JP2001226039A - 巻取りコア、及びその製造方法 - Google Patents

巻取りコア、及びその製造方法

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JP2001226039A JP2001010723A JP2001010723A JP2001226039A JP 2001226039 A JP2001226039 A JP 2001226039A JP 2001010723 A JP2001010723 A JP 2001010723A JP 2001010723 A JP2001010723 A JP 2001010723A JP 2001226039 A JP2001226039 A JP 2001226039A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】表面の十分な平滑性を確保し、再研磨が十分可
能であり、しかもフィルムあるいはシート等の薄い長尺
材料を高速で巻取るための十分な剛性をもつ巻取コア
を、簡単かつ確実に製造すること。 【解決手段】複合体からなるコア芯材11と、このコア
芯材の表面に形成した凹凸面と、この凹凸面上に被覆・
硬化した熱硬化性樹脂からなる表面層13と、この表面
層の端部に形成されてコア芯材の端面から突出させた保
護層13aとを備えた巻取りコア10を、コア芯材の表
面に凹凸面を積極的に形成する工程;この凹凸面を形成
した多数のコア芯材を、型内面が真円で、各注入ポート
をコア芯材の折線方向に略接近したものとしたクロスダ
イ内を通過させることにより、これらのコア芯材の表面
全体に、軟化させた熱可塑性樹脂を連続的に添着する工
程;添着した熱可塑性樹脂を硬化して表面層13とする
工程;この表面層を周方向に切断する工程により製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂や紙等に
よって形成されたフィルムあるいはシート等の薄い長尺
材料を巻取るための巻取コア、及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムあるいはシート等の薄い長尺材
料を巻取るための巻取コアは、カーボン繊維、ガラス繊
維、プラスチック繊維、紙あるいは布等を主構成材料と
したものが種々提案されてきており、出願人も、例えば
特公平3−8938号公報あるいは特公平3−5689
6号公報等によって具体的なものを種々提案してきてい
る。これら既に提案してきている巻取りコアは、合成樹
脂や紙等によって形成されたフィルムあるいはシート等
の薄い長尺材料を高速で巻取るためのものであるため、
非常に高い強度が必要とされるものであり、また巻取っ
た長尺材料にシワが生じないようにするために、表面の
充分な平滑性が要求されるものでもある。
【0003】また、この種の巻取りコアは、所謂ワンウ
ェイものではなく、繰り返して使用することができるよ
うにすることも要望されているものである。そこで、も
し、表面に傷がついた場合には、例えばその表面を研磨
するか、あるいは表面層を形成し直して、再び平滑な平
面を有するものに再生することが行われている。つま
り、従来の巻取りコアにおいては、その表面に所謂合成
樹脂からなる表面を形成して、平滑性を容易に確保でき
るとともに、再生して再利用もできるようにするものと
しているのである。
【0004】この従来の合成樹脂からなる表面は、上述
したような材料によって形成したコア芯材の表面に、熱
硬化性樹脂等をコートし、これを炉内で硬化させること
により形成しているものであるが、一回のコーティング
・硬化では、上述した再研磨ができるような厚さの表面
を形成することができないことから、このコーティング
・硬化の作業は数回以上繰り返さなければならないのも
のであった。従って、従来の巻取コアの製造には、相当
な時間と手間が掛っていたものであり、そのコストも相
当なものであったのである。
【0005】また、コア芯材そのものを製造するにあた
っては、その製造可能な長さには限界があるものであ
り、これに対して、熱硬化性樹脂等によるコア芯材表面
へのコートは、できれば長時間連続的に行うようにでき
れば、その効率を向上させることができる。従来では、
所定長のコア芯材を互いに突き合わせながら、その各軸
芯が一致するように搬送して熱硬化性樹脂等によるコー
トを連続的に行えるようにしていたのであるが、各コア
芯材の軸心を一致させながら搬送することは、それ程簡
単なことではない。
