JP2001228120A - 鋼材のSi濃度測定方法 - Google Patents
鋼材のSi濃度測定方法Info
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Abstract
良することにより、非接触で鋼材のSi濃度を正確に測定
する方法を提供する。 【解決手段】 あらかじめ直流磁化器3の設定と被測定
鋼材1の微分透磁率との関係を別途調べておき、渦電流
測定時にはある一定の微分透磁率になるよう磁化力コン
トローラ4により直流磁化器3の設定を行う。Si濃度が
未知の鋼材を測定する前に、まずSi濃度が既知のサンプ
ルを用いて、測定に使用する微分透磁率におけるセンサ
出力からSi濃度を求める校正線を作成する。そして未知
のSi濃度を測定するためには、被測定鋼材1が所定の微
分透磁率となるよう磁化力コントローラ4により直流磁
化器3の設定を行い、渦電流センサ2の出力を渦電流セ
ンサ電子回路5にて読みとる。その出力値からあらかじ
め作成しておいた校正線により、Si濃度を求める。
Description
板、冷延鋼板、電磁鋼板、鉄箔などの鋼材のSi濃度を渦
電流計測(電磁誘導計測)により測定する方法に関する
ものである。
おいては、鋼中のSi濃度により磁気的性質が大きく変わ
るため、Si濃度を所定のレベルに作り込むことが品質管
理上重要である。従来Si濃度の測定方法としては、例え
ば、特開平3-68850号公報「鋼材のSi濃度測定方
法および装置」に記載されるような4端子触針接触式の
Si濃度計が提案されている。
板に使用される鋼材のSi濃度の範囲では抵抗率がSi濃度
に対して単調に変化することを利用したもので、図12
に示すように鋼材11に4端子(12a、12b、12
c、12d)からなる触針を接触させ、4端子間の電流
−電圧の関係から抵抗率を求め、その抵抗率からSi濃度
を測定するものである。ただしこの方法においては触針
を対象に接触させる必要があることから、接触状態によ
っては精度が低下したり、また、対象鋼材の移動中に測
定する場合には、精密なセンサヘッドの鋼材追従装置が
必要になるという問題がある。
に起因するものなので、非接触測定方式によれば上記の
ような問題は生じない。非接触抵抗率測定法として、一
般的に図13に示すような渦電流法による測定が考えら
れる。鋼材11に対して渦電流センサ13と渦電流セン
サ電子回路14を用いて渦電流測定を行う。測定される
渦電流の大きさは鋼材11の抵抗率により変化するた
め、上記接触式Si濃度計と同様、抵抗率との相関からSi
濃度が求まることになる。
力は、対象の抵抗率だけでなく、微分透磁率によっても
変化するため、渦電流センサ出力からSi濃度を求めるた
めには、図11に示したSi濃度と抵抗率との関係だけで
なく、Si濃度と微分透磁率との関係が重要になる。しか
しながら、透磁率は抵抗率とは異なり、図14に示すよ
うにSi濃度に対して単調には変化しない。
位によっても微分透磁率が変動する。このため、単純な
渦電流法の適用では精度の高い測定は困難である。図1
5に10kHzの励磁周波数にて、0.2mm厚の鋼板を対象
に、プローブ型コイルを用いて渦電流測定を行った結果
を示すが、蛍光X線分析にて測定したSi濃度(横軸)を
真値とすると、渦電流出力とSi濃度との相関は余り無い
ことが分かる。
もので、従来測定精度が不十分であった渦電流法を改良
することにより、非接触で鋼材のSi濃度を正確に測定す
る方法を提供することを課題とする。
の第1の手段は、鋼材に直流磁場を印加することで鋼材
の微分透磁率を制御し、鋼材の当該磁化部分に対して渦
電流計測を行い、求められた計測値からSi濃度を測定す
ることを特徴とする鋼材のSi濃度測定方法(請求項1)
