JP2001228810A - マルチ表示装置 - Google Patents

マルチ表示装置

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JP2001228810A
JP2001228810A JP2000039377A JP2000039377A JP2001228810A JP 2001228810 A JP2001228810 A JP 2001228810A JP 2000039377 A JP2000039377 A JP 2000039377A JP 2000039377 A JP2000039377 A JP 2000039377A JP 2001228810 A JP2001228810 A JP 2001228810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メイン画像表示体とサブ画像表示体とを開い
た際に、主画像表示部及び従画像表示部との間の枠部が
その幅を小さくして露出できるようにし、可能な限り主
画像表示部及び従画像表示部との間の映像の連続性の向
上を図る。 【解決手段】 画像を表示する主画像表示部11を主枠
部12に囲まれて有したメイン画像表示体10と、画像
を表示する従画像表示部21を従枠部22に囲まれて有
しメイン画像表示体10に開閉可能かつ開時に主画像表
示部11及び従画像表示部21を見開いて視認可能なサ
ブ画像表示体20とを備え、サブ画像表示体20の開時
にメイン画像表示体10の主画像表示部11の面に直交
する方向から見たとき、メイン画像表示体10の主枠部
12とサブ画像表示体20の従枠部22とが重畳するよ
うに主枠部12と従枠部22とを連結するヒンジ機構3
0を備え、このヒンジ機構30によってメイン画像表示
体10とサブ画像表示体20とを開閉可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主画像表示部を有
したメイン画像表示体とこれに開閉可能に設けられ従画
像表示部を有したサブ画像表示体とを備え、主画像表示
部及び従画像表示部を見開いて画像を視認可能なマルチ
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パソコン等の電子機器に用いら
れる例えば液晶ディスプレイでは画面が狭いために、例
えば多項目の表計算書類作成や長文作成の際、スクロー
ルやイメージ表示しないと全体が見えず、しかもイメー
ジ表示では部分的に不明な点が多く、一度印刷してみな
ければ全体が把握できない等の支障が生ずる場合があ
り、作業能率が悪く紙の無駄使いも多くなる等の欠点が
あり、そのため、この欠点を除くため、メイン画像表示
体にサブ表示装置を設けてマルチワイド画面とし、作成
画面全体が一目で容易に把握でき作業能率の良いマルチ
表示装置とすることが提案されている。従来、この種の
マルチ表示装置として、例えば、特開平5−26502
9号公報に掲載されたものが知られている。このマルチ
表示装置は、図14に示すように、ポータブル型コンピ
ュータ,携帯用パソコンやポータブルワードプロセッサ
ー等の電子機器1に取付けられている。この電子機器1
は、キーボード3を一体に備えCPU等を搭載した装置
本体2にマルチ表示装置Sを設けて構成されている。マ
ルチ表示装置Sは、装置本体2に立設され画像を表示す
る液晶パネルからなる主画像表示部11を主枠部12に
囲まれて有したメイン画像表示体10と、画像を表示す
る液晶パネルからなる従画像表示部21を従枠部22に
囲まれて有しメイン画像表示体10の左右に開閉可能か
つ開時に主画像表示部11及び従画像表示部21を見開
いて視認可能なサブ画像表示体20とを備えて構成され
ている。各サブ画像表示体20は、メイン画像表示体1
0の主画像表示部11及び主枠部12と略同じ大きさの
従画像表示部21及び従枠部22を有した板状に形成さ
れている。
【0003】一方のサブ画像表示体20は、その閉時に
おいて、従画像表示部21がメイン画像表示体10の主
画像表示部11に対して対面するように、メイン画像表
示体10の主枠部12に枢軸を1つ備えた蝶番型の複数
のヒンジ機構5(A)(図では3個)を介して設けられ
ている。また、他方のサブ画像表示体20は、その閉時
において、従画像表示部21が一方のサブ画像表示体2
0の背面に対面するように、メイン画像表示体10の主
枠部12の端縁から直角に突出した突出部6に枢軸を1
つ備えた蝶番型の複数のヒンジ機構5(B)(図では3
個)を介して設けられている。そして、サブ画像表示体
20の開時に、主画像表示部11及び従画像表示部21
に画像を表示させ、主画像表示部11及び従画像表示部
21に1つの画像を広くして表示したり、従画像表示部
21に主画像表示部11の表示情報とは異なる別の情報
を表示させる等して表示の自由度を増すことができるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
マルチ表示装置にあっては、枢軸を1つ備えた蝶番型の
ヒンジ機構5によってメイン画像表示体10とサブ画像
表示体20とを開閉させるようにしているので、開時に
主枠部12と従枠部22が連続して露出することにな
り、そのため、主画像表示部11及び従画像表示部21
との間に、映像のでない部分Eが大きく介在し、映像の
