JP2001229799A - 電源遮断装置 - Google Patents

電源遮断装置

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JP2001229799A JP2000037002A JP2000037002A JP2001229799A JP 2001229799 A JP2001229799 A JP 2001229799A JP 2000037002 A JP2000037002 A JP 2000037002A JP 2000037002 A JP2000037002 A JP 2000037002A JP 2001229799 A JP2001229799 A JP 2001229799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネスのショート時や車両衝突時
等の異常発止時に電源回路を強制的に、かつ、確実に遮
断できると共に、小型化に適した構造の電源遮断装置を
提供する。 【解決手段】 シャフト16のスライド移動方向と直交
する平面に沿って回動軸19を中心に回動可能に組み付
けられたロック18における回動軸19の回転角度を変
更するだけで、電源回路に介挿される一対の端子15
a,15b間を接続状態にする初期位置にて、リリース
バネ17により押されているシャフト16を係止させる
ことと、その係止を解除して電源回路に介挿される一対
の端子15a,15b間を離脱状態にする遮断位置まで
移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばモータの回
転動作を利用して電源回路を遮断する電源遮断装置に係
り、特に、ワイヤーハーネスのショート時や車両衝突時
等の異常発止時に電源回路を強制的に、かつ、確実に遮
断できると共に、小型化に適した構造の電源遮断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電源遮断装置が適用され
た電装システムの一例を示すシステム構成図である。同
図に示すように、この電装システム100は、車両のバ
ッテリー101と車両各部に設けられた各負荷102〜
104とを、電線105を備えたワイヤーハーネス10
6により結線して電源回路を形成すると共に、この電源
回路に電源遮断装置107を介挿している。
【0003】電源遮断装置107は、ワイヤーハーネス
106のショート時や車両衝突時等の異常発生時にEC
U108にて生成された回路遮断信号が入力されたとき
に、図8に基づいて以下に説明するようにロックが解除
されて、バッテリー101から各負荷102〜104等
への給電を停止させることができる。
【0004】図8は、図7の電源遮断装置107の一例
を示すソレノイド式電源遮断装置107Aの構成図であ
り、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図である。
【0005】このソレノイド式電源遮断装置107A
は、図8(a)に示すように、ベース本体110上にシ
ャフト111が配置されており、このシャフト111
は、ソレノイド式電源遮断装置107Aに回路遮断信号
が入力される前の初期状態では、シャフト111を上方
より押さえる構造のロック113により係止されている
ため、端子112aと端子112bをシャフト111に
より接続状態にして導通させている。
【0006】この状態では、電源回路の電流は、端子1
12a→ シャフト111→端子112bの経路で流
れ、また、端子112a、端子112bは多点接触バネ
構造であるため大電流を通電することができる。
【0007】また、回路遮断信号が入力されたときにソ
レノイド115を通電してプランジャ116を吸引し、
ロック113をシャフト111との係合状態から解除す
ることにより、シャフト111がリリースバネ114か
ら付勢された押圧力により前方へ押し出され、端子11
2aと端子112bとの間が遮断状態となるため、端子
112a,112b間が電気的に開放され、バッテリー
101から各負荷102〜104等への給電が停止され
ることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
従来構造においては、同図(a)の矢印Aで示すシャフ
ト111の軸方向に衝撃力が加わると、ソレノイド11
5のプランジャ116がレバー118を引く誤作動を生
じることがあり、この誤作動が生じるとロック113が
シャフト111との係合状態から解除されてしまうとい