である。
る場合は、鋼材の微分透磁率の影響を受けて測定精度が
悪化する。本手段においては、この微分透磁率を一定に
制御して測定を行うので、微分透磁率の影響が無くな
り、渦電流法を用いても、精度の良いSi濃度の測定が可
能となる。微分透磁率は、例えば鋼材を直流磁化し、直
流磁化の大きさを制御することにより制御できる。
厚さ方向にSi濃度分布がある鋼材に直流磁場を印加する
ことで鋼材の微分透磁率を略均一に制御し、鋼材の当該
磁化部分に対して渦電流計測を行い、求められた計測値
からSi濃度を測定することを特徴とする鋼材のSi濃度測
定方法(請求項2)である。
化しているものがあり、それにより厚さ方向での微分透
磁率が変化し、渦電流法を用いた場合には、前述のよう
に正確な測定ができない。本手段においては、直流磁場
を印加することで鋼材の微分透磁率を略均一に制御して
いるので、微分透磁率の影響が無くなり、渦電流法を用
いても、精度の良いSi濃度の測定が可能となる。微分透
磁率は、例えば鋼材を直流磁化し、直流磁化の大きさを
制御することにより制御できる。
前記第1の手段又は第2の手段であって、直流磁化レベ
ルを飽和磁化レベルあるいは飽和磁化レベル近傍とする
ことを特徴とするもの(請求項3)である。
により、磁気特性が異なる鋼材Aと鋼材Bにおいて、磁
化レベルの小さい(Hの小さい)領域では微分透磁率
(傾き)は大きく異なるが、飽和磁化レベルおよび飽和
磁化レベル近傍においては、差は小さくなっている。し
かし、鋼材を飽和磁化レベルあるいはその近傍まで磁化
することにより、鋼材の成分や結晶粒径には余り影響を
受けない回転磁化過程により磁化が進行するため、微分
透磁率は成分や製造履歴等の影響を受けず、かつ、図
2、図16に示すように、その絶対値や、磁化レベルの
変動に対する変化率が小さくなる。よって、微分透磁率
を一定値に制御することが容易であるので、渦電流法を
用いても、精度の良いSi濃度の測定が可能となる。
前記第1の手段から第3の手段のいずれかであって、鋼
材の微分透磁率又は微分透磁率と相関の有る物理量を測
定し、その測定値が一定になるように直流磁場を制御し
て、渦電流測定を行うことを特徴とするもの(請求項
4)である。
は微分透磁率と相関の有る物理量を測定し、その測定値
が一定になるように直流磁場を制御してしている。よっ
て、微分透磁率を一定の値に制御しながら渦電流法によ
りSi濃度の測定を行うことができるので、渦電流法を用
いても、精度の良いSi濃度の測定が可能となる。例え
ば、図17に例示するように、異なる磁気特性を持つ鋼
材Cと鋼材Dに対しても、それぞれ外部直流磁場レベル
(H)をH1、H2とすることで同じ微分透磁率μsに設定
することが可能になる。
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の第
1の例であるSi濃度の測定方法を実施するための装置の
概要を示す図である。図1において、1は鋼材、2は渦
電流センサ、3は直流磁化器、4は磁化力コントロー
ラ、5は渦電流センサ電子回路である。
かじめ直流磁化器3の設定と被測定鋼材1の微分透磁率
との関係を別途調べておき、渦電流測定時にはある一定
の微分透磁率になるよう磁化力コントローラ4により直
流磁化器3の設定を行う。
Si濃度が既知のサンプルを用いて、測定に使用する微分
透磁率におけるセンサ出力からSi濃度を求める校正線を
作成する。具体的には、校正用サンプル毎に同じ微分透
磁率となるよう、磁化力コントローラ4により直流磁化
器3の設定を行い、渦電流センサ2の出力を渦電流セン
サ電子回路5にて読みとる。その出力値とSi濃度から校
正線を作成する。
被測定鋼材1が所定の微分透磁率となるよう磁化力コン
