JP2001229760A - スイッチモジュール - Google Patents

スイッチモジュール

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JP2001229760A
JP2001229760A JP2000041965A JP2000041965A JP2001229760A JP 2001229760 A JP2001229760 A JP 2001229760A JP 2000041965 A JP2000041965 A JP 2000041965A JP 2000041965 A JP2000041965 A JP 2000041965A JP 2001229760 A JP2001229760 A JP 2001229760A
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JP2000041965A
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English (en)
Inventor
Minoru Asano
実 浅野
Yutaka Matsuda
裕 松田
Hiroaki Maekawa
裕昭 前川
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチ操作部の大きさ、形状又は数が種々変
更されても、接点部及び判断部は共通仕様化して同じ構
成の物で対応させることが可能で、スイッチを低コスト
化できるスイッチモジュールを提供する。 【解決手段】意匠部11及び接点駆動部12を有するス
イッチ操作部10と、マトリクス状に配置されて行方向
へ直列に電気的に接続される複数の駆動側接点22を有
し、スイッチ操作部10の操作で駆動される駆動側接点
部20と、前記駆動側接点22に対向して所定間隔をお
いてマトリクス状に配置されて、駆動側接点22とは逆
に列方向へ直列に電気的に接続される複数の固定側接点
32を有する固定側接点部30と、スイッチ操作部10
の操作で駆動側接点22と固定側接点32同士が接触し
て導通することによりその接点の位置を認識し、スイッ
チ情報を判別する判断部40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車用
インスツルメントパネルに搭載されるスイッチモジュー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車用インスツルメン
トパネルに搭載されているスイッチの一例として、図1
4に示すようなスイッチが用いられている。このスイッ
チは、意匠部2及び接点駆動部3を有するスイッチ操作
部1と、この接点駆動部3で駆動される接点5及び該接
点5を介して電気接続される回路基板6を有する接点部
4とを備えて構成されている。なお、7はスイッチ操作
部1及び接点部4を収納するケースである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチでは、
意匠部2の大きさ、形が変わると、接点部4及びケース
7の大きさ、形も変わり、スイッチ全体の大きさ、形状
を変える必要があり、新たにスイッチを製作するため
に、コストアップとなる問題があった。また、複数のス
イッチを搭載する場合でも、スイッチ毎に意匠部、接点
部及びケースを有しているため、コストアップとなる問
題があった。
【0004】このような問題を解決し、コストダウンを
図るために、各自動車メーカにおいて、スイッチの標準
化が進められている。これにより、異なるシステムのス
イッチでも、スイッチ操作部1の接点駆動部3がある程
度同じであれば、スイッチの大きさ、形状、各部品等が
共通化されるようになってきた。ところが、スイッチ操
作部1の接点駆動部3やスイッチ回路構成が著しく又は
全く異なる場合には、大きさや形状の異なるスイッチを
使用しなければならず、標準化されたスイッチとは異な
るスイッチを特別に製作する必要があり、コストアップ
が避けられなかった。
【0005】さらに、同じ自動車メーカの場合、異なっ
た車種間でも同じシステムのスイッチであれば、共通の
スイッチを使用するよう標準化されていることが多い。
ところが、同じシステムのスイッチでも異なる車種で異
なるスイッチを使用する場合もあり、また将来的には、
ユーザー(自動車の運転者や乗員等)の希望により、意
匠部2の大きさや形状の異なるスイッチを使用するケー
スも考えられる。この場合、前記同様に標準品とは異な
るスイッチを特別に製作しなければならず、やはりコス
トアップが避けられなかった。
【0006】本発明は、上記の課題を解決し、スイッチ
