JP2001227523A - 化学薬品処理設備における部材結合装置 - Google Patents

化学薬品処理設備における部材結合装置

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JP2001227523A JP2000035346A JP2000035346A JP2001227523A JP 2001227523 A JP2001227523 A JP 2001227523A JP 2000035346 A JP2000035346 A JP 2000035346A JP 2000035346 A JP2000035346 A JP 2000035346A JP 2001227523 A JP2001227523 A JP 2001227523A
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Takeji Shiokawa
武次 塩川
Teruya Mikawa
光弥 三川
Tomochika Nakagawa
智愼 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】化学薬品を用いる処理設備の一部が容易に交換
可能な化学薬品処理における部材結合装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】治具ベース10には、テーパ状のコマ10
が埋め込まれる。テーパ状のコマ10は、外側表面が円
錐台形状を有するテーパ部14と、このテーパ部の拡大
側の終端に、テーパ部14に対して突出して形成される
とともに、テーパ部の軸方向に直交する平面を有するつ
ば部16とを有している。テーパ状のコマ10と締結部
材であるボルトBの間に、治具ベース20と被処理部材
30が挟み込まれ、テーパ状のコマ10とボルトBのね
じ結合により結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学薬品処理設備
における部材結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化学薬品処理設備,例えば、めっきの前
処理として酸洗いやアルカリ洗いをおこなう設備のよう
に、化学薬品を用いた処理設備において、処理対象の部
材等を固定する必要がある。このような場合、処理対象
の部材を取り付けるベースの材質としては、酸やアルカ
リに強い樹脂材が一般に使用されている。また、処理対
象の部材を、このベースに取り付けるためには、ねじ等
を用いて固定する必要があるが、ベースが樹脂材である
場合には、樹脂材は柔らかいため、一般的なねじ締結構
造は適さないものである。そこで、従来の化学薬品処理
設備においては、ベースに形成された雌ねじの中にねじ
補強材としてコイル状のねじを埋め込み、このねじ補強
材にボルト等を締め付けることによって、処理対象の部
材をボルトを用いてベースに固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決する課題】ここで、補強部材は、ボルトの
雄ねじと同定度の強度を有する断面形状が菱形に近いコ
イルスプリング状のものである。予め補強部材の外周が
嵌合するように切られたねじ状の孔に、この補強部材を
挿入し、補強部材の内径に沿って雄ねじを挿入してい
る。
【0004】しかしながら、補強部材は、酸等によって
犯され、形状が崩れるため、長期間に亘って、使用する
ことができないものであった。このスプリング状の補強
部材が容易に交換可能であれば、補強部材の交換によっ
て、ベースの再利用は可能であるが、スプリング状の補
強部材は、取り外しが困難であるため、ベースの再利用
は困難であり、ベース毎交換する必要であるという問題
があった。また、化学薬品を用いた処理設備において
は、処理対象の部材に限らず、処理設備の開閉蓋のよう
に、処理設備本体に対して結合された部材の取付部等に
おいても、その一部を交換したい場合等において、スプ
リング状の補強部材を用いる場合には、補強部材の取り
外しが困難であるため、処理設備本体の交換が必要とな
るという問題があった。
【0005】本発明の目的は、化学薬品を用いる処理設
備の一部が容易に交換可能な化学薬品処理における部材
結合装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の部材と第2の部材を結合するとと
もに、化学薬品処理設備に用いられる化学薬品処理設備
における部材結合装置において、上記第1の部材に形成
された孔テーパ部に埋め込まれるとともに、外側表面が
円錐台形状を有するテーパ部と、このテーパ部の拡大側
の終端に、上記テーパ部に対して突出して形成されると
