JP2001221857A - 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法 - Google Patents
逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法Info
- Publication number
- JP2001221857A JP2001221857A JP2000033792A JP2000033792A JP2001221857A JP 2001221857 A JP2001221857 A JP 2001221857A JP 2000033792 A JP2000033792 A JP 2000033792A JP 2000033792 A JP2000033792 A JP 2000033792A JP 2001221857 A JP2001221857 A JP 2001221857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- shape model
- rate
- total length
- size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
識別パラメータとすることで目標の識別を正確に行うこ
とのできるISAR装置を提供する。 【解決手段】 レーダ受信機から得られたISAR画像
から目標の全長及び複数の構造物の大きさを抽出する。
データベース記憶部には、複数の目標形状モデルに関す
るデータ(全長や構造物の大きさ)を識別パラメータと
して予め格納しておく。目標の全長や構造物の大きさ
と、目標形状モデルの全長や構造物の大きさとに基づい
て、目標と目標形状モデルとの合致率を算出し、その結
果に基づいて目標の識別を行う。
Description
装置(ISAR装置)および逆合成開口レーダ画像を用
いた目標識別方法に係り、特に、レーダエコーから作成
されるISAR画像から特徴部分を抽出して目標の識別
を行うISAR装置、およびその装置において用いられ
る目標識別方法に関する。
像を用いて目標識別を行う処理では、周知のように、I
SARにより補足された目標と予めデータベースに記憶
されている目標形状モデルとを模擬・照合する手法、或
いは、ISAR画像および目標形状モデルの双方からそ
れぞれ複数の特徴点を抽出し、対応するそれぞれの特徴
点を照合する手法が取られている。
間の距離を正確に知る必要があるため、レーダエコーか
ら正確なISAR画像を求めなければならない。また、
目標の特徴を点で捉えるため、目標識別の精度は、IS
AR画像の作成処理や目標の動揺状況に大きく依存す
る。
ISAR画像処理では、画像から複数の特徴点が求めら
れ、それらの相対関係に基づいて目標が識別される。こ
のため、優れた識別精度を得るためには、各点間の距離
が正確に検出できること、および、相対関係を求める点
の位置が正確に設定できることなどが必要であった。し
かしながら、従来のISAR装置において、距離の検出
精度や特徴点の設定精度はISAR画像の質に依存す
る。このため、従来のISAR装置では、目標識別を正
確に実行することが必ずしも容易ではなかった。
ためになされたもので、ISAR画像の動揺に関わら
ず、目標識別を正確に行うことのできるISAR装置を
得ることを第1の目的としている。また、この発明は上
記のISAR装置で用いることのできる目標識別方法を
得ることを第2の目的としている。
レーダエコーに基づいて逆合成開口レーダ画像を生成す
る逆合成開口レーダ装置であって、前記逆合成開口レー
ダ画像から、目標の全長と、目標が備える構造物の大き
さとを抽出する特徴部分抽出部と、複数の目標形状モデ
ルのそれぞれについて、全長と構造物の大きさとを識別
パラメータとして格納したデータベース記憶部と、前記
目標の全長および構造物の大きさと、前記目標形状モデ
ルの全長および構造物の大きさとに基づいて、前記目標
と前記目標形状モデルとの合致率を算出する合致率算出
