JP2001230703A - Cdma受信機用プリアンブル検出器 - Google Patents

Cdma受信機用プリアンブル検出器

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JP2001230703A
JP2001230703A JP2000381196A JP2000381196A JP2001230703A JP 2001230703 A JP2001230703 A JP 2001230703A JP 2000381196 A JP2000381196 A JP 2000381196A JP 2000381196 A JP2000381196 A JP 2000381196A JP 2001230703 A JP2001230703 A JP 2001230703A
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David Lahiri Bhatoolaul
ラヒリ バトーラウル ディヴィッド
Pantelis Monogioudis
モノギオーディス パンテリス
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA受信機用プリアンブル検出器を提供す
る。 【解決手段】 本発明によると、符号分割多元アクセス
(CDMA)通信システム内の受信機は、ランダムアクセス
チャネル(例えば、RACH)に対するプリアンブル検出器
を採用する。RACHは、プリアンブル署名系列のために直
交Gold符号(OGC)系列を用いおよび/あるいはOGC系列
にてプリアンブル署名系列を拡散する。プリアンブル検
出器は、高速直交Gold変換(FOGT)を、プリアンブル署
名系列を逆拡散する(例えば、符号番号C1...C256との
相関をとる)ためおよびプリアンブル内に用いられてい
る署名系列を検出(識別)するための判定統計量を生成
するための両方に対して採用する。RACHの拡散された信
号は拡散OGC系列に整合された符号整合フィルタ(CMF)
に加えられ、CMFの出力信号はシンボルレートにてサン
プリングされる。CMFのサンプリングされた出力に、高
速アダマール変換(FHT)が適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元アク
セス(CDMA)電気通信システムにおける信号の復調、よ
り詳細には、CDMA受信機内での符号系列の逆拡散および
プリアンブル検出に関する。
【0002】
【従来の技術】無線セルラあるいは類似の符号分割多元
アクセス(CDMA)電気通信システムにおいては、複数の
チャネルが登りリンク(ユーザから基地局)および下り
リンク(基地局からユーザ)通信に対して定義される。
一般に、各チャネルは一つの共通のタイミング基準に同
期された拡散された信号を含む。パイロット信号は、様
々な符号系列を(時間および符号の位相の点で)同期す
るためにシステム内で伝送される無変調の符号系列であ
り、このパイロット信号は、拡散(変調)および逆拡散
(復調)動作において用いられる。チャネル信号は、周
波数において、疑似ランダム(PN)および/直交符号系
列を用いて拡散される。
【0003】チャネル内を伝送される信号は、おのおの
がシンボルと呼ばれる値の系列によって表される二進デ
ータである。拡散PN符号系列もおのおのがチップと呼ば
れる値の系列によって表される二進データである。ただ
し、チップの(時間における)幅は、シンボルの幅より
かなり小さい。IS-95あるいは広帯域CDMA(W−CDMA)標
準に従って動作する幾つかのシステムでは、各シンボル
は最高256のチップを含む。拡散された信号は、次に、
伝送媒体内を伝送される複数の拡散された信号間の相互
相関をできるだけ低くあるいは0に維持するために、直
交符号、例えば、ウォルシュ符号(ウォルシュ−アダマ
ール系列)と結合される。各直交符号も各値の幅がシン
ボルの幅と等しい二進値の系列として生成される。
【0004】これらCDMA電気通信システムのチャネル
は、ユーザチャネルとシステムチャネルから成る。音
声、音声帯域データあるいはデータ信号は、通常、ユー
ザチャネルを通じて伝送され、他方、システムチャネル
は、基地局とユーザによって、情報をブロードキャスト
するために用いられたり、ユーザあるいは基地局によっ
て、チャネルを通じて接続を設定するためにランダムに
アクセスされる。これらチャネルは、通常、同一のPN符
号系列を用いて拡散され、次に、各チャネルは一意に割
当てられた直交符号信号にて拡散される。受信機は、こ
れらチャネルを、各チャネルに割当てられた一意の直交
符号信号を用いて区別する。全てのチャネルに対して同
一のPN符号系列が用いられ、PN符号系列の位相はパイロ
ット信号との参照により容易に決定できるために、直交
符号信号の検出は、ユーザセッションの開始時のみに行
なわれる。ユーザチャネルのセッションは比較的長いた
めに、各ユーザに対する検出過程は比較的少ない頻度に
て行なわれる。加えて、基地局とユーザは、以下のアプ
リオ情報、すなわち:1)初期化時の接続情報、2)ユ
ーザチャネルに割当てられた直交符号、および3)初期
検出過程に対する粗い同期情報を有する。
【0005】他方、共通に使用されるチャネル、すなわ
ちプロードキャストチャネルあるいはランダムアクセス
チャネルは、ユーザと基地局との間では、例えば、接続
を初期化するために小量の情報しかやりとりされないた
めに、比較的短いバーストセッションをもつ。加えて、
受信機は、使用されている符号系列に関するアプリオ情
報をもたない上、これら符号系列は比較的頻繁に変化す
る。このため、これらチャネルに対する直交符号検出過
程は、頻繁に起こり、システムは、この検出を遂行する
ために要求される時間を最小限に押さえることを要請さ
れる。バーストセッションを特徴とするこれらチャネル
に対しては、送信機は、拡散された信号の迅速な検出と
復調を助けるために署名系列を特徴とするプリアンブル
を用いる。
【0006】例えば、W−CDMA標準によると、ランダム
アクセスチャネル(RACH)のバーストが、移動機ユーザ
によって、専用の設定手続きを初期化するため、あるい
は空中インタフェースを通じてデータを輸送するため
(コネクションレスデータ伝送)に送信される。図1に
は典型的にRACHバーストが示されるが、これは、プリア
ンブル102とメッセージ104から成る。プリアンブ
ル102とメッセージ104との間には、プリアンブル
情報(プリアンブル署名系列)の検出と、その後のメッ
セージのオンライン処理を可能にするための長さ0.25ミ
リ秒のアイドルな時間期間が設けられる。各RACHバース
トの伝送時間は、図1Bに示すように、移動機によっ
て、RACHデータのスループットが増加するようなやり方
で、8個の指定されるオフセットに従ってランダムに選
択される。
【0007】プリアンブル検出器は、ある与えられたRA
CHプリアンブル拡散系列(符号番号)および/あるいは
署名系列を検出するために、以下のアプリオ情報を用い
る。第一に、ユーザは、特定のセクタに割当てられた符
号の集合の中から一つの系列をランダムに選択する。第
二に、これら系列は知られているが、ただし、使用のた
めに利用可能な番号あるいは部分集合は、セクタのトラ
ヒック負荷に依存して変動する。第三に、受信機(プリ
アンブル検出器を含む)は、同一のフレームオフセット