操作部の大きさ、形状又は数が種々変更されても、接点
部及び判断部は共通仕様化して同じ構成の物で対応させ
ることが可能で、スイッチを低コスト化できるスイッチ
モジュールを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスイッチモ
ジュールは、意匠部及び接点駆動部を有するスイッチ操
作部と、マトリクス状に配置されて行又は列方向へ直列
に電気的に接続される複数の駆動側接点を有し、スイッ
チ操作部の操作で駆動される駆動側接点部と、前記駆動
側接点に対向してマトリクス状に配置されて、駆動側接
点とは逆に列又は行方向へ直列に電気的に接続される複
数の固定側接点を有する固定側接点部と、駆動側接点部
及び固定側接点部と電気的に接続され、スイッチ操作部
の操作で前記駆動側接点と前記固定側接点同士が接触し
て導通することによりその接点の位置を認識し、その接
点の位置情報と、予め記憶されている接点位置及びスイ
ッチ情報の対応関係とを比較することにより、スイッチ
情報を判別する判断部とを備えて構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明のスイッチモジュール
は、図1に示すように、スイッチ操作部10、駆動側接
点部20、固定側接点部及30及び判断部40とで構成
される。
【0009】スイッチ操作部10は図2(イ)(ロ)に
詳細に示すように、直方体の操作ボタンからなる意匠部
11と、接点駆動部12及び意匠部11及び接点駆動部
12を収納する角枠型のスイッチ操作パネル13、14
(図1参照)とを備えている。意匠部11は長方形の支
持台15にピン16を介して揺動自在に枢着される。接
点駆動部12は角棒形状をしており、意匠部11と支持
台15との間にばね付勢されて介挿され、意匠部11を
押付け揺動させることにより、押されて支持台15の外
方へ飛び出て、後記する駆動側接点部の駆動側接点を作
動するようになっている。17A、17Bは、意匠部1
1の両側部内方に突出する先端球状の係止部材、先端矢
じり状の係止部材で、支持台15の長辺方向に設けたV
型溝18A又は鋸刃状溝18B(図2(ロ)参照)に係
合し、意匠部11の作動状態を保持するようになってい
る。
【0010】スイッチ操作パネル13は、自動車のイン
スツルメントパネルに装着されるパネルで、図3(イ)
に示すように、例えば、後部換気装置(左)の意匠部1
1A、後部換気装置(右)の意匠部11B、ミラー制御
の意匠部11C、ミラー閉止の意匠部11D及びヘッド
ランプクリーナの意匠部11Eが配置される。また、ス
イッチ操作パネル14は、自動車のセンターコンソール
に装着されるパネルで、図3(ロ)に示すように、例え
ば、動力の意匠部11F、座席シート加熱(左)の意匠
部11G、座席シート加熱(右)の意匠部11H、車体
懸架制御の意匠部11Jが配置される。なお、スイッチ
操作部10の意匠部11、接点駆動部12及びスイッチ
操作パネル13、14の大きさ、形状及び数は自由に設
定することが可能である。
【0011】駆動側接点部20は、図1に示すように、
絶縁ゴムフイルム、シート等からなる矩形状の基板21
の片面に、導電ゴムからなる多数の矩形状の駆動側接点
22を行方向(X方向)及び列方向(Y方向)へマトリ
クス状に配置し、行方向(X方向)へ配置された各駆動
側接点22相互を同じ導電ゴムからなるリード部材23
で電気的に接続し、各駆動側接点22及びリード部材2
3を印刷等により貼り付けて構成される。ここで、駆動
側接点22をマトリクス状に配置するとは、この接点2
2を少なくとも行方向に1個、列方向に1個の計2個以
上配置することをいう。なお、各駆動側接点22はリー
ド部材23により駆動側コネクタ24に接続されてい
る。
【0012】固定側接点部30は、図1に示すように、
ガラスエポキシ材等からなる矩形状の基板31の片面
に、印刷回路(銅材料)からなる多数の矩形状の固定側
接点32を行方向(X方向)及び列方向(Y方向)へマ
トリクス状に配置するが、駆動側接点部20の場合と異
なり、列方向(Y方向)へ配置された各固定側接点32
相互を印刷回路(銅材料)からなるリード部材33で電
気的に接続し、各固定側接点32及びリード部材33を
印刷等により貼り付けて構成される。なお、各固定側接
点32はリード部材33により判断部40と電気的に接
続されている。ここで、固定側接点32をマトリクス状
に配置するとは、固定側接点32を少なくとも行方向に
1個、列方向に1個の計2個以上配置することをいう。
なお、基板31には、駆動側接点部20の駆動側コネク
タ24と嵌合して電気的に接続される固定側コネクタ3