連続性が悪いという問題があった。特に、主画像表示部
11及び従画像表示部21に1つの画像を広くして表示
する場合には、その影響が大きくなる。本発明は上記の
問題点に鑑みてなされたもので、メイン画像表示体とサ
ブ画像表示体とを開いた際に、主画像表示部及び従画像
表示部との間の枠部ができるだけその幅を小さくして露
出できるようにし、可能な限り主画像表示部及び従画像
表示部との間の映像の連続性の向上を図ったマルチ表示
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため本発明は、画像を表示する主画像表示部を主枠部
に囲まれて有したメイン画像表示体と、画像を表示する
従画像表示部を従枠部に囲まれて有し上記メイン画像表
示体に開閉可能かつ開時に上記主画像表示部及び従画像
表示部を見開いて視認可能なサブ画像表示体とを備えた
マルチ表示装置において、上記サブ画像表示体の開時に
上記メイン画像表示体の主画像表示部の面に直交する方
向から見たとき上記メイン画像表示体の主枠部と上記サ
ブ画像表示体の従枠部とが重畳するように該主枠部と従
枠部とを連結するヒンジ機構を備え、該ヒンジ機構によ
って上記メイン画像表示体とサブ画像表示体とを開閉可
能にしている。これによれば、先ず、メイン画像表示体
及びサブ画像表示体を使用しないときは、サブ画像表示
体を閉めておく。次に、メイン画像表示体及びサブ画像
表示体を使用するときは、サブ画像表示体を開く。そし
て、ヒンジ機構により、メイン画像表示体の主画像表示
部の面に直交する方向から見たとき、メイン画像表示体
の主枠部とサブ画像表示体の従枠部とが重畳するように
する。この状態で、メイン画像表示体の主画像表示部及
びサブ画像表示体の従画像表示部に画像を表示させ、主
画像表示部及び従画像表示部に1つの画像を広くして表
示させたり、従画像表示部に主画像表示部の表示情報と
は異なる別の情報を表示させる等する。この場合、メイ
ン画像表示体の主枠部とサブ画像表示体の従枠部とが重
畳しているので、主画像表示部及び従画像表示部との間
の映像のでない部分が従来に比較して小さくなってお
り、そのため、主画像表示部及び従画像表示部との間の
映像の連続性の向上が図られ、画像が見易くなる。
【0006】また、必要に応じ、上記ヒンジ機構を、一
側部が上記メイン画像表示体の主枠部に軸支され他側部
が上記サブ画像表示体の従枠部に軸支される連結駒を備
えて構成している。連結駒の回動により容易にメイン画
像表示体の主枠部とサブ画像表示体の従枠部とが重畳さ
せられ、そのため、メイン画像表示体に対するサブ画像
表示体の角度調整が容易になる。更に、必要に応じ、上
記ヒンジ機構を、上記メイン画像表示体の主枠部に上記
連結駒の一側部が遊挿される主凹部を形成し、上記連結
駒の一側部を上記主凹部に遊挿して該一側部を軸支する
とともに、上記サブ画像表示体の従枠部に上記主凹部に
対応し上記連結駒の他側部が遊挿される従凹部を形成
し、上記連結駒の他側部を上記従凹部に遊挿して軸支し
て構成している。連結駒を主枠部と従枠部とを重畳させ
ながらその範囲で回動させることができ、主画像表示部
及び従画像表示部との間の映像のでない部分をより一層
小さくできる。
【0007】そして、必要に応じ、上記メイン画像表示
体の主凹部の端部及び上記連結駒の一側部の端部のいず
れか一方に第1軸体を設け、上記メイン画像表示体の主
凹部の端部及び上記連結駒の一側部の端部のいずれか他
方に上記第1軸体が軸支される第1軸受孔を設けるとと
もに、上記サブ画像表示体の従凹部の端部及び上記連結
駒の他側部の端部のいずれか一方に第2軸体を設け、上
記サブ画像表示体の従凹部の端部及び上記連結駒の他側
部の端部のいずれか他方に上記第2軸体が軸支される第
2軸受孔を設けた構成としている。そしてまた、必要に
応じ、上記メイン画像表示体の主凹部の両端部に第1軸
体を架設し、上記連結駒の一側部に上記第1軸体が挿通
される第1軸受孔を設けるとともに、上記サブ画像表示
体の従凹部の両端に第2軸体を架設し、上記連結駒の他
側部に上記第2軸体が挿通される第2軸受孔を設けた構
成としている。
【0008】また、必要に応じ、上記主凹部及び従凹部
の少なくともいずれか一方の上記連結駒の側面に対向す
る端縁を面取り形成して傾斜面に形成した構成としてい
る。傾斜させた分、連結駒がより多く回動できるので、
メイン画像表示体の主枠部とサブ画像表示体の従枠部と
の重畳範囲を小さくすることができ、主画像表示部及び
従画像表示部をより一層近づけることができ、主画像表
示部及び従画像表示部との間の映像の連続性の向上が図
られる。更に、必要に応じ、上記連結駒の側面を、上記
第1軸体から第2軸体に向けて下方に傾斜する傾斜面に
形成した構成としている。傾斜させた分、連結駒がより
多く回動できるので、メイン画像表示体の主枠部とサブ
画像表示体の従枠部との重畳範囲を小さくすることがで
き、主画像表示部及び従画像表示部をより一層近づける
ことができ、主画像表示部及び従画像表示部との間の映
像の連続性の向上が図られる。
【0009】更にまた、必要に応じ、上記連結駒に、上
記メイン画像表示体とサブ画像表示体とを電気的に相互
接続するケーブルを設けた構成としている。この場合、
ケーブルが連結駒によって覆われるので、外部に配線が
露出することがなく、それだけコンパクトになり、外観
品質が良いものになる。また、必要に応じ、上記連結駒
