JP2001226152A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents

合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

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JP2001226152A
JP2001226152A JP2000036960A JP2000036960A JP2001226152A JP 2001226152 A JP2001226152 A JP 2001226152A JP 2000036960 A JP2000036960 A JP 2000036960A JP 2000036960 A JP2000036960 A JP 2000036960A JP 2001226152 A JP2001226152 A JP 2001226152A
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acetal resin
film
laminated glass
glass
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Kiyobumi Toyama
清文 遠山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • B32B2307/10Properties of the layers or laminate having particular acoustical properties
    • B32B2307/102Insulating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、耐候性、衝撃エネルギー吸収性、ガ
ラスとの接着性等の合わせガラスに必要な基本性能に優
れ、合わせガラス用中間膜としての成形性及び取扱性を
損なうことなく、コインシデンス効果によるTL値の低
下を防ぎ、且つ広い温度領域において優れた遮音性能を
長期安定的に発揮できる合わせガラス用中間膜及び合わ
せガラスを提供することを目的とする。 【解決手段】 可塑剤含有量がポリビニルアセタール樹
脂100重量部に対し50〜70重量部である可塑化ポ
リビニルアセタール樹脂膜(A)の両面に、可塑剤含有
量がポリビニルアセタール樹脂100重量部に対し30
〜40重量部である可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜
(B)が積層されてなる合わせガラス用中間膜であっ
て、上記可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(A)を構
成するポリビニルアセタール樹脂の平均重合度(PA)
と、可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(B)を構成す
るポリビニルアセタール樹脂の平均重合度(PB)とが
500〜5000の範囲にあり、且つ、PB−PA≧5
00であることを特徴とする合わせガラス用中間膜。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた遮音性能を
有する合わせガラス用中間膜及びその中間膜を用いた合
わせガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一対のガラス板間に、可塑剤
により可塑化されたポリビニルブチラール樹脂膜のよう
な合わせガラス用中間膜を介在させ、一体化させて得ら
れる合わせガラスは、破損時に破片が飛散せず安全性に
優れているとともに、遮音性にも優れているため、例え
ば自動車用等の交通車両の窓ガラスや建築物の窓ガラス
に広く用いられている。
【0003】一般に、遮音性能は、周波数の変化に応じ
た透過損失量として示され、その透過損失量は、JIS
A 4708では、図1に実線で示すように、500
Hz以上において遮音等級に応じてそれぞれ一定値で規
定されている。しかし、ガラス板の遮音性は、図1に波
線で示すように、2000Hzを中心とする周波数領域
ではコインシデンス効果により著しく低下する(図1の
波線の谷部が、コインシデンス効果による遮音性能の低
下に相当し、所定の遮音性能を保持しないことを示
す)。ここで、コインシデンス効果とは、ガラス板に音
波が入射したとき、ガラス板の剛性と慣性によって、ガ
ラス面上を横波が伝播してこの横波と入射音とが共鳴
し、その結果、音の透過が起こる現象をいう。上述した
従来の合わせガラスでは、2000Hzを中心とする周
波数領域において、かかるコインシデンス効果による遮
音性能の低下が避けられず、この点の改善が求められて