4が設けられ、このコネクタ34と判断部40がリード
部材33により電気的に接続され、駆動側接点部20か
らの接点の位置情報が駆動側コネクタ24、固定側コネ
クタ34を通して判断部40に入力されるようになって
いる。
【0013】判断部40は、ICチップ等の記憶、比較
判断回路を有する半導体デバイスで構成されており、固
定側接点部30の基板31に固定されている。この判断
部40は、駆動側接点部20及び固定側接点部30と電
気的に接続され、スイッチ操作部10の操作で前記駆動
側接点22と前記固定側接点32同士が接触して導通す
ることによりその接点22、32の位置を認識し、その
接点の位置情報と、予め記憶されている接点位置及びス
イッチ情報(種類、使用目的、用途等)の対応関係を比
較することにより、スイッチ情報を判別するものであ
る。この接点位置及びスイッチ情報の対応関係は、スイ
ッチ操作部10における意匠部11の種々のパターンに
対応するように、そのパターン数だけ予めパターン化さ
れ記憶されている。図4(イ)に示すものは、図3
(イ)に示すスイッチ操作部10の意匠部11のパター
ンに適合する接点位置及びスイッチ情報の対応関係パタ
ーン例を示し、図4(ロ)に示すものは、図3(ロ)に
示すスイッチ操作部10の意匠部11のパターンに適合
する接点位置及びスイッチ情報の対応関係パターン例を
示すものである。
【0014】50は、図1に示すように、絶縁ゴムフイ
ルム、シート等からなる矩形状の基板51に、駆動側接
点22及び固定側接点32の各位置に対応してマトリク
ス状に矩形状の穴52を設けてなる絶縁スペーサであ
る。そして、駆動側接点部20の基板21と固定側接点
部30の基板31を、絶縁スペーサ50を間に挟んで重
ね合わせることにより、駆動側接点22と固定側接点3
2を対向させ、所定間隔をおいて配置し、駆動側コネク
タ24と固定側コネクタ34を嵌合して接続し、この状
態でケース60内に収納する。
【0015】また、図1に示すように、スイッチ操作部
1のスイッチ操作パネル13、14の裏面には、スイッ
チ操作部10の意匠部のパターン毎に異なる位置に各1
個のスイッチバー70が突設され、スイッチ操作パネル
13、14の一方をケース60のパネル受枠61に装着
したとき、図5に示すように、このスイッチバー70
が、判断部40に形成された複数のスイッチ切替え用穴
41の1つに挿入される。そこで、スイッチが切り替わ
り、判断部40に予め記憶されている複数の接点位置及
びスイッチ情報の対応関係パターンから、スイッチ操作
部10の意匠部のパターンに適合するパターンが選択さ
れるようになっている。
【0016】本発明のスイッチモジュールは上記のよう
な構成になっている。そこで、本発明のスイッチモジュ
ールを例えば自動車のインスツルメントパネルに搭載す
る場合には、スイッチ操作部10として、例えば、図3
(イ)に示す意匠部11のパターンを有するものを使用
する。この場合には、スイッチ切替え操作により、判断
部40はこの意匠部のパターンに適合する図4(イ)に
示す接点位置及びスイッチ情報の対応関係パターンが選
択されている。そこで、このスイッチモジュールにおい
て、例えば、後部座席用三角形パワーウインドウ(左)
を開くときには、このウインドウ(左)の意匠部11A
2を押して、接点駆動部12を作動させる。これによ
り、駆動側接点部20の駆動側接点22A2が図6に示
すように凹んで、駆動側接点22A2と固定側接点部3
0の固定側接点32A2同士が接触して導通する。この
導通により回路に電流が流れて、判断部40に入力し、
その接点の位置が認識される。その接点の位置情報は、
判断部40内に予め記憶されている接点位置及びスイッ
チ情報の対応関係(パターン)と比較されて、その接点
情報が後部座席用三角形パワーウインドウ(左)を開く
スイッチであることが判別され、判断部40の出力側コ
ネクタ42から後部換気装置(左)の駆動モータへ該パ
ワーウインドウ(左)を開く動作指令が出される。
【0017】反対に、後部座席用三角形パワーウインド
ウ(左)を閉じるときには、その意匠部11A1を押
す。この操作で、図6に示すように、駆動側接点部20
の駆動側接点22A1が凹んで、駆動側接点22A1と
固定側接点部30の固定側接点32A1同士が接触して
導通する。この導通により回路に電流が流れて、判断部
40に入力し、その接点の位置が認識される。その接点
の位置情報は、判断部40内に予め記憶されている接点
位置及びスイッチ情報の対応関係(パターン)と比較さ
れて、その接点情報が後部座席用三角形パワーウインド
ウ(左)を閉じるスイッチであることが判別され、判断
部40の出力側コネクタ42から後部座席用三角形パワ