に、上記メイン画像表示体とサブ画像表示体とを電気的
に相互接続するケーブルを設け、該ケーブルを上記軸体
を通して配設した構成としている。ケーブルが連結駒に
よって覆われるので、外部に配線が露出することがな
く、それだけコンパクトになり、外観品質が良いものに
なるとともに、ケーブルを軸体を通して設けるので、組
付けも容易になる。
【0010】また、必要に応じ、上記ヒンジ機構を隣接
するメイン画像表示体とサブ画像表示体との間に複数設
けた構成としている。支持が確実になる。更に、必要に
応じ、上記サブ画像表示体の閉時に該サブ画像表示体の
従画像表示部が上記メイン画像表示体の主画像表示部に
対して対向して位置するように、上記ヒンジ機構を構成
している。更にまた、必要に応じ、上記メイン画像表示
体に複数のサブ画像表示体が設けられる構成としてい
る。また、必要に応じ、上記メイン画像表示体の主画像
表示部及び主枠部を略2分した大きさの従画像表示部及
び従枠部を有した板状の一対のサブ画像表示体を上記メ
イン画像表示体の左右に夫々設け、該一対のサブ画像表
示体の閉時に両サブ画像表示体の従画像表示部がメイン
画像表示体の主画像表示部に対して対面するように、上
記ヒンジ機構を構成している。メイン画像表示体とサブ
画像表示体とを閉じたとき、コンパクトになり、外観品
質が良いものになる。更に、必要に応じ、上記メイン画
像表示体の主画像表示部及び主枠部と略同じ大きさの従
画像表示部及び従枠部を有した板状の一対のサブ画像表
示体を上記メイン画像表示体の左右に夫々設け、該一対
のサブ画像表示体の閉時に一方のサブ画像表示体の従画
像表示部がメイン画像表示体の主画像表示部に対して対
面し、他方のサブ画像表示体の従画像表示部が一方のサ
ブ画像表示体の背面に対面するように、上記ヒンジ機構
を構成している。メイン画像表示体とサブ画像表示体と
を閉じたとき、コンパクトになり、外観品質が良いもの
になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係るマルチ表示装置について詳細に説明
する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説
明する。図1乃至図6に示すように、本発明の実施の形
態に係るマルチ表示装置Sは、基台8と、基台8に立設
され画像を表示する液晶パネルからなる主画像表示部1
1を主枠部12に囲まれて有したメイン画像表示体10
と、画像を表示する液晶パネルからなる従画像表示部2
1を従枠部22に囲まれて有しメイン画像表示体10の
左右に開閉可能かつ開時に主画像表示部11及び従画像
表示部21を見開いて視認可能なサブ画像表示体20と
を備えて構成されている。各サブ画像表示体20は、メ
イン画像表示体10の主画像表示部11及び主枠部12
と略同じ大きさの従画像表示部21及び従枠部22を有
した板状に形成されている。一方のサブ画像表示体20
は、その閉時において、従画像表示部21がメイン画像
表示体10の主画像表示部11に対して対面するよう
に、メイン画像表示体10の主枠部12にヒンジ機構3
0を介して設けられている。また、他方のサブ画像表示
体20は、その閉時において、従画像表示部21が一方
のサブ画像表示体20の背面に対面するように、メイン
画像表示体10の主枠部12に同様のヒンジ機構30を
介して設けられている。
【0012】ヒンジ機構30は、サブ画像表示体20の
開時にメイン画像表示体10の主画像表示部11の面に
直交する方向から見たときメイン画像表示体10の主枠
部12とサブ画像表示体20の従枠部22とが重畳する
よう該主枠部12と従枠部22とを連結するものであ
る。このヒンジ機構30によってメイン画像表示体10
とサブ画像表示体20とを開閉可能にしている。詳しく
は、図2,図5及び図6に示すように、ヒンジ機構30
は、一側部31aがメイン画像表示体10の主枠部12
に軸支され他側部31bがサブ画像表示体20の従枠部
22に軸支される樹脂等の絶縁部材で形成された連結駒
31を備えて構成されている。また、ヒンジ機構30
は、メイン画像表示体10の主枠部12に連結駒31の
一側部31aが遊挿される主凹部15を形成し、連結駒
31の一側部31aを主凹部15に遊挿して該一側部3
1aを軸支するとともに、サブ画像表示体20の従枠部
22に主凹部15に対応し連結駒31の他側部31bが
遊挿される従凹部25を形成し、連結駒31の他側部3
1bを従凹部25に遊挿して軸支して構成されている。
【0013】そして、図2,図5及び図6に示すよう
に、メイン画像表示体10の主凹部15の端部及び連結
駒31の一側部31aの端部のいずれか一方(実施の形
態では連結駒31の一側部31aの両端部)に第1軸体
32を設け、メイン画像表示体10の主凹部15の端部
及び連結駒31の一側部31aの端部のいずれか他方
(実施の形態ではメイン画像表示体10の主凹部15の
両端部)に第1軸体32が軸支される第1軸受孔33を
設けるとともに、サブ画像表示体20の従凹部25の端
部及び連結駒31の他側部31bの端部のいずれか一方
(実施の形態では連結駒31の他側部31bの両端部)
に第2軸体34を設け、サブ画像表示体20の従凹部2
5の端部及び連結駒31の他側部31bの端部のいずれ
か他方(実施の形態ではサブ画像表示体20の従凹部2
5の両端部)に第2軸受孔35を設けている。上側の第
