JP2001228410A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

Info

Publication number
JP2001228410A
JP2001228410A JP2000041783A JP2000041783A JP2001228410A JP 2001228410 A JP2001228410 A JP 2001228410A JP 2000041783 A JP2000041783 A JP 2000041783A JP 2000041783 A JP2000041783 A JP 2000041783A JP 2001228410 A JP2001228410 A JP 2001228410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
unit
output shaft
sprocket
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000041783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001228410A5 (ja
Inventor
Kiyoshi Miyake
清士 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000041783A priority Critical patent/JP2001228410A/ja
Publication of JP2001228410A publication Critical patent/JP2001228410A/ja
Publication of JP2001228410A5 publication Critical patent/JP2001228410A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】湾曲操作性に優れ、かつシステム全体の小型化
を図って可搬性及び取扱い性の良好な内視鏡装置を提供
すること。 【解決手段】モータユニット31は、駆動力を発生させ
るモータ部71と、このモータ部71の駆動力を出力軸
32まで伝達する歯車列を有する減速ギヤ部72と、出
力軸32の回転量を検出するポテンショメータ73とで
構成されている。ポテンショメータ73は、減速ギヤ部
72を介してモータ部71と並列に配置され、このポテ
ンショメータ73の突出量は、モータ部71の突出量
(Lm)よりも小さいものになっている。減速ギヤ部7
2を介して回動する出力軸32は両軸タイプであり、こ
の出力軸32の一端側にはスプロケット33が連結さ
れ、他端側にはポテンショメータ73が配置してある。
そして、スプロケット33には、さらに牽引動作によっ
て湾曲部2bを湾曲させる湾曲操作ワイヤ34を連結し
たチェーン35が噛合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納ケース内に設
けられたドラム部の外周面に内視鏡の挿入部が巻回され
る内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、細長の挿入部をボイラ,ター
ビン,エンジン,化学プラントなどの内部に挿入して、
傷の有無や腐蝕などを観察したり検査することのできる
工業用内視鏡が広く利用されている。
【0003】工業用分野で使用される内視鏡は、配管や
ボイラ等に挿管される細長な挿入部を有する内視鏡、こ
の内視鏡に照明光を供給する光源装置、前記内視鏡から
の映像信号を電気的に処理する処理部及び処理信号を表
示させるモニタ等を備えた内視鏡システムとして構成さ
れている。このため、これらを現場まで運搬し、その場
でセッティングして初めて内視鏡を使用することができ
るようになっていた。つまり、この形態では、内視鏡シ
ステムの運搬、セッティング作業に多くの労力を必要と
し、内視鏡システムとしての使い勝手が悪かった。
【0004】可搬性を向上させる1例として、特開平1
0−57299号公報には内視鏡の挿入部を巻回して収
納する収納部と、モニタ、光源部、制御部を一体的に構
成した内視鏡装置用収納ケースが示されている。
【0005】しかし、この構成では、収納部より内視鏡
を取り出した後、この内視鏡と光源部及び制御部を接続
して初めて使用可能な状態になるため、運搬性はある程
度向上するが、取扱い性に問題があった。つまり、内視
鏡システムとしての取扱い性を向上させるためには前記
特開平10−57299号公報に示された内視鏡装置用
収納ケースの構成に加え、何らかの工夫をする必要があ
る。
【0006】理想的には、1つにパッケージングされた
内視鏡システムを現場まで運搬し、内視鏡と光源部及び
制御部との接続作業を行うことなく、つまり、挿入部を
引き出すだけで使用できることが望ましい。しかし、挿
入部の基端部には、この挿入部の先端側に設けられてい
る湾曲部を湾曲動作させるための操作部が配置されてい
る。このため、掃除機等の巻回されている電源コードを