【0006】さらに、コア芯材の表面に、熱硬化性樹脂
等を使用して表面層を形成するための従来の方法として
は、図8の(A)に示すような手段が採用されている。
すなわち、所定長のコア芯材の複数を互いに突き合わせ
た状態で送りながら、その各表面に熱硬化性樹脂等から
なる表面層を連続したものとして形成しておき、硬化さ
れた表面層を、上記コア芯材の突き合わせ部分の近傍で
切断Cするようにした方法が採用されていたのである。
【0007】このような方法であると、コア芯材間の突
き合わせ箇所が外から確認できないため、図8の(A)
に示したように、突き合わせ箇所を含むようなある程度
の間隔を以って、2箇所での切断Cを行わなければなら
ない。ところが、この切断Cは、表面層を連続的に形成
しなければならないこともあって、表面層を構成してい
る熱硬化性樹脂の硬化が完全に終わらない状態でなされ
るため、図8の(B)中のSにて示すように、表面層を
構成している熱硬化性樹脂等が多少縮むことになり、表
面層で覆われない部分がコア芯材の端部に出現すること
になる。このコア芯材の端部露出は、仮に各コア芯材の
突き合わせ箇所の1箇所で切断Cしたとしても生ずるも
のである。
【0008】そして、以上のようなコア芯材の表面に熱
硬化性樹脂等による表面層を形成した巻取りコアは、前
述したように何回も繰り返して使用されることもあるも
のであるが、そのための運搬や位置変え等のために移動
する場合には、その表面層にキズが付き易く、しかもコ
ア芯材の端部そのものに欠けが生じやすい。もし、コア
芯材の端部に欠けが生じれば、巻取りコアを支持する回
転支持装置のチャックによる取付固定ができなくなる場
合も生ずる。
【0009】一方、この種の巻取りコアは、例えばビデ
オテープ等の原反のような、磁気記録層を有するフィル
ムの巻回を行うためにも使用されるものであるが、上記
のようなフィルムを巻回する時、あるいは巻回する前の
保管時に、塵埃吸着の原因となる帯電が当該巻取りコア
にあってはならない。何故なら、仮に巻取りコアが帯電
していて埃等を吸着すると、その上に巻回されるフィル
ムに凹凸やシワが発生して、このフィルムが製品不良と
なることがあるからである。従って、この種の巻取りコ
アは、帯電防止策が講じられていれば、なおよいという
ことになる。
【0010】また、この種の巻取りコアを構成する場
合、その表面層を熱硬化性樹脂等によって真円状態に形
成しなければならないのであるが、従来のクロスダイに
おいては、熱硬化性樹脂等の各注入ポートは、図9の
(A)に示したように、クロスダイの中心に向かうよう
に形成されていた。各注入ポートが図9の(A)に示し
たように形成されていると、各注入ポートPから注入さ
れた熱硬化性樹脂等が、図9の(B)に示したように、
互いに直角に接触した状態となり、このまま熱硬化性樹
脂等を固化させると、各熱硬化性樹脂間の接着力が弱く
なってしまい、研磨時等において表面層の表面に亀裂が
生じたり、場合によっては表面層が剥離することがあっ
たのである。
【0011】そこで、本発明者等は、表面の十分な平滑
性と、端部の欠けの防止策を有し、しかも再研磨が可能
な巻取りコアを、低コストでしかも簡単に提供できるよ
うにするにはどうしたらよいかについて種々検討を重ね
てきた結果、本発明を完成したのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な実状及び経緯に基いてなされたものであり、この種の
巻取りコアを簡単に製造することができ、しかも低コス
トで社会的欲求であるリサイクル可能な巻取りコア、及
びこれを製造するための方法を提供することであり、本
発明の目的とするところは、表面の十分な平滑性を確保
することができるとともに、再研磨が十分可能であっ
て、しかもフィルムあるいはシート等の薄い長尺材料を
高速で巻取るための十分な剛性をも有し、しかもコア芯
材の欠けを防止することのできる巻取コアと、これを簡
単かつ確実に製造することのできる方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、実施
の形態において使用する符号を付して説明すると、「金
属、カーボン繊維、ガラス繊維、プラスチック繊維、紙
あるいは布を主構成材料とした各種芯材単体、あるいは
この芯材の表面に発泡樹脂被膜を形成した複合体からな
るコア芯材11と、このコア芯材11の表面に形成した
凹凸面12と、この凹凸面12上に被覆・硬化した熱硬
化性樹脂からなる表面層13と、この表面層13の端部
