JP2001225366A - ブラシの製造方法と製造装置 - Google Patents

ブラシの製造方法と製造装置

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JP2001225366A
JP2001225366A JP2000040347A JP2000040347A JP2001225366A JP 2001225366 A JP2001225366 A JP 2001225366A JP 2000040347 A JP2000040347 A JP 2000040347A JP 2000040347 A JP2000040347 A JP 2000040347A JP 2001225366 A JP2001225366 A JP 2001225366A
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flocking
brush
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brush head
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Akiyoshi Umehara
章義 梅原
Keiji Matsumoto
桂二 松本
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2628Moulds with mould parts forming holes in or through the moulded article, e.g. for bearing cages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、本体部とそれに隣接する植毛受
部の成形性をいずれも良好としたブラシの製造方法と製
造装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、金型装置Bの本体部に成形キ
ャビティ30の歯ブラシハンドル部側に突出自在に突出
ピン46を設け、成形キャビティのブラシヘッド部の基
幹部側に突出自在に主植毛ピン43を設け、成形キャビ
ティのブラシヘッド部の植毛受部側に突出自在な副植毛
ピン52と該副植毛ピン52に隣接するエジェクタピン
54を設け、成形キャビティ30に対して樹脂の射出を
行って歯ブラシハンドル部とブラシヘッド部を成形した
後、歯ブラシハンドル部とブラシヘッド部を金型から分
離する際、歯ブラシハンドル部を突出ピン46で型抜き
すると同時に、エジェクタピン54で植毛受部を突き出
すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドル部及びブ
ラシヘッド部を有し、ブラシヘッド部の基幹部にブリッ
ジ部を介してクッション部に囲まれた植毛受部を設けた
構造のブラシの製造方法と製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に歯ブラシは、図7に示すように樹
脂成形品のハンドル1に植毛を施して構成されるもので
あり、ハンドル1は使用者に握られる棒状の把持部2と
この把持部2の先端側に首部3を介して一体成形された
ヘッド部5とから構成されている。このヘッド部5の表
面には複数の毛束6が埋設される複数の植毛穴7が整列
形成されており、平線(金属片)8を用いて毛束6の基
部を各植毛穴7に固定することで歯ブラシが構成されて
いる。
【0003】また、最近では、このような平線8による
毛束固定式の外に、平線8を使用することなく、毛束を
熱溶着、もしくは、インモールド成形したタイプの歯ブ
ラシも広く使用されるようになっている。このような熱
溶着もしくはインモールド成形で毛束を固定した構造の
歯ブラシにあっては、密毛タイプを含め、自由度の高い
植毛形態をとることができるような特徴を有している。
【0004】更にこの種の歯ブラシの新型として、ヘッ
ド部の植毛穴の周囲部分をハンドルと同じ硬質樹脂成形
体から構成し、その周囲にエラストマー等の軟質の異色
の異種材料を成形し、硬質樹脂成形体部分に形成した植
毛穴に毛束を熱溶着もしくはインモールド成形した歯ブ