引き出すように、内視鏡を容易に準備することは難しか
った。
【0007】また、近年では、湾曲操作の省力化を図る
ため、湾曲操作をコントローラを用いて電動にて行う電
動湾曲内視鏡が複数の公報等に記載されている。
【0008】特に、米国特許5373317号において
は、挿入部の基端側に、モニタや湾曲制御用のモータ、
回路基板を備えた操作部が設けられ、湾曲制御を電動に
より行うことが記されている。しかし、操作部にモニタ
やモータを配置しているため、操作部自体が大型にな
り、収納性、取扱い性に問題があった。つまり、湾曲操
作する操作機構の大きさ、配置位置が、収納性及び取扱
い性に悪影響を及ぼしていた。
【0009】このため、本出願人は、システムの可搬性
と操作性とを共に向上させる目的で特願平10−261
767号に、湾曲入力制御部を挿入部から独立させ、挿
入部巻回用ドラム内のデッドスペースに電動湾曲ユニッ
トを配置した電子内視鏡装置を提案している。このこと
により、挿入部を収納するに当たって操作部が邪魔にな
らない構成になっている。
【0010】そして、この特願平10−261767号
の電子内視鏡装置に記載されている電動湾曲ユニットの
モータユニットでは湾曲性を向上させるため、モータ部
材と減速ギヤヘッドとを直列に接続して、湾曲部に連結
された操作ワイヤの牽引操作量を増加させるようにして
いた。また、湾曲部に連結された操作ワイヤの牽引操作
量を増加させる目的で太径のモータユニットを用いるこ
とがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、長尺な
構成のモータユニットや太径のモータユニットを配置す
るためにはドラムの外形寸法を大きく形成しなければな
らなくなり、この結果、内視鏡装置全体が大型化すると
いう不具合が発生する。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、湾曲操作性に優れ、かつシステム全体の小型化を
図って可搬性及び取扱い性の良好な内視鏡装置を提供す
ることを目的にしている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
細長で挿入部に湾曲部を有する内視鏡と、この内視鏡の
挿入部を巻回する外周面を有し、内部空間に前記湾曲部
を湾曲操作する電動湾曲ユニット、制御部、照明光を供
給する光源部及び電源ユニットを内蔵したドラム部と、
このドラム部を収納する収納ケースとを備える内視鏡装
置であって、前記電動湾曲ユニットは、駆動軸を備えた
モータと、このモータの駆動軸の回転力が減速ギヤを介
して伝達され、前記湾曲部を湾曲操作する湾曲操作ワイ
ヤが連結されたチェーンが噛合するスプロケットが固設
される360度以上回転する出力軸と、この出力軸の回
転量を検出する多回転型検出センサとを具備している。
【0014】この構成によれば、出力軸の複数回の回転
は、多回転型センサによって制御されるので、この出力
軸に1回転型のスプロケットを固設する代わりに多回転
型のスプロケットを固設することにより、スプロケット
の小径化を図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図8は本発明の一実施
形態に係り、図1は内視鏡システムの概略構成を説明す
る図、図2は内部空間に内蔵物を配置したドラム部を説
明する図、図3は電動湾曲ユニットを構成するベース本
体を示す図、図4はベース本体の配置固定例を示す図、
図5は電動湾曲ユニットの構成を説明する図、図6はベ
ース本体の構成を説明する図、図7はベース本体に設け
られる方向変換手段の構成を説明する図、図8はモータ
ユニットの構成を説明する図である。図3(a)は図2
の矢印方向からみたときの図、図3(b)は図3(a)
のA−A線断面状態を示す図、図4(a)は略全体図、
図4(b)は仕切り部材を説明する図、図5(a)は図
4に示すB−B線断面図、図5(b)は図4に示すC−
C線断面図、図7(a)は方向変換部の具体的構成を示
す平面図、図7(b)は方向変換部の具体的構成を示す
側面図、図7(c)は図7(a)に示す矢印D方向から
見たときの図である。
【0016】図1に示すように本実施形態の内視鏡シス
テム1は、細長で柔軟性を有する挿入部2を備えた工業
用内視鏡3と、前記挿入部2を巻回する外周面部4aを
有する略円柱箱体形状のドラム部4と、このドラム部4
を回動自在に収納する破線で示す収納ケース5と、前記
工業用内視鏡3の後述する湾曲部の湾曲等の操作を行う
遠隔操作制御部であるコントローラ6とで主に構成され
ている。
【0017】前記挿入部2は、先端側から順に、観察光
学系として図示しない固体撮像素子(以下CCDとも記
載する)を内蔵した先端部2aと、この先端部2aを所
望の方向に向けるように湾曲駒を回動自在に連接して湾
曲自在なする湾曲部2bと、柔軟性を有する可撓管部2
cとによって構成されている。
【0018】前記収納ケース5は、前記ドラム部4が収
納配置されるケース本体5aと、蓋体5bとで構成さ