ともに、上記テーパ部の軸方向に直交する平面を有する
つば部とを有するテーパ状のコマを備え、このテーパ状
のコマと締結部材の間に、上記第1の部材と第2の部材
を挟み込み、上記テーパ状のコマと締結部材のねじ結合
により、第1の部材と第2の部材を結合するようにした
ものである。かかる構成により、第1及び第2の部材を
締結するためのテーパ状のコマは容易に取り外し、再埋
め込み可能であるため、化学薬品を用いる処理設備の一
部を容易に交換し得るものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて、本
発明の一実施形態による化学薬品処理設備における部材
結合装置の構成について説明する。最初に、図1及び図
2を用いて、本実施形態による例えばメッキ処理等の化
学薬品処理設備における部材結合装置の全体構成につい
て説明する。図1及び図2は、本発明の一実施形態によ
る化学薬品処理設備における部材結合装置の全体構成を
示す断面図である。
【0008】図1に示すように、治具ベース20には、
孔22が予め開口形成されており、この孔22内に、テ
ーパ状のコマ10が埋め込まれて、部材結合装置を形成
している。治具ベース20は、酸やアルカリに強い樹脂
材によって形成されている。治具ベースが樹脂材である
場合には、樹脂材は柔らかいため、一般的なねじ締結構
造は適さないので、従来の化学薬品処理設備において
は、ベースに形成された雌ねじの中にねじ補強材として
コイル状のねじを埋め込むようにしている。それに対し
て、本実施形態では、治具ベース20には単なる開口で
ある孔22を形成し、この孔22内にテーパ状のコマ1
0を埋め込むようにしている。テーパ状のコマ10の内
側には、雌ねじ12が形成されている。テーパ状のコマ
10の材質としては、チタン,硬質プラスチック,ステ
ンレス等の酸・アルカリに比較的犯されにくい材質が用
いられている。チタンは、比較的高価であるものの、耐
酸性,耐アルカリ性がよいため、長期間使用することが
可能である。硬質プラスチックは、チタンに比べると耐
酸性,耐アルカリ性に弱いものの、極めて安価であるた
め、テーパ状のコマ10を交換することにより、治具ベ
ース20の再利用が可能である。ステンレスは、チタン
や硬質プラスチックの中間的な性状を有している。即
ち、硬質プラスチックよりは高価であるが、チタンに比
べて安価である。また、耐酸性,耐アルカリ性について
も、チタンほどでないものの、硬質プラスチック程度の
耐性を有し、さらに、硬質プラスチックよりも強度が強
いものである。
【0009】従来のコイル状のねじを埋め込む場合に
は、このコイル状のねじの取り外しが困難であるため、
治具ベースの再利用は実質的に不可能であった。それに
対して、本実施形態では、テーパ状のコマ10を用いる
ことにより、コマ10の取り外しが容易であるため、治
具ベース20の再利用が可能となる。
【0010】テーパ状のコマ10を用いた被処理部材の
取付構造については、図2を用いて後述する。テーパ状
のコマ10の形状については、図3及び図4を用いて後
述する。また、テーパ状のコマ10の再生については、
図5〜図10を用いて後述する。
【0011】次に、図2を用いて、本実施形態によるテ
ーパ状のコマ10を用いた被処理部材の取付構造につい
て説明する。
【0012】テーパ状のコマ10が予め埋め込まれた治
具ベース20の上に、例えばメッキ処理等の被処理部材
30を載置し、さらに、その上に、マスキング用部材4
0を載置し、被処理部材30及びマスキング用部材40
の中央開口に、締結部材であるボルトBを貫通して、ボ
ルトBとテーパ状のコマ10の内部に形成された雌ねじ
とのねじ結合により、被処理部材30を、治具ベース2
0に取り付けることができる。
【0013】ここで、被処理部材30としては、例え
ば、ダイヤモンド砥石等が治具ベース20に取り付けら
れる。もちろん、ダイヤモンド砥石以外のものであって
もよいものである。ダイヤモンド砥石は、その表面に工
業用ダイヤモンドを付着した後、ダイヤモンドを覆い隠
すようにメッキ膜Mを形成して、ダイヤモンドを金属ベ
ース(被処理部材30)の表面に固定する。金属ベース
(被処理部材30)を所定の寸法となるように加工した
後、表面のゴミや不純物を除去するため、酸洗い処理が
行われる。
【0014】金属ベース(被処理部材30)の酸洗い時
には、図2に示したように、被処理部材30は、ボルト
B及びテーパ状のコマ10によって、治具ベース20に
固定され、酸溶液内に浸漬することによって、被処理部
材30の表面のゴミ等を除去する。ここで、例えば、被
処理部材30の内側の開口32の寸法精度が、高精度
(例えば、孔直径が10±0.05mm)に仕上げる必
要がある場合、孔32の内部を酸洗いすると、孔の寸法