いる。
【0004】一方、人間の聴覚は、等ラウドネス曲線か
ら、1000〜6000Hzの範囲では他の周波数領域
に比べ非常に高い感度を示すことが知られており、コイ
ンシデンス効果による遮音性能の落ち込みを解消するこ
とが、防音性にとって極めて重要であることが判る。
【0005】このように、合わせガラスの遮音性能を向
上するには、上述したコインシデンス効果を緩和して、
コインシデンス効果によって生じる透過損失量の極小部
(以下、この極小部の透過損失量をTL値という、図1
参照)の低下を防ぐ必要がある。従来から、TL値の低
下を防ぐ手段として、合わせガラスの質量の増大、ガラ
スの複層化、ガラス面積の細分化、合わせガラス板の支
持手段の改善等、種々の方策が提案されている。しか
し、これらはいずれも十分に満足できる効果をもたらさ
ず、コスト面でも実用的に妥当な価格になっていない。
【0006】最近、遮音性能に対する要求はますます高
まり、例えば、建築用窓ガラスでは、常温付近で優れた
遮音性が要求される。すなわち、遮音性能が最も優れて
いる温度(遮音性能最大温度=TLmax温度)が常温
付近であり、且つ遮音性能の最大値(遮音性能最大値=
TLmax値)自体が大きいことが要求されている。同
様なことは、自動車用窓ガラスにおいても観られ、高速
走行時の風切り音やエンジン部からの振動等、遮音性が
要求されつつある箇所は多くなってきている。また、実
用上は、これら合わせガラスは低温域から高温域までの
幅広い環境温度の変化にさらされるため、室温付近のみ
ならず広い温度範囲での良好な遮音性能が要求されるこ
ととなる。
【0007】しかし、例えば、従来の可塑化ポリビニル
ブチラール樹脂膜を用いた合わせガラスは、遮音性能最
大温度が室温より高く、常温付近では遮音性能が良くな
いという問題点を有する。
【0008】上記問題点に対応するため、例えば、特開
平2−229742号公報には、ガラス転移温度15℃
以下の高分子膜、例えば塩化ビニル−エチレン−グリシ
ジルメタクリレート共重合体膜と可塑化ポリビニルアセ
タール膜との積層体からなる遮音性合わせガラスが開示
されている。しかし、このような合わせガラスは、JI
S A 4706による遮音等級で、Ts−35等級を
超える遮音性を示さず、また遮音性を示す温度範囲が限
定されており、広い温度範囲での良好な遮音性能を発揮
できない。
【0009】さらに、特開昭51−106190号公報
には、ガラス転移温度の異なる2種以上の樹脂を積層す
ることによって、広い温度領域で制振性を有する構成体
を得ることが提案されている。このような構成体は、広
い温度領域で制振性が改善されることは認められるが、
合わせガラスとして必要な遮音性、透明性などに関する
記述はなく、また、この構成体は安全ガラスとして必要
な高い衝撃エネルギー吸収性、ガラス破損時の飛散防止
性等の要件を満たすものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するため、透明性、耐候性、衝撃エネルギ
ー吸収性、ガラスとの接着性等の合わせガラスに必要な
基本性能に優れ、合わせガラス用中間膜としての成形性
及び取扱性を損なうことなく、コインシデンス効果によ
るTL値の低下を防ぎ、且つ広い温度領域において優れ
た遮音性能を長期安定的に発揮できる合わせガラス用中
間膜及び合わせガラスを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(以
下、発明1という)による合わせガラス用中間膜は、可
塑剤含有量がポリビニルアセタール樹脂100重量部に
対し50〜70重量部である可塑化ポリビニルアセター
ル樹脂膜(A)の両面に、可塑剤含有量がポリビニルア
セタール樹脂100重量部に対し30〜40重量部であ
る可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(B)が積層され
てなる合わせガラス用中間膜であって、上記可塑化ポリ
ビニルアセタール樹脂膜(A)を構成するポリビニルア
セタール樹脂の平均重合度(PA)と、可塑化ポリビニ
ルアセタール樹脂膜(B)を構成するポリビニルアセタ
ール樹脂の平均重合度(PB)とが500〜5000の
範囲にあり、且つ、PB−PA≧500であることを特
徴とする。
【0012】請求項2記載の発明(以下、発明2とい
う)による合わせガラス用中間膜は、上記発明1による
合わせガラス用中間膜において、ポリビニルアセタール
樹脂がポリビニルブチラール樹脂であり、且つ、可塑剤
がトリエチレングリコールジ2−エチルブチレート、ト
リエチレングリコールジ2−エチルヘキサノエート及び
トリエチレングリコールジn−ヘプタノエートからなる
