JP2001223638A - 通信端末装置、基地局装置および送信電力制御方法 - Google Patents
通信端末装置、基地局装置および送信電力制御方法Info
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Abstract
も、高速かつ高精度にオープンループの送信電力制御を
行うこと。 【解決手段】 基地局の異なるアンテナから送信された
互いに直交する信号をアンテナ201で受信し、逆拡散
部202及び拡散部203にて、それぞれの受信信号に
対して基地局で用いた拡散符号と同じ符号で逆拡散を行
い、復調部204及び復調部205にて、逆拡散後の信
号を復調し、受信電力測定部207及び受信電力測定部
208にて、復調結果から受信電力を測定し、受信電力
測定部209にて、測定された受信電力を合成し、送信
電力制御部212にて、合成した受信電力に基づいて送
信電力を制御する。
Description
送信電力制御を行う通信端末装置、基地局装置および送
信電力制御方法に関する。
一つであるCDMA(Code DivisionMultiple Access)
方式は、情報信号のスペクトルを本来の情報帯域幅に比
べて十分に広い帯域に拡散して伝送するため、高い周波
数利用効率を図ることができ、多くの利用者を収容でき
る特徴を有する。
が遠方にあり非希望の送信局(干渉局)が近くにある場
合に希望の送信局から送信された信号の受信電力より干
渉局から送信された信号の受信電力が大きくなり、処理
利得だけでは拡散符号間の相互相関を抑圧できずに通信
不能となる遠近問題がある。
ステムでは、上り回線において各伝送路の状態に応じた
送信電力制御が必要となる。また、陸上移動通信におい
て回線品質劣化の原因であるフェージングの対策として
も受信電力の瞬時値変動の補償を行う送信電力制御が必
要となる。
クス方式には、TDD(Time Division Duplex)方式と
FDD(Frequency Division Duplex)方式とがある。
線と下り回線とに時間分割して通信を行う方式であり、
送受信同一帯域であるから送信波と受信波のフェージン
グ変動の周波数相関性は1である。そして、TDD方式
は、両者の切り替え時間が十分に短い場合、フェージン
グ変動等の伝搬路状況における相互の時間相関性が高い
ため、通信端末では、受信電力に基づいて送信電力を制
御するオープンループの送信電力制御を行うことができ
る。
数で通信するFDD方式においても、通信端末がRAC
H(Random Access CHannel)を用いて発呼する際に、
報知チャネルによって知らされた報知チャネルの送信電
力値、基地局での干渉電力値及び基地局受信端での目標
電力値と、報知チャネルの受信電力とに基づいてオープ
ンループの送信電力制御によって送信電力値を決定す
る。
御を行うCDMA方式の基地局及び通信端末について、
図面を用いて説明する。
ク図である。図6に示す基地局は、送信データを変調す
る変調部11と、変調された信号に拡散符号Aを乗算し
て拡散する拡散部12と、信号を送受信するアンテナ1
3と、受信信号に拡散符号Bを乗算して逆拡散する逆拡
散部14と、逆拡散された信号を復調する復調部15と
から主に構成される。
拡散部12にて拡散符号Aにより拡散され、アンテナ1
3から送信される。
部14にて拡散符号Bにより逆拡散処理され、復調部1
5にて復調され、受信データが取り出される。
ック図である。図7に示す通信端末は、信号を送受信す
るアンテナ21と、受信信号に拡散符号Aを乗算して逆
拡散する逆拡散部22と、逆拡散された信号を復調する
復調部23と、復調結果から受信電力値を測定する受信
電力測定部24と、送信データを変調する変調部25
と、変調された信号に拡散符号Bを乗算して拡散する拡
散部26と、受信電力値等に基づいて送信電力制御を行
う送信電力制御部27とから主に構成される。
ング等による受信電力値の瞬時変動を抑圧するため、測
定された受信電力値に対して平均化処理を行い、受信電
力平均値を送信電力制御部27に出力する。
部22にて拡散符号Aにより逆拡散処理され、復調部2
3にて復調され、受信データが取り出されるとともに、
復調結果が受信電力測定部24に出力される。そして、