の際に発生するRACHバーストからの複数のリクエストを
アクノレッジする(承認する)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】CDMA受信機は、ユーザ
チャネルの信号の復調にノンコヒレーント復調を用いる
場合もある。例えば、IS-95標準に準拠するシステムで
は、受信機は、チャネルの復調に64元ノンコヒーレント
復調(逆拡散)を使用する。この場合は、復調器は、可
能な(つまり、64個の)直交符号系列の全てを生成し、
各系列を受信された信号と結合する。さらに、CDMA受信
機は、チャネルの信号の復調にコヒーレント復調も採用
する場合もある。コヒーレント復調においては、最初
に、受信された(実際の符号)信号から、チャネルに対
して割当てられている符号信号の初期推定が決定され、
次に、初期推定を用いて、実際の符号化された信号と伝
送された符号信号との間の誤差を表す信号が得られ、こ
れを用いて、実際の符号信号の振幅と位相のずれが修正
される。
【0009】RACHバーストのプリアンブルの検出は、3
つの軸にわたる。第一の軸は、時間軸であり、これは、
数百のTc/2遅延セル(Tcはチップ期間)のエネルギー
コンテントを評価する。不確かな領域の実際の長さはセ
ルのサイズに依存する。第二の軸は、符号軸であり、こ
れは、これら遅延セルを全ての許される拡散復号に対し
て評価する。第三の軸は、周波数/位相の不確実性の軸
であり、この軸は、正しい符号が正しい周波数および位
相にて検出される相対尤度を決定するために用いられる
検出統計量に依存する(例えば、ノンコヒーレント検出
統計量が用いられるか、準コヒーレント検出統計量が用
いられるあるいはコヒレーント検出統計量が用いられる
かに依存する)。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は拡散された信号
内のセットのプリアンブル系列の一つの検出に関する。
本発明は、プリアンブル系列が直交符号系列であると
き、拡散された信号の拡散系列が直交符号系列であると
き、あるいはプリアンブル系列と拡散系列の両方が直交
符号系列であるときのいずれかにおいて適用される。こ
れら直交系列は、ウォルシュ−アダマール系列の集合、
あるいは直交ゴールド符号(OGC)系列の集合のいずれ
かから選択される。直交符号系列がウォルシュ−アダマ
ール系列の集合から選択された場合は、検出器および/
あるいは復調器は信号相関のために高速アダマール変換
(FHT)法を用いる。直交符号系列が直交ゴールド符号
(OGC)系列の集合から選択された場合は、検出器およ
び/あるいは復調器は、そのOGC系列を生成するために
用いられた方法に基づいてある高速変換方法を採用する
が、この高速変換方法には高速アダマール変換(FHT)
が含まれる。
【0011】本発明の一つの実施例においては、プリア
ンブル検出器は、受信された拡散された信号(ここで、
この拡散された信号は、プリアンブル系列と第一のOGC
の集合の一つの系列とを結合したものから成る)と第一
の直交ゴールド符号(OGC)の集合の系列との相関を第
一の高速変換に従ってとることで、プリアンブル信号を
得る。次に、このプリアンブル信号とセットのプリアン
ブル系列との相関が、第二の高速変換方法に従ってとら
れ、セットのインデックス値が生成される。次に、この
セットのインデッスク値に基づいて判定統計量が形成さ
れ、この判定統計量に対応するプリアンブル系列がセッ
トのプリアンブル系列の検出された一つとして選択され
る。
【0012】もう一つの実施例においては、受信された
拡散された信号(ここでは、この拡散された信号は、プ
リアンブル系列と直交系列の集合の一つの系列とを結合
したものから成る)と直交系列の集合との相関をとるこ
とで、プリアンブル信号が得られる。 次に、このプリ
アンブル信号と直交ゴールド符号(OGC)の集合の一つ
あるいは複数のプリアンブル系列との相関を、ある高速
変換方法を用いてとることで、セットのインデックス値
が生成される。次に、このセットのインデッスク値に基
づいて判定統計量が形成され、この判定統計量に対応す
るプリアンブル系列がセットのプリアンブル系列の検出
された一つとして選択される。
【0013】幾つかの実施例においては、前記拡散系列
あるいはプリアンブル系列は、第一と第二の系列ベクト
ルから形成される直交ゴールド符号(OGC)の集合から
選択され、前記OGCの集合は第一の系列ベクトルと第二
の系列ベクトルの巡回シフト行列から生成される。前記
高速変換方法は、高速直交ゴールド符号変換(FOGT)か
ら成り、このFOGT方法は以下のステップから成る。第一
に、プリアンブル信号に第一の系列ベクトルと前向き置
換ベクトルを乗算することで、置換されたプリアンブル
信号が生成される。前記前向き置換ベクトルは、i)巡
回シフト行列とii)ウォルシュ−アダマール系列の行列
との間の写像を遂行する。第二に、高速アダマール変換
を置換されたプリアンブル信号に適用することで、セッ
トのインデッスク値が生成される。
【0014】本発明のその他の特徴および長所が以下の
詳細な説明、特許請求の範囲および付録の図面から一層
明らかになるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によると、符号分割多元ア
クセス(CDMA)プリアンブル検出器は、受信された拡散
された信号に高速アダマール変換(Fast アダマール Tr
ansform、FHT)あるいは高速直交ゴールド符号変換(Fa
st Orthogonal Gold-code Tansform、GOGT)のいずれか
をプリアンブル署名系列逆拡散過程あるいはプリアンブ
ル署名系列検出過程のために適用する。本発明に従って
動作する実現は、従来の方法と比較して検出回路を単純
化することができる。プリアンブル系列の検出は、CDMA
電気通信システムにおいて複数のユーザによってランダ
ムにアクセスされるチャネル内のデータ信号の迅速な検
出および復調を可能にする。このランダムにアクセスさ
れるチャネルは、例えば、広帯域CDMA(W−CDMA)標準
に従って動作するシステムのランダムアクセスチャネル
(RACH)であり得る。
【0016】以下に説明する本発明の一例としての実現
においては、CDMA受信機は、ランダムアクセスチャネル
(RACH)バーストのプリアンブル部分を検出するが、た
だし、ここで説明される技法は他のCDMA用途にも容易に
拡張できるものである。このようなRACHバーストが図1
Aおよび1Bに示される。ここに説明される一つの実施
例においては、プリアンブルは、好ましくは、16の複素
シンボル(±1±j)の署名系列(つまり、長さ16の署
名系列)から成る。全体で16の異なる署名系列が存在
し、全てが、長さ16の直交ゴールド符号(Orthogonal G
old Code、OGC)の集合に属する。ただし、当業者にお
いては明らかなように、(長さ16以外の)他の系列長、
および他のタイプの直交符号系列、例えば、ウォルシュ
符号系列を採用することもできる。
【0017】プリアンブル署名系列の各シンボルは、長
さ256の直交ゴールド符号(OGC)の集合からの一つの25
6−チップ符号系列にて拡散される。この結果として、2
56個の符号系列(符号番号C1,...,C256)が得られ、こ
れらがCDMA網内でチャネルを拡散するために用いられ
