JP2001227742A - 燃焼式ヒータ - Google Patents

燃焼式ヒータ

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JP2001227742A
JP2001227742A JP2000043579A JP2000043579A JP2001227742A JP 2001227742 A JP2001227742 A JP 2001227742A JP 2000043579 A JP2000043579 A JP 2000043579A JP 2000043579 A JP2000043579 A JP 2000043579A JP 2001227742 A JP2001227742 A JP 2001227742A
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fuel
combustion chamber
main
heater
auxiliary
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JP2000043579A
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English (en)
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Hirohito Matsui
啓仁 松井
Sadahisa Onimaru
貞久 鬼丸
Yuichi Sakagami
祐一 坂上
Masashi Takagi
正支 高木
Toshio Morikawa
敏夫 森川
Koji Mori
孝治 森
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Denso Corp
Soken Inc
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Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼式ヒータのフル燃焼の立ち上がりを早く
する。 【解決手段】 ヒータ運転開始時から所定時間t2(例
えば5sec)までの主燃焼室210への第1燃料流量
A1を多くして、ヒータ運転開始時から主燃焼室210
に着火する時までに、主燃焼室210に供給する燃料の
量を、主ウィック214の略最大保持量とほぼ同じ量に
する。これにより、主燃焼室210の燃料が着火する時
点では、主ウィック214全体に燃料が供給されている
ので、燃焼式ヒータ21のフル燃焼の立ち上がりを早く
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グロープラグ等の
着火手段により、気化した液体燃料が着火燃焼する補助
燃焼室と、その補助燃焼室の燃焼により、気化した液体
燃料が着火燃焼する主燃焼室とを有する燃焼式ヒータに
関し、例えば、車両暖房用の熱源装置、車両暖機用の熱
源装置等に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の燃焼式ヒータにおいて、主
燃焼室への燃料供給路は、補助燃焼室への燃料供給路を
兼ねるように構成されており、主燃焼室へ供給する燃料
は、補助燃焼室を通過して主燃焼室に供給されるように
なっていた。
【0003】この燃焼式ヒータの運転開始から主燃焼室
の着火燃焼までの作動を説明すると、はじめに、補助燃
焼室に備えられる補助ウィックに燃料を少量ずつ(例え
ば1cc/min)供給し、その燃料をグロープラグ等
の発熱体で気化させて、補助燃焼室にて着火燃焼させ
る。
【0004】その後、補助ウィックに供給する燃料流量
を増加(例えば10cc/min)させて、燃料が補助
燃焼室を通過するようにして、主燃焼室に備えられる主
ウィックに燃料を供給する。そして、主ウィックに供給
された燃料を、補助燃焼室の燃焼熱で気化させて、主燃
焼室にて着火燃焼させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、補助燃焼室で着火するまで、主ウィックへの燃料
供給がほとんど行われていないので、主燃焼室に着火す
る時点では、主ウィックでの燃料が不足して、主ウィッ
ク全体でのフル燃焼を行うことができないことがわかっ
た。従って、フル燃焼の立ち上がりは、主燃焼室に着火
してから主ウィック全体に燃料を供給するのに必要な時
間だけ遅くなっていることがわかった。