群より選ばれた少なくとも1種であることを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明(以下、発明3とい
う)による合わせガラスは、少なくとも一対のガラス板
間に、上記発明1又は2による合わせガラス用中間膜を
介在させ、一体化させてなることを特徴とする。以下、
本発明を詳しく説明する。
【0014】本発明者らは、合わせガラスの遮音性能が
合わせガラス用中間膜(以下、単に中間膜という)の動
的粘弾性特性により左右され、特に貯蔵弾性率と損失弾
性率との比である損失正接に最も影響されることを見出
し、このことから、中間膜の損失正接を制御すること
で、合わせガラスの遮音性能を広い温度範囲で良好に維
持できるよう、鋭意検討を行った。中間膜の損失正接
は、中間膜のガラス転移温度(以下、Tgという)に影
響され、特に損失正接の最大値を示す温度域は、中間膜
のTg近傍に相当する。従って、例えば室温よりも低温
域の遮音性能を向上させるためには、中間膜のTgは室
温付近に位置することが望ましく、具体的には、中間膜
中の可塑剤の含有量を増加させる手法がよく用いられ
る。しかし、この場合、中間膜はそのTgが室温以下に
なるため、非常に軟らかくなりベトツキが出てくるた
め、中間膜としての取扱性が損なわれる。
【0015】そこで、さらに鋭意検討を続けた結果、中
間膜としての取扱性が損なわれることなく、合わせガラ
スを作製した後に、室温付近または、それ以下での遮音
性能が向上する中間膜を見出し、本発明を完成するに至
ったのである。
【0016】本発明の可塑化ポリビニルアセタール樹脂
膜(以下、単に樹脂膜という)に用いられるポリビニル
アセタール樹脂の製造方法としては、特に限定されず、
例えば、ポリビニルアルコール(以下、PVAという)
を熱水に溶解し、得られた水溶液を所定温度に保持しな
がら、これにアルデヒドと触媒とを加え、アセタール化
反応を完結させた後、中和、水洗及び乾燥を行ってポリ
ビニルアセタール樹脂の粉末を得る方法がある。
【0017】上記ポビニルアセタール樹脂の製造方法お
いて、PVAとしては、特に限定されないが、平均重合
度500〜5000のものが好ましく、平均重合度10
00〜3000のものがより好ましい。PVAの平均重
合度が500未満であると、合わせガラスとしての耐貫
通強度や衝撃エネルギー吸収性が不十分となることがあ
り、逆にPVAの平均重合度が5000を超えると、樹
脂膜の成形が困難となることがあり、しかも樹脂膜及び
中間膜の強度が強くなりすぎて、得られる合わせガラス
の耐貫通性や衝撃エネルギー吸収性が不十分となること
がある。
【0018】上記ポリビニルアセタール樹脂を得るのに
用いられるアルデヒドとしては、例えば、ホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−
ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアル
デヒド、n−ヘキシルアルデヒド、2−エチルブチルア
ルデヒド、ベンズアルデヒド、シンナムアルデヒド等が
挙げられ、これらは単独で用いられてもよいし、2種類
以上が併用されてもよい。
【0019】こうして得られる各種ポリビニルアセター
ル樹脂としては、特に限定されないが、n−ブチルアル
デヒドでアセタール化して得られるポリビニルブチラー
ル樹脂(以下、PVBという)が、樹脂膜の透明性、耐
候性、ガラスに対する接着性等がより優れたものとなる
ため好ましい。
【0020】本発明において用いられる樹脂膜は、可塑
剤により可塑化されたものであるが、上記可塑剤として
は、特に限定されず、例えば、一塩基酸エステル系、多
塩基酸エステル系等の有機エステル系可塑剤や、有機リ
ン酸系、有機亜リン酸系等のリン酸系可塑剤が挙げら
れ、これらは単独で用いられてもよいし、2種類以上が
併用されてもよい。
【0021】具体的には、一塩基酸エステル系可塑剤と
しては、例えば、トリエチレングリコール、トリプロピ
レングリコール、テトラエチレングリコール等のグリコ
ール類と、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪
酸、ヘプタン酸、2−エチルヘキシル酸等の有機酸類と
の反応によって得られるグリコール系エステル等が挙げ
られる。
【0022】また、多塩基酸エステル系可塑剤として
は、例えば、炭素数4〜8の直鎖状又は分岐状アルコー
ル類とアジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸等の有機
酸類との反応によって得られるエステル等が挙げられ
る。また、リン酸系可塑剤としては、トリブトキシエチ
ルフォスフェート、イソデシルフェニルホスフェート等
が挙げられる。
【0023】上記各種可塑剤のなかでも、トリエチレン
グリコールジ2−エチルブチレート(3GH)、トリエ