る。ユーザが選択した符号番号は、セクタに特定なブロ
ードキャストチャネル(BCCH)内を伝送される。ユーザ
は、許される符号の一つと、16のプリアンブル署名の一
つをランダムに選択し、選択された署名系列を用いて、
一つのRACHバーストのプリアンブルを作成する。
【0018】いったん受信された信号が逆拡散される
と、本発明の一つの実施例によるプリアンブル検出(器
/過程)は、署名系列と逆拡散された入力ベクトル(つ
まり、信号サンプル)との相関を、高速変換技法を用い
てとり、プリアンブル署名系列を識別するための判定統
計量を形成する。コヒーレントあるいは疑似コヒーレン
ト検出が採用される場合は、プリアンブル検出(器/過
程)は、位相あるいは振幅の変動を修正することで、最
終的な判定統計量を生成する。いったんプリアンブルが
検出されると、RACHバーストのメッセージ部分の復調お
よびデータ検出は、当分野において周知の技法を用いて
行なわれる。
【0019】図2は、RACHバースト信号の符号化、伝送
および検出の際の信号の流れを表すブロック図を示す。
図2に示すように、直交ゴールド符号(OGC)発生器2
01は、入力符号番号に基づいてOGC系列(拡散符号)
を提供する。写像オペレータ202は、OGC系列の二進
値を、それぞれ、“1”あるいは“0”から“−1”あ
るいは“1”に変換し、次に、このOGC系列が結合器2
03によってプリアンブル署名系列と結合される。結合
器203からの出力は、変調器204に入力され、その
後、複素信号(同相(I)成分および直角(Q))として
加法的白色ガウス雑音(AWGN)をもつフェージングチャ
ネルから成る伝送チャネル内を伝送される。この伝送チ
ャネルは、図2においては、以下の説明の便宜のため
に、ブロック205、206として表される。復調器2
07は、この信号を受信し、受信された拡散されたデー
タ信号(rIおよびrQ)を、符号整合フィルタ(CMF)と
逆拡散器(CMF/逆拡散器)208に供給する。DMF/逆
拡散器208は、受信された拡散されたデータ信号と直
交ゴールド符号(OGC)の集合のメンバーとの相関を
(後に説明する)FOGT変換を用いてとることで、RACHプ
リアンブルを逆拡散する。DMF/逆拡散器208は、こ
うして逆拡散(復調)されたデータ信号を、プリアンブ
ル署名系列のシンボルとして提供し、これらは、次に、
プリアンブル系列検出器209によって、セットの署名
系列との相関をとられ、この結果として、署名系列を識
別するために用いる判定統計量が生成される。プリアン
ブル系列検出器209は、この相関のために、署名系列
に対してOGCの集合のメンバーが用いられている場合は
高速直交ゴールド符号変換(FOGT)を採用し、署名系列
に対してウォルシュ−アダマール系列が用いられる場合
は、この相関のために、当分野において周知の高速アダ
マール変換(FHT)を採用する。いずれの場合も、この
相関は、ピーク値を判定統計量として提供する。以下の
説明では、実数成分の操作について説明されるが、ただ
し、当業者においては以下の議論を複素信号にも拡張で
きるものである。
【0020】高速直交ゴールド符号変換(FOGT)と高速
アダマール変換(FHT)とは関係がある。FOGT変換は、
任意のOGCの集合に属する系列に拡張することができ
る。直交ゴールド符号(OGC)系列は、疑似ランダム符
号系列(m-系列)の選択された対の基数−2のガロア体
(GF(2))加算として生成される。m-系列の長さ、すなわ
ち、周期は、Nとして定義される。ここで、Nは、2L-1で
あり、Lは、m-系列を生成するシフトレジスタの長さを
表す(N,Lは、正の整数)。Mは、各OGC系列の周期とし
て定義され、OGC系列の長さは、チップ符号の周期をデ
ータシンボルの周期と整合させるために偶数の長さとさ
れる。m−系列は、奇数の長さをもつために、各OGC系列
は、通常は、偶数の長さをもつ系列を提供するために1
つの値(例えば、1チップあるいはシンボルだけ)増分
され、結果として、MはN+1=2Lとなる。2つのm−系列
aとbによって生成されるOGCの集合{OGC(a,b)}は以
下の式(1)によって与えられる:
【0021】
【数1】
【0022】ここで、オペレータDxは、m−系列aのx位
置だけの巡回シフトを表す。OGCの集合のメンバーは、O
GCの集合の別のメンバーの巡回シフトではない。OGC系
列内のyチップの遅延は、対応するm−系列発生器内の遅
延を計算し、これに従ってm−系列発生器を初期化する
ことで生成される。
【0023】本発明の一つの実施例においてプリアンブ
ルあるいは署名系列を拡散するために採用されるOGCの
集合は、以下のようにして生成される。第一に、行列X
が以下の式(2)のように形成される:
【0024】
【数2】
【0025】ここで、Fは、周期Nをもつm−系列aの全
ての巡回シフトから成る。例えば、長さ256のOGCの集合
に対しては、m−系列aは以下の式(3)によって与え
られる多項式によって生成される:
【0026】
【数3】
【0027】ここで、D0は1、あるいは反復ai=ai-8+a
i-6+ai-5+ai-4によって形成される。行列Sxaは、行列F
に“0”の行と列を加えることで形成される。“0”の
行と列の追加は、偶数の長さの系列を得るために系列を
1つの値だけ増分するために行なわれる。
【0028】第二に、列ベクトルbxが以下の式(4)に
よって形成される:
【0029】
【数4】
【0030】ここで、ベクトルbはm−系列bから成
る。長さ256のOGCの集合に対するm−系列bは、以下の
式(5)によって与えられる多項式:
【0031】
【数5】
【0032】、すなわち反復bi=bi-8+bi-5+bi-3+bi-2
によって生成される。列ベクトルbxは、ベクトルbを偶
数の長さの系列を得るために“0”なるチップ値にて増
分したものから成る。
【0033】第三に、行列Cが行列Sxaの各行とベクト
ルbxを式(6)によって与えられるようにGF(2)上で加
算することによって形成される:
【0034】
【数6】
【0035】例えば、各拡散されたRACHプリアンブルシ
ンボルは、式(6)から以下の式(7)を用いて導かれ
る256×256行列Cの行の一つによって表される:
【0036】
【数7】
【0037】通信理論の分野において良く知られている
ように、加法的白色ガウス雑音(AWGN)の存在下での符
号系列の最適検出器(あるいは逆拡散器)は、符号整合
フィルタ(CMF)のバンクとして実現され、各CMFは符号
の対応する巡回シフトに整合されたFIRフィルタとして
実現される。伝搬遅延が符号の周期を超えないxチップ
のランダム伝搬遅延に対しては、系列Dxckに整合された
符号整合フィルタ(CMF)は、各符号周期に一度ピーク
レベル(すなわち“ヒット(hit)”を示す。CMFのバン
クが採用され、バンクの各CMFが異なる対応する系列を
検出するために用いられる(例えば、M−符号がM−チッ
プの不確実性にて検出されるM−符号はM2個のCMFを必要
とする)。
【0038】トランシーバ(例えば、CMF/逆拡散器2
08)の所で受信される加法的白色ガウス雑音(AWGN)
をもつ送信信号は、以下の式(8)のように定義され
る:
【0039】
【数8】
【0040】ここで、rは受信されたベクトルを表し、
Cは“0”が“1”に写像され、“1”が“−1”に写
像されたOGC行列を表し、psはプリアンブル署名系列の