精度を所定の値に保つことができないため、孔32の内
部に、酸に接触することを防止するため、マスキング用
部材40が用いられる。
【0015】被処理部材30の酸洗い処理が終了する
と、図示するように、被処理部材30が治具ベース20
に取り付けられたまま状態でメッキ装置に搬送され、被
処理部材30の表面にメッキ膜Mが形成される。このと
き、マスキング用部材40は、被処理部材30の孔32
の表面にメッキ膜が形成されるのを防止するとともに、
被処理部材30の端部34にメッキ膜が形成されること
も防止する。被処理歩合30の端部34は、フランジと
なる部分であり、ダイヤモンド砥石を装置に取り付ける
際の取付部となるため、この部分へのメッキ膜の形成も
防止している。
【0016】治具ベース20は、任意の大きさのもので
ある。例えば、治具ベース20が500mm角であり、
被処理部材30の直径が90mm程度とすると、治具ベ
ース20には、5行×5列の合計25個のテーパ状のコ
マ10が予め埋め込まれており、同時に25個の被処理
部材30の酸洗い処理やメッキ処理を同時に実施するこ
とができる。
【0017】次に、図3及び図4を用いて、本実施形態
による化学薬品処理設備における部材結合装置に用いる
テーパ状のコマ10の構成について説明する。図3は、
本発明の一実施形態による化学薬品処理設備における部
材結合装置に用いるテーパ状のコマの構成を示す斜視図
であり、図4は、本発明の一実施形態による化学薬品処
理設備における部材結合装置に用いるテーパ状のコマの
構成を示す断面図である。
【0018】図3に示すように、テーパ状のコマ10
は、外観形状が円錐台状のテーパ部14と、テーパ部1
4の拡大側の終端部に形成されたつば部16を備えてい
る。また、図示するテーパ状のコマ10は、その内部
に、雌ねじ12が形成されている。雌ねじ12の中心軸
は、テーパ部14の軸と一致している。従って、雌ねじ
12は、テーパ部14の軸方向に延在している延在部で
ある。
【0019】ここで、雌ねじ12に挿入される雄ねじの
外径をd0とし、テーパ部14の拡大側の終端の外径,
即ち、テーパ部14の最大直径をd1とし、つば部16
の外径をd2とし、つば部16の幅をd3とする。ま
た、テーパ状のコマ10の長さをLとし、つば部16の
厚さをtとする。
【0020】テーパ状のコマ10が、例えば、M6の雄
ねじに対応して製作したものである場合、各部の寸法及
び形状は次の通りである。テーパ状のコマ10の内部に
形成された雌ねじに挿入される雄ねじがM6の場合、雄
ねじの外径d0は6mmであり、テーパ部14の最大直
径d1は10mmとし、つば部16の外径d2は12m
mとし、つば部16の幅d3は1mmとしている。ま
た、テーパ状のコマ10の長さLは12mmとし、つば
部16の厚さtは1mmとしている。さらに、テーパ部
14のテーパの値は、1/20としている。なお、M6
の雄ねじに対応するテーパ状のコマとしては、この寸法
に限られるものでなく、例えば、つば部16の外径d2
やテーパ部14の最大直径d1をさらに大きくして太め
のテーパ状のコマとしたり、逆に細めのテーパ状のコマ
とすることもできる。
【0021】次に、図5を用いて、本実施形態によるテ
ーパ状のコマ10の治具ベース20への埋め込み工程に
ついて説明する。図5は、本発明の一実施形態による化
学薬品処理設備における部材結合装置に用いるテーパ状
のコマの治具ベースへの埋め込み工程を示す工程図であ
る。
【0022】図5(A)に示すように、樹脂製の治具ベ
ース20に対して、総形ドリルDを用いて、テーパ状の
コマを挿入するための孔を加工形成する。図5(A)に
示した孔加工により、治具ベース20には、図5(B)
に示すように、孔22が形成される。孔22は、孔テー
パ部22Tと、孔段部22Sとからなる。孔22の中
に、テーパ状のコマ10が挿入される。テーパ状のコマ
10は、図1若しくは図2において説明したように、テ
ーパ部14と、つば部16と、雌ねじ12と構成されて
いる。
【0023】テーパ状のコマ10のテーパ部14は、嵌
合される孔22の孔テーパ部22Tに対して、軽くしま
りばめになる寸法となっている。すなわち、図5(C)
に示したように、孔22にテーパ状のコマ10を落し込
んだ状態では、つば部16の下面は、孔22の孔段部2
2Sから浮き上がる。ここで、つば部16の下面が、孔
22の孔段部22Sから浮き上がる量Fを、締まりばめ
代と称する。図5(C)に示す状態において、テーパ状
のコマ10のつば部16の上面を打込み用ハンマーを用
いて叩くことにより、テーパ状のコマ10は、治具ベー
ス20の孔22の中に打ち込まれ、つば部16が孔段部
22Sに当って停止する。
【0024】孔22の孔テーパ部22Tとテーパ状のコ
マ10のテーパ部14が係合するため、孔22の軸中心
