JP2001224131A - Ａｃアダプタ，情報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッテリ充電制御方法 - Google Patents
Ａｃアダプタ，情報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッテリ充電制御方法Info
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- JP2001224131A JP2001224131A JP2000030441A JP2000030441A JP2001224131A JP 2001224131 A JP2001224131 A JP 2001224131A JP 2000030441 A JP2000030441 A JP 2000030441A JP 2000030441 A JP2000030441 A JP 2000030441A JP 2001224131 A JP2001224131 A JP 2001224131A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ＡＣアダプタの電圧，容量を確認して適正な場
合に充電を行う。 【解決手段】ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ
変換部１１と、ＡＣ／ＤＣ変換部１１から出力されるＤ
Ｃ電源の定格電圧値と定格容量値とを予め定められたア
ドレスに格納している電圧，容量データ記憶部１２とを
備えたＡＣアダプタと、ＡＣアダプタ１が接続されたと
きに、ＡＣアダプタ１に格納されている前記ＤＣ電源の
定格電圧値と定格容量値とを読み出して、ＤＣ電源の定
格電圧値が情報処理装置２の入力電圧として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には次にＡＣアダプタ１の定格容量値
が情報処理装置２の容量として適正かどうかを判断し、
適正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった
場合にはバッテリ２３の充電を可とする情報処理装置２
とを有する。
合に充電を行う。 【解決手段】ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ
変換部１１と、ＡＣ／ＤＣ変換部１１から出力されるＤ
Ｃ電源の定格電圧値と定格容量値とを予め定められたア
ドレスに格納している電圧，容量データ記憶部１２とを
備えたＡＣアダプタと、ＡＣアダプタ１が接続されたと
きに、ＡＣアダプタ１に格納されている前記ＤＣ電源の
定格電圧値と定格容量値とを読み出して、ＤＣ電源の定
格電圧値が情報処理装置２の入力電圧として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には次にＡＣアダプタ１の定格容量値
が情報処理装置２の容量として適正かどうかを判断し、
適正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった
場合にはバッテリ２３の充電を可とする情報処理装置２
とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＡＣアダプタ，情
報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッテリ充電
制御方法に関し、特にＡＣアダプタの電圧，容量が情報
処理装置にとって適正かどうかを確認してバッテリ充電
を制御する、ＡＣアダプタ，情報処理装置，バッテリ充
電制御方式およびバッテリ充電制御方法に関する。
報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッテリ充電
制御方法に関し、特にＡＣアダプタの電圧，容量が情報
処理装置にとって適正かどうかを確認してバッテリ充電
を制御する、ＡＣアダプタ，情報処理装置，バッテリ充
電制御方式およびバッテリ充電制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、情報処理装置、特にパーソナルコ
ンピュータ等に対する電源供給は、ＡＣアダプタや内蔵
バッテリにより行うのが一般的であり、内蔵バッテリへ
の充電はＡＣアダプタの出力電圧により行われている。
近年、パーソナルコンピュータ本体等とＡＣアダプタと
の接続コネクタが標準化されようとしており、これによ
り、パーソナルコンピュータ本体に複数種類のＡＣアダ
プタが接続可能となる。このため、パーソナルコンピュ
ータ本体側としては、接続されたＡＣアダプタがそのパ
ーソナルコンピュータに適したものか否かを判断し、適
したものであったことを確認した後に、パーソナルコン
ピュータのバッテリの充電を可とするような制御を行う
必要がでてくる。
ンピュータ等に対する電源供給は、ＡＣアダプタや内蔵
バッテリにより行うのが一般的であり、内蔵バッテリへ
の充電はＡＣアダプタの出力電圧により行われている。
近年、パーソナルコンピュータ本体等とＡＣアダプタと
の接続コネクタが標準化されようとしており、これによ
り、パーソナルコンピュータ本体に複数種類のＡＣアダ
プタが接続可能となる。このため、パーソナルコンピュ
ータ本体側としては、接続されたＡＣアダプタがそのパ
ーソナルコンピュータに適したものか否かを判断し、適
したものであったことを確認した後に、パーソナルコン
ピュータのバッテリの充電を可とするような制御を行う
必要がでてくる。
【０００３】なお、従来のバッテリ充電制御方式の一例
として、特許第２７８０７０１号公報に記載のソフトウ
ェア通知式バッテリ充電方式がある。図３は、この実施
の形態の構成を示すブロック図であり、ＡＣアダプタ３
とこのＡＣアダプタ３が接続された情報処理装置本体４
とから構成されている。情報処理装置本体４の論理部４
３１は、ＡＣアダプタ種別判別キー５２を通じてＡＣア
ダプタ３の電源容量を判別するとともに、各装置（Ｉ／
Ｏ部）４３２の動作状況と各装置（Ｉ／Ｏ部）４３２の
消費電力値を格納しているデータベース４３３とを参照
して情報処理装置本体４全体の消費電力値を算出し、Ａ
Ｃアダプタ３の電源容量が算出された消費電力値よりも
充分大である場合に、充電許可通知信号５３をチャージ
ャー４１１に通知し、バッテリ４２の充電を開始させて
いる。
として、特許第２７８０７０１号公報に記載のソフトウ
ェア通知式バッテリ充電方式がある。図３は、この実施
の形態の構成を示すブロック図であり、ＡＣアダプタ３
とこのＡＣアダプタ３が接続された情報処理装置本体４
とから構成されている。情報処理装置本体４の論理部４
３１は、ＡＣアダプタ種別判別キー５２を通じてＡＣア
ダプタ３の電源容量を判別するとともに、各装置（Ｉ／
Ｏ部）４３２の動作状況と各装置（Ｉ／Ｏ部）４３２の
消費電力値を格納しているデータベース４３３とを参照
して情報処理装置本体４全体の消費電力値を算出し、Ａ
Ｃアダプタ３の電源容量が算出された消費電力値よりも
充分大である場合に、充電許可通知信号５３をチャージ
ャー４１１に通知し、バッテリ４２の充電を開始させて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術においては、次のような問題があった。
の技術においては、次のような問題があった。
【０００５】第１の問題点は、情報処理装置本体４にＡ