チレングリコールジ2−エチルヘキサノエート(3G
O)、トリエチレングリコールジn−ヘプタノエート
(3G7)、トリエチレングリコールジカプリレート、
トリエチレングリコールジn−オクトエート、テトラエ
チレングリコールジ2−エチルブチレート、テトラエチ
レングリコールジn−ヘプタノエート、ジヘキシルアジ
ペート、ジベンジルフタレート等が好適に用いられ、3
GH、3GO、及び3G7からなる群より選ばれた少な
くとも1種の可塑剤が特に好適に用いられる。
【0024】本発明による中間膜は、可塑剤含有量がポ
リビニルアセタール樹脂100重量部に対し50〜70
重量部である可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(A)
の両面に、可塑剤含有量がポリビニルアセタール樹脂1
00重量部に対し30〜40重量部である可塑化ポリビ
ニルアセタール樹脂膜(B)が積層されてなる中間膜で
あって、上記可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(A)
を構成するポリビニルアセタール樹脂の平均重合度(P
A)と、可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(B)を構
成するポリビニルアセタール樹脂の平均重合度(PB)
とが500〜5000の範囲にあり、且つ、PB−PA
≧500である。
【0025】上記樹脂膜(A)において、可塑剤含有量
が50重量部未満では、室温以下を含む広い温度範囲
で、得られる合わせガラスが良好な遮音性能を示さな
い。逆に、70重量部を超えると、得られる中間膜が軟
らかくなり過ぎ、遮音性以外の力学物性、成形性が不具
合となる。
【0026】上記樹脂膜(B)において、可塑剤含有量
が30重量部未満では、中間膜が硬くなり過ぎるため、
成形性が劣る。逆に、40重量部を超えると、中間膜が
べとつきはじめ、中間膜としての取扱性が低下してく
る。また中間膜中の可塑剤がブリードアウトすることも
あり、ガラスとの接着性にも悪影響を及ぼす恐れがあ
る。
【0027】また、本発明では、上記PA と、PB が5
00〜5000の範囲にあり、かつPB −PA ≧500
である。即ち、本発明の中間膜においては、両外側層の
樹脂膜(B)を構成するポリビニルアセタール樹脂の平
均重合度が、中間層の樹脂膜(A)を構成するポリビニ
ルアセタール樹脂の平均重合度より500以上高い。こ
れにより、両外側層の樹脂膜(B)の機械的強度が向上
するために、中間膜としての取扱性が良好であり、力学
物性はさらに向上する。即ち、得られる合わせガラスの
耐貫通性能等が優れたものとなる。尚、上記ポリビニル
アセタール樹脂の平均重合度は、JIS K 6728
「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠して測定する
ことができる。
【0028】また、本発明において、上記樹脂膜(A)
と樹脂膜(B)との差異が、可塑剤含有量だけであれ
ば、得られる中間膜を長期間放置しておくと、積層され
る樹脂膜の間で可塑剤の移動が生じる恐れがあり、遮音
性能と取扱性及び力学強度のバランスが崩れ、長期安定
性に不安を残す。そこで、樹脂膜(A)と樹脂膜(B)
とで平均重合度にも差をつけることにより、積層されて
得られる中間膜内で動的粘弾性特性に不均一性が生じる
ため、中間膜全体の損失正接が広い温度範囲で良好にな
り、得られる合わせガラスの遮音性能も広い温度範囲で
より良好になるのである。
【0029】上記PB −PA が500未満では、得られ
る中間膜は力学強度の向上と遮音性能の両立が達成でき
ない。
【0030】本発明の中間膜は、樹脂膜(A)の両面に
樹脂膜(B)が積層されてなり、その積層比率は特に限
定されるものではないが、樹脂膜(A)と樹脂膜(B)
との比が1:1〜4:1の範囲が好ましい。樹脂膜
(A)の層比を増加させることにより、室温近辺で、且
つ室温から低温側での遮音性能を向上させることができ
る。逆に、樹脂膜(B)の比率を増加させると、室温よ
り低温付近の遮音性能が向上しなくなることがある。ま
た、積層比率における樹脂膜(A)の割合が4:1を超
えると、中間膜の剛性が極端に低下し、力学強度が低下
することがある。
【0031】本発明による中間膜の全体の厚みとして
は、通常用いられる厚みである0.3〜1.6mmが好
ましい。この厚みが大きい方が、より遮音性能に優れる
が、合わせガラスとして必要な耐貫通性等を考慮して、
実用上は上述した厚みの範囲が好適である。
【0032】本発明による中間膜の製造方法としては、
例えば、上記樹脂膜からなる各層を、それぞれ別々に成
形した後、これらをガラス板の間で積層させる方法や、
これらの各層を多層成形機を用いて一体成形させる方法
