JP2001228813A - 選挙掲示板 - Google Patents
選挙掲示板Info
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- JP2001228813A JP2001228813A JP2000042215A JP2000042215A JP2001228813A JP 2001228813 A JP2001228813 A JP 2001228813A JP 2000042215 A JP2000042215 A JP 2000042215A JP 2000042215 A JP2000042215 A JP 2000042215A JP 2001228813 A JP2001228813 A JP 2001228813A
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- Japan
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- election
- bulletin board
- main body
- area
- poster
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Abstract
(57)【要約】
【課題】極力無駄を減らして再利用可能で、掲示及び解
体に手間のかからない選挙掲示板を提供することにあ
る。第二の課題は、選挙に対する啓蒙機能を付与した選
挙掲示板を提供することにある。 【解決手段】反復使用可能な耐久性を有する長方形の板
材からなり、選挙ポスターの掲示箇所を指定する複数の
方形領域が正面に並べて表示され、各領域内のほぼ中心
に並び順番号を表示する表示孔が開けられた本体2と、
本体正面の前記各領域の上辺及び下辺に沿って互いに対
向するように敷かれた各一対のレール5と、領域の大き
さに相当する面積を有し、レールに通されることにより
本体正面に領域毎に配置され、領域とほぼ同面積の樹脂
製の透明板11と、本体の背面に離着自在に配置され、
前記表示孔と同じピッチで並び順番号が表示された番号
表示板8とを備えることを特徴とする。
体に手間のかからない選挙掲示板を提供することにあ
る。第二の課題は、選挙に対する啓蒙機能を付与した選
挙掲示板を提供することにある。 【解決手段】反復使用可能な耐久性を有する長方形の板
材からなり、選挙ポスターの掲示箇所を指定する複数の
方形領域が正面に並べて表示され、各領域内のほぼ中心
に並び順番号を表示する表示孔が開けられた本体2と、
本体正面の前記各領域の上辺及び下辺に沿って互いに対
向するように敷かれた各一対のレール5と、領域の大き
さに相当する面積を有し、レールに通されることにより
本体正面に領域毎に配置され、領域とほぼ同面積の樹脂
製の透明板11と、本体の背面に離着自在に配置され、
前記表示孔と同じピッチで並び順番号が表示された番号
表示板8とを備えることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、選挙ポスターを
掲示する選挙掲示板に属し、特に複数回の選挙のために
反復使用可能な選挙掲示板に属する。
掲示する選挙掲示板に属し、特に複数回の選挙のために
反復使用可能な選挙掲示板に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の選挙掲示板は、ポスターを貼り付
けるために区画された各領域内にポスターの貼り付け順
序を指定する番号が付された合板からなり、これに角材
からなる支柱を取り付けて地上に立てるか、又は針金な
どでフェンスやブロック壁に固定されるかして使用され
ていた。
けるために区画された各領域内にポスターの貼り付け順
序を指定する番号が付された合板からなり、これに角材
からなる支柱を取り付けて地上に立てるか、又は針金な
どでフェンスやブロック壁に固定されるかして使用され
ていた。
【0003】しかし、このように合板からなるものは、
合板を構成する薄板が使用中に剥がれたり、風雨に晒さ
れて傷むことがある。しかも選挙後に回収しても、枠材