トローラ4により直流磁化器3の設定を行い、渦電流セ
ンサ2の出力を渦電流センサ電子回路5にて読みとる。
その出力値からあらかじめ作成しておいた校正線によ
り、Si濃度を求める。
は、被測定鋼材自身を用いなくとも、それと同様の性質
を持つもの(成分、板厚、製造履歴などが近いもの)に
て代用しても良いし、また、性質の異なる別の鋼材の値
から、類推して求めても良い。
度の測定方法においては、図1の装置を使用するが、渦
電流測定時には、鋼材1を磁化力コントローラ4により
設定された直流磁化器3により、図2に示すように微分
透磁率が鋼材によって大きく変わることのない飽和磁化
レベルあるいはその近傍に磁化するものとする。
Si濃度が既知のサンプルを用いて、測定に使用する微分
透磁率におけるセンサ出力からSi濃度を求める校正線を
作成する。具体的には、被測定校正用サンプルを飽和磁
化レベルあるいはその近傍に磁化し、渦電流センサ2の
出力を渦電流センサ電子回路5にて読みとる。その出力
値とSi濃度から校正線を作成する。
測定鋼材1が飽和レベルあるいは飽和レベル近傍に磁化
されるよう磁化力コントローラ4により直流磁化器3の
設定を行い、渦電流センサ2の出力を渦電流センサ電子
回路5にて読みとる。その出力値からあらかじめ作成し
ておいた校正線により、Si濃度を求める。
あるSi濃度の測定方法を実施するための装置の概要を示
す図である。以下の図において、発明の実施の形態の欄
以後の図のうち前出の図中に示された構成要素と同じ構
成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。図3
において、6a、6bは微分透磁率測定用センサ、7は
微分透磁率測定電子回路である。
材1を磁化し、その状態で、微分透磁率測定用センサ6
aから交流磁束を発生させ、鋼材1を透過した磁束を微
分透磁率測定用センサ6bで測定して、微分透磁率測定
電子回路7により鋼材1の微分透磁率、あるいは微分透
磁率と相関のある物理量を測定し、その測定値があらか
じめ定めた値と同じになるよう、磁化器コントローラ4
をコントロールし、磁化力コントローラ4により設定さ
れた直流磁化器3により、鋼材1を磁化するものとす
る。
Si濃度が既知のサンプルを用いて、測定に使用する微分
透磁率におけるセンサ出力からSi濃度を求める校正線を
作成する。具体的には、被測定校正用サンプルを上記微
分透磁率測定用センサ6a、6bを用いた手法にて一定
微分透磁率となるよう磁化し、渦電流センサ2の出力を
渦電流センサ電子回路5にて読みとる。その出力値とSi
濃度から校正線を作成する。
測定鋼材1を上記微分透磁率測定用センサ6a、6bを
用いた手法にて一定微分透磁率となるよう磁化し、渦電
流センサ2の出力を渦電流センサ電子回路5にて読みと
る。その出力値からあらかじめ作成しておいた校正線に
より、Si濃度を求める。
濃度が厚さ方向で変化している鋼材を測定する。測定装
置は図1に示したものを使用する。渦電流測定時には、
鋼材1を磁化力コントローラ4により設定された直流磁
化器3により、図2に示すように微分透磁率が深さ位置
によって大きく変わることのない磁化レベルあるいはそ
の近傍に磁化するものとする。
Si濃度が既知のサンプルを用いて、測定に使用する微分
透磁率におけるセンサ出力からSi濃度を求める校正線を
作成する。具体的には、被測定校正用サンプルを測定に
使用する磁化レベルに磁化し、渦電流センサ2の出力を
渦電流センサ電子回路5にて読みとる。その出力値とSi
濃度から校正線を作成する。
測定鋼材1の被測定部が測定に使用する磁化レベルに磁
化されるよう磁化力コントローラ4により直流磁化器3
の設定を行い、渦電流センサ2の出力を渦電流センサ電