とテーパ状のコマ10の軸中心は、一致する。従って、
孔22を治具ベース20の表面に対して直交するように
形成することにより、テーパ状のコマ10の軸中心は、
治具ベース20の表面に直交することになる。テーパ状
のコマ10の中に形成した雌ねじ12の軸中心をテーパ
状のコマ10のテーパ部の軸中心と一致させておくこと
により、容易に、雌ねじ12の中心軸を治具ベース20
の表面に対して直交させることができる。
【0025】また、テーパ状のコマ10の上部には、つ
ば部16を設けることにより、テーパ状のコマ10のつ
ば部16の下面は、孔22の孔段部22Sに当たって止
まる。つば部16がない場合には、テーパ状のコマ10
が孔22の中にもぐり込み、アルミ合金製の治具ベース
20は、ステンレス鋼製のテーパ状のコマ10よりも柔
らかいため、治具ベース20の孔22が著しく変形する
ことになる。それに対して、本実施形態のように、テー
パ状のコマ10につば部16を設けることにより、テー
パ状のコマ10のもぐり込みを防止して、孔22の変形
を防止することができる。
【0026】図5(D)に示した状態で、テーパ状のコ
マ10は、治具ベース20に対して摩擦力で保持される
結果、孔22に対する締まりばめ代Fを精度良く管理す
る必要がある。そのためには、テーパ状のコマ10のテ
ーパ部14を精度良く加工すると共に、孔22の孔テー
パ部22Tと孔段部22Sとを同時加工することが重要
である。孔テーパ部22Tと孔段部22Sとを同時加工
するための、総形ドリルDのテーパ部加工刃と段部加工
刃の二つの刃の精度がテーパ状のコマの締まりばめの精
度を規制することになる。すなわち、テーパ状のコマ1
0は打ち込まれる途中で孔22を拡大しながら進行し、
つば部16が孔22の孔段部22Sに接触したときに停
止するため、孔22の孔テーパ部22Tと孔段部22S
とを、高精度に加工する必要がある。
【0027】また、テーパ状のコマ10の締まりばめ代
Fも高精度に管理することが、安定した締結構造を得る
ために必要である。例えば、M6の雄ねじに対応して製
作したテーパ状のコマにおいては、テーパ部14の最大
直径d1を10mmとして、その時の公差の範囲を+
0.02mm〜+0.04mmとする。即ち平均公差
は、+0.03mmである。一方、孔22の孔テーパ部
22Tを形成する総形ドリルDのテーパ部加工刃DTの
最大直径D1を6mmとして、その時の公差の範囲を−
0.01mm〜+0mmとする。即ち平均公差は、−
0.005mmである。このように、テーパ部加工刃D
Tによって形成される孔22の孔テーパ部22Tの最大
直径を、テーパ状のコマ10のテーパ部14の最大直径
よりも0.035mmだけ大きくなるようにする。ここ
で、総形ドリルDのテーパ部加工刃DTのテーパの値
と、テーパ状のコマ10のテーパ部14のテーパの値
を、共に等しい1/20としておく。その結果、締まり
ばめ代Fは、0.7mm(=0.035mm×20)と
なる。即ち、テーパ状のコマ10のテーパ部14を精度
よく加工するとともに、孔22の孔テーパ部22Tと孔
段部22Sとを同時に加工することにより、テーパ状の
コマ10の孔22に対する締まりばめ代Fを精度よく管
理することができる。
【0028】ここで、テーパ状のコマ10のテーパ部1
4と治具ベース20の孔22のテーパ部22Tのテーパ
の値は1/20とし、テーパ状のコマ10のテーパ部1
4の最大外径d1を種々変化させることにより、テーパ
部の締まりばめ代を変えて打込み状況について調べた。
その結果、テーパ部の締まりばめ代を0.01〜0.0
7mmの間で変化させたが、いずれの場合も簡単に打ち
込むことができ、またその保持も極めて良好であり、回
転することは全くなかった。テーパ状のコマに雄ねじを
締め付けても、テーパ状のコマは回転することは全くな
く、強固に締結することができた。
【0029】テーパ状のコマが打ち込まれ易く、しかも
打ち込んだあと信頼性良く保持されるためには、角度は
少なくとも摩擦角より小さくなければならない。打ち込
み易さや保持のし易さを考慮すれば、テーパ1/20は
極めて好適な値であるが、適用可能な範囲としては、1
/50〜1/10の間であれば好適であり、更には1/
7〜1/6程度まで一応適用は可能である。しかし、テ
ーパが大きくなるに従って打ち込み力が増し、また1/
6を更に越えると、打ち込んだものが飛び出してしまう
という現象も生じた。
【0030】次に、図6〜図10を用いて、本実施形態
によるテーパ状のコマ10の埋め込まれた治具ベース2
0の再生方法についてついて説明する。図1において説
明したように、テーパ状のコマ10は、治具ベース20
に埋め込まれている。治具ベース20に孔22を加工し
たとき、孔22の付近に生じる残留応力や、孔22にテ
