JP2001223936A - 撮像装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2001223936A
JP2001223936A JP2000035443A JP2000035443A JP2001223936A JP 2001223936 A JP2001223936 A JP 2001223936A JP 2000035443 A JP2000035443 A JP 2000035443A JP 2000035443 A JP2000035443 A JP 2000035443A JP 2001223936 A JP2001223936 A JP 2001223936A
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Takeshi Kawabe
猛 川邉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的に応じて撮影画像中の特定領域の圧縮率
を容易にかつ効率的に指定することができ、かつ処理さ
れた画像を容易に管理することができる撮像装置及びそ
の制御方法、コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 ズーム機能によるズーム速度をズームレ
バー検出回路35で検出する。撮像画像をモニタ18に
表示し、その撮像画像中の所望の部分領域を領域指定レ
バー25で指定する。指定された指定領域と、非指定領
域とを異なる特性で圧縮回路23で圧縮する。そして、
検出されたズーム速度に基づいて、領域検出器33は指
定領域を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮像し、
撮像画像を拡大・縮小するズーム機能を有する撮像装置
及びその制御方法、コンピュータ可読メモリに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の撮像装置の構成を示す図
である。
【0003】11は画像を拡大縮小するズームレンズ、
12は画像を合焦させるフォーカスレンズ、13は画像
を光電変換するCCD、14はアナログ信号をデジタル
信号(画像データ)に変更するA/D変換器、15は撮
像した画像を調整するカメラ信号処理回路、16は画像
データを一時的に記憶するバッファメモリ、17はデジ
タル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、18
は撮像した画像を表示するモニタ、19aはフォーカス
レンズ12を移動させるフォーカスモータ、19bはフ
ォーカスモータ19aを駆動制御するフォーカスモータ
ドライバ、20aはズームレンズ11を移動させるズー
ムモータ、20bはズームモータ20aを駆動制御する
ズームモータドライバ、21はズームレンズ11の位置
を検出するズームエンコーダ、39はズーム値に応じた
合焦曲線情報を得るためのカムテーブル、22は各回路
を制御するシステムコントローラ、23は画像データを
圧縮する圧縮回路、24は圧縮された画像データを記録
する記録回路、25はズーム操作を行うズームレバーお
よびスイッチである。
【0004】被写体からの光は、ズームレンズ11、フ
ォーカスレンズ12を通って、CCD13の撮像面に結
像される。この撮像面上の像はCCD13で光電変換さ
れ、A/D変換回路14によりデジタル信号(画像デー
タ)に変換され、カメラ信号処理回路15で画質調整さ
れ、調整された画像データはバッファメモリ16に記憶
される。
【0005】ズームレバー25でズーム指示が与えられ
ると、テレ(T),ワイド(W)方向に変倍動作を行う
ため、ズームレバー25のsw1、sw2が押圧状態を
検出し、検出結果に応じてシステムコントローラ22か
らズームモータドライバ20bへ信号を送り、ズームモ
ータ20aを介してズームレンズ11を移動させる。そ
して、同時に、システムコントローラ22はカムテーブ
ル39より合焦曲線情報を取得し、取得された合焦情報
に基づいてフォーカスモータドライバ19bに信号を送
り、フォーカスモータ19aを介してフォーカスレンズ
12を移動させることで合焦状態を維持しながら変倍動
作を行う。
【0006】バッファメモリ16に記憶された画像デー
タ(デジタル信号)は、D/A変換回路17で、アナロ
グ信号に変換され、液晶表示装置(LCD)等のモニタ
18に表示される。
【0007】一方、バッファメモリ16に記憶された画
像データは、圧縮回路23において高能率符号化処理が
施されて圧縮され、圧縮された画像データは記録回路2
4において記録媒体に記録される。
【0008】次に、従来のデジタルビデオカメラ等の撮
像装置に用いられているDCT(離散コサイン変換)ベ
ースの高能率符号化処理を行う圧縮処理装置について、
図23を用いて説明する。
【0009】図23は従来の撮像装置における圧縮処理
装置の構成を示すブロック図である。
【0010】26はDCTブロックを形成するブロック
化処理回路、27はブロック化された画像データを並び
替え(シャフリング)するシャフリング回路、28は直
交変換を施すDCT処理回路、29は画像データを量子
化する量子化処理回路、30は量子化された画像データ
をハフマン符号等を用いて符号化する符号化処理回路、
31は並び替えされた画像データを元に戻すように並び
替え(デシャフリング)するデシャフリング回路、32
は量子化処理回路29における量子化係数を設定する係
数設定回路である。
【0011】バッファメモリ16から出力された画像デ
ータは、ブロック化処理回路26にて各々8×8画素か
ら成るブロックに分割される。そして、輝度信号が4
個、色差信号が各1個の合計6個のDCTブロックから
マクロブロックを1つ構成する。次に、マクロブロック
単位でシャフリング回路27において、シャフリングを
行い情報量の平準化を図った後、DCT処理回路28に
より直交変換が行われる。DCT処理回路28から出力
された周波数係数データは、量子化処理回路29に入力
される。次に、各周波数成分毎の係数データの集合を係
数設定回路32から設定された量子化係数にて除算す
る。次に、量子化された各周波数成分毎の係数データの
集合を、符号化処理回路30においてハフマン符号処理
を施し可変長化し、デシャフリング回路31において元
の画像配列に戻し、記録回路24に出力する。このよう
にして、データ量を5分の1程度圧縮させている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のビデオカメラ等の撮像装置においては、画像を全体
的に平準化した後に、圧縮していたため、更に高能率で
符号化した場合、全体の画質が低下してしまう恐れがあ
る。
【0013】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、目的に応じて撮影画像中の特定領域の圧
縮率を容易にかつ効率的に指定することができ、かつ処
理された画像を容易に管理することができる撮像装置及
びその制御方法、コンピュータ可読メモリを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による撮像装置は以下の構成を備える。即
ち、また、好ましくは、被写体を撮像し、撮像画像を拡
大・縮小するズーム機能を有する撮像装置であって、前
記ズーム機能によるズーム速度を検出する検出手段と、