に形成されてコア芯材11の端面から突出させた保護層
13aとを備えた巻取りコア10であって、凹凸面12
を形成した多数のコア芯材11を、型内面が真円で、各
注入ポート21aをコア芯材11の折線方向に略接近し
たものとしたクロスダイ21内を通過させることによ
り、これらのコア芯材11の表面全体に、軟化させた熱
可塑性樹脂を連続的に添着する工程;前記熱可塑性樹脂
は、凹凸面12を形成した多数のコア芯材11を、型内
面が真円で、各注入ポート21aをコア芯材11の折線
方向に略接近したものとしたクロスダイ21内を通過さ
せることにより、これらのコア芯材11の表面全体に、
軟化させた前記熱可塑性樹脂の複数部分を互いの接触面
積を増大させた状態で連続的に添着させたものであるこ
とを特徴とする巻取りコア10」であり、この請求項1
の巻取りコア10を製造するための請求項2に係る発明
の採った手段は、同様に、「金属、カーボン繊維、ガラ
ス繊維、プラスチック繊維、紙あるいは布を主構成材料
とした各種芯材単体、あるいはこの芯材の表面に発泡樹
脂被膜を形成した複合体からなるコア芯材11と、この
コア芯材11の表面に形成した凹凸面12と、この凹凸
面12上に被覆・硬化した熱硬化性樹脂からなる表面層
13と、この表面層13の端部に形成されてコア芯材1
1の端面から突出させた保護層13aとを備えた巻取り
コア10を、次の工程を経て製造する方法。
【0014】(a)コア芯材11の表面に、その主構成
材料の性質によって予め十分な凹凸面12として形成さ
れていればこれをそのまま利用し、十分な凹凸面12で
なければ物理的または化学的研削・研磨によって、凹凸
面12を積極的に形成する工程; (b)この凹凸面12を形成した多数のコア芯材11
を、型内面が真円で、各注入ポート21aをコア芯材1
1の折線方向に略接近したものとしたクロスダイ21内
を通過させることにより、これらのコア芯材11の表面
全体に、軟化させた熱可塑性樹脂を連続的に添着する工
程; (c)添着した熱可塑性樹脂を硬化して表面層13とす
る工程; (d)この表面層13を周方向に切断することにより、
コア芯材11の端部に保護層13aを有した巻取りコア
10とする工程」である。
【0015】以上のようにして製造した巻取りコア10
においては、その凹凸面12によってコア芯材11と表
面層13とが完全に一体化されているのであり、この巻
取りコア10を高速回転した場合に、コア芯材11と表
面層13間に剥離等の不具合な現象を生じさせることが
ないのである。
【0016】また、この巻取りコア10は、コア芯材1
1の表面に熱可塑性樹脂からなる表面層13を一体化し
たものであるから、十分な剛性を有したものとなってい
るのである。従って、この巻取りコア10は、フィルム
あるいはシート等の薄い長尺材料を巻取るためのものと
して必要な十分な表面平滑性と、高速回転に耐えられる
ような十分な剛性とを兼ね備えているのである。
【0017】さらに、以上のように製造した巻取りコア
10にあっては、その表面側に熱可塑性樹脂からなる表
面層13が形成してあるのであるから、もし、この表面
層13の表面に傷が付いたとしても、表面層13の表面
を研磨すれば、熱可塑性樹脂からなる平滑な表面が再び
露出することになるのである。勿論、この表面層13を
コア芯材11から剥して、再度この表面層13を形成す
ることによって平滑な平面を再形成するようにしてもよ
い。従って、この巻取りコア10は、簡単な再生作業に
よってその再利用を図り得るのである。
【0018】そして、本発明の方法によって製造された
巻取りコア10においては、図1及び図2に示したよう
に、表面層13の両端部に、保護層13aが形成してあ
り、この保護層13aは、コア芯材11の端面から突出
していて、コア芯材11の端面保護を行うものとなって
いる。例えば、この巻取りコア10を床面上に立てて保
管した場合、保護層13aがコンクリート等の床面上に
先に接触することになり、結果的に、コア芯材11の端
面が床面上に直接接触するのを防止して、コア芯材11
の欠けが防止されるのである。この保護層13aによる
コア芯材11の端面保護は、巻取りコア10の端面が搬
送中において他の物に当ったり、当該コア芯材11を回
転支持装置のチャックに対して取付、取外しを行う際に
生じ易い衝撃に対しても十分なされるものである。勿
論、この保護層13aは、なくてもよいものである。
【0019】また、この巻取りコア10のコア芯材11
は、「金属、カーボン繊維、ガラス繊維、プラスチック
繊維、紙あるいは布を主構成材料とした各種芯材単体、