【0006】なお、補助燃焼室にて着火するまでの、補
助ウィックへの燃料流量を少量にする理由は、燃料過多
による補助燃焼室での着火遅れを防止するためである。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、燃焼式ヒータの
フル燃焼の立ち上がりを早くすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、補助燃焼室
(215)の燃焼により着火燃焼する主燃焼室(21
0)に備えられ、主燃焼室(210)内に燃料を保持す
る燃料保持手段(214)と、着火手段(219)によ
り着火燃焼する補助燃焼室(215)に燃料を供給する
第1燃料供給路(223)と、第1燃料供給路(22
3)とは別に、主燃焼室(210)に燃料を供給する第
2燃料供給路(225)とを備え、ヒータ運転開始時か
ら所定時間(t2)までの、主燃焼室(210)に供給
する第1の燃料流量をA1とし、所定時間(t2)経過
後の、主燃焼室(210)に供給する第2の燃料流量を
A2とし、補助燃焼室(215)に供給する第3の燃料
流量をB1とし、A1>A2>B1の関係に設定するこ
とを特徴としている。
【0009】これにより、燃焼式ヒータの運転開始時点
にて、第1燃料供給路(223)により補助燃焼室(2
15)に燃料を供給すると同時に、第2燃料供給路(2
25)により主燃焼室(210)に燃料を供給でき、そ
の主燃焼室(210)への燃料流量のうち、ヒータ運転
開始時から所定時間(t2)までの第1燃料流量A1を
A1>A2>B1の関係に設定するので、補助燃焼室
(215)への燃料供給量を多量にすることなく、運転
開始時点から主燃焼室(210)へ、十分多い量の燃料
を供給することができる。
【0010】よって、主燃焼室(210)の燃料が着火
する時点での燃料保持手段(214)が保持する燃料の
保持量を十分多くすることができ、主燃焼室(210)
の燃料が着火してから燃料保持手段(214)全体に燃
料を供給するのに必要な時間を短くすることができるた
め、燃焼式ヒータのフル燃焼の立ち上がりを早くでき
る。
【0011】また、第2燃料流量(A2)を第1燃料流
量(A1)より少なく設定しているので、燃料過多によ
る主燃焼室(210)でのフル燃焼の立ち上がり遅れを
防止できる。
【0012】また、請求項2に記載の発明のように、具
体的な所定時間(t2)とは、ヒータ運転開始時から主
燃焼室(210)の燃料が着火する時までの時間であ
る。また、請求項3に記載の発明のように、具体的な第
1燃料供給流量(A1)とは、所定時間(t2)内に燃
料保持手段(214)の略最大保持量を供給する流量で
ある。
【0013】以上の請求項2及び3に記載の発明によ
り、主燃焼室(210)に着火する時点での、燃料保持
手段(214)が保持する燃料の保持量は、略最大保持
量になるので、燃料保持手段(214)全体に燃料が供
給されている。よって、主燃焼室(210)に着火する
時には、燃料保持手段(214)全体から燃料が蒸発す
るため、燃焼式ヒータのフル燃焼の立ち上がりをより一
層早くできる。
【0014】また、請求項4に記載の発明では、主燃焼
室(210)及び補助燃焼室(215)に燃料を供給す
る1つの燃料供給手段(230)を備えることを特徴と
しているので、主燃焼室(210)及び補助燃焼室(2
15)のそれぞれに、別々の燃料供給手段で燃料を供給
する場合に比べて、構成を簡素化できる。
【0015】また、請求項5に記載の発明では、主燃焼
室(210)と補助燃焼室(215)の燃料流量比を可
変制御する可変式流量制御手段(231)を備えること
を特徴としている。
【0016】また、請求項6に記載の発明では、主燃焼
室(210)と補助燃焼室(215)への燃料流量比を
一定の比率に設定する固定式流量設定手段(233)を
備えることを特徴としている。
【0017】これにより、可変式流量制御手段(23
1)よりも安価な固定式流量設定手段(233)を用い
るので、コストダウンを図ることができる。
【0018】ところで、この固定式流量設定手段(23
3)では、主燃焼室(210)及び補助燃焼室(21
5)への各燃料供給路(223、225)内は、常に開
放された状態になっているため、燃料供給停止時に、補
助燃焼室(215)内と主燃焼室(210)内との間で
圧力差が生じると、各燃料供給路(223、225)内
の燃料が低圧側から高圧側に流出し、各燃料供給路(2
23、225)内の燃料が空になってしまう。よって、
この状態で燃焼式ヒータ(21)の運転を開始させる
と、各燃料供給路(223、225)中に燃料を満たす