前記撮像画像を表示する表示手段と、前記撮像画像中の
所望の部分領域を指定する指定手段と、前記指定手段に
より指定された指定領域と、非指定領域とを異なる特性
で圧縮する圧縮手段と、前記検出手段で検出されたズー
ム速度に基づいて、前記指定領域を制御する制御手段と
を備える。
【0015】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検出手段で検出されたズーム速度が所定速度未満である
場合、前記ズーム機能によるズーム操作に連動して前記
指定領域を変更する。
【0016】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検出手段で検出されたズーム速度が所定速度以上である
場合、前記ズーム機能によるズーム操作完了後、前記指
定領域を変更する。
【0017】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検出手段で検出されたズーム速度が所定速度未満である
場合、前記ズーム機能によるズーム操作に連動して前記
指定領域を変更し、該ズーム速度が所定速度以上である
場合、該ズーム操作完了後、該指定領域を変更する。
【0018】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検出手段で検出されたズーム速度が所定速度以上である
場合、前記ズーミング機能によるズーム操作中は前記指
定領域を解除し、該ズーム操作完了後、前記指定領域を
変更する。
【0019】また、好ましくは、前記圧縮手段は、前記
指定領域を前記非指定領域よりも低圧縮率で圧縮する。
【0020】また、好ましくは、前記圧縮手段は、離散
ウェーブレット変換を含む。
【0021】また、好ましくは、前記表示手段は、前記
指定領域と前記非指定領域とを区別して表示する。
【0022】上記の目的を達成するための本発明による
撮像装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、被写
体を撮像し、撮像画像を拡大・縮小するズーム機能を有
する撮像装置の制御方法であって、前記ズーム機能によ
るズーム速度を検出する検出工程と、前記撮像画像を表
示する表示工程と、前記撮像画像中の所望の部分領域を
指定する指定工程と、前記指定工程により指定された指
定領域と、非指定領域とを異なる特性で圧縮する圧縮工
程と、前記検出工程で検出されたズーム速度に基づい
て、前記指定領域を制御する制御工程とを備える。
【0023】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
被写体を撮像し、撮像画像を拡大・縮小するズーム機能
を有する撮像装置の制御のプログラムコードが格納され
たコンピュータ可読メモリであって、前記ズーム機能に
よるズーム速度を検出する検出工程のプログラムコード
と、前記撮像画像を表示する表示工程のプログラムコー
ドと、前記撮像画像中の所望の部分領域を指定する指定
工程のプログラムコードと、前記指定工程により指定さ
れた指定領域と、非指定領域とを異なる特性で圧縮する
圧縮工程のプログラムコードと、前記検出工程で検出さ
れたズーム速度に基づいて、前記指定領域を制御する制
御工程のプログラムコードとを備える。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態の詳細について説明する。 (実施形態1)はじめに、本発明において、利用される
高能率符号化処理を行う圧縮回路の基本構成について説
明する。
【0025】図1は本発明の実施形態1で利用される圧
縮回路の基本構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、1は画像入力部、2は離散
ウェーブレット変換部、3は量子化部、4はエントロピ
符号化部、5は符号出力部、6は領域指定部である。
【0027】まず、画像入力部1に対して符号化対象と
なる画像を構成する画素信号がラスタースキャン順に入
力され、その出力は離散ウェーブレット変換部2に入力
される。以降の説明では、画像信号はモノクロの多値画
像を表現しているが、カラー画像等、複数の色成分を符
号化するならば、RGB各色成分、あるいは輝度、R−
Y、B−Y等の色度成分を上記同様に独立して圧縮すれ
ばよい。
【0028】離散ウェーブレツト変換部2は、入力され
た画像信号に対して2次元離散ウェーブレット変換処理
を行い、変換係数を計算して出力する。ここで、離散ウ
ェーブレット変換部2の基本構成について、図2を用い
て説明する。
【0029】図2は本発明の実施形態1の離散ウェーブ
レット変換部の基本構成を示す図である。
【0030】図2において、入力された画像信号xは処
理用バッファメモリ2aに記憶され、処理部2bにより
順次読み出されて離散ウェーブレット変換処理が行わ
れ、再びメモリ2aに書きこまれる。ここで、処理部2
bにおける処理の構成について説明する。処理部2b内
のシーケンス制御回路202の読み込み指示があると、
アドレス制御回路201で指定されたアドレスで処理用
バッファメモリ2aに記憶された画像信号xは処理部2
bに読み込まれる。次に、読み込まれた画像信号xは、
遅延素子203およびダウンサンプラ204の組み合わ
せにより、偶数アドレスおよび奇数アドレスの信号に分
離され、2つのフィルタ205(p)および206
(u)によりフィルタ処理が施される。同図のsおよび
dは、各々1次元の画像信号に対して1レベルの分解を
行った際のローパス係数およびハイパス係数を表してお
り、次式により計算されるものとする。
【0031】 d(n)=X(2*n+1)-floor((x(2*n)+x(2*n+2))/2) (式1) S(n)=x(2*n)+floor((d(n-1)+d(n))/4) (式2) ここで、x(n)は、変換対象となる画像信号である。ま
た、floor(x)は、x未満の整数の中で最も大きい整数値
を表す。
【0032】シーケンス制御回路202によって書き込
みの指示を出すと1レベルの分解を行なったローパス係
数sとハイパス係数dは、アドレス制御回路201で指
定されたアドレスで処理用バッファメモリ2aに再び記
憶される。
【0033】以上の処理により、画像信号xに対する1
次元離散ウェーブレット変換処理が行われる。
【0034】次に、2次元離散ウエーブレット変換の構
成について、図3を用いて説明する。
【0035】図3は本発明の実施形態1の2次元離散ウ
エーブレット変換の構成を示す図である。
【0036】図3において、2次元離散ウェーブレット
変換は、1次元離散ウェーブレット変換を画像の水平・
垂直方向に対して順次行うものである。入力画像信号は
水平方向にウェーブレット変換処理が施され、ローパス
係数、ハイパス係数に分解される。その後、ダウンサイ
ジング(下向き矢印)によりデータが半分に間引かれ
る。この出力された画像信号に対して前記水平および垂
直にローパスフィルタを施した成分に対しては、前記処
理を繰り返すことにより、結果的に生成される係数成分
としては、水平および垂直方向の周波数分割を低周波数
領域にデータ量を低減させた係数データが蓄積されてい
くことになる。ここで、図4は2次元離散ウェーブレッ
ト変換処理により得られる2レベルの係数データ群の構
成例であり、画像信号は異なる周波数帯域の係数列HH
1,HL1,LH1,HH2,HL2,LH2,LLに
分解される。尚、以降の説明では、これらの係数データ