Ｃアダプタ３が接続された場合に、ＡＣアダプタ３のＤ
Ｃ電源電圧値の判別を行っていないため、充電や電源部
４１の入力電圧として適さない電圧のＡＣアダプタが誤
って接続されても、そのまま電源部４１に接続してしま
いバッテリの充電を行ってしまうことである。また、こ
のとき、電圧が異なる不適正なＡＣアダプタであること
をユーザに知らせる手段を有していないことである。
Ｃアダプタ３が接続された場合に、ＡＣアダプタ３のＤ
Ｃ電源電圧値の判別を行っていないため、充電や電源部
４１の入力電圧として適さない電圧のＡＣアダプタが誤
って接続されても、そのまま電源部４１に接続してしま
いバッテリの充電を行ってしまうことである。また、こ
のとき、電圧が異なる不適正なＡＣアダプタであること
をユーザに知らせる手段を有していないことである。
【０００６】第２の問題点は、情報処理装置本体４にＡ
Ｃアダプタ３が接続された場合に、ＡＣアダプタ３の電
源容量の判別は行っているものの、その電源容量が情報
処理装置本体４用として適正なものかどうかを判断して
不適正な場合はユーザに警告するといった手段を講じて
いないことである。
Ｃアダプタ３が接続された場合に、ＡＣアダプタ３の電
源容量の判別は行っているものの、その電源容量が情報
処理装置本体４用として適正なものかどうかを判断して
不適正な場合はユーザに警告するといった手段を講じて
いないことである。
【０００７】第３の問題点は、ＡＣアダプタの接続コネ
クタの標準化により、既存の情報処理装置本体４に接続
可能なＡＣアダプタが新たに開発され接続された場合、
そのＡＣアダプタの種別判別キーを判断するためには、
情報処理装置本体４の論理部４３１において、新たな種
別判別キーの判断のためのデータ追加等による改版が必
要になることである。
クタの標準化により、既存の情報処理装置本体４に接続
可能なＡＣアダプタが新たに開発され接続された場合、
そのＡＣアダプタの種別判別キーを判断するためには、
情報処理装置本体４の論理部４３１において、新たな種
別判別キーの判断のためのデータ追加等による改版が必
要になることである。
【０００８】本発明は、以上の問題を解決するＡＣアダ
プタ，情報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッ
テリ充電制御方法を目的としている。
プタ，情報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッ
テリ充電制御方法を目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のＡＣアダプタ
は、情報処理装置にＤＣ電源を供給するＡＣアダプタで
あって、ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換
部と、前記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力されるＤＣ電源の
定格電圧値と定格電源容量値とを予め定められたアドレ
スに格納している電圧，容量データ記憶部とを有するこ
とを特徴とする。
は、情報処理装置にＤＣ電源を供給するＡＣアダプタで
あって、ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換
部と、前記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力されるＤＣ電源の
定格電圧値と定格電源容量値とを予め定められたアドレ
スに格納している電圧，容量データ記憶部とを有するこ
とを特徴とする。
【００１０】本発明の第１の情報処理装置は、充電可能
なバッテリを備え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供給さ
れる情報処理装置であって、前記ＡＣアダプタが接続さ
れたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値を読み出して、前記ＤＣ電源の定格
電圧値が前記情報処理装置の入力電圧として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行うこ
とを特徴とする。
なバッテリを備え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供給さ
れる情報処理装置であって、前記ＡＣアダプタが接続さ
れたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値を読み出して、前記ＤＣ電源の定格
電圧値が前記情報処理装置の入力電圧として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行うこ
とを特徴とする。
【００１１】本発明の第２の情報処理装置は、充電可能
なバッテリを備え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供給さ
れる情報処理装置であって、前記ＡＣアダプタが接続さ
れたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを読み出して、
前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電
圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合に
は警告表示を行い、適正であった場合には次に前記定格
電源容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には前記バッテリの充電を可とするこ
とを特徴とする。
なバッテリを備え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供給さ
れる情報処理装置であって、前記ＡＣアダプタが接続さ
れたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを読み出して、
前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電
圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合に
は警告表示を行い、適正であった場合には次に前記定格
電源容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には前記バッテリの充電を可とするこ
とを特徴とする。
【００１２】本発明の第３の情報処理装置は、充電可能
なバッテリと、前記バッテリの充電制御を行うチャージ
ャーと、装置に入力されたＤＣ電源を基に装置内部の各
回路に供給するＤＣ電圧を生成するＤＣ／ＤＣ変換部
と、前記ＤＣ電源の入力端子と前記チャージャーおよび
前記ＤＣ／ＤＣ変換部との間に設けられたスイッチと、
装置内部の電源制御を行う電源コントローラ部とを備
え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供給される情報処理装
置であって、前記電源コントローラ部は、前記ＡＣアダ
プタが接続されたときに、前記ＡＣアダプタに格納され
ている前記ＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを
読み出して記憶し、前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情