れ、この蓋体5bの例えば表側上面には運搬のとき把持
する取っ手(不図示)が設けられている。
【0019】前記ケース本体5aには前記ドラム部4を
回動自在に軸支する軸体13が設けられている。つま
り、前記ドラム部4は、前記ケース本体5a内において
回動自在である。前記ドラム部4の外周面部4aには前
記挿入部2を、このドラム部4の内部空間に配置される
後述する電動湾曲ユニットに導く開口(図2参照)4b
が形成されている。
【0020】前記収納ケース5内から延出するケーブル
6a内には細長でかつ柔軟で、内部に制御信号を伝送す
る図示しない信号線や光通信ケーブル等が挿通してい
る。このケーブル6aの基端部は前記コントローラ6に
接続されている。
【0021】前記コントローラ6には前記挿入部2の湾
曲部2bを操作する操作手段である湾曲入力制御部とな
るジョイスティック6bが設けられ、前記CCDに結像
した観察画像は表示手段として例えば液晶モニタ等で構
成された観察部6cに表示されるようになっている。な
お、前記収納ケース5に収納される前記観察部6cは、
観察者の視線近くに立設するようになっている。また、
符号9は電源スイッチである。
【0022】図2及び図3(a),(b)に示すように
前記ドラム部4は、前記挿入部2を外周面に巻回する管
状部材41と、この管状部材41の両端開口を閉鎖する
1組みの円板部材42とで構成されている。なお、図中
上面開口を塞ぐ円板部材42を上面板43とし、下面側
開口を塞ぐ円板部材42を下面板44とする。
【0023】前記管状部材41と前記上面板43及び下
面板44とで構成されたドラム部4の内部空間10に
は、内蔵物として前記湾曲部2bを電動で湾曲させるた
めの駆動機構を備えた電動湾曲ユニット21と、前記湾
曲部2bの湾曲状態をコントローラ6のジョイスティッ
ク6bからの操作指示信号を元に湾曲動作を制御する電
動湾曲回路部22と、前記CCDで撮像して光電変換さ
れた画像信号をTV信号に変換する画像処理回路及び前
記CCDを駆動するためのタイミング発生回路等を備え
たカメラコントロールユニット(以下CCUと略記す
る)23と、工業用内視鏡3に観察のための照明光を供
給する光源部24と、電源供給部となる電源ユニット2
5等の周辺機器が配置されている。
【0024】前記挿入部2の基端部は、前記開口4bを
介して前記電動湾曲ユニット21に設置されており、こ
の電動湾曲ユニット21と電動湾曲回路部22とは図示
しない駆動ケーブルによって接続されている。また、前
記挿入部2内を挿通して先端部2aから延出する図示し
ない信号線は前記CCU23に接続され、前記先端部2
aから延出する図示しないライトガイドは前記光源部2
4に接続されている。
【0025】前記CCU23では信号線によって前記C
CDから伝送された画像信号をTV信号に変換処理した
後、このTV信号を観察部6cへ伝送して観察画像を表
示させる。
【0026】前記電動湾曲回路部22は、前記コントロ
ーラ6のジョイスティック6bを操作して得られる入力
信号から電動湾曲ユニット21の後述するモータユニッ
ト31の駆動を制御して湾曲部2bを所望の方向へ湾曲
させる。
【0027】前記光源部24は、前記図示しないライト
ガイドの後端面に照明光を供給し、この後端面に供給さ
れた照明光は図示しないライトガイドを伝送されて先端
部2aから被観察体に向かって出射される。
【0028】前記電源ユニット25は、前記電動湾曲ユ
ニット21、前記電動湾曲回路部22、前記CCU2
3、前記光源部24へ電力を供給しており、バッテリー
式、又は外部からの電力を使用するAC−DC電源であ
る。
【0029】図3ないし図5を参照して電動湾曲ユニッ
ト21について説明する。図3に示すように前記挿入部
2の基端部は、前記管状部材41の外周面部4aに設け
た開口4bを介して、ベース本体30の一面側に固設さ
れた電動湾曲ユニット21に設置されている。
【0030】前記ベース本体30の他面側にはモータユ
ニット31が取り付けられており、このモータユニット
31の回動自在な出力軸32には図4(a)に示すスプ
ロケット33が固設されている。そして、図5(a),
(b)に示すようにこのスプロケット33には、さらに
牽引動作によって前記湾曲部2bを湾曲させる湾曲操作
ワイヤ34を連結したチェーン35が噛合している。
【0031】なお、本実施形態におけるモータユニット
31は、上下湾曲用及び左右湾曲用として同じ形態、出
力のものが2つ用意されており、図5に示すようにモー
タユニット31,31自身の向きを互いに逆向き、即ち
対向する位置関係にして前記管状部材41の内部空間内
に近接配置している。
【0032】図5(a)及び図6を参照してベース本体
30について説明する。図に示すようにベース本体30
の長手方向両側部には基本的にそれぞれ上面板43側に
向けって折り曲げ形成された折り曲げ部30aが設けら
れている。そして、この折り曲げ部30aの長手方向の
適宜な場所の、例えば4箇所にこのベース本体30を前
記上面板43に固定するための舌部30bを設けてい
る。この舌部30bには、上面板43に設けた図示しな
