JP2001227420A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

Info

Publication number
JP2001227420A
JP2001227420A JP2000039962A JP2000039962A JP2001227420A JP 2001227420 A JP2001227420 A JP 2001227420A JP 2000039962 A JP2000039962 A JP 2000039962A JP 2000039962 A JP2000039962 A JP 2000039962A JP 2001227420 A JP2001227420 A JP 2001227420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchange
heat
exchange unit
spiral coil
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000039962A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Hara
宣之 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000039962A priority Critical patent/JP2001227420A/ja
Publication of JP2001227420A publication Critical patent/JP2001227420A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関に供給される燃料の予熱等に活用で
きる、コンパクトで熱交換効率の高い熱交換器を提供す
ること。 【解決手段】 平板状ケーシング1内に熱交換ユニット
2が内装され、平板状ケーシング1と熱交換ユニット2
との間には保温用断熱材3が装填され、熱交換ユニット
2は、被加熱流体を流通させる熱交換用コイル6とヒー
ターユニット7とから成り、熱交換用コイル6は、平板
状に巻回された表面側渦巻きコイル部8と、当該表面側
渦巻きコイル部8に隣接して平板状に巻回された裏面側
渦巻きコイル部9とから成り、表裏両渦巻きコイル部
8,9は、内端に於いて互いに連通すると共に、それぞ
れの外端には流体流入流出管部11,12を備え、ヒー
ターユニット7は、前記熱交換用コイル6を両側から挟
む一対のシート状ヒーター19,20から構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に供給さ
れる燃料の予熱等に利用できる熱交換器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の走行駆動源として搭載
されている内燃機関に供給されるガソリンや軽油等の燃
料を予め予熱することにより当該内燃機関の燃費を向上
させ得ることが知られているが、このような用途に使用
できる実用的な熱交換器、即ち、コンパクトでしかも熱
交換効率の高い実用的な熱交換器は、従来考えられてい
なかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る熱交換器を提供することを目的
とするものであって、その手段を後述する実施形態の参
照符号を付して示すと、平板状ケーシング1内に熱交換
ユニット2が内装され、平板状ケーシング1と熱交換ユ
ニット2との間には保温用断熱材3が装填され、熱交換
ユニット2は、被加熱流体を流通させる熱交換用コイル
6とヒーターユニット7とから成り、熱交換用コイル6
は、平板状に巻回された表面側渦巻きコイル部8と、当
該表面側渦巻きコイル部8に隣接して平板状に巻回され
た裏面側渦巻きコイル部9とから成り、表裏両渦巻きコ
イル部8,9は、内端に於いて互いに連通すると共に、
それぞれの外端には流体流入流出管部11,12を備
え、ヒーターユニット7は、前記熱交換用コイル6を両
側から挟む一対のシート状ヒーター19,20から構成
されている。
【0004】上記構成の本発明の熱交換器を実施するに
際し、具体的には、熱交換ユニット2の全体を挟む一対
の金属板21,22を設け、両金属板21,22を熱交
換ユニット2から張り出す周辺部に於いて締結具23に
より互いに締結することができる。
【0005】又、熱交換用コイル6とその外側のシート
状ヒーター19,20との間に形成される螺旋状凹溝部
24,25には、一般にサーモセメントと呼称されるよ
うな良熱伝導性物質26を充填することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1〜図3に於いて、1は
平板状ケーシング、2は熱交換ユニット、3は保温用断
熱材である。平板状ケーシング1は、平面形状が四角形
で表面側が開放された本体4と、この本体4の開放部を
閉じる蓋板5とから構成されている。熱交換ユニット2
は、平板状ケーシング1内の中央位置に内装され、当該
熱交換ユニット2の表裏両側及び周囲と平板状ケーシン
グ1との間に保温用断熱材3が装填されている。
【0007】熱交換ユニット2は、被加熱流体を流通さ
せる熱交換用コイル6とヒーターユニット7とから成
り、熱交換用コイル6は、平板状に密接して巻回された
