JP2001226816A - 流体の微流量送給構造における超微孔の製法、及び該ノズルから紡糸されるフイラメント単糸で構成されかつ特性を備えた糸 - Google Patents

流体の微流量送給構造における超微孔の製法、及び該ノズルから紡糸されるフイラメント単糸で構成されかつ特性を備えた糸

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JP2001226816A
JP2001226816A JP2000034469A JP2000034469A JP2001226816A JP 2001226816 A JP2001226816 A JP 2001226816A JP 2000034469 A JP2000034469 A JP 2000034469A JP 2000034469 A JP2000034469 A JP 2000034469A JP 2001226816 A JP2001226816 A JP 2001226816A
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JP2000034469A
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Junichi Yokoi
淳一 横井
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YOKOI SANGYO KK
Original Assignee
YOKOI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多孔型ノズルにおいて、小量から大量の各種
流体をマルチに対応し、噴霧・噴射が確実に出来るよう
にする。 【解決手段】 配列盤3の外周部に対し、均等にスリッ
ト加工により切欠き状構造による複数の下穴4を、供給
側段丘部10から吐出側段丘部12にかけて、半割状導
入部11aと、かつ半割状導入部11aに対向する吐出
側段丘部12に流体放出拡散部13を共に形成し、一方
に、供給管枠部材7aの供給側の位置に、前記配列盤3
の外周部に対して設けた半割状導入部11aの位置に、
即した半割状導入部11bを形成して、半割状導入部1
1aと一対と成るよう形成して供給管7に付設する。更
に複数の流体ガイド5をガイド連体5aとし、かつガイ
ド連体5aからガイド立上げ部5bを形成し、か目つガ
イド連体5aを前記配列盤3に均等に設けた、複数の下
穴4に沿ってアミ状にしてアミ目連体部6とし、配列盤
3の各下穴4に複数の流体ガイドを挿通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド、ポリ
エステル等の熱可塑性ポリマー、或いはポリマーを硫酸
等の化学薬品で溶融するアラミド等を用いて、単糸繊度
が1デニールから10デニールまでパーツの交換のみ
で、広範囲にフイラメント糸の紡糸ノズルとして対応が
可能な、かつ溶融紡糸する際に用いる紡糸口金の製造方
法、及びこの紡糸口金を用いて紡糸される事によって、
醸し出される種々の特性を備えたマルチフイラメント糸
の紡糸方法に関するものと、該ノズルのシステムが他の
産業分野にも、適用可能な噴霧・噴射用ノズル。
【0002】
【従来の技術】従来は、ポリアミド、ポリエステル等の
合成繊維糸条から得られる布帛の風合いや機能性の面か
ら、単糸繊度の小さいものが求められて来たが、細デニ
ールではプレーンな織物になり極めて高級感に乏しい為
に、細デニールで有ってもスレッドにした場合に従来に
ない膨らみを求められ、かつまた太デニールの紡糸にも
対応可能で、多数のフイラメントの糸条を、効率的に製
造可能にする紡糸口金の必要性が求められている。
【0003】従来の紡糸口金の構造を一例に挙げると、
紡糸口金にただ単に丸い超微小径の穴を一個ずつ削孔
し、または該穴の外周部の一部を若干変形させ歪に加工
して、単糸の径方向断面形状に変化を持たせた姿があ
り、これが最も一般的である。また、さらに紡糸された
フイラメントに変化を付ける為に、熱等による縮れ性状
を施す作業が採用されているに過ぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、単糸或いはスレ
ッドに吸湿性を付与する為に、薬品等による化学的処理
や単糸その物を中空状にしたりというのが一般的であっ
た。それが為、紡糸されたフイラメントが撚糸行程でス
レッドにされ、次いで織物・編み物にされた場合に極め
てプレーンなテキスタイルに成らざるを得ないという問
題点があった。
【0005】一方紡糸口金の吐出面上に微小径の吐出孔
を従来の工法で設ける構造では、この吐出孔が超微小径
なものである程に、また形成する吐出孔の形状に変化を
付すのは加工技術上困難であり限度があった、この事は
多数の吐出孔を必要とする程に、難易性も一層顕著なも
のとなる。更に紡糸口金の吐出孔の形成に当たって、形
状変形率が過大である程に加工と製作が不可能であっ
た、また供給価格も高価な紡糸口金となる一面も合わせ
持つ物であった。
【0006】ノズルの吐出孔盤に対して吐出孔を設ける
場合においては、その用途に応じた吐出孔盤径を設定す
る必要がその都度生じ、そのためオーダーメード仕様と
なる為に、コスト増しを招来するものとなっていた。一
方、吐出孔盤に対して超微小径の吐出孔を、多数設ける
場合人手により削孔するという作業は、面倒であると共
に不都合な面が多く、より広く普及に際して妨げになっ
ていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みて成された物で
あって、吐出孔盤に対する吐出孔の形成を容易にし、か
つ一部部品の組み替えで吐出孔を構成する流路のサイズ
の変換が可能で、広く他の用途にも対応し、需要に応え
られるシステムを提供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成する為に、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
に係る噴霧・噴射ノズルにおける超微孔の製法では、多
数の吐出孔を有する吐出孔盤に相当する部材を本体部と
言い換え、吐出孔を配列する部材を配列盤と読み替えて
以下に詳述する。即ち、上記のように台盤状に多数の超
微孔を有した本体部を構成する配列盤の外周部に対し、
該配列盤の板厚方向に沿って、比較的容易に加工出来る
程度のスリット加工により垂直に切欠状をした下穴を形
成し、この下穴に対して棒状をした流体ガイドを挿入す
る。そして、下穴の開口面積と流体ガイドの断面積との
差により、例えば流体の流路となる隙間を形成して吐出
孔とするものである。
【0009】このような構造では、下穴の形成が容易に