子回路5にて読みとる。その出力値からあらかじめ作成
しておいた校正線により、Si濃度を求める。
による微分透磁率変動が少ないレベルであれば特に限定
はされないが、飽和磁化レベルあるいはその近傍として
もよいことは当然である。
鋼材のSi濃度を測定した。測定対象としては、Si濃度約
2〜7%の板厚0.2mmの鋼板を使用した。鋼板の厚み方
向のSi濃度の平均値を測定するため、渦電流測定の一次
側励磁周波数を10kHzとし、浸透深さが板厚に比べ、十
分深くなるようにした。コイルの形状はプローブ型と
し、センサと鋼板の距離は2mmとした。
それぞれの鋼板のB−Hカーブより、十分に飽和レベル
に近く、サンプルによる微分透磁率の変動が、渦電流測
定に大きく影響しないレベルとなるよう、磁化レベルコ
ントローラ4により磁化電流を制御することで直流磁化
器3により設定した。渦電流センサ2の出力は、渦電流
センサ電子回路5に含まれるロックインアンプにより処
理され、渦電流測定値を得る。そして、鋼板Si濃度が既
知のサンプルを用いて事前に求めておいた、渦電流測定
値と鋼板のSi濃度との関係を示す校正線を使用し、渦電
流測定値より、Si濃度を求めた。
真値としている蛍光X線分析から求めたSi濃度と渦電流
測定値の関係を示したもので、図15に示す従来法の結
果と比べ、両者の相関があることがわかる。図5は蛍光
X線分析から求めたSi濃度と本実施例による渦電流測定
から求めたSi濃度を比較したもので、精度良く測定され
ていることがわかる。
定器を用いて、鋼材のSi濃度を測定した。測定対象とし
ては、Si濃度約2〜7%の板厚0.2mmの鋼板を使用し
た。鋼板の厚み方向のSi濃度の平均値を測定するため、
渦電流測定の一次側励磁周波数は10kHzとし、浸透深さ
が板厚に比べ、十分深くなるようにした。コイルの形状
はプローブ型とし、センサと鋼板の距離は2mmした。
め、微分透磁率測定用センサ6a、6bを鋼板を挟んで
お互いに反対側に対向して、渦電流センサが測定する鋼
板部位と同等の磁化レベルにある部位を測定できるよう
配置した。6aにより、渦電流励磁周波数と同じ10kHz
の交流磁束を発生させ、鋼板1を透過した交流磁束をも
う一方のセンサ6bにて測定する。板厚一定であるの
で、6bにて測定された交流磁束レベルは鋼材の微分透
磁率だけの単調な関数となる。
流測定に大きく影響しないレベルとするため、上記微分
透磁率測定用センサ6の出力がサンプルによらず一定と
なるよう磁化レベルコントローラ4を介して磁化電流を
制御することで直流磁化器3により磁化レベルを設定し
た。渦電流センサ2の出力は、渦電流センサ電子回路5
に含まれるロックインアンプにより処理され、渦電流測
定値を得る。
に求めておいた、渦電流測定値と鋼板のSi濃度との関係
を示す校正線を使用し、渦電流測定値より、Si濃度を求
める。
真値としている蛍光X線分析から求めたSi濃度と渦電流
測定値の関係を示したもので、従来法の結果図4と比
べ、両者の相関があることがわかる。図7は蛍光X線分
析から求めたSi濃度と本実施例による渦電流測定から求
めたSi濃度を比較したもので、精度良く測定されている
ことがわかる。上記の微分透磁率測定のための交流透過
磁束の周波数は、渦電流励磁周波数と近いことが望まし
いが、必ずしも上記の例のように同じである必要はな
い。
に相関のある物理量を測定する方法は上記の例に特に限
定するものではない。図3においては鋼板を透過する交
流磁束量を測定しているが、たとえば、鋼板の一方の側
にだけ、センサ6aおよび6bを設置しても同様の効果
が実現できる。
て、厚さ方向でSi濃度が変化する鋼板のSi濃度の測定を
行った。測定対象としては、Si濃度約3〜7%の板厚1
mmの鋼板を使用した。この鋼板の厚み方向のSi濃度は、