シンボルを表し、nは雑音ベクトルを表す。以下の説明
に対しては、実数成分についてのみ説明されるが、当業
者においては、以下の説明を複素信号の処理に容易に拡
張できるものである。
【0041】図3は、本発明の実施例によるプリアンブ
ル検出のためのブロック相関の方法に対する一例として
の流れ図である。このプリアンブル検出の方法は、3つ
のステップ、すなわち、ステップ301、ステップ30
2、およびステップ303から成る。ステップ301に
おいて、式(6)と式(7)の行列Cとbxの間の関係が
与えられたとき、受信された入力ベクトルrとベクトル
bx(増分されたm−系列b)との相関がとられる(すな
わち、入力ベクトルrに増分されたm−系列bが乗算さ
れる)。ベクトルbxはフィードバックレジスタの初期値
が一定(例えば、常に、16進のFF)であるために一定で
ある。
【0042】ステップ302において、rとbxの結合の
結果としての系列と円行列のインバースとの相関が前向
き置換ベクトルとFHT変換を用いてとられる。Cのイン
バースとの相関動作は以下のように実現される。ステッ
プ302aにおいて、置換ベクトルπfがrとbxの組合
せに適用される。rとbxの組合せの結果としての系列を
前向き置換ベクトルπfを適用して配列することで、FHT
変換のブロック相関とコンパチブルな置換された系列が
生成される。
【0043】置換ベクトルπfを計算するためには、行
列Fが追加のチップ値だけ、以下の式(9)によって与
えられる行列Xが形成されるように増分される。
【0044】
【数9】
【0045】前向き置換ベクトルπfは、(式(9)の
ようにして)増分された列と行をもつ行列Fが与えられ
たとき、以下のように計算される。長さM=2Lの系列
(M,Lは、1より大きな整数)に対しては、行列Xの行
(列)を、結果としての行列W内の列(行)がウォルシ
ュ−アダマール系列となるように再配列する長さLの置
換ベクトルπfが存在する。この前向き置換ベクトルπf
は、以下の式(10)のように定義される:
【0046】
【数10】
【0047】例えば、前向き置換ベクトルπfのエント
リは、行列Xから行列Wへの行の写像を識別する。前向
き置換ベクトルπfは一定にとどまるために、これは反
復探索技法を通じて1度だけ計算され、格納される。こ
のため置換ベクトルπfを適用する実現は、検索テーブ
ル(LUT)を使用する。
【0048】以下では、この方法を、長さM=23(つま
りL=3)の系列と、より小さな次数をもつ多項式、例え
ば、m−系列に対するf(x)=1+x+x3を用いて説明する。
[1 11]の初期ロードに対しては、m−系列発生器は以下
の式(11)、すなわち、
【0049】
【数11】
【0050】に従って系列値を提供し、系列[1 1 1 0 0
1 0]を生成する。次にm−元系列aの巡回シフトにて形
成されるF−行列が以下の式(12)に従って生成さ
れ:
【0051】
【数12】
【0052】行列Fが(式(9)から)以下の式(1
3)に従って行列Xが得られるように拡張される:
【0053】
【数13】
【0054】置換ベクトルは、πf=[1 7 4 3 6 2 8 5]
であり、ここで、“1”は行列Wの第1行に写像される行
列Xの第1行を表し、“5”は行列Wの第2行に写像され
る行列Xの第5行を表し、以下同様である。前向き置換
ベクトルπfに従う行列Xの新たな置換を用いて式(1
4)によって与えられる行列Wが生成される:
【0055】
【数14】
【0056】当業者においては明らかなように、直交行
列Wは、列が8×8 ウォルシュ−アダマール行列のウォ
ルシュ−アダマール系列を表す行列であり、このため行
列WはFHT変換を用いてブロック相関できる。このた
め、この実施例においては、入力系列(rとbxの結合)
は、理想チャネルに対しては、行列Xの行を表し、前向
き置換ベクトルπfの適用は入力系列の行列Wへの対応
する列への写像を表す。
【0057】図3に戻り、ステップ302aの結果とし
て得られる系列が、次に、ステップ302bにおいて高
速アダマール変換(FHT)にて処理される。ステップ3
02bにおいては、高速アダマール変換(FHT)(例え
ば、256点FHT)が置換された系列(つまり、置換ベクト
ルπfに従って配列されたrとbxの組合せ)に適用さ
れ、出力ベクトルz(長さ256のOGC系列を想定する実施
例においてはz=(z1,z2,...,z256))が生成される。こ
の出力ベクトルzは、行列W内の信号系列のOGCの集合
のメンバーとのブロック相関に対応する。
【0058】ステップ303において、逆置換ベクトル
πrを出力ベクトルzに適用することで、相関出力系列
(correlated output sequences)が生成される。つま
り、出力ベクトルzが与えられたとき、ベクトルzのイ
ンデックスが、対応するOGCのメンバーに写像される。
この写像に対する逆置換ベクトルπrは、符号あるいは
署名メンバーとブロック相関器(例えば、図2のCMF/
逆拡散器208)からのFHT出力ベクトルz内の相関ピ
ークのインデックスとの間の一対一の関係に基づいて計
算される。
【0059】拡散のためにOGCの集合(例えば、長さ256
のOGCの集合)が用いられる場合および署名系列のため
にOGCの集合(例えば、長さ16のOGCの集合)が用いられ
る場合は、受信された信号が符号番号の系列を用いて逆
拡散され、次に、この逆拡散された信号は、図2のプリ
アンブル系列検出器209に加えられる。この逆拡散さ
れた信号は、再びFOGT変換に従って処理される(つま
り、前向き置換ベクトルπfを適用され、FHT処理され、
その後、逆置換ベクトルπrを適用される)場合もあ
る。ただし、プリアンブルの検出に対しては、同相
(I)チャネルおよび直角(Q)チャネルの両方の情報が
採用される。
【0060】逆拡散されたIおよびQチャネル信号(rI
よびrQ)は、処理のために2つのブランチ、すなわち、
参照ブランチとデータブランチに分割される。参照ブラ
ンチは、チャネルの推定および必要であれば周波数の取
得に用いられる。例えば、長さ16の規模二乗値複素(squ
ared magnitude complex)FHTベクトル信号が計算さ
れ、最大のインデックスi(ここで、i∈{1,....16})
が、ノンコヒーレント予備判定統計量に対して選択され
る。このインデックスiは、次に、ウォルシュ発生器に
よって、BPSK(bi-phase shift-keyed:二進シフトキー
シング)署名系列を再生するために、あるいは、セレク
タによって、コヒーレント検出の場合は、16 FHT出力の
一つを選択するために、非コヒーレント検出の場合は、
判定統計量自体として用いられる。コヒーレントRACHプ
リアンブル検出器に対する実施例が図4および図5に示
される。
【0061】図4は、本発明の一つの実施例によるコヒ
ーレント検出を用いて動作するプリアンブル検出器40
0を示す。プリアンブル検出器400は、符号分割多元
アクセス(CDMA)電気通信受信機のランダムアクセスチ
ャネル(RACH)に対する復調器内に用いられる。入力信
号が最初に入力信号の拡散符号系列に整合された符号整
合フィルタ(CMF)410に加えられる。例えば、IS-95
標準によると、符号は拡散チップ重み(レート)のOGC
系列とされる。符号整合フィルタ(CMF)401の出力
は、シンボルレートにてサンプリングされた逆拡散され