い雌ネジに螺合する雄ネジを有するネジ部材(不図示)
が挿通する貫通孔30cが形成されている。
【0033】なお、本実施形態においては4つの舌部3
0bをベース本体30に設けているが、加工上、折り曲
げ部30aを設けることが不可能な場合、又は前記舌部
30bを設けることが難しい場合等には、このベース本
体30を前記上面板43に固定するための図示しない支
柱を配設する支柱固定用の穴部30dを設けるようにす
る。
【0034】ここで、前記スプロケット33と前記チェ
ーン35とについて説明する。図4に示すようにそれぞ
れのモータユニット31の出力軸32には上下方向湾曲
用及び左右方向湾曲用のスプロケット33が固設されて
いる。そして、例えば上下方向湾曲用のスプロケット3
3を前記ベース本体30の上層60側に、左右方向湾曲
用のスプロケット33を下層61側に配置している。
【0035】図5(a),(b)に示すようにスプロケ
ット33の外周側にはこのスプロケット33に噛合して
いるチェーン35が外れ落ちることを防止するカバー部
材46が設けてある。また、前記チェーン35の走行を
ベース本体30の幅方向対して規制するための第1走行
規制部材47が前記チェーン35の両外側に設けてあ
る。さらに、前記チェーン35の端部側近傍にはチェー
ン35の走行をベース本体30の幅方向に規制する第2
走行規制部材48が前記チェーン35の間及びチェーン
35の両外側にそれぞれ設けてある。
【0036】前記図4(a)及び図4(b)に示すよう
に前記上層60と前記下層61との間には両層を分離す
るとともに前記チェーン35等の案内の役目を果たす仕
切部材49が設けてある。
【0037】図5(b)に示すように前記チェーン35
の端部には前記湾曲操作ワイヤ34端部に設けた雄部3
6に係合する雌部37が設けられており、この雄部36
と雌部37とを係合固定することによって前記チェーン
35と前記湾曲操作ワイヤ34とが一体的に連結固定さ
れる。
【0038】なお、前記湾曲操作ワイヤ34は、前記挿
入部2内で主にステンレス等、金属製の案内管38にて
ガイドされている。この案内管38は、ベース本体30
に設けた支持部39に固定されている。また、前記湾曲
操作ワイヤ34は、ベース本体30に設けられている方
向変換部51により、延出方向を90度以上変換するよ
うにしている。本図においては図に示すように変換角度
は約110度であり、前記電動湾曲ユニット21と前記
挿入部2とはベース本体30上で約110度方向変換さ
れている。
【0039】図5及び図7(a),(b),(c)を用
いて前記方向変換部51について説明する。図に示すよ
うに前記方向変換部51は、ワイヤ保持部51aとワイ
ヤ外れ防止部51bとで主に構成されている。前記ワイ
ヤ保持部51aは、前記ベース本体30に固定配置され
る支持板52と、この支持板52に固設される2本の軸
体53と、この軸体53に積層配置されて前記湾曲操作
ワイヤ34を回動自在に支持するローラ部54とで構成
されている。なお、前記軸体53は、前記支持板52に
ビス56によって一体的に固定されている。
【0040】一方、前記ワイヤ外れ防止部51bは、円
柱部材に中心軸から位置ずれした位置に貫通孔55aを
形成した偏心パイプ部材55であり、前記支持板52に
ビス57によってビス固定されている。なお、本実施形
態においては、この支持板52と前記支持部39とを一
体的に形成している。
【0041】前記ローラ部54は、上下、左右の湾曲操
作ワイヤ34にそれぞれ対応するよう配設されており、
このローラ部54は主にボールベアリングによって形成
されている。
【0042】なお、前記湾曲操作ワイヤ34が前記偏心
パイプ部材55との摩擦によって切れることを防止する
ため、前記偏心パイプ部材55を前記湾曲操作ワイヤ3
4の硬さより軟質な樹脂部材である例えばPOM等によ
って形成するとよい。
【0043】図8(a),図8(b)を参照してモータ
ユニット31について説明する。図に示すように前記モ
ータユニット31は、駆動力を発生させる駆動源となる
モータ部71と、このモータ部71の駆動力を前記出力
軸32まで伝達する平歯車等の歯車列からなる減速ギヤ
部72と、前記出力軸32の回転量を検出する多回転型
検出センサであるポテンショメータ73とで構成されて
いる。そして、前記ポテンショメータ73は、減速ギヤ
部72を介して前記モータ部71と並列に配置され、こ
のポテンショメータ73の突出量は、モータ部71の突
出量(Lm)よりも小さいものになっている。
【0044】前記減速ギヤ部72を介して回動する出力
軸32は両軸タイプであり、この出力軸32の一端側に
は前記スプロケット33が固設され、他端側には前記ポ
テンショメータ73が配置してある。
【0045】図中点線で示すように前記ポテンショメー
タ73側の出力軸32の嵌合穴32aには、雌部となる
ポテンショメータ73の回点軸74が勘合し、ビス、接
着、はめあいのいずれかにより確実に固定されている。
なお、前記ポテンショメータ73は、多回転回転角検知
のポテンショメータであり、ここでは3回転型ないし5