受信電力測定部24にて、復調結果から受信電力が測定
され、測定結果が送信電力制御部27に入力され、送信
電力制御部27にて、受信電力値等に基づいて送信電力
値が決定される。
拡散部26にて拡散符号Bにより拡散処理され、決定さ
れた送信電力値に基づいて送信電力制御部27にて電力
を増幅され、アンテナ21から無線送信される。
は、基地局が1本のアンテナから信号を送信し、通信端
末が受信信号の受信電力に基づいてオープンループの送
信電力制御を行っている。
来の無線伝送システムの通信端末は、測定された受信電
力値に対して平均化処理を行うため、フェージング変動
が遅い場合等に、瞬時変動を抑圧して高精度な受信電力
平均値を算出するまでに時間がかかり、高速かつ高精度
なオープンループの送信電力制御を行うことができない
という問題を有する。
あり、フェージング変動が遅い場合であっても、高速か
つ高精度に受信電力平均値を算出でき、高速かつ高精度
なオープンループの送信電力制御を行うことができる通
信端末装置、基地局装置および送信電力制御方法を提供
することを目的とする。
は、互いに直交する複数の受信信号をそれぞれ逆拡散す
る逆拡散手段と、逆拡散された各データの受信電力を測
定する受信電力測定手段と、測定された各データの受信
電力を合成する受信電力合成手段と、合成された受信電
力に基づいて送信電力を制御する送信電力制御手段とを
具備する構成を採る。
テナから送信された互いに直交する信号であって、フェ
ージング状況が互いに独立している複数の信号の受信電
力を測定することができるので、瞬時変動を抑圧するま
での時間を短縮することができ、フェージング変動が遅
い場合であっても、高速かつ高精度なオープンループの
送信電力制御を行うことができる。
定された各データの受信電力に重み付けをして加算する
構成を採る。
を加算した値を用いて送信電力制御を行う場合に比べ
て、より精度よく送信電力を制御することができる。
を互いに直交する拡散信号に変調する変調手段と、前記
各拡散信号を異なるアンテナから並列に無線送信する送
信手段とを具備し、上記通信端末装置と無線通信を行う
構成を採る。
の送信データを複数に分岐し、各送信データに互いに直
交する拡散符号を乗算する構成を採る。
に直交する複数の送信データのそれぞれに同一の拡散符
号を乗算する構成を採る。
を異なるアンテナから送信することができるので、通信
端末にてフェージング状況が互いに独立している複数の
受信信号の受信電力を測定し、瞬時変動を抑圧するまで
の時間を短縮することができ、フェージング変動が遅い
場合であっても、高速かつ高精度なオープンループの送
信電力制御を行うことができる。
況が互いに独立している複数の制御信号の受信電力を測
定する受信電力測定手段と、測定された各データの受信
電力を合成する受信電力合成手段と、合成された受信電
力に基づいて送信電力を制御する送信電力制御手段とを
具備する構成を採る。
品質を向上させることができ、さらに、制御信号の送信
電力は固定であることから、通信中に基地局装置から送
信電力を示す情報を得る必要がなく、演算量の削減を図
ることができる。
送信データを分配するデータ分配手段と、分配したデー
タを互いに異なる拡散符号を用いて拡散する拡散手段
と、拡散した各データを互いに異なるアンテナから並列
に無線送信するとともに各アンテナから互いに異なる制
御信号を無線送信する送信手段とを具備し、上記通信端
末装置と無線通信を行う構成を採る。
信号と同一のチャネルで各アンテナから互いに異なる既
知信号を絶えず無線送信する構成を採る。
て、ダイバーシチ効果により品質を向上させることがで
き、さらに、制御信号の送信電力は固定であることか
ら、通信中に通信端末装置に対して送信電力を示す情報
を送信する必要がなく、通信端末装置における演算量の
削減を図ることができる。
側にて、互いに直交する複数の拡散信号をそれぞれ異な
るアンテナから並列に無線送信し、通信端末装置側に
て、受信信号を送信側と同じ拡散符号を用いて逆拡散し
て受信電力を測定して合成し、合成した受信電力に基づ
いて送信電力を制御することとした。
する信号を異なるアンテナから送信し、通信端末側にて
フェージング状況が互いに独立している複数の受信信号
の受信電力を測定することにより、瞬時変動を抑圧する