までの時間は、主燃焼室(210)及び補助燃焼室(2
15)に燃料を供給することができないので、その時間
分、燃焼式ヒータのフル燃焼の立ち上がりが遅くなって
しまう。
【0019】そこで、請求項7に記載の発明では、第1
燃料供給路(223)及び第2燃料供給路(225)の
うち少なくとも一方に、燃料の逆流を防止する逆流防止
手段(234)を備えることを特徴としているので、補
助燃焼室(215)内と主燃焼室(210)内との間に
生じる圧力差に応じて逆止弁(234)を備えれば、各
燃料供給路(223、225)内の燃料が空になること
を防止できる。よって、燃焼式ヒータ(21)の運転を
開始させてから、即座に主燃焼室(210)及び補助燃
焼室(215)に燃料を供給することができる。
【0020】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る燃焼式ヒータを車両用暖房装置に適用した
ものであり、図1は車両用暖房装置の模式図である。
【0022】図1中、10は車両走行用の水冷式ディー
ゼルエンジン(液冷式内燃機関)であり、11は、エア
クリーナ12にて塵埃が除去された(浄化された)空気
を水冷式ディーゼルエンジン(以下、エンジンと略
す。)の各気筒に導く吸気管であり、13は各気筒から
排出される排気を集合させて、後述する触媒14に導く
排気管である。
【0023】14は排気中の炭化水素や窒素酸化などの
酸化還元反応を促進することにより排気を浄化する三元
触媒(以下、触媒と略す。)であり、この触媒14の排
気流れ下流側には、触媒14から流出する排気の騒音
(排気音)を低減するマフラー(消音器)15が配設さ
れている。
【0024】また、16はエンジン10内を循環する冷
却水(冷却液)を冷却するラジエータであり、17はエ
ンジン10から駆動力を得て冷却水を循環させるウォー
タポンプである。18はエンジン10から流出した冷却
水を、ラジエータ16を迂回させてエンジン10に還流
させるパイパス通路であり、19は冷却水温度に応じて
エンジン10から流出した冷却水をラジエータ16に流
通させる場合と、バイパス通路18に流通させる場合と
を切り換える周知のサーモスタットである。
【0025】因みに、ウォータポンプ17及びバイパス
通路18は、通常、エンジン10内に内蔵されている。
【0026】20は冷却水を熱源として車室内に吹き出
す空気を加熱することにより、車室内を暖房するヒータ
コア(暖房手段)であり、21はヒータコア20より冷
却水流れ上流側に配設されてヒータコア20に流入する
冷却水を加熱する燃焼式ヒータである。なお、燃焼式ヒ
ータ21の詳細については、後述する。
【0027】そして、燃焼式ヒータ21の燃焼状態(停
止、着火又は燃焼式ヒータ21の発熱量)、燃焼式ヒー
タ21に燃料を圧送する燃料ポンプ(F/P)222、
224及び電動ウォータポンプ23は、乗員が操作する
タイマスイッチ(図示せず)又はリモートコントロール
装置(図示せず)等の設定値、及び水温センサ24a、
過昇温センサ24b、フレームセンサ24c、外気温セ
ンサ24d等の検出信号(検出温度)に基づいて電子制
御装置(ECU)24により制御される。因みに、24
aはエンジン10から流出する冷却水温度を検出する水
温センサ(温度検出手段)であり、24bは前記冷却水
のうち燃焼式ヒータ21で加熱された後の温度を検出し
て冷却水の過熱防止に用いる過昇温センサ(温度検出手
段)であり、24cは主燃焼室210内の温度(燃料の
燃焼温度)を検出してこの温度が安定した(前記温度変
化が所定値未満となった)ときに、燃焼式ヒータ21が
完全に着火したものとみなしてON信号を発するもので
ある。
【0028】また、25はエンジン10から流出した冷
却水を、電動ウォータポンプ23を迂回させて燃焼式ヒ
ータ21に導くバイパス通路であり、このバイパス通路
25には、電動ウォータポンプ23から吐出した冷却水
がバイパス通路25を流通して電動ウォータポンプ23
の吸入側に還流することを防止する逆止弁26が配設さ
れている。
【0029】27は、エアクリーナ12にて浄化された
空気をエンジン10の吸気管11から吸入して燃焼式ヒ
ータ21に送風する電動送風機(以下、送風機と略
す。)であり、本実施形態では、ターボ送風機を採用し
て燃焼式ヒータ21と一体に構成しいる。
【0030】なお、ターボ送風機とは、羽根車の回転運
動によって気体に運動エネルギを与える機械を言い、具
体的には遠心式送風機、斜流送風機及び軸流送風機等を
言う(JIS B 0132より)。