が釘打ちされていたりして、多大の解体費用を要するこ
とから、他の用途や次回の選挙に再利用することはでき
ず、廃棄せざるを得なかった。
合板を構成する薄板が使用中に剥がれたり、風雨に晒さ
れて傷むことがある。しかも選挙後に回収しても、枠材
が釘打ちされていたりして、多大の解体費用を要するこ
とから、他の用途や次回の選挙に再利用することはでき
ず、廃棄せざるを得なかった。
【0004】そこで、この問題を解決するために、実開
平6−23072号公報において、アルミニウムハニカ
ム材の両面に鋼板を固着してなるパネルと、裏面に粘着
剤が塗布され表面に選挙ポスターの貼り付け箇所を示し
たフィルムとからなり、前記パネルに前記フィルムを剥
離可能に固着したことを特徴とする選挙掲示板が開示さ
れている。パネルが耐久性を有するとともに、剥離可能
なフィルムの表面に選挙ポスターを貼り付けたことか
ら、使用後のフィルムを剥離して新規なフィルムを貼り
付けることにより、反復使用可能としたものである。
平6−23072号公報において、アルミニウムハニカ
ム材の両面に鋼板を固着してなるパネルと、裏面に粘着
剤が塗布され表面に選挙ポスターの貼り付け箇所を示し
たフィルムとからなり、前記パネルに前記フィルムを剥
離可能に固着したことを特徴とする選挙掲示板が開示さ
れている。パネルが耐久性を有するとともに、剥離可能
なフィルムの表面に選挙ポスターを貼り付けたことか
ら、使用後のフィルムを剥離して新規なフィルムを貼り
付けることにより、反復使用可能としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】選挙掲示板にはポスタ
ーの貼り付け順序を特定した番号をポスターを貼り付け
る領域内に予め表示しておく必要がある。例えば選挙掲
示板に立候補者6人分の領域が設けられている場合、1
番から6番までの数字を領域内に予め表示しておく。そ
して、立候補者が4人しかいない選挙区では、5番と6
番の領域が空くことになる。
ーの貼り付け順序を特定した番号をポスターを貼り付け
る領域内に予め表示しておく必要がある。例えば選挙掲
示板に立候補者6人分の領域が設けられている場合、1
番から6番までの数字を領域内に予め表示しておく。そ
して、立候補者が4人しかいない選挙区では、5番と6
番の領域が空くことになる。
【0006】しかし、上記公報には、数字の表示手段に
ついて何ら提案されていない。従って、従来通り掲示板
に予め印刷すべきものと推察されるが、それでは7番以
降の掲示板の個数が選挙毎に左右されるので、7番以降
の掲示板の個数を相当余分に準備しておかなければなら
ない。また、選挙掲示板自体の耐久性は向上している
が、ポスターは風雨に晒された状態で掲示されているの
で、強い風雨の場合は破れるし、かといってビニールシ
ートで覆うのは多大の手間を要する。更に、原稿の選挙
掲示板にしろ、上記公報に記載の選挙掲示板にしろ、単
に立候補者のポスターが貼られているだけであるから、
せっかく費用を掛けて掲示板を作成しても興味のない人
は全く見ようとしないという問題がある。それ故、この
発明の第一の課題は、極力無駄を減らして再利用可能
で、資源保護の傾向に合致し、掲示及び解体に手間のか
からない選挙掲示板を提供することにある。第二の課題
は、選挙に対する啓蒙機能を付与した選挙掲示板を提供
することにある。
ついて何ら提案されていない。従って、従来通り掲示板
に予め印刷すべきものと推察されるが、それでは7番以
降の掲示板の個数が選挙毎に左右されるので、7番以降
の掲示板の個数を相当余分に準備しておかなければなら
ない。また、選挙掲示板自体の耐久性は向上している
が、ポスターは風雨に晒された状態で掲示されているの
で、強い風雨の場合は破れるし、かといってビニールシ
ートで覆うのは多大の手間を要する。更に、原稿の選挙
掲示板にしろ、上記公報に記載の選挙掲示板にしろ、単
に立候補者のポスターが貼られているだけであるから、
せっかく費用を掛けて掲示板を作成しても興味のない人
は全く見ようとしないという問題がある。それ故、この
発明の第一の課題は、極力無駄を減らして再利用可能
で、資源保護の傾向に合致し、掲示及び解体に手間のか