ラシも知られている。更にこの種の歯ブラシの別の型と
して、植毛部を有するヘッド部の側方にブリッジ部を介
してヘッド部とは別個に植毛部を形成し、この植毛部を
軟質の異色の樹脂で覆った構造の歯ブラシも知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の平線8を用いて
毛束を固定する構造の歯ブラシを製造する場合、ヘッド
部の植毛穴の周囲にエラストマー等の軟質の異色の異種
材料を成形し、毛束を平線8で固定することが難しい問
題があった。
【0006】また、異種材料を使い分けて歯ブラシを成
形する場合、金型の成形キャビティに1次成形樹脂を射
出してハンドル1と首部2とヘッド部5を1次成形し、
次いでヘッド部5の周囲にエラストマー等の融点の低い
2次成形樹脂を成形する必要があり、1次成形の際にヘ
ッド部5に複数の植毛穴7を形成するために成形キャビ
ティに植毛穴形成用の植毛ピンを複数配置する必要があ
るが、この植毛ピンの周囲部分は成形キャビティが狭く
されているので、この部分に1次成形樹脂が回り込み難
い問題がある。更に、植毛部を有するヘッド部の側方に
ブリッジ部を介してヘッド部とは別個の植毛部を形成し
たブラシの場合、ヘッド部と植毛部が別体であるので、
ヘッド部を離型する際に別体の植毛部が離型し難い問題
があった。
【0007】本発明は、前記の課題を解決するためにな
されたものであって、ブラシヘッド部に毛束を有する基
幹部とは別に、ブリッジ部を介して植毛受部が設けられ
た構造のブラシを製造する場合に用いて好適であり、金
型との離型が容易で成形性を良好にすることができる製
造方法と製造装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明の製造方法は、ブラシハンドル部と、該ブラ
シハンドル部の先端側に延設形成されたブラシヘッド部
と、このブラシヘッド部に設けられた植毛穴に植設され
た毛束を備え、前記ブラシヘッド部が、基幹部と、この
基幹部の表面側に植え込まれた毛束と、前記基幹部の側
方側にブリッジ部を介して延設された複数の植毛受部
と、前記植毛受部の各々に植え込まれた毛束と、前記植
毛受部を囲むクッション部とを具備したブラシの製造方
法であって、前記ブラシハンドル部とブラシヘッド部と
を成形するための成形キャビティを可動金型と固定金型
とで構成し、これらの金型を備えるための本体部を有す
る金型装置を用い、この金型装置の本体部に前記固定金
型を貫通して前記成形キャビティのブラシハンドル部側
に突出自在に突出ピンを設け、前記本体部に前記固定金
型を貫通して前記成形キャビティのブラシヘッド部の基
幹部側に突出自在に主植毛ピンを設け、更に前記本体部
に前記固定金型を貫通して前記成形キャビティのブラシ
ヘッド部の植毛受部側に突出自在な副植毛ピンと該副植
毛ピンに隣接するエジェクタピンとを設け、前記成形キ
ャビティに対して樹脂の射出を行ってブラシハンドル部
とブラシヘッド部を成形した後、ブラシハンドル部とブ
ラシヘッド部を金型から分離する際、前記ブラシハンド
ル部を突出ピンで型抜きすると同時に、前記エジェクタ
ピンで前記植毛受部を突き出すことを特徴とする。
【0009】毛束が植え込まれたブラシヘッド部の基幹
部とは別個にブリッジ部を介して植毛受部が設けられた
構造のブラシを金型を用いた射出成形により製造し、金
型から離型する場合、ブラシハンドル部を突出ピンで突
き出し、ブラシヘッド部の植毛受部をエジェクタピンで
突き出すことで、成形品の金型からの離型が確実にな
る。
【0010】次に本発明の製造方法は、前記ブラシハン
ドル部と前記ブラシヘッド部の基幹部とブリッジ部と植
毛受部を1次成形樹脂から形成し、前記クッション部を
前記1次成形樹脂よりも軟質の2次成形樹脂から形成す
る場合、前記成形キャビティに対して1次成形樹脂の射
出を行って前記ブラシハンドル部と前記ブラシヘッド部
の基幹部とブリッジ部と植毛受部を成形した後、可動金
型を交換し、前記副植毛ピンで前記植毛受部を支持した
状態で2次成形樹脂の射出を行って前記植毛受部を囲む
クッション部を成形し、この後に前記ブラシハンドル部
とブラシヘッド部を金型から分離する際、前記ブラシハ
ンドル部を前記突出ピンで型抜きすると同時に前記副植
毛ピンを植毛受部から抜き、前記エジェクタピンで植毛