等の多様な成形方法が適用できる。
【0033】次に、発明3による合わせガラスは、少な
くとも一対のガラス板間に、上記発明1又は2による合
わせガラス用中間膜を介在させ、一体化させてなる。
【0034】上記合わせガラスの製造方法としては、通
常の合わせガラスの製造に用いられる方法が採用され、
例えば、中間膜をその両側からガラス板で挟み、熱圧プ
レスにより合わせガラスを製造する方法等が挙げられ
る。
【0035】さらに、上記ガラス板としては、通常の無
機透明ガラス板のみならず、例えば、ポリカーボネート
板やポリメチルメタクリレート板のように、上述した可
塑化ポリビニルアセタール樹脂膜よりも剛性の高い透明
体を用いることもできる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0037】(実施例1) (1)樹脂膜(A)の作製 PVB(ブチラール化度63.6モル%、アセチル基量
13.0モル%、平均重合度1700)100重量部に
対し、可塑剤として3GOを60重量部添加して得られ
た混合物を、ミキシングロールで十分に混練した。次
に、この混練物の所定量を、プレス成形機を用いて、1
50℃で30分間保持し、厚み0.4mmの樹脂膜を作
製した。
【0038】(2)樹脂膜(B)の作製 PVB(ブチラール化度68.9モル%、アセチル基量
0.9モル%、平均重合度2400)100重量部に対
し、可塑剤として3GOを40重量部添加して得られた
混合物を、ミキシングロールで十分に混練した。次に、
この混練物の所定量を、プレス成形機を用いて、150
℃で30分間保持し、厚み0.2mmの樹脂膜を作製し
た。
【0039】(3)中間膜及び合わせガラスの作製 上記で得られた樹脂膜(A)と樹脂膜(B)とを用い
て、構成が樹脂膜(B)/樹脂膜(A)/樹脂膜(B)
になるように積層して中間膜を得た。上記で得られた中
間膜を、1辺が300mmの正方形で、厚み3mmのフ
ロートガラス2枚で両側から挟み、この積層体をゴムバ
ッグ内へ入れ、2.7kPaの真空度で20分間脱気し
た後、脱気状態のままでオーブンに移し、90℃で30
分間保持して真空プレスした。このようにして予備圧着
された合わせガラスを、オートクレーブ内で圧力1.2
MPa、温度135℃の条件で本圧着し、透明な合わせ
ガラスを得た。
【0040】(4)評価 上記(1)〜(3)で得られた中間膜及び合わせガラス
の性能を以下の方法で評価した。その結果は表1に示す
とおりであった。
【0041】1)中間膜の取扱性 中間膜を手で触った感触を調べ、ベトツキがなく問題な
いものと、ベトツキがあるものとに分けて、取扱性を評
価した。
【0042】2)耐貫通性 JIS R 3212に準拠し、(3)で得られた合わ
せガラスの供試体を30cm×30cmの支持枠によっ
て水平に保持し、23℃の温度下、該合わせガラスの上
方から重さ2.26kgの鋼球を供試体の中央部に自由
落下させた。鋼球の落下高さを漸次増しながら試験を繰
り返し行い、試験数の50%の合わせガラスが鋼球の貫
通を防止できる時の、鋼球のガラス面からの距離をもっ
て落球高さ(m)とした。上記落球高さが高いほど、合
わせガラスの耐貫通性は優れている。
【0043】3)遮音性能 所定温度において、合わせガラスをダンピング試験用の
振動発生機(振研社製加振機、「G21−005D」)
により加振し、それにより得られる振動特性を、機械イ
ンピーダンスアンプ(リオン社製、「XG−81」)に
て増幅し、振動スペクトルをFFTアナライザー(横河
ヒューレットパッカー社製、「FFTスペクトラムアナ
ライザー、HP−3582AA」)にて解析した。ここ
で得られた損失係数と、ガラスとの共振周波数の比とか
ら透過損失を算出した。この透過損失の、周波数200
0Hz近辺における極小値をTL値として評価した。ま
た、測定温度は、0〜+30℃の間、10℃間隔にて行
った。
【0044】(実施例2)樹脂膜(A)の作製におい
て、ブチラール化度60.2モル%、アセチル基量1
1.9モル%、平均重合度2000のPVB及び含有量
が60重量部の3GHを用い、又、樹脂膜(B)の作製
において、ブチラール化度65.9モル%、アセチル基
量0.9モル%、平均重合度2800のPVB及び含有
量が40重量部の3GOを用いたこと以外は、実施例1
と同様にして、中間膜及び合わせガラスを得た。
【0045】(実施例3)樹脂膜(A)の作製におい
て、含有量が65重量部の3G7を用い、又、樹脂膜
(B)の作製において、ブチラール化度68.9モル
%、アセチル基量0.9モル%、平均重合度3500の
PVB及び含有量が40重量部の3G7を用いたこと以
外は、実施例1と同様にして、中間膜及び合わせガラス
を得た。
【0046】(比較例1)樹脂膜(B)の作製におい
て、ブチラール化度68.9モル%、アセチル基量0.