1軸体32及び第2軸体34は、パイプ状の別部材で形
成されている。一方、下側の第1軸体32及び第2軸体
34は、連結駒31と一体に円錐形状に突設されてい
る。また、第1軸体32と第1軸受孔33、第2軸体3
4と第2軸受孔35とは、夫々、各軸体32,34が適
宜の回転角度で停止可能になるように、摩擦的に接触し
ている。
【0014】また、図2及び図5に示すように、主凹部
15及び従凹部25の少なくともいずれか一方(実施の
形態では主凹部15及び従凹部25の両方)の連結駒3
1の側面に対向する端縁が、面取り形成されて傾斜面に
形成されている。詳しくは、主凹部15の正面側の端縁
16が平面状の傾斜面に形成され、主凹部15の背面側
の端縁17が円弧状の傾斜面に形成されている。また、
従凹部25の背面側の端縁27が平面状の傾斜面に形成
され、従凹部25の正面側の端縁26が円弧状の傾斜面
に形成されている。更に、連結駒31の両側面36が、
第1軸体32から第2軸体34に向けて下方に傾斜する
傾斜面に形成されている。これにより、連結駒31は断
面卵形に形成される。この主凹部15の端縁16,17
及び従凹部25の端縁26,27は連結駒31の両側面
36の回動を停止させるストッパ面としても機能し、こ
れらの端縁16,17、端縁26,27及び連結駒31
の両側面36の傾斜角度を適宜に定めることにより、サ
ブ画像表示体20の回動角度範囲が設定される。
【0015】また、図6に示すように、連結駒31に、
メイン画像表示体10とサブ画像表示体20とを電気的
に相互接続するケーブル40が軸体32,34を通して
配設されている。ケーブル40はパイプ状の上側の第1
軸体32,連結駒31及び第2軸体34に連通され、主
枠部12及び従枠部22内に設けられた配線コード41
に接触して電気的に接続されている。更にまた、左右の
連結駒31の軸間ピッチ(第1軸体32と第2軸体34
との間隔)は、サブ画像表示体20の閉時にサブ画像表
示体20の従画像表示部21がメイン画像表示体10の
主画像表示部11に対して対向して位置するように定め
られている。詳しくは、左右一対のサブ画像表示体20
の閉時に一方のサブ画像表示体20の従画像表示部21
がメイン画像表示体10の主画像表示部11に対して対
面し、他方のサブ画像表示体20の従画像表示部21が
一方のサブ画像表示体20の背面に対面するように、左
右の連結駒31の軸間ピッチが異ならせて定められてい
る。即ち、他方のサブ画像表示体20の連結駒31の軸
間ピッチが一方のサブ画像表示体20の厚さに対応して
一方のサブ画像表示体20の連結駒31の軸間ピッチよ
りも大きく設定されている。
【0016】従って、この実施の形態に係るマルチ表示
装置Sにおいては、以下のように作用する。このマルチ
表示装置Sは、例えば、図示外のポータブル型コンピュ
ータ等に接続されて用いられる。先ず、メイン画像表示
体10及びサブ画像表示体20を使用しないときは、図
3及び図4に示すように、サブ画像表示体20を閉めて
おく。この場合、一方のサブ画像表示体20の従画像表
示部21がメイン画像表示体10の主画像表示部11に
対して対面し、他方のサブ画像表示体20の従画像表示
部21が一方のサブ画像表示体20の背面に対面し、コ
ンパクトに折り畳まれる。また、連結駒31に、メイン
画像表示体10とサブ画像表示体20とを電気的に相互
接続するケーブル40が設けられているので、配線が露
出することがなく、この点でもコンパクトになり、外観
品質が良いものになる。また、ケーブル40は軸体を通
して配設されているので、組付けも容易になる。
【0017】次に、この実施の形態に係るマルチ表示装
置Sにおいて、メイン画像表示体10及びサブ画像表示
体20を使用するときは、図1及び図2に示すように、
サブ画像表示体20を開く。そして、図2に示すよう
に、連結駒31の一方の側面36を主凹部15の正面側
の傾斜面(端縁16)に当接させ、連結駒31の他方の
側面を従凹部25の背面側の傾斜面(端縁27)に当接
させ、メイン画像表示体10の主画像表示部11の面に
直交する方向から見たとき、メイン画像表示体10の主
枠部12とサブ画像表示体20の従枠部22とが重畳す
るようにする。この状態で、メイン画像表示体10の主
画像表示部11及びサブ画像表示体20の従画像表示部
21に画像を表示させ、主画像表示部11及び従画像表
示部21に1つの画像を広くして表示させたり、従画像
表示部21に主画像表示部11の表示情報とは異なる別
の情報を表示させる等する。この場合、連結駒31に、
メイン画像表示体10とサブ画像表示体20とを電気的
に相互接続するケーブル40が設けられているので、こ
のケーブル40を介して情報伝達が行なわれる。主画像
表示部11及び従画像表示部21に画像を表示させた場
合には、画面が横方向にワイドになり、表示の自由度が
増す。例えば、多項目の表計算書類やソフト作成の場
合、一目で全体が見渡せ、各項目の関係が的確に認識で
きるため作業能率が向上し、以前のような試し印刷等を
しなくても良く、紙の無駄がなくなる。この場合、メイ
ン画像表示体10の主枠部12とサブ画像表示体20の
従枠部22とが重畳しているので、主画像表示部11及
び従画像表示部21との間の映像のでない部分Eが従来
に比較して小さくなっており、そのため、主画像表示部
11及び従画像表示部21との間の映像の連続性の向上
が図られ、画像が見易くなる。特に、主画像表示部11