受部を突き出すことを特徴とする。
【0011】1次成形樹脂と2次成形樹脂を用いて美観
に優れたブラシを提供できる。このような1次成形樹脂
と2次成形樹脂からなるブラシの成形品を金型から離型
する場合、副植毛ピンを植毛受部から抜くと同時に、エ
ジェクタピンで植毛受部を突き出すことで植毛受部の離
型が容易となる。
【0012】次に本発明の製造方法は、前記2次成形樹
脂の射出によって1次成形樹脂製のブリッジ部を切断し
ながら植毛受部を2次成形樹脂で囲むことを特徴とす
る。
【0013】ブラシヘッド部の中央に位置する基幹部の
両側に切断状態の細いブリッジ部を介して植毛受部を設
けた歯ブラシを提供できるので、歯磨きの際に高い柔軟
性が付与された側の毛束を有効に利用して歯磨きができ
る。特に、1次成形樹脂製の硬い基幹部に取り付けられ
た毛束が剛性の高い毛束を構成し、軟質のブリッジ部に
囲まれた毛束が柔軟性の高い毛束を構成するので、歯間
に毛束がフィットするか、又は歯と歯茎に柔軟に当たる
ため、強く押し当てても歯茎を痛めにくい等の特徴があ
る。
【0014】本発明の製造装置は、ブラシハンドル部
と、該ブラシハンドル部の先端側に延設形成されたブラ
シヘッド部と、このブラシヘッド部に設けられた植毛穴
に植設された毛束とを備え、前記ブラシヘッド部が、基
幹部と、この基幹部の表面側に植え込まれた毛束と、前
記基幹部の側方側にブリッジ部を介して延設された複数
の植毛受部と、前記植毛受部の各々に植え込まれた毛束
と、前記植毛受部を囲むクッション部を具備したブラシ
を製造する装置であって、前記ブラシハンドル部とブラ
シヘッド部を成形するための成形キャビティを構成する
可動金型および固定金型と、これらの金型を備えた本体
部を具備してなり、前記本体部に前記成形キャビティの
ブラシハンドル部形成側に突出自在に突出ピンを設け、
前記本体部に前記成形キャビティのブラシヘッド部の基
幹部形成側に突出自在に主植毛ピンを設け、更に前記本
体部に前記成形キャビティのブラシヘッド部の植毛受部
形成側に突出自在な副植毛ピンと該副植毛ピンに隣接し
て設けられるエジェクタピンとを設け、前記副植毛ピン
とは別個に前記エジェクタピンを前記成形キャビティ側
に突出自在に設けたことを特徴とする。
【0015】本発明は、前記突出ピンとエジェクタピン
と主植毛ピンと副植毛ピンを上下方向に向けて前記固定
金型と前記本体部を貫通するように配置し、前記エジェ
クタピンの下端部よりも前記植毛ピンの下端部を下方に
延設し、前記本体部に前記エジェクタピンと前記突出ピ
ンを一括して突き上げるための可動盤を設けるととも
に、前記植毛ピンの下部側を前記可動盤に貫通させるこ
とで前記植毛ピンとは別個に前記エジェクタピンと前記
突出ピンを前記可動盤により突出自在としたことを特徴
とする。
【0016】本発明は、前記エジェクタピンを筒形に形
成してエジェクタピンの内側に前記副植毛ピンを移動自
在に挿入したことを特徴とする。副植毛ピンとは別個に
エジェクタピンで植毛受部を突き出すことで成形品の離
型が容易にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は後に説明する本発明に係る製
造方法および製造装置を用いて製造された歯ブラシAの
1例構成を示すもので、この第1の例の歯ブラシAは、
後述する1次成形樹脂からなる棒状の歯ブラシハンドル
部10と、この歯ブラシハンドル部10の先端側に首部
11を介して延設形成されたブラシヘッド部12と、該
ブラシヘッド部12に複数設けられた植毛穴に植設され
た毛束を備えて構成されている。ここで用いられる1次
成形樹脂は、ポリプロピレン、ABS樹脂、AS樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、アクリル樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリオキシメチ
レン樹脂、ポリアミド樹脂などからなる。
【0018】前記ブラシヘッド部12は、その長さ方向
中央部に首部11を延長するように設けられた前述の1
次成形樹脂からなる基幹部15と、該基幹部15の幅方
向両側と裏側(図1における裏側)を囲むように成形さ
れて前記1次成形樹脂よりも軟質の2次成形樹脂(例え