列をサブバンドと呼ぶ。各サブバンドの係数データは、
後続の量子化部3に出力される。
【0037】再び、図1の説明に戻る。
【0038】領域指定部6は、符号化対象となる画像内
で、周囲部分と比較して高画質で復号化されるべき領域
(ROI:region of interesting)を指定し、対象画
像を離散ウェーブレット変換した際にどの係数データが
指定領域に属しているかを示すマスク情報を生成する。
ここで、マスク情報の一例について、図5を用いて説明
する。
【0039】図5は本発明の実施形態1のマスク情報の
一例を示す図である。
【0040】図5において、所定の指示入力により、左
側に示す入力画像内の星型の領域が指定された場合に、
領域指定部6は、この指定領域を含む画像を離散ウェー
ブレット変換した際の該指定領域が各サブバンドに占め
る部分を計算する。また、マスク情報の示す領域は、指
定領域境界上の画像信号を復元する際に必要な周囲の係
数データを含む範囲となっている。
【0041】このようにして計算されたマスク情報の例
が、図5の右側に示される。この例においては、同図左
側の画像に対し2レベルの離散ウェーブレット変換を施
した際のマスク情報が図のように計算される。図中にお
いて、星型の部分が指定領域であり、この領域内のマス
ク情報のビットは1、それ以外のマスク情報のビットは
0となっている。これらマスク情報全体は2次元離散ウ
ェーブレット変換による係数データの構成と同じである
ため、マスク情報内のビットを検査することで対応する
位置の係数データが指定領域内に属しているかどうかを
識別することができる。このようにして生成されたマス
ク情報が、量子化部3に出力される。
【0042】さらに、領域指定部6は、指定領域に対す
る画質を指定するパラメータを不図示の入力系から入力
する。パラメータは指定領域に割り当てる圧縮率を表現
する数値、あるいは画質を表す数値でもよい。領域指定
部6は、このパラメータから、指定領域における係数デ
ータに対するビットシフト量Bを計算し、マスクと共に
量子化部3に出力する。
【0043】量子化部3は、入力された係数データを所
定の量子化係数により量子化し、その量子化値に対する
インデックスを出力する。ここで、量子化は次式により
行われる。
【0044】 q=sign(c)floor(abs(c)/Δ) (式3) sign(c)=1;c>=0 (式4) sign(c)=-1;c<0 (式5) ここで、cは量子化対象となる係数データである。ま
た、Δは量子化係数であり、値として1を含むものとす
る。この場合、実際に量子化は行われない。
【0045】次に、量子化部3は、領域指定部6から入
力されたマスク情報およびビットシフト量Bに基づき、
次式により量子化インデックスを変更する。
【0046】q*=q*2B;m=1 (式6) q*=q ;m=0 (式7) ここで、mは当該量子化インデックスの位置におけるマ
スク情報の値である。以上の処理により、領域指定部6
において指定された空間領域に属する量子化インデック
スのみがビットシフト量Bのビット数上方にシフトアッ
プされる。ここで、シフトアップによる量子化インデッ
クスの変化例について、図6を用いて説明する。
【0047】図6は本発明の実施形態1のシフトアップ
による量子化インデックスの変化例を示す図である。
【0048】図6の上段において、3つのサブバンドに
各々3個の量子化インデックスが存在しており、網がけ
された量子化インデックスにおけるマスク情報の値が1
で、ビットシフト量Bが2の場合、シフト後の量子化イ
ンデックスは同図の下段のようになる。このようにし
て、変更された量子化インデックスは、後続のエントロ
ピ符号化部4に出力される。
【0049】エントロピ符号化部4は、入力された量子
化インデックスをビットプレーンに分解し、ビットプレ
ーンを単位に2値算術符号化を行ってコードストリーム
を出力する。ここで、エントロピ符号化部4の動作につ
いて、図7を用いて説明する。
【0050】図7は本発明の実施形態1のエントロピ符
号化部4の動作を説明する図である。
【0051】この例においては、4×4の大きさを持つ
サブバンド内の領域において非0の量子化インデックス
が3個存在しており、それぞれ+13,−6,+3の値
を持っている。エントロピ符号化部4は、このサブバン
ド内の領域を走査して最大値Mを求め、次式により最大
の量子化インデックスを表現するための必要なビット数
Sを計算する。
【0052】 S=ceil(log2(abs(M))) (式8) ここで、ceil(x)は、x以上の整数の中で最も小さい整
数値を表す。
【0053】図7においては、最大値は13であるの
で、上式(8)によってSは4となる。そのため、シー
ケンス中の16個の量子化インデックスは、同図右側に
示すように4つのビットプレーンを単位として処理が行
われる。最初に、エントロピ符号化部4は最上位ビット
プレーン(同図MSBで表す)の各ビットを2値算術符
号化し、ビットストリームとして出力する。
【0054】次に、ビットプレーンを1レベル下げ、以
下同様に対象ビットプレーンが最下位ビットプレーン
(同図LSBで表す)に至るまで、ビットプレーン内の
各ビットを符号化し符号出力部5に出力する。この時、
各量子化インデックスの符号は、ビットプレーン走査に
おいて最初の非0ビットが検出されるとそのすぐ後に当
該量子化インデックスの符号がエントロピ符号化され
る。
【0055】上述した処理において、符号化対象となる
画像全体の圧縮率は、量子化係数Δを変更することによ
り制御することが可能である。
【0056】そして、実施形態1では、エントロピ符号
化部4において符号化するビットプレーンの下位ビット
を必要な圧縮率に応じて制限(廃棄)することにより、
全てのビットプレーンは符号化されず上位ビットプレー
ンから所望の圧縮率に応じた数のビットプレーンまでが
符号化される。
【0057】上記下位ビットプレーンを制限する機能を
利用すると、図5に示した指定領域に相当するビットの
みが多く符号列に合まれることになる、即ち、上記指定
領域のみ低圧縮率で符号化され高画質な画像として圧縮
することが可能となる。
【0058】次に、上記の圧縮回路を利用した撮像装置
(ビデオカメラ)について、図8を用いて説明する。
【0059】図8は本発明の実施形態1の撮像装置の外
観図であり、図9は本発明の実施形態1の撮像装置の構
成を示すブロック図であり、図10は本発明の実施形態
1のズームレバー検出回路の詳細構成を示す図である。
【0060】尚、本撮像装置(例えば、ビデオカメラ)
は、動画像または(及び)静止画像を撮像できるものと
する。また、図22に示した従来の撮像装置と同じ構成
要素については、同じ参照番号を付加し、機能が同じ構
成要素については、その詳細説明について省略する。
【0061】11はズーム倍率を変更するズームレン
ズ、20aはズームレンズ11を移動させるズームモー
タ、20bはズームモータ20aの速度を制御して駆動
させるズームモータドライバ、21はズームレンズ11
の位置を検出するズームエンコーダ、25aはズームレ
ンズ11を広角側に移動させる指示を出すワイドスイッ
チ(W)、25bはズームレンズ11を望遠側に移動さ
せる指示を出すテレスイッチ(T)、35はズームレバ
ー25の押圧状態を検出するズームレバー検出回路、3
5aはワイドスイッチ25aの押圧状態を抵抗値に変換
する可変抵抗、35bはテレスイッチ25bの押圧状態
を抵抗値に変換する可変抵抗、34はモニタ18に表示
