JP2001226109A - 揮発性有機ハロゲン化合物除去用活性炭 - Google Patents

揮発性有機ハロゲン化合物除去用活性炭

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JP2001226109A
JP2001226109A JP2000037417A JP2000037417A JP2001226109A JP 2001226109 A JP2001226109 A JP 2001226109A JP 2000037417 A JP2000037417 A JP 2000037417A JP 2000037417 A JP2000037417 A JP 2000037417A JP 2001226109 A JP2001226109 A JP 2001226109A
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halogen gas
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寿一 柳
Motoya Mori
元哉 毛利
Yoshinori Iwashima
良憲 岩島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水中に含まれているトリハロメタン等の揮発性
有機ハロゲン化合物を長期に亙り、効率よく除去しうる
活性炭およびその製造法の提供。 【解決手段】賦活された原料活性炭を、酸素濃度10v
/v%以下の雰囲気下、400〜1200℃でハロゲン
ガスに接触させた得られた活性炭が前記課題を解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水に含まれている
トリハロメタン等の揮発性有機ハロゲン化合物を長期に
亙り効率よく除去することができる活性炭、その製造法
およびその活性炭を用いた水中の揮発性有機ハロゲン化
合物の除去法に関する。
【0002】
【従来の技術】河川や地下水の汚染が進み、その水を利
用した水道水の水質も悪化傾向を辿っている。水中に含
まれる有害物質の中で、トリハロメタン等の揮発性有機
ハロゲン化合物は発癌性物質である疑いがあり、これら
を極力除去することが強く望まれている。その対策の一
つとして、水道の蛇口に活性炭を充填した浄水器を取り
付ける方法が普及してきてはいるが、水が活性炭と接す
る時間が極めて短いこと、トリハロメタンに代表される
水中の揮発性有機ハロゲン化合物の分子量が小さく、沸
点が低く、また水道水中の濃度が低いため通常の活性炭
ではその除去が困難である。そこで活性炭の揮発性有機
ハロゲン化合物に対する除去性能を高めるため、活性炭
を水蒸気含有率の低い雰囲気で賦活する方法(特開平6
−106161)や、乾留炭をハロゲンガスで処理した
後脱ハロゲン化する方法(WO96/30318)など
が提案されている。しかし前者の方法は、得られた活性
炭のハロゲン化合物除去性能が不充分なうえ、製造に長
時間を要するという欠点がある。後者の方法は原料とし
て乾留炭を使用してハロゲン化処理を行うことから多発
のハロゲンガスが必要であり、また脱ハロゲン処理とし
て後工程が必要であることから、製造工程が繁雑でコス
ト高となり、しかも揮発性有機ハロゲン化合物の吸着性
能も充分であるとはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水中、特に
水道水中のトリハロメタン等の揮発性有機ハロゲン化合
物を長期に亙り効率よく除去できる活性炭、その製造法
およびその活性炭を用いて水中に含まれる揮発性有機ハ
ロゲン化合物を除去する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため賦活された活性炭に何らかの処理を施す
ことにより、水中に含まれる揮発性有機ハロゲン化合物
の除去性能を向上させることができないものかと種々研
究を重ねた結果、賦活された活性炭に高温下でハロゲン
ガスを接触させることにより(以後、ハロゲン化処理と