図8に2種の鋼板の例を示すように、表面で高く、深く
なるに従って低くなる。渦電流測定の一次側励磁周波数
は500kHzとし、コイルの形状はプローブ型とし、センサ
と鋼板の距離は2mmとした。磁化レベルは、あらかじめ
測定しておいたそれぞれの鋼板のB−Hカーブより、十
分に飽和レベルに近く、サンプルによる微分透磁率の変
動が、渦電流測定に大きく影響しないレベルとなるよ
う、磁化レベルコントローラ4により磁化電流を制御す
ることで直流磁化器3により設定した。渦電流センサ2
の出力は、渦電流電子回路5に含まれるロックインアン
プにより処理され、渦電流測定値を得る。
に求めておいた、渦電流測定値と鋼板のSi濃度との関係
を示す校正線を使用し、渦電流測定値より、Si濃度を求
める。
は、真値としている鋼板表面から機械的に深さ0.2mmま
で研削しながら蛍光X線分析から求めたSi濃度と渦電流
測定値の関係を示したもので、図15に示された従来法
の結果と比べ、両者の相関があることがわかる。図10
は蛍光X線分析から求めたSi濃度と本実施例による渦電
流測定から求めたSi濃度を比較したもので、精度良く測
定されていることがわかる。
図3においては、渦電流センサ2と直流磁化器3は鋼材
1を挟んで反対側に設置されている例を示しているが、
渦電流センサ2と直流磁化器3が鋼材1に関し、同じ側
に配置されても構わない。
の制御は、磁化電流を変えることによってもよいし、ヨ
ークの間隔や、磁化器と鋼材との距離を変更すること、
あるいは磁化器コイルを分割しておいて、使用するコイ
ルを選択することによるなど様々な方法が考えられ、特
に上記の例に限定されるものではない。
動の影響を受けにくく高精度なSi濃度の測定が実現で
き、それにより鋼材、とりわけ電磁鋼板の品質管理が容
易に、かつ精密に行うことができる。
測定方法を実施するための装置の概要を示す図である。
る。
測定方法を実施するための装置の概要を示す図である。
蛍光X線分析によるSi濃度との関係を示す図である。
度と、蛍光X線分析によるSi濃度との関係を示す図であ
る。
蛍光X線分析によるSi濃度との関係を示す図である。
度と、蛍光X線分析によるSi濃度との関係を示す図であ
る。
である。
蛍光X線分析によるSi濃度との関係を示す図である。
濃度と、蛍光X線分析によるSi濃度との関係を示す図で
ある。
ある。
す図である。
図である。
蛍光X線分析で測定したSi濃度との関係の例を示す図で
ある。
る。
じにする方法を説明する図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 鋼材に直流磁場を印加することで鋼材の
微分透磁率を制御し、鋼材の当該磁化部分に対して渦電
流計測を行い、求められた計測値からSi濃度を測定する
ことを特徴とする鋼材のSi濃度測定方法。 - 【請求項2】 厚さ方向にSi濃度分布がある鋼材に直流
磁場を印加することで鋼材の微分透磁率を略均一に制御
し、鋼材の当該磁化部分に対して渦電流計測を行い、求
められた計測値からSi濃度を測定することを特徴とする
鋼材のSi濃度測定方法。 - 【請求項3】 直流磁化レベルを飽和磁化レベルあるい
は飽和磁化レベル近傍とすることを特徴とする第1項又
は請求項2に記載の鋼材のSi濃度測定方法。 - 【請求項4】 鋼材の微分透磁率又は微分透磁率と相関
の有る物理量を測定し、その測定値が一定になるように
直流磁場を制御して、渦電流測定を行うことを特徴とす
る請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の鋼
材のSi濃度測定方法。
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