される画像中の任意の領域を指定する領域指定レバー、
38は領域指定レバー34の押圧状態を検出する領域指
定レバー検出回路、33は領域指定レバー34により指
定した領域を領域情報として生成する領域検出器、16
は画像データと領域情報を記憶するバッファメモリ、3
2は領域情報から指定領域を示す画像を生成し撮像デー
タと多重して表示用信号を生成する表示制御回路、23
は領域情報に基づいて指定領域と非指定領域を各々符号
化する圧縮回路、36は撮像装置の電源、37はグラン
ドである。
【0062】被写体からの光は、ズームレンズ11によ
り変倍され、変倍された光はフォーカスレンズ12によ
り合焦され、合焦された光はCCD13の撮像面に結像
される。この撮像面上の像はCCD13で光電変換さ
れ、A/D変換回路14によりデジタル信号(画像デー
タ)に変換される。デジタル信号は、カメラ信号処理回
路15でカラー画像を構成しゲインやホワイトバランス
など画質調整される。カメラ信号処理回路15により出
力された画像データ(デジタル信号)は、バッファメモ
リ16に記憶され、表示制御回路32により表示用信号
が生成された後、D/A変換器17によりアナログ信号
に変換され、モニタ18に表示される。尚、バッファメ
モリ16の出力は、遅延時間が充分短いものとしている
が撮影に支障をきたす場合にはバッファメモリ16の前
あるいは途中から表示制御回路32へ画像データを供給
するようにしてもよい。
【0063】一方、バッファメモリ16に記憶された画
像データは圧縮回路23により符号化処理が施されて圧
縮され、圧縮された画像データは磁気テープ、光ディス
クや半導体メモリなどを用いた記録回路24に記録され
る。
【0064】ここで、モニタ18に表示された画像を用
いて領域指定レバー34により高画質で復号化されるべ
き領域(高画質領域)を指定した場合、指定領域は領域
検出回路33で領域情報が生成され、バッファメモリ1
6に記憶される。バッファメモリ16に記憶された画像
データと領域情報は表示制御回路32に送られ、画像デ
ータに指定領域を示す枠が多重された表示用信号が生成
される。指定領域が多重された表示用信号は、D/A変
換回路17においてアナログ信号に変換され、モニタ1
8に表示される。ここで、モニタ18の出力状態例につ
いて、図11を用いて説明する。
【0065】図11は本発明の実施形態1のモニタの出
力状態例を示す図である。
【0066】図11は、領域指定レバー34により高画
質領域を指定した後の表示画像の一例であり、指定領域
と非指定領域が区別できるように表示される。つまり、
指定領域は、矩形1000で示される。
【0067】一方、バッファメモリ16に記憶された画
像データと領域情報は、圧縮回路23に送られ、画像デ
ータは領域情報に基づいて高画質に圧縮する部分(指定
領域)と通常に圧縮する部分(非指定領域)と分けて符
号化処理が施されて圧縮され、記録回路24に記録され
る。
【0068】次に、実施形態1における撮像装置のズー
ム操作について説明する。
【0069】実施形態1における撮像装置は、ズームレ
バー25を操作することによってズーム操作を行うこと
ができ、ズームレバー25の押し込み量によってズーム
速度を制御することができる。
【0070】具体的な操作について、図10を用いて説
明する。
【0071】ワイドスイッチ25aが押されると、ズー
ムレバー検出回路35内にある可変抵抗器35aの抵抗
値が、このワイドスイッチ25aの押圧状態に応じて変
化する。可変抵抗器35aの両端は、例えば、システム
コントローラ22の電源と同じVcc36とグランド3
7に接続され、この範囲の電圧が出力(電圧情報)とし
てシステムコントローラ22に送られる。
【0072】同様に、テレスイッチ25bが押される
と、ズームレバー検出回路35内にある可変抵抗器35
bの抵抗値が、このテレスイッチ25bの押圧状態に応
じて変化する。そして、前述したように、可変抵抗器3
5bの両端は、例えば、システムコントローラ22の電
源と同じVcc36とグランド37に接続され、この範
囲の電圧が出力(電圧情報)として該システムコントロ
ーラ22に送られる。
【0073】これらの電圧情報をもとに、システムコン
トローラ22では、所定のアルゴリズムに従ってズーム
速度(ズームデータ)を算出し、ズームモータドライバ
20bは算出されたズームデータを用いてズームモータ
20aの回転を制御しズームレンズ11を移動させる。
また、フォーカスモータドライバ19bは、設定された
ズーム値に対応するカムテーブル39の合焦曲線情報に
基づいてフォーカスモータ19aを制御しフォーカスレ
ンズ12を移動させる。このようにして、ズームレバー
25の押し込み量に応じて可変抵抗器35a,35bの
抵抗値が変化することにより、ズーム速度を制御するこ
とができる。
【0074】この他にも、回転スイッチと回転量を検出
するエンコーダを組み合わせて、回転量に応じてズーム
速度を制御する構成にしても良い。
【0075】次に、撮像装置の圧縮回路23の詳細構成
について、図12を用いて説明する。
【0076】図12は本発明の実施形態1の圧縮回路の
詳細構成を示す図である。
【0077】40は入力画像データをサブバンドに分解
するウェーブレット変換器、41は分解された各サブバ
ンドのどの係数データが指定領域に属しているかを示す
マスク情報を生成し、更にマスク情報の占める割合を算
出する占有率算出回路、42はマスク情報内の画像デー
タのビットシフト量を計算するビットシフト量計算回
路、43は量子化を行う量子化処理回路、48は圧縮に
関するパラメータや量子化係数を設定する係数設定回
路、44はビットシフト量に応じて量子化インデックス
を変更するインデックス変更回路、45は量子化インデ
ックスをビットプレーンに分解するビットプレーン分解
回路、46は記録レートを制限する符号化制御回路、4
7は2値算術符号化回路である。
【0078】バッファメモリ16に格納された画像デー
タは、ウェーブレット変換回路40によってサブバンド
に分割される。分割されたサブバンドは占有率算出回路
41においてマスク情報を生成し、各サブバンドにおけ
るマスク情報の占有率を計算する。
【0079】ビットシフト量計算回路42は、指定領域
に対する画質を指定するパラメータを係数設定回路48
から取得する。パラメータは指定領域に割り当てる圧縮
率を表現する数値、あるいは画質を表す数値でもよい。
このパラメータから、指定領域における係数データに対
するビットシフト量を計算し、マスク情報と共に量子化
処理回路43に出力する。量子化処理回路43は、係数
設定回路48から設定された量子化係数により係数デー
タを除算して量子化し、その量子化値に対する量子化イ
ンデックスを出力する。
【0080】インデックス変更回路44において、指定
された空間領域に属する量子化インデックスのみ上方に
シフトアップされる。このように変更された量子化イン
デックスは、後続のビットプレーン分解回路45に出力
される。ビットプレーン分解回路45において、入力さ
れた量子化インデックスがビットプレーンに分解され
る。次に、符号化制御回路46において、圧縮後のフレ
ーム全体のデータサイズを決定するためのビットプレー
ンが計算される。次に、2値算出符号化回路47におい
て、最上位ビットプレーンから順に2値算術符号化さ
れ、ビットストリームとして出力する。このビットスト
リームは、計算されたビットプレーンまでが出力され
る。