ばエラストマー)からなるクッション部16と、前記ク
ッション部16の表面側に植毛穴17aを位置させて前
記クッション部16に埋設された有底円筒型あるいはカ
ップ型の植毛受部17と、該植毛受部17に植え込まれ
た毛束18とを具備して構成されている。ここで用いら
れる2次成形樹脂としてのエラストマーは、オレフィン
系、スチレン系、塩化ビニル系、ポリエステル系、ポリ
アミド系などの樹脂があり、歯ブラシに要求される人体
への安全性や、廃棄処理容易性、1次成形材料との相溶
性、成形しやすさ、などの面から最近ではオレフィン系
エラストマーが好適に用いられている。また、前記植毛
受部17と前記基幹部15との間のクッション部16内
に切断状態のブリッジ部26がその一側を前記植毛受部
17に接続しその他側を前記基幹部15に接続して設け
られている。
【0019】更に詳細には、首部11に連続形成された
基幹部15において首部11側の部分は図1に示す平面
略扇形の幅広の支持端部20とされ、この支持端部20
に連続形成された部分が棒状の細長い本体部21とさ
れ、この本体部21の先端側には略扇形の幅広の支持先
端部22が形成され、本体部21の周囲であって支持端
部20と支持先端部22とに挟まれた部分に前述の2次
成形樹脂(例えばエラストマー)からなるクッション部
16が本体部21をその幅方向両側から挟むように、か
つ、支持端部20と支持先端部21の間に位置してこれ
らに接するように形成されている。即ち、基幹部15と
クッション部16は互いに接する横面で溶着により一体
化されている。前記本体部21の表面側には一列に並ん
で所定の間隔で植毛穴23が複数(図面では8個)形成
され、更に支持先端部22の表面側にも複数(図面では
3個)の植毛穴23が形成され、各植毛穴23に毛束2
5が植え付けられている。これらの毛束23は、平線を
植毛穴23に挿入することによって固定された構造、あ
るいは、平線を使用することなく、毛束23を熱溶着、
もしくは、インモールド成形された構造のいずれの構造
でも良い。
【0020】次に、前記本体部21の幅方向両側であっ
て、クッション部16の内部には、有底円筒型の植毛受
部17が複数(図面では6個ずつ)整列状態で埋設さ
れ、これらに毛束18が植え込まれている。これらの植
毛受部17は毛束18を埋込んだ側の開口部をクッショ
ン部16の表面部分に露出させて配列され、植毛受部1
7の側面(クッション部16の内部に埋込まれた部分に
おいて本体部21側の側面)には切断状態のブリッジ部
26の一側が接続されるとともに、切断状態のブリッジ
部26の他端側は本体部21の側面に接続されている。
なお、前記植毛受部17はこの実施形態では有底円筒状
に形成されているが、有底の角筒型や楕円筒型等、その
他のいずれの形状でも差し支えない。
【0021】この切断状態のブリッジ部26はこの実施
形態の歯ブラシAを後述する如く製造する場合にその途
中工程で切断されたものであるが、製造工程の初期にお
いては一体に接続されていた部分である。また、このブ
リッジ部26の直径は好ましくは植毛受部17の内径よ
りも小さく、後述する2次成形樹脂の射出成形時に2次
成形樹脂の溶融温度と射出圧力によって容易に切断され
る程度の直径に形成されている。
【0022】次に、前述の構成の歯ブラシAを製造する
方法の一例について説明する。前述の構造の歯ブラシA
を製造するためには、例えば、図3に示す構造の金型装
置を用いる。図3に示す金型装置Bは、歯ブラシの輪郭
を形取りした成形キャビティ30を形成するための上型
(可動金型)31および下型(固定金型)32と、これ
らを支持する金型本体部29から構成されている。前記
上型31の上側には、樹脂の射出用のスプール33が形
成された固定盤34が設けられている。この固定盤34
の上側には、図面では省略したが溶融樹脂の射出機構が
形成され、前記スプール33を介して成形キャビティ3
0に溶融状態の樹脂を射出できるように構成されてい
る。前記下型32の下側には、上部支持型板36と上部
型板37と下部支持型板38と下部型板39と下部支持
盤35が設けられている。また、前記上型31は交換自
在とされている。更に下部支持型板38と下部型板39
が上部型板37との間に空間をあけて上下移動自在に、
下部支持盤35が上下移動自在にそれぞれ構成されてい
