わ
れる。
【0051】なお、インターネットINETを介して完
了通知をデータ端末DTへ送信するようにしてもよい。
もちろん、第8実施形態と同様に、移動通信サービス制
御装置M−SCP1から携帯電話機MS3へ完了通知を
送信するようにしてもよい。また、携帯電話機MS3が
完了通知を受信する場合には、完了通知の送信は、第2
に実施形態において述べたように、音声を用いたもので
もよいし、短いテキストメッセージを用いたものでもよ
い。ただし、短いテキストメッセージの使用時には、携
帯電話機MS3にそのメッセージの受信機能が必須とな
る。
【0052】B:通信網を変更する形態、 この分類に属する実施形態は、接続先の通信網を既存の
網から新たな網へ変更する処理を行うことを前提として
いる。以下、本分類に属する各実施形態について説明す
る。 (1)第10実施形態 図10は本発明の第10実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図であり、図9と共通する部分には同一の符号が付
されている。この図に示す移動通信システムが図9の移
動通信システムと異なる点は、移動通信サービス制御装
置M−SCP1に代えて、新移動通信網NMN及び移動
電話網MTNに共用されるM−SCP3を設けた点と、
通信端末設備CTF4に代えて通信端末設備CTF5を
設けた点である。
【0053】通信端末設備CTF5はデータ端末DTと
携帯電話機MS4及びSIM(Subscriber Identify Mo
dule)カードSIMとから構成されている。SIMカー
ドSIMは新移動通信網NMNを介した通信に必須の情
報を格納しており、携帯電話機MS4に組み込まれるこ
とで新移動通信網NMNに収容される。ただし、新移動
通信網NMNはSIMカードSIMが組み込まれていな
い携帯電話機MS4からの特定番号(具体的にはカスタ
マセンタCSDの電話番号)への発信を許容する仕様と
なっている。
【0054】次に、上記構成の移動通信システムにおけ
る通信サービスの変更処理の流れについて説明する。た
だし、ここでは、通信端末設備CTF5の利用者は移動
電話網MTNの加入者であり、今後利用する網を移動電
話網MTNから新移動通信網NMNへ変更しようとして
いるものとする。
【0055】まず、利用者がデータ端末DTを操作し、
図示せぬ公衆網及びインターネットINET経由でカス
タマセンタCSDに接続する。これを契機としてカスタ
マセンタCSDは、メニュー画面のデータをデータ端末
DTへ送信する。これにより、データ端末DTの画面に
はメニュー画面が表示される。ここで利用者が通信サー
ビスの変更処理に対応したデータ(移動電話網MTNに
おける発ID及び暗証番号を含む)をデータ端末DTか
ら入力すると、このデータが通信サービスの変更要求と
してカスタマセンタCSDへ供給される()。カスタ
マセンタCSDでは、顧客情報管理装置ALDに問い合
わせを行い、移動電話網MTNの加入者本人であるか否
かを判定する()。
【0056】カスタマセンタCSDにより本人性が認証
されると、新移動通信網NMNの通信事業者から当該利
用者に対してSIMカードSIMが送付される()。
このSIMカードSIMには、当該利用者が新移動通信
網NMNに接続するに必須の情報が既に書き込まれてお
り、その可視領域には当該SIMカードSIMを一意に
識別するシリアル番号が記載されている。なお、SIM
を媒体として採用したのは、セキュリティを確保するた
めである。したがって、SIM以外のセキュリティを確
保可能な媒体を採用することも可能である。
【0057】上記必須の情報は顧客情報管理装置ALD
に登録済みであり、上記シリアル番号はSIMカードS
IMの発行時点でカスタマセンタCSDに通知されてい
る。なお、通信サービスの変更要求時に利用者が所望す
れば携帯電話機MS4が利用者に送付されてくるが、も
ちろん、利用者が独自に携帯電話機MS4を入手するこ
とも可能である。
【0058】SIMカードSIMを受け取った利用者
は、携帯電話機MS4を操作し、新移動通信網NMNを
介してカスタマセンタCSDへ発呼する。これにより、
携帯電話機MS4とカスタマセンタCSDとの間で回線
が確立される。カスタマセンタCSDから要求される事
項(移動電話網MTNにおける発ID及び暗証番号、S
IMカードSIMに記載されたシリアル番号を含む)を
利用者が入力することにより、カスタマセンタCSDは
本人性を再認証し、当該利用者が正しくSIMカードS
IMを受け取ったことを確認する()。本人性が再認
証され、さらにSIMカードSIMが正しく受け取られ
たことを確認すると、カスタマセンタCSDは、先に受
け取った変更要求に応じた個人情報の登録を顧客情報管
理装置ALDに要求する()。