【0081】次に、高画質領域を指定する方法につい
て、図13、図14、図15を用いて説明する。図13
は本発明の実施形態1の領域指定レバーの詳細構成を示
す図であり、図14は本発明の実施形態1の領域指定レ
バー検出回路の詳細構成を示す図であり、図15は本発
明の実施形態1のモニタの表示画像の一例を示す図であ
る。
【0082】図13において、34aはカーソルを上方
向に移動させる指示を与える上方指定レバー、34bは
カーソルを右方向に移動させる指示を与える右方指定レ
バー、34cはカーソルを下方向に移動させる指示を与
える下方指定レバー、34dはカーソルを左方向に移動
させる指示を与える左方指定レバー、34eはカーソル
位置を確定させる指示を与える確定ボタンである。
【0083】図14において、Y+は上方指定レバー3
4aの指示を受けシステムコントローラ22に上方向に
カーソル移動の指示を送る上方検出スイッチ、同様にX
+は右方指示レバー34bの指示を受けシステムコント
ローラ22に右方向にカーソル移動の指示を送る右方検
出スイッチ、Y−は下方指示レバー34cの指示を受け
システムコントローラ22に下方向にカーソル移動の指
示を送る下方検出スイッチ、X−は左方指定レバー34
dの指示を受けシステムコントローラ22に左方向にカ
ーソル移動の指示を送る左方検出スイッチ、Cente
rは確定ボタン34eの指示を受けシステムコントロー
ラ22にカーソル確定の指示を送る選択スイッチであ
り、領域指定レバー34の各レバー34a,34b,3
4c,34dと確定ボタン34eを操作することにより
領域を指定することができる。
【0084】実際に、高画質領域を指定する方法につい
て、図15を用いて説明する。
【0085】領域指定レバー34の中央の選択スイッチ
34eが押されると、領域を指定するカーソルP0がモ
ニタ18の中心に多重される(図15(a))。モニタ
18に表示されたカーソルP0を見ながら、カーソルP
0を移動させたい方向に領域指定レバー34を操作す
る。システムコントローラ22は、領域指定レバー34
の押圧状態を検出し、検出結果に基づいてカーソルの移
動量を算出し、算出された位置にカーソルP0を移動さ
せる。ここで、領域指定レバー34の選択ボタン34e
が押されると高画質領域を形成する枠のポイントが確定
される。同様に次のポイントを決めるため、領域指定レ
バーを操作しカーソルを移動させ、この作業を繰り返す
ことによって4点(P1,P2,P3,P4)選択する
(図15(b))。そして、再度、選択スイッチ34e
を押すと選択された点P1,P2,P3,P4によって
結ばれた領域が高画質領域として指定される(図15
(c))。
【0086】尚、指定領域は、色や輝度を調整すること
により他領域との差が、一目で確認できる。
【0087】ここでは、高画質領域を4点のポイントを
選択することによって指定したが、この他にも丸や多角
形、更には画像処理、画像認識手段により動き情報やエ
ッジ成分や色成分を用いて特定の物や人を指定すること
も可能である。また、より詳細な高画質領域を指定する
方法としてタッチパネルを用いてもよい。
【0088】続いて、高画質領域を指定するための操作
を含むズーム操作に伴って実行される処理について、図
16を用いて説明する。
【0089】図16は本発明の実施形態1のズーム操作
に伴って実行される処理を示すフローチャートである。
尚、図16では、高画質領域が確定された後に、ズーム
操作が実施された場合について説明する。
【0090】ステップS101において、ズーム操作が
行なわれているか否かを検出する。ズーム操作が行われ
ていない場合(ステップS101でNO)、領域情報は
変更されずステップS125に進む。ステップS125
において、領域情報に基づいて指定領域と非指定領域を
多重した表示用信号を生成する。ステップS126にお
いて、生成された表示用信号をモニタ18に表示する。
ステップS127において、領域情報に基づいて指定領
域と非指定領域をそれぞれ分けて符号化処理を施して記
録用信号を生成する。ステップS128において、生成
された記録用信号を記録回路24に記録し、処理を終了
する。
【0091】一方、ズーム操作が行われている場合(ス
テップS101でYES)、ステップS102に進み、
ズームレバー25の押圧状態からズーム速度を算出す
る。
【0092】ステップS103において、ズーム速度が
所定値R以上であるか否かを判定する。所定値R以上で
ある場合(ステップS103でYES)、ステップS1
04に進む。尚、所定値Rは、指定領域の変更動作を制
御するズーム速度の閾値でユーザーの好みに応じて変更
することができる。
【0093】ステップS104において、ズームレバー
25の操作状態を検出し、ズームレンズ11を駆動して
変倍動作を行う。ステップS105において、ズームレ
ンズ11の移動量をズームエンコーダ21により検出
し、ズーム値を算出する。ステップS106において、
ズーム操作前の領域情報に基づいて指定領域と非指定領
域を多重した表示用信号を作成する。ステップS107
において、生成された表示用信号をモニタ18に表示す
る。ステップS108において、変更された領域情報に
基づいて指定領域と非指定領域をそれぞれ分けて符号化
処理を施して記録用信号を生成する。ステップS109
において、生成された記録用信号を記録回路24に記録
する。
【0094】ステップS110において、ズームレバー
25の操作状態を検出し、ズーム操作が停止しているか
否か検出する。ズーム操作が停止していない場合(ステ
ップS110でNO)、ステップS112に進み、ズー
ム速度を検出する。ステップS113において、ズーム
速度が所定値R以上であるか否かを判定する。ズーム速
度が所定値R以上である場合(ステップS113でYE
S)、ステップS104に戻り、変倍動作を続ける。一
方、ズーム速度が所定値R未満である場合(ステップS
113でYES)は、ステップS114に進み、ズーム
操作によるズーム値の変更量を算出し、バッファメモリ
16から現在格納されている領域情報を読み出し、ズー
ム値の変更量に比例して領域情報を変更する。そして、
ステップS115に進む。
【0095】一方、ステップS110において、ズーム
レバー25の操作状態を検出し、ズーム操作が停止して
いる場合(ステップS110でYES)、ステップS1
11に進む。ステップS111において、ズーム操作に
よるズーム値の変更量を算出し、バッファメモリ16か
ら現在格納されている領域情報を読み出し、ズーム値の
変更量に比例して領域情報を変更する。そして、ステッ
プS125において、変更された領域情報に基づいて指
定領域と非指定領域を多重した表示用信号を生成する。
続いて、上述したステップS125〜ステップS128
の処理を実行し、処理を終了する。
【0096】一方、ステップS103において、ズーム
速度が所定値R未満である場合(ステップS103でN
O)、ステップS115に進む。ステップS115にお
いて、ズームレバー25の操作状態を検出し、ズームレ
ンズ11を駆動して変倍動作を行う。ステップS116
において、ズームレンズ11の移動量をズームエンコー
ダ21により検出し、ズーム値を算出する。ステップS
117において、算出されたズーム値とバッファメモリ
16から現在格納されている領域情報を読み出し、ズー
ム操作によるズーム値の変更量に比例して領域情報を変
更する。
【0097】ステップS118において、変更された領
域情報に基づいて指定領域と非指定領域多重した表示用