たプリアンブル信号から成り、このシンボルレートはRA
CHに対する署名系列として採用されるウォルシュ−アダ
マール符号系列のレートとされる。
【0062】符号整合フィルタ(CMF)401の出力
は、FHTあるいはFOGT相関器402に加えら、逆拡散さ
れたプリアンブル信号と署名系列とのブロック相関がと
られる。FHTあるいはFOGT相関器402からの出力は、
次に、2つの経路に供給される。ここに説明の実施例に
おいては、FHTあるいはFOGT相関器402は、それぞ
れ、ユーザによって送信された16 ウォルシュ符号ある
いはOGC署名系列と整合する長さ16のFHTあるいはFOGT符
号語のいずれかのグループを提供する。FHTあるいはFOG
T相関器402からの各復号された信号は、第二の経路
においては、規模二乗オペレータ403に供給され、こ
の出力は、最大値インデックス(max(I))オペレータ4
04に供給される。max(I)オペレータ404は、FHTあ
るいはFOGT相関器402のどの復号された信号がプリア
ンブルの署名系列のインデックスに対応する最大規模二
乗値をもつか決定する。
【0063】max(I)オペレータ404の出力に基づい
て、セレクタ(SEL)405は、FHTあるいはFOGT相関器
402から対応するインデックス値をもつ復号された信
号を選択する。セレクタ(SEL)405は、選択された
復号信号をチャネル推定器(CHEST)406に供給す
る。チャネル推定器(CHEST)406は、選択された復
号信号に対する振幅と回転を直すための位相信号の推定
値を計算し、この推定値を結合器407に供給する。結
合器407は、同相チャネルに対する推定値と直角チャ
ネルに対する推定値を、FHTあるいはFOGT相関器402
からの第一の経路内の復号された信号の対応する同相チ
ャネルと直角チャネルと結合する。結合器407によっ
て供給される回転を直された信号は、オペレータ408
内で二乗され、この出力が最終的な判定統計量L(Y)とし
て供給される。最終的な判定統計量L(Y)は、次に、復調
器、コントローラ、あるいは他の処理回路によって、RA
CHバースト情報を識別するためおよびこの復調を同期す
るために用いられる。
【0064】図5は、本発明に従って動作する、署名系
列に対してウォルシュ符号が用いられる場合の、代替の
プリアンブル検出器500を示す。入力信号が符号整合
フィルタ(CMF)501に加えられ、この出力は次に2
つの経路に供給される。第一の経路においては、符号整
合フィルタ(CMF)501の出力は、結合器506に加
えられる。第二の経路においては、符号整合フィルタ
(CMF)501の出 力は、FHT相関器502に加えられ
る。FHT相関器502は、例えば、符号整合フィルタ(C
MF)501の出力から生成された16の復号(高速アダマ
ール変換)された信号を供給する。FHT相関器502の
各復号された信号は、二乗オペレータ503に加えら
れ、二乗オペレータ503は各対応する復号された信号
に対する規模二乗値を提供する。max(I)オペレータ50
4はFHT502からの最も大きな規模の二乗値をもつ復
号された信号に対応するウォルシュ符号系列のインデッ
クスを決定する。max(I)オペレータ504によって提供
されたインデックスは、次にウォルシュ発生器505に
供給され、ウォルシュ発生器505は、次に、適当なウ
ォルシュ符号系列とその共役信号を選択し、次に、これ
が結合器506によって符号整合フィルタ(CMF)50
1の出力と結合される。積分器507は、結合器506
から供給される同相チャネルと直角チャネルのおのおの
について出力信号を積分する。積分された信号は、次
に、二乗オペレータ508に供給され、二乗オペレータ
508は、入力信号に対する規模二乗値を提供する。二
乗オペレータからのこの出力値は、次に、最終判定統計
量L(Y)として用いられる。
【0065】本発明に従って動作する図4と図5のプリ
アンブル検出器の実現の期待される性能をシミレーショ
ン結果を用いて示すことができる。図6のグラフは、単
一経路Rayeighフェージングチャネル(Jakesモデル、v-
120 km/hr)内で正しくない復号された信号(つまり、
FHT相関器の出力)が選択される確率を示す。図7のグ
ラフは、チャネル変動に伴って変動する復号された信号
(FHT相関器の出力)の包絡線を示す。この復号された
信号のIおよびQ成分が、例えば、低域通過フィルタリン
グにてチャネル特性を推定するために用いられる。
【0066】以上、本発明の幾つかの実施例が回路の過
程との関連で説明されたが、本発明はこれに制限される
ものではない。当業者においては明らかなように、回路
要素の様々な機能は、デジタル領域においてソフトウエ
アプログラムの処理ステップとして実現することもで
き、このようなソフトウエアは、例えば、デジタル信号
プロセッサ、マイクロコントローラ、あるいは汎用コン
ピュータ内に搭載することができる。
【0067】本発明は、これら方法を実施するための様
々な方法および装置の形式にて実現される。さらに、本
発明は、フロッピー(登録商標)ディスケット、CD-RO
M、ハードドライブなどの有形媒体あるいは任意の他の
マシーンにて読出可能なメモリ媒体内に実装され、それ
らがコンピュータなどのマシーン内にロードされ、これ
によって実行されたときマシーンが本発明を実施する装
置となるように構成されたプログラムコードの形式にて
実現することもできる。さらに、本発明は、例えば、プ
ログラム媒体内に格納され、マシーン内にロードされお
よび/あるいはマシーンによって実行される、あるい
は、伝送媒体を通じて伝送され、例えば、電気ワイヤや
ケーブル上を、光ファイバを通じて、あるいは電磁放射
を介して伝送され、それらがコンピュータなどのマシー
ン内にロードされ、これによって実行されたときマシー
ンが本発明を実施する装置となるように構成されたプロ
グラムコードの形式に実現することもできる。汎用プロ
セッサ上に実装される場合は、このプログラムコードセ
グメントは、プロセッサと一体となって専用論理回路と
類似に動作するユニークなデバイスを実現する。
【0068】さらに、当業者においては理解できるよう
に、本発明の性質を説明するために用いられたパーツの
細部、材料および配列の様々な変更が特許請求項の範囲
において表明される本発明の精神および範囲から逸脱す
ることなく可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来の技術によるプリアンブルとメッセージ
から構成されるランダムアクセスチャネル(RACH)バー
ストを示す。
【図1B】図1Aに示すRACHバーストのオフセットに対
する伝送時間ラインを示す。
【図2】本発明の一つの実施例に従って動作するプリア
ンブル検出器のブロック図とRACHバースト信号の信号フ
ローを示す。
【図3】本発明によるプリアンブル相関に対する一例と
しての流れ図を示す。
【図4】本発明の一つの実施例に従って動作し、コヒー
レント検出統計量を生成するプリアンブル検出器を示
す。
【図5】図4に示すプリアンブル検出器の代替実施例を
示す。
【図6】図4および図5のプリアンブル検出器によって
単一経路Rayleighフェージングチャネルにおいて誤って
復号された信号が選択される確率を示すグラフである。
【図7】図4と図5のプリアンブル検出器によって復号
