JP2021060513A - 印刷物掲示補助板およびそれを用いた印刷物掲示構造体 - Google Patents

印刷物掲示補助板およびそれを用いた印刷物掲示構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】 土地定着物や車両の一部を構成する透明基材を利用して印刷物を簡便に掲示することができる、印刷物掲示補助板およびそれを用いた印刷物掲示構造体を提供すること。【解決手段】 本発明の印刷物掲示補助板は、透明基材を介して印刷物を掲示するために使用され、略平坦な本体部材と該本体部材の一方の面に配置された第1の粘着部材とを備え、該第1の粘着部材が、該印刷物と着脱可能に貼着する印刷物貼着部分と、該透明基材と着脱可能に貼着する透明基材貼着部分とを備える。透明基材は、好ましくはコンビニエンスストア、ドラッグストア、図書館、学校などの店舗または公共施設のガラス板である。【選択図】 図4

Description

本発明は、印刷物掲示補助板およびそれを用いた印刷物掲示構造体に関し、より詳細には、広告その他の印刷物の掲示を簡便に行うことのできる、印刷物掲示補助板およびそれを用いた印刷物掲示構造体に関する。
コンビニエンスストア、ドラッグストア、不動産店などの店舗や、図書館、市役所、学校などの公共施設では、様々な情報を記載した印刷物が、ポスター、チラシ、ホップ広告等の形態で作製され、建物のガラス窓などに貼着して掲示されることがある。建物の外部に直接貼着する場合と比較して塵埃や風雨の影響を受けず、印刷物をきれいな状態に保つことができる。
こうした印刷物による掲示は、店舗や施設を訪れた顧客、市民他が所望する情報を直接提示する重要な広告または広報手法であり、従来より頻繁に用いられている。ガラス板への印刷物の掲示は、例えば粘着テープで印刷物の四隅を裏面から挟んで建物のガラス板に直接貼り付けることが一般的である。
しかし、長期間の掲示を行うと粘着テープが劣化し、粘着テープの粘着層が黄変またはガラス板を汚すことがある。また、掲示期間中は取り外すことができないため、掲示部分のガラス板の清掃も行うことができず、ガラス板本来の透明で清浄な外観を維持することが困難である。
一方、粘着テープを用いた印刷物の掲示に代えて、種々の構造物を用いた印刷物掲示構造体が知られている(例えば特許文献1および2)が、これらはいずれも、設置のためにガラス板に対して複雑な加工が必要であり、掲示する印刷物の取り換え作業が煩雑である。
特開2017−198926号公報 実開昭53−151393号公報
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、土地定着物や車両の一部を構成する透明基材を利用して印刷物を簡便に掲示することができる、印刷物掲示補助板およびそれを用いた印刷物掲示構造体を提供することにある。
本発明は、透明基材を介して印刷物を掲示する印刷物掲示補助板であって、略平坦な本体部材と該本体部材の一方の面に配置された第1の粘着部材とを備え、
該第1の粘着部材が、該印刷物と着脱可能に貼着する印刷物貼着部分と、該透明基材と着脱可能に貼着する透明基材貼着部分とを備える、印刷物掲示補助板である。
1つの実施形態では、上記本体部材は熱可塑性樹脂で構成されている。
1つの実施形態では、上記熱可塑性樹脂は発泡熱可塑性樹脂である。
1つの実施形態では、上記第1の粘着部材は、外表面にアクリルフォーム層が配置された樹脂シートである。
1つの実施形態では、上記本体部材の他方の面に第2の粘着部材が配置されている。
本発明はまた、印刷物掲示構造体であって、
上記印刷物掲示補助板と、
該印刷物掲示補助板の該第1の粘着部材における該印刷物貼着部分に印刷面と反対側の面が貼着された印刷物と、
該印刷物掲示補助板の該粘着部材における該透明基材貼着部分に貼着された透明基材と、
を備える、印刷物掲示構造体である。
1つの実施形態では、上記透明基材は土地定着物の一部を構成する。
本発明によれば、粘着テープや押しピンなどを用いることなく、土地定着物や車両を構成する透明基材を介して様々な情報を記載した印刷物による広告または広報活動を行うことができる。その際、本発明の印刷物掲示補助板は、透明基材や印刷物からそれらを汚染または破損することなく自在に着脱することができる。本発明の印刷物掲示補助板はまた、繰り返し使用可能である。
