JP2001228064A - 無菌状態監視用サンプリング装置 - Google Patents

無菌状態監視用サンプリング装置

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JP2001228064A JP2000040998A JP2000040998A JP2001228064A JP 2001228064 A JP2001228064 A JP 2001228064A JP 2000040998 A JP2000040998 A JP 2000040998A JP 2000040998 A JP2000040998 A JP 2000040998A JP 2001228064 A JP2001228064 A JP 2001228064A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無菌エリアの外側でサンプル捕集容器を取り
替えるようにした無菌状態監視用サンプリング装置につ
いて、サンプリング用経路やサンプル捕集容器の無菌性
を簡単に確保できるようにする。 【解決手段】 略無菌状態とした無菌エリア内から排出
される液体をサンプリングして、該液体中の微生物の有
無を検査することにより、無菌エリア内の無菌状態を監
視するためのサンプリング装置1について、無菌エリア
から延ばされたサンプリング用経路3に対して、その途
中から分岐した状態で接続されるように、サンプル捕集
容器4を着脱自在に配備すると共に、サンプリング用経
路3との接続のためにサンプル捕集容器4の側に固設さ
れた接続用管17に対して、任意に開閉できる開閉バル
ブ18を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略無菌状態とした
無菌エリア内の無菌状態を監視するための装置に関し、
特に、無菌エリア内から排出される液体中の微生物の有
無を検査するために該液体をサンプリングするときに使
用される無菌状態監視用サンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料缶詰の製造においては、高温で短時
間に殺菌して急速に冷却した殺菌済みの飲料を、略無菌
状態の雰囲気内で、殺菌済みの空缶に充填して、殺菌済
みの缶蓋で密封するようにした、所謂無菌充填法が従来
から種々研究されており、そのような無菌充填法によれ
ば、レトルト殺菌法や熱間充填法(ホットパック)のよ
うな加熱殺菌方法と比べて、熱履歴を少なくすることに
より飲料本来の味や香りや色をできるだけ保った状態で
飲料缶詰を製造することができると共に、レトルト殺菌
法のような長時間の加熱殺菌工程がなくなるため、製造
時間を短縮することができる。
【0003】そのような無菌充填法により飲料缶詰を製
造する場合、例えば、工場建屋内で空気清浄度が低レベ
ル(クラス100,000)のクリーンルーム内に設置
された缶詰製造ラインのうち、特に、殺菌済み空缶の搬
送路,殺菌済み缶蓋の供給路,飲料充填機周り,飲料充
填機から缶蓋巻締機への搬送路,および缶蓋巻締機周り
を、無菌充填エリアとして空気清浄度が高レベル(クラ
ス100)の状態に維持すると共に、更に、そのような
無菌充填エリアを囲むように空気清浄度が中レベル(ク
ラス1,000)のクリーンルームを画成するというこ
とが行なわれている。
【0004】なお、空気清浄度のクラスについては、N
ASAの規格によるものであり、所定空間(ft3 )当
たりに存在する基準粒子(粒子径0.5ミクロン以上)
の数により空気の清浄度を示すものであって、クラス1
00は基準粒子の数が11〜100個/ft3 、クラス
1000は101〜1000個/ft3 、クラス10
0,000は10,001〜100,000個/ft3
である。(クラス1は基準粒子の数が0〜1個/ft
3 、クラス10は2〜10個/ft3 である。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な飲料缶詰の無菌充填法では、缶詰製造ラインの飲料充
填領域や缶蓋巻締領域を無菌充填エリアとして高いレベ