ーパ状のコマ10を打ち込んだ時に治具ベース20に残
る残留応力等の影響で、経時変化とともに、テーパ状の
コマ10が治具ベース20から緩むことがある。また、
図2において説明したように、治具ベース20には、被
処理部材30が、ボルトBとテーパ状のコマ10とによ
って固定されている。治具ベース20は、被処理部材3
0を取り付けた状態のまま移動されるので、テーパ状の
コマ10には、被処理部材30の荷重がかかるため、治
具ベース20の孔22が変形したりして、テーパ状のコ
マ10の締まりばめが十分でなくなる場合もある。この
ような場合には、テーパ状のコマ10を治具ベース20
から取り外した上で、孔22の再加工を行い、孔22の
テーパ部22Tの変形を取り除いた上で、元のテーパ状
のコマ10を再打ち込みすることにより、治具ベース2
0を再利用することができる。
【0031】最初に、図6及び図7を用いて、テーパ状
のコマの取り外し工程について説明する。図6は、本発
明の一実施形態による化学薬品処理設備における部材結
合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベースからの取り
外し工程を示す工程図である。
【0032】図6は、ボール盤や専用装置を用いて、テ
ーパ状のコマを取り外す工程を示している。図6(A)
に示すように、テーパ状のコマ10が埋め込まれている
治具ベース20を、受け台RDの上に載置する。次に、
図6(B)に示すように、ボール盤や専用装置の先端の
チャック部CHに抜き棒DBをセットする。
【0033】次に、図6(C)に示すように、ボール盤
や専用装置の先端のチャック部CHを下降して、抜き棒
DBの先端をテーパ状のコマ10の縮小側の端部(つば
部が形成されている側とは反対側)に押し当てる。次
に、図6(D)に示すように、抜き棒DBをさらに下降
させることによって、治具ベース20に埋め込まれてい
るテーパ状のコマ10を押し出して、治具ベース20か
ら離脱させる。次に、図6(E)に示すように、抜き棒
DBを上昇させ、また、治具ベース20を上昇させる
と、受け台RDの上に、抜き取られたテーパ状のコマ1
0が残ることになる。
【0034】次に、図7を用いて、手作業により、テー
パ状のコマを取り外す工程について説明する。図7
(A)に示すように、テーパ状のコマ10が埋め込まれ
ている治具ベース20を、受け台RDの上に載置する。
次に、図7(B)に示すように、抜き棒DBをテーパ状
のコマ10の上に用意する。
【0035】次に、図7(C)に示すように、抜き棒D
Bの先端をテーパ状のコマ10の縮小側の端部(つば部
が形成されている側とは反対側)に押し当てる。次に、
図7(D)に示すように、抜き棒DBの端部にハンマー
等により力を加えることによって、治具ベース20に埋
め込まれているテーパ状のコマ10を押し出して、治具
ベース20から離脱させる。次に、図7(E)に示すよ
うに、抜き棒DBを取り去り、また、治具ベース20を
上昇させると、受け台RDの上に、抜き取られたテーパ
状のコマ10が残ることになる。
【0036】次に、図8を用いて、孔のテーパ部の再生
加工について説明する。図8は、本発明の一実施形態に
よる化学薬品処理設備における部材結合装置に用いる治
具ベースの孔のテーパ部の再生加工を示す工程図であ
る。
【0037】図8(A)に示すように、図6若しくは図
7のテーパ状のコマの取り外し工程が終了すると、治具
ベース20には、孔22が残っている。この孔22の中
で、特に、テーパ部22Tの一部に変形が生じている場
合が多いものである。そこで、総形ドリルDを用意す
る。総形ドリルDは、図5(A)において説明した孔2
2を加工成形するのに用いるものと同じであり、先端の
方向にテーパ刃部DTを有している。
【0038】次に、図8(B)に示すように、総形ドリ
ルDを下降して、ドリルDのステップ部DSを、孔22
の段付き部22Sに押し当てて、両者の位置決めをす
る。
【0039】次に、図8(C)に示すように、図8
(B)に示した位置から所定量W1だけ、総形ドリルD
を下降して、ドリルDによって孔22を切削する。
【0040】図8(D)は、図8(C)に示した切削に
よって再加工された孔22’にテーパ状のコマ10を再
埋め込みした状態を示している。テーパ状のコマ10
は、元の状態よりも、深さW1分だけ深い位置に埋め込
まれることになる。ここで、再切削量W1について検討
したところ、0.1mm程度の切削で、十分に孔の変形
が解消され、新たに埋め込まれたテーパ状のコマが、孔
内に十分な強度保持されることが分かった。治具ベース
20の板厚D1が例えば、20mmであり、テーパ状の
コマ10の長さLが12mmの場合、テーパ状のコマ1
0の端部が治具ベース20の表面から突きでないように