からない選挙掲示板を提供することにある。第二の課題
は、選挙に対する啓蒙機能を付与した選挙掲示板を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るために、この発明は、選挙の際に立候補者のポスター
を掲示するための選挙掲示板(以下、単に掲示板ともい
う。)において、反復使用可能な耐久性を有する長方形
の板材からなり、選挙ポスターの掲示箇所を指定する複
数の方形領域が正面に並べて表示され、各領域内のほぼ
中心に並び順番号を表示する表示孔が開けられた本体
と、本体正面の前記各領域の上辺及び下辺に沿って互い
に対向するように敷かれた各一対のレールと、領域の大
きさに相当する面積を有し、レールに通されることによ
り本体正面に領域毎に配置され、領域とほぼ同面積の樹
脂製の透明板と、本体の背面に離着自在に配置され、前
記表示孔と同じピッチで並び順番号が表示された番号表
示板とを備えることを特徴とする。
るために、この発明は、選挙の際に立候補者のポスター
を掲示するための選挙掲示板(以下、単に掲示板ともい
う。)において、反復使用可能な耐久性を有する長方形
の板材からなり、選挙ポスターの掲示箇所を指定する複
数の方形領域が正面に並べて表示され、各領域内のほぼ
中心に並び順番号を表示する表示孔が開けられた本体
と、本体正面の前記各領域の上辺及び下辺に沿って互い
に対向するように敷かれた各一対のレールと、領域の大
きさに相当する面積を有し、レールに通されることによ
り本体正面に領域毎に配置され、領域とほぼ同面積の樹
脂製の透明板と、本体の背面に離着自在に配置され、前
記表示孔と同じピッチで並び順番号が表示された番号表
示板とを備えることを特徴とする。
【0008】この発明の掲示板を使用するときは、本体
と透明板とでポスターを挟むことにより所定の領域内に
ポスターを固定する。使用後は透明板をレールに沿って
ずらしてポスターを取り除き、ポスターだけを廃棄す
る。本体は樹脂などの耐久性のよい材料で作製されてい
るし、透明板も樹脂製であって、ポスターの掲示及び取
り外しのいずれの際にも傷つかないから、再利用可能で
ある。
と透明板とでポスターを挟むことにより所定の領域内に
ポスターを固定する。使用後は透明板をレールに沿って
ずらしてポスターを取り除き、ポスターだけを廃棄す
る。本体は樹脂などの耐久性のよい材料で作製されてい
るし、透明板も樹脂製であって、ポスターの掲示及び取
り外しのいずれの際にも傷つかないから、再利用可能で
ある。
【0009】また、本体の領域数がn個とすると、番号
表示板にはkn+1から(k+1)nまでの数字が表示
孔に対応して表示されている。従って、例えば本体の領
域数を6個とすると、選挙区内での立候補者が6人以内
なら1枚の掲示板で足りる。6人を超えて12人以内な
ら、1から6までの並び順番号が表示された番号表示板
を備える掲示板1枚と、7から12までの並び順番号が
表示された掲示板1枚との合計2枚の掲示板を使用す
る。このように同じ選挙区内で複数の掲示板が必要な場
合でも、掲示板同士で異なるのは番号表示板のみであ
る。従って、レールが通常本体と一体であるとすれば、
レール付きの本体と透明板については、全選挙及び全選
挙区に共通使用できる。
表示板にはkn+1から(k+1)nまでの数字が表示
孔に対応して表示されている。従って、例えば本体の領
域数を6個とすると、選挙区内での立候補者が6人以内
なら1枚の掲示板で足りる。6人を超えて12人以内な
ら、1から6までの並び順番号が表示された番号表示板
を備える掲示板1枚と、7から12までの並び順番号が
表示された掲示板1枚との合計2枚の掲示板を使用す
る。このように同じ選挙区内で複数の掲示板が必要な場
合でも、掲示板同士で異なるのは番号表示板のみであ
る。従って、レールが通常本体と一体であるとすれば、
レール付きの本体と透明板については、全選挙及び全選
挙区に共通使用できる。
【0010】前記番号表示板は、本体背面に面方向に可
動的に配置され、前記並び順番号が各領域毎に複数個表
示されていると好ましい。即ち、前記領域数が6個であ
る例で示すと、1枚の番号表示板に1から6までの並び