ーウインドウ(左)の駆動モータへ該パワーウインドウ
(左)を閉じる動作指令が出される。なお、前記以外の
意匠部に対する操作方法も実質上同じなので説明を省略
する。
【0018】このような構成により、前記駆動側接点部
20、固定側接点部30、判断部40及び絶縁スペーサ
50は共通仕様で同じ大きさ、形状及び構造を有し、標
準化が可能である。従って、スイッチ操作部10の意匠
部11、接点駆動部12及びスイッチ操作パネル13、
14の大きさ、形状及び数に応じて特別な設計仕様のも
のを個別に製造する必要がなく、スイッチモジュールの
コストダウンを図ることができる。なお、駆動側接点部
20として、フイルム製基板に導電ゴム製駆動側接点を
貼り付けたものを用いると、駆動側接点が柔軟に動作
し、操作性をより向上させることができる。
【0019】図7乃至9に示すスイッチモジュールは、
駆動側接点部及び固定側接点部として他の実施形態のも
のを使用した例である。この実施形態の駆動側接点部8
0は、絶縁ゴムフイルム、シート等からなる矩形状の基
板81の片面に、薄い金属銅板を格子状に打ち抜いて多
数の矩形状の駆動側接点82を行方向(X方向)及び列
方向(Y方向)へマトリクス状に配置し、行方向(X方
向)へ配置された各駆動側接点82相互を同じ銅材料か
らなるリード部材83で電気的に接続し、各駆動側接点
82及びリード部材83を接着剤等で貼り付けて構成さ
れる。なお、各駆動側接点82はリード部材83により
駆動側コネクタ84に接続されている。
【0020】また、固定側接点部90は、図7乃至9に
示すように、ガラスエポキシ材等からなる矩形状の基板
91の片面に、薄い金属銅板を格子状に打ち抜いて多数
の矩形状の固定側接点92を行方向(X方向)及び列方
向(Y方向)へマトリクス状に配置するが、駆動側接点
部80の場合と異なり、列方向(Y方向)へ配置された
各固定側接点92相互を同じ銅材料からなるリード部材
93で電気的に接続し、各固定側接点92及びリード部
材93を接着剤等により貼り付けて構成される。なお、
各固定側接点92はリード部材93により判断部40と
電気的に接続されている。なお、基板91には、駆動側
接点部80の駆動側コネクタ84と嵌合して電気的に接
続される固定側コネクタ94が設けられ、このコネクタ
94と判断部40がリード部材93により電気的に接続
され、駆動側接点部80からの接点の位置情報が駆動側
コネクタ84、固定側コネクタ94を通して判断部40
に入力されるようになっている。図9には駆動側接点部
80と固定側接点部90の各接点82、92が接触する
状態が示されている。
【0021】図10乃至13に示すスイッチモジュール
は、前記駆動側接点部及び固定側接点部として更に他の
実施形態のものを使用した例である。この実施形態の駆
動側接点部100は、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)フイルム、シート等からなる矩形状の基板101
の片面に、予め多数の円形穴102を行方向(X方向)
及び列方向(Y方向)へマトリクス状に形成し配置する
と共に、各円形穴102を行方向へスリット溝103で
連結させたポリエチレンフイルム等をラミネートさせる
ことにより絶縁層104を形成する。そして、この各円
形穴102内に銀インク材106及び感圧インク材10
7を詰めて駆動側接点105を形成すると共に、前記ス
リット溝103に銀インク材106を詰めて、行方向
(X方向)へ配置された各駆動側接点105相互を電気
的に接続することにより構成される。なお、行方向へ相
互に電気接続された各駆動側接点105は更にスリット
溝103に詰められた銀インク材106により判断部4
0と電気的に接続されている。感圧インク材107は加
圧することにより電気抵抗が減少して導電性が増加する
材料が用いられる。
【0022】また、固定側接点部110は、図10、1
1、13に示すように、ポリエチレンテレフタレート
(PET)フイルム、シート等からなる矩形状の基板1
11の片面に、予め多数の円形穴112を行方向(X方
向)及び列方向(Y方向)へマトリクス状に形成し配置
すると共に、各円形穴112を列方向へスリット溝11
3で連結させたポリエチレンフイルム等をラミネートさ
せることにより絶縁層114を形成する。そして、この
各円形穴112内に銀インク材116及び感圧インク材
117を詰めて固定側接点115を形成すると共に、前
記スリット溝113に銀インク材116を詰めて、列方
向(Y方向)へ配置された各固定側接点115相互を電
気的に接続することにより構成される。なお、列方向へ
相互に電気接続された各固定側接点115は更にスリッ