いう。)活性炭の揮発性有機ハロゲン化合物の除去性能
が大きく向上するという知見を得た。さらにハロゲン化
処理時に、水蒸気を共存させてハロゲン化と脱ハロゲン
化を同時に行うことにより、簡便な方法で活性炭の揮発
性ハロゲン化合物の除去性能が一段と向上することを見
出した。これらの知見を基にさらに検討を重ねた結果本
発明を完成するに至った。すなわち本発明は、(1)賦
活された原料活性炭を、酸素濃度10v/v%以下の雰
囲気中、400〜1200℃でハロゲンガスに接触させ
て得られる揮発性有機ハロゲン化合物の除去性能を高め
た活性炭、(2)ハロゲンガスの濃度が0.1〜100
v/v%である前記(1)記載の活性炭、(3)水蒸気
の存在下ハロゲンガスに接触させて得られる前記(1)
記載の活性炭、(4)ハロゲンガスの濃度が0.2〜8
0v/v%で、水蒸気の濃度が5〜90v/v%である
前記(3)記載の活性炭、(5)ハロゲンガスに接触さ
せた後、400〜1200℃の熱処理を行って得られる
前記(1)〜(4)のいずれかに記載の活性炭、(6)
BET比表面積が500〜2000m/gである前記
(1)〜(5)のいずれかに記載の活性炭、(7)前記
(1)〜(6)のいずれかに記載の活性炭を含有してな
る浄水器用揮発性有機ハロゲン化合物除去材、(8)前
記(1)〜(6)のいずれかに記載の活性炭を揮発性有
機ハロゲン化合物を含有する水と接触させる揮発性有機
ハロゲン化合物の除去法、(9)賦活された原料活性炭
を、酸素濃度10v/v%以下の雰囲気中、400〜1
200℃でハロゲンガスに接触させて得られる揮発性有
機ハロゲン化合物の除去性能を高めた活性炭の製造法、
(10)ハロゲンガスの濃度が0.1〜100v/v%
である前記(9)記載の活性炭の製造法、(11)水蒸
気の存在下ハロゲンガスに接触させて得られる前記
(9)記載の活性炭の製造法、(12)ハロゲンガスの
濃度が0.2〜80v/v%で、水蒸気の濃度が5〜9
0v/v%である前記(11)記載の活性炭の製造法、
および(13)ハロゲンガスに接触させた後、400〜
1200℃の熱処理を行って得られる前記(9)〜(1
2)のいずれかに記載の活性炭の製造法、である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の活性炭の原料となる賦活
された活性炭は、たとえば木粉、ヤシ殻などの植物原
料、無煙炭、石油ピッチ、コークスなどの化石系原料、
フェノール樹脂、酢酸ビニル樹脂などの各種合成樹脂原
料などの炭素質原料を、たとえば固定床、移動床、流動
床で炭化・賦活することにより得られる。これらの原料
の中ではヤシ殻が特に好ましい。賦活にはたとえば水蒸
気、一酸化炭素、二酸化炭素、酸素などを用いるガス賦
活、アルカリ、酸または塩化亜鉛などを用いる薬品賦活
など、ハロゲンガス以外による賦活が挙げられる。本発
明の原料に用いられる活性炭は、液体窒素温度条件下の
窒素吸着によるBET比表面積が通常500〜2,00
0m/g、好ましくは700〜1,800m/gの
ものであり、粒度は特に限定されないが、粒径0.1〜
5mmのものが好ましい。賦活された原料活性炭は、酸
素濃度が10v/v%以下、好ましくは5v/v%以下
の雰囲気下、400〜1200℃、好ましくは500〜
1000℃の温度でハロゲンガスと接触させる。ハロゲ
ンガスとしては、塩素、臭素が好ましく、特に塩素が好
ましい。雰囲気中のハロゲンガスの濃度は通常0.1〜
100v/v%、好ましくは0.2〜80v/v%、さ
らに好ましくは0.5〜50v/v%である。ハロゲン
化処理の後熱処理を行わない場合のハロゲンガスの濃度
は通常0.1〜10v/v%、好ましくは0.2〜7v
/v%程度であり、ハロゲン化処理の後熱処理を行う場
合のハロゲンガスの濃度は通常5〜100v/v%、好
ましくは10〜80v/v%程度である。
【0006】ハロゲンガスと活性炭の接触時間は、ハロ
ゲンガスの濃度、雰囲気の温度にもよるが、通常5〜6
00分、好ましくは5〜300分である。ハロゲン化処
理に際して、水蒸気を共存させると、一旦吸着されたハ