【0059】顧客情報管理装置ALDはカスタマセンタ
CSDからの要求に従って個人情報を変更し、その変更
内容に応じたネットワーク工事を行う旨の指示を移動通
信サービス制御装置M−SCP3へ供給する()。な
お、この指示にはネットワーク工事を特定する情報(例
えば、移動電話網MTNにおける発ID及び再認証時刻
等)が含まれている。上記指示を受け取った移動通信サ
ービス制御装置M−SCP3は、当該利用者が利用可能
なネットワークを移動電話網MTNから新移動通信網N
MNへ変更するネットワーク工事を行う。この工事が完
了すると、ネットワーク工事の完了通知が顧客情報管理
装置ALDを介してカスタマセンタCSDへ通知される
(,)。
【0060】ネットワーク工事の完了を通知されたカス
タマセンタCSDは、携帯電話機MS4との間で確立さ
れている回線を介して、ネットワーク工事の完了通知を
送信する()。これにより、利用者は携帯電話機MS
4にSIMカードSIMを組み込めば新移動通信網NM
Nを介して本格的な通信を行うことができるようになっ
たことを知ることができる。なお、完了通知の態様は、
新移動通信網NMNにて許容された態様であればどのよ
うな態様であってもよい。もちろん、利用者が完了通知
を確実に認識できるような態様が好ましいことは言うま
でもない。
【0061】なお、インターネットINETを介して完
了通知をデータ端末DTへ送信するようにしてもよい。
もちろん、第8実施形態と同様に、移動通信サービス制
御装置M−SCP1から携帯電話機MS3へ完了通知を
送信するようにしてもよい。
【0062】なお、利用者がSIMカードSIM及び携
帯電話機MS4の送付を希望する場合には、携帯電話機
MS4に格納された情報を暗号化し、その読み出し時に
携帯電話機MS4の機体番号が必須となるようにしても
よい。これにより、いずれか一方が何らかの手違いによ
り第3者に渡ったとしても、その誤用・悪用を回避する
ことができる。
【0063】また、本実施形態では、シリアル番号を用
いることで正しいSIMカードSIMが利用者に渡され
たことをカスタマセンタCSDが確認できるようにした
が、SIMカードSIMに格納された情報を携帯電話機
MS4からカスタマセンタCSDへ送信するようにすれ
ば、カスタマセンタCSDにおいて、正確な情報を格納
したSIMカードSIMが利用者に間違いなく渡された
ことを確認することもできる。もちろん、シリアル番号
をSIMカードSIM内に格納し、携帯電話機MS4に
よりこれを読み出して利用するようにすることも可能で
ある。
【0064】また、本実施形態では、移動電話網MTN
の加入者がネットワークを変更することを前提とした
が、カスタマセンタCSDにおける要求受理時に、発I
Dの認証を行わず、暗証番号等の個人情報の登録処理を
行うようにすれば、新規に新移動通信網NMNの加入者
となる利用者も当該移動通信システムを利用して新移動
通信網NMNの通信サービスを受けることができる。
【0065】(2)第11実施形態 図11は本発明の第11実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図であり、図10と共通する部分には同一の符号が
付されている。図から明らかなように、この図に示す移
動通信システムは図10の移動通信システムと同一構成
となっている。本実施形態による通信サービス変更方法
が第10実施形態による通信サービス変更方法と異なる
点は、図から明らかであるが、SIMカードSIMを利
用者が受け取ったことを確認するための通信と()、
通信端末設備CTF5への完了通知の送信とを()、
インターネットINET経由で行う点のみである。な
お、このような変形が可能なのは、カスタマセンタCS
が各種インタフェースを備えているためである。
【0066】(3)第12実施形態 図12は本発明の第12実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図であり、図10及び図7と共通する部分には同一
の符号が付されている。この図に示す移動通信システム
が図10の移動通信システムと異なる点は、通信端末設
備CTF5に代えて通信端末設備CTF6を設けた点
と、インターネットINETを必要としない点である。
通信端末設備CTF6は移動電話網MTNを介した通信
を行う携帯電話機MS3、SIMカードSIM及び携帯
電話機MS4から構成されている。
【0067】本実施形態による通信サービス変更方法が
第10実施形態による通信サービス変更方法と異なる点
は、図から明らかであるが、新移動通信網NMNへの変
更要求の送信に携帯電話機MS3とカスタマセンタCS
Dとの間で確立された移動電話網MTN上の回線を使用
する点のみである()。なお、上記回線は変更要求を
