JP2001221886A - 中性子検出器集合体 - Google Patents

中性子検出器集合体

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JP2001221886A
JP2001221886A JP2000027509A JP2000027509A JP2001221886A JP 2001221886 A JP2001221886 A JP 2001221886A JP 2000027509 A JP2000027509 A JP 2000027509A JP 2000027509 A JP2000027509 A JP 2000027509A JP 2001221886 A JP2001221886 A JP 2001221886A
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guide
neutron detector
detector assembly
protection tube
tubular portion
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JP2000027509A
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English (en)
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Kenji Uzawa
健二 鵜沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護管内への炉水中のクラッドの入り込みを
防止し、かじりを発生させないようにした中性子検出器
集合体を提供すること。 【解決手段】 中性子検出器34を収納する保護管22
と、この保護管22と機械的に連結しているガイド21
と、このガイド21に対し保護管22から離れる方向に
偏倚する力を与えるスプリング32とを具備した中性子
検出器集合体において、ガイド21に保護管22を囲む
外側筒状部21cを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、沸騰水型原子炉
等における中性子束を検出する中性子検出器集合体に関
する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉などの出力は中性子束に
比例する。そのため、原子炉の出力を表示する場合、あ
るいは、燃焼度を評価する場合など、原子炉内の燃料集
合体の近くに中性子検出器集合体を配置し、原子炉内の
中性子束を測定している。
【0003】ここで、従来の中性子検出器集合体につい
て、その一部を抜き出した図4を参照して説明する。符
号41は円筒状の保護管で、保護管41内の中央部分
に、走行形校正検出器(図示せず)が挿入される案内管
42が設けられている。案内管42の周囲には、複数た
とえば4個の中性子検出器43が収納されている。図4
では、4個の中性子検出器のうちその1個だけが示され
ている。
【0004】中性子検出器43の上方で、保護管41と
案内管42の隙間に、スプリング止め44が保護管41
の内面に固定されている。スプリング止め44にスプリ
ング45の下端が支持され、スプリング45の上端にガ
イド46が連結されている。ガイド46は円柱状部46
aと円筒状部46bとで構成され、その円筒状部46b
が保護管41と案内管42の環状の隙間に挿入され、円
筒状部46bの下端がスプリング45に連結されてい
る。
【0005】上記した構造の中性子検出器集合体は、原
子炉圧力容器内の上部格子板の支持孔に、たとえばガイ
ド46端部の円柱状部46aを弾力的に支持させ、原子
炉圧力容器内に配置される。符号47は、中性子検出器
集合体の近くに位置する燃料集合体を示している。
【0006】なお、沸騰水型原子炉の場合、原子炉出力
を安全にかつ迅速に制御できるように、燃料集合体を収
納した沸騰水型原子炉内に、通常、20〜43個の中性
子検出器集合体が一様な分布で配置される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の中性子検出器集
合体は、ガイド46の円筒状部46bが保護管41と案
内管42の環状の隙間に挿入され、円筒状部46bの下
端がスプリング45に連結されている。円筒状部46b
は、保護管41などに対し上下に移動できる構造にする
必要から、保護管41上端の開口部分は必ずしも十分に
密閉されていない。したがって、原子炉の運転中に、保
護管41上端の開口部分から保護管41と案内管42の
隙間などに、炉水中の金属錆等のクラッド(図4の符号
48)が入り込み、いわゆるかじりを発生する場合があ
る。かじりが発生すると、ガイド46が上下方向に移動
できなくなる。その結果、中性子検出器集合体を交換す
る場合など、ガイド46を保護管41方向に押し下げる
ことができず、中性子検出器集合体の交換が困難にな
る。
【0008】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、保護管内への炉水中のクラッドの入り込みを防止
し、かじりを発生させないようにした中性子検出器集合
体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、中性子検出器
を収納する保護管と、この保護管と機械的に連結してい
るガイドと、このガイドに対し前記保護管から離れる方
向に偏倚する力を与える駆動機構とを具備した中性子検
出器集合体において、前記ガイドに、前記保護管を囲む
筒状部を設けたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1を
参照して説明する。符号11は沸騰水型原子炉の原子炉
圧力容器で、原子炉圧力容器11内に燃料集合体12が
収容されている。燃料集合体12の上部に上部格子板1
