JP6752406B1 - 防護盾兼用表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一部を取り外して防護盾として使用することができ、また持ち運びや管理も容易で、しかも、防護盾となる一部を装着した状態でも表示に違和感が生じない防護盾兼用表示体を提供すること。【解決手段】 表面に表示部11を備えた表示体基材1と;この表示体基材1の一部または全体の輪郭に合致する形状を成し、かつ、前記表示体基材1の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着され、更に取っ手部21を表面Fに備えた硬質板体2と;を含んで防護盾兼用表示体を構成する一方、前記硬質板体2に不透明材料を使用して、当該硬質板体2の少なくとも表面Fに表示部22を形成した。【選択図】 図1

Description

本発明は、看板等の表示体を改良した防護盾兼用表示体に関するものである。
周知のとおり、工事現場やイベント会場、学校などには、案内や誘導、警告等を行うための立て看板が設置されていることが多い。またそれらの使用場所では、暴漢や暴走車などに遭遇する危険も想定されるが、通常、警備員はそれらの暴漢等に対する武器等を携帯していないため、警備員も周囲の歩行者もそれらの危険に巻き込まれる虞れがある。
一方、上記暴漢等から警備員が身を守る手段としては、防護盾の使用が有効であるが、サイズの大きい防護盾は重量が大きく、また片手または両手が塞がってしまうため携帯することが難しい。また防護盾をすぐに使えるように近くに用意しておく場合には、その保管場所を確保して警備員全員が保管場所の情報を共有する必要がある。
他方、従来においては、案内や警告の文字が記載されている表示板を、看板の基枠と一体化せず別体に構成して基枠に対して着脱自在とすることにより、表示板の記載を用途に合わせて変更する技術も公知となっているが(例えば、特許文献1参照)、これらの表示板は、取っ手部がなく強度も低いため防護盾として使用することは難しい。
実用新案登録第3196557号公報
本発明は、上記の問題に鑑みて、一部を取り外して防護盾として使用することができ、また持ち運びや管理も容易で、しかも、防護盾となる一部を装着した状態でも表示に違和感が生じない防護盾兼用表示体を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、表面に表示部11を備えた表示体基材1と;この表示体基材1の一部または全体の輪郭に合致する形状を成し、かつ、前記表示体基材1の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着され、更に取っ手部21を表面Fに備えた硬質板体2と;を含んで防護盾兼用表示体を構成する一方、前記硬質板体2に不透明材料を使用して、当該硬質板体2の少なくとも表面Fに表示部22を形成することにより、防護盾としても使用できる防護盾兼用表示体Sを開発した(以下「第一の発明」と呼称する)。
また本発明では、上記硬質板体2に関して、防護盾として使用する際に相手側に向けて案内や警告等の表示を行えるように硬質板体2の裏面Bにも表示部22’を形成することができる。
一方、本発明では、上記防護盾兼用表示体の構成に代えて、表面に表示部11を備えた表示体基材1と;この表示体基材1の一部または全体の輪郭に合致する形状を成し、かつ、前記表示体基材1の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着され、更に取っ手部21を表面Fに備えた硬質板体2と;を含んで防護盾兼用表示体Sを構成する一方、前記硬質板体2に透明材料を使用して、当該硬質板体2が装着された状態で表示体基材1の表示部11を硬質板体2越しに視認可能とすることもできる(以下「第二の発明」と呼称する)。
また上記表示体基材1と硬質板体2の脱着構造としては、表示体基材1を矩形状の板体から構成し、更に表示体基材1の長辺側の両側縁部にスライドレール12・12を設けると共に、短辺側の一方の側縁部に表側に突き出した底部13を設けて、前記硬質板体2を、前記表示体基材1のスライドレール12・12に対して底部13まで差し込んだ状態で装着可能な構造を採用できる。
また上記硬質板体2の取っ手部21に関しては、複数の取っ手部21・21を硬質板体2の両側に設けると共に、各取っ手部21を硬質板体2に対して両端をネジ留めして取着し、更に前記取っ手部21の両端が取着される所定間隔で配置された一対のネジ挿通孔23・23を異なる向きに複数設けて、各取っ手部21・21をこれらネジ挿通孔に対して向きを変えて取着できる構成を採用できる。