回転型のものとしている。
【0046】なお、前記湾曲部2bを所望の量、湾曲を
させるために湾曲操作ワイヤ34を例えば距離aだけ牽
引する必要がある場合、スプロケット33の直径寸法を
φDとすると、両方向湾曲におけるスプロケット33の
回転角θ=(2a/(D*π))*360(度)であ
る。なお、このとき、回転角θを3回転(1080度)
又は5回転(1800度)以内としている。
【0047】したがって、前記ポテンショメータとして
1回転型を使用した場合、前記湾曲操作ワイヤ34を例
えば距離a牽引する必要がある場合、スプロケットの回
転範囲を1回転以内に収め、かつこのスプロケットの回
転量をその範囲にさせる必要がある。厳密に言えば、一
般に市販されている1回転型のポテンショメータでは最
大有効回転角は355度である。
【0048】それに比べて本実施形態においては多回転
型のポテンショメータ73を使用することで、スプロケ
ット33を1回転以上回転させることを可能にしている
ため、前記1回転型と多回転型とで同じ量(牽引する距
離がa)湾曲操作ワイヤ34牽引するためにチェーン3
5を巻き上げる場合、多回転型のポテンショメータ73
を使用することによってスプロケット33の大幅な小径
化を図れる。
【0049】具体的に言えば、上述したようにスプロケ
ットの回転角θ=(2a/(D*π))*360(度)
であり、1回転型のポテンショメータで、スプロケット
の回動範囲を355度以内とすると、スプロケット径D
1 は上式より、D1 >0.65aとなる。
【0050】これに対して、3回転型のポテンショメー
タ73であれば、スプロケット33の回動範囲が108
0度以内であるので、スプロケット径D2 は上式より、
D2 >0.21aとなる。
【0051】ここで、牽引する距離aを具体的に例えば
30mmと設定した場合、D1 =19.5(mm)、D
2 =6.3(mm)となり、スプロケット33の省スペ
ース化は明確である。
【0052】このように、出力軸32の回転量の検出
を、モータ部と並列に配置した多回転型のポテンショメ
ータ73を使用して行うことにより、スプロケット33
の小径化を図ることができる。このことによって、図5
に示すw1の幅寸法を抑えることができるので、その結
果、w2の寸法も小さく設定することができる。したが
って、結果的に電動湾曲ユニット21自体が小型にな
る。
【0053】そして、この電動湾曲ユニットの小型化に
より、ドラム部内に他の内蔵物を配置し易くなるととも
に、ドラム部の大型化、しいては内視鏡システムの大型
化を確実に防止することができる。
【0054】また、前記スプロケットを小径化した場合
の効果として、チェーンを巻き上げる際のトルクの軽減
がある。つまり、トルクは、回転する回転体にかかる円
周方向の負荷と、回転体の直径寸法で決まるので、直径
寸法を小さくすることができればトルクを下げられる。
つまり、スプロケットを小さくすることで、モータに小
型で、小出力のものを使用して電動湾曲ユニット自体の
小型化を図ることができる。
【0055】なお、本実施形態においては出力軸32と
回点軸74とを嵌合させた後、一体とする構成にしてい
るが、出力軸32と回点軸74とを一体的に設けても良
い。
【0056】また、1回転型のポテンショメータの場
合、スプロケット径をできるだけ小さくするためには、
ポテンショメータの電気的有効回転角をすべて使用可能
なようにしていたが、そのためには有効回転角の中心を
湾曲両方向の中心位置として厳密に位置合わせを行わな
ければならない。つまり、位置合わせが不十分で、中心
がどちらか一方にずれてしまった場合には、一方向のポ
テンショメータの検知代が不足することになって、湾曲
性能を十分に発揮できなかった。
【0057】その点においても、実質のスプロケットの
回転角度よりも十分に有効回転角の大きな多回転型のポ
テンショメータを使用するようにすれば(例えば、スプ
ロケット回転角が両方向で2.5回転、ポテンショメー
タの有効回転角度が5回転など)、上記問題は容易に解
消される。
【0058】さらに、前記湾曲操作ワイヤ34が挿入部
2内で相対的に伸長した場合、アングルダウンに対応し
てよりワイヤを引っ張らなければならないときにスプロ
ケットの回転角度を増大できる。
【0059】上述のように構成した内視鏡システム1の
作用を簡単に説明する。内視鏡システム1は、保管時及
び輸送時等、使用以外の状態では、挿入部2がドラム部
4の管状部材41の外周面部4aに巻回されている。
【0060】内視鏡システム1使用時、まず、蓋体5b
を開け、ケース本体5a内からコントローラ6を取り出
す。その後、挿入部2の先端部近傍を把持しながら、挿
入部2をゆっくりと引っ張り出していく。
【0061】すると、このとき発生する引っ張り力によ
ってドラム部4は、回転し、使用する長さの挿入部2が
引き出されていく。このとき、本実施形態においては、
ドラム部4内において挿入部2内を挿通する図示しない
ライトガイド及び図示しない信号線がそれぞれ光源部2
4、CCU23に接続された状態になっているため、こ