信号を生成する。ステップS119において、表示制御
回路32によって生成された表示用信号をモニタ18に
表示する。ステップS120において、変更された領域
情報に基づいて指定領域と非指定領域をそれぞれ分けて
符号化処理を施して記録用信号を生成する。ステップS
121において、生成された記録用信号を記録回路24
に記録する。
【0098】ステップS122において、ズームレバー
25の操作状態を検出し、ズーム操作が停止しているか
否かを検出する。ズーム操作が停止していない場合(ス
テップS122でNO)、ステップS123に進み、ズ
ーム速度を検出する。ステップS124において、ズー
ム速度が所定値R以上であるか否かを判定する。ズーム
速度が所定値R未満である場合(ステップS124でN
O)、ステップS115に戻り、変倍動作を続ける。一
方、ズーム速度が所定値R以上である場合(ステップS
124でYES)は、ステップS104に戻り、変倍動
作を続ける。
【0099】一方、ステップS122において、ズーム
レバー25の操作状態を検出し、ズーム操作が停止して
いる場合(ステップS122でYES)、処理を終了す
る。
【0100】次に、実施形態1のズーム操作に伴うモニ
タ18の表示状態の変化例について、図17を用いて説
明する。
【0101】図17は本発明の実施形態1のズーム操作
に伴うモニタの表示状態の変化例を示す図である。
【0102】図17(a)〜図17(c)では、望遠方
向にズーム操作が行われた場合のモニタ18の状態変化
を示し、特に、図17(a)はズーム操作前の表示状
態、図17(b)はズーム操作中の指定領域(高画質領
域)の変化の様子を示す表示状態、図17(c)はズー
ム操作終了後の表示状態を示している。
【0103】図17(a)で表示される指定領域170
0に対し、ズーム操作を行う場合で、特に、そのズーム
速度が所定値Rより遅い場合は、ズーム操作が行なわれ
ている間、操作が終了するまで図17(b)に示される
矢印の様に徐々に指定領域が変化し、ズーム操作終了後
に図17(c)のように指定領域1701が生成され
る。一方、ズーム速度が所定値Rより速い場合は、ズー
ム操作中は指定領域1700の変更は画面上で表示され
ず、ズーム操作終了後に図17(c)のように指定領域
1701が生成される。
【0104】次に、実施形態1においてズーム操作に伴
う時間的な指定領域の変化について、図18を用いて説
明する。
【0105】図18は本発明の実施形態1のズーム倍率
と指定領域サイズの関係を表したグラフを示す図であ
る。
【0106】図中において、横軸はズーム値、縦軸は指
定領域のサイズを示し、A期間はズーム速度が所定値R
より遅い場合、B期間はズーム速度が所定値Rより速い
場合のズーム操作に伴う指定領域の変化を示している。
図18より、A期間はズーム速度が所定値Rより遅い場
合で、ズーム操作が指示されるとズーム操作が行われて
いる間ズーム倍率の変化量に比例して、指定領域のサイ
ズが随時更新される。C1でズーム速度が所定値Rより
速く設定されると、B期間ではズーム操作中は指定領域
の領域情報は更新されない。C2においてズーム操作が
終了するとC1とC2のズーム値の変化量が算出され
て、指定領域のサイズが変更される。
【0107】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、画像中の指定領域を他より高画質に符号化でき、ズ
ーム速度に応じて指定領域を自動的に制御することがで
きる。また、ズーム速度が遅い場合は、ズーム操作に連
動して指定領域を変更することができる。また、ズーム
速度が速い場合は、ズーム操作中は指定領域の変更を禁
止し、ズーム操作終了後に指定領域を変更することがで
きる。また、ズーム速度が遅い場合は、ズーム操作に連
動して指定領域を変更し、ズーム速度が速い場合は、指
定領域の変更を禁止し、ズーム操作終了後に指定領域を
変更することにより、ズーム操作状態に応じて指定領域
を自動的に制御することができる。(実施形態2)実施
形態1では、ズーム速度が速い場合、ズーム操作中は領
域情報を更新せずに表示、符号化処理を行なっていた
が、領域情報を設定することによって撮像画像と指定領
域が一致せず不自然な画像を生成する恐れもある。
【0108】そこで、実施形態2においては、ズーム速
度が速い場合、ズーム操作中は指定領域の設定を解除す
ることによって、撮像画像と指定領域が一致せず不自然
な画像を生成することを解消する。
【0109】尚、撮像装置の構成は、実施形態1と同様
であるため、その詳細については省略し、ここでは、実
施形態2のズーム操作に伴って実行される処理につい
て、図19を用いて説明する。
【0110】図19は本発明の実施形態2のズーム操作
に伴って実行される処理を示すフローチャートである。
【0111】ステップS201において、ズーム操作が
行なわれているか否かを検出する。ズーム操作が行われ
ていない場合(ステップS201でNO)、領域情報は
変更されずステップS226に進む。そして、以下のス
テップS226〜ステップS229の処理は、実施形態
1の図16のステップS125〜ステップS128の処
理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0112】一方、ズーム操作が行われている場合(ス
テップS201でYES)、ステップS202に進み、
ズームレバー25の押圧状態からズーム速度を算出す
る。
【0113】ステップS203において、所定値R以上
である場合(ステップS203でYES)、ステップS
204に進み、現在設定されている領域情報を解除す
る。
【0114】ステップS205において、ズームレバー
25の操作状態を検出し、ズームレンズ11を駆動して
変倍動作を行う。ステップS206において、ズームレ
ンズ11の移動量をズームエンコーダ21により検出
し、ズーム値を算出する。ステップS207において、
撮像画像全体を非指定領域として表示用信号を作成す
る。ステップS208において、生成された表示用信号
をモニタ18に表示する。ステップS209において、
撮像画像全体を非指定領域として符号化処理を施して記
録用信号を生成する。ステップS210において、生成
された記録用信号を記録回路24に記録する。
【0115】ステップS211において、ズームレバー
25の操作状態を検出し、ズーム操作が停止しているか
否か検出する。ズーム操作が停止していない場合(ステ
ップS211でNO)、ステップS213に進み、ズー
ム速度を検出する。ステップS214において、ズーム
速度が所定値R以上であるか否かを判定する。ズーム速
度が所定値R以上である場合(ステップS214でYE
S)、ステップS205に戻り、変倍動作を続ける。一
方、ズーム速度が所定値R未満である場合(ステップS
214でYES)は、ステップS215に進み、ズーム
操作によるズーム値の変更量を算出し、バッファメモリ
16から現在格納されている領域情報を読み出し、ズー
ム値の変更量に比例して領域情報を変更する。そして、
ステップS216に進む。
【0116】一方、ステップS212において、ズーム
レバー25の操作状態を検出し、ズーム操作が停止して
いる場合(ステップS211でYES)、ステップS2
13に進む。ステップS213において、ズーム操作に
よるズーム値の変更量を算出し、バッファメモリ16か
ら現在格納されている領域情報を読み出し、ズーム値の
変更量に比例して領域情報を変更する。変更された領域