ル(クラス100)の空気清浄度に維持しているが、高
レベルの空気清浄度で略無菌状態であるとは言っても、
そこに浮遊する微粒子はごく僅か(100個/ft3
下)であるが存在し、その中には稀に非耐熱性の水性菌
や黴等の微生物が存在することもあることから、これら
微生物が缶内に混入して内容物の腐敗を起こす可能性も
あって、そのような変敗缶の発生を完全には防止すると
いうことができない。
【0006】そのような微生物の混入による変敗缶の発
生については、それがたとえ僅か100万缶に数缶程度
の割合であっても、製造した食品会社としては不都合な
ものであって、そのため、変敗缶となるような商品が市
場に出ないように、通常、水性菌等の微生物が混入した
場合には必ず変敗缶になるという一定の期間は缶詰を保
管して、製造した缶詰が変敗缶とならないことを確認し
てから缶詰の出荷を行っている。
【0007】ところが、そのような一定期間の保管後に
変敗缶の有無の確認だけでは、何らかの理由で無菌充填
エリア内に微生物が入り込んでいる場合、微生物が入り
込んだ時点でそれを検知することができず、保管後の缶
詰中に変敗缶が発生して初めてそれが判るため、その時
点で対処しても、既にそれまでに累積して保管されてい
る全ての缶詰について、その中に微生物の混入している
可能性があり、最悪の場合にはそれら全ての缶詰を廃棄
処分しなければならないような問題の起きる可能性があ
る。
【0008】なお、変敗缶を発生させるような水性菌等
の微生物が全く混入しないように、クリーンルーム内で
飲料充填装置や缶蓋巻締装置等が設置されている無菌充
填エリア(各装置を収納するクリーンブースおよび各ク
リーンブースに接続される搬送路)を、クラス10未満
のきわめて高い空気清浄度に維持することも考えられる
が、そのためには莫大な設備費用や管理維持費用が必要
となるため、そのようなことは経済性から考えて実際的
には不可能である。
【0009】そこで、無菌充填エリア内に微生物が入り
込んでも、それに対して迅速に対処できるように、無菌
充填エリアの内部における微生物の有無を定期的に監視
するということが本出願者によって検討されており、具
体的には、生産稼働中に無菌充填エリアの内部に供給さ
れてから外部に排出された液体をサンプリングして、該
液体中の微生物の有無を検査することにより、無菌充填
エリア内の微生物の有無の監視を簡単な設備によって行
うということが検討されている。
【0010】そのように無菌充填エリアから排出された
液体を定期的にサンプリングするには、例えば、無菌充
填エリアから延びるサンプリング用の経路にサンプル捕
集用の容器を接続して、サンプル捕集済みの容器を空の
容器と定期的に取り替えるというような作業が必要とな
るが、そのような場合に、無菌充填エリア(クリーンブ
ース)の外側に位置するサンプリング用経路やサンプル
捕集容器の無菌性の確保をどのように行うかということ
が問題となってくる。
【0011】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、無菌エリアの外側でサ
ンプル捕集容器を取り替えるようにした無菌状態監視用
サンプリング装置について、サンプリング用経路やサン
プル捕集容器の無菌性を簡単に確保できるようにするこ
とを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、略無菌状態とした無菌エリア内
から排出される液体をサンプリングして、該液体中の微
生物の有無を検査することにより、無菌エリア内の無菌
状態を監視するためのサンプリング装置について、無菌
エリアから延ばされたサンプリング用経路に対して、そ
の途中から分岐した状態で接続されるように、サンプル
捕集容器を着脱自在に配備すると共に、サンプリング用
経路との接続のためにサンプル捕集容器の側に固設され
た接続用管に対して、任意に開閉できる開閉バルブを設
置することを特徴とするものである。
【0013】上記のような無菌状態監視用サンプリング
装置によれば、空のサンプル捕集容器を、接続用管の開
閉バルブを閉じた状態でオートクレーブ殺菌してから、
このサンプル捕集容器をサンプリング用経路に接続した