及び従画像表示部21に1つの画像を広くして表示する
場合には、画像の連続感があり見易くなる。
【0018】また、ヒンジ機構30が連結駒31を備え
て構成されているので、メイン画像表示体10に対する
サブ画像表示体20の角度調整が自在にでき、メイン画
像表示体10の主枠部12とサブ画像表示体20の従枠
部22との重畳が容易に行なわれる。更に、連結駒31
が、主凹部15と従凹部25に遊挿されているので、メ
イン画像表示体10の主枠部12とサブ画像表示体20
の従枠部22との重畳範囲で回動させることができ、よ
り一層、主画像表示部11及び従画像表示部21との間
の映像のでない部分Eを小さくできる。更にまた、主凹
部15及び従凹部25の連結駒31の側面に対向する端
縁が面取り形成されて傾斜面に形成されているので、傾
斜させた分、メイン画像表示体10の主枠部12とサブ
画像表示体20の従枠部22との重畳範囲を小さくする
ことができ、主画像表示部11及び従画像表示部21を
より一層近づけることができ、主画像表示部11及び従
画像表示部21との間の映像の連続性の向上が図られ
る。また、連結駒31の側面が第1軸体32から第2軸
体34に向けて下方に傾斜する傾斜面に形成されている
ので、傾斜させた分、メイン画像表示体10の主枠部1
2とサブ画像表示体20の従枠部22との重畳範囲を小
さくすることができ、この点でも、主画像表示部11及
び従画像表示部21をより一層近づけることができ、主
画像表示部11及び従画像表示部21との間の映像の連
続性の向上が図られる。
【0019】図7及び図8には、別の実施の形態に係る
マルチ表示装置Sを示している。これは、携帯用パソコ
ンやポータブルワードプロセッサー等の携帯用電子機器
1に取付けられている。この電子機器1は、キーボード
3を一体に備えCPU等を搭載した装置本体2を備え、
実施の形態に係るマルチ表示装置Sはこの装置本体2に
開閉可能に設けられている。この実施の形態に係るマル
チ表示装置Sは、上記のマルチ表示装置Sと略同様に構
成され、メイン画像表示体10及びメイン画像表示体1
0の左右に設けられた一対のサブ画像表示体20を備え
て構成されている。メイン画像表示体10は、装置本体
2の後端縁に1軸のヒンジ部50を介して回動可能に設
けられている。上記と異なる点は、ヒンジ機構30が、
各サブ画像表示体20毎に、夫々、一対ずつ設けられて
いる点である。このマルチ表示装置Sの作用,効果は上
記と同様である。
【0020】図9及び図10には、また別の実施の形態
に係るマルチ表示装置Sを示している。これは、携帯用
パソコンやポータブルワードプロセッサー等の携帯用電
子機器に取付けられている。この電子機器1は、キーボ
ード3を一体に備えCPU等を搭載した装置本体2を備
え、実施の形態に係るマルチ表示装置Sはこの装置本体
2に開閉可能に設けられている。この実施の形態に係る
マルチ表示装置Sは、上記のマルチ表示装置Sと略同様
に構成されるが、上記と異なって、メイン画像表示体1
0の主画像表示部11及び主枠部12を略2分した大き
さの従画像表示部21及び従枠部22を有した板状の一
対のサブ画像表示体20をメイン画像表示体10の左右
に夫々設け、一対のサブ画像表示体20の閉時に両サブ
画像表示体20の従画像表示部21がメイン画像表示体
10の主画像表示部11に対して対面するように、ヒン
ジ機構30を構成している。メイン画像表示体10は、
装置本体2の後端縁に1軸のヒンジ部50を介して回動
可能に設けられている。また、ヒンジ機構30は、各サ
ブ画像表示体20毎に、夫々、一対ずつ設けられてい
る。更に、ヒンジ機構30において、連結駒31は、そ
の両側面36が平行になっており、断面小判状に形成さ
れている。このマルチ表示装置Sにおいても、その作
用,効果は上記と略同様である。
【0021】図11には、更にまた別の実施の形態に係
るマルチ表示装置Sを示している。これは、携帯用パソ
コンやポータブルワードプロセッサー等の携帯用電子機
器1に取付けられている。この電子機器1は、キーボー
ド3を一体に備えCPU等を搭載した装置本体2を備
え、実施の形態に係るマルチ表示装置Sはこの装置本体
2に開閉可能に設けられている。この実施の形態に係る
マルチ表示装置Sは、上記のマルチ表示装置Sと異なっ
て、メイン画像表示体10の主画像表示部11及び主枠
部12と略同じ大きさの従画像表示部21及び従枠部2
2を有した板状の1つのサブ画像表示体20をメイン画
像表示体10の上端縁に設け、サブ画像表示体20の閉
時にサブ画像表示体20の従画像表示部21がメイン画
像表示体10の主画像表示部11に対して対面するよう
に、ヒンジ機構30を設けている。ヒンジ機構30は、
サブ画像表示体20に、一対設けられている。メイン画
像表示体10は、装置本体2の後端縁に1軸のヒンジ部
50を介して回動可能に設けられている。このマルチ表
示装置Sにおいても、その作用,効果は上記と略同様で
ある。
【0022】図12には、マルチ表示装置Sのヒンジ機
構30の変形例を示している。図12では、この変形例
を、図9に示すタイプのマルチ表示装置Sにおいて、適
用した場合を示している。尚、図1,図7あるいは図1
1に示すマルチ表示装置Sに適用して良いことは勿論で
ある。図12(a)に示すマルチ表示装置Sにおいて
は、連結駒31を断面卵形に形成するとともに、主凹部