報処理装置の入力電圧として適正かどうかを判断し、適
正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった場
合には前記スイッチをＯＮして前記ＤＣ電源を前記チャ
ージャーおよび前記ＤＣ／ＤＣ変換部に接続するととも
に、前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容量とし
て適正かどうかを判断し、適正でなかった場合には警告
表示を行い、適正であった場合には前記チャージャーに
前記バッテリの充電を許可する通知を行うことを特徴と
する。
なバッテリと、前記バッテリの充電制御を行うチャージ
ャーと、装置に入力されたＤＣ電源を基に装置内部の各
回路に供給するＤＣ電圧を生成するＤＣ／ＤＣ変換部
と、前記ＤＣ電源の入力端子と前記チャージャーおよび
前記ＤＣ／ＤＣ変換部との間に設けられたスイッチと、
装置内部の電源制御を行う電源コントローラ部とを備
え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供給される情報処理装
置であって、前記電源コントローラ部は、前記ＡＣアダ
プタが接続されたときに、前記ＡＣアダプタに格納され
ている前記ＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを
読み出して記憶し、前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情
報処理装置の入力電圧として適正かどうかを判断し、適
正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった場
合には前記スイッチをＯＮして前記ＤＣ電源を前記チャ
ージャーおよび前記ＤＣ／ＤＣ変換部に接続するととも
に、前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容量とし
て適正かどうかを判断し、適正でなかった場合には警告
表示を行い、適正であった場合には前記チャージャーに
前記バッテリの充電を許可する通知を行うことを特徴と
する。
【００１３】本発明の第４の情報処理装置は、本発明の
第１，第２または第３の情報処理装置において、前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電圧とし
て適正かどうかの判断は、前記ＤＣ電源の定格電圧値が
予め定めた前記バッテリの最低充電電圧値以上で前記情
報処理装置の予め定めた最大許容入力電圧値以下の範囲
にあるかどうかにより行うことを特徴とする。
第１，第２または第３の情報処理装置において、前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電圧とし
て適正かどうかの判断は、前記ＤＣ電源の定格電圧値が
予め定めた前記バッテリの最低充電電圧値以上で前記情
報処理装置の予め定めた最大許容入力電圧値以下の範囲
にあるかどうかにより行うことを特徴とする。
【００１４】本発明の第５の情報処理装置は、本発明の
第２または第３の情報処理装置において、前記定格電源
容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどうかの
判断は、前記定格電源容量値が前記情報処理装置の駆動
中の電力値と予め定めた前記バッテリの最低充電電力値
との合計値以上であるかどうかにより行うことを特徴と
する。
第２または第３の情報処理装置において、前記定格電源
容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどうかの
判断は、前記定格電源容量値が前記情報処理装置の駆動
中の電力値と予め定めた前記バッテリの最低充電電力値
との合計値以上であるかどうかにより行うことを特徴と
する。
【００１５】本発明の第１のバッテリ充電制御方式は、
充電可能なバッテリを備えた情報処理装置と、この情報
処理装置に接続されるＡＣアダプタとを有するバッテリ
充電制御方式であって、ＡＣ電源をＤＣ電源に変換する
ＡＣ／ＤＣ変換部と、前記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力さ
れるＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを予め定
められたアドレスに格納している電圧，容量データ記憶
部とを備えたＡＣアダプタと、前記ＡＣアダプタが接続
されたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記
ＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを読み出し
て、前記ＤＣ電源の電圧値が前記情報処理装置の入力電
圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合に
は警告表示を行い、適正であった場合には次に前記定格
電源容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には前記バッテリの充電を可とする情
報処理装置とを有することを特徴とする。
充電可能なバッテリを備えた情報処理装置と、この情報
処理装置に接続されるＡＣアダプタとを有するバッテリ
充電制御方式であって、ＡＣ電源をＤＣ電源に変換する
ＡＣ／ＤＣ変換部と、前記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力さ
れるＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを予め定
められたアドレスに格納している電圧，容量データ記憶
部とを備えたＡＣアダプタと、前記ＡＣアダプタが接続
されたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記
ＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを読み出し
て、前記ＤＣ電源の電圧値が前記情報処理装置の入力電
圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合に
は警告表示を行い、適正であった場合には次に前記定格
電源容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には前記バッテリの充電を可とする情
報処理装置とを有することを特徴とする。
【００１６】本発明の第２のバッテリ充電制御方式は、
本発明の第１のバッテリ充電制御方式において、前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電圧とし
て適正かどうかの判断は、前記ＤＣ電源の定格電圧値が
予め定めた前記バッテリの最低充電電圧値以上で前記情
報処理装置の予め定めた最大許容入力電圧値以下の範囲
にあるかどうかにより行い、前記定格電源容量値が前記
情報処理装置の容量として適正かどうかの判断は、前記
定格電源容量値が前記情報処理装置の駆動中の電力値と
予め定めた前記バッテリの最低充電電力値との合計値以
上であるかどうかにより行うことを特徴とする。
本発明の第１のバッテリ充電制御方式において、前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電圧とし
