JP2001227798A - 外調機による冷水製造システム - Google Patents

外調機による冷水製造システム

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JP2001227798A
JP2001227798A JP2000035001A JP2000035001A JP2001227798A JP 2001227798 A JP2001227798 A JP 2001227798A JP 2000035001 A JP2000035001 A JP 2000035001A JP 2000035001 A JP2000035001 A JP 2000035001A JP 2001227798 A JP2001227798 A JP 2001227798A
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air
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Kazuyasu Hamada
和康 濱田
Masafumi Takesako
雅史 竹迫
Fumiaki Sato
文秋 佐藤
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Mitsubishi Estate Co Ltd
Yamatake Building Systems Co Ltd
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Mitsubishi Estate Co Ltd
Yamatake Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外調機を用いて冷水を製造する。 【解決手段】 冬季の空調機で消費される冷房負荷を賄
うために、必要な冷水温度より外気温度が低い場合には
外調機冷水弁を開放し、外気と熱交換させることで冷水
を製造させる。また、ビル全体の空調運転状況等から積
極的に冷水の送水温度を高めることで、冷水製造効果を
向上させ、また同時に外気をプレヒートする効果を与
え、温熱消費量軽減をはかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外調機を利用し
た空調システムに用いて好適な外調機による冷水製造シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】外調機は、通常、外気の一次処理を行う
ために設置され、冷房時は冷水を使用して、除湿を含ま
ない冷房用として26℃程度、また除湿が必要な場合に
は10℃程度の送風温度で運転される。さらに、暖房時
には、10〜20℃程度の送風温度となるように運転さ
れる。昨今では、オフィスのOA化に伴い、冬場でも空
調機では冷房が行われることが多い。
【0003】図3は外調機を利用した従来の空調システ
ムの一例を示す概略構成図である。同図において、1は
冷熱源、2は温熱源、3は外調機、4および5は空調機
であり、外調機3は冷水コイル3−1,温水コイル3−
2およびファン3−3を備え、空調機4は冷水コイル4
−1,温水コイル4−2およびファン4−3を備え、空
調機5は冷水コイル5−1,温水コイル5−2およびフ
ァン5−3を備えている。
【0004】外調機3の冷水コイル3−1には電動弁
(冷水弁)6が、空調機4の冷水コイル4−1には電動
弁(冷水弁)7が、空調機5の冷水コイル5−1には電
動弁(冷水弁)8が付設されており、冷水コイル3−
1,4−1,5−1には冷熱源1からの冷水が与えられ
るようになっている。また、外調機3の温水コイル3−
2には電動弁(温水弁)9が、空調機4の温水コイル4
−2には電動弁(温水弁)10が、空調機5の温水コイ
ル5−2には電動弁(温水弁)11が付設されており、
温水コイル3−2,4−2,5−2には温熱源2からの
温水が与えられるようになっている。
【0005】なお、P1〜P6はポンプ、T1〜T10
は温度センサ、F1,F2は流量計、BV1,BV2は
バイパスバルブ、CLSおよびHLSは往水管路、CL
RおよびHLRは還水管路であり、温度センサT1は冷
熱源1からの冷水の送水温度Tscを検出し、温度セン