15及び従凹部25の端縁を円弧状に面取り形成し、即
ち、主凹部15の正面側及び背面側の端縁16,17を
円弧状の傾斜面に形成し、従凹部25の背面側及び正面
側の端縁26,27を円弧状の傾斜面に形成し、これに
より、サブ画像表示体20をメイン画像表示体10に対
して前後約360°の範囲で回動可能にしている。図1
2(b)は、連結駒31を小判形に形成するとともに、
主凹部15及び従凹部25の端縁を円弧状に面取り形成
し、即ち、主凹部15の正面側及び背面側の端縁16,
17を円弧状の傾斜面に形成し、従凹部25の背面側及
び正面側の端縁26,27を円弧状の傾斜面に形成し、
これにより、サブ画像表示体20をメイン画像表示体1
0に対して前後約360°の範囲で回動可能にしてい
る。図12(c)は、連結駒31を断面板蒲鉾状に形成
するとともに、主凹部15の正面側及び従凹部25の正
面側の端縁16,26のみを円弧状の傾斜面に形成し、
端縁全体を断面半板蒲鉾状に形成して、サブ画像表示体
20をメイン画像表示体10に対して前後約180°の
範囲で回動可能にしている。
【0023】図13には、マルチ表示装置Sのヒンジ機
構30の変形例を示している。図13(a)に示すヒン
ジ機構30においては、連結駒31の一側部31aの両
端部に第1軸体32を突設し、メイン画像表示体10の
主凹部15の両端部に第1軸体32が軸支される第1軸
受孔33を設けるとともに、連結駒31の他側部31b
の両端部に第2軸体34を設け、サブ画像表示体20の
従凹部25の両端部に第2軸受孔35を設けている。ま
た、連結駒31に設けられメイン画像表示体10とサブ
画像表示体20とを電気的に相互接続するケーブル40
は、上下の第1軸体32及び第2軸体34に連通され、
主枠部12及び従枠部22内に設けられた配線コード4
1に接触して電気的に接続されている。図13(b)に
示すヒンジ機構30においては、連結駒31の一側部3
1aの上端部においてパイプ状の第1軸体32を突設
し、メイン画像表示体10の主凹部15の下端部におい
て主枠部12と一体の第1軸体32を突設し、メイン画
像表示体10の主凹部15の上端部及び連結駒31の一
側部31aの下端部に第1軸体32が軸支される第1軸
受孔33を設け、一方、連結駒31の他側部31bの上
端部においてパイプ状の第2軸体34を突設し、サブ画
像表示体20の従凹部25の下端部において従枠部22
と一体の第2軸体34を突設し、サブ画像表示体20の
従凹部25の上端部及び連結駒31の他側部31bの下
端部に第2軸体34が軸支される第2軸受孔35を設け
ている。また、連結駒31に設けられメイン画像表示体
10とサブ画像表示体20とを電気的に相互接続するケ
ーブル40は、上側の第1軸体32及び第2軸体34に
連通され、主枠部12及び従枠部22内に設けられた配
線コード41に接触して電気的に接続されている。図1
3(c)に示すヒンジ機構30においては、メイン画像
表示体10の主凹部15の両端部に第1軸体32を架設
し、連結駒31の一側部31aに第1軸体32が挿通さ
れる第1軸受孔33を設けるとともに、サブ画像表示体
20の従凹部25の両端に第2軸体34を架設し、連結
駒31の他側部31bに第2軸体34が挿通される第2
軸受孔35を設けている。
【0024】尚、上記実施の形態において、メイン画像
表示体10の主枠部12及びサブ画像表示体20の従枠
部22の少なくともいずれか一方を断面L字型に形成し
て突出部を設け、突出部にヒンジ機構30を設けるよう
にしても良く適宜変更して良い。また、軸体32,34
の形状は円柱形,円錐形等適宜の形状に形成して良い。
更に、連結駒31の形状も上述した形状に限定されるも
のではなく、適宜の形状に形成して良い。更に、画像表
示体10,20の画像表示部11,21も、液晶タイプ
に限定されるものではなく、プラズマ,EL等種々のデ
ィスプレイであって良い。また、本発明のマルチ表示装
置は、上述した電子機器以外の種々の電子機器に付帯さ
せて良いことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチ表
示装置によれば、ヒンジ機構により、サブ画像表示体の
開時にメイン画像表示体の主画像表示部の面に直交する
方向から見たときメイン画像表示体の主枠部とサブ画像
表示体の従枠部とが重畳するようにしたので、主画像表
示部及び従画像表示部との間の映像のでない部分を従来
に比較して小さくすることができ、そのため、主画像表
示部及び従画像表示部との間の映像の連続性の向上を図
り、画像を見易くすることができる。特に、主画像表示
部及び従画像表示部に1つの画像を広くして表示する場
合には、画像の連続感があり、有効になる。そして、ヒ
ンジ機構を、一側部が上記メイン画像表示体の主枠部に
軸支され他側部がサブ画像表示体の従枠部に軸支される
連結駒を備えて構成した場合には、連結駒の回動により
容易にメイン画像表示体の主枠部とサブ画像表示体の従
枠部とを重畳させることができ、また、メイン画像表示
体に対するサブ画像表示体の角度調整が容易になる。ま
た、ヒンジ機構を、メイン画像表示体の主枠部に主凹部
を形成しサブ画像表示体の従枠部に従凹部を形成し、連
結駒を主凹部及び従凹部に遊挿して軸支した場合には、
サブ画像表示体をメイン画像表示体の主枠部とサブ画像
表示体の従枠部との重畳範囲で回動させることができ、
より一層、主画像表示部及び従画像表示部との間の映像