行えると共に、この下穴と流体ガイドとの間で形成する
隙間として、開口面積の微小なものを得る事が確実に出
来るものである。例えば1,6mm・2mm等それ以上
の広い溝で対応出来、且つまた該スリット毎に支流路が
流体ガイドとの間に少なくとも4条が構成出来る、即ち
4個の流体吐出孔が近接して配置出来る為、他に配置す
るスリットの間隔も狭くも広くもする事が出来る。更
に、流体ガイドを挿入する事によって該流体ガイドに伝
導性(誘導性)がある為流動性が良くなり、流体に吐出
孔への直進性が得られかつ持たせて過給圧(送給圧)を
高める事が出来る。従って、送給圧を低めに設定してキ
ャビテイション対策にも有効に機能させる事が出来る。
なお、このような下穴の内周面と流体ガイドの外周面と
の間の隙間を流路とする構成は、上記本体部を円筒・角
筒・矩形筒形状として、その筒方向に沿って流体供給部
を形成し流体を直進させる場合に、流路を構成する下穴
と流体ガイドが長ければ長いほど、流路の流体導入部か
ら直進誘導性を発揮して、吐出孔から吐出した流体は直
進性が持続するので、一点に集中させて吐出エネルギー
として利用が必要な用途(例:タービンの羽等)に適用
するのが最も効果的である。
【0010】
【作 用】ところで、本発明は、本体部や流体ガイドの
大きさ、材質等が限定されるものでなく、また流体とし
て気体・液体・粉体等を用いる点や、この構造の適用対
象を各種繊維の紡糸口金と、或いは燃料噴射ノズル・洗
浄装置・充填装置等を含めて、何ら限定されるものでは
ない。形状にあっては、流体ガイドとなる素材の径方向
断面形状は、丸線に限定する事なく正方形または矩形に
近似した異型条鋼線を採用する事によって、形成する下
穴の幅も制約が無くなり、容易に加工出来る幅に設定出
来る。例えば、4隅の角部に正方形或いは種々の半径×
rの角取りをなど変形させる事が可能でかつ引き抜き材
による異型条鋼線で対応が可能になり、下穴内での開口
隙間が変わる為、必然的に流路の断面積差も変わる。従
って直径換算値における吐出孔径の数値も大小変化させ
る事が出来る。そして、矩形の異型条鋼線を採用すれ
ば、用途に応じて超微小の流路の形成も可能になる、更
に4隅の角部のうち二方辺の寸法が変えられ、必然的に
吐出孔間、即ち流路の間隔も広くなり遊離させる事が出
来る。
【0011】流体ガイドの素材に、上記のような異型条
鋼線をシステム化する事によって、超微小の吐出孔の流
路に適用に際しても、下穴・異型条鋼線の幅の寸法を共
に一定に設定すれば、各種円弧のサイズの相違する形状
の流体ガイドも標準化され常備する事が可能になり、さ
すれば一般工作機械で加工が容易に出来る。そして配列
盤に微小の流路を高密度に多数配置し、かつ各種流体の
用途に応じて流路のサイズに対して容易に対応出来る事
になる。上記のように種々の異型条鋼線を流体ガイドに
採用する事によって、本体を構成する配列盤に直径換算
値における吐出孔径の数値もミクロン単位からミリ単位
までの吐出孔径を備え、かつ吐出孔径の違う流体ガイド
に組み替え可能なノズルが生まれる事になる。
【0012】さらに、上記のような流体ガイドを構成す
る異型条鋼線の、平径二辺を直角にして流路を閉じ、下
穴内の流路の数を二個あるいは一個とする事も可能であ
り、各流路の間隔が、狭い時や流路の数が多い場合に
は、そのようにしても良い。又、上記の如く流路をスリ
ット構造で下穴を構成し、異型条鋼線を用いる事によっ
て、該下穴・異型条鋼線共に流体誘導部から吐出部まで
の距離を、短くも長くも何ら制約を受ける事なく設定し
配備する事が出来る。そして該下穴・異型条鋼線共に流
体誘導部から吐出部迄の距離を長く設定すれば、各種流
体の吐出パターンも、更に直進性が増して得られ、ター
ビンのブレードヘ一点に集中して連続噴射が可能にな
る。従って、吐出エネルギーも減衰する事がなくなり運
動エネルギーへの変換効率が向上する。そして大量の流
体を噴霧・噴射は言うまでもなく拡散から一点集中型ま
で、用途に応じて求められるのでマルチに適用出来る。
そして、噴霧・噴射ノズルの用途も飛躍的に拡大され、
需要の量的拡大とマスプロ生産にも適する結果をもたら
し、安価に提供出来る事になる。
【0013】このノズルシステムの最も典型的な適用例
として、各種合繊用紡糸口金があげられ、該紡糸口金に
適用すれば、従来の紡糸口金では不可能であった径方向
の断面形状に、従来にない変化のある姿形の単糸が労す
る事なく得られる事になる。またこの単糸の姿形ゆえに
得られる単糸から、撚糸課程で単糸間に、該単糸の断面
積に匹敵する空間を保有し、かつ単糸は乱雑状態に配列
され、膨らみのあるスレッドが生まれる事になる。更
に、紡糸口金を構成する配列盤の下穴を吐出方向に、流
体ガイド・下穴閉塞部材と共に長くすれば、単糸の表面
に紡糸課程で、長い引き抜き抵抗により剛性と光沢を増
す事が出来る。従って、スレッドからソフト感・重厚さ
と・表面に乱反射・高級感のある織物や編み物になり、
繊維産業にとってプレーンなテキスタイルになり勝ちで
あったが、従来の単糸から革新的なスレッドにする手段
として、適用する噴霧・噴射ノズルの用途の好例であ
る。
【0014】従来の紡糸口金では中心部から外周に向か
って多数の紡糸孔が放射状に形成されている為、多数の
単糸を紡糸すればするほど単糸同士密着し容着する危険
性があった。また合成繊維の紡糸口金から紡糸される単
糸は、連続して紡糸中の単糸が冷却固化が開始され進行
中の為、往々にして単糸と単糸が容着する事があり、フ
イラメントの紡糸行程で停止・保全等問題点を多く抱
え、生産性の面で改善の必要性が提言されていた。
【0015】本発明の本体部を紡糸口金に適用する事に
より、配列盤の下穴・流体ガイド・下穴閉塞材等の部材
を板厚方向に長くすれば、流体放出拡散部の直前手前外
周部に冷風を吹き込み、ヘッドの先端部を冷却する事が
出来る。更に本体部の前面、即ち、流体放出部が配列盤
の周囲にある為、該流体放出部から配列盤中心部に対し
て空白スペースがあり、該スペースを利用して単孔或い
は多孔型の噴霧・噴射ノズルを、直列に配置・装着する
事が可能で有り、このノズルから水・空気・水溶性の油
・粉等を噴射すれば、異種流体との混合促進や紡糸中の
多数の単糸を吹き流し状にして、単糸の表面の冷却・固
化の促進や各種流体を単糸間に介在もさせられる。そし
て、前記の作用とで両面から相乗効果を生み容着を防止
する事も可能になる。従って、フイラメントの生産性も
著しく向上し、また紡糸歩止まりの向上に伴い製造単価
が低下すると共に、保全コストの低減と省エネルギー化
へ推進させる事が出来る。
【0016】従来の紡糸口金は、単糸紡出孔が超微小に
形成されている為に、紡糸中の流路、即ち吐出孔が目詰
まりをする事がよくあり、紡出孔の清掃も困難であった
が、本発明の下穴がスリット構造による噴霧・噴射ノズ