サT2は冷熱源1への冷水の還水温度Trcを検出す
る。温度センサT3は温熱源2への還水温度Trhを検
出し、流量計F1は冷水の流量を、流量計F2は温水の
流量を検出する。温度センサT4は外調機3における冷
水コイル3−1を通過直後の空気の温度を検出し、温度
センサT5は外調機3における温水コイル3−2を通過
直後の空気の温度を検出する。温度センサT6は空調機
4における冷水コイル4−1を通過直後の空気の温度を
検出し、温度センサT7は空調機4における温水コイル
4−2を通過直後の空気の温度を検出する。温度センサ
T8は空調機5における冷水コイル5−1を通過直後の
空気の温度を検出し、温度センサT9は空調機5におけ
る温水コイル5−2を通過直後の空気の温度を検出す
る。温度センサT10は外気温度Toutを検出する。
【0006】このシステムでは、冬季、外気温度が10
℃を下回るような場合、外調機3において外気を加熱加
湿し、送風温度が10℃以上になるように運転される。
すなわち、外調機3において加熱せずに外気を空調機4
や空調機5へ送ると、送風温度が低すぎるために絶対湿
度を高めることができず、被制御室内での湿度低下を生
じることがある。このような、湿度低下を防ぐために、
外調機3において外気を加熱する。この場合、外調機3
における外気の加熱は、温水コイル3−2を用いて行わ
れる。すなわち、電動弁9を開とし、この電動弁9の開
度を調整することによって、温水コイル3−2への温水
の供給量を制御し、外調機3から空調機4や空調機5へ
の外気を10℃以上とする。この際、電動弁6は閉と
し、冷水コイル3−1への冷水の供給は行わない。
【0007】外調機3からの外気は空調機4や空調機5
へ送られる。外調機3からの外気のみで冷房を行うこと
ができない場合、空調機4(5)は、冷水コイル4−1
(5−1)を用いて外調機3からの外気と被制御室内か
らの循環空気との混合空気を冷却する。すなわち、電動
弁7(8)開とし、この電動弁7(8)の開度を調整す
ることによって、冷水コイル4−1(5−1)への冷水
の供給量を制御し、空調機4(5)から被制御室内への
給気温度を所望の温度とする。外気冷房を実施する場合
には、室内空気により相対的に低温な外調機3の送風量
を増大させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この外
調機を利用して空調システムでは、低温の外気があるに
もかかわらず、外調機での加湿効率を高めるために加熱
を行い、また空調機側で冷却を行うというミキシングロ
スが発生する。そのため、冷熱源と温熱源とを合わせた
熱源機器でのエネルギー消費が大きくなり、ランニング
コストが高くなるという問題があった。また、外気冷房
により冷房を行う場合、外調機からの低温低湿の外気の
導入量を増大させるので室内湿度が低下するか、または
加湿を有効にするための温熱負荷および加湿コストが増
加するという問題があった。
【0009】例えば、図3において、外調機3への外気
温度を5℃、外調機3からの空調機4や空調機5への外
気温度を11℃、外調機3を通過する外気の風量をQ0
とすると、外調機3では無単位で(11−5)×Q0=
6Q0の熱量の温水を必要とする。空調機4において、
外調機風量:循環空気風量=1:3とし、循環空気の温
度が27℃であるとすると、空調機4の入口空気温度は
23℃となる。空調機4から19℃の給気が必要であれ
ば、給気風量をQaとすると、(23−19)×Qa=
4Qaの熱量の冷水を必要とする。空調機5について
も、空調機4と同様であるとすれば、(23−19)×
Qa=4Qaの熱量の冷水を必要とする。簡単化のため
に、Q0=Qaとすると、温水の必要熱量は6Q0=6
Qa、冷水の必要熱量は4Qa+4Qa=8Qaとな
り、冷熱源1には8Qaの負荷が、温熱源2には6Qa
の負荷がかかり、冷水・温水運転効率が同等であれば、
冷熱源1と温熱源2とを合わせた熱源機器には14Qa
の負荷がかかる。
【0010】また、外気冷房により冷房を行うために、
外調機3からの低温低湿の外気の導入量を増大し、2Q
0としたとする。この場合、外調機3では(11−5)
×2Q0=12Q0の熱量の温水を必要とする。空調機
4において、外調機風量:循環空気風量=1:1とし、