3が設けられ、上部格子板13に中性子検出器集合体1
4が固定されている。沸騰水型原子炉の場合、安全かつ
迅速に原子炉を制御できるように、通常、20〜43個
の中性子検出器集合体14が、燃料集合体12を収納し
た炉内に一様の分布で配置される。
【0011】中性子検出器集合体14は、たとえばその
上端のガイド部分が、上部格子板13の下面に設けられ
た支持孔の部分に弾力的に支持され、上部格子板13に
固定される。また、中性子検出器集合体14は原子炉圧
力容器11の下壁を貫通し、原子炉圧力容器11の下方
に突出している。符号15は炉水の表面を示している。
【0012】ここで、中性子検出器集合体14について
図2を参照して説明する。
【0013】中性子検出器集合体14は細長い長尺状に
形成され、原子炉圧力容器11内の上部格子板13に固
定されるガイド21や、複数の中性子検出器を収納する
保護管22、原子炉圧力容器11の下壁を貫通する部分
となるグランドシール部23などから構成されている。
【0014】次に、中性子検出器集合体14を構成する
ガイド21および保護管22、グランドシール部23の
各部分の構造について図3の断面図で説明する。
【0015】図3(a)は、ガイド21と保護管22の
一部を示し、ガイド21は中実の円柱状部21aと円柱
状部21aの下方に一体に設けられた二重の円筒状部、
すなわち内側筒状部21bと外側筒状部21cとで構成
されている。保護管22は全体が円筒状に形成され、保
護管22内の中央部分に、走行形校正検出器(図示せ
ず)が挿入される案内管31が設けられている。
【0016】そして、ガイド21の内側筒状部21bが
保護管22と案内管31の環状の隙間に挿入されてい
る。ガイド21の外側筒状部22cは保護管22を囲ん
でその外壁面と平行に伸び、保護管22上端の開口部分
を覆っている。
【0017】保護管22と案内管31の隙間には、案内
管31を螺旋状に囲むスプリング32が設けられてい
る。スプリング32の上端は、ガイド21の内側筒状部
21bの下端に連結され、スプリング32の下端は保護
管22の内壁に取り付けられたスプリング止め33に固
定されている。
【0018】スプリング32は、ガイド21に対し、一
定方向たとえば保護管22から離れる図の上方向に偏倚
させる力を与える駆動機構として機能し、図1に示すよ
うに、中性子検出器集合体14を原子炉圧力容器の上部
格子板13に取り付ける場合に、上部格子板13に対し
ガイド21を押しつけるように作用する。また、中性子
検出器集合体14の取り外しは、スプリング32の力に
逆らってガイド21を押し下げることによって行われ
る。
【0019】また、案内管31の周囲で、スプリング止
め33の下方に、複数たとえば4個の中性子検出器34
が配置される。図では、4個の中性子検出器のうちその
1個だけ示されている。符号35は、中性子検出器集合
体の近くに位置する燃料集合体を示している。
【0020】また、図3(b)はグランドシール部23
の断面を示し、グランドシール部23は、ガイド21や
保護管22など他の部分よりも外径が大きく形成され、
図1に示すように、グランドシール部23が原子炉圧力
容器11の下壁部分を貫通している。案内管31や中性
子検出器34は、グランドシール部23を経てその下方
まで伸びている。
【0021】上記した構成によれば、ガイド21を構成
する二重筒状部の外側筒状部21cが保護管22を囲ん
でその外壁と平行して伸び、保護管22の開口を覆う構
造になっている。そのため、保護管22の開口へのクラ
ッドの進入が抑えられ、保護管22内へのクラッドの堆
積が減少する。その結果、クラッドの入り込みで発生す
るカジリが防止され、ガイド21の摺動機能が維持さ
れ、交換作業が円滑に行える中性子検出器集合体が得ら
れる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、保護管内へのクラッド
の入り込みを防止し、かじりを発生させない中性子検出
器集合体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための概略の断面
図である。
【図2】本発明の中性子検出器集合体の外観を示す構造
図である。
【図3】本発明の主要部分を示す断面図である。
【図4】従来例を説明するための概略の断面図である。
【符号の説明】
21…ガイド 21a…ガイドの円柱状部 21b…ガイドの内側円筒部 21c…ガイドの外側円筒部 22…保護管 23…グランドシール部 31…案内管 32…スプリング 33…スプリング止め 34…中性子検出器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性子検出器を収納する保護管と、この
    保護管と機械的に連結しているガイドと、このガイドに
    対し前記保護管から離れる方向に偏倚する力を与える駆
    動機構とを具備した中性子検出器集合体において、前記
    ガイドに、前記保護管を囲む筒状部を設けたことを特徴
    とする中性子検出器集合体。
  2. 【請求項2】 ガイドが、外側筒状部および内側筒状部
    からなる二重筒状部分を有し、前記外側筒状部が保護管
    を囲んでいる請求項1記載の中性子検出器集合体。
  3. 【請求項3】 ガイドが、外側筒状部および内側筒状部
    からなる二重筒状部分を有し、前記外側筒状部の少なく
    とも一部が保護管の外壁面と平行に伸びている請求項1
    記載の中性子検出器集合体。
  4. 【請求項4】 ガイドが、外側筒状部および内側筒状部
    からなる二重筒状部分を有し、前記内側筒状部が保護管
    内に位置する駆動機構に連結されている請求項1記載の
    中性子検出器集合体。
  5. 【請求項5】 駆動機構がスプリングである請求項1ま
    たは請求項4記載の中性子検出器集合体。
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