ルを、紡糸口金に適用した場合、紡糸口金から、流体ガ
イド連帯を分離する事が容易に出来るので、紡出孔(流
路)を構成する下穴及び流体ガイドの清掃・調整も簡単
容易に出来る利点がある。
【0017】
【発明の実施形態】以下、図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1乃至図8は、本発明に係る流体
の微流量送給構造における超微孔の製法を、噴霧・噴射
ノズルの本体部2のヘッド部分に適用した第1実施形態
を示している。図1から明らかなように、構造中の中核
をなす噴霧・噴射ノズル1の本体部2は、供給管7aと
配列盤3とを有したものとされている。この微流量送給
構造において、本体部2に対して、複数の流体ガイド5
が一体的に連結されて成るガイド連体5aが配列盤3に
組み合わされ、これらが流体供給管7の供給管枠部材7
aに結合される構成になっている。
【0018】本体部2の供給管枠部材7aは、正方形の
枠型をしており、その枠内の開口部7bも正方形状をし
つつ中程四辺縁部に切り欠き構造による半割状導入部1
1bが形成されている。これに対し、配列盤3(図5a
・b参照)は、表側は小さく裏側は大きくなる段付きの
正方形盤体状をしている(以下、表側部分を「吐出側段
丘部12」と言い、裏側部分を「供給側段丘部10」と
言う)。供給側段丘部10は、供給管枠部材7aの開口
部7bに丁度嵌まり込む大きさ及び厚さに形成されてい
る。
【0019】そして、配列盤3には、吐出側段丘部12
の外周部から供給側段丘部10の外周部に若干、食い込
むようになる深さで、当該配列盤3の板厚方向(表裏両
面間)へ貫通する切り欠き状をした下穴4が形成されて
いる。従って、この配列盤3を、供給側段丘部10が供
給管枠部材7aの開口部7bに嵌まるように、供給管枠
部材7aへ重ね合わせると、供給側段丘部10の外周面
と供給管枠部材7aの開口部7bの内周縁部とが当接
し、各下穴4が供給管枠部材7aの開口部7b内へ食い
込んだ形で四角穴状となり、供給側段丘部10がこの供
給管枠部材7aの開口部7bを閉塞可能になっている。
【0020】更に、配列盤3には、供給側段丘部水平面
10aから各下穴4に沿って錘形状の切り欠き構造によ
る半割状導入部11aを中ほどにかけて形成し、そし
て、供給側段丘部水平面10aには、流体ガイドアミ目
状定着溝14が各下穴4に沿って形成され、吐出側段丘
部12の外周部水平面にも、前記同様切り欠き構造によ
る流体放出拡散部13が設けられている。
【0021】一方、上記ガイド連体5aは、上記下穴4
に挿通可能な太さの針金材を用いて形成されたアミ目連
体部6と、このアミ目連体部6の外周部から各針金材ご
とに折曲されたガイド立上げ部5bと、各ガイド立上げ
部5bから突端部にかける流体ガイド5を有している。
アミ目連体6は、配列盤3の供給側段丘部水平面10a
と略同じ平面大きさを有しており、各アミ目は、一辺
が、配列盤3における各下穴4相互間の相互間隔に等し
くされている。また、ガイド立上げ部5bは、供給側段
丘部10の厚さに等しくされている。
【0022】このような事から、配列盤3と流体供給管
7に付設された供給管枠部材7aとを重ね合わせる前
に、流体ガイドアミ目状定着溝14へアミ目連体部6を
挟みこませるようにすると、アミ目連体部6のガイド立
上げ部5bが各下穴4内へ挿通され、これによって流体
ガイド5が形成される事になる。そして、下穴4の開口
面積と流体ガイド5(ガイド立上げ部5b)の断面積と
の差によって、流路8となる隙間が形成されるものであ
る。
【0023】このような実施形態では、配列盤3の外周
部に沿って複数の流路8が形成されるので、流体の流出
乃至噴出が面方向の広がりをもって配置された事にな
り、流体の拡散(霧吹き状態からシャワー状態を含む)
が可能になる。なお、図1と図2及び図6に示すよう
に、前記流体ガイドアミ目連体部6の背面に、四角錘状
のガイド体9を張り付けて流体供給管7内に挿入しても
よく、或いは四角枠板状の流体供給管枠部材7a(即
ち、流体供給管枠部材7aの開口部7bの中ほど部か
ら、錘形状の切り欠き加工により半割状導入部11b
を、前記供給側段丘部水平面10に設けた半割状導入部
11aと位置を一致させて設け、流体導入部11を形成
する)を、流体供給管7の先端部に付接してもよい、こ
の場合、流体が流体供給管7からガイド体9に沿って各
ガイド立ち上げ部5bへ導かれるようになり、誘導促進
を一層図る事が出来るようになる。
【0024】図9は、本発明に係る流体の微流量送給構
造における第二実施形態の噴霧・噴射ノズル101を示
しており、構造中の中核を成す本体部(以下では符号1
02を用いる)は、配列盤103と下穴閉塞部材117
及びヘッド固定用枠部材126とを有したものとされて
いる。そして、この本体部102に対して、複数の流体
ガイド105が一体的に連結されて成るガイド連体10
5aが組み合わされ、これらが流体供給管の先端部等へ
結合される構成となっている。
【0025】本体部102の配列盤103(図13参
照)は流体放出拡散部側を大(1度乃至1.5度の勾配
を付す)とする略正方形の角錐盤状をしており、そし
て、下穴閉塞部材117(図12参照)の外周は略正方
形の枠型をしており、その枠内の角錐開口部117a
は、配列盤103の角錐外周部103aの四辺の勾配角
度に一致させて、流体放出拡散部側を開口大としてい
る。これに対し、ヘッド固定用枠部材116(図11参
照)のヘッド固定用開口部126aは、前記下穴閉塞部
材117の外周部117bと一致し、配列盤103の角
錐外周部103aは、下穴閉塞部材117の角錐開口部
117aに嵌まり込む大きさ及び厚さ(プラス公差)に
形成されている。
【0026】そして、下穴閉塞部材117の外周部11
7bの下部にはシール用段部115(図10と図12参
照)があり、前記ヘッド固定用枠部材126のヘッド固
定用開口部126aの四辺コーナー上部にヘッド固定用
舌片127が、下穴閉塞部材117のヘッド固定用枠部
材係止段部119と、嵌合厚み、即ち、深さを一致して
制限する位置に設けられている。そして、ヘッド固定用
舌片117は、配列盤103の上面四隅と下穴閉塞部1
17の上面四隅、即ち、吐出面対角辺部112を押圧し
ヘッドは固定される構造になっている。ヘッド固定用枠
部材126の枠部材下面部126bと、前記シール用段
部115との間にシール溝118を確保する構成になっ
ている。
【0027】配列盤103における各下穴104相互間
の相互間隔は第一実施例と同じく、半割状導入部111
aと半割状拡散部113aが流路108を中間に挟んで
相対向するように設けられ、また流体ガイド105のア
ミ目連体部106の各アミ目の相互間隔も同様に構成さ
れている。さらに配列盤103の下面(即ち流体導入部
側)に、流体ガイド105のガイド連体105aを構成