て適正かどうかの判断は、前記ＤＣ電源の定格電圧値が
予め定めた前記バッテリの最低充電電圧値以上で前記情
報処理装置の予め定めた最大許容入力電圧値以下の範囲
にあるかどうかにより行い、前記定格電源容量値が前記
情報処理装置の容量として適正かどうかの判断は、前記
定格電源容量値が前記情報処理装置の駆動中の電力値と
予め定めた前記バッテリの最低充電電力値との合計値以
上であるかどうかにより行うことを特徴とする。
【００１７】本発明の第３のバッテリ充電制御方式は、
充電可能なバッテリを備えた情報処理装置と、この情報
処理装置に接続されるＡＣアダプタとを有するバッテリ
充電制御方式であって、前記ＡＣアダプタは、ＡＣ電源
をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換部と、前記ＡＣ／
ＤＣ変換部から出力されるＤＣ電源の定格電圧値と定格
電源容量値とを予め定められたアドレスに格納している
電圧，容量データ記憶部とを有し、前記情報処理装置
は、前記ＡＣ／ＤＣ変換部からＤＣ電源を入力されて装
置内部の負荷に供給するＤＣ電圧を生成するＤＣ／ＤＣ
変換部と、前記バッテリの電圧監視，充電電流の設定，
充電時間の設定等の充電制御を行うチャージャーと、前
記ＤＣ電源の入力端子と前記ＤＣ／ＤＣ変換部および前
記チャージャーとの間に設けられたスイッチと、前記Ａ
Ｃ／ＤＣ変換部からＤＣ電源を入力されて電源コントロ
ーラ駆動電圧を生成，出力するレギュレータと、前記Ａ
Ｃアダプタが接続されない場合に前記ＤＣ／ＤＣ変換部
および前記レギュレータに対し電力を供給するバッテリ
と、前記バッテリの定格電圧値，定格容量値，最低充電
電流値や前記ＤＣ／ＤＣ変換部の最大許容入力電圧値，
最小許容入力電圧値等のデータを予め設定，記憶してい
る記憶部と、前記ＡＣアダプタが接続されたときに、前
記ＡＣアダプタに格納されている前記ＤＣ電源の定格電
圧値と定格電源容量値とを読み出して前記記憶部に格納
するとともに、前記記憶部に格納されている各データを
基に前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入
力電圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった場
合には警告表示部に警告表示させ、適正であった場合に
は前記スイッチをＯＮして前記ＤＣ電源を前記チャージ
ャーおよび前記ＤＣ／ＤＣ変換部に接続するとともに、
前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容量として適
正かどうかを、前記記憶部に格納されている各データお
よび前記ＤＣ／ＤＣ変換部の駆動電力値を基に判断し、
適正でなかった場合には前記警告表示部に警告表示さ
せ、適正であった場合には前記チャージャーに前記バッ
テリの充電を許可する通知を行う電源コントローラと、
前記電源コントローラの指示によりユーザに警告を行う
警告表示部とを有することを特徴とする。
充電可能なバッテリを備えた情報処理装置と、この情報
処理装置に接続されるＡＣアダプタとを有するバッテリ
充電制御方式であって、前記ＡＣアダプタは、ＡＣ電源
をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換部と、前記ＡＣ／
ＤＣ変換部から出力されるＤＣ電源の定格電圧値と定格
電源容量値とを予め定められたアドレスに格納している
電圧，容量データ記憶部とを有し、前記情報処理装置
は、前記ＡＣ／ＤＣ変換部からＤＣ電源を入力されて装
置内部の負荷に供給するＤＣ電圧を生成するＤＣ／ＤＣ
変換部と、前記バッテリの電圧監視，充電電流の設定，
充電時間の設定等の充電制御を行うチャージャーと、前
記ＤＣ電源の入力端子と前記ＤＣ／ＤＣ変換部および前
記チャージャーとの間に設けられたスイッチと、前記Ａ
Ｃ／ＤＣ変換部からＤＣ電源を入力されて電源コントロ
ーラ駆動電圧を生成，出力するレギュレータと、前記Ａ
Ｃアダプタが接続されない場合に前記ＤＣ／ＤＣ変換部
および前記レギュレータに対し電力を供給するバッテリ
と、前記バッテリの定格電圧値，定格容量値，最低充電
電流値や前記ＤＣ／ＤＣ変換部の最大許容入力電圧値，
最小許容入力電圧値等のデータを予め設定，記憶してい
る記憶部と、前記ＡＣアダプタが接続されたときに、前
記ＡＣアダプタに格納されている前記ＤＣ電源の定格電
圧値と定格電源容量値とを読み出して前記記憶部に格納
するとともに、前記記憶部に格納されている各データを
基に前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入
力電圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった場
合には警告表示部に警告表示させ、適正であった場合に
は前記スイッチをＯＮして前記ＤＣ電源を前記チャージ
ャーおよび前記ＤＣ／ＤＣ変換部に接続するとともに、
前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容量として適
正かどうかを、前記記憶部に格納されている各データお
よび前記ＤＣ／ＤＣ変換部の駆動電力値を基に判断し、
適正でなかった場合には前記警告表示部に警告表示さ
せ、適正であった場合には前記チャージャーに前記バッ
テリの充電を許可する通知を行う電源コントローラと、
前記電源コントローラの指示によりユーザに警告を行う
警告表示部とを有することを特徴とする。
【００１８】本発明のバッテリ充電制御方法は、充電可
能なバッテリを備えた情報処理装置と、この情報処理装
置に接続されるＡＣアダプタとで構成されるシステムに
おけるバッテリ充電制御方法であって、前記ＡＣアダプ
タが前記情報処理装置に接続されたときに、前記ＡＣア
ダプタから前記ＡＣアダプタのＤＣ電源の定格電圧値と
定格電源容量値とを読み出し、前記定格電圧値が前記情
報処理装置の入力電圧として適正かどうかを判断し、適
正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった場
合には次に前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容
量として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合に
は警告表示を行い、適正であった場合には前記バッテリ
の充電を可とすることを特徴とする。
能なバッテリを備えた情報処理装置と、この情報処理装
置に接続されるＡＣアダプタとで構成されるシステムに
おけるバッテリ充電制御方法であって、前記ＡＣアダプ
タが前記情報処理装置に接続されたときに、前記ＡＣア
ダプタから前記ＡＣアダプタのＤＣ電源の定格電圧値と
定格電源容量値とを読み出し、前記定格電圧値が前記情
報処理装置の入力電圧として適正かどうかを判断し、適
正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった場
合には次に前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容
量として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合に
は警告表示を行い、適正であった場合には前記バッテリ
の充電を可とすることを特徴とする。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態の