状態で、サンプリング用経路のスチーム殺菌を施すこと
により、サンプル捕集容器内にスチームドレンを溜める
ようなことなく、サンプル捕集容器とサンプリング用経
路の両方を無菌状態にすることができる。
【0014】そして、サンプリング用経路の無菌エリア
内と接続するバルブ以外の全てのバルブを閉じてから、
サンプリング用経路に接続されたサンプル捕集容器の接
続用管の開閉バルブを開いて、サンプリング用経路に液
体を導入すると、サンプル捕集容器内にサンプル液がス
ムーズに導入され、その後、サンプリング用経路への液
体の導入を停止し、接続用管の開閉バルブを閉じてから
サンプル捕集容器をサンプリング用経路から切り離すこ
とにより、一回のサンプリングを無菌状態で終了するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無菌状態監視用サ
ンプリング装置の一実施形態について、図面に基づいて
詳細に説明する。なお、図1および図2は、本発明の一
実施形態に係る無菌状態監視用サンプリング装置の全体
を示し、図3は、そのようなサンプリング装置における
サンプル捕集容器の構造を示し、図4は、無菌状態監視
用サンプリング装置が付設された飲料缶詰製造ラインの
無菌充填エリアの部分を示すものである。
【0016】本実施形態の無菌状態監視用サンプリング
装置が使用される飲料缶詰製造ラインでは、図示してい
ないが、空缶供給コンベアーにより連続的に供給された
未処理の空缶を搬送しながら、まず、缶胴の外周面およ
び缶底外面に殺菌処理用の薬液(過酸化水素5重量%の
水溶液)を噴霧してから、更に、空缶の内面に殺菌処理
用の薬液(過酸化水素5重量%の水溶液)を噴霧した
後、加熱殺菌処理オーブン内で加熱炉体による高温(2
50℃程度)の熱風により加熱して、付着した薬液の過
酸化水素を分解除去することで、空缶の殺菌処理を完了
させている。
【0017】次いで、加熱殺菌処理オーブンから搬出し
た殺菌済みの空缶を搬送しながら、略無菌雰囲気(空気
清浄度がクラス100)の搬送トンネル内で、クリーン
エアー置換装置により空缶の周辺の空気を清浄化した
後、冷却装置により空缶に無菌水を噴霧することで、加
熱されている空缶を内容物の充填温度付近に冷却してか
ら、図4に示すように、略無菌雰囲気(空気清浄度がク
ラス100)のクリーンブース内に設置された飲料充填
機(フィラー)に供給している。
【0018】略無菌雰囲気(空気清浄度がクラス10
0)のクリーンブース内に設置された飲料充填機(フィ
ラー)では、冷却された殺菌済みの空缶に対して、飲料
殺菌装置で高温短時間に加熱殺菌されてから充填温度ま
で冷却された殺菌済み飲料を所定量充填してから、略無
菌雰囲気(空気清浄度がクラス100)の搬送トンネル
内の缶体搬送路を通して、飲料充填済みの缶を缶蓋巻締
機に供給している。
【0019】そして、略無菌雰囲気(空気清浄度がクラ
ス100)のクリーンブース内に設置された缶蓋巻締機
(シーマー)では、飲料が充填された各缶に対して、缶
蓋殺菌装置から略無菌雰囲気(空気清浄度がクラス10
0)内のシュートを通して供給される殺菌済みの缶蓋を
載置してから、缶蓋巻締機によって巻き締めて密封した
後、飲料缶詰の殺菌済み製品としてクリーンルームの外
の所定場所までコンベアーにより搬出している。
【0020】なお、充填される飲料の種類に応じて、缶
蓋巻締機において飲料充填済みの缶に対して缶蓋を冠着
する前に、飲料充填済みの缶内上部のヘッドスペースの
空気を、別途の除菌済み窒素ガス供給装置から送給され
る除菌済みの窒素ガスと置換しておくことで、飲料缶詰
の貯蔵中の酸化による劣化を防止することができる。ま
た、胴壁の薄い缶を使用する場合には、別途の液体窒素
充填装置により缶蓋冠着前の缶内に所定量の除菌済み液
体窒素を添加してから缶蓋巻締機により缶を密封するの
が好ましい。
【0021】上記のような無菌充填法による飲料缶詰の
製造ラインは、その全体が工場建屋内で空気清浄度が低
レベル(クラス100,000)のクリーンルーム内に
設置されており、そのうちの殺菌済み空缶の搬送路(搬
送コンベアを覆う搬送トンネル),殺菌済み缶蓋の供給