してアミ目連体部106とし、かつアミ目連体部106
の各アミ目に等しい間隔でアミ目連体部106を定着さ
せる為の流体ガイドアミ目状定着溝114が設けられて
いる。そして、下穴閉塞部材117の角錐開口部117
aの吐出側には、配列盤103に設けた半割状拡散部1
13aに一致する部位に半割状拡散部113bが設けら
れて一対となり、流体放出拡散部113を構成する構造
に成っている。更に下穴閉塞部材117の前記と反対
側、即ち、角錐開口部117aの流体供給管7側に位置
する部位にも、前記同様に配列盤103に設けた半割状
導入部111aに一致させて半割状導入部111bが設
けられて一対となり、流体導入部110を構成する構造
を成している。
【0028】一方、上記ガイド連体105aは、上記配
列盤103の角錐外周部103aの勾配角度に一致し
て、ガイド立上げ部105bから外方向に各流体ガイド
105が指向するように形成され、前記第一実施例と同
じく配列盤103の下穴104に挿通され、アミ目連体
部106は、流体ガイドアミ目状定着溝114に嵌挿さ
れている。そして、配列盤103の各下穴104の開口
面積と流体ガイド105の断面積との差により隙間が生
まれて、流路108が構成されかつ流路108が外方向
に指向する構造に成っている。
【0029】このような実施形態では、配列盤103の
外周部に沿って複数の流路108が外方向に指向して形
成されるので、流体の流出乃至噴出が面方向の広がりを
もった配置とされた事になり、流体の拡散(霧吹き状態
からシャワー状態を含む)が一層可能になる。
【0030】図15は、本発明に係る流体の微流量送給
構造における第三実施形態の噴霧・噴射ノズル201を
示しており、構造中の中核を成す本体部(以下では符号
202を用いる)は、配列盤203と、下穴閉塞部材2
17及び配列盤固定用枠部材226とを有したものとさ
れている。そして、この本体部202に対して、複数の
流体ガイド205が、一体的に連結されて成るガイド連
体205aが配列盤203に組み合わされ、これらが流
体供給管の先端部等へ結合される構成となっている。
【0031】本体部202の配列盤203(図15参
照)は流体放出拡散部側を小(1度乃至1.5度の勾配
を付す)とする正方形の角錐盤状をし、裏面に流体ガイ
ドアミ目状定着溝214が形成されており、そして、下
穴閉塞部材217(図16参照)の外周部は正方形の枠
型をしており、その枠内の角錐開口部217aは、配列
盤203の角錐外周部203aの四辺の勾配角度に一致
させて、流体放出拡散部側を開口小とされている。
【0032】そして、配列盤固定用枠部材226(図1
8参照)は、略正方形状の枠型をしており、その水平面
上に開口部227と外周方向に流入口228が複数形成
されている。開口部227は、本体部202を構成する
配列盤203が下穴閉塞部材217の角錐開口部217
aに嵌め込みかつ流体導入部211として構成される範
囲を若干越える内方の位置に形成され、片や、外方に若
干越える位置に配列盤固定用枠部材226の外周部範囲
とされ形成されている。これに対し、下穴閉塞部材21
7の裏面(即ち、流体供給側)の外周方向に、シール溝
218が形成されており、さらに、配列盤固定用枠部材
226の外周部と一致させて、角錐開口部217aの内
周縁部から外周部にかけて逆凹状に略正方形の副開口部
217bが、その内部に係止突天部217cを有して、
嵌まり込む大きさ及び厚さ(プラス公差)に形成されて
いる。
【0033】このような事から、配列盤202と下穴閉
塞部材217を重ね合わせる前に、それらの間へアミ目
連体部206を流体ガイドアミ目状定着溝214に挟み
込ませるようにすると、アミ目連体部206のガイド立
ち上げ部205bが各下穴204内へ挿通され、これに
よって下穴204の開口面積と流体ガイド205(ガイ
ド立ち上げ部205b)の断面積との差によって、流路
208となる隙間が形成されるものである。
【0034】そして、配列盤202の流体供給部側水平
面にガイド体209を張り付け、前記の配列盤固定用枠
部材226の開口部227に嵌挿し、次いで、下穴閉塞
部材217を重ね合わせて流体供給管7の先端部角形フ
ランジに当接すれば、下穴閉塞部材217のフラット面
とが当接し、噴霧・噴射ノズルの本体部202のヘッド
との組立が完了する事になる。従って、配列盤202
は、下穴閉塞部材217の角錐開口部217aから流体
供給側方向に脱落を防止される構成になる。そして配列
盤203の角錐外周部203aと下穴閉塞部材217の
角錐開口部217aとの嵌合面(傾斜式摺面嵌合)は機
密性が保たれており、更に、シール溝218によって下
穴閉塞部材217の下面部と供給管枠部材(フランジ)
先端水平面(固有番号省略)との合わせ両面間で機密性
が保たれる構成になっている。
【0035】一方、上記ガイド連体205aは、上記配
列盤203の角錐外周部203aの勾配角度に一致し
て、ガイド立上げ部205bから内方向に各流体ガイド
205が指向するように形成されている、前記第二実施
例と同じく配列盤203の下穴204に挿通され、アミ
目連体部206は、流体ガイドアミ目状定着溝214に
嵌挿されている。そして、配列盤203の各下穴204
の開口面積と流体ガイド205の断面積との差により隙
間が生まれて、流路208が構成されかつ流路208が
内方向に指向する構造に成っている。
【0036】このような実施形態では、配列盤203の
外周部に沿って複数の流路208が内方向に指向して形
成されるので、流体の流出乃至噴出が面方向の広がりを
抑制して配置された事になり、流体も拡散を抑制され、
中心方向に指向し流体の粒子が一点方向に集中して、放
出密度の分布も濃密になる。
【0037】図19は、本発明に係る流体の微流量送給
構造における第四実施形態の噴霧・噴射ノズルの配列盤
303を示しており、構造中の中核を成す本体部(以下
では符号302を用いる)は、第三実施形態と同様に配
列盤303と下穴閉塞部材207(図示略、以後、30
7を付して全ての番号を左記に準じて置き換える)及び
配列盤固定用枠部材326とを有したものとされてい
る。そして、この本体部302に対して、複数の流体ガ
イド305が一体的に連結されて成るガイド連体305
aが配列盤303に組み合わされ、これらが流体供給管
の先端部等へ結合される構成となっている。
【0038】本体部302の配列盤303(図19参
照)は、流体放出拡散部側を小(1度乃至1.5度の勾
配を付す)とする正方形の角錐盤状をし、裏面に流体ガ
イドアミ目状定着溝314が形成されており、そして、
下穴閉塞部材307(図16参照)の外周は正方形の枠
型をしており、その枠内の角錐開口部307aは、配列
盤303の角錐外周部303aの四辺の勾配角度に一致