構成を示すブロック図であり、ＡＣアダプタ１と、コネ
クタを介してＡＣアダプタ１と接続される情報処理装置
本体２とから構成される。
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態の
構成を示すブロック図であり、ＡＣアダプタ１と、コネ
クタを介してＡＣアダプタ１と接続される情報処理装置
本体２とから構成される。
【００２０】ＡＣアダプタ１は、ＡＣ（交流）商用電源
をＤＣ（直流）電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換部１１
と、ＡＣアダプタ１から出力するＤＣ電源の定格電圧値
とＡＣアダプタ１の定格電源容量値とを予め格納してあ
る電圧，容量データ記憶部１２とを備えている。
をＤＣ（直流）電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換部１１
と、ＡＣアダプタ１から出力するＤＣ電源の定格電圧値
とＡＣアダプタ１の定格電源容量値とを予め格納してあ
る電圧，容量データ記憶部１２とを備えている。
【００２１】情報処理装置本体２は、ＡＣアダプタ１か
らＤＣ電源を入力されて負荷（情報処理装置本体２内部
の各装置，回路等）に供給するＤＣ電圧を生成，出力す
るＤＣ／ＤＣ変換部２１と、バッテリ２３の電圧監視，
充電電流の設定，充電時間の設定等の充電制御を行うチ
ャージャー２２と、情報処理装置本体２に内蔵され、Ａ
Ｃアダプタ１が接続されない場合にＤＣ／ＤＣ変換部２
１およびレギュレータ２４に対し電力を供給するバッテ
リ２３と、ＡＣアダプタ１からＤＣ電源を入力されて電
源コントローラ駆動電圧を生成，出力するレギュレータ
２４と、ＤＣ／ＤＣ変換部２１を制御して情報処理装置
本体２全体の電源管理を行うとともに、電圧，容量デー
タ記憶部１２からＡＣアダプタ１の出力定格電圧値と定
格電源容量値とを読み出して、バッテリ２３の充電制御
を行う電源コントローラ２５と、バッテリ２３の定格電
圧値，定格電源容量値，最低充電電流値やＤＣ／ＤＣ変
換部２１の最大許容入力電圧値等を予め設定，記憶して
いる記憶部２６と、接続されたＡＣアダプタ１が適切な
アダプタでなかった場合に警告を表示する警告表示部２
７とを備えている。
らＤＣ電源を入力されて負荷（情報処理装置本体２内部
の各装置，回路等）に供給するＤＣ電圧を生成，出力す
るＤＣ／ＤＣ変換部２１と、バッテリ２３の電圧監視，
充電電流の設定，充電時間の設定等の充電制御を行うチ
ャージャー２２と、情報処理装置本体２に内蔵され、Ａ
Ｃアダプタ１が接続されない場合にＤＣ／ＤＣ変換部２
１およびレギュレータ２４に対し電力を供給するバッテ
リ２３と、ＡＣアダプタ１からＤＣ電源を入力されて電
源コントローラ駆動電圧を生成，出力するレギュレータ
２４と、ＤＣ／ＤＣ変換部２１を制御して情報処理装置
本体２全体の電源管理を行うとともに、電圧，容量デー
タ記憶部１２からＡＣアダプタ１の出力定格電圧値と定
格電源容量値とを読み出して、バッテリ２３の充電制御
を行う電源コントローラ２５と、バッテリ２３の定格電
圧値，定格電源容量値，最低充電電流値やＤＣ／ＤＣ変
換部２１の最大許容入力電圧値等を予め設定，記憶して
いる記憶部２６と、接続されたＡＣアダプタ１が適切な
アダプタでなかった場合に警告を表示する警告表示部２
７とを備えている。
【００２２】なお、スイッチＳＷは、接続されたＡＣア
ダプタ１が適正であると電源コントローラ２５が判断し
たときにＯＮされ、ＡＣアダプタ１のＤＣ電源をＤＣ／
ＤＣ変換部２１およびチャージャー２２に接続する。
ダプタ１が適正であると電源コントローラ２５が判断し
たときにＯＮされ、ＡＣアダプタ１のＤＣ電源をＤＣ／
ＤＣ変換部２１およびチャージャー２２に接続する。
【００２３】また、情報処理装置本体２としては、ＡＣ
アダプタとの接続コネクタの標準化，共通化により、様
々な電圧，容量を持ったＡＣアダプタが接続されること
を想定し、レギュレータ２４の許容入力電圧範囲はこれ
ら異なった電圧のＡＣアダプタにも対応できるよう考慮
されている。なお、ＤＣ／ＤＣ変換部２１やチャージャ
ー２２については、電源コントローラ２５によりＡＣア
ダプタ１のＤＣ電圧が適正と判断された後にスイッチＳ
ＷによってＤＣ電源を接続されるため、許容入力電圧範
囲を特別に広くとる必要はない。
アダプタとの接続コネクタの標準化，共通化により、様
々な電圧，容量を持ったＡＣアダプタが接続されること
を想定し、レギュレータ２４の許容入力電圧範囲はこれ
ら異なった電圧のＡＣアダプタにも対応できるよう考慮
されている。なお、ＤＣ／ＤＣ変換部２１やチャージャ
ー２２については、電源コントローラ２５によりＡＣア
ダプタ１のＤＣ電圧が適正と判断された後にスイッチＳ
ＷによってＤＣ電源を接続されるため、許容入力電圧範
囲を特別に広くとる必要はない。
【００２４】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図１および図２を参照して詳細に説明する。図２は、
本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
て図１および図２を参照して詳細に説明する。図２は、
本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【００２５】まず、ＡＣアダプタ１が情報処理装置本体
２にコネクタ接続されると、ＡＣアダプタ１のＡＣ／Ｄ
Ｃ変換部１１からＤＣ電源がレギュレータ２４に供給さ
れ、レギュレータ２４の出力電圧が電源コントローラ２
５に駆動電源として供給される。電源コントローラ２５
は、例えばコネクタのＩＯポートがハイレベルになった
こと等により、ＡＣアダプタ１が接続されたことを認識
する。（図２のステップＳ１）。
２にコネクタ接続されると、ＡＣアダプタ１のＡＣ／Ｄ
Ｃ変換部１１からＤＣ電源がレギュレータ２４に供給さ
れ、レギュレータ２４の出力電圧が電源コントローラ２
５に駆動電源として供給される。電源コントローラ２５
は、例えばコネクタのＩＯポートがハイレベルになった
こと等により、ＡＣアダプタ１が接続されたことを認識
する。（図２のステップＳ１）。
【００２６】ＡＣアダプタ１の接続を認識した電源コン
トローラ２５は、ＡＣアダプタ１の電圧，容量データ記
憶部１２にアクセスし、予め定められたアドレスに格納
されているＡＣアダプタ１の定格電源容量値（Ｂ）とＤ
Ｃ電源の定格電圧値（Ａ）とを読み出す。そして、読み
出されたこれらのデータを記憶部２６に記憶する（ステ
ップＳ２）。
トローラ２５は、ＡＣアダプタ１の電圧，容量データ記
憶部１２にアクセスし、予め定められたアドレスに格納
されているＡＣアダプタ１の定格電源容量値（Ｂ）とＤ
Ｃ電源の定格電圧値（Ａ）とを読み出す。そして、読み
出されたこれらのデータを記憶部２６に記憶する（ステ
ップＳ２）。
【００２７】次に、バッテリ２３の充電を行うにあた
り、最低限必要な充電電圧値（最低充電電圧値，Ｃ）を
算出する。算出にあたっては、電源コントローラ２５
は、まず記憶部２６を参照してバッテリ２３の定格電圧
値を読み出し、例えば定格電圧値×１．２等の予め定め
た計算式により算出する。また、電源コントローラ２５
は、記憶部２６を参照してＤＣ／ＤＣ変換部２１の最大
許容入力電圧値（Ｄ）を読み出す（ステップＳ３）。
り、最低限必要な充電電圧値（最低充電電圧値，Ｃ）を
算出する。算出にあたっては、電源コントローラ２５
は、まず記憶部２６を参照してバッテリ２３の定格電圧