カスタマセンタCSDが受理した後に切断される。言う
までもないが、このような変形が可能なのは、カスタマ
センタCSが各種インタフェースを備えているためであ
る。
【0068】(4)第13実施形態 図13は本発明の第13実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図であり、図10と共通する部分には同一の符号が
付されている。この図に示す移動通信システムが図10
の移動通信システムと異なる点は、通信端末設備CTF
5に代えて通信端末設備CTF7を設けた点のみある。
通信端末設備CTF7はデータ端末DTと発ID等の新
移動通信網NMNへの接続に必須の情報を書き換え可能
な内蔵メモリ上に有する携帯電話機MS5とから構成さ
れている。ただし、携帯電話機MS5の機体番号は携帯
電話機MS5内のROM(Read Only Memory)に格納さ
れている。
【0069】本実施形態による通信サービス変更方法が
第10実施形態による通信サービス変更方法と大きく異
なる点は、データ端末DTと携帯電話機MS5とが接続
されており、携帯電話機MS5の機体番号がデータ端末
DTにより読み出され、インターネットINET経由で
カスタマセンタCSDへ送信される点と()、カスタ
マセンタCSDにおいて新移動通信網NMNへの接続に
必須の情報及びシリアル番号が上記機体番号を復号鍵と
して暗号化される点と、暗号化された必須の情報がカス
タマセンタCSDからインターネットINET及びデー
タ端末DTを介して携帯電話機MS5へ供給される点で
ある()。他の相違点については、携帯電話機MS4
に代えて携帯電話機MS5を用いたことから自明な差異
に過ぎないため、その説明を省略する。
【0070】本実施形態によれば、利用者はSIMカー
ドSIMの送付を待たずに新移動通信網NMNへの切換
を行うことができる。なお、図中のの時点において、
携帯電話機MS5には新移動通信網NMNへの接続に必
須の情報が格納されていることが確実であるため、カス
タマセンタCSDによる再認証完了後に携帯電話機MS
5とカスタマセンタCSDとの間の回線を切断するよう
にしてもよい。
【0071】C:通信網を変更せずに電話番号を変更す
る形態 この分類に属する実施形態は、新移動通信網NMNに収
容される携帯電話機の発IDを変更する処理を行うこ
と、ならびに、発ID等の新移動通信網NMNへの接続
に必須の情報を書き換え可能な内蔵メモリ上に有する携
帯電話機MS5を使用することを前提としている。以
下、本分類に属する実施形態について説明する。
【0072】(1)第14実施形態 図14は本発明の第14実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図であり、図13と共通する部分には同一の符号が
付されている。図から明らかなように、この図に示す移
動通信システムが図13の移動通信システムと異なる点
は、M−SCP3に代えて、新移動通信網NMNのみに
使用されるM−SCP4を設けた点のみである。
【0073】本実施形態による通信サービス変更方法が
第13実施形態による通信サービス変更方法と大きく異
なる点は、利用者がデータ端末DT及びインターネット
INETを介してカスタマセンタCSDに要求する変更
処理が電話番号の変更処理である点と()、移動通信
サービス制御装置M−SCP4において行われるネット
ワーク工事が電話番号を変更するためのネットワーク工
事である点と、カスタマセンタCSDにおける再認証が
不要である点と、カスタマセンタCSDから携帯電話機
MS5への完了通知をインターネットINET及びデー
タ端末DT経由で送信する点である()。なお、他の
相違点については、上記相違点から自明な差異に過ぎな
いため、その説明を省略する。
【0074】D:補足 なお、上述した各実施形態はいくつかの態様を例示した
に過ぎず、各実施形態を任意に組み合わせて得られる態
様も本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。ま
た、上述した各実施形態では移動通信網上の通信サービ
スの変更処理について説明したが、本発明の変更対象の
通信サービスは移動通信網上の通信サービスに限定され
ない。例えば、固定電話網上の通信サービスであっても
よい。また、主に電話網について説明したが、電話網以
外の通信網においても本発明を適用可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網側設備から通信網側へ要求を送信することで自動
的にネットワーク工事が行われ、当該工事の完了通知が
通信網側設備に通知される。したがって、ネットワーク
工事を必要とするような通信サービスの変更処理を迅速