のでない部分を小さくできる。
【0026】更に、主凹部及び従凹部の少なくともいず
れか一方の連結駒の側面に対向する端縁を面取り形成し
て傾斜面に形成した場合には、傾斜させた分、メイン画
像表示体の主枠部とサブ画像表示体の従枠部との重畳範
囲を小さくすることができ、主画像表示部及び従画像表
示部をより一層近づけることができ、主画像表示部及び
従画像表示部との間の映像の連続性の向上を図ることが
できる。更にまた、連結駒の側面を、第1軸体から第2
軸体に向けて下方に傾斜する傾斜面に形成した場合に
は、傾斜させた分、メイン画像表示体の主枠部とサブ画
像表示体の従枠部との重畳範囲を小さくすることがで
き、この点でも、主画像表示部及び従画像表示部をより
一層近づけることができ、主画像表示部及び従画像表示
部との間の映像の連続性の向上を図ることができる。
【0027】また、連結駒に、メイン画像表示体とサブ
画像表示体とを電気的に相互接続するケーブルを設けた
場合には、ケーブルが連結駒によって覆われるので、外
部に配線が露出することがなく、それだけコンパクトに
なり、外観品質が良いものになる。更に、ケーブルを軸
体を通して配設した場合には、組付けも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置をサ
ブ画像表示体の開状態で示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置をサ
ブ画像表示体の開状態で示す横断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置をサ
ブ画像表示体の閉状態で示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置をサ
ブ画像表示体の閉状態で示す横断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置のヒ
ンジ機構を示す部分斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置のヒ
ンジ機構を示す部分断面図である。
【図7】本発明の別の実施の形態に係るマルチ表示装置
をこれが用いられる電子機器とともにサブ画像表示体の
開状態で示す斜視図である。
【図8】図7に示す本発明の別の実施の形態に係るマル
チ表示装置を示し、(a)はサブ画像表示体の開状態で
示す横断面図、(b)は電子機器とともにサブ画像表示
体の閉状態で示す正面図、(c)はサブ画像表示体の閉
状態で示す横断面図である。
【図9】本発明のまた別の実施の形態に係るマルチ表示
装置をこれが用いられる電子機器とともにサブ画像表示
体の開状態で示す斜視図である。
【図10】図9に示す本発明のまた別の実施の形態に係
るマルチ表示装置を示し、(a)はサブ画像表示体の開
状態で示す横断面図、(b)は電子機器とともにサブ画
像表示体の閉状態で示す正面図、(c)はサブ画像表示
体の閉状態で示す横断面図である。
【図11】本発明の更に別の実施の形態に係るマルチ表
示装置をこれが用いられる電子機器とともにサブ画像表
示体の開状態で示す斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置の
ヒンジ機構部位の変形例(a),(b),(c)を示す
横断面図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るマルチ表示装置の
ヒンジ機構の変形例(a),(b),(c)を示す断面
図である。
【図14】従来のマルチ表示装置の一例をサブ画像表示
体の開状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
S マルチ表示装置 1 電子機器 2 装置本体 8 基台 10 メイン画像表示体 11 主画像表示部 12 主枠部 15 主凹部 16 正面側の端縁(傾斜面) 17 背面側の端縁(傾斜面) 20 サブ画像表示体 21 従画像表示部 22 従枠部 25 従凹部 26 正面側の端縁(傾斜面) 27 背面側の端縁(傾斜面) 30 ヒンジ機構 31a 一側部 31b 他側部 31 連結駒 32 第1軸体 33 第1軸受孔 34 第2軸体 35 第2軸受孔 36 側面 40 ケーブル 41 配線コード 50 ヒンジ部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する主画像表示部を主枠部に
    囲まれて有したメイン画像表示体と、画像を表示する従
    画像表示部を従枠部に囲まれて有し上記メイン画像表示
    体に開閉可能かつ開時に上記主画像表示部及び従画像表
    示部を見開いて視認可能なサブ画像表示体とを備えたマ
    ルチ表示装置において、 上記サブ画像表示体の開時に上記メイン画像表示体の主
    画像表示部の面に直交する方向から見たとき上記メイン
    画像表示体の主枠部と上記サブ画像表示体の従枠部とが
    重畳するように該主枠部と従枠部とを連結するヒンジ機
    構を備え、該ヒンジ機構によって上記メイン画像表示体
    とサブ画像表示体とを開閉可能にしたことを特徴とする
    マルチ表示装置。
  2. 【請求項2】 上記ヒンジ機構を、一側部が上記メイン
    画像表示体の主枠部に軸支され他側部が上記サブ画像表