値を読み出し、例えば定格電圧値×１．２等の予め定め
た計算式により算出する。また、電源コントローラ２５
は、記憶部２６を参照してＤＣ／ＤＣ変換部２１の最大
許容入力電圧値（Ｄ）を読み出す（ステップＳ３）。
【００２８】次に、電源コントローラ２５は、接続され
たＡＣアダプタ１の電圧値が適正であるかのチェックと
して、ステップＳ２で取得したＡＣアダプタ１の電圧値
（Ａ）と、ステップＳ３で算出した最低充電電圧値
（Ｃ），ステップＳ３で取得したＤＣ／ＤＣ変換部２１
の最大許容入力電圧値（Ｄ）との比較を行う（ステップ
Ｓ４）。
たＡＣアダプタ１の電圧値が適正であるかのチェックと
して、ステップＳ２で取得したＡＣアダプタ１の電圧値
（Ａ）と、ステップＳ３で算出した最低充電電圧値
（Ｃ），ステップＳ３で取得したＤＣ／ＤＣ変換部２１
の最大許容入力電圧値（Ｄ）との比較を行う（ステップ
Ｓ４）。
【００２９】ステップＳ４における比較の結果、Ｄ≧Ａ
≧Ｃでなかった場合、すなわち、ＡＣアダプタ１の電圧
値（Ａ）がＤＣ／ＤＣ変換部２１の最大許容入力電圧値
（Ｄ）以下でバッテリ２３の最低充電電圧値（Ｃ）以上
の範囲から外れていた場合は、電源コントローラ２５
は、この情報処理装置本体２には適さない電圧のＡＣア
ダプタ１であると判断し（ステップＳ５）、警告表示部
２７によりユーザーに対し警告表示を行う。なお、警告
表示手段については警告用ＬＥＤ（発光ダイオード）等
を設けて点灯させるようにしてもよいし、メッセージ表
示等の他の警告手段であってもよい（ステップＳ６）。
≧Ｃでなかった場合、すなわち、ＡＣアダプタ１の電圧
値（Ａ）がＤＣ／ＤＣ変換部２１の最大許容入力電圧値
（Ｄ）以下でバッテリ２３の最低充電電圧値（Ｃ）以上
の範囲から外れていた場合は、電源コントローラ２５
は、この情報処理装置本体２には適さない電圧のＡＣア
ダプタ１であると判断し（ステップＳ５）、警告表示部
２７によりユーザーに対し警告表示を行う。なお、警告
表示手段については警告用ＬＥＤ（発光ダイオード）等
を設けて点灯させるようにしてもよいし、メッセージ表
示等の他の警告手段であってもよい（ステップＳ６）。
【００３０】ステップＳ４における比較の結果、Ｄ≧Ａ
≧Ｃであった場合は、電源コントローラ２５は、接続さ
れたＡＣアダプタ１は適正であると判断し、図１のスイ
ッチＳＷをＯＮさせる。このスイッチＳＷのＯＮによ
り、ＡＣアダプタ１のＤＣ電源がＤＣ／ＤＣ変換部２１
およびチャージャー２２に供給される（ステップＳ
７）。
≧Ｃであった場合は、電源コントローラ２５は、接続さ
れたＡＣアダプタ１は適正であると判断し、図１のスイ
ッチＳＷをＯＮさせる。このスイッチＳＷのＯＮによ
り、ＡＣアダプタ１のＤＣ電源がＤＣ／ＤＣ変換部２１
およびチャージャー２２に供給される（ステップＳ
７）。
【００３１】次に、電源コントローラ２５は、ＡＣアダ
プタ１の電源容量のチェックのために、情報処理装置本
体２が駆動しているか、すなわちＤＣ／ＤＣ変換部２１
から負荷に電力が供給されているかのチェックを行う
（ステップＳ８）。
プタ１の電源容量のチェックのために、情報処理装置本
体２が駆動しているか、すなわちＤＣ／ＤＣ変換部２１
から負荷に電力が供給されているかのチェックを行う
（ステップＳ８）。
【００３２】ステップＳ８において、情報処理装置本体
２が駆動中であった場合、電源コントローラ２５は、駆
動している情報処理装置本体２の駆動電力値（Ｅ）を算
出する。この場合、ＤＣ／ＤＣ変換部２１から電流値ま
たは電流値と電圧値とを読み取って情報処理装置本体２
の駆動電力値（Ｅ）を算出する（ステップＳ９）。
２が駆動中であった場合、電源コントローラ２５は、駆
動している情報処理装置本体２の駆動電力値（Ｅ）を算
出する。この場合、ＤＣ／ＤＣ変換部２１から電流値ま
たは電流値と電圧値とを読み取って情報処理装置本体２
の駆動電力値（Ｅ）を算出する（ステップＳ９）。
【００３３】なお、ステップＳ８において、情報処理装
置本体２が駆動中でなかった場合は、情報処理装置本体
２の駆動電力値を算出するステップＳ９の処理をスキッ
プし、ステップＳ１０の処理に進む（ステップＳ８→ス
テップＳ１０）。
置本体２が駆動中でなかった場合は、情報処理装置本体
２の駆動電力値を算出するステップＳ９の処理をスキッ
プし、ステップＳ１０の処理に進む（ステップＳ８→ス
テップＳ１０）。
【００３４】次に、電源コントローラ２５は、バッテリ
２３の充電に最低限必要な充電電力値（最低充電電力
値，Ｆ）を算出する。この算出については、記憶部２６
を参照してバッテリ２３の最低充電電流値と定格電圧値
とから算出するようにしてもよいし、バッテリ２３の定
格容量値に予め定めた値を乗算して算出してもよい（ス
テップＳ１０）。
２３の充電に最低限必要な充電電力値（最低充電電力
値，Ｆ）を算出する。この算出については、記憶部２６
を参照してバッテリ２３の最低充電電流値と定格電圧値
とから算出するようにしてもよいし、バッテリ２３の定
格容量値に予め定めた値を乗算して算出してもよい（ス
テップＳ１０）。
【００３５】次に、電源コントローラ２５は、接続され
たＡＣアダプタ１の容量が適正であるかのチェックとし
て、ステップＳ２で取得したＡＣアダプタ１の容量値
（Ｂ）と、ステップＳ９で算出した情報処理装置本体２
の駆動電力値（Ｅ）およびステップＳ１０で算出したバ
ッテリ２３の最低充電電力値（Ｆ）の合計との比較を行
う（ステップＳ１１）。
たＡＣアダプタ１の容量が適正であるかのチェックとし
て、ステップＳ２で取得したＡＣアダプタ１の容量値
（Ｂ）と、ステップＳ９で算出した情報処理装置本体２
の駆動電力値（Ｅ）およびステップＳ１０で算出したバ
ッテリ２３の最低充電電力値（Ｆ）の合計との比較を行
う（ステップＳ１１）。
【００３６】ステップＳ１１における比較の結果、Ｂ≧
Ｅ＋Ｆであった場合は、電源コントローラ２５は、充電
可能な容量を持ったＡＣアダプタ１と判断し、バッテリ
２３の充電開始許可をチャージャー２２に通知する（ス
テップＳ１２）。
Ｅ＋Ｆであった場合は、電源コントローラ２５は、充電
可能な容量を持ったＡＣアダプタ１と判断し、バッテリ
２３の充電開始許可をチャージャー２２に通知する（ス
テップＳ１２）。
【００３７】ステップＳ１１における比較の結果、Ｂ≧
Ｅ＋Ｆでなかった場合は、電源コントローラ２５は、充
電可能な容量を持たないＡＣアダプタ１と判断し、バッ
テリの充電開始を不許可とする（ステップＳ１３）。
Ｅ＋Ｆでなかった場合は、電源コントローラ２５は、充
電可能な容量を持たないＡＣアダプタ１と判断し、バッ
テリの充電開始を不許可とする（ステップＳ１３）。
【００３８】そして、電源コントローラ２５は、この情
報処理装置本体２には適さない容量のＡＣアダプタ１で
あると判断し（ステップＳ１４）、警告表示部２７によ
りユーザーに対し警告表示を行う（ステップＳ１５）。
報処理装置本体２には適さない容量のＡＣアダプタ１で
あると判断し（ステップＳ１４）、警告表示部２７によ
りユーザーに対し警告表示を行う（ステップＳ１５）。
【００３９】以上説明したように、ステップＳ４におい
ては、ＡＣアダプタ１のＤＣ電圧が情報処理装置本体２
の入力電圧として適正かどうかをチェックしており、ス
テップＳ１１においては、ＡＣアダプタ１の電源容量が
情報処理装置本体２の駆動およびバッテリ２３の充電に
適正かどうかをチェックしている。このため、電圧が適
正でないＡＣアダプタ１だけでなく、電圧が適正であっ
ても電源容量が小さく充電が行えないようなＡＣアダプ