あるいはこの芯材の表面に発泡樹脂被膜を形成した複合
体」とされることもある。
【0020】換言すれば、この巻取りコア10は、その
表面層13の端部に一体的に形成した保護層13aによ
って、コア芯材11の端部の保護が十分なされたもので
あるから、このコア芯材11を構成するものとして、ボ
ロンやアルミニウムを代表とする金属のような本来的に
剛性が高い材料を採用して実施できることは当然であ
り、その他にも、ケプラー、カーボン繊維、ガラス繊
維、プラスチック繊維等の合成材料は勿論、紙あるいは
布をも採用し得るのである。
【0021】さて、本請求項2に係る発明によって巻取
りコア10を製造するためには、まずコア芯材11を形
成しなければならないのであるが、このコア芯材11
は、頭書したような従来技術によって形成したものを採
用すればよいものであり、特にその製造方法が限定され
るものではない。つまり、このコア芯材11は、金属、
カーボン繊維、ガラス繊維、プラスチック繊維、紙ある
いは布を主構成材料とした各種芯材単体、あるいはこの
芯材の表面に発泡樹脂被膜を形成した複合体からなるも
のであれば、何によって形成したものであってもよい。
勿論、このコア芯材11は、高速回転される巻取りコア
10を構成するものであり、しかも所定の剛性を有した
ものである必要があるから、円筒状のものとすることが
必要ではある。
【0022】また、コア芯材11の表面に凹凸面12を
形成するのであるが、この凹凸面12は、その主構成材
料の性質によって予め十分なものとして形成されていれ
ば、これを利用すればよいのである。例えば、このコア
芯材11を、上記特公平3−8938号公報あるいは特
公平3−56896号公報等によって提案しているよう
に、ガラス繊維をワインディングすることによって形成
したものである場合には、このコア芯材11の表面には
ワインディングによって凹凸面12が自然とできるもの
であるから、これをそのまま凹凸面12として利用して
も良いし、また使用される合成樹脂の調合によってもで
きる凹凸を利用してもよい。これに対して、このコア芯
材11の表面が、その主構成材料の性質によって凹凸の
ない平滑なものとして形成される場合には、この平滑面
を工具刃物による研削、バフ研磨、あるいはバイトや砥
石等による研削等の物理的研削・研磨、または酸等によ
る化学的研削・研磨を施すことによって、凹凸面12を
積極的に形成すればよいものである。
【0023】このようにして形成された凹凸面12は、
その表面に添着される熱硬化性樹脂のための所謂アンカ
ーとなるものであり、この凹凸面12は熱硬化性樹脂の
密着を確実に果たすものとなるものである。特に、完成
された巻取りコア10は、その軸心を中心にして高速回
転しながらフィルム等を巻回するものであるから、凹凸
面12としては、方向性があり、しかもその方向が巻取
りコア10の軸心と直交する方向とは異なっていること
が有利である。その理由は、巻取られたフィルム等は、
後述する表面層13と一体的となって一つの慣性物体と
なるのであり、一方コア芯材11は高速回転時の駆動力
あるいは制動力が直接加えられる部分となるものである
ため、コア芯材11と表面層13間には巻取りコア10
の半径方向に対する大きなズレ力が加えられることがあ
る。このため、このズレ力に対向するためには、凹凸面
12に方向性があって、しかもその方向が巻取りコア1
0の軸心と直交する方向とは異なっていることが有利と
なるからである。
【0024】以上のようなコア芯材11は、線材とは異
ってある限られた長さを有しているものであるから、こ
れら各コア芯材11の表面に熱硬化性樹脂等による表面
層13を連続的に形成するには、後述するインサート部
材30を使用するとよい。すなわち、図5に示すよう
に、成型装置20の図示右側に供給された多数のコア芯
材11を、その軸心が一致するような状態にしながらク
ロスダイ21側に送り込むに際して、各コア芯材11間
にインサート部材30を介装させるのである。このイン
サート部材30は、図4に示すように、コア芯材11の
中心穴11a内に挿入される左右一対の挿入部31と、
これらの挿入部31間に存在して表面が各コア芯材11
の表面と同一面を形成する離間部32からなっているも
のである。
【0025】図5に示した成型装置20の図示右側に供
給されてきた各コア芯材11間に一個づつインサート部
材30を介装させることにより、各コア芯材11は、限
定された長さしか有していないものであっても、クロス
ダイ21内に入るときにはインサート部材30によって