の段階での接続作業が不要である。この後、本体の電源
スイッチ9を「ON」状態にする。このことで、コント
ローラ6,電動湾曲ユニット21,電動湾曲回路部2
2,CCU23,光源部24は動作可能状態になる。即
ち、内視鏡システム1は検査準備完了となる。
【0062】次に、ジョイスティック6bを介しての電
動湾曲ユニット21の駆動動作について説明する。前記
コントローラ6のジョイスティック6bを、上、下、
左、右方向の適宜な方向に操作する。このことにより、
ジョイスティック6bの傾き角度に相応した信号が電動
湾曲回路部22に伝達される。
【0063】前記電動湾曲回路部22では、前記ジョイ
スティック6bの傾き角度に相応する信号を基に、スプ
ロケット33の回転量を演算処理により算出し、モータ
部71に対し回転信号を伝送する。すると、前記モータ
部71の回転力は、減速ギヤ部72の歯車列を介して出
力軸32に固設されているスプロケット33を回転させ
る。
【0064】このとき、スプロケット33の回転量は、
ポテンショメータ73により位置検知される。つまり、
スプロケット33の回転位置は、常時、ポテンショメー
タ73によってモニタリングされている。このことによ
り、ポテンショメータ73の検知量と演算処理にて算出
した値とが一致した段階で、モータ部71の動作が停止
するよう電動湾曲回路部22にて制御される。つまり、
この電動湾曲回路部22がモータ部71を回転制御して
いる。
【0065】このとき、ポテンショメータ73は、多回
転型のポテンショメータであるため、湾曲操作ワイヤ3
4を牽引する際、前記スプロケット33を複数回、回転
させてチェーン35を巻き上げていく。このことによっ
て、検査時、先端部2aを所望の方向に向け、対象物の
観察を行える。
【0066】また、本実施形態においては、ポテンショ
メータに3回転型、若しくは5回転型を使用しているた
め、湾曲一方向側で最大1回転半又は2回転半を使用す
る構成になっている。つまり、前記湾曲部2bの湾曲動
作は、前記モータ部71の動作によって、スプロケット
33が回動し、このスプロケット33に噛合したチェー
ン35の動作に伴い、このチェーン35に接続された湾
曲操作ワイヤ34が牽引動作されることによって行われ
るものである。
【0067】そして、検査終了後には、挿入部2を再び
ドラム部4に巻き付け、使用したコントローラ6をケー
ス本体5a内に戻し、電源スイッチ9をOFFにするこ
とで使用状態は終了し、蓋体5bをしめることで検査が
完了となるとともに、内視鏡システム1は保管状態にな
る。
【0068】なお、モータユニット31の構成は上述し
た構成に限定されるものではなく、図9(a)の平面図
及び図9(b)の側面図に示すように構成するようにし
てもよい。
【0069】つまり、本実施形態のモータユニット31
Aは、前記モータ部71と、前記減速ギヤ部72と、複
数回回動する出力軸32の回転量を間接的に検知するエ
ンコーダ75と、ドラム部4内に配置されたエンコーダ
75用のカウント装置(不図示)とで構成されている。
【0070】前記エンコーダ75は、減速ギヤ部72を
介してモータ部71と並列に配置され、このエンコーダ
75の突出量は、モータ部71の突出量(Lm)よりも
小さいものになっている。そして、このエンコーダ75
のエンコーダ出力軸75aは、前記モータ部71からの
動力の伝達を行う歯車列76を構成する大歯車77に連
動している。なお、符号78は歯車列を構成する小歯車
である。
【0071】つまり、本実施形態においては小歯車7
8,…,78に噛合する大歯車77に連動してエンコー
ダ75が回転し、その回転数がカウント装置によってカ
ウントされる。そのため、小歯車78,…,78の回転
位置の分解能は、小歯車78,…,78と大歯車77と
のギヤ比が大きければ大きいほど高くなる。つまり、ギ
ヤ比が100であれば、1回転当たり76、つまり、ス
プロケット33の回転位置の分解能は360/100で
3.6度になる。
【0072】多回転の出力軸32を前記エンコーダ75
にて回転位置検知する場合、この分解能で湾曲を行う。
【0073】このことにより、モータの端部にエンコー
ダを配置させることなく、つまり、モータ長を長くする
ことなく、出力軸の回転位置をモニタリングすることが
できる。
【0074】このことによって、ドラム部4内に収納さ
れるモータユニット31が厚くなることが防止される。
【0075】なお、エンコーダ75を図中の出力軸32
ではなく、モータ部71から大歯車77に至るまでの歯
車列76を構成する1つの歯車に設けるようにしてもよ
い。
【0076】また、本実施形態のモータユニット31の
配置例は、前記図5に示したように向きを反対にして設
置する場合に限定されるものではなく、図10のモータ
ユニット31Aに示すように2つのモータユニット31
Aどうしを同方向に並べて設置するようにしてもよい。
この場合、2つのモータユニット31を中心軸に対し、
傾けて、管状部材41の外周面部4a内周に沿う様に配
置することにより効率的に電動湾曲ユニット21をドラ
ム部4内に収納できる。