    示体の従枠部に軸支される連結駒を備えて構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のマルチ表示装置。
  3. 【請求項3】 上記ヒンジ機構を、上記メイン画像表示
    体の主枠部に上記連結駒の一側部が遊挿される主凹部を
    形成し、上記連結駒の一側部を上記主凹部に遊挿して該
    一側部を軸支するとともに、上記サブ画像表示体の従枠
    部に上記主凹部に対応し上記連結駒の他側部が遊挿され
    る従凹部を形成し、上記連結駒の他側部を上記従凹部に
    遊挿して軸支して構成したことを特徴とする請求項2記
    載のマルチ表示装置。
  4. 【請求項4】 上記メイン画像表示体の主凹部の端部及
    び上記連結駒の一側部の端部のいずれか一方に第1軸体
    を設け、上記メイン画像表示体の主凹部の端部及び上記
    連結駒の一側部の端部のいずれか他方に上記第1軸体が
    軸支される第1軸受孔を設けるとともに、上記サブ画像
    表示体の従凹部の端部及び上記連結駒の他側部の端部の
    いずれか一方に第2軸体を設け、上記サブ画像表示体の
    従凹部の端部及び上記連結駒の他側部の端部のいずれか
    他方に上記第2軸体が軸支される第2軸受孔を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載のマルチ表示装置。
  5. 【請求項5】 上記メイン画像表示体の主凹部の両端部
    に第1軸体を架設し、上記連結駒の一側部に上記第1軸
    体が挿通される第1軸受孔を設けるとともに、上記サブ
    画像表示体の従凹部の両端に第2軸体を架設し、上記連
    結駒の他側部に上記第2軸体が挿通される第2軸受孔を
    設けたことを特徴とする請求項3記載のマルチ表示装
    置。
  6. 【請求項6】 上記主凹部及び従凹部の少なくともいず
    れか一方の上記連結駒の側面に対向する端縁を面取り形
    成して傾斜面に形成したことを特徴とする請求項3,4
    または5記載のマルチ表示装置。
  7. 【請求項7】 上記連結駒の側面を、上記第1軸体から
    第2軸体に向けて下方に傾斜する傾斜面に形成したこと
    を特徴とする請求項4,5または6記載のマルチ表示装
    置。
  8. 【請求項8】 上記連結駒に、上記メイン画像表示体と
    サブ画像表示体とを電気的に相互接続するケーブルを設
    けたことを特徴とする請求項2,3,4,5,6または
    7記載のマルチ表示装置。
  9. 【請求項9】 上記連結駒に、上記メイン画像表示体と
    サブ画像表示体とを電気的に相互接続するケーブルを設
    け、該ケーブルを上記軸体を通して配設したことを特徴
    とする請求項3,4,5,6または7記載のマルチ表示
    装置。
  10. 【請求項10】 上記ヒンジ機構を隣接するメイン画像
    表示体とサブ画像表示体との間に複数設けたことを特徴
    とする請求項2,3,4,5,6,7,8または9記載
    のマルチ表示装置。
  11. 【請求項11】 上記サブ画像表示体の閉時に該サブ画
    像表示体の従画像表示部が上記メイン画像表示体の主画
    像表示部に対して対向して位置するように、上記ヒンジ
    機構を構成したことを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6,7,8,9または10記載のマルチ表示装
    置。
  12. 【請求項12】 上記メイン画像表示体に複数のサブ画
    像表示体が設けられることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8,9,10または11記載のマ
    ルチ表示装置。
  13. 【請求項13】 上記メイン画像表示体の主画像表示部
    及び主枠部を略2分した大きさの従画像表示部及び従枠
    部を有した板状の一対のサブ画像表示体を上記メイン画
    像表示体の左右に夫々設け、該一対のサブ画像表示体の
    閉時に両サブ画像表示体の従画像表示部がメイン画像表
    示体の主画像表示部に対して対面するように、上記ヒン
    ジ機構を構成したことを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6,7,8,9または10記載のマルチ表示装
    置。
  14. 【請求項14】 上記メイン画像表示体の主画像表示部
    及び主枠部と略同じ大きさの従画像表示部及び従枠部を
    有した板状の一対のサブ画像表示体を上記メイン画像表
    示体の左右に夫々設け、該一対のサブ画像表示体の閉時
    に一方のサブ画像表示体の従画像表示部がメイン画像表
    示体の主画像表示部に対して対面し、他方のサブ画像表
    示体の従画像表示部が一方のサブ画像表示体の背面に対
    面するように、上記ヒンジ機構を構成したことを特徴と
    する請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9または
    10記載のマルチ表示装置。
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