連続的なものとなるのである。
【0026】そして、本発明においては、この凹凸面1
2を形成したコア芯材11を、型内面が真円であるクロ
スダイ21内を通過させながら、このコア芯材11の表
面全体に、軟化させた熱可塑性樹脂を連続的に添着する
ものであるが、これによって表面層13となる部分が、
例えば図3に示すように、連続的かつ短時間内に形成さ
れるのである。つまり、この熱硬化性樹脂のコア芯材1
1に対する一体化が一回の作業によって完了するのであ
り、この巻取りコア10の製造それ自体が非常に簡単に
なっているのである。
【0027】この熱可塑性樹脂の添着は、軟化された熱
可塑性樹脂を、型内面が真円となっているクロスダイ2
1を使用して行われるのであるから、熱硬化性樹脂がコ
ア芯材11の表面にて完全な円柱状のものとして添着さ
れるものであり、添着された熱可塑性樹脂は、コア芯材
11の表面に予め形成してある凹凸面12の形状に応じ
た内面のものとなって、凹凸面12を介してコア芯材1
1に完全に一体化されるのである。勿論、添着した熱可
塑性樹脂は、次の工程において冷却などの手段によって
硬化されるのであり、これにより、表面の所定の平滑性
を有する表面層13が完成されるのである。
【0028】特に、本発明に係る製造方法においては、
これに使用されるクロスダイ21が、図6の(A)に示
したように、その各注入ポート21aをコア芯材11の
接線方向に略接近したものとしてある。このようにした
のは、第9図の(A)に示したような、従来の方式、す
なわち、各注入ポートPから注入された熱硬化性樹脂等
が互いに直角に接触した状態となり、このまま熱硬化性
樹脂等を固化させると、各熱硬化性樹脂間の接着力が弱
くなってしまい、研磨時等において表面層13の表面に
亀裂が生じたり、場合によっては表面層13が剥離する
ことがあったのである。
【0029】この点、本発明では、図6の(A)に示し
たような方式を採用したので、各注入ポート21aから
個別に注入された熱硬化性樹脂等は、図6の(B)に示
したように、広い面積で接触することになり、固化され
たとき、互いに強力に接着した状態となるのである。こ
れによって、表面層13の保護が十分に発揮されること
になるのである。
【0030】以上のように形成した表面層13は、図3
に示したように、インサート部材30の離間部32上の
所定箇所において、成型装置20の切断機24によって
1箇所のみ周方向に切断されるのである。インサート部
材30の離間部32は、その幅を機械的に検出するのに
十分なものであり、従来のような各コア芯材11の突き
合わせ面を正確に検出する必要は全くないだけでなく、
巻取りコア10において必要であった保護層13aの形
成を簡単に行うことができるものである。
【0031】インサート部材30の離間部32上を1箇
所だけ周方向に切断すれば、図7に示したように、表面
層13の両端部に保護層13aを有する巻取りコア10
が完成され、各インサート部材30を外せば図1に示し
たような巻取りコア10となるのである。
【0032】従って、この請求項2に係る製造方法によ
れば、必要とされる物理的特性を備えた巻取りコア10
を、確実かつ容易に製造し得るのであり、この巻取りコ
ア10を低コストで製造し得るのである。それだけでな
く、この巻取りコア10は、その表面層13が再研可能
となっているから、繰返し使用することを可能にしてリ
サイクルし得ると同時に、短時間内に納品し得るもので
ある。
【0033】また、上記課題を解決するために、請求項
3に係る発明の採った手段は、上記請求項2の製造方法
中の工程(d)の前に、「完成された表面層13の表面
に導電材を含む材料によって被膜を形成するか、あるい
は表面層13のための材料中にカーボン粉や金属粉等の
導電材料を混入することによって、帯電防止層13b
を、表面層13の少なくとも表面に形成するようにした
こと」である。
【0034】すなわち、この請求項3の製造方法では、
図2中の仮想線にて示すように、巻取りコア10の表面
層13の少なくとも表面に帯電防止層13bを形成しよ
うとするものであるが、この帯電防止層13bの存在に
よって当該巻取りコア10の表面が帯電することはな
く、当該巻取りコア10の表面に塵埃が吸着されること
もない。従って、この巻取りコア10によれば、その表
面層13の平滑性が常に保たれることになり、当該巻取
りコア10の表面に巻回されることになるフィルム等に
損傷を与えることもないのである。
【0035】このような帯電防止層13bを形成する方
法としては、完成された表面層13の表面に導電材を含