順番号と、1の隣に7、2の隣に8、3の隣に9と言う
具合に、7から12までの並び順番号とを表示してお
く。そうすると、同じ番号表示板を1枚目の掲示板にも
2枚目の掲示板にも使用することができる。従って、同
一選挙区で12人を超えて立候補することが滅多にない
とするなら、上記レール付き本体及び透明板だけでな
く、番号表示板も共通化することができ、生産コストを
低減できる。前記本体は、各領域の幅中心が窪むように
湾曲していると好ましい。湾曲面により透明板の動きが
拘束されるので、透明板がしっかり固定されるからであ
る。
動的に配置され、前記並び順番号が各領域毎に複数個表
示されていると好ましい。即ち、前記領域数が6個であ
る例で示すと、1枚の番号表示板に1から6までの並び
順番号と、1の隣に7、2の隣に8、3の隣に9と言う
具合に、7から12までの並び順番号とを表示してお
く。そうすると、同じ番号表示板を1枚目の掲示板にも
2枚目の掲示板にも使用することができる。従って、同
一選挙区で12人を超えて立候補することが滅多にない
とするなら、上記レール付き本体及び透明板だけでな
く、番号表示板も共通化することができ、生産コストを
低減できる。前記本体は、各領域の幅中心が窪むように
湾曲していると好ましい。湾曲面により透明板の動きが
拘束されるので、透明板がしっかり固定されるからであ
る。
【0011】次に上記第二の課題を解決するために、こ
の発明は、選挙の際に立候補者のポスターを掲示するた
めの選挙掲示板において、長方形板状をなし、選挙ポス
ターの掲示箇所を指定する複数の方形領域が正面に並べ
て表示された本体と、本体前方を通行する人を感知する
センサーと、このセンサーの信号に基づいて音声を出す
音声発信器と、これらセンサー及び音声発信器の駆動源
となる太陽電池とを備えることを特徴とする。この選挙
掲示板によれば、前方を人が通行する毎に音声発信器か
ら例えば「選挙日は○月○日です。みんな投票しましょ
う。」などのように、公衆に投票を促す音声を発振する
ことができる。駆動源は太陽電池であるから、選挙期間
中は十分に作動し続けるし、電化が進んでいない地域で
も使用できる。
の発明は、選挙の際に立候補者のポスターを掲示するた
めの選挙掲示板において、長方形板状をなし、選挙ポス
ターの掲示箇所を指定する複数の方形領域が正面に並べ
て表示された本体と、本体前方を通行する人を感知する
センサーと、このセンサーの信号に基づいて音声を出す
音声発信器と、これらセンサー及び音声発信器の駆動源
となる太陽電池とを備えることを特徴とする。この選挙
掲示板によれば、前方を人が通行する毎に音声発信器か
ら例えば「選挙日は○月○日です。みんな投票しましょ
う。」などのように、公衆に投票を促す音声を発振する
ことができる。駆動源は太陽電池であるから、選挙期間
中は十分に作動し続けるし、電化が進んでいない地域で
も使用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態に係る
掲示板を示す斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面
図、図3はこの掲示板に用いられる番号表示板を示す正
面図である。選挙掲示板1は、硬質プラスチックからな
り長方形板状をなす本体2と、本体2に付設される表題
板3とを備える。本体2の主面には各領域の中心に表示
孔6が開けられ、金属からなる孔あきパネル7がボル
ト、接着剤などにて周辺部で固定されている。孔あきパ
ネル7と本体2との隙間には図3に示す番号表示板8が
可動的に差し込まれている。孔あきパネル7の主面には
選挙ポスターの掲示箇所を指定するように枠材4にて区
画された6つの方形領域が並べて表示されている。この
枠材4は、金属をプレス加工することにより孔あきパネ
ル7と一体成形されていてもよいし、プラスチックで別
体成形したものを孔あきパネル7及び本体7に接合して
も良い。
掲示板を示す斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面
図、図3はこの掲示板に用いられる番号表示板を示す正
面図である。選挙掲示板1は、硬質プラスチックからな