するために切削可能な量は、8mm(20−12mm)
であるため、再切削量が0.1mmの場合、80回の再
切削による治具ベース20の再利用が可能となる。
【0041】次に、図9及び図10を用いて、テーパ状
のコマの埋め込み工程について説明する。図9は、本発
明の一実施形態による化学薬品処理設備における部材結
合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベースへの埋め込
み工程を示す工程図である。
【0042】図9は、ボール盤や専用装置を用いて、テ
ーパ状のコマを埋め込む工程を示している。図9(A)
に示すように、治具ベース20と、テーパ状のコマ10
とを用意する。次に、図9(B)に示すように、治具ベ
ース20の孔22内にテーパ状のコマ10を挿入する。
孔22のテーパ部とコマ10のテーパ部が接触した状態
で、テーパ状のコマ10のつば部16が孔22の段付き
部22Sから締め代Fだけ浮いた状態で、載置される。
【0043】次に、図9(C)に示すように、ボール盤
や専用装置の先端のチャック部CHに埋め込み治具IT
をセットする。次に、図9(D)に示すように、ボール
盤や専用装置の先端のチャック部CHを下降して、埋め
込み治具ITの先端をテーパ状のコマ10のつば部16
に押し当てる。次に、図9(E)に示すように、埋め込
み治具ITをさらに下降させることによって、テーパ状
のコマ10が治具ベース20の孔に埋め込まれる。
【0044】次に、図10を用いて、手作業により、テ
ーパ状のコマを埋め込む工程について説明する。図10
(A)に示すように、治具ベース20と、テーパ状のコ
マ10とを用意する。次に、図10(B)に示すよう
に、治具ベース20の孔22内にテーパ状のコマ10を
挿入する。孔22のテーパ部とコマ10のテーパ部が接
触した状態で、テーパ状のコマ10のつば部16が孔2
2の段付き部22Sから締め代Fだけ浮いた状態で、載
置される。
【0045】次に、図10(C)に示すように、中央に
貫通孔を有するガイドG及び圧入治具IT’を用意す
る。次に、図10(D)に示すように、ガイドGをテー
パ状のコマ10の上にセットして、ガイドGの中央の貫
通孔に圧入治具IT’を挿入する。次に、図10(E)
に示すように、圧入治具IT’の頂部をハンマー等で打
って、テーパ状のコマ10が治具ベース20の孔に埋め
込まれる。
【0046】なお、図8に示した例では、最初に孔加工
に用いる総形ドリルと、孔の再加工に用いる総形ドリル
を同じものとすることにより、新たな総形ドリルを用い
る必要がないものである。しかしながら、例えば、最初
に孔加工に用いる総形ドリルよりも外径の大きな総形ド
リルを用いて、さらに、外径の大きな孔を治具ベースに
形成するようにしてもよいものである。その際、孔に打
ち込まれるテーパ状コマとしては、内部に形成される雌
ねじは、以前に挿入されていたものと同じものである
が、コマの外径は再加工された孔に合わせた外径の大き
なものを用いる。これによって、テーパ状のコマの治具
ベースに対する取付強度を向上することができる。
【0047】なお、以上の説明では、被処理部材を治具
ベースに取り付ける構造について説明したが、治具ベー
スを化学薬品を用いる処理設備の内部に固定する構造に
ついても同様に適用することができる。また、モーター
等部材を化学薬品を用いる処理設備の内部に固定する構
造についても同様に適用することができる。さらに、処
理設備の開閉蓋のように、処理設備本体に対して結合さ
れた部材の取付部等においても、その一部を交換したい
場合等において、同様に適用することができる。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、化学薬品を用いる処理設備において、一部の部材を
容易に交換することができる。
【0049】次に、図11を用いて、本発明の他の実施
形態による化学薬品処理設備における部材結合装置の構
成について説明する。図11は、本発明の他の実施形態
による化学薬品処理設備における部材結合装置の全体構
成を示す断面図である。
【0050】図2に示した実施形態との相違は、図11
の例において、テーパ状のコマ10Aがボルト18を備
え、その先端部でナットNを固定するようにしたことに
ある。
【0051】テーパ状のコマ10Aが予め埋め込まれた
治具ベース20の上に、被処理部材30の孔32にボル
ト18を貫通するようにして、被処理部材30を載置す
る。次に、その上に、マスキング用部材40の孔42が
ボルト18を貫通するようにして、マスキング用部材4
0を載置する。さらに、ボルト18の先端に締結部材で
あるナットNを取り付けることにより、テーパ状のコマ
10Aのボルト18とナットNとのねじ結合により、被
処理部材30を、治具ベース20に取り付けることがで