む材料によって被膜を形成することによったり、表面層
13のための材料中にカーボン粉や金属粉等の導電材料
を混入したりすることによって実施される。いずれにし
ても、埃等の吸着を防止するためには、この帯電防止層
13bは、表面層13の少なくとも表面に形成されてい
ればよいものである。
【0036】
【発明の実施の形態】図1には、本発明に係る製造方法
によって形成した巻取りコア10の部分破断正面図が示
してあり、この巻取りコア10は、十分な長さを有し
て、表面形状が真円となった円筒状のものである。つま
り、高速回転されるこの巻取りコア10は、全体形状を
所謂回転体の形状と同じにするとともに、内部の大部分
を除去して中空状のものとすることにより、軽量化を達
成したものである。この巻取りコア10は、図2に示し
たように、コア芯材11と、このコア芯材11の表面に
形成した凹凸面12と、この凹凸面12上に被覆・硬化
した熱硬化性樹脂からなる表面層13と、この表面層1
3の各端部に一体化されてコア芯材11の端部から僅か
に突出した保護層13aとを備えたものである。
【0037】つまり、この巻取りコア10においては、
図1及び図2に示したように、表面層13の両端部に保
護層13aが積極的に形成してあり、この保護層13a
は、コア芯材11の端面から突出して、コア芯材11の
端面保護を行うものとなっている。この保護層13a
は、巻取りコア10を床面上に立てて保管した場合、コ
ンクリート等の床面上に先に接触することになるもので
あり、結果的に、コア芯材11の端面が床面上に直接接
触するのを防止して、コア芯材11の欠け等を防止する
のである。この保護層13aによるコア芯材11の端面
保護は、巻取りコア10の端面が搬送中において他の物
に当ったり、当該コア芯材11を回転支持装置のチャッ
クに対して取付、取外しを行う際に生じ易い衝撃に対し
ても十分なされるものである。
【0038】この巻取りコア10を構成しているコア芯
材11は、金属、カーボン繊維、ガラス繊維、プラスチ
ック繊維、あるいは布等を主構成材料とした各種芯材単
体、これと発泡樹脂との複合体、または金属からなるも
のであり、巻取りコア10の主要部分を構成するもので
ある。本実施の形態のコア芯材11は、ガラス繊維に樹
脂を含浸させ、例えば角度を変えた二方向にワインディ
ングして一体的に形成したものであり、その樹脂を硬化
させることにより、十分な剛性を有したものとして形成
してある。
【0039】コア芯材11の表面に形成される凹凸面1
2としては、ガラス繊維、プラスチック繊維、紙あるい
は布等からなるものの場合には、その材料によって予じ
め凹凸形状が表面に現れているが、その場合には、この
凹凸形状をそのまま利用するのである。もし、形成され
たコア芯材11の表面が平滑なものである場合には、こ
れに凹凸面12を積極的に形成するものである。この凹
凸面12の形成は、研削、バフ研磨等の物理的研削・研
磨、または酸等による化学的研削・研磨のような一般的
手段にによって行えばよいものであり、特に限定される
ものではない。その意味では、図4に示したように、表
面層13が入り込み得る溝や穴を積極的に形成して、こ
れを凹凸面12を形成するものとしてもよい。
【0040】表面層13は、コア芯材11の表面に、軟
化した熱硬化性樹脂を一体的に添着することにより形成
したものであるが、具体的には、図3に示したような成
型装置20を使用して形成したものである。なお、熱硬
化性樹脂としては、PE、PP、PVC、PS、AS、
ABS、PC、PA等の種々なものが適用できるもので
ある。このような熱硬化性樹脂の成型装置20による添
着を説明しながら、以下に本発明に係る製造方法につい
て説明する。
【0041】つまり、この成型装置20においては、図
5に示したように、凹凸面12を形成した各コア芯材1
1間に各インサート部材30を介在させながら、一本の
連続したものとしてクロスダイ21に向けて搬送できる
ようにしてある。そして、各コア芯材11間にインサー
ト部材30を介在させた1本の連続したものを、型内面
が真円であるクロスダイ21内を通過させながら、その
表面全体に軟化させた熱可塑性樹脂を連続的に添着する
のであり、これによって表面層13及び保護層13aと
なる部分が連続的かつ端時間内に形成されるのである。
つまり、この熱硬化性樹脂のコア芯材11に対する一体
化が一回の作業によって完了するのであり、この巻取り
コア10の製造それ自体を非常に簡単にすることができ
るのである。
【0042】各インサート部材30は、図3及び図4に