表面側渦巻きコイル部8と、当該表面側渦巻きコイル部
8に隣接して平板状に密接して巻回された裏面側渦巻き
コイル部9とから成り、表裏両渦巻きコイル部8,9
は、内端に於いて接続管部10により互いに連通すると
共に、それぞれの外端には流体流入流出管部11,12
が同一方向へ互いに平行に延出されている。これら流体
流入流出管部11,12には、平板状ケーシング1の本
体4の一側壁を貫通して取り付けられている管継手1
3,14及び接続管15,16を介してホース継手1
7,18が接続されている。
【0008】ヒーターユニット7は、円形平板状の熱交
換用コイル6を表裏両側から挟む一対のシート状ヒータ
ー19,20から構成されている。このシート状ヒータ
ー19,20は、一般にカーボンヒーターと呼称される
もので、可撓性のある数mm厚さのシートの内部に発熱
用線材がシート全面を略均一に加熱できるように埋設さ
れたものであり、周辺四隅が斜めにカットされた形状で
ある。
【0009】上記構成の熱交換ユニット2は、2枚のス
テンレス鋼等の金属板21,22により挟まれ、当該金
属板21,22の周辺四隅の張出部、即ち、内側のシー
ト状ヒーター19,20の斜めにカットされた周辺四隅
から張り出す部分に於いて、当該2枚の金属板21,2
2が締結具(ボルトナット等)23で締結されることに
より、熱交換ユニット2が一体化されている。
【0010】なお、図4に示すように、熱交換用コイル
6の表面側渦巻きコイル部8とその外側のシート状ヒー
ター19との間、及び裏面側渦巻きコイル部9とその外
側のシート状ヒーター20との間にそれぞれ形成される
螺旋状凹溝部24,25には、例えばサーモセメントと
呼称される粘土状の良熱伝導性物質26を充填しておく
ことができる。この良熱伝導性物質29は、例えば、シ
ート状ヒーター19,20を熱交換用コイル6に被せる
前に当該熱交換用コイル6の表裏両面に塗り込めば良
い。
【0011】以上のように構成される熱交換器は、例え
ば内燃機関に供給されるガソリンや軽油等の燃料の供給
管路中に、流体流入管部11から熱交換用コイル6を経
由して流体流出管部12へと燃料が流通するように介装
して使用することができる。この場合、ヒーターユニッ
ト7の2枚のシート状ヒーター19,20から平板状ケ
ーシング1の外に引き出されている端子線(図示省略)
を利用して、これらシート状ヒーター19,20の定格
電圧(直流又は交流)が印荷される。しかして、シート
状ヒーター19,20の発熱により、その内側に隣接す
る熱交換用コイル6の表面側渦巻きコイル部8と裏面側
渦巻きコイル部9とが加熱され、内部を流通する燃料が
所定温度まで加熱される。
【0012】
【発明の効果】本発明の熱交換器は以上のように実施し
使用することができるものであって、係る本発明の熱交
換器によれば、被加熱流体を流通させる熱交換用コイル
は、互いに重なると共に内端に於いて互いに連通する表
面側渦巻きコイル部と裏面側渦巻きコイル部とから成
り、この円形平板状の熱交換用コイルを2枚のシート状
ヒーターで挟んだ構成であるから、薄い平板状のコンパ
クトな熱交換器でありながら、ヒーターに隣接する熱交
換用コイルの全長を十分に長くし、以て、熱交換用コイ
ル内を流通する流体を極めて効率良く加熱することがで
きる。即ち、本発明の熱交換器は、コンパクトでありな
がら熱交換効率が高く、特に、バッテリーを電源として
使用しなければならない自動車の燃料予熱手段としても
十分実用的な熱交換器として活用することができるもの
である。
【0013】なお、請求項2に記載の構成によれば、熱
交換ユニットの全体が一体化されると共に補強されるの
で、平板状ケーシング内への組み付け等が容易になると
共に、安全性も向上する。
【0014】又、請求項3に記載の構成によれば、熱交
換用コイルとシート状ヒーターとの間の熱伝導性を高め
ることができ、より一層、熱交換効率の高い熱交換器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を、平板状ケーシングの
蓋板と表面側の保温用断熱材を取り除いた状態で示す平
面図である。
【図2】 平板状ケーシングの蓋板と表面側の保温用断
熱材を取り付けた状態での図1のA−A線断面図であ
る。
【図3】 同状態での図1のB−B線断面図である。
【図4】 要部の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 平板状ケーシング 2 熱交換ユニット 3 保温用断熱材 6 熱交換用コイル 7 ヒーターユニット 8 表面側渦巻きコイル部 9 裏面側渦巻きコイル部 10 接続管部 11 流体流入管部 12 流体流出管部 19,20 シート状ヒーター 21,22 金属板 23 締結具 26 良熱伝導性物質

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状ケーシング内に熱交換ユニットが内
    装され、平板状ケーシングと熱交換ユニットとの間には
    保温用断熱材が装填され、熱交換ユニットは、被加熱流
    体を流通させる熱交換用コイルとヒーターユニットとか
    ら成り、熱交換用コイルは、平板状に巻回された表面側
    渦巻きコイル部と、当該表面側渦巻きコイル部に隣接し
    て平板状に巻回された裏面側渦巻きコイル部とから成
    り、表裏両渦巻きコイル部は、内端に於いて互いに連通