させて、流体放出拡散部側を開口小とされている。
【0039】そして、配列盤303の下穴304は、流
体導入部311の先端部、即ち、半割状導入部先端から
吐出側、即ち、半割状拡散部313aと下穴304の先
端部が当接する部位にかけて、吐出方向先頭部を小とし
て錘形状(角錐或いは円錐状)に形成されている。
【0040】そして、配列盤固定用枠部材326(図1
8参照)は、略正方形状の枠型をしており、その水平面
上に開口部327と外周方向に流入口328が複数形成
されている。開口部327は、本体部302を構成する
配列盤303が下穴閉塞部材307の角錐開口部307
aに嵌め込みかつ流体導入部311として構成される範
囲を若干越える内方の位置に形成され、片や、外方に若
干越える位置に配列盤固定用枠部材326の外周部範囲
とされ形成されている。これに対し、下穴閉塞部材30
7の裏面(即ち、流体供給側)の外周方向に、シール溝
318が形成されており、さらに、配列盤固定用枠部材
326の外周部と一致させて、角錐開口部307aの内
周縁部から外周部にかけて逆凹状に略正方形の副開口部
307bが、その内部に突天部317を有して、嵌まり
込む大きさ及び厚さ(プラス公差)に形成されている。
【0041】このような事から、配列盤302と下穴閉
塞部材307を重ね合わせる前に、それらの間へ流体ガ
イド305のアミ目連体部306を流体ガイドアミ目状
定着溝314に挟み込ませるようにすると、アミ目連体
部306のガイド立ち上げ部305bが各下穴304内
へ挿通され、これによって下穴304の開口面積と流体
ガイド305(ガイド立ち上げ部305b終端)の断面
積との差によって、流路308となる隙間が形成される
ものである。
【0042】このような実施形態では、配列盤303の
外周部に沿って複数の流路308が内方向に指向して形
成されるので、流体の流出乃至噴出が面方向の広がりを
抑制して配置された事になり、流体も拡散を抑制され、
中心方向に指向し流体の粒子が一点方向に集中して放出
密度の分布が濃密になる。そして、配列盤303の下穴
304は、流体導入部311の先端部、即ち、半割状導
入部先端から吐出側、即ち、半割状拡散部313aと下
穴304の先端部が当接する部位にかけて、吐出方向先
頭部を小として錘形状(角錐或いは円錐状)に形成され
ている為に、流路308がに二次流体導入部として機能
し流動性が向上するから、噴霧・噴射効率もより一層向
上させる事が出来る。
【0043】図20は、本発明に係る流体の微流量送給
構造における第五実施形態の噴霧・噴射ノズルの流体ガ
イド305aを示しており、構造中の中核を成す本体部
は図示を省略して、配列盤303と下穴304及び流体
ガイド305に異型条鋼線305aを用いて図20乃至
図21(拡大図)に基づいて詳述する。第一乃至第四実
施形態での流体ガイドでは、断面形状が丸い形状の線材
を使用して、流体ガイドを形成して採用して来た。ここ
では、異型条鋼線305aを配列盤303の下穴304
に挿通している。そして、下穴閉塞部材307が下穴3
04の開口部を閉塞して、異型条鋼線305aの軸方向
外周部330の対角部が配列盤303の下穴304の内
周縁部との間に隙間が生まれて流路308が構成されて
いる。
【0044】流体ガイド305に採用した異型条鋼線3
05aは、異型条鋼線305aの軸方向外周部は、相対
する二辺が同一で他の二辺とは相違する矩形を呈してお
り、この二辺の対角にある角部に種々の形状(図20)
に形成する事により、例えば、正方形・矩形用・円弧等
を切削機械や研削機械等の工作機械で加工し、或いは引
き抜きダイス等で金属線材に、下穴304の開口幅に等
しく加工し異型条鋼線305aを形成して、軸方向の一
対の各二辺が下穴304に挿通すれば、開口部を閉塞
(図21)が可能になっている。
【0045】このような実施形態では、異型条鋼線30
5a他等の各種軸方向対角部に、形状の相違するを流体
ガイド305に採用する事によって、配列盤303への
下穴304の形成はスリット加工で行え、下穴304の
開口幅は、異型条鋼線305a他の水平幅に等しくすれ
ば、異型条鋼線305a他等の各種軸方向対角部に、種
々の形状及びかつ形状の大きさが何ら制約を受けずに形
成出来る事になる。
【0046】一方、上記下穴304は、異型条鋼線30
5a他等を採用する事によって、このような流路308
a他(図22)が得られて、第一実施形態から、全ての
形態を含む用途に適用出来る事になる。そして、流体ガ
イド305に矩形の異型条鋼線305a等を用いれば、
矩形の横幅と縦幅に制約されず加工が容易な幅及び深さ
の下穴304がスリット加工で得られると共に異型条鋼
線305a等にも種々の加工及び方法で得られる。従っ
て、下穴304から各流路308の上下及び左右の間隔
も何ら制約を受けずに設定する事が出来るようになる。
【0047】図23は、本発明に係る流体の微流量送給
構造における第六実施形態の噴霧・噴射ノズルのガイド
体309を示しており、構造中の中核を成す本体部は図
示は省略。ガイド体309は、配列盤303に当接する
水平面に流体整流部333が角錐終端部から角錐の有効
角度に90度を加算する角度で平径方向に台盤形状を成
している。そして、流体整流部333と直角方向の水平
面に、流体ガイドアミ目状定着溝314が形成してあ
る。
【0048】このようにして、ガイド体309の流体整
流部333と直角方向の水平面を、配列盤303の供給
側段丘部水平面に、当接して張り付け締結すれば、流体
は角錐面323の斜面に誘導され、台盤状の流体整流部
333で乱流を矯正されかつ整流されて誘導され、スム
ーズに流体導入部311に導入する事が出来る。
【0049】図24乃至図25は、本発明に係る、流体
の微流量送給構造における第七実施形態の噴霧・噴射ノ
ズルを、各種繊維の紡糸口金に、適用して得られる単糸
350の断面形状を示している。紡糸口金に適用した噴
霧・噴射ノズルの流体ガイドは305e等を用いて、下
穴304に挿通して流路308eの隙間を得て、かつ流
路308eから紡出される単糸を示している。
【0050】本体部302の配列盤303に、挿通する
流体ガイド305に異型条鋼線305eを採用して、配
列盤303への下穴304に挿通して、下穴304の開
口面積と断面積の差で流路308となる隙間から紡出さ
れる構成になっている。
【0051】そして、挿通する流体ガイド305に異型
条鋼線305eを採用る事によって、配列盤303への
下穴304の形成に当たって、スリット加工で溝幅を広
くする事が出来る。また溝幅を広くすれば切り欠き加工
も容易に出来るようになる。
【0052】従って、流体ガイド305に異型条鋼線3
05eを採用すれば、配列盤に形成した下穴304の開
口幅一杯に、挿通する範囲を異型条鋼線305eの二辺
で、獲得する事が容易に出来る。そして、異型条鋼線3