かつ容易に実現することができるとともに、通信端末設
備の利用者がネットワーク工事の完了を迅速に知ること
ができる。
【0076】さらに、新たな通信網への接続に必須の情
報を通信網側から通信端末設備へ通知し、この情報を通
信端末設備から通信網側へ戻すようにすれば、通信端末
設備側に適切な情報が確実に通知されたことを通信網側
で確認することができる。したがって、この確認後に通
信サービスの変更のためのネットワーク工事を行うよう
にすれば、網の変更等の重要な通信サービスの変更時に
も手違い無く変更処理を行うことができる。
【0077】さらに、通信端末設備を特定可能な識別番
号を用いて上記必須の情報を暗号化すれば、変更処理に
おけるセキュリティを向上させることができる。また、
変更処理の要求後に回線を一時回線を切断するようにす
れば、利用者の拘束時間を短縮することができる。さら
に、上記識別情報や暗証番号を認証に利用することによ
り、認証処理にかかる負担を低減することができる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明の第2実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 本発明の第3実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 本発明の第4実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 本発明の第5実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 本発明の第6実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図7】 本発明の第7実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図8】 本発明の第8実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】 本発明の第9実施形態による通信サービス変
更方法が適用された移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図10】 本発明の第10実施形態による通信サービ
ス変更方法が適用された移動通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図11】 本発明の第11実施形態による通信サービ
ス変更方法が適用された移動通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図12】 本発明の第12実施形態による通信サービ
ス変更方法が適用された移動通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図13】 本発明の第13実施形態による通信サービ
ス変更方法が適用された移動通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図14】 本発明の第14実施形態による通信サービ
ス変更方法が適用された移動通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
ALD…顧客情報管理装置、CTF1〜CTF7…通信
端末設備、CS…カスタマセンタ、CSD…カスタマセ
ンタ、DT…データ端末、GRM…情報提供及び接続装
置、INET…インターネット、M−SCP1〜M−S
CP4…移動通信サービス制御装置、MPN…移動パケ
ット通信網、MPR…情報提供及び接続装置、MS1〜
MS5…携帯電話機、MTN…移動電話網、NMN…新
移動通信網、SIM…SIMカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 好弘 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 齊藤 卓司 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 加藤 咲子 愛知県名古屋市中区栄四丁目1番8号 エ ヌ・ティ・ティ東海移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K051 AA09 CC07 DD01 EE01 FF01 KK05 5K067 AA21 BB02 DD11 EE02 EE16 HH11 LL00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に接続可能な通信端末設備の利用
    者に対して通信サービスを提供する通信システムにおい