部と、を備えることを特徴とするものである。
合成開口レーダ装置であって、前記特徴部分抽出部は、
前記目標が船舶である場合は船首と船尾を結ぶ全長と、
少なくとも1つの艦橋の幅とを抽出し、前記合致率算出
部は、前記船舶の全長と、前記艦橋の幅とを用いて、前
記目標形状モデルとの合致率を算出することを特徴とす
るものである。
記載の逆合成開口レーダ装置であって、前記特徴部分抽
出部は、前記目標が航空機である場合は機首と機尾を結
ぶ全長と、少なくとも1つの翼幅とを抽出し、前記合致
率算出部は、前記航空機の全長と、前記翼幅とを用い
て、前記目標形状モデルとの合致率を算出することを特
徴とするものである。
何れか1項記載の逆合成開口レーダ装置であって、前記
合致率算出部は、前記目標の全長と前記目標形状モデル
の全長との合致率を算出する手段と、前記目標の構造物
の大きさと前記目標形状モデルの構造物の大きさとの合
致率を算出する手段と、全長に関する前記合致率と構造
物の大きさに関する前記合致率とを合成して最終的な合
致率を算出する手段と、前記目標形状モデルに含まれる
構造物が、前記逆合成開口レーダ画面の中に存在しない
場合に、その構造物に関する合致率を、前記最終的な合
致率の基礎から除外する手段と、を備えることを特徴と
するものである。
何れか1項記載の逆合成開口レーダ装置であって、前記
合致率算出部は、前記目標の全長と前記目標形状モデル
の全長との合致率を算出する手段と、前記目標の構造物
の大きさと前記目標形状モデルの構造物の大きさとの合
致率を算出する手段と、全長に関する前記合致率と構造
物の大きさに関する前記合致率とを合成して最終的な合
致率を算出する手段と、前記逆合成開口レーダ画面の中
に存在する構造物が、前記目標形状モデルに含まれてい
ない場合に、その構造物に関する合致率をゼロとして、
前記最終的な合致率の基礎とする手段を備えることを特
徴とするものである。
何れか1項記載の逆合成開口レーダ装置であって、前記
目標との合致率が所定のしきい値を越える目標形状モデ
ルを選択して表示する識別結果表示部を更に備えること
を特徴とするものである。
づいて生成される逆合成開口レーダ画像を用いて目標を
識別する方法であって、前記逆合成開口レーダ画像か
ら、目標の全長と、目標が備える構造物の大きさとを抽
出する特徴部分抽出ステップと、前記目標と所定の目標
形状モデルとの合致率を、前記目標の全長および構造物
の大きさと、前記目標形状モデルの全長および構造物の
大きさとに基づいて算出する合致率算出ステップと、を
含む備えることを特徴とするものである。
標識別方法であって、前記合致率算出ステップは、前記
目標の全長と前記目標形状モデルの全長との合致率を算
出するサブステップと、前記目標の構造物の大きさと前
記目標形状モデルの構造物の大きさとの合致率を算出す
るサブステップと、全長に関する前記合致率と構造物の
大きさに関する前記合致率とを合成して最終的な合致率
を算出するサブステップと、前記目標形状モデルに含ま
れる構造物が、前記逆合成開口レーダ画面の中に存在し
ない場合に、その構造物に関する合致率を、前記最終的
な合致率の基礎から除外するサブステップと、を含むこ
とを特徴とするものである。
標識別方法であって、前記合致率算出ステップは、前記
目標の全長と前記目標形状モデルの全長との合致率を算
出するサブステップと、前記目標の構造物の大きさと前
記目標形状モデルの構造物の大きさとの合致率を算出す
るサブステップと、全長に関する前記合致率と構造物の
大きさに関する前記合致率とを合成して最終的な合致率
を算出するサブステップと、前記逆合成開口レーダ画面
の中に存在する構造物が、前記目標形状モデルに含まれ
ていない場合に、その構造物に関する合致率をゼロとし
て、前記最終的な合致率の基礎とするサブステップを含
むことを特徴とするものである。
の何れか1項記載の目標識別方法であって、前記目標と
の合致率が所定のしきい値を越える目標形状モデルを選
択するステップと、その結果選択された目標形状モデル
を識別結果として表示するステップと、更に含むことを