る。これら下部支持型板38および下部型板39と下部
支持盤35とを個々に上下移動させる構造は図面では省
略しているが、油圧シリンダ等の上下移動機構を別途向
けることで実現できる。
【0023】前記歯ブラシAの輪郭を形取りした形状の
成形キャビティ30は、図1に示す構造の歯ブラシAの
ハンドル部1を成形するためのハンドル部キャビティ
(ハンドル部形成側のキャビティ)40と歯ブラシ1の
首部11を成形するための首部キャビティ41とブラシ
ヘッド部12を成形するためのヘッド部キャビティ(ヘ
ッド部形成側のキャビティ)42とから構成されてい
る。そして、ヘッド部キャビティ42の下方の下型32
の下方に位置する上部支持型枠36の内部には、中空部
49が形成され、この中空部49内には上下2枚のブロ
ック50、51が収納されている。これらのブロック5
0、51は両者を貫通して一体化する固定ボルト50A
と、下のブロック51を貫通して上部型板37に挿通固
定される51Aにより一体化された状態で中空部49内
部に固定されている。
【0024】次に、ブロック50とその上の下型32と
を貫通してヘッド部キャビティ42に突出する主植毛ピ
ン43…(図3では記載の簡略化のための2本の主植毛
ピンのみ表示されている。)が設けられている。これら
の主植毛ピン43…は下端にフランジ部を有するもの
で、これらの主植毛ピン43…の上端部43aをヘッド
部キャビティ42の内部に位置させることでその周囲に
樹脂が射出された場合に主植毛ピン43…の先端位置に
本体部21の植毛穴23…あるいは、支持先端部22の
植毛穴23…を形成するためのものである。従ってこれ
らの主植毛ピン43…は、ブラシヘッド部12の本体部
21と支持先端部22の植毛穴23の形成位置に位置が
合うようにヘッド部キャビティ42に対して整列配置さ
れている。
【0025】前記主植毛ピン43…において、ブラシヘ
ッド部12の本体部21を形成するために一列配置され
た主植毛ピン43…の両側(成形キャビティ30の幅方
向両側、即ち、図3の紙面裏側と表側)には、下部型板
39と下部支持型板38と上部型板37とブロック5
1、50と上部支持型板36と固定金型32とを上下に
貫通してヘッド部キャビティ42に突出する副植毛ピン
52が複数設けられ、更にこれらの各副植毛ピン52の
周囲を覆う筒形のエジェクタピン54が設けられてい
る。これらの副植毛ピン52…は、先の各植毛ピン43
…の両側に位置して植毛ピン43を挟むように配置され
るが、図3と図4ではこの状態を簡略化して記載するた
めに植毛ピン45を1本のみ記載している。また、図3
と図4に示す植毛ピン43…の列と植毛ピン52…の列
は実際には同一面位置に存在するのではなく、図の紙面
奥行き方向にずれて配置されているが、図3と図4では
説明の簡略化のために同一面位置に並べて記載した。
【0026】前記副植毛ピン52はその上端部52aを
ヘッド部キャビティ42の内部(正確にはヘッド部キャ
ビティ42の植毛受部形成位置)に突出させ、その下端
部52bを下部支持盤35の上面に接触させた状態で配
置され、前記エジェクタピン54はその上端部54aを
ヘッド部キャビティ42の底面位置(正確にはヘッド部
キャビティ42の植毛受部形成位置の下方)に位置さ
せ、その下端部54bを下部型板39の上面に接触させ
た状態で配置されている。この構造によれば、下部支持
型板38と下部型板39とを上昇させることで副植毛ピ
ン52の位置を変えることなくエジェクタピン54のみ
を突き上げることができるように構成されている。
【0027】また、前記主植毛ピン43…とは別個にハ
ンドル部キャビティ40の底面位置と首部キャビティ4
1の底面位置に到達するように、下部支持型板38と上
部型板37と上部支持型板36と下型32とを貫通して
上下に伸びる突出ピン46、47が設けられている。
【0028】図1と図2に示す構造の歯ブラシAを製造
するには、まず、図3と図4に示す金型装置Bに対して
射出成形機からスプール33を介してキャビティ30に
1次成形樹脂を射出する。ここで用いる1次成形樹脂と
して、融点165〜176℃のポリプロピレン等の先に
説明した1次成形樹脂を用いることができる。この1次
成形樹脂の射出によりキャビティ30の内部に図5に示