きる。テーパ状のコマ10Aに設けられたボルト18が
案内用のガイドとなるため、被処理部材30の載置を容
易に行うことができる。
【0052】本実施形態によれば、テーパ状のコマ10
Aの取り外しが容易であるため、治具ベース200の再
利用が可能となる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、化学薬品を用いる処理
設備において、一部の部材を容易に交換することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置の全体構成を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いるテーパ状のコマの構成を示
す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いるテーパ状のコマの構成を示
す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベー
スへの埋め込み工程を示す工程図である。
【図6】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベー
スからの取り外し工程を示す工程図である。
【図7】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベー
スからの取り外し工程を示す工程図である。
【図8】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いる治具ベースの孔のテーパ部
の再生加工を示す工程図である。
【図9】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備に
おける部材結合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベー
スへの埋め込み工程を示す工程図である。
【図10】本発明の一実施形態による化学薬品処理設備
における部材結合装置に用いるテーパ状のコマの治具ベ
ースへの埋め込み工程を示す工程図である。
【図11】本発明の他の実施形態による化学薬品処理設
備における部材結合装置の全体構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…テーパ状のコマ 14…テーパ部 16…つば部 12…雌ねじ 22,32,42…孔 20…治具ベース 30…被処理部材 40…マスキング部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部材と第2の部材を結合するととも
    に、化学薬品処理設備に用いられる化学薬品処理設備に
    おける部材結合装置において、 上記第1の部材に形成された孔テーパ部に埋め込まれる
    とともに、 外側表面が円錐台形状を有するテーパ部と、このテーパ
    部の拡大側の終端に、上記テーパ部に対して突出して形
    成されるとともに、上記テーパ部の軸方向に直交する平
    面を有するつば部とを有するテーパ状のコマを備え、 このテーパ状のコマと締結部材の間に、上記第1の部材
    と第2の部材を挟み込み、上記テーパ状のコマと締結部
    材のねじ結合により、第1の部材と第2の部材を結合す
    ることを特徴とする化学薬品処理設備における部材結合
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の化学薬品処理設備における
    部材結合装置において、 上記テーパ状のコマは、その内部に雌ねじを備え、 上記締結部材であるボルトと、この雌ねじ間のねじ結合
    により、第1の部材と第2の部材を結合することを特徴
    とする化学薬品処理設備における部材結合装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の化学薬品処理設備における
    部材結合装置において、 上記テーパ状のコマは、その端部にボルトを備え、 上記締結部材であるナットと、上記ボルト間のねじ結合
    により、第1の部材と第2の部材を結合することを特徴
    とする化学薬品処理設備における部材結合装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の化学薬品処理設備における
    部材結合装置において、 上記締結部材と上記第2の部材の間にマスキング用部材
    を介して、第1の部材と第2の部材を結合することを特
    徴とする化学薬品処理設備における部材結合装置。
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