路(シュートを覆う搬送トンネル),飲料充填機周り
(クリーンブース),飲料充填機から缶蓋巻締機への搬
送路(搬送コンベアを覆う搬送トンネル),および缶蓋
巻締機周り(クリーンブース)は、図4に示すように、
無菌充填エリアとして空気清浄度が高レベル(クラス1
00)の状態に維持されていて、更に、この無菌充填エ
リアの全体を覆うように空気清浄度が中レベル(クラス
1,000)のクリーンルームが設けられている。
【0022】なお、空気清浄度が高レベルの無菌充填エ
リア(各クリーンブース及びそれに連通する搬送トンネ
ル)内の気圧は、空気清浄度が中レベルのクリーンルー
ム内の気圧よりも僅かに高い気圧に維持され、空気清浄
度が中レベルのクリーンルーム内の気圧は、空気清浄度
が低レベルのクリーンルーム内の気圧よりも僅かに高い
気圧に維持され、空気清浄度が低レベルのクリーンルー
ム内の気圧は、工場建屋内の気圧よりも僅かに高いか或
いは同等の気圧に維持されている。
【0023】上記のように空気清浄度が高レベル(クラ
ス100)に維持されている無菌充填エリアにおいて、
その内部に設置されている缶蓋巻締機(シーマー)とそ
の付属設備は、スーパースチーム装置により350℃に
過熱された蒸気をスーパースチーム配管を通してクリー
ンブース内に噴霧して150℃達温後10分間程度その
状態を保持することで初期殺菌されており、そのような
スーパースチームによる殺菌は、その後も、通常は数週
間〜月に1回程度の実施サイクルで行なわれている。
【0024】また、そのようなスーパースチームによる
殺菌とは別に、飲料充填機(フィラー)や缶蓋巻締機等
の表面の洗浄殺菌やクリーンブース内壁の洗浄殺菌が、
クリーンブース内に配管された噴霧ノズルにより飲料充
填機や缶蓋巻締機等の表面やクリーンブース内壁に対し
て薬液,温水及び熱水を順次噴霧することによって、毎
日の製造開始前と製造終了後にそれぞれ実施されてい
る。
【0025】具体的には、例えば、毎日の製造開始前に
は、オキソニア(製品名 エコラボ株式会社製)4〜5
%×70℃×5分の薬液殺菌と、無菌温水70℃×5分
の水洗と、無菌熱水90℃×5分の熱水洗浄を順次行な
うと共に、毎日の製造終了後には、無菌温水70℃×2
分の水洗と、トパックス(製品名 エコラボ株式会社
製)2〜5%×70℃×5分の薬液洗浄と、無菌温水7
0℃×5分の水洗を順次行なっている。
【0026】そのように内部の各設備が殺菌され且つ空
気清浄度が高レベル(クラス100)に維持されている
無菌充填エリアに対し、該無菌充填エリア内に微生物が
侵入したか否かを定期的に監視する目的で、生産稼働中
に無菌充填エリア内で散布されてから無菌充填エリア外
に排出されている液体を定期的に採取するために、図4
に示すように、本実施形態のサンプリング装置1が、無
菌充填エリアを囲む中レベルのクリーンルーム(クラス
1,000)内の3箇所に設置されている。
【0027】すなわち、無菌充填エリア内で缶体の搬送
面に対して噴霧されているコンベア潤滑剤(スライダー
液)と、加熱殺菌済みの空缶を冷却した際に缶に付着し
た無菌水と、こぼれた飲料等について、中レベルのクリ
ーンルーム(クラス1,000)内に設置された各サン
プリング装置1によって、フィラー入口コンベアの下方
に配置されたドレンパンから排出される液体と、フィラ
ー出口側でフィラー内部サンプリング樋から排出される
液体と、シーマー付近で缶フィードテーブルの下方に配
置されたドレンパンから排出される液体とを、それぞれ
定期的にサンプリングするようにしている。
【0028】コンベア潤滑剤(スライダー液)自体につ
いては、飲料が充填された缶体と搬送面(フィードテー
ブル)との摩擦抵抗を小さくして缶体の動揺による飲料
の液こぼれを防止するために、従来から一般的に使用さ
れているものであり、生産稼働中に搬送面上にノズルか
ら噴霧されているものであって、無菌状態を維持するた
めに、コンベア潤滑剤を供給するための配管内は薬液
(オキソニア)により殺菌され、コンベア潤滑剤は除菌
フィルターで除菌後に噴霧されている。
【0029】なお、コンベア潤滑剤の除菌フィルターに
ついては、フィルターの目詰まりによる圧力変動を監視