【0031】そして、28は燃焼式ヒータ21から排出
される排気を触媒14に導く第1排気ダクトであり、こ
の排気ダクト28は触媒14より排気流れ上流側の排気
管13に接続されている。
【0032】29は燃焼式ヒータ21の排気をエンジン
10の吸気管11に導く第2排気ダクト(排気導入管)
であり、両排気ダクト28、29との結合部位には、燃
焼式ヒータ21の排気を第1排気ダクト28に流通させ
る場合と、燃焼式ヒータ21の排気を第2排気ダクト2
9に流通させる場合とを切り換える切換弁30が設けら
れている。
【0033】なお、切換弁30は、本実施形態では、ス
テッピングモータにより弁体を作動させる電気式切換弁
であり、この切換弁30は、ECU24により制御され
ている。
【0034】次に、燃焼式ヒータ21について述べる。
【0035】図2は前述の送風機27と一体に構成され
た燃焼式ヒータ21の模式図であり、27a及び27b
は、送風機27を構成する羽根車、及び羽根車を回転運
動させる電動モータである。
【0036】210は燃料が燃焼する主燃焼室であり、
この主燃焼室210には送風機27から送風される空気
が流入する第1送風口211が設けられている。
【0037】また、第1送風口211は、主燃焼室21
0側(紙面右側)に延びる円筒状の覆い部材212によ
り覆われており、覆い部材212の外側に設けられた主
ウィック(燃料保持手段)214に送風空気を供給する
第2送風口212aが、覆い部材212の曲面上に設け
られている。
【0038】そして、覆い部材212の外側で燃料と混
合された空気は、覆い部材212から燃焼筒213に向
けて吹き出す空気と共に、主ウィック214から供給さ
れる(気体)燃料と一緒に燃焼する。
【0039】なお、主ウィック214及び後述する補助
ウィック217は、多数個の孔からなる金属メッシュ製
のもので、その多数個の孔に燃料を一時的に保持するこ
とにより燃料の気化を促すものである。因みに、本実施
形態の主ウィック214が保持可能な略最大保持量は約
3ccであり、補助ウィック217が保持可能な略最大
保持量は約0.05ccである。
【0040】215は燃料が燃焼する補助燃焼室であ
り、液体燃料を気化させる気化室215aと、その気化
燃料を着火手段により着火燃焼させる着火室215bと
から構成されている。
【0041】気化室215aには、後述の補助燃料ポン
プ222から供給される液体の燃料を加熱して気化させ
る加熱手段(本実施形態では、PTCヒータ)216が
備えられている。また、217は、気化室215aの内
壁と所定の隙間を有して離隔するとともに、棒状の燃料
ヒータ216に巻き付けらた状態で加熱手段216に接
触して配設される補助ウィックである。
【0042】着火室215bは、気化室215aの上
方、かつ、主燃焼室210の下方に配置されており、こ
の着火室215bにはグロープラグ(着火手段)219
が備えられている。また、着火室215bの下方には気
化室215aと連通する第1連通路218aが設けら
れ、着火室215bの上方には、主燃焼室210と連通
する第2連通路218b、及び、送風機27から送風さ
れる空気が流入する第2送風口218cが設けられてい
る。
【0043】そして、気化室215aから着火室215
bに供給された気体燃料は、第2送風口218cからの
空気と混合され、グロープラグ219の先端側(図2の
右側端部)周囲の空間(以下、補助燃焼室と呼ぶ。)2
10aにて着火して燃焼する。そして、着火室215b
での燃焼により、主ウィック214中の液体燃料は加熱
されて気化し、着火される。また、主燃焼室210での
着火後は、主ウィック214中の液体燃料は、主燃焼室
210自身の燃焼により気化される。
【0044】なお、220は燃焼筒213から排出され
る排気を放出する排気口であり、221は冷却水が流通
するチューブ(熱交換器)である。
【0045】222は補助ウィック217に液体燃料を
供給する補助燃料ポンプ(燃料供給手段)であり、補助
燃料配管(第1燃料供給路)223を流通して補助ウィ
ック217に直接燃料供給する。224は主ウィック2
14に液体燃料を供給する主燃料ポンプ(燃料供給手
段)であり、主燃料配管(第2燃料供給路)225を流
通して主ウィック214に直接燃料供給する。
【0046】そして、送風機27の電動モータ27b、
加熱手段216、グロープラグ219、補助燃料ポンプ
222、及び主燃料ポンプ224の作動は、前述のEC
U24により制御されている。なお、電動モータ27
b、及び各ポンプ222、224を駆動させる電動モー