循環空気の温度が27℃であるとすると、空調機4の入
口空気温度は19℃となる。空調機4から19℃の給気
が必要であれば、給気風量をQaとすると、(19−1
9)×Qa=0Qaの熱量の冷水を必要とする。空調機
5についても、空調機4と同様であるとすれば、(19
−19)×Qa=0Qaの熱量の冷水を必要とする。簡
単化のために、Q0=Qaとすると、温水の必要熱量は
12Q0=12Qa、冷水の必要熱量は0Qa+0Qa
=0Qaとなり、冷熱源1には0Qaの負荷が、温熱源
2には12Qaの負荷がかかり、冷水・温水運転効率が
同等であれば、冷熱源1と温熱源2とを合わせた熱源機
器には12Qaの負荷がかかる。さらに、空調機4から
被制御室内へはそれまでの2倍の外気(低湿度の外気)
が流入し、その分、室内湿度が低下する。また、外調機
3におけるファン動力が2倍以上必要となってくる。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、冷熱源や温
熱源にかかる負荷を軽減し、ランニングコストを安くす
ることの可能な、また、外気冷房で冷房を行うような場
合でも室内湿度の低下を招くことがないようにすること
の可能な、外調機による冷水製造システムを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、外気温度が所定温度を下回っている
場合、冷熱源からの冷水の送水温度が外気温度よりも高
いことを確認のうえ、外調機の冷水コイルへ冷熱源から
の冷水を供給して外気冷熱を回収するようにしたもので
ある。この発明によれば、例えば、外気温度が5℃で所
定温度(10℃)を下回っており、冷熱源からの送水温
度が14℃であるものとすれば、外調機の冷水コイルへ
冷熱源からの冷水が供給され、この冷水によって外気が
加熱される。この際、外気冷熱が回収され、冷水の温度
が下がる(冷水が製造される)。
【0013】冷熱源からの冷水の送水温度を積極的に高
め、回収される外気冷熱量を大きくすれば、冷水回収の
期間が増大する(冷熱回収期間が長くなる)。また、外
気温度との温度差が大きくなることにより、単位時間あ
たりの冷熱回収量が増加し、かつ温水使用量が削減され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1は本発明を適用した外調機を利
用した空調システムの一実施の形態を示す概略構成図で
ある。同図において、図3と同一符号は同一構成要素を
示し、その説明は省略する。
【0015】このシステムには、システム全体を制御す
る装置として制御装置12が設けられており、制御装置
12からの指令を受けて冷熱源1や温熱源2、外調機
3、空調機4,5などの運転が制御されるようになって
いる。すなわち、本実施の形態において、制御装置12
は、温度センサT1〜T10からの検出温度や流量計F
1,F2からの検出流量を入力とし、冷熱源1や温熱源
2、ポンプP1〜P6、外調機3のファン3−3、外調
機3に付設された冷水弁6,温水弁9、空調機4のファ
ン4−3、空調機4に付設された冷水弁7,温水弁1
0、空調機5のファン5−3、空調機5に付設された冷
水弁8,温水弁11、バイパス弁BV1,BV2などを
制御する。
【0016】図2に制御装置12の要部構成を示す。図
2において、12−1はCPU、12−2はROM、1
2−3はRAM、12−4,12−5は入出力インター
フェイスである。CPU12−1は、インターフェイス
12−4を介して与えられる各種入力情報を得て、RO
M12−2に格納されたプログラムに従い、RAM12
−3にアクセスしながら、各種処理動作を行う。
【0017】このシステムでは、冬場、外気温度が10
℃を下回るような場合、外調機3において外気を加熱加
湿し、送風温度が10℃以上になるようにする。すなわ
ち、外調機3において加熱せずに外気を空調機4や空調
機5へ送ると、送風温度が低すぎるために絶対湿度を高
めることができず、被制御室内での湿度低下を生じるこ
とがある。このような湿度低下を防ぐために、外調機3
において外気を加熱する。
【0018】この場合、外調機3における外気の加熱
は、冷水コイル3−1を用いて行う。すなわち、従来に
おいては、温水コイル3−2を用いて外気の加熱を行っ
ていたが、本実施の形態では冷水コイル3−1を用いて