ロゲン原子が水蒸気により脱離し、場合によりその脱着
のサイクルが繰り返されて吸着性能が一段と向上する。
水蒸気の濃度は通常5〜90v/v%、好ましくは10
〜80v/v%程度である。原料活性炭をハロゲンガス
またはハロゲンガスと水蒸気の混合ガスに接触させた
後、ハロゲンガスを含まない雰囲気下で通常400〜1
200℃、好ましくは500〜1000℃で5〜600
分間、好ましくは10〜240分間程度熱処理すること
が好ましい。この熱処理によりハロゲンが脱離し、揮発
性有機ハロゲン化合物の除去性能がさらに向上する。熱
処理時の雰囲気は酸素濃度が10v/v%以下、好まし
くは5v/v%以下で、水蒸気濃度が90v/v%以
下、好ましくは80v/v%以下のものである。
【0007】酸素を含まないまたは酸素濃度の低いガス
としては、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス、炭
酸ガスや燃焼ガスなどが挙げられ、これらは必要により
通常混合して使用してもよい。原料活性炭とハロゲンガ
スまたはハロゲンガスと水蒸気との混合ガスとの接触、
その後の熱処理は、たとえばロータリーキルン、流動炉
など活性炭の製造に用いられる通常の炉が便宜に使用で
きる。ハロゲン化処理および必要により熱処理した後の
活性炭は、目的により洗浄、破砕、整粒を行ってもよ
い。粒状炭の粒径は特に限定されないが、通常0.00
5〜5mm、好ましくは0.007〜2mmである。こ
の粒状炭をハニカム状など一定の形状に成型してもよ
い。本発明の活性炭の水中に含まれる揮発性有機ハロゲ
ン化合物の除去性能は、原料活性炭に比して少なくとも
15%、通常20%以上向上しており、其の結果長期に
亙り除去効果を発揮する。揮発性有機ハロゲン化合物と
しては、たとえば炭素数1〜3個の化合物にハロゲン原
子が2〜4個結合したもので、沸点が150℃以下のも
のが含まれ、具体的にには、たとえば、クロロホルム、
ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモ
ホルムなどのトリハロメタン、ジクロロエタン、ジクロ
ロエチレン、ジクロロプロパン、トリクロロエタン、ト
リクロロエチレン、テトラクロロエタン、テトラクロロ
エチレン、ブロモクロロメタンなどが挙げられる。
【0008】本発明の活性炭を用いて、水中に含まれる
揮発性有機ハロゲン化合物を除去する場合、活性炭に対
する水の速度、すなわち、空間速度(SV)は水中に含
まれる揮発性有機ハロゲン化合物の種類、濃度、活性炭
の種類、比表面積などにより異なってくる。家庭用ある
いは業務用浄水器においては、本発明の活性炭10ミリ
リットル〜10リットル程度を活性炭が流出しない構造
の容器に充填し、SVが100〜5000/h、好まし
くは300〜2000/hとなるよう通水することによ
り水中の揮発性有機ハロゲン化合物を除去することがで
きる。上水、工業用水処理においては、本発明で得られ
た活性炭を充填塔あるいは吸着池に充填し、処理する水
をSVが、0.5〜20/hとなるように通水すること
により、揮発性有機ハロゲン化合物を除去することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下に実施例、比較例および試験例をあげて
本発明をより具体的に説明する。 実施例1 粒径0.2〜0.6mm、BET比表面積1100m
/gのヤシ殻活性炭(以下、原料活性炭という。)20
0gを500℃に設定した回転式電気炉に仕込み、塩素
ガス1v/v%、水蒸気50v/v%に調節した窒素ガ
スを2リットル/分で30分間流した。塩素処理活性炭
を窒素ガスで置換した容器に取り出し室温まで冷却し
た。次で2w/w%の塩酸で洗浄後、水洗し、115℃
で3時間乾燥して試料炭No.1を得た。
【0010】実施例2 炉の温度を700℃とした以外は実施例1と同様にし
て、試料炭No.2を得た。 実施例3 炉の温度を900℃とした以外は実施例1と同様にし
て、試料炭No.3を得た。 実施例4 700℃に設定した回転式電気炉に、原料活性炭200