タ１についてもチェックし、ユーザに警告することがで
きる。
ては、ＡＣアダプタ１のＤＣ電圧が情報処理装置本体２
の入力電圧として適正かどうかをチェックしており、ス
テップＳ１１においては、ＡＣアダプタ１の電源容量が
情報処理装置本体２の駆動およびバッテリ２３の充電に
適正かどうかをチェックしている。このため、電圧が適
正でないＡＣアダプタ１だけでなく、電圧が適正であっ
ても電源容量が小さく充電が行えないようなＡＣアダプ
タ１についてもチェックし、ユーザに警告することがで
きる。
【００４０】なお、ステップＳ１１においては、ＡＣア
ダプタ１の電源容量（Ｂ）が情報処理装置本体２の駆動
電力（Ｅ）とバッテリ２３の最低充電電力（Ｆ）の合計
以上あるかどうかを判断している。従って、電圧が適正
であって電源容量が小さく不適正なＡＣアダプタ１が接
続された場合、情報処理装置本体２の図示していない電
源スイッチがＯＮされておらず、情報処理装置本体２が
駆動されていないときは、一般的にＢ≧Ｆであり充電は
可能となる。しかし、情報処理装置本体２が駆動されて
いるときは、Ｂ＜Ｅ＋Ｆとなって充電不可とするととも
に、ＡＣアダプタ１の容量不適正の疑いがあるため、ユ
ーザに対して警告表示を出し、その時点でユーザは接続
したＡＣアダプタが適正なものかを再度確認できること
になる。
ダプタ１の電源容量（Ｂ）が情報処理装置本体２の駆動
電力（Ｅ）とバッテリ２３の最低充電電力（Ｆ）の合計
以上あるかどうかを判断している。従って、電圧が適正
であって電源容量が小さく不適正なＡＣアダプタ１が接
続された場合、情報処理装置本体２の図示していない電
源スイッチがＯＮされておらず、情報処理装置本体２が
駆動されていないときは、一般的にＢ≧Ｆであり充電は
可能となる。しかし、情報処理装置本体２が駆動されて
いるときは、Ｂ＜Ｅ＋Ｆとなって充電不可とするととも
に、ＡＣアダプタ１の容量不適正の疑いがあるため、ユ
ーザに対して警告表示を出し、その時点でユーザは接続
したＡＣアダプタが適正なものかを再度確認できること
になる。
【００４１】また、ステップＳ６の電圧によるＡＣアダ
プタ１不適正時の警告と、ステップＳ１５の電源容量に
よるＡＣアダプタ１不適正時の警告については、例え
ば、共通に設けたＬＥＤをいずれの場合にも点灯させる
ようにしてもよいし、それぞれ別のＬＥＤによる表示と
してもよい。また、表示手段はＬＥＤに限定されず、メ
ッセージ表示，音声表示，ブザー表示等であっても構わ
ない。
プタ１不適正時の警告と、ステップＳ１５の電源容量に
よるＡＣアダプタ１不適正時の警告については、例え
ば、共通に設けたＬＥＤをいずれの場合にも点灯させる
ようにしてもよいし、それぞれ別のＬＥＤによる表示と
してもよい。また、表示手段はＬＥＤに限定されず、メ
ッセージ表示，音声表示，ブザー表示等であっても構わ
ない。
【００４２】
【発明の効果】本発明は、情報処理装置に接続されたＡ
ＣアダプタのＤＣ電圧および電源容量が適正なものかを
判断し、不適正な場合はバッテリの充電を不許可とする
とともに、ユーザに対して警告表示するようにしたた
め、不適正なＡＣアダプタが誤って接続されたことをユ
ーザが確認できるとともに、適正な電圧，電源容量のＡ
Ｃアダプタによる充電制御のみを可能にするという効果
がある。
ＣアダプタのＤＣ電圧および電源容量が適正なものかを
判断し、不適正な場合はバッテリの充電を不許可とする
とともに、ユーザに対して警告表示するようにしたた
め、不適正なＡＣアダプタが誤って接続されたことをユ
ーザが確認できるとともに、適正な電圧，電源容量のＡ
Ｃアダプタによる充電制御のみを可能にするという効果
がある。
【００４３】また、本発明は、接続されたＡＣアダプタ
のＤＣ電圧値および電源容量値をＡＣアダプタ内部の記
憶部に持たせ、情報処理装置から読み出すようにしたた
め、ＡＣアダプタの接続コネクタの標準化により、接続
されるＡＣアダプタが変わっても、情報処理装置におい
てはデータ追加，改造等の必要なく対応できるという効
果がある。
のＤＣ電圧値および電源容量値をＡＣアダプタ内部の記
憶部に持たせ、情報処理装置から読み出すようにしたた
め、ＡＣアダプタの接続コネクタの標準化により、接続
されるＡＣアダプタが変わっても、情報処理装置におい
てはデータ追加，改造等の必要なく対応できるという効
果がある。
【図１】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図３】従来の技術の構成を示すブロック図である。
１ ＡＣアダプタ １１ ＡＣ／ＤＣ変換部 １２ 電圧，容量データ記憶部 ２ 情報処理装置本体 ２１ ＤＣ／ＤＣ変換部 ２２ チャージャー ２３ バッテリ ２４ レギュレータ ２５ 電源コントローラ ２６ 記憶部 ２７ 警告表示部 ＳＷ スイッチ
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B011 DA02 DA13 DB04 DC01 HH02 HH08 5G003 AA01 BA01 CA11 CC02 DA07 DA18 EA08 GB03 GC05 5G065 BA00 BA01 BA02 BA05 DA06 DA07 EA06 GA06 HA04 HA09 HA17 JA07 LA01 LA03 MA01 MA09 MA10 PA01
Claims (10)
- 【請求項１】 情報処理装置にＤＣ電源を供給するＡＣ
アダプタであって、ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ
／ＤＣ変換部と、前記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力される
ＤＣ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを予め定めら
れたアドレスに格納している電圧，容量データ記憶部と
を有することを特徴とするＡＣアダプタ。 - 【請求項２】 充電可能なバッテリを備え、ＡＣアダプ
タからＤＣ電源を供給される情報処理装置であって、 前記ＡＣアダプタが接続されたときに、前記ＡＣアダプ
タに格納されている前記ＤＣ電源の定格電圧値を読み出
して、前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の
入力電圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった
場合には警告表示を行うことを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項３】 充電可能なバッテリを備え、ＡＣアダプ
タからＤＣ電源を供給される情報処理装置であって、 前記ＡＣアダプタが接続されたときに、前記ＡＣアダプ
タに格納されている前記ＤＣ電源の定格電圧値と定格電
源容量値とを読み出して、前記ＤＣ電源の定格電圧値が
前記情報処理装置の入力電圧として適正かどうかを判断
し、適正でなかった場合には警告表示を行い、適正であ
った場合には次に前記定格電源容量値が前記情報処理装
置の容量として適正かどうかを判断し、適正でなかった
場合には警告表示を行い、適正であった場合には前記バ
ッテリの充電を可とすることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項４】 充電可能なバッテリと、前記バッテリの
充電制御を行うチャージャーと、装置に入力されたＤＣ
電源を基に装置内部の各回路に供給するＤＣ電圧を生成