    てネットワーク工事を必要とする通信サービスの変更処
    理を実現する通信サービス変更方法であって、 前記通信端末設備が前記変更処理の要求を通信網側へ送
    信する要求送信ステップと、 通信網側において前記要求を受信する要求受信ステップ
    と、 通信網に対して前記要求に応じたネットワーク工事を行
    う要求工事ステップと、 前記ネットワーク工事の完了後に通信網側から前記通信
    端末設備へ前記変更処 理の完了を通知する完了通知ステップとを有することを
    特徴とする通信サービス変更方法。
  2. 【請求項2】 前記通信端末設備は記憶手段を有し、該
    記憶手段に記憶され た情報を用いて通信サービスを受ける設備であり、 前記変更処理を実現するために必須の情報を通信網側か
    ら前記通信端末設備へ通知する必須情報通知ステップを
    有し、 前記要求送信ステップでは前記通信端末設備が前記必須
    の情報を含む前記要求を通信網側へ送信することを特徴
    とする請求項1に記載の通信サービス変更方法。
  3. 【請求項3】 前記通信端末設備は記憶手段を有し、該
    記憶手段に記憶された情報を用いて通信サービスを受け
    る設備であり、 前記変更処理を実現するために必須の情報を通信網側か
    ら前記通信端末設備へ通知する必須情報通知ステップを
    有し、 前記要求送信ステップでは前記必須情報通知ステップに
    て前記必須の情報が通知された後に前記要求が送信され
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信サービス変更
    方法。
  4. 【請求項4】 前記変更処理は通信網の変更処理であ
    り、前記必須の情報は新たな通信網に接続するために必
    須の情報であることを特徴とする請求項2または3に記
    載の通信サービス変更方法。
  5. 【請求項5】 前記通信網は電話網であり、前記必須の
    情報は前記通信端末設備の電話番号を含むことを特徴と
    する請求項4に記載の通信サービス変更方法。
  6. 【請求項6】 前記通信端末設備は固有の識別情報を有
    し、前記通信端末設備が前記識別情報を通信網側へ通知
    する識別情報通知ステップと、 前記通信網側において前記必須の情報を前記識別情報を
    用いて暗号化する暗号化ステップとを有し、 前記必須情報通知ステップでは、前記暗号化ステップに
    より暗号化された前記必須の情報が通知されることを特
    徴とする請求項2または3に記載の通信サービス変更方
    法。
  7. 【請求項7】 前記要求送信ステップは、前記通信端末
    設備と前記通信網側との間に通信路を確立するステップ
    と、該通信路を介して前記通信端末設備が前記要求を前
    記通信網側へ送信するステップと、前記要求の送信後に
    該通信路を切断するステップとを有することを特徴とす
    る請求項1に記載の通信サービス変更方法。
  8. 【請求項8】 前記通信端末設備は固有の識別情報を有
    し、 前記要求送信ステップでは、前記通信端末設備から前記
    通信網側へ前記要求及び前記識別情報が送信され、 前記通信網側において前記要求に基づいたネットワーク
    工事を要する通信網を前記識別情報に基づいて特定する
    通信網特定ステップを有し、 前記要求工事ステップでは前記通信網特定ステップによ
    り特定された通信網に対して前記要求に応じた前記ネッ
    トワーク工事が行われることを特徴とする請求項1に記
    載の通信サービス変更方法。
  9. 【請求項9】 前記通信網側には接続可能な全ての通信
    端末設備の識別番号と暗証番号との組が記憶され、 前記要求送信ステップでは、前記通信端末設備から前記
    通信網へ識別情報及び暗証番号を含む前記要求が送信さ
    れ、 前記要求受信ステップにて受信された前記要求中の識別
    情報及び暗証番号の組が適切であるか否かを判定する適
    否判定ステップを有し、 前記適否判定ステップの結果が「適切」の場合にのみ前
    記要求工事ステップの処理を行うことを特徴とする請求
    項8に記載の通信サービス変更方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003091687A (ja) * 2001-09-14 2003-03-28 Toppan Printing Co Ltd 料金支払方法の切替が可能な携帯端末、本人確認システム、通信事業者側システム、本人確認方法、料金切替通知方法、記録媒体、プログラム

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