り長方形板状をなす本体2と、本体2に付設される表題
板3とを備える。本体2の主面には各領域の中心に表示
孔6が開けられ、金属からなる孔あきパネル7がボル
ト、接着剤などにて周辺部で固定されている。孔あきパ
ネル7と本体2との隙間には図3に示す番号表示板8が
可動的に差し込まれている。孔あきパネル7の主面には
選挙ポスターの掲示箇所を指定するように枠材4にて区
画された6つの方形領域が並べて表示されている。この
枠材4は、金属をプレス加工することにより孔あきパネ
ル7と一体成形されていてもよいし、プラスチックで別
体成形したものを孔あきパネル7及び本体7に接合して
も良い。
【0013】枠材4の上辺及び下辺の中央には、堤状に
高いレール5が形成されている。レール5は、孔あきパ
ネル7の各領域の表示面と数cm程度の間隔を開けて形
成されており、その間隔に孔あきパネル7側より図2に
示すように、色紙9、ポスター10及び透明板11が挿
入される仕組みになっている。透明板11はアクリル樹
脂からなり、1領域の面積にほぼ等しい面積を有する。
但し、透明板11は、1領域の2倍面積のものを鉛直方
向の折り線に沿って2つ折りにして使用しても良い。そ
の間にポスターを挟んでレール5に差し込むことができ
るからである。
高いレール5が形成されている。レール5は、孔あきパ
ネル7の各領域の表示面と数cm程度の間隔を開けて形
成されており、その間隔に孔あきパネル7側より図2に
示すように、色紙9、ポスター10及び透明板11が挿
入される仕組みになっている。透明板11はアクリル樹
脂からなり、1領域の面積にほぼ等しい面積を有する。
但し、透明板11は、1領域の2倍面積のものを鉛直方
向の折り線に沿って2つ折りにして使用しても良い。そ
の間にポスターを挟んでレール5に差し込むことができ
るからである。
【0014】本体2と表題板3とは、互いに連接して使
用される。本体2及び表題板3の上面及び右側面には複
数の方形の凹部12が設けられ、一方それらの面と対向
する下面及び左側面には凹部12と相補する凸部(図示
省略)が設けられている。従って、本体2の凹部12
(又は凸部)と表題板3の凸部(又は凹部)とを嵌合さ
せることにより、本体2と表題板3とを連接したとき、
容易に互いの位置を揃えることができる。また、本体2
及び表題板3の上下面及び左右側面には針金や紐などを
通すことのできる程度の多数の丸い孔13が開けられて
いる。従って、これらの孔13を利用して本体2及び表
題板3をフェンスやブロック塀に容易に固定することが
できる。
用される。本体2及び表題板3の上面及び右側面には複
数の方形の凹部12が設けられ、一方それらの面と対向
する下面及び左側面には凹部12と相補する凸部(図示
省略)が設けられている。従って、本体2の凹部12
(又は凸部)と表題板3の凸部(又は凹部)とを嵌合さ
せることにより、本体2と表題板3とを連接したとき、
容易に互いの位置を揃えることができる。また、本体2
及び表題板3の上下面及び左右側面には針金や紐などを
通すことのできる程度の多数の丸い孔13が開けられて
いる。従って、これらの孔13を利用して本体2及び表
題板3をフェンスやブロック塀に容易に固定することが
できる。
【0015】番号表示板8には各領域の所定位置にそれ
ぞれ1、2・・又は6の数字が印刷され、それらの隣に
7、8・・12の数字、更に隣に13、14・・18と
6ずつ飛んだ数字が十字形に印刷配置されている。市会
議員や町会議員のように立候補者が多数の選挙の場合、
図示の如く42までの数字を縦横両向きに印刷配置して
おくとよい。これにより、立候補者が少ない場合は1つ
の掲示板を上下2段左右3列となるように用いることが
でき、他方、多い場合は複数の掲示板の各々を上下3段
左右2列として横に連ねて用いればよい。表題板3の主
面には、選挙の種類や投票日などが印刷されているとと
もに、人の通行を感知するセンサー14と、センサー1
4の検知信号に基づいて「投票日は○月○日です。」な
どと通行人に対して投票意識を高める音声を発する拡声
器15と、それらセンサー14、拡声器15及び図略の
音声発振回路の駆動源となる太陽電池16が取り付けら
れている。