う問題があった。また、現在技術の水準ではソレノイド
115を更に小型化したいという要請に対処できないと
いう問題があった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、ワイヤーハー
ネスのショート時や車両衝突時等の異常発止時に電源回
路を強制的に、かつ、確実に遮断できると共に、小型化
に適した構造の電源遮断装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、車両のバッテリーと車両
各部に設けられた各負荷とを結ぶ電源回路に介挿される
一対の端子と、これらの各端子間をスライド移動により
接離できるシャフトとを有し、前記各端子間を接続状態
にする初期位置から前記各端子間を離脱状態にする遮断
位置へと、前記シャフトをスライド移動させて前記電源
回路を遮断する電源遮断装置において、前記初期位置か
ら前記遮断位置まで前記シャフトをスライド移動させる
押圧力を当該シャフトに付勢するリリースバネと、前記
シャフトのスライド移動方向と直交する平面に沿って回
動軸を中心に回動できる状態に組み付けられ、その回動
軸の回転角度を変更して前記リリースバネにより押され
ているシャフトに対し、前記初期位置にて係止する一
方、その係止を解除して前記遮断位置まで移動できる状
態にするロックとを備えることを特徴としている。
【0011】請求項1によれば、シャフトのスライド移
動方向と直交する平面に沿って回動軸を中心に回動可能
に組み付けられたロックにおける回動軸の回転角度を変
更するだけで、電源回路に介挿される一対の端子間を接
続状態にする初期位置にて、リリースバネにより押され
ているシャフトを係止させることと、その係止を解除し
て電源回路に介挿される一対の端子間を離脱状態にする
遮断位置まで移動させることを行えるので、ソレノイド
と比較して単純かつ小型なモータ等のトルク発生源を利
用した電源遮断装置を構築できる。
【0012】請求項2では、請求項1に記載の電源遮断
装置において、前記ロックは、前記シャフトを当て止め
する部位にテーパ辺を形成したことを特徴としている。
【0013】請求項2によれば、シャフトを当て止めす
る部位に遮断動作時のシャフトとの干渉を即座に回避で
きるようにテーパ辺を形成したロックを用いるので、ロ
ックの回動させる半径を可及的に小さく設計して電源遮
断装置を小型化するうえで有用である。
【0014】請求項3では、請求項1,2の何れかに記
載の電源遮断装置において、前記ロックは、電源遮断装
置に回路遮断信号が入力されたときに駆動されるモータ
の回転動作に追従して前記回動軸の回転角度を変更し、
前記シャフトに対する係止を解除することを特徴として
いる。
【0015】請求項3によれば、モータに回路遮断信号
が入力されると回動軸の回転角度が変更されてシャフト
に対するロックの係止が解除されるため、ワイヤーハー
ネスのショート時や車両衝突時等の異常発止時に電源遮
断装置の遮断動作が確実になされる。
【0016】請求項4では、請求項3に記載の電源遮断
装置において、前記ロックは、前記モータとして、駆動
軸に中心を一致させて円板を取り付け、当該円板の外周
部に突起を設けたギア内蔵モータを適用し、遮断動作終
了後に前記突起と連結させる部位がその突起から離脱さ
れることを特徴としている。
【0017】請求項4によれば、ロックを作動させるト
ルク発生源がギア内蔵モータであり、ワイヤーハーネス
のショート時や車両衝突時等の異常発止時以外の衝撃が
電源遮断装置に加わったとしても、シャフトを係止した
状態をギア内蔵モータにより維持できるので、その衝撃
等の要因でロックが解除されてシャフトがスライド移動
してしまう事態を回避させることができる。
【0018】また、遮断動作終了後、ギア内蔵モータに
取り付けた円板の突起と連結させる部位がその突起から
離脱するため、その遮断動作終了後、直ちにシャフトを
初期位置にリセットできる。よって、再び電源回路をク
ローズ状態にする作業を容易に行える。
【0019】請求項5では、請求項1〜4の何れかに記
載の電源遮断装置において、前記ロックは、前記シャフ
トを当て止めする部位側が大きくなり、それ以外の部位
側が小さくなる関係で前記回動軸を偏芯配置したことを
特徴としている。
【0020】請求項5によれば、シャフトを当て止めす
る部位側が大きくなり、それ以外の部位側が小さくなる
関係で回動軸を偏芯配置したロックを用いているので、
ロックの回動させる半径を可及的に小さく設計して電源