す状態の1次成形品Cを得ることができる。即ち、ハン
ドル部10と首部11とを有するとともに、ヘッド部1
2において支持基端部20と本体部21と支持先端部2
2とを有し、更に本体部21の両側に切断されていない
状態のブリッジ部26を介して延設された有底円筒状の
植毛受部17を複数(図面では12個)有する1次成形
品Cを得ることができる。この1次成形品Cを得た状態
では、図4に示す植毛ピン43…の先端部43aが各植
毛穴23に挿入されて本体部21および支持先端部22
を支持するとともに、植毛ピン45…の先端部45aが
各植毛穴17aに挿入されて各植毛受部17…を支持し
ている。
【0029】1次成形品を得たならば、次に、上型31
を他の2次成形用の上型と交換し、ヘッド部12の本体
部15の周囲部分に2次成形樹脂を射出成形する。ここ
で用いる2次成形樹脂とは先の1次成形樹脂よりも融点
が低いエラストマーなどの樹脂を用いる。更にここで用
いる2次成形樹脂として1次成形樹脂とは異なる配色の
ものを用いることが好ましい。2次成形樹脂を射出して
いる途中の状態を図6に示す。この2次成形樹脂を射出
する場合、細いブリッジ部26は2次成形樹脂の熱と圧
力の作用によって切断されて本体部21と植毛受部17
は分離されるが、この状態において植毛受部17…は植
毛ピン45…の先端部45aが支持しているのでヘッド
部キャビティ42の内部で射出成形時に流されて移動し
てしまうことはない。
【0030】2次成形樹脂の射出成形が終了したなら
ば、上型31を下型32から離し、下部型板39を上昇
させることで突出ピン46、47により歯ブラシハンド
ル部10と首部11とを突き出すと同時に、副植毛ピン
52の先端部52aによって支持されている植毛受部1
7を突き出すことで、2次成形品を金型Bから離型する
ことができる。この後、2次成形品の植毛穴17a…、
植毛穴23…に毛束を植毛することで図1あるいは図2
に示す構造の歯ブラシAを得ることができる。ここで行
う植毛処理は、従来技術において説明した如き平線8を
用いた固定方法でもインモールド成形法でも差し支えな
い。
【0031】前述の製造方法によれば、2次成形樹脂の
射出時の熱と圧力によってブリッジ部26を切断するの
で、植毛受部17を本体部21から分離し、軟質のクッ
ション部16の内部で軟質のクッション部のみで植毛受
部17を支持した構造の歯ブラシAを得ることができ
る。これにより、軟質のクッション部16のみで支持さ
れた柔軟性が高められた毛束18…を備えた歯ブラシA
を得ることができる。
【0032】また、2次成形樹脂を金型の成形キャビテ
ィに射出成形してブリッジ部26を切断する場合、植毛
受部17を金型の植毛ピン45で支持しておくことで植
毛受部17が2次成形樹脂の射出圧力で分散して不揃い
になることを防止できる。
【0033】図1に示すように構成された歯ブラシA
は、通常の歯ブラシと同様に歯磨きのために使用する。
この歯ブラシAにおいてブラシヘッド部12の本体部2
1と支持先端部22に植え込まれた毛束25…は硬質の
1次成形樹脂からなる本体部15と支持先端部21に支
持されているので比較的高い剛性を有する。これに対し
てクッション部16に埋設された植毛受部17に植え込
まれた毛束18…は、それを支持するブリッジ部26が
切断されているとともに、1次成形樹脂よりも軟質のク
ッション部16でのみ囲まれて支持され、植毛受部17
が揺動性を有しているので、先の毛束25…よりも高い
柔軟性が付与されている。
【0034】従って1本の歯ブラシAにおいて剛性の高
い毛束25…と柔軟性の高い毛束18…を有しているの
で、これらを使い分けて歯磨きと歯茎のマッサージを好
適に行うことができ、歯磨き時の清掃性を向上させるこ
とができる。また、ブラシヘッド部12の支持先端部2
2側に剛性の高い毛束13を配置しているので、ヘッド
部12の支持先端部22側の毛束25…を用いて奥歯を
磨く際に奥歯の奥側まで毛束25を容易に到達させて歯
磨きすることができる。更に、クッション部16を構成
する2次成形樹脂を着色樹脂として、その他の部分を構
成する1次成形樹脂と異なる配色とすることで、歯ブラ
シAの美観を高めて商品イメージを向上させる効果を得
ることもできる。
【0035】なお、本実施形態においては、本発明を歯