ぞれ1、2・・又は6の数字が印刷され、それらの隣に
7、8・・12の数字、更に隣に13、14・・18と
6ずつ飛んだ数字が十字形に印刷配置されている。市会
議員や町会議員のように立候補者が多数の選挙の場合、
図示の如く42までの数字を縦横両向きに印刷配置して
おくとよい。これにより、立候補者が少ない場合は1つ
の掲示板を上下2段左右3列となるように用いることが
でき、他方、多い場合は複数の掲示板の各々を上下3段
左右2列として横に連ねて用いればよい。表題板3の主
面には、選挙の種類や投票日などが印刷されているとと
もに、人の通行を感知するセンサー14と、センサー1
4の検知信号に基づいて「投票日は○月○日です。」な
どと通行人に対して投票意識を高める音声を発する拡声
器15と、それらセンサー14、拡声器15及び図略の
音声発振回路の駆動源となる太陽電池16が取り付けら
れている。
【0016】この掲示板は次のようにして用いられる。
選挙区内の立候補者が6人以内のときは、本体2は1つ
で足り、これに表題板3を凹部12とそれに対応する凸
部とで連結し、必要に応じて双方の孔13にボルトを通
してナットで互いに固定する。番号表示板8の番号1〜
6それぞれが孔あきパネル7の各表示孔6から露出する
ように番号表示板8を配置する。番号表示板8は孔あき
パネル7と本体2に挟まれて摩擦力により所定位置に止
まるが、孔あきパネル7か本体2にボルトなどで止める
とよい。孔あきパネル7表面の各領域に色紙9及びポス
ター10を順に重ね合わせ、透明板11をレール5とポ
スター10との間に通すことにより、色紙9及びポスタ
ー10を固定する。色紙9は、ポスター10を引き立た
せるためのもので、ポスター10の色によってその色模
様が適宜選択される。
選挙区内の立候補者が6人以内のときは、本体2は1つ
で足り、これに表題板3を凹部12とそれに対応する凸
部とで連結し、必要に応じて双方の孔13にボルトを通
してナットで互いに固定する。番号表示板8の番号1〜
6それぞれが孔あきパネル7の各表示孔6から露出する
ように番号表示板8を配置する。番号表示板8は孔あき
パネル7と本体2に挟まれて摩擦力により所定位置に止
まるが、孔あきパネル7か本体2にボルトなどで止める
とよい。孔あきパネル7表面の各領域に色紙9及びポス
ター10を順に重ね合わせ、透明板11をレール5とポ
スター10との間に通すことにより、色紙9及びポスタ
ー10を固定する。色紙9は、ポスター10を引き立た
せるためのもので、ポスター10の色によってその色模
様が適宜選択される。
【0017】こうして組み立てられた掲示板を所定の位
置に立てかける。掲示板の前を人が通るとセンサー14
が感知して拡声器15より上記の音声が発せられ、通行
人に投票を促すことができる。選挙終了後は、色紙9及
びポスター10を取り除くだけで次回の選挙に備えるこ
とができる。選挙区内の立候補者が6人を超えるとき
は、上記本体2にもう一つの本体2を追加を連結し、こ
の第二の本体2には、番号表示板8の番号7〜12それ
ぞれが孔あきパネル7の各表示孔6から露出するように
番号表示板8を配置する。2つの本体2と表題板3との
連結形態を図4及び図5に示す。
置に立てかける。掲示板の前を人が通るとセンサー14
が感知して拡声器15より上記の音声が発せられ、通行
人に投票を促すことができる。選挙終了後は、色紙9及
びポスター10を取り除くだけで次回の選挙に備えるこ
とができる。選挙区内の立候補者が6人を超えるとき
は、上記本体2にもう一つの本体2を追加を連結し、こ
の第二の本体2には、番号表示板8の番号7〜12それ
ぞれが孔あきパネル7の各表示孔6から露出するように
番号表示板8を配置する。2つの本体2と表題板3との
連結形態を図4及び図5に示す。
【0018】この実施形態では、孔あきパネル7の各領
域を平面に形成したが、各領域の幅中心が窪むような湾
曲面にしてもよい。そのような湾曲面にすると視野角が
広がるので通行人がポスターを見やすくなる上に、透明
板が湾曲面に拘束されて風などが吹いても飛ばされにく
くなるからである。
域を平面に形成したが、各領域の幅中心が窪むような湾
曲面にしてもよい。そのような湾曲面にすると視野角が