遮断装置を小型化するうえで有用である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電源遮断装
置が適用された電装システムの一実施形態を示すシステ
ム構成図である。
【0022】同図に示すように、この電装システム1
は、車両のバッテリー2と、車両各部に設けられたスタ
ーター3、オルタネータ4、イグニッションスイッチ
(IGN.SW)5、その他負荷6等の各負荷とを、電
線7を用いて構成したワイヤーハーネス8により結線し
て電源回路を形成すると共に、この電源回路に本発明に
係る電源遮断装置9を介挿している。なお、10はGセ
ンサ、11はエアーバックECUであり、これらは電源
遮断装置9を作動させるために用いる。また、12はハ
ザード、13は電話(PHONE)、14はドアロック
(D/L)であり、これらは電源遮断装置9により電源
回路を遮断しないシステム構成物品例である。
【0023】この電装システムでは、図2の遮断フロー
に示すように、車両が例えば先行車両等の物体に衝突
し、Gセンサ10から衝突信号がエアーバックECU1
1へと出力されると(ステップST1)、エアーバック
ECU11にて回路遮断信号が生成され、この生成され
た回路遮断信号が電源遮断装置9へと出力される(ステ
ップST2)。
【0024】これにより、電源遮断装置9は、図3〜図
6に基づいて以下説明するように、電源回路を遮断し
て、バッテリー2からスターター3、オルタネータ4、
イグニッションスイッチ(IGN.SW)5等の各負荷
への給電を停止させることができる(ステップST
3)。
【0025】図3は本発明に係る電源遮断装置9の一実
施形態の構成を示す要部側断面図、図4は図3の電源遮
断装置9におけるA−A線に沿う断面図である。
【0026】この電源遮断装置9は、車両のバッテリー
と車両各部に設けられた各負荷とを結ぶ電源回路に介挿
される一対の端子15a,15bと、この各端子15
a,15b間をスライド移動により接離できるシャフト
16とを有している。
【0027】そして、シャフト16は、リリースバネ1
7により各端子15a,15b間を接続状態にする初期
位置から各端子15a,15b間を離脱状態にする遮断
位置へと、スライド移動させるための押圧力が付勢され
る。
【0028】また、シャフト16が作動する前(図示の
状態)にあっては、各端子15a,15b間のシャフト
16による接続状態を確保するため、リリースバネ17
によりスライド移動方向へ押されているシャフト16を
初期位置にてロック18により当て止めして係止させて
いる。
【0029】ロック18は、シャフト16のスライド移
動方向と直交する平面に沿って回動軸19を中心に回動
可能に組み込まれており、また、シャフト16を当て止
めする当て止め部位20に遮断動作時のシャフト16と
の干渉を即座に回避できる関係でテーパ辺21を形成し
ている。また、トーションバネによりロック18は、当
接壁21Aに向けて付勢されている。
【0030】このロック18を作動させるトルク発生源
としては、ギア内蔵モータ22が適用されており、この
ギア内蔵モータ22は、駆動軸23に中心を一致させて
円板24を取り付け、この円板24の外周部に突起25
を設けている。
【0031】これに対し、ロック18は、遮断動作終了
後に突起25と連結させる係合部位26がその突起25
から離脱可能に開口凹部の形状に形成されている。
【0032】よって、ロック18は、回路遮断信号が入
力されたときに駆動されるギア内蔵モータ22の回転動
作に追従して回動軸19の回転角度を図5(a)に示す
ロック状態(解除前の状態)から同図(b)に示す解除
状態に変更し、シャフト16に対する係止を解除するこ
とできる。
【0033】つまり、図5(a)に示すロック状態で
は、円板24の突起25が中立位置Nから30度左回転
している位置でロック18が保持されており、この保持
状態では当て止め部位20にシャフト16の先端側部が
平行に当て止めされて係止されている。
【0034】図5(b)に示す解除状態では、円板24
の突起25が中立位置Nから30度右回転している位置
でロック18が保持されており、この保持状態ではロッ
ク18が29度傾いて当て止め部位20のテーパ辺21
がシャフト16の先端側部と平行となり、ロック18に
よるシャフト16の当て止めが解除されるので、シャフ
ト16が作動して遮断位置へとスライド移動することに
なる。
【0035】シャフト16(ロック18)の作動後は、
図6に示すように、各端子15a,15bを設けている