情報は、再度バッファメモリ16に格納する。そして、
上述したステップS226〜ステップS229の処理を
実行し、処理を終了する。
【0117】一方、ステップS203において、ズーム
速度が所定値R未満である場合(ステップS203でN
O)、ステップS216に進む。そして、以下のステッ
プS216〜ステップS225の処理については、実施
形態1の図16のステップS115〜ステップS124
の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0118】次に、実施形態2のズーム操作に伴うモニ
タ18の表示状態の変化例について、図20を用いて説
明する。
【0119】図20は本発明の実施形態2のズーム操作
に伴うモニタの表示状態の変化例を示す図である。
【0120】図20(a)〜図20(c)では、望遠方
向にズーム操作が速く行われた場合のモニタ18の状態
変化を示し、特に、図20(a)はズーム操作前の表示
状態、図20(b)はズーム操作中の指定領域(高画質
領域)の変化の様子を示す表示状態、図20(c)はズ
ーム操作終了後の表示状態を示している。
【0121】図20(a)で表示される指定領域200
0に対し、ズーム速度が所定値Rより速い場合、設定さ
れていた領域情報が解除され、図20(b)のように、
ズーム操作中は指定領域2000は表示されず撮像画像
のみ表示される。ズーム操作が終了すると、指定領域が
変更され、図20(c)のように指定領域2001が撮
影画像に多重されて生成される。
【0122】次に、実施形態2においてズーム操作に伴
う時間的な指定領域の変化について、図21を用いて説
明する。
【0123】図21は本発明の実施形態2のズーム倍率
と指定領域サイズの関係を表したグラフを示す図であ
る。
【0124】図中において、横軸はズーム値、縦軸は指
定領域のサイズを示し、A期間はズーム速度が所定値R
より遅い場合、B期間はズーム速度が所定値Rより速い
場合のズーム操作に伴う指定領域の変化を示している。
図21より、A期間はズーム速度が所定値Rより遅い場
合で、ズーム操作が指示されるとズーム操作が行われて
いる間ズーム倍率の変化量に比例して、指定領域のサイ
ズが随時更新される。C1でズーム速度が所定値Rより
速く設定されると、B期間ではズーム操作中は指定領域
の領域情報が解除される。C2においてズーム操作が終
了するとC1とC2のズーム値の変化量が算出されて、
指定領域のサイズが変更される。
【0125】以上の様に、ズーム速度に応じて指定領域
(高画質領域)の変更を制御することができ、それに伴
い表示及び圧縮処理を変更することができる。
【0126】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、画像中の指定領域を他より高画質に符号化でき、ズ
ーム速度が速い場合はズーム操作中は指定領域の設定を
解除し、ズーム操作終了後に変更した指定領域を設定す
ることができる。これにより、ズーム操作において、撮
像画像と指定領域が一致せず不自然な画像を生成されて
しまうことを防止することができる。
【0127】尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホス
トコンピュータ、インタフェース機器、カメラ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用してもよい。
【0128】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0129】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0130】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0131】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0132】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0133】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図16、図19に示すフ
ローチャートに対応するプログラムコードが格納される
ことになる。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
目的に応じて撮影画像中の特定領域の圧縮率を容易にか
つ効率的に指定することができ、かつ処理された画像を
容易に管理することができる撮像装置及びその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1で利用される圧縮回路の基
本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1の離散ウェーブレット変換
部の基本構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態1の2次元離散ウエーブレッ
ト変換の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態1の2次元離散ウェーブレッ
ト変換部の係数群の構成図である。
【図5】本発明の実施形態1のマスク情報の一例を示す
図である。
【図6】本発明の実施形態1のシフトアップによる量子
化インデックスの変化例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態1のエントロピ符号化部4の
動作を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態1の撮像装置の外観図であ
る。
【図9】本発明の実施形態1の撮像装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】本発明の実施形態1のズームレバー検出回路
の詳細構成を示す図である。
【図11】本発明の実施形態1のモニタの出力状態例を
示す図である。
【図12】本発明の実施形態1の圧縮回路の詳細構成を
示す図である。
【図13】本発明の実施形態1の領域指定レバーの詳細
図である。
【図14】本発明の実施形態1の領域指定レバー検出回
路の詳細構成を示す図である。
【図15】本発明の実施形態1のモニタの表示画像の一
例を示す図である。
【図16】本発明の実施形態1のズーム操作に伴って実
行される処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態1のズーム操作に伴うモニ
タの表示状態の変化例を示す図である。
【図18】本発明の実施形態1のズーム倍率と指定領域
サイズの関係を表したグラフを示す図である。
【図19】本発明の実施形態2のズーム操作に伴って実
行される処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態2のズーム操作に伴うモニ
タの表示状態の変化例を示す図である。
【図21】本発明の実施形態2のズーム倍率と指定領域
サイズの関係を表したグラフを示す図である。
【図22】従来の撮像装置の構成を示す図である。