することによってフィルター交換の時期を特定するか、
或いは、使用期間を定めて一定時間毎に交換する等によ
り、フィルターのトラブルを回避して無菌状態を維持す
るようにしている。
【0030】上記のように無菌充填法による飲料缶詰製
造ラインの無菌充填エリアから排出された液体(コンベ
ア潤滑剤等)をサンプリングするために中レベルのクリ
ーンルーム(クラス1,000)内の3箇所にそれぞれ
設置されている無菌状態監視用サンプリング装置1のう
ちの一つ(他のものも同様)について、その具体的な構
造を以下に説明する。
【0031】サンプリング装置1は、無菌充填エリア
(クリーンブース)から排出される廃液(コンベア潤滑
剤等)を製造ラインの排水処理管にまで流すための廃液
排出管をサンプリング用の経路とするものであって、図
1又は図2に示すように、無菌充填エリア(クリーンブ
ース)の外側において、支持部材2により垂直方向に取
り付けられたサンプリング用経路3に対して、その途中
から水平方向に分岐した状態で、サンプル捕集容器4を
着脱自在に接続部5で接続できるようにしたものであ
る。
【0032】サンプリング用経路3の始端は、自動切換
バルブ6を介して、無菌充填エリア(クリーンブース)
内からの経路7と殺菌用スチーム経路8とにそれぞれ接
続されており、自動切換バルブ6の切り換え動作によっ
て、サンプリング用経路3を、無菌充填エリア(クリー
ンブース)内からの経路7と連通させるか、殺菌用スチ
ーム経路8と連通させるか、適宜選択できるようになっ
ている。
【0033】殺菌用スチーム経路8には、自動切換バル
ブ6に近接して自動開閉バルブ9が設けられており、ま
た、サンプリング用経路3は、サンプル捕集容器4との
接続部5よりも下流側で、廃液排出管3aとスチーム排
出管3bに分岐されていて、両方の管3a,3bにそれ
ぞれ自動開閉バルブ10,11が設けられていると共
に、スチーム排出管3bには、殺菌用スチームの圧力を
維持して温度をコントロールするためのスチームトラッ
プ12が設けられている。なお、サンプリング用経路3
の適所にはスチームによる殺菌温度を確認するための熱
電対13が設けられている。
【0034】一方、サンプリング用経路3に対して接続
部5で着脱自在に接続されるサンプル捕集容器4には、
図3に示すように、フロートバルブ15と排気管16に
よるエアー抜き機構が設けられていると共に、サンプリ
ング用経路3との接続のための接続用管17が固設され
ていて、この接続用管17の途中には、任意に開閉可能
なように手動開閉バルブ18が設置されてる。
【0035】サンプル捕集容器4のエアー抜き機構につ
いて、本実施形態では、浮力のあるプラスチック製のボ
ール弁15aを使用したフロートバルブ15によるもの
であって、このフロートバルブ15は、エアーが抜ける
上方が逆擂鉢形状の弁座15cとなり、エアーが流入す
る下方が擂鉢形状の弁座15bとなり、その内部に水よ
りも軽いプラスチック製のボール弁15aが入ってい
て、サンプル液がサンプル捕集容器4内に充満すると、
サンプル液がこのフロートバルブ15内に流入し、内部
のボール弁15aを持ち上げて上方にある逆擂鉢形状の
弁座15cに着座させてエアー抜き経路を塞ぎ、エアー
抜き機構からサンプル液が溢れ出ない構造になってい
る。
【0036】また、フロートバルブ15から延びる排気
管16には屈曲部分を設けていることで、サンプル捕集
容器4内が負圧でなく接続用管17の手動開閉バルブ1
8を閉じた状態では、容器4内にまで微生物が入り込む
ことが殆ど無いようにして、容器4内の殺菌後はそのま
までも充分に無菌状態を保つことができるようにしてい
るが、更に、空気が通る殺菌済みの布などで排気管16
の開口端部を覆うようにしても良い。
【0037】なお、フロートバルブ15から容器4内に
管19を延ばしていることで、この管19の長さを調整
することにより、容器4内に収納されるサンプル液の量
を制限することができて、容器4が大きくてもサンプル
液を必要以上に採取することなく所望量だけ採取できる
ようになっている。
【0038】上記のような構造のサンプリング装置1に