外気の加熱(プレヒート)を行う。この冷水コイル3−
1を用いての外気の加熱に際し、制御装置12は、外気
温度Toutが10℃を下回っており、かつ、冷熱源1
からの冷水の送水温度Tscが外気温度Toutよりも
高いことを確認のうえ、外調機3に付設されている冷水
弁6を開く。なお、冷水の送水温度Tscと外気温度T
outとの比較判断に際しては、ポンプ搬送動力のトレ
ードオフ分を考慮するようにしてもよい。
【0019】本実施の形態において、冬季(外気温度1
0℃以下)は、冷熱源1からの冷水の送水温度Tscを
比較的高温(12〜14℃)としておく。通常のシステ
ムでは、冷熱源1からの冷水の送水温度Tscは7℃と
されるが、これは主に冷却除湿効果が必要なためであ
り、冬季にはこのような冷水は不要である。本実施の形
態において、冷熱源1からの冷水の送水温度Tscの設
定値は、運転員による判断・外気露点温度による簡易判
断により定めてもよいし、最適送水温度設定制御などの
送水温度設定演算により定めてもよい。最適送水温度の
設定については特願平9−232491号に示されてい
るので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0020】図1において、外調機3への外気温度を5
℃、外調機3における冷水コイル3−1を用いて加熱さ
れた外気温度を9℃、外調機3を通過する外気の風量を
Q0とすると、外調機3では無単位で(9−5)×Q0
=4Q0の熱量の冷水が外気から回収される。なお、こ
の場合、冷水コイル3−1で加熱された外気を、温水コ
イル3−2を用いてさらに加熱し、11℃とする。これ
により、外調機3では、(11−9)×Q0=2Q0の
熱量の温水を必要とする。
【0021】空調機4において、外調機風量:循環空気
風量=1:3とし、循環空気の温度が27℃であるとす
ると、空調機4の入口空気温度は23℃となる。空調機
4から19℃の給気が必要であれば、給気風量をQaと
すると、(23−19)×Qa=4Qaの熱量の冷水を
必要とする。空調機5についても、空調機4と同様であ
るとすれば、(23−19)×Qa=4Qaの熱量の冷
水を必要とする。簡単化のために、Q0=Qaとする
と、外調機3では2Q0=2Qaの熱量の温水を消費
し、空調機4,5では4Qa+4Qa=8Qaの熱量の
冷水を消費する。
【0022】しかし、4Q0=4Qaの熱量の冷水を外
調機3において外気から回収しているので、すなわち外
調機3の冷水コイル3−1へ冷熱源1からの冷水を供給
して外気冷熱を回収しその冷水の温度を下げている(冷
水を製造している)ので、温水源2には2Qaの負荷が
かかるものの、冷熱源1には8Qa−4Qa=4Qaの
負荷しかかからず、冷水・温水運転効率が同等であれ
ば、冷熱源1と温熱源2とを合わせた熱源機器には6Q
aの負荷しかかからない。すなわち、従来の温水コイル
3−2のみの利用では冷熱源1と温熱源2とを合わせた
熱源機器に14Qaの負荷がかかっていたが、本実施の
形態では6Qaの負荷しかかからず、熱源機器でのエネ
ルギー消費が少なくなり、ランニングコストが安くな
る。また、空調機4や5には比較的高温の冷水が供給さ
れるため、空調機4や5による不要な除湿が防止され
る。
【0023】冷熱源1からの冷水の送水温度を積極的に
高め、回収される外気冷熱量を大きくすれば、冷水回収
の期間が増大する(冷熱回収期間が長くなる)。また、
外気温度との温度差が大きくなることにより、単位時間
あたりの冷熱回収量が増加し、かつ温水使用量が削減さ
れる。
【0024】上述の例では、外調機3の冷水コイル3−
1へ冷水を供給することによって外気から回収される熱
量(回収熱量)が外調機3の温水コイル3−2および空
調機4の冷水コイル4−1,空調機5の冷水コイル5−
1で消費される熱量(消費熱量)よりも少ないものとし
たが(回収熱量<消費熱量)、例えば冷熱源1からの冷
水の送水温度Tscを高くすれば、外調機3の温水コイ
ル3−2へ温水を供給しなくても外気温度を所定の温度
(11℃)まで加熱することができるようになり、回収
熱量を消費熱量よりも多くして(回収熱量>消費熱
量)、空調機4や5での必要熱量を外気から回収した熱
量で賄うことが可能となる。これにより、冷熱源1や温
熱源2に負荷がかからなくなり、外気のみの冷房が可能