ブラシに適用した形態について説明したが、本発明を歯
ブラシ以外のブラシ製品、例えば、ヘアーブラシ等に適
用できるのは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の製造方法お
よび装置によれば、毛束が植え込まれたブラシヘッド部
の基幹部とは別個にブリッジ部を介して植毛受部が設け
られた構造の歯ブラシを金型を用いた射出成形により製
造し、金型から離型する場合、ブラシハンドル部を突出
ピンで突き出すと同時に、ブラシヘッド部の植毛受部を
エジェクタピンで突き出すことで、金型から成形品を離
型することを容易かつ確実に行うことができる。また、
ブラシヘッド部を確実に金型から離型できるので、主植
毛ピンと副植毛ピンを用いて構成する植毛穴を有するブ
ラシヘッド部を欠陥なく成形できる。
【0037】更に本発明において、基幹部から切断状態
としたブリッジ部に接続された植毛受部をクッション部
で囲んだ構造であり、植毛受部を軟質の2次成形樹脂製
のクッション部のみで支持している構造の歯ブラシを製
造すると、植毛受部に取り付られた毛束に対して毛束自
信の柔軟性に加え、クッション部の柔軟性も加わった状
態で変形性を付与できる結果、毛束の変形性が向上し、
歯磨き時の清掃性を向上させたブラシを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る製造方法で得られる歯ブ
ラシの一例を示す平面図。
【図2】 図2は図1に示す歯ブラシのヘッド部を示す
要部断面図。
【図3】 図3は図1に示す歯ブラシを製造するための
本発明に係る製造装置の一例を示す断面図。
【図4】 図4は図3に示す製造装置の一部拡大断面
図。
【図5】 図5は図1に示す歯ブラシを製造する場合に
1次成形樹脂で形成した1次成形品を示す平面図。
【図6】 図6は図1に示す歯ブラシを製造する場合に
ヘッド部の途中まで2次成形樹脂を注入した状態を示す
要部断面図。
【図7】 図7は従来の歯ブラシの一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
A…歯ブラシ、 10…ハンドル部、 11
…首部、12…ヘッド部、 16…クッション
部、 17…植毛受部、17a…植毛穴、 18
…毛束、 20…支持基端部、21…本体
部、 23…植毛穴、 25…毛束、
29…金型本体部、 30…キャビティ、 31
…上型(可動金型)、32…下型(固定金型)、40…
ハンドル部キャビティ、41…首部キャビティ、 42
…ヘッド部キャビティ、43…植毛ピン、 4
6、47…突出ピン、 50、51…ブロック、52…
副植毛ピン、 54…エジェクタピン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシハンドル部と、該ブラシハンドル
    部の先端側に延設形成されたブラシヘッド部と、このブ
    ラシヘッド部に設けられた植毛穴に植設された毛束とを
    備え、前記ブラシヘッド部が、基幹部と、この基幹部の
    表面側に植え込まれた毛束と、前記基幹部の側方側にブ
    リッジ部を介して延設された複数の植毛受部と、前記植
    毛受部の各々に植え込まれた毛束と、前記植毛受部を囲
    むクッション部とを具備したブラシの製造方法であっ
    て、 前記ブラシハンドル部とブラシヘッド部とを成形するた
    めの成形キャビティを可動金型と固定金型とで構成し、
    これらの金型を備えるための本体部を有する金型装置を
    用い、 前記金型本体部に前記固定金型を貫通して前記成形キャ
    ビティのハンドル部形成側に突出自在に突出ピンを設
    け、前記金型本体部に前記固定金型を貫通して前記成形
    キャビティの基幹部形成側に突出自在に主植毛ピンを設
    け、更に前記金型本体部に前記固定金型を貫通して前記
    成形キャビティの植毛受部形成側に突出自在な副植毛ピ
    ンと該副植毛ピンに隣接するエジェクタピンとを設け、 前記成形キャビティに対して樹脂の射出を行ってブラシ
    ハンドル部とブラシヘッド部を成形した後、ブラシハン
    ドル部とブラシヘッド部を金型から分離する際、前記ブ
    ラシハンドル部を突出ピンで型抜きすると同時に、前記