タ(図示せず)への印加電圧をECU24が制御するこ
とにより、気化室215aへの燃料供給流量、主燃焼室
210への燃料供給流量、及び送風機27の送風流量
は、制御されている。
【0047】次に、車両用暖房装置の作動を図3に示す
フローチャートに基づいて述べる。
【0048】先ず、タイマスイッチ又はリモートコント
ロール装置からの信号がECU24に読み込みこまれ
(S100)、その信号が燃焼式ヒータ21を着火(稼
働)する(ON信号)か否か(OFF信号か)を判定さ
れる(S110)。
【0049】そして、信号がOFF信号であると判定さ
れた場合には、切換弁30を、燃焼式ヒータ21の排気
が第2ダクト29に流通するような状態(以下、この状
態をポジションAと呼ぶ。)として(S120)、燃焼
式ヒータ21を停止させる(S130)。なお、既に燃
焼式ヒータ21が停止している場合には、停止状態(O
FF状態)を維持する。
【0050】また、S110にて信号がON信号である
と判定された場合には、燃料噴射装置等のエンジン電装
品(図示せず)への信号に基づいてエンジン10が稼働
中(ON)であるか否(OFF)かを判定し(S14
0)、エンジン10が稼働中であるときは、切換弁30
をポジションAとして(S150)、燃料ポンプ22
2、224及び送風機27を稼働させて燃焼式ヒータ2
1を稼働(着火)させる(S160)。なお、既に燃焼
式ヒータ21が稼働している場合には、稼働状態(ON
状態)を維持する。
【0051】一方、エンジン10が停止している場合に
は、切換弁30を、燃焼式ヒータ21の排気が第1ダク
ト28に流通するような状態(以下、この状態をポジシ
ョンBと呼ぶ。)として(S170)、燃料ポンプ22
2、224、電動ウォータポンプ23及び送風機27を
稼働させて燃焼式ヒータ21を稼働(着火)させる(S
160)。なお、既に燃焼式ヒータ21が稼働している
場合には、稼働状態(ON状態)を維持する。
【0052】なお、燃焼式ヒータ21の稼働時にエンジ
ン10が稼働したときには、エンジン10は、吸入空気
と共に燃焼式ヒータ21の排気を吸入して燃焼(爆発)
することとなるので、エンジン10の燃料噴射装置(図
示せず)は、燃焼式ヒータ21の排気が吸入空気中に混
入したことによる、吸入空気中の酸素量の低下を考慮し
て燃料噴射する必要がある。
【0053】次に、ECU24の制御による燃焼式ヒー
タ21の作動の詳細を図4に示すタイムチャートに基づ
いて述べる。
【0054】先ず、水温センサ24a及びフレームセン
サ24cの検出信号を読み込むとともに、イグニッショ
ンスイッチ(I/Gスイッチ)がON状態であるか否か
を判定する。ここで、I/GスイッチがON状態である
とは、燃料噴射装置等の車両電装品に電力が供給され得
る状態になっていることを言う。そして、水温センサ2
4aの検出信号(水温)が所定水温(本実施形態では、
60℃)以下であるときには、燃焼式ヒータ21の運転
を開始する。
【0055】ヒータ運転開始時には、加熱手段216、
グロープラグ219、補助燃料ポンプ222の電動モー
タ、主燃料ポンプ224の電動モータ、及び送風機27
の電動モータ27aに電圧を印加する。また、ECU2
4のタイマ(計時手段)が計時を開始する。このヒータ
運転開始時では、主燃焼室210に供給する燃料の流量
(第1燃料流量)A1は例えば約40cc/minであ
り、補助燃焼室215に供給する燃料の流量(第3燃料
流量)B1は例えば約1cc/minであり、第1燃料
流量A1は第3燃料流量B1よりも多い流量(約40倍
の流量)に設定されている。
【0056】そして、加熱手段216により補助ウィッ
ク217の液体燃料が気化されると、着火室215bに
て、グロープラグ219の先端側の気化燃料が着火す
る。なお、本実施形態では、燃焼式ヒータ21はエンジ
ン10の燃料(軽油)を気化させており、ヒータ運転開
始から着火室215bでの着火までの時間(補助燃焼室
着火時間)t1は約3secである。
【0057】次に、ECU24のタイマが、第1の所定
時間t2を計時した時の作動を説明する。なお、この第
1の所定時間t2は、補助燃焼室着火時間t1より長い
時間であり、主燃焼室210の燃料が着火すると予想さ
れる時間(例えば約5sec)に設定されている。
【0058】第1の所定時間t2経過時には、主燃料ポ
ンプ224の電動モータへの印加電圧を低下させて、主
燃焼室210に供給する燃料の流量を第1燃料流量A1
から第2燃料流量A2(例えば約10cc/min)に
減少させる(すなわち第1燃料流量A1は第2燃料流量