された信号のチャネル変動に伴って変動する包絡線のグ
ラフである。
【符号の説明】
100 ランダムアクセスバースト 102 プリアンブル 104 メッセージ 201 OGC発生器 202 写像オペレータ 203 結合器 204 変調器 205 フェージングチャネル 206 加法的白色ガウス雑音(AWGN) 207 復調器 208 符号整合フィルタ(CMF)/拡散器 209 プリアンブル系列検出器 400 プリアンブル検出器 402 FHTあるいはFOGT相関器 403 二乗オペレータ 404 最大値インデックス(max(I))オペレータ 405 セレクタ(SEL) 406 チャネル推定器(CHEST) 407 結合器 408 オペレータ 410 符号整合フィルタ(CMF) 501 符号整合フィルタ(CMF) 502 FHT相関器 503 二乗オペレータ 504 max(I)オペレータ 505 ウォルシュ発生器 506 結合器 507 積分器 508 二乗オペレータ
フロントページの続き (72)発明者 パンテリス モノギオーディス アメリカ合衆国 08817 ニュージャーシ ィ,エディソン,リヴェンデル ウェイ 1102

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散された信号内のセットのプリアンブ
    ル系列の1つを検出するための方法であって、この方法
    が: (a)受信された拡散された信号と第一の直交ゴールド
    符号(OGC)の集合の系列との相関を、第一の高速変換
    に従ってとることで、プリアンブル信号を得るステッ
    プ; (b)前記プリアンブル信号とセットのプリアンブル系
    列との相関を、第二の高速変換に従ってとることで、セ
    ットのインデックス値を生成するステップ; (c)前記セットのインデックス値に基づいて判定統計
    量を形成するステップ;および (d)前記判定統計量に対応するプリアンブル系列を、
    前記セットのプリアンブル系列の検出された一つとして
    選択するステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)において、前記第一
    の高速変換方法が高速直交ゴールド符号変換(FOGT)か
    ら成り、このFOGT変換が: 1)受信された拡散された信号に第一の系列ベクトルと
    前向き置換ベクトルとを乗算することで、置換された系
    列信号を生成するステップを含み、ここで:前記第一の
    OGCの集合が、前記第一の系列ベクトルと第二の系列ベ
    クトルの巡回シフト行列から形成され、前記前向き置換
    ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ
    ュアダマール系列の行列との間の写像を遂行し;このFOG
    T変換がさらに 2)前記置換された系列信号に高速アダマール変換(FH
    T)を適用することで、セットの相関処理された信号を
    生成するステップを含み、前記プリアンブル信号がこの
    セットの相関処理された信号一つとして所定の判定基準
    に基づいて選択されることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(b)において、前記セッ
    トのプリアンブル系列が、第一と第二の系列ベクトルか
    ら形成される第二のOGCの集合から選択され、前記第二
    のOGCの集合が、前記第一の系列ベクトルと第二の系列
    ベクトルの巡回シフト行列から生成され;前記第二の高
    速変換が、高速直交ゴールド変換(FOGT)から成り、こ
    のFOGT変換が: 1)前記プリアンブル信号に、第一の系列ベクトルと前
    向き置換ベクトルとを乗算することで置換されたプリア
    ンブル信号を生成するステップを含み、この前向き置換
    ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ
    −アダマール系列の行列との間の写像を遂行し;このFO
    GT変換がさらに 2)前記置換されたプリアンブル信号に高速アダマール
    変換(FHT)を適用することでセットのインデックス値
    を生成するステップを含むことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 ステップ(b)において、前記セットの
    プリアンブル系列がセットのウォルシュ−アダマール系
    列から選択され、前記第二の高速変換が高速アダマール
    変換(FHT)から成ることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 ステップ(a)において、受信された拡
    散された信号が、符号分割多元通信システム内のランダ
    ムアクセスチャネルのバーストから成ることを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(c)が: 1)前記セットのインデックス値の内の値の最も大きな
    インデッスクに基づいて初期判定統計量を形成するステ
    ップ; 2)前記プリアンブル系列と前記初期判定統計量に対応
    するプリアンブル信号とを結合することで生成される信
    号を選択するステップ; 3)前記ステップ2)において選択された信号の振幅と
    位相の一方あるいは両方を調節するステップ;および 4)前記調節された信号に基づいて前記判定統計量を形
    成するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記選択された信号を調節するステップ
    (c3)が、前記プリアンブル信号からチャネル応答を推
    定し、前記プリアンブル信号から回転を直された信号を
    形成し、前記回転を直された信号を、コヒーレント系列
    検出のために、プリアンブル信号と結合することから成
    ることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(c2)が、初期判定統計量
    を用いて局部的に対応するプリアンブル系列を生成し、
    この局部的に生成されたプリアンブル系列が、コヒーレ
    ント系列検出のために、前記プリアンブル信号と結合さ
    れることを特徴とする請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 拡散された信号内のセットのプリアンブ
    ル系列の一つを検出するための方法であって、この方法
    が: (a)受信された拡散された信号と直交系列の集合との
    相関をとることで、プリアンブル信号を得るステップ; (b)前記プリアンブル信号と、直交ゴールド符号(OG
    C)の集合の一つあるいは複数のプリアンブル系列との
    相関を、高速変換に従ってとることで、セットのインデ
    ックス値を生成するステップ; (c)前記セットのインデックス値に基づいて判定統計
    量を形成するステップ;および; (d)前記判定統計量に対応するプリアンブル系列を前
    記セットのプリアンブル系列の検出された一つとして選
    択するステップを含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ステップ(b)において、各プリアン