【0077】さらに、前記ベース本体30は、折り曲げ
部30aを設けずベース本体30の肉厚を厚くして強度
を保持させる構成であってもよい。なお、前記ベース本
体30としては、主にアルミニウム材、又はステンレス
鋼板を使用するものとし、アルミ材の場合に導電性を必
須とする場合には表面にクロメート処理を施し、導電性
が必要でない場合には表面にアルマイト処理を施すもの
とする。
【0078】また、前記電動湾曲ユニット21にはチェ
ーン35の動作を規制するストッパ79(図10参照)
を設けている。このストッパ79は、湾曲角度調整用で
はなく、チェーン35の位置規制手段である。万一、こ
のストッパ79がなければ、湾曲操作ワイヤ34が破断
するまで牽引することになる。つまり、湾曲操作ワイヤ
34の破損を防止するためストッパ79である。
【0079】また、湾曲時、湾曲操作ワイヤ34には図
5中の2点鎖線で示すように弛みが生じる。このため、
前記湾曲操作ワイヤ34が当接した場合に、この湾曲操
作ワイヤ34自身を摩耗させないように、この湾曲操作
ワイヤ34よりも柔軟な部材であるポリアセタール等の
樹脂製のガード部材80を設置しておく。
【0080】また、図11に示すように支持部39近傍
には案内管38の支持部39からの外れを防止する棒体
81が設置されている。この案内管38は、固定用のク
チガネ82を介して溝部83に勘合しているだけである
ため、支持部39からは容易に外れてしまう。そのた
め、図に示すように前記溝部83の開口方向に棒体81
を設けている。
【0081】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0082】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0083】(1)細長で挿入部に湾曲部を有する内視
鏡と、この内視鏡の挿入部を巻回する外周面を有し、内
部空間に前記湾曲部を湾曲操作する電動湾曲ユニット、
制御部、照明光を供給する光源部及び電源ユニットを内
蔵したドラム部と、このドラム部を収納する収納ケース
とを備える内視鏡装置において、前記電動湾曲ユニット
は、駆動軸を備えたモータと、このモータの駆動軸の回
転力が減速ギヤを介して伝達され、前記湾曲部を湾曲操
作する湾曲操作ワイヤが連結されたチェーンが噛合する
スプロケットが固設される360度以上回転する出力軸
と、この出力軸の回転量を検出する多回転型検出センサ
と、を具備する内視鏡装置。
【0084】(2)前記多回転型センサは、多回転型ポ
テンショメータである付記1記載の内視鏡装置。
【0085】(3)前記多回転型センサは、エンコーダ
である付記1記載の内視鏡装置。
【0086】(4)前記多回転型センサを、前記減速ギ
ヤを収納した減速ギヤ部に対して、前記モータと並列に
配置した付記1記載の内視鏡装置。
【0087】(5)前記出力軸と、前記多回転型センサ
の軸とを同軸に配置した付記1記載の内視鏡装置。
【0088】(6)前記出力軸と前記多回転型センサの
軸とをカップリングによって同軸に配置した付記5記載
の内視鏡装置。
【0089】(7)前記出力軸の基端側に前記多回転型
センサの軸を挿管して、ビス固定した付記6記載の内視
鏡装置。
【0090】(8)前記出力軸と、前記多回転型センサ
の軸とを偏心させて配置した付記1記載の内視鏡装置。
【0091】(9)前記多回転型センサの軸を、前記減
速ギヤのうち出力軸を直接回転させるギヤとは別のギヤ
に設けた付記8記載の内視鏡装置。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湾
曲操作性に優れ、かつシステム全体の小型化を図って可
搬性及び取扱い性の良好な内視鏡装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の一実施形態に係り、
図1は内視鏡システムの概略構成を説明する図
【図2】内部空間に内蔵物を配置したドラム部を説明す
る図
【図3】電動湾曲ユニットを構成するベース本体を示す
【図4】ベース本体の配置固定例を示す図
【図5】電動湾曲ユニットの構成を説明する図
【図6】ベース本体の構成を説明する図
【図7】ベース本体に設けられる方向変換手段の構成を
説明する図
【図8】モータユニットを説明する図
【図9】モータユニットの他の構成を説明する図
【図10】モータユニットのベース本体への固定例を示
す図
【図11】案内管の支持部からの外れを防止する棒体を
説明する図
【符号の説明】 21…電動湾曲ユニット 30…ベース本体 31…モータユニット 32…出力軸 34…湾曲操作ワイヤ 35…チェーン 71…モータ部 72…減速ギヤ部 73…ポテンショメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長で挿入部に湾曲部を有する内視鏡
    と、 この内視鏡の挿入部を巻回する外周面を有し、内部空間
    に前記湾曲部を湾曲操作する電動湾曲ユニット、制御
    部、照明光を供給する光源部及び電源ユニットを内蔵し