本発明の印刷物掲示補助板の一例を説明するための当該補助板の模式断面図である。 図1に示す印刷物掲示補助板の正面図である。 図1に示す印刷物掲示補助板に印刷物を貼着した状態を説明するための図であって、(a)は印刷物を貼着した印刷物掲示補助板の模式断面図であり、(b)は印刷物を貼着した印刷物掲示補助板の正面図である。 本発明の印刷物掲示構造体の一例を説明するための図であって、図3に示す印刷物を発着した印刷物掲示補助板を透明基材に貼着して印刷物掲示構造体を作製する状態を説明するための模式断面図である。 本発明の印刷物掲示構造体をコンビニエンスストアのガラス板に貼着して当該印刷物による広告を行っている状態を説明するための図である。 本発明の印刷物掲示構造体を作製する際の、印刷物を印刷物掲示補助板に貼着する様式の他の例を説明するための図である。 本発明の印刷物掲示補助板の他の例を説明するための当該補助板の模式断面図である。 本発明の印刷物掲示構造体の他の例を説明するための図であって、図7に示す印刷物掲示補助板に印刷物を貼着したものを透明基材にさらに貼着して印刷物掲示構造体を作製する状態を説明するための模式断面図である。 図8に示す印刷物構造体により掲示することができる印刷物の例を示す模式図であって、(a)は透明基材を介して視認することができる第1の印刷物の図であり、(b)は、当該第1の印刷物の貼着面とは反対側の印刷物掲示補助板の裏面(第2の粘着部材)側に貼着された第2の印刷物の図である。
以下、本発明について詳述する。
図1は、本発明の印刷物掲示補助板の一例を説明するための当該補助板の模式断面図である。
本発明の印刷物掲示補助板10は、本体部材12および第1の粘着部材14を備える。
本体部材12は略平坦な板材であり、好ましくは略一定の厚みを有する。本体部材12の厚みは、例えば1mm〜20mm、好ましくは5mm〜6mmである。本体部材12の厚みが1mmを下回ると、十分な剛性および強度を有さず、例えば鉛直方向に立てた際に自重で容易に湾曲する場合がある。本体部材12の厚みが20mmを上回ると、得られる印刷物掲示補助板全体の厚みが増し、印刷物を掲示するための補助具としては無用な重厚感を提供することになる場合がある。本体部材12の縦方向および横方向の大きさは特に限定されない。さらに、本体部材12の形状も特に限定されない。本体部材12の形状は、長方形、正方形、その他の四角形、円形、楕円形、星型、ハート型等の任意の形状を有し得る。
本体部材12は、適度な剛性および強度を有する材料で構成されていることが好ましく、このような材料としては、例えば樹脂(例えば、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂)、木材(例えば、合板)、金属(例えば、アルミニウム、鉄、銅)などが挙げられる。熱可塑性樹脂の具体的な例としては、ポリスチレン、ポリオレフィン(例えばポリプロピレン)、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、アクリロニトリル−エチレン−プロピレン−ジエン−スチレン(AES)樹脂、ポリウレタンなどが挙げられる。熱硬化性樹脂の具体的な例としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、アルキド樹脂などが挙げられる。本発明においては、例えば使用後のリサイクルが可能であるとの理由から、本体部材12は熱可塑性樹脂で構成されていることが好ましい。さらに、本発明においては、軽量かつ加工性に優れ、かつ汎用性に富むとの理由から、本体部材12は発泡熱可塑性樹脂で構成されていることが好ましい。発泡熱可塑性樹脂としては例えば発泡ポリスチレンが挙げられる。発泡熱可塑性樹脂に採用される発泡倍率は特に限定されないが、例えば、1.5倍〜3倍である。本体部材12には、こうした発泡熱可塑性樹脂を板材に成形したものが使用される。本体部材12に使用可能な発泡熱可塑性樹脂の板材は、例えばハッポー化学工業株式会社により「ハッポーライト」として市販されている。