ト溝113に詰められた銀インク材116により判断部
40と電気的に接続されている。感圧インク材117は
加圧することにより電気抵抗が減少して導電性が増加す
る材料が用いられる。
【0023】次に駆動側接点部100と固定側接点部1
10は、図11に示すように、絶縁スペーサ50の代わ
りに粘着層120により一体に重ね合わせて固着され
る。そして、駆動側接点105と固定側接点115が対
向するように配置されている。図示のものは、駆動側接
点105と固定側接点115が所定間隔をおいて配置さ
れているが、その間隔(隙間)は前記実施形態のものよ
り小さくすることができる。図示しないが、駆動側接点
105と固定側接点115は加圧されない限り導通しな
いので、両接点を接触させて配置しても差し支えない。
このスイッチモジュールでは、絶縁スペーサ50が不要
になること、感圧インク材107、117を用いること
により両接点105、115の所定間隔(隙間)を可及
的に小さくできることから、軽量且つ薄肉になり、更に
部品点数を削減することが可能になり、コストダウンを
図ることができる。
【0024】なお、図12、13に示すように、片側に
小ピン132を突設した角状小片131を、駆動側接点
105の数だけマトリクス状に組み合わせることにより
形成された矩形状の接点駆動補助部材130を、駆動側
接点部100の手前側に取り付けるようにしてもよい。
この補助部材130を用いると、スイッチ操作部10の
接点駆動部12が駆動側接点105を押す動作の確実性
が増して操作ミス、遅延等が無くなり、スイッチ操作部
10の信頼性をより向上させることができる。
【0025】前記各実施形態では、駆動側接点部20、
80、100の各接点22、82、105同士を、行方
向(X方向)へ直列に電気的に接続し、固定側接点部3
0、90、110の各接点32、92、115を列方向
(Y方向)へ直列に電気的に接続する構成にしたが、こ
れとは逆に、駆動側接点部20,80,100の各接点
22,82,105同士を、列方向(Y方向)へ直列に
電気的に接続し、固定側接点部30、90、110の各
接点32、92、115を行方向(X方向)へ直列に電
気的に接続する構成にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るスイッチモジュールは、上
記のように、意匠部及び接点駆動部を有するスイッチ操
作部と、マトリクス状に配置されて行又は列方向へ直列
に電気的に接続される複数の駆動側接点を有し、スイッ
チ操作部の操作で駆動される駆動側接点部と、前記駆動
側接点に対向してマトリクス状に配置されて、駆動側接
点とは逆に列又は行方向へ直列に電気的に接続される複
数の固定側接点を有する固定側接点部と、駆動側接点部
及び固定側接点部と電気的に接続され、スイッチ操作部
の操作で前記駆動側接点と前記固定側接点同士が接触し
て導通することによりその接点の位置を認識し、その接
点の位置情報と、予め記憶されている接点位置及びスイ
ッチ情報の対応関係とを比較することにより、スイッチ
情報を判別する判断部とを備えているので、スイッチ操
作部の大きさ、形状又は数が種々変更されても、接点部
及び判断部は共通仕様化して同じ構成の物で対応させる
ことが可能となり、スイッチの低コスト化を図ることが
できる。また、スイッチ操作部の大きさ、形状及び数を
ユーザの要求に応じて自由に設定することができるの
で、設計の自由度が増大し、汎用性を高めることもでき
る。さらに、スイッチが故障した場合でも、部品交換が
容易で、メンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係るスイッチモジュールにおいて、ス
イッチ操作部の主要部を示す図で、(イ)(ロ)は異な
る2例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係るスイッチモジュールにおいて、ス
イッチ操作部のスイッチ操作パネルに配置される意匠部
のパターンを示すもので、(イ)(ロ)は異なる2例の
パターンを示す概要図である。
【図4】スイッチ操作部における意匠部のパターンに適
合する判断部に記憶された接点位置及びスイッチ情報の
対応関係パターンを示すもので、(イ)は図3(イ)の
意匠部のパターンに適合するパターンを、(ロ)は図3
(ロ)の意匠部のパターンに適合するパターンを示す概
要図である。
【図5】判断部に記憶された接点位置及びスイッチ情報
の対応関係パターンをスイッチ操作部の意匠部のパター
ンに適合するよう切り替えるスイッチ部分を拡大して示
す概要図である。
【図6】駆動側接点部の駆動側接点と固定側接点部の固
定側接点同士が接触する状態を示す図である。