広がるので通行人がポスターを見やすくなる上に、透明
板が湾曲面に拘束されて風などが吹いても飛ばされにく
くなるからである。
【0019】
【発明の効果】この発明の選挙掲示板は再利用すること
ができ、量産性にも優れるので経済的且つ省資源的であ
る。解体も容易であるので、人件費を節約することもで
きる。また、選挙の啓蒙をすることができる。
ができ、量産性にも優れるので経済的且つ省資源的であ
る。解体も容易であるので、人件費を節約することもで
きる。また、選挙の啓蒙をすることができる。
【図1】実施形態の選挙掲示板を示す斜視図である。
【図2】図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】実施形態の選挙掲示板に用いられる番号表示板
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図4】実施形態の選挙掲示板の他の連結形態を示す正
面図である。
面図である。
【図5】実施形態の選挙掲示板の更に他の連結形態を示
す正面図である。
す正面図である。
1 選挙掲示板 2 本体 3 表題板 4 枠材 5 レール 7 孔あきパネル 8 番号表示板 9 色紙 10 ポスター 11 透明板 12 凹部 13 孔 14 センサー 15 拡声器 16 太陽電池
Claims (4)
- 【請求項1】選挙の際に立候補者のポスターを掲示する
ための選挙掲示板において、 反復使用可能な耐久性を有する長方形の板材からなり、
選挙ポスターの掲示箇所を指定する複数の方形領域が正
面に並べて表示され、各領域内のほぼ中心に並び順番号
を表示する表示孔が開けられた本体と、 本体正面の前記各領域の上辺及び下辺に沿って互いに対
向するように敷かれた各一対のレールと、 領域の大きさに相当する面積を有し、レールに通される
ことにより本体正面に領域毎に配置され、領域とほぼ同
面積の樹脂製の透明板と、 本体の背面に離着自在に配置され、前記表示孔と同じピ
ッチで並び順番号が表示された番号表示板とを備えるこ
とを特徴とする選挙掲示板。 - 【請求項2】前記番号表示板は、本体背面に面方向に可
動的に配置され、前記並び順番号が各領域毎に複数個表
示されている請求項1に記載の選挙掲示板。 - 【請求項3】前記本体は、各領域の幅中心が窪むように
湾曲している請求項1に記載の選挙掲示板。 - 【請求項4】選挙の際に立候補者のポスターを掲示する
ための選挙掲示板において、 長方形板状をなし、選挙ポスターの掲示箇所を指定する
複数の方形領域が正面に並べて表示された本体と、 本体前方を通行する人を感知するセンサーと、 このセンサーの信号に基づいて音声を出す音声発信器
と、 これらセンサー及び音声発信器の駆動源となる太陽電池
とを備えることを特徴とする選挙掲示板。
Priority Applications (1)
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JP2000042215A JP2001228813A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 選挙掲示板 |
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ID=18565315
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100898947B1 (ko) * | 2006-08-10 | 2009-05-25 | (주)엘리애드 | 엘리베이터용 전단지 배포대 |
KR101845819B1 (ko) * | 2016-09-22 | 2018-05-18 | 전은한 | 접철식 포스터 스탠드 장치 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-02-21 JP JP2000042215A patent/JP2001228813A/ja active Pending
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