    たドラム部と、 このドラム部を収納する収納ケースとを備える内視鏡装
    置において、 前記電動湾曲ユニットは、 駆動軸を備えたモータと、 このモータの駆動軸の回転力が減速ギヤを介して伝達さ
    れ、前記湾曲部を湾曲操作する湾曲操作ワイヤが連結さ
    れたチェーンが噛合するスプロケットが固設される36
    0度以上回転する出力軸と、 この出力軸の回転量を検出する多回転型検出センサと、 を具備することを特徴とする内視鏡装置。
JP2000041783A 2000-02-18 2000-02-18 内視鏡装置 Pending JP2001228410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041783A JP2001228410A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041783A JP2001228410A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001228410A true JP2001228410A (ja) 2001-08-24
JP2001228410A5 JP2001228410A5 (ja) 2007-04-05

Family

ID=18564953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000041783A Pending JP2001228410A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001228410A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8333692B2 (en) 2005-12-26 2012-12-18 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope and endoscopic system
CN107374571A (zh) * 2017-09-08 2017-11-24 北京华信佳音医疗科技发展有限责任公司 一种内窥镜传动机构及带有该传动机构的内窥镜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8333692B2 (en) 2005-12-26 2012-12-18 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope and endoscopic system
CN107374571A (zh) * 2017-09-08 2017-11-24 北京华信佳音医疗科技发展有限责任公司 一种内窥镜传动机构及带有该传动机构的内窥镜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9763561B2 (en) Attachment unit and endoscope
US8142346B2 (en) Endoscope with electromagnetic wave shield
US8333692B2 (en) Endoscope and endoscopic system
US20090281384A1 (en) Endoscope and endoscope system
US20040073084A1 (en) Electrically-bent endoscope
JP2010213969A (ja) 内視鏡
US20180235440A1 (en) Insertion device
US8491466B2 (en) Intraductal insertion device
US8795158B2 (en) Endoscope insertion assisting device
US20160353975A1 (en) Bending operation mechanism for endoscope
JP2005261688A (ja) 内視鏡装置
JP2001228410A (ja) 内視鏡装置
JP2012143300A (ja) 内視鏡挿入補助具及び内視鏡
JP4464493B2 (ja) 内視鏡システム
JP4477332B2 (ja) 携帯型内視鏡装置
JPH05309066A (ja) 内視鏡装置
US20120053411A1 (en) Self-propelled unit for endoscope
JPH05305054A (ja) 電動湾曲式内視鏡装置
JP4520194B2 (ja) 内視鏡
JP4689962B2 (ja) 内視鏡
JP3971400B2 (ja) 内視鏡装置
JP2710417B2 (ja) 内視鏡装置
JP4783462B2 (ja) 内視鏡装置の収納ケース
JP2002204776A (ja) 内視鏡装置
JP2003084212A (ja) 内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091027