gを仕込み、塩素ガス5v/v%、水蒸気50v/v%
に調節した窒素ガスを2リットル/分で流しながら、3
0分間塩素処理を行った。以下、実施例1と同様の方法
で洗浄、乾燥を行い試料炭No.4を得た。 実施例5 塩素ガスの濃度を0.5v/v%にした以外は実施例4
と同様にして、試料炭No.5を得た。
【0011】実施例6 700℃に設定した回転式電気炉に、原料活性炭200
gを仕込み、塩素ガス1v/v%、水蒸気80v/v%
に調節した窒素ガスを2リットル/分で流しながら、3
0分間塩素処理を行った。以下、実施例1と同様の方法
で洗浄、乾燥を行い試料炭No.6を得た。 比較例1 原料活性炭を無処理炭No.1とした。
【0012】実施例7 500℃に設定した回転式電気炉に、原料活性炭200
gを仕込み、塩素ガス50v/v%に調節した窒素ガス
を2リットル/分で流しながら、15分間塩素処理を行
った。次いで窒素ガスのみを3リットル/分流しなが
ら、電気炉の温度を900℃に上げ30分間熱処理を行
った。熱処理活性炭を窒素ガスで置換した容器に取り出
し室温まで冷却した。以下、実施例1と同様の方法で洗
浄、乾燥を行い試料炭No.7を得た。 実施例8 500℃に設定した回転式電気炉に、原料活性炭200
gを仕込み、塩素ガス20v/v%に調節した窒素ガス
を2リットル/分で15分間流した。同温度で水蒸気5
0v/v%の窒素ガスを2リットル/分で流しながら、
10分間熱処理を行った。熱処理活性炭を窒素ガスで置
換した容器に取り出し室温まで冷却した。以下、実施例
1と同様の方法で洗浄、乾燥を行い試料炭No.8を得
た。 実施例9 700℃に設定した回転式電気炉に、原料活性炭200
gを仕込み、塩素ガス20v/v%に調節した窒素ガス
を2リットル/分で15分間流した。同温度で水蒸気5
0v/v%の窒素ガスを2リットル/分で流しながら、
10分間熱処理を行った。熱処理活性炭を窒素ガスで置
換した容器に取り出し室温まで冷却した。以下、実施例
1と同様の方法で洗浄、乾燥を行い試料炭No.9を得
た。
【0013】比較例2 原料活性炭200gを回転式電気炉に仕込み、水蒸気5
0v/v%に調節した窒素ガスを2リットル/分で流し
ながら、700℃、30分間の熱処理を行った。以下、
実施例1と同様の方法で洗浄、乾燥を行い無処理炭N
o.2を得た。 比較例3 原料活性炭200gを回転式電気炉に仕込み、同温度で
窒素ガスのみを2リットル/分で流しながら900℃、
30分間の熱処理を行った。以下、実施例1と同様の方
法で洗浄、乾燥を行い無処理炭No.3を得た。
【0014】試験例1 トリハロメタン除去性能試験 内容積50mlの浄水器カートリッジに試料炭No.1
〜9、無処理炭No.1〜3のそれぞれを充填し、JI
S S3201による方法に準じて通水試験を行った。
すなわち、25℃で、クロロホルム45ppb、ブロモ
ジクロロメタン30ppb、ジブロモクロロメタン20
ppb、ブロモホルム5ppbを含む水(総トリハロメ
タン濃度100ppb)を、浄水器にSV=300hr
−1で通水し、浄水器の出口の水を定期的に採取した。
この水中の各成分の濃度をECDガスクロマトグラフィ
ーで測定した。総トリハロメタンの破過率が20%を超
えるに至った時の経過時間を破過時間とし、その結果を
試料の作成条件とともに〔表1〕に示した。破過時間が
長いほど除去性能が高いことを示す。なお、破過率は次
式により求めた。 破過率(%)={(出口濃度)/(入口濃度)}×10
【0015】
【表1】 〔表1〕から明らかなように、塩素ガスおよび水蒸気で
処理を行って得られた実施例1〜6の試料炭No.1〜
6は、いずれも60時間以上の長時間の破過時間を示し
たのに対し、ガス処理を行わなかった比較例1の無処理
炭No.1は49時間でかなり短い破過時間に止まっ
た。また高濃度塩素処理および熱処理を行って得られた
実施例7〜9の試料炭No.7〜9は、破過時間がいず
れも70時間以上であったのに対し、塩素処理をせず、
熱処理のみを行った比較例2および3の無処理炭No.