05eの軸方向対角の外周部330に微小の円弧或いは
楕円弧等を形成する事が出来る。
【0053】このような第七実施形態では、異型条鋼線
305eを下穴304に挿通して、下穴304の開口面
積と異型条鋼線305eの断面積差により超微小の流路
308eとなる隙間から異型条鋼線305eの形状に沿
った姿形を持つ単糸350がかつ流路308eから紡出
されるものである。
【0054】そして、従来、不可能であった姿形をもつ
単糸を紡糸する事も、本発明の噴霧・噴射ノズルに、異
型条鋼線305e等を流体ガイド305として、配列盤
303の下穴304に挿通する事により可能になり、種
々の形状をした単糸(例、350)が生まれる。かつ生
まれた単糸を撚糸行程でスレッドにすると、単糸のもつ
姿形ゆえ密着する点が三カ所にわたる為、単糸間の隙間
が単糸の断面積に匹敵し、該隙間(空間)がスレッドに
膨らみを持たせると同時に、繊維と繊維の密着性が従来
に比較して大幅に減少する。従って、夏期には、熱を遮
断・通風を促進して快適性を増し、冬季には、反対に断
熱・保温効果が生まれて快適性を増した繊維並びに織物
や編み物が出来るようになる。
【0055】また、本実施形態における本体部2等、ガ
イド連体等は、それぞれ四角形状に形成されているが、
それぞれ円形状(円盤状)に形成して吐出流路を円状に
配置してもよい。また、ガイド体9等を四角錐でなく円
錐状に形成してもよく、特に、吐出流路を円状に配置し
た場合には円錐状とするのが好ましい。ところで、本発
明は、上記実施形態に限定されるものではない。更に本
体部の配列盤と下穴閉塞部材とが当接する周面にパッキ
ンを必要に応じて挿入してもよい事は言うまでもない。
【0056】例えば、第一実施形態乃至第4実施形態に
示したように機具への流体供給として本発明を適用する
場合、流体はオイルに限定されず、冷却用又は洗浄用等
の水や潤滑油、或いはガス等でもよい。特に第三実施形
態のような適用方法であれば、舶用内燃機関での、燃料
噴射や各種洗浄装置、或いは水や空気のシャワー装置等
として使用できる。また、第四実施形態のような適用方
法であれば、発電でのタービンのブレード(羽車)への
水や蒸気の噴射に、或いは水等と粉体を噴射して顆粒や
丸粒にする加工機、水や石灰・尿素・アンモニヤガス等
をごみ焼却炉へ噴射する環境装置に、或いは、ロケット
エンジンの液体燃料ポンプの終端部に適用して、異種流
体との希薄混合等、第七実施形態では、各種ポリマーの
紡糸口金に適用して繊維の紡糸等に適用できる為、対象
とする流体も、更に適用範囲が広がる。
【0057】第一実施形態ないし第七実施形態では、流
体の流出乃至噴出だけでなく、吸引方向にも用いる事が
出来る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように構成されているの
で、本発明に係る流体の微流量送給構造における超微孔
の製法では、本体部に対して容易に加工出来る程度の下
穴を形成し、この下穴に流体ガイドを挿入する事で、下
穴の開口面積と流体ガイドの断面積との差によって流路
となる隙間を形成させている。更に、流体ガイドに異型
条鋼線材を適用する事によって、必要な大きさの流路と
なる隙間を、異型条鋼線材の軸方向外周部の形状に変化
を付ける事で、隙間の形成も可能になり。従って、スリ
ット加工による下穴の溝幅に制約がなくなり、容易に一
般工作機械で隙間となる流路の開口面積で超微孔への構
成にも対応が可能になる。
【0059】なお、本体部を下穴閉塞部材と配列盤との
組み合わせ構造にして、このうち配列盤の外周部(逆の
配列盤枠部材でも良い)に切欠状をした複数の下穴を形
成した構造にすると、これら各下穴とそれらに挿入する
流体ガイドとの間で形成される隙間が、面方向に広がり
をもった複数の配置となるので、流体をシャワー状に拡
散流出乃至拡散噴出できる事になり、その用途も多方面
へ広げる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体の微流量送給構造における超微孔の製法を
適用した噴霧・噴射ノズルの斜視図である。
【図2】本発明に係る流体の微流量送給構造における超
微孔の製法の第一実施形態を示す正面図である。
【図3】図2に対応する側面図である。
【図4】(a)は、第一実施形態で用いられる供給管枠
部材を示す正面図であり、(b)はその側面図である。
【図5】(a)は第一実施形態で用いられる配列盤を示
す正面図であり、(b)はその側面図である。
【図6】(a)は第一実施形態で用いられるガイド連体
を示す正面図であり、(b)はその側面図である。
【図7】(a)は、配列盤に流体ガイドを挿通のうえ、
供給管枠部材で閉塞された状態を示す拡大部分図であ
る。
【図8】(a)は第一実施形態で用いられるガイド体を
示す背面図であり、(b)はその側面図である。
【図9】第二実施形態を示す本体部の正面図である。
【図10】図9の一部断面を含む側面図である。
【図11】(a)は、第二実施形態で用いられるヘッド
固定用枠部材を示す正面図であり、(b)はその側面図
である。
【図12】(a)は、第二実施形態で用いられる下穴閉
塞部材を示す正面図であり、(b)はその一部断面を含
む側面図である。
【図13】(a)は第二実施形態で用いられる配列盤を
示す正面図であり、(b)はその側面図である。
【図14】第二実施形態で用いられる流体ガイドの側面
図である。
【図15】(a)は第三実施形態を示す正面図であり、
(b)はその側面図である。
【図16】(a)は、第三実施形態で用いられる下穴閉
塞部材を示す正面図であり、(b)は、その側面図であ
る。
【図17】(a)は、第三実施形態で用いられる配列盤
を示す正面図であり、(b)は、その側面図である。
【図18】(a)は、第三実施形態で用いられる配列盤
固定用枠部材を示す正面図であり、(b)は、その側面
図である。
【図19】(a)は、第四実施形態で用いられる配列盤
を示す正面図であり、(b)は、その一部断面を含む側
面図である。
【図20】(a)(b)(c)(d)(e)は、第四実
施形態で用いられる流体ガイドとして使われる異型条鋼
線を示す斜視図である。
【図21】(a)(b)(c)(d)(e)は、配列盤
に流体ガイドを挿通のうえ、供給管枠部材で閉塞された
状態を示す拡大部分図である。
【図22】(a)(b)(c)(d)(e)は、第五実
施形態で形成され流路となる隙間の正面図である。
【図23】第六実施形態で用いられるガイド体を示す正
面図である。
【図24】(a)(b)(c)(d)(e)(f)
(g)(h)は、第七実施形態の紡糸ノズルで紡出され
る単糸を示す正面図である。
【図25】(a)(b)は、図24の紡出される単糸
を、空想的に配列したスレッドを示す断面図である。
【符号の説明】