【図7】本発明に係るスイッチモジュールの他の実施形
態を示すもので、その駆動側接点部、絶縁スペーサ及び
固定側接点部を分解して示す平面図である。
【図8】図7に示す3構成部品の分解斜視図である。
【図9】図7に示すスイッチモジュールにおいて、駆動
側接点部と固定側接点部の各接点が接触する状態を示す
図である。
【図10】本発明に係るスイッチモジュールの更に他の
実施形態を示すもので、駆動側接点部の斜視図である。
【図11】図10に示すスイッチモジュールにおいて、
駆動側接点部と固定側接点部の接点近傍における重ね合
わせ状態を示す断面図である。
【図12】図10に示すスイッチモジュールにおいて、
接点駆動補助部材の斜視図である。
【図13】図10に示すスイッチモジュールの分解斜視
図である。
【図14】従来のスイッチの一例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 スイッチ操作部 11 意匠部 11A 後部座席用三角形パワーウインドウ(左)
の意匠部 11A1 後部座席用三角形パワーウインドウ(左)
の意匠部 11A2 後部座席用三角形パワーウインドウ(左)
の意匠部 11B 後部座席用三角形パワーウインドウ(右)
の意匠部 11C ミラー制御の意匠部 11D ミラー閉止の意匠部 11E ヘッドランプクリーナの意匠部 11F 動力の意匠部 11G 座席シート加熱(左)の意匠部 11H 座席シート加熱(右)の意匠部 11J 車体懸架制御の意匠部 12 接点駆動部 13、14 スイッチ操作パネル 15 支持台 16 ピン 17A 係止部材(先端球状) 17B 係止部材(先端矢じり状) 18A V型溝 18B 鋸刃状溝 20 駆動側接点部 21 基板 22 駆動側接点 22A1 駆動側接点 22A2 駆動側接点 23 リード部材 24 駆動側コネクタ 30 固定側接点部 31 基板 32 固定側接点 32A1 固定側接点 32A2 固定側接点 33 リード部材 34 駆動側コネクタ 40 判断部 41 スイッチ切替え用穴 42 出力側スイッチ 50 絶縁スペーサ 51 基板 52 穴 60 ケース 61 パネル受枠 70 スイッチバー 80 駆動側接点部 81 基板 82 駆動側接点 83 リード部材 84 駆動側コネクタ 90 固定側接点部 91 基板 92 固定側接点 93 リード部材 94 固定側コネクタ 100 駆動側接点部 101 基板 102 円形穴 103 スリット溝 104 絶縁層 105 駆動側接点 106 銀インク材 107 感圧インク材 110 固定側接点部 111 基板 112 円形穴 113 スリット溝 114 絶縁層 115 固定側接点 116 銀インク材 117 感圧インク材 120 粘着層 130 接点駆動補助部材 131 角状小片 132 小ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G006 AA01 AZ02 AZ08 BB07 FB14 FB22 FD02 5G034 AA12 AB12 AE03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 意匠部及び接点駆動部を有するスイッチ
    操作部と、マトリクス状に配置されて行又は列方向へ直
    列に電気的に接続される複数の駆動側接点を有し、スイ
    ッチ操作部の操作で駆動される駆動側接点部と、前記駆
    動側接点に対向してマトリクス状に配置されて、駆動側
    接点とは逆に列又は行方向へ直列に電気的に接続される
    複数の固定側接点を有する固定側接点部と、駆動側接点
    部及び固定側接点部と電気的に接続され、スイッチ操作
    部の操作で前記駆動側接点と前記固定側接点同士が接触
    して導通することによりその接点の位置を認識し、その
    接点の位置情報と、予め記憶されている接点位置及びス
    イッチ情報の対応関係とを比較することにより、スイッ
    チ情報を判別する判断部とを備えていることを特徴とす
    るスイッチモジュール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9966212B2 (en) 2012-12-21 2018-05-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Blinking device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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