よる液体(本実施形態ではコンベア潤滑剤を主体とした
廃液)のサンプリングについて説明すると、先ず、殺菌
用スチーム経路8の自動開閉バルブ9を閉じ、自動切換
バルブ6を殺菌用スチーム経路8の側に切り換えて、無
菌充填エリア(クリーンブース)内からの経路7による
液体(廃液)の導入を遮断した状態において、サンプリ
ング用経路3の各自動開閉バルブ10,11を開くこと
によって、サンプリング用経路3の内部を完全に空にす
る。
【0039】一方、サンプリング用経路3の接続部5か
ら取り外された状態の空のサンプル捕集容器4を、その
接続用管17の手動開閉バルブ18を閉じた状態で、図
示しないオートクレーブ内で加熱殺菌してから少なくと
も常温まで冷却した後、手動開閉バルブ18を閉じたま
まの状態で運び出して、内部を空にしたサンプリング用
経路3に接続する。
【0040】そして、サンプリング用経路3の廃液排出
管3aの自動開閉バルブ10を閉じ、スチーム排出管3
bの自動開閉バルブ11を開けたままの状態で、殺菌用
スチーム経路8の自動開閉バルブ9を開くことで、サン
プル捕集容器4の接続用管17の手動開閉バルブ18と
接続部5との間の部分を含むサンプリング用経路3の内
部全体を、スチームトラップ12により圧力や温度がコ
ントロールされた殺菌用スチームによって完全に殺菌す
る。
【0041】その後、殺菌用スチーム経路8の自動開閉
バルブ9を閉じ、廃液排出管3aの自動開閉バルブ10
を一時的に開けて、サンプリング用経路3内のスチーム
ドレンを完全に排出してから、サンプリング用経路3の
各自動開閉バルブ10,11を閉じることで、サンプル
捕集容器4の接続用管17の手動開閉バルブ18と接続
部5との間の部分を含むサンプリング用経路3の内部全
体を、スチームドレンがなく無菌の状態に維持する。
【0042】そのような状態から、自動切換バルブ6を
無菌充填エリア(クリーンブース)からの経路7の側に
切り換えてサンプリング用経路3に液体を導入すると共
に、サンプル捕集容器4の接続用管17の手動開閉バル
ブ18を開けると、サンプル捕集容器4内の空気がボー
ル弁15aを擂鉢形状の弁座15bから押し上げながら
エアー抜き機構のフロートバルブ15から排気管16を
経由して抜けることで、サンプリング用経路3に導入さ
れた液体は、接続用管17を通ってサンプル捕集容器4
内にスムーズに流入し、また、該容器4内に流入した液
体が一定量に達すると、液体がフロートバルブ15内に
流入してボール弁15aを浮かせて逆擂鉢形状の弁座1
5cに着座させることでフロートバルブ15が閉じられ
て、該容器4内に所定量の液体がサンプル液として採取
されたこととなる。
【0043】なお、サンプル捕集容器4に所定量の液体
が採取されてフロートバルブ15が閉じられると、余分
な液体はサンプル捕集容器4内に入らない。従って、サ
ンプル液を採取する際に、作業者がその近くでわざわざ
待っている必要がない。
【0044】その後、サンプル捕集容器4の接続用管1
7の手動開閉バルブ18を閉じてから、自動切換バルブ
6の切り換えにより一時的にサンプリング用経路3への
液体の導入を停止して、サンプリング用経路3内の余分
な液体を排出した状態で、接続用管17を接続部5でサ
ンプリング用経路3から取り外してサンプル捕集容器4
を回収することにより、一回のサンプリングが終了する
こととなる。
【0045】上記のようなサンプリング装置1による液
体のサンプリングは、生産稼働中に2〜4時間毎の実施
サイクルで行なわれるものであって、サンプリングされ
て検査室に運ばれた液体(コンベア潤滑剤を主体とした
廃液)は、メンブレンフィルターで濾過し、濾過したフ
ィルターを培養して菌数を測定している。
【0046】上記のように使用される本実施形態の無菌
状態監視用サンプリング装置1によれば、オートクレー
ブ殺菌したサンプル捕集容器4を、その接続用管17の
手動開閉バルブ18を閉じた状態のまま運び出して、サ
ンプリング用経路3に接続してから、サンプリング用経
路3内にスチーム殺菌を施すことにより、殺菌されたサ
ンプル捕集容器4内にスチームドレンを溜めるようなこ
となく、サンプル捕集容器4の接続用管17の手動開閉