9モル%、平均重合度1700のPVBを用いたこと以
外は、実施例1と同様にして、中間膜及び合わせガラス
を得た。
【0047】(比較例2)樹脂膜(A)の作製におい
て、含有量が40重量部の3GOを用い、又、樹脂膜
(B)の作製において、ブチラール化度68.9モル
%、アセチル基量0.9モル%、平均重合度2400の
PVBを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、中
間膜及び合わせガラスを得た。
【0048】(比較例3)樹脂膜(B)の作製におい
て、ブチラール化度68.9モル%、アセチル基量0.
9モル%、平均重合度2400のPVB及び含有量が5
0重量部の3GOを用いたこと以外は、実施例1と同様
にして、中間膜及び合わせガラスを得た。
【0049】(比較例4)樹脂膜(A)の作製におい
て、含有量が80重量部の3GOを用いたこと以外は、
実施例2と同様にして、中間膜及び合わせガラスを得
た。
【0050】(比較例5)樹脂膜(B)の作製におい
て、ブチラール化度65.9モル%、アセチル基量0.
9モル%、平均重合度2000のPVB及び含有量が6
0重量部の3GHを用いたこと以外は、実施例2と同様
にして、中間膜及び合わせガラスを得た。
【0051】(比較例6)樹脂膜(B)の作製におい
て、含有量が25重量部の3GOを用いたこと以外は、
実施例1と同様にして、中間膜及び合わせガラスを得
た。
【0052】実施例2〜3及び比較例1〜5で得られた
中間膜及び合わせガラスの性能を実施例1の場合と同様
にして評価した。その結果は表1に示すとおりであっ
た。
【0053】
【表1】
【0054】表1から明らかなように、本発明による実
施例の中間膜及び合わせガラスは、中間膜の取扱性に問
題がなく、耐貫通性能に優れ、また、TL値の低下がな
く、且つ広い温度領域において優れた遮音性能を発揮で
きる。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による合わせ
ガラス用中間膜及びそれを用いた合わせガラスは、合わ
せガラス用中間膜としての取扱性を損なうことなく、耐
貫通性能に優れ、また、コインシデンス効果によるTL
値の低下を防ぎ、且つ広い温度領域において優れた遮音
性能を長期安定的に発揮できる。従って、自動車等の車
輌用や建築用等の窓ガラス用等として好適に用いられ
る。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遮音性能の評価において、周波数
による透過損失の変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 29/14 C08L 29/14 Fターム(参考) 4F071 AA30 AC10 AE04 AF30 AF50 AF57 AF58 BA02 BB03 BC01 4F100 AG00D AG00E AH02A AH02B AH02C AH02H AK23A AK23B AK23C BA03 BA05 BA06 BA10B BA10C BA10D BA10E BA16 BA26 CA04A CA04B CA04C GB07 GB32 JA07A JA07B JA07C JH01 YY00A YY00B YY00C 4G061 AA11 BA01 BA02 CB05 CB18 CB19 CD02 CD12 CD18 4J002 BE061 EH046 EH056 FD026 GN00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可塑剤含有量がポリビニルアセタール樹
    脂100重量部に対し50〜70重量部である可塑化ポ
    リビニルアセタール樹脂膜(A)の両面に、可塑剤含有
    量がポリビニルアセタール樹脂100重量部に対し30
    〜40重量部である可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜
    (B)が積層されてなる合わせガラス用中間膜であっ
    て、上記可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(A)を構
    成するポリビニルアセタール樹脂の平均重合度(PA)
    と、可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(B)を構成す
    るポリビニルアセタール樹脂の平均重合度(PB)とが
    500〜5000の範囲にあり、且つ、PB−PA≧5
    00であることを特徴とする合わせガラス用中間膜。
  2. 【請求項2】 ポリビニルアセタール樹脂が、ポリビニ
    ルブチラール樹脂であり、且つ、可塑剤がトリエチレン
    グリコールジ2−エチルブチレート、トリエチレングリ
    コールジ2−エチルヘキサノエート及びトリエチレング
    リコールジn−ヘプタノエートからなる群より選ばれた
    少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の
    合わせガラス用中間膜。
  3. 【請求項3】 少なくとも一対のガラス板間に、請求項
    1又は2記載の合わせガラス用中間膜を介在させ、一体
    化させてなることを特徴とする合わせガラス。
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