特徴とするものである。
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
1の逆合成開口レーダ装置(ISAR装置)のブロック
図を示す。図1において、符号1はレーダイメージ表示
部を示す。レーダイメージ表示部1では、レーダエコー
に基づいて、公知の手法によりISAR画像が生成され
る。レーダイメージ表示部1で生成されたISAR画像
は特徴部分抽出部2に供給される。
捕獲されている目標の特徴部分が抽出される。特徴部分
抽出部2によって抽出された部分に関するデータは、合
致率算出部3に供給される。合致率算出部3には、更
に、データベース記憶部4から、その内部に格納されて
いる種々のデータが供給される。
による捕獲が想定される種々の目標の形状、具体的には
種々の艦艇や航空機の形状に関するモデル(以下、目標
形状モデル」と称す)が格納されている。艦艇の目標形
状モデルには、艦艇の全長や艦橋の幅などのデータが含
まれている。また、航空機の目標形状モデルには、機体
の全長や主翼或いは尾翼の幅などのデータが含まれてい
る。
供給されるデータ、すなわち、目標の特徴部分に関する
データと、データベース記憶部4から供給される目標形
状モデルのデータとに基づいて、ISAR画像中の目標
と、データベース記憶部4に格納されている個々の目標
形状モデルとの合致率を演算する。
結果表示部5に供給される。識別結果表示部5は、合致
率算出部3で求められた合致率に基づいて所定の処理を
実行し、ISAR画像中の目標と合致する可能性の高い
目標形状モデルを表示する。
ついて説明する。図1に示すレーダイメージ表示部1で
作成されたISAR画像は、上記の如く特徴部分抽出部
2に送られる。ISAR装置が艦艇を捕獲した場合にレ
ーダイメージ表示部1で生成されるISAR画像のイメ
ージを図2に示す。
は、ISAR画像中に捕獲されている目標の全長(L)
と、その目標に含まれる最大の構造物(以下、「第1構
造物」と称す)の幅(l1)とを抽出する。従って、図2
に示すISAR画像からは、艦艇の全長(L)と、最も
大きな艦橋の幅(l1)とが識別パラメータとして抽出さ
れる。
は、データベース記憶部4に格納されている個々の目標
形状モデルのデータと共に合致率算出部3に供給され
る。合致率算出部3は、以下の手順で、捕獲された目標
と、個々の目標形状モデルとの合致の度合いを表す最終
合致率を算出する。
ルに対して、先ず、以下の演算式に従って全長に関する
合致率が算出される。 合致率=(1−(Lと目標形状モデルの全長との差)
/L)×100
に関する合致率が算出される。 合致率=(1−(l1と目標形状モデルの第1構造物の
幅との差)/l1)×100
の平均を求めることにより、最終合致率が算出される。 最終合致率=(合致率+合致率)/2
されないことがある。具体的には、艦艇の艦橋などはI
SAR画像に現れないことがある。この場合、特徴部分
抽出部2では、艦艇の全長(L)だけが識別パラメータ
として抽出され、第1構造物(最大艦橋)の幅(l1)は識
別パラメータとして抽出されない。合致率算出部3は、
そのような場合には、合致率を最終合致率の基礎デー
タから除外し、全長に関する合致率をそのまま最終合
致率とする。このため、本実施形態のISAR装置で
は、測定の状況により第1構造物が検出されない場合に
も、その影響を受けることなく高精度に目標を識別する
ことができる。
SAR画像から第1構造物が抽出されている状況下で、
第1構造物を持たない目標形状モデルのデータがデータ
ベース記憶部4から合致率算出部3に供給されることが
ある。合致率算出部3は、この場合、第1構造物に関す
る合致率をゼロとして最終合致率の基礎とする。従っ
て、ISAR画像の中に捕らえられている構造物が目標
形状モデルに含まれていない場合は、その目標形状モデ
ルに対する最終合致率を、十分に小さな値とすることが
できる。
に対して算出された最終合致率は、識別結果表示部5に
供給される。識別結果表示部5は、予め、或いはオペレ