2 本体部 3 配列盤 4 下穴 5 流体ガイド 5a ガイド連体 5b ガイド立上げ部 6 アミ目連体部 7 流体供給管 7a 供給管枠部材 7b 開口部 8 流路 9 ガイド体 10 供給側段丘部 10a 供給側段丘部水平面 11 流体導入部 11a・b 半割状導入部 12 吐出側段丘部 13 流体放出拡散部 14 流体ガイドアミ目状定着溝 102 本体部 113 配列盤 103a 角錐外周部 104 下穴 105 流体ガイド 105a ガイド連体 105b ガイド立上げ部 106 アミ目連体部 108 流路 110 流体供給部 111 流体導入部 111a・b 半割状導入部 112 吐出面対角辺部 112a・b 吐出面四隅辺部 113 流体放出拡散部 113a・b 半割状拡散部 114 流体ガイドアミ目状定着溝 115 シール用段部 117 下穴閉塞部材 117a 角錐開口部 117b 外周部 118 シール溝 119 枠部材係止段部 126 ヘッド固定用枠部材 126a ヘッド固定用開口部 126b 枠部材下面部 127 ヘッド固定用舌片 202 本体部 203 配列盤 203a 角錐外周部 204 下穴 205 流体ガイド 205a ガイド連体 205b ガイド立上げ部 206 アミ目連体部 208 流路 209 ガイド体 211 流体導入部 211a・b 半割状導入部 213 流体放出拡散部 213a・b 半割状拡散部 214 流体ガイドアミ目状定着溝 217 下穴閉塞部材 217a 角錐開口部 217b 副開口部 217c 係止突天部 218 シール溝 226 配列盤固定用枠部材 227 開口部 228 流入口 303 配列盤 304 下穴 305a 異型条鋼線 307 下穴閉塞部材 308 流路 309 ガイド体 314 流体ガイドアミ目状定着溝 323 ガイド体ガイド部 330 異型条鋼線軸方向外周部 333 流体整流部 350 繊維単糸 360 スレッド

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部(2)は、台盤状に形成され且つ
    本体部(2)の外周縁部に、加工が容易な大きさの下穴
    (4)が外周縁部から流体供給管(7)の流体供給管枠
    部材(7a)における開口部(7b)の内周縁部に当接
    しつつ、該開口部(7b)内へ食い込む状態で板厚方向
    へ貫通する切欠き状をした複数の下穴(4)が形成され
    て開口部(7b)を閉塞可能な配列盤(3)とされ、該
    配列盤(3)にはこれら各下穴(4)内へ挿通される流
    体ガイド(5)が各下穴(4)の配置に従って互いに連
    結される事によりガイド連体(5a)として形成され、
    且つ下穴(4)の開口面積と流体ガイド(5)の断面積
    との差によって隙間を流路(8)とする事を特徴とする
    流体の微流量送給構造における超微孔の製法。
  2. 【請求項2】 前記本体部(2)を構成する配列盤
    (3)は、該配列盤(3)の外周縁部に等間隔により下
    穴(4)を複数形成し、該各下穴(4)の開口隙間と等
    しいワイヤで形成されたガイド連体(5a)をアミ状に
    構成したアミ目連体部(6)とし、該流体ガイド(5)
    を前記各下穴(4)に挿通し構成した配列盤(3)を、
    流体供給管(7)の流体供給管枠部材(7a)における
    開口部(7b)に挿入して、該開口部(7b)の内周縁
    部と配列盤の直角外周部を当接させて、各下穴(4)毎
    に単数又は複数条の流路(8)を形成し、該流体供給管
    (7)と連通して吐出孔とする請求項1記載の流体の微
    流量送給構造における超微孔の製法。
  3. 【請求項3】 前記本体部(2)を構成する配列盤
    (3)は、等間隔に下穴(4)を供給側段丘部水平面
    (10a)から外周部にかけ板厚方向に沿って複数形成
    され、供給側段丘部水平面(10a)から該下穴(4)
    に沿って半割状導入部(11a)を形成して該下穴
    (4)の開口隙間に等しいワイヤで構成されたガイド立
    上げ部(5b)を挿通し、かつ該ガイド連体(5a)を
    アミ目状に構成したアミ目連体部(6)を、該本体部
    (2)の供給側段丘部水平面(10a)に形成した流体
    ガイドアミ目状定着溝(14)に嵌着し、角錐又は円錐
    状のガイド体(9)との間に挟むようにして、ネジ等の
    締結材で締結して本体部(2)のヘッドとし、一方流体
    供給管(7)に流体供給管枠部材(7a)の開口部(7
    b)の内周縁面に当接する前記半割状導入部(11a)
    は、前記本体部(2)のヘッドを嵌挿して流体導入部
    (11)として構成されて成る請求項1記載の流体の微
    流量送給構造。
  4. 【請求項4】 本体部(2)を構成する配列盤(3)に
    形成した各下穴(4)に対して吐出側段丘部(12)に
    沿って流体の流れを制御する為の、全面的又は部分的円
    錐又は角錐状のコーン部を施し流体放出拡散部(13)
    とした事を特徴とする、請求項1記載の流体の微流量送
    給構造。
  5. 【請求項5】 流体供給管(7)に接続される丸・角フ
    ランジ等の流体供給管枠部材(7a)の、開口部(7
    b)の内周縁面に半割状導入部(11b)を形成し、か
    つ本体部(2)のヘッドを嵌挿して当接する配列盤
    (3)の半割状導入部(11a)は、前記半割状導入部
    (11b)と一対にして流体導入部(11)として構成
    されて成る請求項1記載の流体の微流量送給構造。
  6. 【請求項6】 本体部(2)を構成する配列盤(3)に
    形成した各下穴(4)に対して、等しいワイヤと等間隔
    で構成された流体ガイド(5)を挿通し、かつ流体供給
    管(7)に接続される丸・角フランジ等の流体供給管枠
    部材(7a)の、開口部(7b)の内周縁面に配列盤
    (3)の供給側段丘部(10)の外周垂直部を当接さ
    せ、各下穴(4)毎に複数条の流路(8)を構成して吐
    出孔とする請求項1記載の流体の微流量送給構造。
  7. 【請求項7】 本体部(102)を構成する配列盤(1
    03)の外周縁部を軽角度の角錐外周部(103a)又
    は円錐部とし、かつ吐出孔側に対向して外方向に形成
    し、他方下穴閉塞部材(117)の角錐開口部(117
    a)又は円錐部は、前記配列盤(103)の四辺角錐部
    (103a)又は円錐部の角度と等しく吐出孔側に対向
    して外方向に形成して、次に下穴(104)も同様の角
    度に形成し、更に流体ガイド(105)もガイド連体
    (105a)からガイド立上げ部(105b)を同様の