バルブ18と接続部5との間の部分を含むサンプリング
用経路3の内部全体を無菌状態とすることができて、サ
ンプリング装置1の全体を簡単に無菌状態とすることが
できる。
【0047】また、サンプリング用経路3に接続された
サンプル捕集容器4の接続用管17の手動開閉バルブ1
8を開いて液体を流入させる際には、サンプル捕集容器
4内の空気がエアー抜き機構15,16から抜けること
で、該容器4内にサンプル液をスムーズに流入させるこ
とができる。
【0048】また、本実施形態では、サンプル捕集容器
4が、サンプリング用経路3に対して水平方向に(或い
はそれよりも上方に向かって)分岐した状態で接続され
ることから、サンプリング用経路3内をスチーム殺菌し
たときのスチームドレンがサンプル捕集容器4とサンプ
リング用経路3の接続部分(手動開閉バルブ18と接続
部5の間)に溜まるようなことがない。
【0049】また、本実施形態では、サンプリング用経
路3に対し、自動切換バルブ6を介して、無菌充填エリ
ア(クリーンブース)内からの経路7とは別の殺菌用ス
チーム経路8を接続していることにより、無菌充填エリ
ア内の殺菌とは関係なく、単独でサンプリング用経路3
のスチーム殺菌を行うことが可能となり、それによっ
て、稼働中に短いサイクルでサンプリングを行っても、
その都度新たにサンプリング装置1の殺菌を簡単に行う
ことができて、常に無菌状態を確保した状態でサンプリ
ングを行うことができる。
【0050】また、本実施形態では、無菌充填法による
飲料缶詰の製造ラインにおいて、従来から生産稼働時に
無菌充填エリア内を通って外に排出されている液体(コ
ンベア潤滑剤を主体とした廃液)をサンプリングしてい
ることにより、簡単な構造のサンプリング装置1を付加
するだけで、無菌充填エリア内における微生物の有無
を、一定期間の保管後に変敗缶の有無を検査するような
場合と比べて、短時間の内に(サンプリング液を濾過し
たフィルターによる微生物の培養後に)知ることができ
て、その結果、不良品の生産数量を大幅に抑制すること
ができ、また、無菌充填エリア内を早く無菌状態に戻
し、早期に飲料缶詰の生産を再開させることができる。
【0051】以上、本発明の無菌状態監視用サンプリン
グ装置の一実施形態について説明したが、本発明は、上
記のような実施形態にのみ限定されるものではなく、例
えば、上記の実施形態に示した装置はコンベア潤滑剤を
主体とする廃液をサンプルの液体として無菌充填法によ
る飲料缶詰製造ラインの無菌充填エリア内の無菌状態を
監視するためのものであるが、そのような用途に使用さ
れるサンプリング装置に限らず、殺菌済の飲料等の液体
を貯留した無菌タンク内の無菌状態を監視するために該
タンク内に収納された液体をサンプリングするような場
合に使用することも可能である。
【0052】また、装置自体の具体的な構造について
も、例えば、上記の実施形態に示した自動切換バルブや
自動開閉バルブの部分を手動によるバルブとして実施す
ることも可能であり、また、上記の実施形態ではサンプ
ル捕集容器への接続部分をサンプリング用経路から水平
方向に分岐させているが、そのような構造に限らず、サ
ンプル捕集容器への接続部分をサンプリング経路から下
方に向けて分岐させることにより実施することも可能で
あって、そのようにしても、接続部分に僅かに溜まった
スチームドレンが少しばかりサンプル捕集容器内に入る
だけでは実質的に殆ど問題はなく、無菌性を維持しつつ
無菌エリア内等の液体を採取できることに変わりはな
い。
【0053】また、サンプル捕集容器のエアー抜き機構
についても、上記の実施形態に示したようなフロートバ
ルブによるものに限らず、疎水性除菌フィルターを使用
したエアー抜き機構により実施することも可能であり、
更には、サンプル捕集容器に対して特別なエアー抜き機
構を設けなくても、配管径やバルブを大きくすること
で、空気と液との置換を自然に行わせてサンプリングす
ることも可能である等、適宜変更可能なものであること
はいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したような本発明の無菌状態監
視用サンプリング装置によれば、無菌エリアの外側でサ