【図23】従来の撮像装置における圧縮処理装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 ズームレンズ 12 フォーカスレンズ 13 CCD 14 A/D変換器 15 カメラ信号処理回路 16 バッファメモリ 17 D/A変換器 18 モニタ 19a フォーカスモータ 19b フォーカスモータドライバ 20a ズームモータ 20b ズームモータドライバ 21 ズームエンコーダ 22 システムコントローラ 23 圧縮回路 24 記録回路 25 ズームレバー 25a ワイドスイッチ 25b テレスイッチ 32 表示制御回路 33 領域検出器 34 領域指定レバー 35a、35b 可変抵抗 36 電源 37 グランド 38 領域指定レバー検出回路38 39 カムテーブル

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し、撮像画像を拡大・縮小
    するズーム機能を有する撮像装置であって、 前記ズーム機能によるズーム速度を検出する検出手段
    と、 前記撮像画像を表示する表示手段と、 前記撮像画像中の所望の部分領域を指定する指定手段
    と、 前記指定手段により指定された指定領域と、非指定領域
    とを異なる特性で圧縮する圧縮手段と、 前記検出手段で検出されたズーム速度に基づいて、前記
    指定領域を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
    れたズーム速度が所定速度未満である場合、前記ズーム
    機能によるズーム操作に連動して前記指定領域を変更す
    ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
    れたズーム速度が所定速度以上である場合、前記ズーム
    機能によるズーム操作完了後、前記指定領域を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
    れたズーム速度が所定速度未満である場合、前記ズーム
    機能によるズーム操作に連動して前記指定領域を変更
    し、該ズーム速度が所定速度以上である場合、該ズーム
    操作完了後、該指定領域を変更することを特徴とする請
    求項1に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
    れたズーム速度が所定速度以上である場合、前記ズーミ
    ング機能によるズーム操作中は前記指定領域を解除し、
    該ズーム操作完了後、前記指定領域を変更することを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮手段は、前記指定領域を前記非
    指定領域よりも低圧縮率で圧縮することを特徴とする請
    求項1に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮手段は、離散ウェーブレット変
    換を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記指定領域と前記非
    指定領域とを区別して表示することを特徴とする請求項
    1に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 被写体を撮像し、撮像画像を拡大・縮小
    するズーム機能を有する撮像装置の制御方法であって、 前記ズーム機能によるズーム速度を検出する検出工程
    と、 前記撮像画像を表示する表示工程と、 前記撮像画像中の所望の部分領域を指定する指定工程
    と、 前記指定工程により指定された指定領域と、非指定領域
    とを異なる特性で圧縮する圧縮工程と、 前記検出工程で検出されたズーム速度に基づいて、前記
    指定領域を制御する制御工程とを備えることを特徴とす
    る撮像装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記制御工程は、前記検出工程で検出
    されたズーム速度が所定速度未満である場合、前記ズー
    ム機能によるズーム操作に連動して前記指定領域を変更
    することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御
    方法。
  11. 【請求項11】 前記制御工程は、前記検出工程で検出
    されたズーム速度が所定速度以上である場合、前記ズー
    ム機能によるズーム操作完了後、前記指定領域を変更す
    ることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記制御工程は、前記検出工程で検出
    されたズーム速度が所定速度未満である場合、前記ズー
    ム機能によるズーム操作に連動して前記指定領域を変更
    し、該ズーム速度が所定速度以上である場合、該ズーム
    操作完了後、該指定領域を変更することを特徴とする請
    求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記制御工程は、前記検出工程で検出
    されたズーム速度が所定速度以上である場合、前記ズー
    ミング機能によるズーム操作中は前記指定領域を解除
    し、該ズーム操作完了後、前記指定領域を変更すること
    を特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記圧縮工程は、前記指定領域を前記
    非指定領域よりも低圧縮率で圧縮することを特徴とする
    請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記圧縮工程は、離散ウェーブレット
    変換を含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置
    の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記表示工程は、前記指定領域と前記
    非指定領域とを区別して表示することを特徴とする請求
    項9に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 被写体を撮像し、撮像画像を拡大・縮
    小するズーム機能を有する撮像装置の制御のプログラム
    コードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 前記ズーム機能によるズーム速度を検出する検出工程の
    プログラムコードと、 前記撮像画像を表示する表示工程のプログラムコード
    と、 前記撮像画像中の所望の部分領域を指定する指定工程の
    プログラムコードと、 前記指定工程により指定された指定領域と、非指定領域
    とを異なる特性で圧縮する圧縮工程のプログラムコード
    と、 前記検出工程で検出されたズーム速度に基づいて、前記
    指定領域を制御する制御工程のプログラムコードとを備
    えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015115903A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、コンピュータプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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