となる。この場合、外調機3からの外気の風量は変わら
ないので、室内湿度が低下するというような問題は生じ
ない。
【0025】なお、制御装置12は、回収熱量>消費熱
量の場合には、次の,の何れかの運転を行う。 送水温度Tscが一定となるように外調機3に付設さ
れた冷水弁6の制御を行う。 送水温度Tscが下がるのに任せ、外気との熱交換が
飽和するのを待つ。の運転方法では、外調機3へ無駄
な送水が行われなくなるという長所があり、の運転方
法では空調機4や5への送水流量を減らすという長所が
ある。選択基準は各々の容量・設置位置により適宜決定
する。
【0026】また、制御装置12は、回収熱量<消費熱
量の場合には、冷熱源1や温熱源2に負荷がかかるの
で、その負荷状況に応じて冷熱源1や温熱源2の運転を
制御する(熱源が複数台あるシステムでは台数制御を行
う)。また、制御装置12は、回収熱量>消費熱量の場
合には、冷熱源1や温熱源2には負荷がかからないの
で、冷熱源1や温熱源2の運転を停止する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、外気温度が所定温度を下回っている場
合、冷熱源からの冷水の送水温度が外気温度よりも高い
ことを確認のうえ、外調機の冷水コイルへ冷熱源からの
冷水を供給して外気冷熱を回収するようにしたので、例
えば、外気温度が5℃で所定温度(10℃)を下回って
おり、冷熱源からの送水温度が14℃であるものとすれ
ば、外調機の冷水コイルへ冷熱源からの冷水が供給さ
れ、この冷水によって外気が加熱される一方、外気冷熱
が回収されて冷水の温度が下がる(冷水が製造される)
ものとなり、冷熱源や温熱源にかかる負荷を軽減し、ラ
ンニングコストを安くすることが可能となる。また、外
調機からの外気の風量を増大させることなく、外気冷房
で冷房を行うことが可能となり、室内湿度の低下を招か
ないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した外調機による空調システム
の一実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】 この空調システムにおける制御装置の要部構
成を示す図である。
【図3】 外調機を利用した従来の空調システムの一例
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…冷熱源、2…温熱源、3…外調機、4,5…空調
機、6,7,8…電動弁(冷水弁)、3−1,4−1,
5−1…冷水コイル、3−2,4−2,5−2…温水コ
イル、3−3,4−3,5−3…ファン、9,10,1
1…電動弁(温水弁)、T1〜T10…温度センサ、1
2…制御装置、12−1…CPU、12−2…ROM、
12−3…RAM、12−4,12−5…入出力インタ
ーフェイス。
フロントページの続き (72)発明者 竹迫 雅史 東京都港区芝浦4丁目3番4号 山武ビル システム株式会社内 (72)発明者 佐藤 文秋 東京都千代田区丸の内2丁目7番3号 三 菱地所株式会社内 Fターム(参考) 3L050 BB02 BB16 3L060 CC03 CC05 DD01 EE31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷水コイルおよび温水コイルを備えた外
    調機と、 外気温度が所定温度を下回っている場合、冷熱源からの
    冷水の送水温度が前記外気温度よりも高いことを確認の
    うえ、前記外調機の冷水コイルへ前記冷熱源からの冷水
    を供給して外気冷熱を回収する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする外調機による冷水製造システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記冷熱源からの冷
    水の送水温度を積極的に高め、回収される外気冷熱量を
    大きくしたことを特徴とする外調機による冷水製造シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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