A2の約4倍である)。
【0059】また、第1の所定時間t2経過時には、送
風機27の電動モータ27aへの印加電圧を徐々に上昇
させて送風量を増加させる。
【0060】次に、ECU24のタイマが、第2の所定
時間t3を計時した時には、送風機27の電動モータ2
7aへの印加電圧の上昇を停止させて送風量を最大風量
に維持させる。なお、この第2の所定時間t3は、主燃
焼室210がフル燃焼(本実施形態ではフル燃焼の温度
は400℃である。)に到達したと予想される時間(例
えば約10sec)に設定されている。
【0061】次に、フレームセンサ24cからのON信
号が発せられると、加熱手段216及びグロープラグ2
19への電圧印加を停止させる。なお、ヒータ運転開始
から着火室215bでの着火までの時間t4は約20s
ecである。
【0062】以上の作動により、ヒータ運転開始時から
主燃焼室210に着火する時までに、主燃料ポンプ22
4が主燃焼室210に供給する燃料の量(図4の斜線部
面積)Vは、主ウィック214の略最大保持量とほぼ同
じ量である。
【0063】これにより、主燃焼室210の燃料が着火
する時点では、主ウィック214全体に燃料が供給され
ているので、燃焼式ヒータ21のフル燃焼の立ち上がり
を早くできる。
【0064】また、第2燃料流量A2を第1燃料流量A
1より少なく設定しているので、燃料過多による主燃焼
室210でのフル燃焼の立ち上がり遅れを防止できる。
【0065】なお、第1の所定時間t2内の主燃焼室2
10への燃料供給量Vが、主ウィック214の略最大保
持量よりも少ない量である場合であっても、第1燃料流
量A1を、第2燃料流量A2よりも多くし、かつ、第3
燃料流量B1よりも多くすれば、従来技術のように第1
の所定時間t2内に主燃焼室210への燃料供給をほと
んど行わない場合に比べて、燃焼式ヒータ21のフル燃
焼の立ち上がりを早くできることは勿論である。
【0066】なおまた、補助燃焼室215の着火時間t
1は、外気温度が−30℃〜30℃の範囲にて、約3s
ecであり、この着火時間は、外気温度による影響をほ
とんど受けないことを実験により確かめている。よっ
て、第1の所定時間t2の設定を外気温度によって変更
する必要はない。
【0067】(第2実施形態)第1実施形態では、主燃
焼室210及び補助燃焼室215への燃料供給は、2台
の燃料ポンプ222、224を用いていたが、本実施形
態では、図5に示すように1台の燃料ポンプ230を用
いて燃料供給しており、燃料配管を主燃料配管225及
び補助燃料配管223に分岐させて、主燃焼室210及
び補助燃焼室215に燃料を分配している。
【0068】具体的には、補助燃料配管223に固定絞
り弁(固定式流量設定手段)233を備え、主燃焼室2
10と補助燃焼室215の燃料流量比を一定の比率に設
定しており、本実施形態では、第1燃料流量A1と第3
燃料流量の比率を10:1に設定している。そして、燃
料ポンプ230の吐出流量のうち、ヒータ運転開始時か
ら第1の所定時間t2までの第1吐出量を約44cc/
minに制御し、第1の所定時間t2経過後の第2吐出
量を約11cc/minに制御している。
【0069】これにより、図6のタイムチャートに示す
ように、第1燃料流量は約40cc/min、第2燃料
流量は約10cc/min、第3燃料流量B1は約4c
c/minになり、第1の所定時間t2経過後に、気化
室215aに供給する燃料の流量(第4燃料流量)B2
は約1cc/minになる。
【0070】以上の構成により、本実施形態では、第1
の所定時間t2内に主燃焼室210に供給する燃料の量
(図6の斜線部面積)Vを、主ウィック214の略最大
保持量とほぼ同じ量にすることを、1台の燃料ポンプ2
30で行うことができるので、2台の燃料ポンプで燃料
供給する場合に比べて構成を簡素化できる。
【0071】なお、本実施形態では、第1実施形態に比
べて第3燃料流量B1が多くなっていることにともなっ
て、補助ウィック217の略最大保持量を大きくし(例
えば約0.2cc)、かつ、補助ウィック217の表面
積を大きくして、液体燃料の気化を促進させている。こ
れにより、加熱手段216による液体燃料の気化が遅
れ、着火室215bでの着火が遅くなってしまうことを
防止できる。
【0072】(第3実施形態)ところで、燃料供給停止
時に、送風機27が作動して、補助燃焼室215内と主
燃焼室210内との間で圧力差が生じる。また、主燃焼
室210及び補助燃焼室215の高さ方向の位置関係が
異なると、重力により圧力差が生じる。
【0073】そして、第2実施形態の構成では、主燃焼