第1の粘着部材14は、本体部材12の一方の面に配置されており、少なくとも外表面16が所定の粘着性を有するシート、フィルムまたは板材で構成されている。1つの実施形態では、第1の粘着部材14は、外表面に粘着層を有する樹脂またはエラストマーのシートである。
第1の粘着部材14を構成する粘着層は、アクリルフォームまたは以下のような粘着剤で構成されている。当該粘着剤の例としては、シエルケミカルズ社製Kraton D 1118X、Kraton G 1652、Kraton G 1657、Kraton RP 6192、Kraton D 1107、エルフアトケム社製LOTRYL 30BA02、EVATANE 28−03、LOTRYL 18 MA02、ダウプラスチック社製AFFINITY PL 1880、AFFINITY VP 8770、AFFINITY EG 8150、デュポンダウ社製Engage d8829が挙げられる。粘着層の厚みは必ずしも限定されないが、例えば5μm〜100μmである。
第1の粘着部材14を構成する樹脂シートの例としては、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレート)、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニルのシートなどが挙げられる。第1の粘着部材14を構成するエラストマーシートの例としては、天然ゴム、合成ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンエラストマーなどのシート、ならびにそれらのプラスチックフォームまたはラバーフォームのシートが挙げられる。樹脂またはエラストマーのシートの厚みは必ずしも限定されないが、例えば0.3mm〜10mmである。
上記樹脂またはエラストマーのシートへの粘着層の配置は、当業者に周知の方法を用いたものが行われ、例えば、ナイフコーター方式、バーコーター方式、グラビアコーター方式、リバースロールコーター方式、キスローター方式等が挙げられる。
本発明において、第1の粘着部材14は、優れた粘着性を有しかつ透明基材および印刷物の着脱が容易であるとの理由から、外表面にアクリルフォーム層が配置された樹脂シートであることが好ましい。外表面にアクリルフォーム層が配置された樹脂シートは、例えば、株式会社テクノフローワンより「フィットボンドUT」として市販されている。
第1の粘着部材14の外表面(すなわち粘着層が配置された外側の面)は、図2に示すように、印刷物貼着部分18および透明基材貼着部分20に区分される。印刷物貼着部分18は、印刷物(の印刷面とは反対の面)が貼着される部分であり、印刷物を着脱可能な粘着性を有する。透明基材貼着部分20は、透明基材が貼着される部分であり、透明基材から着脱可能な粘着性を有する。図2において、印刷物貼着部分18は、透明基材貼着部分20に外周を取り囲まれた矩形で表されているが、本発明において印刷物貼着部分18および透明基材貼着部分20の配置および大きさは特にこれらに限定されない。
図3は、図1に示す本発明の印刷物掲示補助板10に印刷物30を貼着した状態を説明するための図である。
図3の(a)に示すように、印刷物30は、本発明の印刷物掲示補助板10の第1の粘着部材14上に隙間なく配置される。その際、印刷物30は、その外周に所定の透明基材貼着部分20が表れるように配置される(図3の(a)および(b))。
ここで、本明細書中に用いられる用語「印刷物」とは、第三者への広告、広報、展示または公開を目的として所定の情報を記載した紙、プラスチックシート、布帛等の薄手のものを指していう。印刷物の例としては、ポスター;チラシ(ビラ);商品ポップ;薄手のアート作品(例えば絵画(例えば水彩画、水墨画)、手芸作品(例えば、刺繍作品、パッチワーク作品、キルト作品、)、書道作品);ならびにそれらの組み合わせが挙げられる。第1の粘着部材14の印刷物貼着部分18に配置される印刷物30は、1つに限定されず、複数であってもよい。
上記印刷物掲示補助板10を用いて、本発明の印刷物掲示構造体は以下を構成する。
図4は、本発明の印刷物掲示構造体の一例を説明するための図であって、図3に示す印刷物を貼着した印刷物掲示補助板を透明基材に貼着して印刷物掲示構造体を作製する状態を説明するための模式断面図である。