他方、本発明においては、上記防護盾兼用表示体Sの構成に代えて、表面Fに取っ手部21を備え、かつ、裏面Bに磁性体基材に対し脱着自在に取着するための磁着部24を備えた硬質板体2から防護盾兼用表示体Sを構成し、更に前記硬質板体2に不透明材料を使用して表面Fに表示部22を形成することもできる(以下「第三の発明」と呼称する)。
上記第一の発明では、取っ手部付きの硬質板体を表示体基材の一部または全体の輪郭に合致する形状として、この硬質板体を表示体基材の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着して表示体を構成したことにより、表示体を看板等として使用できるだけでなく、硬質板体を表示体基材から取り外すことで防護盾としても使用することが可能となる。
しかも、上記硬質板体には不透明材料を使用して少なくとも表面に表示部を形成しているため、硬質板体を取り付けた状態でも看板等の表示に違和感が生じ難い。また表示体基材に硬質板体を装着した状態で持ち運びや保管が行えるため、警備員等が防護盾の位置を把握し易く、暴漢や暴走車等の危険に遭遇した際に対処し易い。
また上記第二の発明においても、上記第一の発明と同様、表示体を看板等として使用できるだけでなく、硬質板体を表示体基材から取り外して防護盾としても使用できる。また第二の発明では、硬質板体に透明材料を使用することによって表示体基材の表示部を硬質板体越しに視認することができるため、硬質板体を取り付けた状態でも看板等の表示に違和感が生じ難い。
また上記第三の発明においては、表面に取っ手部と表示部を備え、かつ、裏面に磁着部を備えた硬質板体から表示体を構成したことにより、磁性体基材に硬質板体を取り付けて硬質板体自体を看板等の表示体として使用できるだけでなく、硬質板体を磁性体基材から取り外して防護盾としても使用できる。
本発明の第一実施形態の防護盾兼用表示体を示す全体斜視図である。 本発明の第一実施形態の防護盾兼用表示体を示す分解斜視図である。 本発明の第一実施形態の硬質板体の裏面を示す背面図である。 本発明の第一実施形態の硬質板体の変更例を示す取っ手部の取り付け前後の正面図である。 本発明の第二実施形態の防護盾兼用表示体を示す分解斜視図である。 本発明の第三実施形態の防護盾兼用表示体を示す全体斜視図である。 本発明の第四実施形態の防護盾兼用表示体を示す全体正面図及び全体背面図である。
『第一実施形態』
本発明の第一実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。なお図中、符号Sで指示するものは、防護盾兼用表示体であり、符号1で指示するものは、表示体基材である。また符号2で指示するものは、硬質板体であり、符号3で指示するものは、立て看板基枠である。
「防護盾兼用表示体の構成」
[1]防護盾兼用表示体の基本構成について
防護盾兼用表示体Sの基本構成について説明する。本実施形態では、図1及び図2に示すように、表側に表示部11を備えた板状の表示体基材1に対し、硬質板体2を表示体基材1の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着し、更に表示体基材1を立て看板基枠3に固定して防護盾兼用表示体Sを構成している。
また上記硬質板体2には、表示体基材1の下側部位の輪郭に合致する形状の積層板を使用して、その表面Fに取っ手部21・21を設け、更に表示部22を表面Fに形成している。これにより、防護盾兼用表示体Sは、図1に示すように硬質板体1を装着した状態であっても看板として違和感のない表示を行うことができ、更に硬質板体2を表示体基材1から取り外して取っ手部21・21を掴んで持つことで防護盾としても使用できる。
また本実施形態では、上記のように硬質板体2に表示体基材1の下側部位の輪郭に合致する形状の不透明な積層板を使用しているため、図1に示すように表示体基材1の上側部位の表示部11と硬質板体1の表示部22を組み合わせた表示から硬質板体2を取り外すことで、図2に示すように隠れていた表示体基材1の下側部位の表示部11を露出させて異なる表示を行うことができる。
[2]表示体基材について
[2-1]表示体基材の材料
次に上記防護盾兼用表示体Sの各構成要素について説明する。まず上記表示体基材1の材料に関しては、本実施形態では看板として一般的に使用されているスチール板を使用しているが、看板材料として一般的なステンレス板やアルミ板等の他の金属板を使用することもでき、またその他の材料としてプラスチック板や木板、合板、セラミック板等の不透明材料を使用することもできる。
[2-2]表示体基材の形状
また上記表示体基材1の形状に関しては、本実施形態では、看板として一般的な矩形状としているが、台形状や多角形状、円形状、または人や動物、物を模した形状などを採用することもできる。また本実施形態では、表示体基材1として平面に表示部11が形成された平板を使用しているが、湾曲面や屈曲面に表示部11が形成された湾曲板や屈曲板を使用することもできる。また本実施形態では、表示体基材1を板状としているが、壁面看板のように構造物の一部を表示体基材1とすることもできる。