    エジェクタピンで前記植毛受部を突き出すことを特徴と
    するブラシの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ブラシハンドル部と前記ブラシヘッ
    ド部の基幹部とブリッジ部と植毛受部を1次成形樹脂か
    ら形成し、前記クッション部を前記1次成形樹脂よりも
    軟質の2次成形樹脂から形成する場合、 前記成形キャビティに対して1次成形樹脂の射出を行っ
    て前記ブラシハンドル部と前記ブラシヘッド部の基幹部
    とブリッジ部と植毛受部を成形した後、可動金型を交換
    し、前記植毛ピンで前記植毛受部を支持した状態で2次
    成形樹脂の射出を行って前記植毛受部を囲むクッション
    部を成形し、この後に前記ブラシハンドル部とブラシヘ
    ッド部を金型から分離する際、前記ブラシハンドル部を
    前記突出ピンで型抜きすると同時に前記植毛ピンを植毛
    受部から抜き、同時に前記エジェクタピンで植毛受部を
    突き出すことを特徴とする請求項1記載のブラシの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記2次成形樹脂の射出によって1次成
    形樹脂製のブリッジ部を切断しながら植毛受部を2次成
    形樹脂で囲んで固定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のブラシの製造方法。
  4. 【請求項4】 ブラシハンドル部と、該ブラシハンドル
    部の先端側に延設形成されたブラシヘッド部と、このブ
    ラシヘッド部に設けられた植毛穴に植設された毛束とを
    備え、前記ブラシヘッド部が、基幹部と、この基幹部の
    表面側に植え込まれた毛束と、前記基幹部の側方側にブ
    リッジ部を介して延設された複数の植毛受部と、前記植
    毛受部の各々に植え込まれた毛束と、前記植毛受部を囲
    むクッション部を具備したブラシを製造する装置であっ
    て、 前記ブラシハンドル部とブラシヘッド部を成形するため
    の成形キャビティを構成する可動金型および固定金型
    と、これらの金型を備えた本体部とを具備してなり、 前記本体部に前記成形キャビティのブラシハンドル部形
    成側に突出自在に突出ピンを設け、前記本体部に前記成
    形キャビティのブラシヘッド部の基幹部形成側に突出自
    在に主植毛ピンを設け、更に前記本体部に前記成形キャ
    ビティのブラシヘッド部の植毛受部形成側に突出自在な
    副植毛ピンと該副植毛ピンに隣接して設けられるエジェ
    クタピンとを設け、前記副植毛ピンとは別個に前記エジ
    ェクタピンを前記成形キャビティ側に突出自在に設けた
    ことを特徴とするブラシの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記突出ピンとエジェクタピンと主植毛
    ピンと副植毛ピンを上下方向に向けて前記固定金型と前
    記本体部を貫通するように配置し、前記エジェクタピン
    の下端部よりも前記植毛ピンの下端部を下方に延設し、
    前記本体部に前記エジェクタピンと前記突出ピンを一括
    して突き上げるための可動盤を設けるとともに、前記植
    毛ピンの下部側を前記可動盤に貫通させることで前記植
    毛ピンとは別個に前記エジェクタピンと前記突出ピンを
    前記可動盤により突出自在としたことを特徴とする請求
    項4記載のブラシの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記エジェクタピンを筒形に形成してエ
    ジェクタピンの内側に前記副植毛ピンを移動自在に挿入
    したことを特徴とする請求項4または5記載のブラシの
    製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104494055A (zh) * 2014-12-17 2015-04-08 扬州恒生精密模具有限公司 一种无阶锥形纳米刷头成型模具

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