ータの指示により設定された許容誤差範囲に基づいて、
目標と合致する可能性の高い目標形状モデルを選択し、
それらのモデルをオペレータに対して表示する。
よれば、目標の全長や構造物の幅に基づいて算出される
最終合致率に基づいて目標の識別を行うことができる。
その識別の基礎となる目標の全長や構造物の幅は、目標
の動揺に関わらず、比較的容易に、かつ精度良く検出す
ることができる。従って、本実施形態のISAR装置に
よれば、目標の特徴点を基礎として識別を行う従来の装
置に比して十分に高精度な目標識別を実現することがで
きる。
標が艦艇である場合について説明したが、実施の形態1
の装置が識別可能な目標は艦艇に限定されるものではな
い。例えば、図3に示すようにISAR画像中に航空機
が捕らえられている場合は、特徴部分抽出部2において
目標の全長(L)と主翼(l3)の幅とを抽出することに
より、艦艇の場合と同様の手順で合致率を求めることが
できる。
2のISAR装置について説明する。上述した実施の形
態1では、特徴部分抽出部2において、目標の全長
(L)と、第1構造物の幅(l1)とを識別パラメータと
して抽出した。本実施形態のISAR装置は、更に、目
標物が備える構造物のうち2番目の大きさを有する第2
構造物の幅(l2)を識別パラメータとする点に特徴を有
している。従って、図2に示す艦艇の場合は、全長
(L)と、最大の艦橋の幅(l1)とに加えて、2番目に大
きな艦橋の幅(l2)が識別パラメータとなる。
実施の形態1における合致率およびの場合と同様の
手順で、第2構造物に関する合致率を算出する。以下
にその演算式を示す。 合致率=(1−(l2と目標形状モデルの第2構造物の
幅との差)/l2)×100
つの合致率、およびの平均値を最終合致率とす
る。 最終合致率=(合致率+合致率+合致率)/3
て、更に精度の高い識別を行うことが可能となる。尚、
ISAR画像中に構造物が検出されない場合の取り扱い、お
よびISAR画像中に検出されている構造物が目標形状モデ
ルに存在しない場合の取り扱いについては、実施の形態
1の場合と同様である。
標が艦艇である場合について説明したが、実施の形態2
の装置が識別可能な目標は艦艇に限定されるものではな
い。例えば、図3に示すようにISAR画像中に航空機
が捕らえられている場合は、特徴部分抽出部2において
目標の全長(L)と主翼(l3)の幅と尾翼(l4)の幅を
抽出することにより、艦艇の場合と同様の手順で合致率
を求めることができる。
構造物を抽出してそれらの幅を識別パラメータとしてい
るが、抽出される構造物の数はこれに限定されるもので
はなく、より多くの構造物を抽出し、より多数の識別パ
ラメータを用いて目標の識別を行うこととしてもよい。
なお、この発明は上記実施の形態に限ることなく、この
ほか、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できるのはもちろんのことである。
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
または7記載の発明によれば、ISAR画像から目標の
全長と構造物の大きさとを抽出し、それらに基づいて目
標の識別を行うことができる。全長や構造物の大きさは
目標の揺動に関わらず正確に検出できるため、本発明に
よれば、目標の識別を常に精度良く行うことができる。
像に捕らえられた船舶の識別を、その全長と、その艦橋
の大きさとに着目して正確に行うことができる。
像に捕らえられた航空機の識別を、その全長と、その翼
幅とに着目して正確に行うことができる。
標と目標形状モデルとの合致率を、全長についての合致
率と構造物の大きさについての合致率とを合成すること
で算出することができる。ISAR画像には、観測状況
の影響で、一部の目標物が映らないことがある。本発明
では、このような場合に、その構造物の合致率は最終的
な合致率の算出に用いられないため、観測状況に影響さ
れることなく常に高精度な目標識別が実現できる。
標と目標形状モデルとの合致率を、全長についての合致
率と構造物の大きさについての合致率とを合成すること