示したようなもので、コア芯材11の中心穴11a内に
挿入される左右一対の挿入部31と、これら挿入部31
間に一体化されて、各コア芯材11の表面と同一面を有
する離間部32とからなるものである。本実施形態のイ
ンサート部材30は、材料節減及び軽量化を図るため
に、中空にしたものであり、テフロン(登録商標)やシ
リコン等の合成樹脂を材料として一体化したものであ
る。
【0043】この熱可塑性樹脂のコア芯材11及びイン
サート部材30の離間部32上への添着は、型内面が真
円となっているグロスダイ21を使用して行われるので
あるから、軟化されていた熱可塑性樹脂がコア芯材11
の表面に完全に添着されるのであり、しかも端部の保護
層13aを除いたコア芯材11に完全に一体化されたも
のとなるものである。そして、添着された熱硬化性樹脂
は、コア芯材11の表面に予め形成してある凹凸面12
の形状に応じた内面のものとなって、凹凸面12を介し
てコア芯材11に完全に一体化されるのである。勿論、
添着した熱可塑性樹脂は、次の工程における気体または
液体によるシャワー23等の冷却手段によって、短時間
内に硬化されるのであり、これにより、表面に必要な所
定の平滑性を有する表面層13が完成されるのである。
【0044】本発明を実施するクロスダイ21では、図
6の(A)に示したように、その各注入ポート21aを
コア芯材11の接線方向に略接近したものとしてある。
このようにしたのは、第9図の(A)に示したような、
従来の方式、すなわち、各注入ポートPから注入された
熱硬化性樹脂等が互いに直角に接触した状態となり、こ
のまま熱硬化性樹脂等を固化させると、各熱硬化性樹脂
間の接着力が弱くなってしまい、研磨時等において表面
層13の表面に亀裂が生じたり、場合によっては表面層
13が剥離することがあったのである。
【0045】この点、本実施形態では、図6の(A)に
示したような方式を採用したので、各注入ポート21a
から個別に注入された熱硬化性樹脂等は、図6の(B)
に示したように、広い面積で接触することになり、固化
されたとき、互いに強力に接着した状態となるのであ
る。これによっても、表面層13の保護が十分に発揮さ
れることになるのである。
【0046】特に、表面層13を、カーボンや金属粉末
を含有した合成樹脂等によって、帯電防止層13bを有
したものとして形成することにより、少なくとも表面が
導電性を有したものとすると、巻取りコア10の外周面
に静電気によって塵が付着することを防止でき、防塵性
が要求される磁気テープ等の可撓性長尺材の巻取りコア
10に適する。また、表面層13を硬質なものとする
と、巻取りコア10の外周面の平滑性が要求される可撓
性長尺材に適し、軟質なものとすると、巻取りコア10
の外周面の弾性が要求される可撓性長尺材に適するもの
であり、例えば巻取時の転写防止が図れる。
【0047】ここで重要なことは、硬化された熱可塑性
樹脂の表面を必要に応じて研削することもできる。従来
の方法では、熱硬化性樹脂のコート・軟化を何回も行っ
て表面層を形成しているから、その表面が平滑になって
いないので、必要な平滑性を確保するために必ず研磨を
行わなければならなかったのであるが、本発明に係る方
法によれば、硬化する前の熱硬化性樹脂の表面は完全な
平滑性を有したものとなっているから、用途に応じての
研磨作業が不要となる。
【0048】本発明の巻取りコア10は、以上の実施の
形態に示したものに限定されるものではなく、例えば、
表面層13の外周面に無電解メッキによって銅メッキ層
等の導電被膜層を形成してこの外周面のニッケルクロム
メッキ層を介してクロムメッキ層を形成してこれを最外
周層とすれば、最外周層が、耐摩耗性、耐蝕性に優れ、
導電性を有し、非常に硬く、高品質性及び高均質性が要
求される薄い磁気テープ等の可撓性長尺材に適する巻取
りコア10とすることができる。なお、表面層13の外
周面に、前述したような帯電防止層13bを形成する
か、導電性を有する熱硬化性樹脂を被覆すれば、煩雑で
多数の工程を必要とする無電解メッキによって導電性被
膜層を形成する必要がなく、表面層13を導電性被膜層
として、巻取りコア10の製造工程を非常に簡略化する
こともできる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に係る発明
によれば、表面の十分な平滑性を確保することができる
とともに、再研磨が十分可能であり、しかもフィルムあ
るいはシード等の薄い長尺材料を高速で巻取るための十