までの時間を短縮することができ、フェージング変動が
遅い場合であっても、高速かつ高精度なオープンループ
の送信電力制御を行うことができる。
互いに直交する信号を異なるアンテナから並列に無線送
信し、通信端末側にて、各受信信号の受信電力を測定し
て合成し、合成した受信電力に基づいてオープンループ
の送信電力制御を行うことである。
付図面を参照して詳細に説明する。
形態1における基地局の構成を示すブロック図である。
なお、以下の説明では、説明を簡単にするために基地局
の送信系列を2系列とする。
101は、送信データをアンテナの数に分配する。デー
タの分配方法は、データをシリアル/パラレル変換によ
り分配する方法、あるいは同一データがそれぞれのアン
テナから送信されるように単に分配する方法等がある。
た送信データを変調し、拡散部104は変調された信号
に拡散符号A1を乗算して拡散し、拡散部105は変調
された信号に拡散符号A2を乗算して拡散する。ここ
で、拡散符号A1と拡散符号A2とは互いに直交する符
号である。互いに直交する拡散符号を乗算することによ
り、拡散部104の出力信号と拡散部105の出力信号
とは互いに直交関係にある。
を無線送信し、アンテナ107は拡散部105の出力信
号を無線送信する。また、アンテナ106及びアンテナ
107は、通信端末から送信された信号を受信する。
乗算して逆拡散し、復調部109は逆拡散された信号を
復調して受信データを取り出す。
信号の流れについて説明する。送信データはデータ分配
部101にて複数アンテナ数分に分配され、変調部10
2及び変調部103にて変調され、拡散部104及び拡
散部105に入力される。そして、分配された各データ
は、拡散部104及び拡散部105にて、互いに直交す
る拡散符号系列でそれぞれ拡散される。
びアンテナ107から並列送信される。なお、異なるア
ンテナから並列送信された無線信号は、互いに独立した
フェージング変動を受ける。
された信号は、逆拡散部108にて拡散符号Bにより逆
拡散処理される。逆拡散された信号は、復調部109に
て復調され、受信データが取り出される。
構成について、図2に示すブロック図を用いて説明す
る。
01は信号を無線送信し、基地局から送信された信号を
受信する。逆拡散部202及び逆拡散部203は、受信
信号をそれぞれ送信側で用いた拡散符号A1及び拡散符
号A2と同一の符号を乗算して逆拡散する。復調部20
4は拡散符号A1で逆拡散された信号を復調し、復調部
205は拡散符号A2で逆拡散された信号を復調し、デ
ータ構成部206は復調されたデータを分配される前の
データの形に戻す。
調結果から受信電力を測定して平均化し、受信電力測定
部208は復調部205の復調結果から受信電力を測定
して平均化する。なお、一般に、受信電力測定部207
及び受信電力測定部208は、パイロットシンボル(Pi
lot Symbol)やミッドアンブル(Midamble)等の既知信
号部分の受信電力を測定する。
207及び受信電力測定部208にて算出された受信電
力平均値を合成する。受信電力の合成方法は、単純に加
算する方法、あるいは、各受信電力に重み付けをした後
に加算する方法等がある。各データの受信電力に重み付
けをして加算する場合、単に各データの受信電力を加算
した値を用いる場合に比べて、より精度良く送信電力を
制御することができる。
部211は変調された信号に拡散符号Bを乗算して拡散
する。送信電力制御部212は合成された受信電力平均
値等に基づき、以下に示す式(1)により送信電力値P
UEを決定し、送信信号の電力を当該送信電力値に増幅す
る。
の送信電力値と受信電力合成部209にて合成された受
信電力平均値との差である伝播ロスであり、IBTSは基
地局での干渉電力値であり、Cは定数である。なお、通
信端末装置は、基地局装置からレイア3を通じてCの値
を教えられる。 (数1) PUE=Lp+IBTS+C …(1)
信号の流れについて説明する。アンテナ201に受信さ
れた信号は、逆拡散部202にて拡散符号A1により逆
拡散処理され、逆拡散部203にて拡散符号A2により
逆拡散処理される。拡散符号A1により逆拡散された信
号は復調部204にて復調され、復調結果が受信電力測
定部207に入力され、拡散符号A2により逆拡散され