[2-3]表示部
また上記表示体基材1の表示部11に関しては、本実施形態では表示部11を印刷面とすることによって文字や絵柄を形成しているが、ペンキによる塗装や、シールの貼付、マグネットシートの貼付、黒板とチョーク、ホワイトボードとペン、彫刻、発光体(電飾看板等)などによって文字や絵柄を形成することもできる。
また上記表示体基材1の表示部11に形成する文字や絵柄の内容も、用途に応じて工事現場の案内表示や警告表示(工事現場に置かれる看板)、道路の誘導表示(交通事故や災害時に利用される看板)、店舗等の案内表示や宣伝広告表示(店舗等の前に置かれる看板)、イベントの案内表示や誘導表示(イベントの列整理等に利用される看板)などから自由に選択できる。
[2-4]スライドレール
また本実施形態では、図1及び図2に示すように、表示体基材1の長辺側の両側縁部にスライドレール12・12を設け、更に短辺側の一方の側縁部(下縁部)に表側に突き出した底部13を設けている。これにより、上記硬質板体2を、表示体基材1のスライドレール12・12に底部13まで差し込んで簡単に装着できる。なお本実施形態では、表示体基材1の下縁部全体にわたって底部13を設けているが、硬質板体2の脱落が防止できる構造であればL型金具等で下縁部の一部に設けることもできる。
[2-5]表示体基材と硬質板体の脱着構造の変更例
また上記表示体基材1と硬質板体2のスライド式の脱着構造としては、複数のL型金具を並べてスライドガイドとする構造や、表示体基材1と硬質板体2の対向面に凹凸を設けてスライドガイドとする構造などを採用することもできる。またその他の脱着構造としては、面ファスナを利用した脱着構造やマグネット式の脱着構造、吸着盤などを用いた吸着式の脱着構造、フックによる脱着構造、バヨネット式の脱着構造などを採用することもできる。
[3]硬質板体について
[3-1]硬質板体の材料
また上記硬質板体2の材料に関しては、本実施形態では芯材となる軽量なプラスチック板の両面に金属薄板を貼り付けた積層板を使用しているが、防護盾として使用できる強度と軽量性を有する不透明材料であれば、金属板(例えば、ジュラルミン等のアルミ合金板など)やプラスチック板(FRP板やポリカーボネート板など)、異種材質の薄板を積層した積層板、その他の複合材料から成る板材を使用することもできる。
[3-2]硬質板体の形状
また上記硬質板体2の形状に関しては、本実施形態では表示体基材1の下側部位の輪郭に合わせた形状としているが、他の部位(上側部位など)の輪郭に合致する形状とすることもでき、また表示体基材1の全体の輪郭に合致する形状(詳しくは後述する)とすることもできる。また本実施形態では、硬質板体2に平板を使用しているが、表示体基材1の表面に沿う形状であれば、湾曲板や屈曲板を使用することもできる。
[3-3]表面の表示部
また上記硬質板体2の表面Fの表示部22に関しては、本実施形態では表示部22を印刷面とすることによって文字や絵柄を形成しているが、表示体基材1と同様、ペンキによる塗装や、シールの貼付、マグネットシートの貼付、黒板とチョーク、ホワイトボードとペン、彫刻、発光体(電飾看板等)などによって文字や絵柄を形成することもできる。
また上記表面Fの表示部22に形成する文字や絵柄の内容も、表示体基材1と同様、用途に応じて工事現場の案内表示や警告表示、道路の誘導表示、店舗等の案内表示や宣伝広告表示)、イベントの案内表示や誘導表示などから自由に選択できる。また上記表面Fの表示部22に形成する文字や絵柄の内容は、表示体基材1の上側部位の表示部11と組み合わせて意味を持つ内容とすることもできる。
[3-4]裏面の表示部
また本実施形態では、図3に示すように、上記硬質板体2の裏面Bにも表示部22’を形成しており、これによって防護盾として使用する際に相手側に向けて警告や誘導等の表示を行うことができる。また硬質板体2の裏面Bの表示部22’については、本実施形態では誘導を行うための矢印マークとしているが、「止まれ」「逃げろ」などの文字表示や記号表示だけでなく、警告や位置を知らせる光反射材を表示部22’に形成することもできる。
[3-5]取っ手部
また上記硬質板体2の取っ手部21に関しては、本実施形態では、図1及び図2に示すように二つのプラスチック製の取っ手部21・21を硬質板体2の両側(短辺側)に配置し、これらの各取っ手部21の両端を硬質板体2に取着して構成している。なお取っ手部21の形状や配置は任意に変更可能であるが、表示部22が見え易い形状・配置とすることが好ましい。また取っ手部21の材質に関しては、金属材料やゴム材料などを使用することもでき、透明なプラスチック材料を使用することもできる。