室210及び補助燃焼室215への各燃料配管223、
225内が、常に開放された状態になっているため、前
記圧力差により、各配管223、225内の燃料が低圧
側から高圧側に流出し、各配管223、225内の燃料
が空になってしまう。よって、この空の状態で燃焼式ヒ
ータ21の運転を開始させると、各配管223、225
内に燃料を満たすまでの時間分、燃焼式ヒータ21のフ
ル燃焼の立ち上がりが遅くなってしまう。
【0074】そこで、本実施形態は、図7に示すよう
に、第2実施形態における固定絞り弁233の燃料ポン
プ230側と、主燃料配管225のそれぞれに、燃料の
逆流を防止する逆止弁(逆流防止手段)234を備えて
いる。これにより、各配管223、225内の燃料が空
になることを防止でき、燃焼式ヒータ21の運転を開始
させてから、即座に主燃焼室210及び補助燃焼室21
5に燃料を供給することができる。
【0075】なお、補助燃焼室215内の圧力と、主燃
焼室210内の圧力との大小関係が、常に同じである場
合には、図8に示すように、圧力の高い側の配管233
のみに逆止弁234を備えるようにしてもよい。図8
は、補助燃焼室215内の圧力の方が、主燃焼室210
内の圧力よりも常に高い圧力になる場合である。
【0076】(第4実施形態)第2、第3実施形態で
は、主燃焼室210と補助燃焼室215の燃料流量比
を、固定絞り弁233を用いて、一定の比率に制御して
いたため、第1実施形態に比べて第3燃料流量B1が多
くなってしまい、補助ウィック217の略最大保持量を
大きくしなければならなかった。
【0077】これに対し、本実施形態では、図9に示す
ように、1台の燃料ポンプ230で燃料を供給するとと
もに、電磁弁(可変式流量制御手段)231を用いて、
前述の燃料流量比を可変制御するようにしているので、
燃焼式ヒータ21の構成を簡素化できるとともに、第3
燃料流量B1を第1実施形態の場合と同じ流量にでき
る。
【0078】また、燃料供給停止時に、補助燃焼室21
5内と主燃焼室210内との間で圧力差が生じても、電
磁弁231を全閉にすることができるので、第3実施形
態における逆止弁234を廃止できる。
【0079】(その他の実施形態)第1〜第4実施形態
では、主ウィック214の下方から液体燃料を供給して
いるが、図10に示すように、主ウィック214の上方
から供給するようにしてもよい。これにより、主ウィッ
ク214の上部に供給される液体燃料が、重力により、
主ウィック214の下部に拡がるので、主ウィック21
4全体に燃料を供給することを促進できる。
【0080】また、円筒形状の主ウィック214のう
ち、その中心軸方向(図10(a)の左右方向)略中央
部から燃料を供給しているので、主ウィック214の左
右方向に液体燃料が拡がるので、主ウィック214全体
に燃料を供給することを促進できる。
【0081】また、図11に示すように、燃焼筒213
の内周面のうち、主ウィック214の外周面と接触する
部分に、液体燃料を分配する分配溝226を形成するよ
うにしてもよい。この分配溝226は、燃焼筒213の
内周面に沿って、複数のリング状に形成されている。こ
れにより、主ウィック214全体に燃料を供給すること
をより一層促進できる。
【0082】また、第1〜第4実施形態では、補助燃焼
室215は、加熱手段216を備える気化室215a
と、グロープラグ(着火手段)219着火室215bと
の2室から構成されているが、補助燃焼室215を、加
熱と着火を行う1室のみから構成して、例えば、この1
室にグロープラグ219を備えて、気化及び着火の機能
を兼ねるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る車両用暖房装置の模式図で
ある。
【図2】第1実施形態に係る燃焼式ヒータの模式図であ
る。
【図3】車両用暖房装置の制御フローを示すフローチャ
ートである。
【図4】第1実施形態に係る燃焼式ヒータの作動を示す
タイムチャートである。
【図5】第2実施形態に係る燃焼式ヒータの模式図であ
る。
【図6】第2実施形態に係る燃焼式ヒータの作動を示す
タイムチャートである。
【図7】第3実施形態に係る燃焼式ヒータの模式図であ
る。
【図8】第3実施形態に係る燃焼式ヒータの模式図であ
る。
【図9】第4実施形態に係る燃焼式ヒータの模式図であ
る。
【図10】(a)は、その他の実施形態に係る燃焼式ヒ
ータの模式図であり、(b)は、A−A断面図である。
【図11】(a)は、その他の実施形態に係る燃焼式ヒ
ータの模式図であり、(b)は、B−B断面図である。