ンプル捕集容器を取り替えるようにしても、簡単な構造
により、サンプル捕集容器内に殺菌用スチームのドレン
を溜めるようなことなく、サンプリング用経路とサンプ
ル捕集容器の両方の無菌性を充分に確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無菌状態監視用サンプリング装置の一
実施形態を示す側面図。
【図2】図1に示した無菌状態監視用サンプリング装置
の正面図。
【図3】図1に示した無菌状態監視用サンプリング装置
のサンプル捕集容器を示す部分断面側面図。
【図4】図1に示した無菌状態監視用サンプリング装置
が使用されている飲料缶詰製造ラインの無菌充填エリア
の部分を示す側面説明図。
【符号の説明】
1 サンプリング装置 3 サンプリング用経路 4 サンプル捕集容器 8 殺菌用スチーム経路 15 フロートバルブ(エアー抜き機構) 16 排気管(エアー抜き機構) 17 (サンプル捕集容器の)接続用管 18 手動開閉バルブ(接続用管の開閉バルブ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C12M 1/34 C12M 1/34 B G01N 33/14 G01N 33/14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略無菌状態とした無菌エリア内から排出
    される液体をサンプリングして、該液体中の微生物の有
    無を検査することにより、無菌エリア内の無菌状態を監
    視するためのサンプリング装置であって、無菌エリアか
    ら延ばされたサンプリング用経路に対して、その途中か
    ら分岐した状態で接続されるように、サンプル捕集容器
    が着脱自在に配備されていると共に、サンプリング用経
    路との接続のためにサンプル捕集容器の側に固設された
    接続用管に対して、任意に開閉できる開閉バルブが設置
    されていることを特徴とする無菌状態監視用サンプリン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 サンプリング用経路に対し、水平方向か
    それよりも上方に向かって分岐した状態で、サンプル捕
    集容器が接続されるように構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の無菌状態監視用サンプリング装
    置。
  3. 【請求項3】 サンプリング用経路に対して、無菌エリ
    ア側からの経路とは別に、殺菌用スチーム経路が接続さ
    れていて、無菌エリアからの液体を遮断した状態で、殺
    菌用スチーム経路からのスチームを任意にサンプリング
    用経路に導入できるように構成されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の無菌状態監視用サンプリン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 サンプル捕集容器が、フロートバルブを
    有するエアー抜き機構を備え、サンプリングした液体が
    一定量に達すると該フロートバルブがエアー抜き孔を遮
    断するように構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3に記載の無菌状態監視用サンプリング装置。
  5. 【請求項5】 略無菌状態の無菌充填エリア内で、殺菌
    済みの容器本体に、殺菌済みの内容物を充填して、殺菌
    済みの蓋体で密封するようにした無菌充填法において、
    生産稼働中に無菌充填エリア内に供給されてから無菌充
    填エリア外に排出された液体をサンプリングして、該液
    体中の微生物の有無を検査することにより、無菌充填エ
    リア内の無菌状態を監視するためのものであることを特
    徴とする請求項1乃至4に記載の無菌状態監視用サンプ
    リング装置。
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