本発明の印刷物掲示構造体40は、第1の粘着部材14に印刷物30が貼着された印刷物掲示補助板10の透明基材貼着部分20が透明基材42の背面44に貼着されることにより構成されている。
本発明の印刷物掲示構造体40において、透明基材42は、平坦かつ透明で無色または有色の材料で構成されている。透明基材42としては、例えばガラス板およびアクリル板が挙げられる。ガラス板の具体的な例としては、型板ガラス、フロートガラス、網入ガラス、合わせガラス、強化ガラス、紫外線吸収板ガラス、複層ガラス、および熱線反射ガラスが挙げられる。
本発明の印刷物掲示構造体40において、印刷物30が貼着された印刷物掲示補助板10は、透明基材貼着部分20を介して透明基材42に貼着され、印刷物30に印刷された情報は、透明基材42の正面46側から視認することができる。ここで、印刷物30の印刷面は透明基材42と接触しているが、当該透明基材42に直接貼着されていない点について注目すべきである。印刷物掲示補助板10の透明基材貼着部分20は、透明基材42から着脱可能であるので、印刷物30の掲示が不要となった場合は、印刷物補助板10を透明基材42から取り外すのみで、印刷物30の掲示を簡単に終了することができる。その際、粘着テープ等を使用していないため、透明基材42には粘着成分等による汚れもなく、透明基材42を清浄のまま保つことができる。
本発明の印刷物掲示構造体40は、例えば図5に示すようにコンビニエンスストア50のガラス板52に、印刷物30が貼着された印刷物掲示補助板10を貼着して構成される。これによる印刷物30の印刷面に記載された情報は、ガラス板52の内側から外側に向けて提示される。その際、印刷物30自体は屋内に配置されているので、風雨による破損や劣化の影響を回避可能となる。また、印刷物30の掲示終了だけでなく、図示しない他の印刷物と並列して掲示する場合は、一旦ガラス板52から印刷物30が貼着された印刷物掲示補助板10を外し、別の場所に貼着し直すことにより再掲示することも可能である。
本発明において、透明基材42またはガラス板52は、上記コンビニエンスストアを構成するものだけに限定されず、様々な土地定着物や車両を構成する透明基材を用いることができる。このような土地定着物の例としては、学校、幼稚園、こども園などの教育関連施設の建物ならびにその看板および掲示板;都道府県庁、市役所、区役所、保険所、図書館、市民会館、区民会館、病院、消防署、警察署などの公共施設の建物ならびにその看板および掲示板;コンビニエンスストア、ドラッグストア、スーパーマーケット、百貨店、個人店舗などの商業施設ならびにその看板および掲示板;商品陳列ケース、広報掲示板、喫煙所、多目的休憩スペースなどのその他建物、看板あるいは掲示板;が挙げられる。車両の例としては、タクシー、バス、運送車両、列車(ただし、いずれも走行の支障となる箇所の透明基材への貼着は除かれる)などが挙げられる。現実的な汎用性が高いと考えられることから、本発明の印刷物掲示構造体において、透明基材は土地定着物の一部を構成しているものであることが好ましい。
なお、本発明の印刷物掲示補助板を用いて印刷物を掲示するにあたり、印刷物掲示補助板への印刷物の貼着は上記のみ限定されない。例えば、図6の(a)〜(d)に示すような貼着が行われてもよい。
図6の(a)に示すように、印刷物30に対し、本発明の印刷物掲示補助板10aの長さが短い場合、第1の粘着部材14aは印刷物30の上端付近に貼着され、印刷物30の上端周囲に透明基材貼着部分20aを形成してもよい。
あるいは、図6の(b)に示すように、印刷物30に対し、2つの印刷物掲示補助板10b,10bを用い、これらを印刷物30の上端および下端付近にそれぞれ貼着し、印刷物30の上端周囲および下端周囲に透明基材貼着部分20b,20bをそれぞれ形成してもよい。
あるいは、図6の(c)に示すように、印刷物30に対し、4つの印刷物掲示補助板10c,10c,10c,10cを用い、これらを印刷物30の四隅付近にそれぞれ貼着し、印刷物30の四隅の各周囲に透明基材貼着部分20c,20c、20c,20cをそれぞれ形成してもよい。
あるいは、図6の(d)に示すように、印刷物30に対し、長方形以外の任意の形状を有する印刷物掲示補助板10dを用い、これに印刷物30を貼着し、印刷物30の周囲に透明基材貼着部分20dを形成してもよい。