    ブル系列が第一と第二の系列ベクトルから形成されるOG
    Cの集合から選択され、このOGCの集合が前記第一の系列
    ベクトルと第二の系列ベクトルの巡回シフト行列から生
    成され;前記高速変換が、高速直交ゴールド符号変換
    (FOGT)から成り、このFOGT変換が: 1)前記プリアンブル信号に、第一の系列ベクトルと前
    向き置換ベクトルとを乗算することで置換されたプリア
    ンブル信号を生成するステップを含み、前記前向き置換
    ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ
    −ダマール系列の行列との間の写像を遂行し;このFOGT
    変換がさらに 2)前記置換されたプリアンブル信号に高速アダマール
    変換(FHT)を適用することで、前記セットのインデッ
    クス値を生成するステップを含むことを特徴とする請求
    項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 拡散された信号内のセットのプリアン
    ブル系列の1つを検出するためのプリアンブル検出器で
    あって、このプリアンブル検出器が: (a)受信された拡散された信号と第一の直交ゴールド
    符号(OGC)の集合の系列との相関を、第一の高速変換
    に従ってとることで、プリアンブル信号を得るための第
    一の相関器; (b)前記プリアンブル信号とセットのプリアンブル系
    列との相関を、第二の高速変換方法に従ってとること
    で、セットのインデックス値を生成するための第二の相
    関器; (c)前記セットのインデックス値に基づいて判定統計
    量を形成するための回路;および (d)前記判定統計量に対応するプリアンブル系列を、
    前記セットのプリアンブル系列の検出された一つとして
    選択するためのセレクタを含むことを特徴とするプリア
    ンブル検出器。
  12. 【請求項12】 前記第一の高速変換が高速直交ゴール
    ド符号変換(FOGT)から成り、前記第一のOGCの集合
    が、第一の系列ベクトルと第二の系列ベクトルの巡回シ
    フト行列から形成され、前向き置換ベクトルが、i)前
    記巡回シフト行列とii)ウォルシュ−アダマール系列の
    行列との間の写像を遂行し;前記第一の相関器が:受信
    された拡散信号に第一の系列ベクトルと前向き置換ベク
    トルとを乗算することで置換された系列信号を生成する
    ための乗算器、および;前記置換された系列信号に高速
    アダマール変換(FHT)を適用することで、セットの相
    関処理された信号を生成するための結合器を含み、前記
    プリアンブル信号がこのセットの相関処理された信号一
    つとして所定の判定基準に基づいて選択されることを特
    徴とする請求項11記載のプリアンブル検出器。
  13. 【請求項13】 前記セットのプリアンブル系列が第一
    と第二の系列ベクトルから形成される第二のOGCの集合
    から選択され、前記第二のOGCの集合が前記第一の系列
    ベクトルと第二の系列ベクトルの巡回シフト行列から生
    成され;前記第二の高速変換が高速直交ゴールド 変換
    (FOGT)から成り:前記第二の相関器が:前記プリアン
    ブル信号に、第一の系列ベクトルと前向き置換ベクトル
    とを乗算することで置換されたプリアンブル信号を生成
    するための乗算器を含み、前向き置換ベクトルが、i)
    前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ−アダマール系列
    の行列との間の写像を遂行し;前記第二の相関器がさら
    に前記置換されたプリアンブル信号に高速アダマール変
    換(FHT)を適用することでセットのインデックス値を
    生成するための結合器を含むことを特徴とする請求項1
    1記載のプリアンブル検出器。
  14. 【請求項14】 前記セットのプリアンブル系列がセッ
    トのウォルシュ−アダマール系列から選択され、前記第
    二の高速変換が高速アダマール変換(FHT)から成るこ
    とを特徴とする請求項11記載のプリアンブル検出器。
  15. 【請求項15】 受信される拡散された信号が、符号分
    割多元通信システム内のランダムアクセスチャネルのバ
    ーストから成ることを特徴とする請求項11記載のプリ
    アンブル検出器。
  16. 【請求項16】 前記判定統計量を形成する回路が:前
    記セットのインデックス値の内の規模の最も大きなイン
    デッスクに基づいて初期判定統計量を形成するための第
    一の規模検出器;前記プリアンブル系列と前記初期判定
    統計量に対応するプリアンブル信号とを結合することで
    生成される信号を選択するための信号検出器;選択され
    た信号の振幅と位相の一方あるいは両方を調節するため
    のコヒーレント検出器;および前記調節された信号に基
    づいて前記判定統計量を形成するための第二の規模検出
    器を含むことを特徴とする請求項11記載のプリアンブ
    ル検出器。
  17. 【請求項17】 前記コヒーレント検出器が、i)前記
    プリアンブル信号からチャネル応答を推定し、ii)前記
    プリアンブル信号から回転を直された信号を形成するた
    めのチャネル推定器、および前記回転を直された信号
    を、コヒーレント系列検出のために、プリアンブル信号
    と結合するための結合器を含むことを特徴とする請求項
    16記載のプリアンブル検出器。
  18. 【請求項18】 前記コヒーレント検出器が、系列発生
    器を含み、この系列発生器が、初期判定統計量を用いて
    局部的に対応するプリアンブル系列を生成し;前記コヒ
    ーレント検出器がさらに、この局部的に生成されたプリ
    アンブル系列を、コヒーレント系列検出のために、前記
    プリアンブル信号と結合するための結合器を含むことを
    特徴とする請求項16記載のプリアンブル検出器。
  19. 【請求項19】 前記プリアンブル検出器が集積回路内
    に実現されることを特徴とする請求項11記載のプリア
    ンブル検出器。
  20. 【請求項20】 拡散された信号内のセットのプリアン
    ブル系列の一つを検出するためのプリアンブル検出器で
    あって、このプリアンブル検出器が:受信された拡散さ
    れた信号と直交系列の集合との相関をとることで、プリ
    アンブル信号を得るための第一の相関器;前記プリアン
    ブル信号と、直交ゴールド符号(OGC)の集合の一つあ
    るいは複数のプリアンブル系列との相関を、高速変換に
    従ってとることで、セットのインデックス値を生成する
    ための第二の相関器;前記セットのインデックス値に基
    づいて判定統計量を形成するための回路;および;前記
    判定統計量に対応するプリアンブル系列を前記セットの
    プリアンブル系列の検出された一つとして選択するため
    のセレクタを含むことを特徴とするプリアンブル検出
    器。
  21. 【請求項21】 各プリアンブル系列が第一と第二の系