位置にシャフト16が存在しないため、各端子15a,
15b間が離脱状態になり、電源回路を遮断することに
なる。
【0036】前述の如く、本実施形態の構成であれば、
シャフト16のスライド移動方向と直交する平面に沿っ
て回動軸19を中心に回動可能に組み付けられたロック
18における回動軸19の回転角度を変更するだけで、
電源回路に介挿される一対の端子15a,15b間を接
続状態にする初期位置にて、リリースバネ17により押
されているシャフト16を係止させることと、その係止
を解除して電源回路に介挿される一対の端子15a,1
5b間を離脱状態にする遮断位置まで移動させることを
行えるので、ソレノイドと比較して単純かつ小型なトル
ク発生源であるギア内蔵モータ22を利用した電源遮断
装置を構築できる。
【0037】また、シャフト16を当て止めする当て止
め部位20に遮断動作時のそのシャフト16との干渉を
即座に回避できるようにテーパ辺21を形成したロック
18を用いるので、ロック18の回動させる半径を可及
的に小さく設計して電源遮断装置を小型化するうえで有
用である。
【0038】また、ギア内蔵モータ22に回路遮断信号
が入力されると回動軸19の回転角度が変更されてシャ
フト16に対するロック18の係止が解除されるため、
ワイヤーハーネスのショート時や車両衝突時等の異常発
止時に電源遮断装置の遮断動作が確実になされる。
【0039】また、ロック18を作動させるトルク発生
源がギア内蔵モータ22であり、ワイヤーハーネスのシ
ョート時や車両衝突時等の異常発止時以外の衝撃が電源
遮断装置に加わったとしても、シャフト16を係止した
状態をギア内蔵モータ22により維持できるので、その
衝撃等の要因でロック18が解除されてシャフト16が
スライド移動してしまう事態を回避できる。
【0040】また、遮断動作終了後、ギア内蔵モータ2
2に取り付けた円板24の突起25と連結させるロック
18の係合部位26がその突起25から離脱するため、
その遮断動作終了後、直ちにシャフト16を初期位置に
リセットし、ロック18により係止できるので、再び電
源回路をクローズ状態にする作業を容易に行える。
【0041】また、シャフト16を当て止めする部位側
が大きくなり、それ以外の部位側が小さくなるように、
回動軸19を偏芯配置したロック18を用いているの
で、ロックの回動させる半径を可及的に小さく設計して
電源遮断装置を小型化するうえで有用である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シャフトのスライド移動方向と直交する平面に
沿って回動軸を中心に回動可能に組み付けられたロック
における回動軸の回転角度を変更するだけで、電源回路
に介挿される一対の端子間を接続状態にする初期位置に
て、リリースバネにより押されているシャフトを係止さ
せることと、その係止を解除して電源回路に介挿される
一対の端子間を離脱状態にする遮断位置まで移動させる
ことを行えるので、ソレノイドと比較して単純かつ小型
なモータ等のトルク発生源を利用した電源遮断装置を構
築できる。
【0043】請求項2の発明によれば、シャフトを当て
止めする部位に遮断動作時のシャフトとの干渉を即座に
回避できる関係でテーパ辺を形成したロックを用いるの
で、ロックの回動させる半径を可及的に小さく設計して
電源遮断装置を小型化するうえで有用である。
【0044】請求項3の発明によれば、モータに回路遮
断信号が入力されると回動軸の回転角度が変更されてシ
ャフトに対するロックの係止が解除されるため、ワイヤ
ーハーネスのショート時や車両衝突時等の異常発止時に
電源遮断装置の遮断動作が確実になされる。
【0045】請求項4の発明によれば、ロックを作動さ
せるトルク発生源がギア内蔵モータであり、ワイヤーハ
ーネスのショート時や車両衝突時等の異常発止時以外の
衝撃が電源遮断装置に加わったとしても、シャフトを係
止した状態をギア内蔵モータにより維持できるので、そ
の衝撃等の要因でロックが解除されてシャフトがスライ
ド移動してしまう事態を回避させることができる。
【0046】また、遮断動作終了後、ギア内蔵モータに
取り付けた円板の突起と連結させる部位がその突起から
離脱するため、その遮断動作終了後、直ちにシャフトを
初期位置にリセットできる。よって、再び電源回路をク
ローズ状態にする作業を容易に行える。
【0047】請求項5の発明によれば、シャフトを当て
止めする部位側が大きくなり、それ以外の部位側が小さ
くなる関係で、回動軸を偏芯配置したロックを用いてい