    角度に形成してアミ目連体部(106)を構成し、該流
    体ガイド(105)を下穴(104)に挿通して流路
    (108)となる隙間を構成し、流体の吐出方向を外方
    向に指向させる事が出来る事を特徴とする、流体の微流
    量送給構造における超微孔の製法。
  8. 【請求項8】 前記本体部(102)を構成する配列盤
    (103)及び下穴閉塞部材(117)との当接嵌合面
    を共に等しい傾斜角を持たせて構成し、傾斜摺面式嵌合
    により得られる機密性と、シール用段部(115)とヘ
    ッド固定用枠部材(116)との組み合わせにより、該
    ヘッド固定用枠部材(116)と流体供給管との相互
    間、或いは下穴閉塞部材(117)の下面に施したシー
    ル溝(118)にパッキンを挿入可能な構成により、複
    合作用で機密性が共に得られ保持できるよう構成してな
    る請求項7乃至9記載の流体の微流量送給構造。
  9. 【請求項9】 本体部(202)を構成する配列盤(2
    03)の板厚方向外周縁部を、吐出孔側に対向して内方
    向に軽角度の角錐外周部(203a)又は円錐部とし、
    他方下穴閉塞部材(217)の角錐開口部(217a)
    又は円錐部は、前記角錐外周部(203a)又は円錐部
    の角度と等しく吐出孔側に対向して内方向に形成し、次
    に下穴(204)も同様の角度に形成し、更に流体ガイ
    ド(205)もガイド連体(205a)からガイド立上
    げ部(205b)を同様の角度に形成してアミ目連体部
    (206)構成し、該流体ガイド(205)を下穴(2
    04)に挿通して流路(208)となる隙間を構成、該
    本体部(202)の板厚方向を長く形成して、流体の吐
    出方向を内方向に指向させると共に直進性を持たせる事
    が出来る事を特徴とする、流体の微流量送給構造におけ
    る超微孔の製法。
  10. 【請求項10】 本体部(302)を構成する配列盤
    (303)に形成された下穴(304)を、半割状導入
    部(311a)から流体放出拡散部(313a)にかけ
    て角錐又は円錐形切り欠き状に形成し、該半割状導入部
    (311a)から流体放出拡散部(313a)にかけ
    て、下穴(304)の流路(308)を二次流体導入部
    として機能させ、該角錐又は円錐終端部とが当接する部
    位の下穴(304)に、挿通する流体ガイド(305)
    によって流体の流路(308)を決定し、本体部(30
    2)に流体の拡散又は集中性機能を付与して流体の噴霧
    ・噴射効率を向上させられる事を特徴とする請求項9記
    載の流体の微流量送給構造。
  11. 【請求項11】 本体部(302)を構成する配列盤
    (303)に形成された下穴(304)内に挿通する流
    体ガイド(305)に、異型条鋼線(305a)を用い
    る事によって形成される流路(308)は、異型条鋼線
    軸方向外周部(330)の形状によって決定され、かつ
    決定され形成される該流路(308)は、各下穴(30
    4)の開口面積と、挿通する流体ガイド(305)とで
    得る断面積差と流路(308)の合計面積と一致する。
    従って下穴(304)の開口面積を一定にし異型条鋼線
    軸方向外周部(330)の形状を変換する事によって、
    各流路(308)の開口面積と形状及び該下穴(30
    4)内の複数の流路(308)を、各流路(308)と
    の左右・上下の間隔を決定出来る事を特徴とする、流体
    の微流量送給構造における超微孔の製法。
  12. 【請求項12】 前記流体ガイド(305)に異型条鋼
    線(305a)を採用しかつ異型条鋼線軸方向外周部
    (330)の形状から、流路(308)の形状が決定さ
    れかつ異型条鋼線軸方向外周部(330)の形状から、
    大きさ及び姿形を種々変換して得られるよう、そして該
    流体ガイド(305)を嵌換えられる事が出来る事を特
    徴とする請求項1乃至11記載の噴霧・噴射用ノズル。
  13. 【請求項13】 前記流体ガイド(305)を構成する
    異型条鋼線(305a)の軸方向平径二辺の対角部、或
    いは二辺の角部を直角とし、該異型条鋼線(305a)
    を下穴(304)に挿通し該下穴(304)の開口部
    (307b)を閉鎖して、流路(308)を1または2
    として、或いは、対辺の中間部に吐出孔等を増減する事
    が出来る請求項12記載の流体の微流量送給構造におけ
    る超微孔の製法。
  14. 【請求項14】 噴霧・噴射ノズル本体部(2)(10
    2)(202)(302)を構成する配列盤(3)(1
    03)(203)(303)にあって、該配列盤の背
    面、即ち流体供給側に張り付けるガイド体(9)の根本
    水平面を軸方向垂直に延長して、図23に示すガイド体
    (309)に流体整流部(333)を設けて流体を整流
    する事が出来る事を特徴とする請求項1乃至に請求項1
    3記載の流体の微流量送給構造における超微孔の製法を
    適用した噴霧・噴射用ノズル。
  15. 【請求項15】 噴霧・噴射ノズル本体の、配列盤の外
    周部外よりに設けられた吐出孔群を除く空白スペース
    に、小型で単発或いは多発型のノズルを配備して複合ノ
    ズルとして構成し、異種流体を吹き流し状に吐出させら
    れる事を特徴とする請求項1乃至に請求項14によって
    構成された噴霧・噴射用ノズル。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項15によって構成
    された噴霧・噴射ノズルを、紡糸口金に適用する事によ
    って紡糸された繊維単糸(350)の形状から、撚糸行
    程を経てスレッド(360)にされかつスレッド(36
    0)に、撚糸方向に沿ってさゝくれや引っかり・単糸間
    の隙間(空間)を断続的に包含して膨らみを持たせる事
    が出来る事を特徴とする合成繊維単糸の製法。
  17. 【請求項17】 噴霧・噴射ノズルを、紡糸口金に適用
    する事によって紡糸された繊維単糸(350)の形状か
    ら、撚糸行程を経てスレッド(360)にされかつスレ
    ッド(360)から織物・編み物等にされ、該織物・編
    み物に付加される膨らみ・風合い・重厚さ等の特性を持
    たせる事が出来る事を特徴する請求項1乃至請求項16
    記載の合成繊維単糸の製法。
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