【符号の説明】
210…主燃焼室、214…主ウィック、215…補助
燃焼室、215a…気化室、215b…着火室、219
…グロープラグ、223…第1燃料供給路、225…第
2燃料供給路、A1…第1燃料流量、A2…第2燃料流
量、B1…第3燃料流量、t2…第1の所定時間。
フロントページの続き (72)発明者 鬼丸 貞久 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 坂上 祐一 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 高木 正支 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 森川 敏夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 森 孝治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3K068 FA01 FA02 FB06 FC02 FC06 FD04 HA00 JA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着火手段(219)により燃料が着火さ
    れて燃焼する補助燃焼室(215)と、 前記補助燃焼室(215)の燃焼により燃料が着火され
    て燃焼する主燃焼室(210)とを備える燃焼式ヒータ
    において、 前記主燃焼室(210)に備えられ、前記主燃焼室(2
    10)内に燃料を保持する燃料保持手段(214)と、 前記補助燃焼室(215)に燃料を供給する第1燃料供
    給路(223)と、 前記第1燃料供給路(223)とは別に、前記主燃焼室
    (210)に燃料を供給する第2燃料供給路(225)
    とを備え、 ヒータ運転開始時から所定時間(t2)までの、前記主
    燃焼室(210)に供給する第1の燃料流量をA1と
    し、 前記所定時間(t2)経過後の、前記主燃焼室(21
    0)に供給する第2の燃料流量をA2とし、 前記補助燃焼室(215)に供給する第3の燃料流量を
    B1とし、 A1>A2>B1の関係に設定することを特徴とする燃
    焼式ヒータ。
  2. 【請求項2】 前記所定時間(t2)は、ヒータ運転開
    始時から、前記主燃焼室(210)の燃料が着火する時
    までの時間であることを特徴とする請求項1に記載の燃
    焼式ヒータ。
  3. 【請求項3】 前記第1燃料供給流量(A1)は、前記
    所定時間(t2)内に、前記燃料保持手段(214)が
    保持可能な略最大保持量を供給する流量であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の燃焼式ヒータ。
  4. 【請求項4】 前記主燃焼室(210)及び前記補助燃
    焼室(215)に燃料を供給する1つの燃料供給手段
    (230)を備えることを特徴とする請求項1ないし3
    に記載の燃焼式ヒータ。
  5. 【請求項5】 前記主燃焼室(210)と前記補助燃焼
    室(215)の燃料流量比を可変制御する可変式流量制
    御手段(231)を備えることを特徴とする請求項4に
    記載の燃焼式ヒータ。
  6. 【請求項6】 前記主燃焼室(210)と前記補助燃焼
    室(215)への燃料流量比を一定の比率に設定する固
    定式流量設定手段(233)を備えることを特徴とする
    請求項4に記載の燃焼式ヒータ。
  7. 【請求項7】 前記第1燃料供給路(223)及び前記
    第2燃料供給路(225)のうち少なくとも一方に、燃
    料の逆流を防止する逆流防止手段(234)を備えるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の燃焼式ヒータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI471508B (zh) * 2012-08-03 2015-02-01 Grand Mate Co Ltd Gas fireplace and its energy saving device and energy saving control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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