分な剛性をも有した巻取コア10を提供することができ
るのであり、このような巻取コア10は、請求項2また
は請求項3に係る発明によれば簡単に製造することがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻取りコアを示す部分破断正面図
である。
【図2】図1に示した巻取りコアの部分拡大断面図であ
る。
【図3】一つのインサート部材を中心にして見た各コア
芯材及び表面層の状態を示す部分破断正面図である。
【図4】インサート部材の斜視図である。
【図5】請求項2に係る製造方法を具現化した成型装置
の平面図である。
【図6】本発明における製造方法によって採用されてい
るクロスダイ内の状態を示したコア芯材の断面図(A)
と、このクロスダイによってコア芯材表面に形成された
熱効果性樹脂面の断面図(B)である。
【図7】本発明の製造方法によって得られた巻取りコア
を示す部分正面図である。
【図8】従来の製造方法によって得られる巻取りコア
の、保護層を切断する前の状態を示す部分正面図(A)
と、保護層を切断した後の状態を示す部分正面図(B)
である。
【図9】従来の製造方法において使用されているクロス
ダイ内の状態を示したコア芯材の断面図(A)と、この
クロスダイによってコア芯材表面に形成された熱硬化性
樹脂面の断面図(B)である。
【符号の説明】
10 巻取りコア 11 コア芯材 11a 中心穴 12 凹凸面 13 表面層 13a 保護層 13b 帯電防止層 20 成型装置 21 クロスダイ 30 インサート部材 31 挿入部 32 離間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属、カーボン繊維、ガラス繊維、プラ
    スチック繊維、紙あるいは布を主構成材料とした各種芯
    材単体、あるいはこの芯材の表面に発泡樹脂被膜を形成
    した複合体からなるコア芯材と、このコア芯材の表面に
    形成した凹凸面と、この凹凸面上に被覆・硬化した熱硬
    化性樹脂からなる表面層と、この表面層の端部に形成さ
    れて前記コア芯材の端面から突出させた保護層とを備え
    た巻取りコアであって、 前記熱可塑性樹脂は、前記凹凸面を形成した多数の前記
    コア芯材を、型内面が真円で、各注入ポートを前記コア
    芯材の折線方向に略接近したものとしたクロスダイ内を
    通過させることにより、これらのコア芯材の表面全体
    に、軟化させた前記熱可塑性樹脂の複数部分を互いの接
    触面積を増大させた状態で連続的に添着させたものであ
    ることを特徴とする巻取りコア。
  2. 【請求項2】 金属、カーボン繊維、ガラス繊維、プラ
    スチック繊維、紙あるいは布を主構成材料とした各種芯
    材単体、あるいはこの芯材の表面に発泡樹脂被膜を形成
    した複合体からなるコア芯材と、このコア芯材の表面に
    形成した凹凸面と、この凹凸面上に被覆・硬化した熱硬
    化性樹脂からなる表面層と、この表面層の端部に形成さ
    れて前記コア芯材の端面から突出させた保護層とを備え
    た巻取りコアを、次の工程を経て製造する方法。 (a)前記コア芯材の表面に、その主構成材料の性質に
    よって予め十分な凹凸面として形成されていればこれを
    そのまま利用し、十分な凹凸面でなければ物理的または
    化学的研削・研磨によって、凹凸面を積極的に形成する
    工程; (b)この凹凸面を形成した多数の前記コア芯材を、型
    内面が真円で、各注入ポートを前記コア芯材の折線方向
    に略接近したものとしたクロスダイ内を通過させること
    により、これらのコア芯材の表面全体に、軟化させた熱
    可塑性樹脂を連続的に添着する工程; (c)添着した熱可塑性樹脂を硬化して表面層とする工
    程; (d)この表面層を周方向に切断することにより、前記
    コア芯材の端部に保護層を有した巻取りコアとする工
    程。
  3. 【請求項3】 前記工程(d)の前に、完成された前記
    表面層の表面に導電材を含む材料によって被膜を形成す
    るか、あるいは前記表面層のための材料中にカーボン粉
    や金属粉等の導電材料を混入することによって、帯電防
    止層を、前記表面層の少なくとも表面に形成するように
    したことを特徴とする請求項2に記載の巻取りコアの製
    造方法。
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