    すると共に、それぞれの外端には流体流入流出管部を備
    え、ヒーターユニットは、前記熱交換用コイルを両側か
    ら挟む一対のシート状ヒーターから成る、熱交換器。
  2. 【請求項2】熱交換ユニットの全体を挟む一対の金属板
    を備え、両金属板が熱交換ユニットから張り出す周辺部
    に於いて締結具により互いに締結されている、請求項1
    に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】熱交換用コイルとその外側のシート状ヒー
    ターとの間に形成される螺旋状凹溝部には、良熱伝導性
    物質が充填されている、請求項1又は2に記載の熱交換
    器。
JP2000039962A 2000-02-17 2000-02-17 熱交換器 Withdrawn JP2001227420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000039962A JP2001227420A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000039962A JP2001227420A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001227420A true JP2001227420A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18563443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000039962A Withdrawn JP2001227420A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001227420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515710A (ja) * 2017-01-05 2020-05-28 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ Soec/sofc型固体酸化物スタックの入口のガスを過熱するための方法
CN113776042A (zh) * 2021-09-24 2021-12-10 山东丽能电力技术股份有限公司 一种生物质锅炉高效燃烧装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515710A (ja) * 2017-01-05 2020-05-28 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ Soec/sofc型固体酸化物スタックの入口のガスを過熱するための方法
JP7039600B2 (ja) 2017-01-05 2022-03-22 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ Soec/sofc型固体酸化物スタックの入口のガスを過熱するための方法
CN113776042A (zh) * 2021-09-24 2021-12-10 山东丽能电力技术股份有限公司 一种生物质锅炉高效燃烧装置
CN113776042B (zh) * 2021-09-24 2023-09-15 山东丽能电力技术股份有限公司 一种生物质锅炉高效燃烧装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101372256B1 (ko) 냉각수 가열식 히터
DE50115352D1 (de) Elektrische Heizvorrichtung
CN208889811U (zh) 液冷板及安装其的电池模组
JP2001227420A (ja) 熱交換器
JPH06123486A (ja) 誘導水加熱器
JPH07329581A (ja) 電気自動車用バッテリーの加温装置
JP2002005522A (ja) 立ち上がりの早い電気温水器
JP3260667B2 (ja) 表皮電流加熱装置
JP2013104573A (ja) 電気温液器
JP2001227888A (ja) 熱交換器
EP0872698A3 (en) Laminated heat exchanger
CN210601708U (zh) 一种换热效率高的预热器
JPS5931396Y2 (ja) 水冷付きヒ−タ−
CN216342398U (zh) 一种发动机尾气余热回收装置
JPS5830669Y2 (ja) 水冷付きヒ−タ−
CN213484692U (zh) 冷却套
CN212324394U (zh) 加热器组件和ptc加热器
JP2000263171A (ja) 暖房用熱交換器の製造方法
CN108072164A (zh) 燃气与电加热壁挂炉
JPS5830668Y2 (ja) 水冷付きヒ−タ−
KR100745455B1 (ko) 보조히터 및 이를 구비하는 온수히터
JPH0579344U (ja) 電気瞬間湯沸器
JP2001336780A (ja) 熱電池式冷温風装置
JPH0435587Y2 (ja)
JP3107708B2 (ja) 加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501