2および3は比較例1の無処理炭No.1よりさらに短
い時間で破過に達した。すなわち、本発明の活性炭は、
比較例の無処理炭に比して、24〜60%の破過時間の
延長が認められた。
【0016】
【発明の効果】本発明の活性炭は、水中に低濃度で含ま
れているトリハロメタン等の揮発性有機ハロゲン化合物
の除去能が、原料活性炭に比して少なくとも15%、通
常20%以上向上しており、其の結果長期に亙り除去効
果を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩島 良憲 大阪府大阪市淀川区十三本町2丁目17番85 号 武田薬品工業株式会社生活環境カンパ ニー内 Fターム(参考) 4G046 HB00 HB05 HC08 HC09 HC11 4G066 AA05B AA09D AA14D AA31D BA09 BA20 BA26 CA33 DA07 FA18 FA21 FA34 FA37

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】賦活された原料活性炭を、酸素濃度10v
    /v%以下の雰囲気中、400〜1200℃でハロゲン
    ガスに接触させて得られる揮発性有機ハロゲン化合物の
    除去性能を高めた活性炭。
  2. 【請求項2】ハロゲンガスの濃度が0.1〜100v/
    v%である請求項1記載の活性炭。
  3. 【請求項3】水蒸気の存在下ハロゲンガスに接触させて
    得られる請求項1記載の活性炭。
  4. 【請求項4】ハロゲンガスの濃度が0.2〜80v/v
    %で、水蒸気の濃度が5〜90v/v%である請求項3
    記載の活性炭。
  5. 【請求項5】ハロゲンガスに接触させた後、400〜1
    200℃の熱処理を行って得られる請求項1〜4のいず
    れかに記載の活性炭。
  6. 【請求項6】BET比表面積が500〜2000m
    gである請求項1〜5のいずれかに記載の活性炭。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の活性炭を
    含有してなる浄水器用揮発性有機ハロゲン化合物除去
    材。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれかに記載の活性炭を
    揮発性有機ハロゲン化合物を含有する水と接触させる揮
    発性有機ハロゲン化合物の除去法。
  9. 【請求項9】賦活された原料活性炭を、酸素濃度10v
    /v%以下の雰囲気中、400〜1200℃でハロゲン
    ガスに接触させる揮発性有機ハロゲン化合物の除去性能
    を高めた活性炭の製造法。
  10. 【請求項10】ハロゲンガスの濃度が0.1〜100v
    /v%である請求項9記載の活性炭の製造法。
  11. 【請求項11】水蒸気の存在下ハロゲンガスに接触させ
    て得られる請求項9記載の活性炭の製造法。
  12. 【請求項12】ハロゲンガスの濃度が0.2〜80v/
    v%で、水蒸気の濃度が5〜90v/v%である請求項
    11記載の活性炭の製造法。
  13. 【請求項13】ハロゲンガスに接触させた後、400〜
    1200℃の熱処理を行って得られる請求項9〜12の
    いずれかに記載の活性炭の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015127296A (ja) * 2010-05-27 2015-07-09 コーニング インコーポレイテッド ハロゲン化活性炭素材料を作成するための方法

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