    列ベクトルから形成されるOGCの集合から選択され、こ
    のOGCの集合が前記第一の系列ベクトルと第二の系列ベ
    クトルの巡回シフト行列から生成され;前記高速変換が
    高速直交ゴールド符号変換(FOGT)から成り;前記第二
    の相関器が:前記プリアンブル信号に、第一の系列ベク
    トルと前向き置換ベクトルとを乗算することで置換され
    たプリアンブル信号を生成するための乗算器を含み、前
    記前向き置換ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とi
    i)ウォルシュ−アダマール系列の行列との間の写像を
    遂行し;前記第二の相関器がさらに前記置換されたプリ
    アンブル信号に高速アダマール変換(FHT)を適用する
    ことで前記セットのインデックス値を生成するための結
    合器を含むことを特徴とする請求項20記載のプリアン
    ブル検出器。
  22. 【請求項22】 前記プリアンブル検出器が集積回路内
    に実現されることを特徴とする請求項20記載のプリア
    ンブル検出器。
  23. 【請求項23】 プロセッサによって実行されたとき、
    プロセッサに対して、拡散された信号内のセットのプリ
    アンブル系列の1つを検出するための方法を実現するよ
    うに指令するインストラクションから成る複数のインス
    トランションを格納するコンピュータにて読出可能な媒
    体であって、前記方法が: (a)受信された拡散された信号と第一の直交ゴールド
    符号(OGC)の集合の系列との相関を、第一の高速変換
    に従ってとることで、プリアンブル信号を得るステッ
    プ; (b)前記プリアンブル信号とセットのプリアンブル系
    列との相関を、第二の高速変換に従ってとることで、セ
    ットのインデックス値を生成するステップ; (c)前記セットのインデックス値に基づいて判定統計
    量を形成するステップ;および (d)前記判定統計量に対応するプリアンブル系列を、
    前記セットのプリアンブル系列の検出された一つとして
    選択するステップを含むことを特徴とするコンピュータ
    にて読出可能な媒体。
  24. 【請求項24】 前記ステップ(a)において、前記第
    一の高速変換方法が高速直交ゴールド符号変換(FOGT)
    から成り、このFOGT変換が: 1)受信された拡散された信号に第一の系列ベクトルと
    前向き置換ベクトルとを乗算することで、置換された系
    列信号を生成するステップを含み、ここで:前記第一の
    OGCの集合が、前記第一の系列ベクトルと第二の系列ベ
    クトルの巡回シフト行列から形成され、前記前向き置換
    ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ
    −アダマール系列の行列との間の写像を遂行し;このFO
    GT変換がさらに 2)前記置換された系列信号に高速アダマール変換(FH
    T)を適用することで、セットの相関処理された信号を
    生成するステップを含み、前記プリアンブル信号がこの
    セットの相関処理された信号一つとして所定の判定基準
    に基づいて選択されることを特徴とする請求項23記載
    のコンピュータにて読出可能な媒体。
  25. 【請求項25】 前記ステップ(b)において、前記セ
    ットのプリアンブル系列が、第一と第二の系列ベクトル
    から形成される第二のOGCの集合から選択され、前記第
    二のOGCの集合が、前記第一の系列ベクトルと第二の系
    列ベクトルの巡回シフト行列から生成され;前記第二の
    高速変換が、高速直交ゴールド変換(FOGT)から成り、
    このFOGT変換が: 1)前記プリアンブル信号に、第一の系列ベクトルと前
    向き置換ベクトルとを乗算することで置換されたプリア
    ンブル信号を生成するステップを含み、この前向き置換
    ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ
    −アダマール系列の行列との間の写像を遂行し;このFO
    GT変換がさらに 2)前記置換されたプリアンブル信号に高速アダマール
    変換(FHT)を適用することでセットのインデックス値
    を生成するステップを含むことを特徴とする請求項23
    記載のコンピュータにて読出可能な媒体。
  26. 【請求項26】 プロセッサによって実行されたとき、
    プロセッサに対して、拡散された信号内のセットのプリ
    アンブル系列の1つを検出するための方法を実現するよ
    うに指令するインストラクションから成る複数のインス
    トランションを格納するコンピュータにて読出可能な媒
    体であって、前記方法が: (a)受信された拡散された信号と直交系列の集合との
    相関をとることで、プリアンブル信号を得るステップ; (b)前記プリアンブル信号と、直交ゴールド符号(OG
    C)の集合の一つあるいは複数のプリアンブル系列との
    相関を、高速変換に従ってとることで、セットのインデ
    ックス値を生成するステップ; (c)前記セットのインデックス値に基づいて判定統計
    量を形成するステップ;および (d)前記判定統計量に対応するプリアンブル系列を前
    記セットのプリアンブル系列の検出された一つとして選
    択するステップを含むことを特徴とするコンピュータに
    て読出可能な媒体。
  27. 【請求項27】 ステップ(b)において、各プリアン
    ブル系列が第一と第二の系列ベクトルから形成されるOG
    Cの集合から選択され、このOGCの集合が前記第一の系列
    ベクトルと第二の系列ベクトルの巡回シフト行列から生
    成され;前記高速変換が高速直交ゴールド符号変換(FO
    GT)から成り、このFOGT変換が: 1)前記プリアンブル信号に、第一の系列ベクトルと前
    向き置換ベクトルとを乗算することで置換されたプリア
    ンブル信号を生成するステップを含み、前記前向き置換
    ベクトルが、i)前記巡回シフト行列とii)ウォルシュ
    −アダマール系列の行列との間の写像を遂行し;このFO
    GT変換がさらに 2)前記置換されたプリアンブル信号に高速アダマール
    変換(FHT)を適用することで、前記セットのインデッ
    クス値を生成するステップを含むことを特徴とする請求
    項26記載のコンピュータにて読出可能な媒体。
  28. 【請求項28】 符号分割多元アクセス通信システム内
    の、ランダムアクセスバーストチャネル内のプリアンブ
    ル系列を含むデータを生成する送信機であって、この送
    信機が、前記プリアンブル系列を、第一の直交ゴールド
    符号系列の集合の選択された一つと結合する拡散器を備
    えることを特徴とする送信機。
  29. 【請求項29】 前記プリアンブル系列が、第二の直交
    ゴールド符号系列の集合の選択された一つから成ること
    を特徴とする請求項28記載の送信機。
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