図7は、本発明の印刷物掲示補助板の他の例を説明するための当該補助板の模式断面図である。
本発明の印刷物掲示補助板60では、図1に示す印刷物掲示補助板10の本体部材12の他方の面(第1の粘着部材14が配置されている面と反対側の面)に、第2の粘着部材62が配置されている。第2の粘着部材62を構成する材料は、上記第1の粘着部材12のものと同様である。
この印刷物掲示補助板60では、図8に示すように第1の粘着部材14側に貼着された印刷物30だけでなく、第2の粘着部材62側にも印刷物64a,64b,64cを貼着することができる。
そして、本発明の印刷物掲示構造体70は、第1の粘着部材14に印刷物30が貼着されたことにより生じた印刷物掲示補助板60の透明基材貼着部分20が透明基材42の背面44に貼着されることにより構成されている。
本発明の印刷物掲示構造体70において、印刷物掲示補助板60は、透明基材貼着部分20を介して透明基材42に貼着され、印刷物30に印刷された情報は、透明基材42の正面46側から視認することができる。他方、第2の粘着部材62に貼着された印刷物64a,64b,64cの情報は、透明基材42の背面44側から確認することができる。
このような印刷物掲示構造体70は、例えばコンビニエンスストアのガラス板を用いて複数の印刷物を店舗内外に掲示する場合に有用である。例えば、図9に示すように、店舗の外側にでは、透明基材(図示せず)を介してポスターなどの大型の印刷物30を掲示し(図9の(a)、その一方で、店舗の内側では、商品ポップやチラシなどの複数の印刷物64a,64b,64cを貼着して、店舗内の顧客に対して直接視認させることが可能である(図9の(b))。
本発明の印刷物掲示補助板は任意の大きさに加工することができ、透明基材を利用して刷物掲示構造体を構成し、種々の印刷物の掲示を行うことができる。本発明においては、掲示にあたり粘着テープや押しピンのような物品の使用は特に必要としないため、掲示箇所(透明基材)の汚染や破損の懸念から解消される。さらに、本発明の印刷物掲示補助板では、第1の粘着部材および第2の粘着部材がいずれも印刷物や透明基材の着脱を繰り返し行うことができるため、掲示毎に新たなものを準備する必要がなく、経済性にも優れている。仮に第1の粘着部材や第2の粘着部材に塵埃や繊維くずなどの汚れが付着した場合は、水拭きにより容易に取り除くことができ、第1の粘着部材および第2の粘着部材の粘着性を長く保持することも可能である。
10,60 印刷物掲示補助板
12 本体部材
14 第1の粘着部材
18 印刷物貼着部分
20 透明基材貼着部分
30,64a,64b,64c 印刷物
40,70 印刷物掲示構造体
42 透明基材
62 第2の粘着部材

Claims (7)

  1. 透明基材を介して印刷物を掲示する印刷物掲示補助板であって、略平坦な本体部材と該本体部材の一方の面に配置された第1の粘着部材とを備え、
    該第1の粘着部材が、該印刷物と着脱可能に貼着する印刷物貼着部分と、該透明基材と着脱可能に貼着する透明基材貼着部分とを備える、印刷物掲示補助板。
  2. 前記本体部材が熱可塑性樹脂で構成されている、請求項1に記載の印刷物掲示補助板。
  3. 前記熱可塑性樹脂が発泡熱可塑性樹脂である、請求項2に記載の印刷物掲示補助板。
  4. 前記第1の粘着部材が、外表面にアクリルフォーム層が配置された樹脂シートである、請求項1から3のいずれかに記載の印刷物掲示補助板。
  5. 前記本体部材の他方の面に第2の粘着部材が配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の印刷物掲示補助板。
  6. 印刷物掲示構造体であって、
    請求項1から5のいずれかに記載の印刷物掲示補助板と、
    該印刷物掲示補助板の該第1の粘着部材における該印刷物貼着部分に印刷面と反対側の面が貼着された印刷物と、
    該印刷物掲示補助板の該粘着部材における該透明基材貼着部分に貼着された透明基材と、
    を備える、印刷物掲示構造体。
  7. 前記透明基材が土地定着物の一部を構成する、請求項6に記載の印刷物掲示構造体。
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