また本実施形態では、上記取っ手部21・21の両端を硬質板体2にネジ留めして取着しているが、ネジ(ボルト)とナットによる固定方法だけでなく、接着剤や粘着テープを用いた接着による固定方法や、熱融着による固定方法、リベットによる固定方法、係止突起を用いた固定方法などを適宜採用することができる。
[3-6]取っ手部の変更例
また上記取っ手部21・21の取り付けに関しては、図4(a)(b)に示すように、取っ手部21の両端が取着される所定間隔で配置された一対のネジ挿通孔23・23を異なる向きに複数設けて、各取っ手部21・21をこれらネジ挿通孔23・23に対して向きを変えて取着可能とすることもできる。なお取っ手部21の向きに関しては、短辺方向に沿った向きとして表示体基材1から硬質板体2を抜き易くすることもでき、長辺方向に沿った向きとして硬質板体2の撓みを抑えることもできる。その他、二つの取っ手部21・21をハの字型に取り付けることもできる。
[4]立て看板基枠について
[4-1]立て看板基枠の構成
また上記立て看板基枠3に関しては、本実施形態では、図1及び図2に示すように表示体基材1が固定される一対の前側支柱31・31と、前側支柱31・31の中間部位に上端部がヒンジ連結された一対の後側支柱32・32とから構成し、後側支柱32・32同士を桟材33で連結して構成している。これにより所謂、折り畳み式の人型看板として工事現場等に好適に利用できる。
[4-2]立て看板基枠の変更例
また上記立て看板基枠3に関しては、立て看板として一般的なA型看板(前側支柱と後側支柱が頂点部でヒンジ連結されたもの)や台車付き看板(脚部に車輪を備えたもの)、L型看板(前側支柱がL型の形状で自立式のもの)、三脚式看板(後側支柱が一本のもの)、角度可変式の看板(表示体基材1の角度が可変のもの)の構造を適宜採用できる。
『第二実施形態』
「防護盾兼用表示体の構成」
[1]防護盾兼用表示体の構成について
[1-1]表示体基材の固定部材
本発明の第二実施形態について図5に基づいて以下に説明する。本実施形態では、表示体基材1を板状に形成すると共に、この表示体基材1の裏面側に輪型の固定部14・14を設けて、この固定部14・14にポールPを差し込んで表示体基材1の設置を行えるようにしている。これにより道路上にある視線誘導標のポストやイベント現場に設置される誘導用のポストなどに表示体基材1を固定して使用することができる。
なお上記表示体基材1の固定部材14に関しては、ポールPに対してボルト・ナットで締結が可能なクランプを使用することもでき、また本実施形態ではポールPを円柱状としているが、角柱状のポールPに取り付ける場合には、対向配置された一対のL型金具間にポールPを差し込んでボルトを挿通することで取り付けを行うこともできる。また防護柵等においてポールP以外への取り付けが可能なフック部材や吊下げ部材などを使用することもできる。
[1-2]硬質板体の形状
また本実施形態では、図5に示すように、硬質板体2の形状を表示体基材1の全体の輪郭に合致する形状として、硬質板体2を表示体基材1に装着した状態で硬質板体2の前側の表示部22のみで看板の表示を行えるようにしている。また硬質板体2に関しては、複数に分割して表示体基材1に並べて装着できるようにすることもできる。その他の構成については、実施形態1と同様である。
『第三実施形態』
「防護盾兼用表示体の構成」
[1]防護盾兼用表示体の構成について
[1-1]硬質板体の材料
本発明の第三実施形態について図6に基づいて以下に説明する。本実施形態では、硬質板体2に透明材料を使用して、この硬質板体2を表示体基材1に装着した状態で表示体基材1の表示部11が硬質板体2越しに視認できる構成を採用している。これにより第一実施形態と同様、硬質板体2を表示体基材1に装着した状態であっても看板として違和感のない表示を行うことができる。
また上記硬質板体2の材料に関しては、本実施形態では透明なポリカーボネート板を使用しているが、防護盾として使用可能な強度を有し、かつ、透明な材料であれば、ポリカーボネート樹脂以外のプラスチック材料(例えば、ポリアミド系樹脂やポリオレフィン系樹脂やアクリル系樹脂、ポリサルフォン樹脂など)を使用することもできる。また硬質板体2には、表示体基材1の表示部11の邪魔にならない程度の小さな表示をシール等で付すこともできる。その他の構成については、第一実施形態と同様である。
『第四実施形態』
「防護盾兼用表示体の構成」
[1]防護盾兼用表示体の構成について
[1-1]硬質板体