するＤＣ／ＤＣ変換部と、前記ＤＣ電源の入力端子と前
記チャージャーおよび前記ＤＣ／ＤＣ変換部との間に設
けられたスイッチと、装置内部の電源制御を行う電源コ
ントローラ部とを備え、ＡＣアダプタからＤＣ電源を供
給される情報処理装置であって、 前記電源コントローラ部は、前記ＡＣアダプタが接続さ
れたときに、前記ＡＣアダプタに格納されている前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値と定格電源容量値とを読み出して記
憶し、前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の
入力電圧として適正かどうかを判断し、適正でなかった
場合には警告表示を行い、適正であった場合には前記ス
イッチをＯＮして前記ＤＣ電源を前記チャージャーおよ
び前記ＤＣ／ＤＣ変換部に接続するとともに、前記定格
電源容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には前記チャージャーに前記バッテリ
の充電を許可する通知を行うことを特徴とする情報処理
装置。 - 【請求項５】 前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処
理装置の入力電圧として適正かどうかの判断は、前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が予め定めた前記バッテリの最低充
電電圧値以上で前記情報処理装置の予め定めた最大許容
入力電圧値以下の範囲にあるかどうかにより行うことを
特徴とする請求項２，３または４記載の情報処理装置。 - 【請求項６】 前記定格電源容量値が前記情報処理装置
の容量として適正かどうかの判断は、前記定格電源容量
値が前記情報処理装置の駆動中の電力値と予め定めた前
記バッテリの最低充電電力値との合計値以上であるかど
うかにより行うことを特徴とする請求項３または４記載
の情報処理装置。 - 【請求項７】 充電可能なバッテリを備えた情報処理装
置と、この情報処理装置に接続されるＡＣアダプタとを
有するバッテリ充電制御方式であって、 ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換部と、前
記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力されるＤＣ電源の定格電圧
値と定格電源容量値とを予め定められたアドレスに格納
している電圧，容量データ記憶部とを備えたＡＣアダプ
タと、 前記ＡＣアダプタが接続されたときに、前記ＡＣアダプ
タに格納されている前記ＤＣ電源の定格電圧値と定格電
源容量値とを読み出して、前記ＤＣ電源の電圧値が前記
情報処理装置の入力電圧として適正かどうかを判断し、
適正でなかった場合には警告表示を行い、適正であった
場合には次に前記定格電源容量値が前記情報処理装置の
容量として適正かどうかを判断し、適正でなかった場合
には警告表示を行い、適正であった場合には前記バッテ
リの充電を可とする情報処理装置とを有することを特徴
とするバッテリ充電制御方式。 - 【請求項８】 前記ＤＣ電源の定格電圧値が前記情報処
理装置の入力電圧として適正かどうかの判断は、前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が予め定めた前記バッテリの最低充
電電圧値以上で前記情報処理装置の予め定めた最大許容
入力電圧値以下の範囲にあるかどうかにより行い、 前記定格電源容量値が前記情報処理装置の容量として適
正かどうかの判断は、前記定格電源容量値が前記情報処
理装置の駆動中の電力値と予め定めた前記バッテリの最
低充電電力値との合計値以上であるかどうかにより行う
ことを特徴とする請求項７記載のバッテリ充電制御方
式。 - 【請求項９】 充電可能なバッテリを備えた情報処理装
置と、この情報処理装置に接続されるＡＣアダプタとを
有するバッテリ充電制御方式であって、 前記ＡＣアダプタは、 ＡＣ電源をＤＣ電源に変換するＡＣ／ＤＣ変換部と、 前記ＡＣ／ＤＣ変換部から出力されるＤＣ電源の定格電
圧値と定格電源容量値とを予め定められたアドレスに格
納している電圧，容量データ記憶部とを有し、 前記情報処理装置は、 前記ＡＣ／ＤＣ変換部からＤＣ電源を入力されて装置内
部の負荷に供給するＤＣ電圧を生成するＤＣ／ＤＣ変換
部と、 前記バッテリの電圧監視，充電電流の設定，充電時間の
設定等の充電制御を行うチャージャーと、 前記ＤＣ電源の入力端子と前記ＤＣ／ＤＣ変換部および
前記チャージャーとの間に設けられたスイッチと、 前記ＡＣ／ＤＣ変換部からＤＣ電源を入力されて電源コ
ントローラ駆動電圧を生成，出力するレギュレータと、 前記ＡＣアダプタが接続されない場合に前記ＤＣ／ＤＣ
変換部および前記レギュレータに対し電力を供給するバ
ッテリと、 前記バッテリの定格電圧値，定格容量値，最低充電電流
値や前記ＤＣ／ＤＣ変換部の最大許容入力電圧値，最小
許容入力電圧値等のデータを予め設定，記憶している記
憶部と、 前記ＡＣアダプタが接続されたときに、前記ＡＣアダプ
タに格納されている前記ＤＣ電源の定格電圧値と定格電
源容量値とを読み出して前記記憶部に格納するととも
に、前記記憶部に格納されている各データを基に前記Ｄ
Ｃ電源の定格電圧値が前記情報処理装置の入力電圧とし
て適正かどうかを判断し、適正でなかった場合には警告
表示部に警告表示させ、適正であった場合には前記スイ
ッチをＯＮして前記ＤＣ電源を前記チャージャーおよび
前記ＤＣ／ＤＣ変換部に接続するとともに、前記定格電
源容量値が前記情報処理装置の容量として適正かどうか
を、前記記憶部に格納されている各データおよび前記Ｄ
Ｃ／ＤＣ変換部の駆動電力値を基に判断し、適正でなか
った場合には前記警告表示部に警告表示させ、適正であ
った場合には前記チャージャーに前記バッテリの充電を
許可する通知を行う電源コントローラと、 前記電源コントローラの指示によりユーザに警告を行う
警告表示部とを有することを特徴とするバッテリ充電制
御方式。 - 【請求項１０】 充電可能なバッテリを備えた情報処理
装置と、この情報処理装置に接続されるＡＣアダプタと
で構成されるシステムにおけるバッテリ充電制御方法で
あって、 前記ＡＣアダプタが前記情報処理装置に接続されたとき
に、前記ＡＣアダプタから前記ＡＣアダプタのＤＣ電源
の定格電圧値と定格電源容量値とを読み出し、前記定格
電圧値が前記情報処理装置の入力電圧として適正かどう
かを判断し、適正でなかった場合には警告表示を行い、
適正であった場合には次に前記定格電源容量値が前記情
報処理装置の容量として適正かどうかを判断し、適正で
なかった場合には警告表示を行い、適正であった場合に
は前記バッテリの充電を可とすることを特徴とするバッ
テリ充電制御方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000030441A JP2001224131A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | Ａｃアダプタ，情報処理装置，バッテリ充電制御方式およびバッテリ充電制御方法 |
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|---|---|---|---|
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