るので、ロックの回動させる半径を可及的に小さく設計
して電源遮断装置を小型化するうえで有用である。本発
明によれば、ワイヤーハーネスのショート時や車両衝突
時等の異常発止時に電源回路を強制的に、かつ、確実に
遮断できると共に、小型化に適した構造の電源遮断装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源遮断装置が適用された電装シ
ステムの一実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】図1の電装システムの遮断フローを示すフロー
チャートである。
【図3】本発明に係る電源遮断装置の一実施形態の構成
を作動前の状態で示す要部側断面図である。
【図4】図3の電源遮断装置におけるA−A線に沿う断
面図である。
【図5】図3の電源遮断装置におけるロックによるロッ
ク状態(解除前の状態)から解除状態に変更する作用の
説明図である。
【図6】図3の電源遮断装置の一実施形態の構成を作動
前の状態で示す要部側断面図である。
【図7】従来の電源遮断装置が適用された電装システム
の一例を示すシステム構成図である。
【図8】従来の電源遮断装置の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 電装システム 2 バッテリー 3 スターター 4 オルタネータ 5 イグニッションスイッチ(IGN.SW) 6 その他負荷 7 電線 8 ワイヤーハーネス 9 電源遮断装置 10 Gセンサ 11 エアーバックECU 12 ハザード 13 電話 14 ドアロック 15a,15b 端子 16 シャフト 17 リリースバネ 18 ロック 19 回動軸 20 当て止め部位 21 テーパ辺 22 ギア内蔵モータ 23 駆動軸 24 円板 25 突起 26 係合部位

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のバッテリーと車両各部に設けられ
    た各負荷とを結ぶ電源回路に介挿される一対の端子と、
    これらの各端子間をスライド移動により接離できるシャ
    フトとを有し、前記各端子間を接続状態にする初期位置
    から前記各端子間を離脱状態にする遮断位置へと、前記
    シャフトをスライド移動させて前記電源回路を遮断する
    電源遮断装置において、 前記初期位置から前記遮断位置まで前記シャフトをスラ
    イド移動させる押圧力を当該シャフトに付勢するリリー
    スバネと、 前記シャフトのスライド移動方向と直交する平面に沿っ
    て回動軸を中心に回動できる状態に組み付けられ、その
    回動軸の回転角度を変更して前記リリースバネにより押
    されているシャフトに対し、前記初期位置にて係止する
    一方、その係止を解除して前記遮断位置まで移動できる
    状態にするロックと、 を備えることを特徴とする電源遮断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源遮断装置におい
    て、 前記ロックは、前記シャフトを当て止めする部位にテー
    パ辺を形成した、 ことを特徴とする電源遮断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかに記載の電源遮断
    装置において、 前記ロックは、電源遮断装置に回路遮断信号が入力され
    たときに駆動されるモータの回転動作に追従して前記回
    動軸の回転角度を変更し、前記シャフトに対する係止を
    解除する、 ことを特徴とする電源遮断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電源遮断装置におい
    て、 前記ロックは、前記モータとして、駆動軸に中心を一致
    させて円板を取り付け、当該円板の外周部に突起を設け
    たギア内蔵モータを適用し、遮断動作終了後に前記突起
    と連結させる部位がその突起から離脱される、 ことを特徴とする電源遮断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の電源遮断
    装置において、 前記ロックは、前記シャフトを当て止めする部位側が大
    きくなり、それ以外の部位側が小さくなる関係で前記回
    動軸を偏芯配置した、ことを特徴とする電源遮断装置。
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