本発明の第四実施形態について図7に基づいて以下に説明する。本実施形態では、図7(a)に示すように表面Fに取っ手部21を備え、かつ、図7(b)に示すように裏面Bに磁性体基材に対して脱着自在に取着するための磁着部24を備えた硬質板体2から防護盾兼用表示体Sを構成している。そして、硬質板体2には不透明材料を使用して表面Fに表示部22を形成している。これにより磁性体基材(例えば、鉄)から成る棚や壁などに防護盾兼用表示体Sを貼り付けて看板として使用することができ、また防護盾兼用表示体Sを磁性体基材から取り外すことで防護盾として使用することもできる。
また上記硬質板体2の材料に関しては、本実施形態では芯材となるプラスチック板の両面に金属板を貼り付けた積層板を使用しているが、防護盾として使用できる強度を有する不透明材料であれば、金属板やプラスチック板、異種材質の薄板を積層した積層板や複合材料から成る板材を使用することもできる。また上記硬質板体2の形状に関しては、本実施形態では矩形状であるが任意に変更でき、湾曲板や屈曲板を使用することもできる。
[1-2]磁着部
また上記硬質板体2の裏面Bに形成される磁着部24に関しては、本実施形態では硬質板体2の長辺側の両側縁部に帯状のマグネットシートを取り付けて形成しているが、マグネットシートを硬質板体2の裏面B全体に貼り付ける構成や、点状のマグネットシートを所定間隔で貼り付ける構成、帯状のマグネットシートを硬質板体2の外縁部全体に貼り付ける構成、磁石を硬質板体2の裏面Bに埋め込む構成などを採用することもできる。その他の構成については、第一実施形態の硬質板体と同様である。
1 表示体基材
11 表示部
12 スライドレール
13 底部
14 固定部材
2 硬質板体
21 取っ手部
22 表示部
23 ネジ挿通孔
24 磁着部
3 立て看板基枠
31 前側支柱
32 後側支柱
33 桟材
S 防護盾兼用表示体
F 表面
B 裏面
P ポール

Claims (6)

  1. 防護盾としても使用できる防護盾兼用表示体であって、
    表面に表示部(11)を備えた表示体基材(1)と;この表示体基材(1)の一部または全体の輪郭に合致する形状を成し、かつ、前記表示体基材(1)の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着され、更に取っ手部(21)を表面(F)に備えた硬質板体(2)と;を含んで構成される一方、
    前記硬質板体(2)に不透明材料が使用されて、当該硬質板体(2)の少なくとも表面(F)に表示部(22)が形成されていることを特徴とする防護盾兼用表示体。
  2. 硬質板体(2)の裏面(B)に表示部(22’)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の防護盾兼用表示体。
  3. 防護盾としても使用できる防護盾兼用表示体であって、
    表面に表示部(11)を備えた表示体基材(1)と;この表示体基材(1)の一部または全体の輪郭に合致する形状を成し、かつ、前記表示体基材(1)の表側に重ね合わせた状態で脱着自在に取着され、更に取っ手部(21)を表面(F)に備えた硬質板体(2)と;を含んで構成される一方、
    前記硬質板体(2)に透明材料が使用されて、当該硬質板体(2)が装着された状態で表示体基材(1)の表示部(11)が硬質板体(2)越しに視認可能であることを特徴とする防護盾兼用表示体。
  4. 表示体基材(1)が矩形状の板体から構成され、更に表示体基材(1)の長辺側の両側縁部にスライドレール(12)(12)が設けられると共に、短辺側の一方の側縁部に表側に突き出した底部(13)が設けられて、
    前記硬質板体(2)が、前記表示体基材(1)のスライドレール(12)(12)に対して底部(13)まで差し込んだ状態で装着可能となっていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の防護盾兼用表示体。
  5. 複数の取っ手部(21)(21)が硬質板体(2)の両側に設けられると共に、各取っ手部(21)は硬質板体(2)に対して両端をネジ留めして取着されており、更に前記取っ手部(21)の両端が取着される所定間隔で配置された一対のネジ挿通孔が異なる向きに複数設けられて、これらネジ挿通孔に対して各取っ手部(21)(21)が向きを変えて取着可能となっていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の防護盾兼用表示体。
  6. 防護盾としても使用できる防護盾兼用表示体であって、
    表面(F)に取っ手部(21)を備え、かつ、裏面(B)に磁性体基材に対し脱着自在に取着するための磁着部(24)を備えた硬質板体(2)から成り、
    更に前記硬質板体(2)に不透明材料が使用されると共に、前記表面(F)に表示部(22)が形成されていることを特徴とする防護盾兼用表示体。
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