た信号は復調部205にて復調され、復調結果が受信電
力測定部208に入力される。復調された各信号はデー
タ構成部206にて分配される前のデータの形に戻さ
れ、受信データとなる。
204の復調結果から受信電力が測定され、受信電力測
定部208にて、復調部205の復調結果から受信電力
が測定され、各受信電力の測定結果が受信電力合成部2
09に入力される。
電力値が合成され、送信電力制御部212にて、合成さ
れた受信電力、基地局の送信電力値、及び、基地局での
目標受信電力値に基づいて送信電力値が決定される。
れ、拡散部211にて拡散符号Bにより逆拡散処理され
る。そして、逆拡散後の送信信号は、送信電力制御部2
12にて当該送信電力値に増幅され、アンテナ201か
ら無線送信される。
いに異なるアンテナから送信することにより、通信端末
側にてフェージング状況が互いに独立している複数の信
号を受信して合成できるので、ダイバーシチ効果により
品質を向上させることができる。
互いに独立している複数の信号の受信電力をそれぞれ測
定し、各受信電力を合成した値に基づいてオープンルー
プの送信電力制御を行うことにより、各経路を考慮した
高精度の送信電力制御を行うことができ、制御誤差を小
さくすることができる。
を異なるアンテナから送信することにより、瞬時変動を
抑圧するまでの時間を短縮することができる。
交させる方法として、各送信信号に互いに直交する拡散
符号を乗算する方法を用いて説明したが、本発明は、例
えば、直交する送信信号に同一の拡散符号を乗算する
等、他の方法を用いて各送信信号を直交させても同様の
効果を得ることができる。
プンループの送信電力制御を行うためには、基地局の送
信電力を認識する必要がある。BCH(報知チャネ
ル)、PCH(ページングチャネル)、FACH(下り
アクセスチャネル)等の制御信号の送信電力は固定であ
るため、通信中に基地局から送信電力を示す情報を得る
必要がない。
力を測定してオープンループの送信電力制御を行うこと
により演算量の削減を図ることができる。実施の形態2
では、送信系列が2系列である基地局が2種類の制御信
号を互いに異なるアンテナから送信する場合について説
明する。
を示すブロック図である。但し、図3に示す基地局にお
いて、図1の基地局と共通する構成部分については、図
1と同一符号を付して説明を省略する。
3を乗算して拡散し、拡散部302は第2制御信号に拡
散符号A4を乗算して拡散する。
及び拡散部301の出力信号を多重して無線送信し、ア
ンテナ107は拡散部105及び拡散部302の出力信
号の出力信号を多重して無線送信する。また、アンテナ
106及びアンテナ107は、通信端末から送信された
信号を受信する。
成を示すブロック図である。但し、図4に示す通信端末
において、図2の通信端末と共通する構成部分について
は、図2と同一符号を付して説明を省略する。
信信号をそれぞれ送信側で用いた拡散符号A3及び拡散
符号A4と同一の符号を乗算して逆拡散する。
逆拡散結果から受信電力を測定して平均化し、受信電力
測定部208は逆拡散部402の逆拡散結果から受信電
力を測定して平均化する。
信号構成を説明する図である。
のように絶えず(constantly)送信されるものと、FA
CHのように間欠的に送信されるものがある。なお、F
ACHは、通信端末装置から送信されたRACHのアク
セス要求に対して送信される。
信される信号(例えばBCH)であり、第2制御信号5
02が間欠送信される信号(例えばFACH)である場
合を示す。
は、個別チャネルの信号(DCH)501と第1制御信
号(CCH1)502とが多重送信され、アンテナ10
7からは、個別チャネルの信号(DCH)503と第2
制御信号(CCH2)504とが多重送信される。
ッドアンブル511とともに送信され、第1制御信号5
02はミッドアンブル512とともに送信される。ま
た、個別チャネルの信号503は、ミッドアンブル51
3とともに送信され、第2制御信号504はミッドアン
ブル514とともに送信される。
ープンループの送信電力制御をスロット単位で絶えず行
うことが望ましい。これに対し、制御信号が間欠に送信
されると、当該制御信号が送信されない区間ではオープ
ンループの送信電力制御を行うことができない。
504が送信されないスロットではミッドアンブル51
4のみを送信する。これにより、制御信号を間欠送信す
る場合であっても、オープンループの送信電力制御をス
ロット単位で絶えず行うことができ、受信品質の維持を
図ることができる。
状況が互いに独立している複数の制御信号の受信電力を
それぞれ測定し、各受信電力を合成した値に基づいてオ
ープンループの送信電力制御を行うことにより、制御信
号の送信電力は固定であることから、通信中に基地局か
ら送信電力を示す情報を得る必要がなく、演算量の削減
を図ることができる。
してBCH、PCH及びFACHを挙げたが、実際の通
信における制御信号はこれらに限られず、また、本発明
は、他の制御信号を用いてもオープンループの送信電力
制御を行うことができる。
いてミッドアンブルを送信する場合について説明した
が、本発明はこれに限られず、送受信間で既知である信
号を各スロットにおいて送信れば同様の効果を得ること
ができる。
基地局側にて互いに直交する信号を異なるアンテナから
送信し、通信端末側にてフェージング状況が互いに独立
している複数の受信信号の受信電力を測定することによ
り、瞬時変動を抑圧するまでの時間を短縮することがで
き、フェージング変動が遅い場合であっても、高速かつ
高精度なオープンループの送信電力制御を行うことがで
きる。
すブロック図
ロック図
すブロック図
ロック図
説明する図
Claims (9)
- 【請求項1】 互いに直交する複数の受信信号をそれぞ
れ逆拡散する逆拡散手段と、逆拡散された各データの受
信電力を測定する受信電力測定手段と、測定された各デ
ータの受信電力を合成する受信電力合成手段と、合成さ
れた受信電力に基づいて送信電力を制御する送信電力制
御手段とを具備することを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項2】 合成手段は、測定された各データの受信
電力に重み付けをして加算することを特徴とする請求項
1記載の通信端末装置。 - 【請求項3】 複数の送信データを互いに直交する拡散
信号に変調する変調手段と、異なるアンテナから前記各
拡散信号を並列に無線送信する送信手段とを具備し、請
求項1又は請求項2記載の通信端末装置と無線通信を行
うことを特徴とする基地局装置。 - 【請求項4】 変調手段は、1つの送信データを複数に
分岐し、各送信データに互いに直交する拡散符号を乗算
することを特徴とする請求項3記載の基地局装置。 - 【請求項5】 変調手段は、互いに直交する複数の送信
データのそれぞれに同一の拡散符号を乗算することを特
徴とする請求項3記載の基地局装置。 - 【請求項6】 フェージング状況が互いに独立している
複数の制御信号の受信電力を測定する受信電力測定手段
と、測定された各データの受信電力を合成する受信電力
合成手段と、合成された受信電力に基づいて送信電力を
制御する送信電力制御手段とを具備することを特徴とす
る通信端末装置。 - 【請求項7】 アンテナの数だけ送信データを分配する
データ分配手段と、分配したデータを互いに異なる拡散
符号を用いて拡散する拡散手段と、拡散した各データを
互いに異なるアンテナから並列に無線送信するとともに
各アンテナから互いに異なる制御信号を無線送信する送
信手段とを具備し、請求項6記載の通信端末装置と無線
通信を行うことを特徴とする基地局装置。 - 【請求項8】 送信手段は、制御信号と同一のチャネル
で各アンテナから互いに異なる既知信号を絶えず無線送
信することを特徴とする請求項7記載の基地局装置。 - 【請求項9】 基地局装置側にて、互いに直交する複数
の拡散信号をそれぞれ異なるアンテナから並列に無線送
信し、通信端末装置側にて、受信信号を送信側と同じ拡
散符号を用いて逆拡散して受信電力を測定して合成し、
合成した受信電力に基づいて送信電力を制御することを
特徴とする送信電力制御方法。
Priority Applications (6)
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CN (1) | CN1181625C (ja) |
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