で算出することができる。ISAR画像に映し出されて
いる構造物が目標形状モデルに含まれていない場合は、
両者は合致しない可能性が高いと判断できる。本発明で
は、このような場合に、その構造物の合致率がゼロとさ
れたうえで最終的な合致率が算出される。このため、本
発明によれば、最終的な合致率の値を、実状に沿った値
とすることができる。
所定のしきい値を越える目標形状モデルだけを、すなわ
ち、目標と合致する可能性が十分に高い目標形状モデル
だけを、目標識別結果として表示することができる。
置のブロック図である。
レーダ画像のイメージ図である。
口レーダ画像のイメージ図である。
データベース記憶部、L 全長、 l1 第1構造物の
幅、 l2 第2構造物の幅、 l3 航空機の主翼の
幅、 l4 航空機の尾翼の幅。
Claims (10)
- 【請求項1】 レーダエコーに基づいて逆合成開口レー
ダ画像を生成する逆合成開口レーダ装置であって、 前記逆合成開口レーダ画像から、目標の全長と、目標が
備える構造物の大きさとを抽出する特徴部分抽出部と、 複数の目標形状モデルのそれぞれについて、全長と構造
物の大きさとを識別パラメータとして格納したデータベ
ース記憶部と、 前記目標の全長および構造物の大きさと、前記目標形状
モデルの全長および構造物の大きさとに基づいて、前記
目標と前記目標形状モデルとの合致率を算出する合致率
算出部と、 を備えることを特徴とする逆合成開口レーダ装置。 - 【請求項2】 前記特徴部分抽出部は、前記目標が船舶
である場合は船首と船尾を結ぶ全長と、少なくとも1つ
の艦橋の幅とを抽出し、 前記合致率算出部は、前記船舶の全長と、前記艦橋の幅
とを用いて、前記目標形状モデルとの合致率を算出する
ことを特徴とする請求項1記載の逆合成開口レーダ装
置。 - 【請求項3】 前記特徴部分抽出部は、前記目標が航空
機である場合は機首と機尾を結ぶ全長と、少なくとも1
つの翼幅とを抽出し、 前記合致率算出部は、前記航空機の全長と、前記翼幅と
を用いて、前記目標形状モデルとの合致率を算出するこ
とを特徴とする請求項1または2記載の逆合成開口レー
ダ装置。 - 【請求項4】 前記合致率算出部は、 前記目標の全長と前記目標形状モデルの全長との合致率
を算出する手段と、 前記目標の構造物の大きさと前記目標形状モデルの構造
物の大きさとの合致率を算出する手段と、 全長に関する前記合致率と構造物の大きさに関する前記
合致率とを合成して最終的な合致率を算出する手段と、 前記目標形状モデルに含まれる構造物が、前記逆合成開
口レーダ画面の中に存在しない場合に、その構造物に関
する合致率を、前記最終的な合致率の基礎から除外する
手段と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項
記載の逆合成開口レーダ装置。 - 【請求項5】 前記合致率算出部は、 前記目標の全長と前記目標形状モデルの全長との合致率
を算出する手段と、 前記目標の構造物の大きさと前記目標形状モデルの構造
物の大きさとの合致率を算出する手段と、 全長に関する前記合致率と構造物の大きさに関する前記
合致率とを合成して最終的な合致率を算出する手段と、 前記逆合成開口レーダ画面の中に存在する構造物が、前
記目標形状モデルに含まれていない場合に、その構造物
に関する合致率をゼロとして、前記最終的な合致率の基
礎とする手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3
の何れか1項記載の逆合成開口レーダ装置。 - 【請求項6】 前記目標との合致率が所定のしきい値を
越える目標形状モデルを選択して表示する識別結果表示
部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れ
か1項記載の逆合成開口レーダ装置。 - 【請求項7】 レーダエコーに基づいて生成される逆合
成開口レーダ画像を用いて目標を識別する方法であっ
て、 前記逆合成開口レーダ画像から、目標の全長と、目標が
備える構造物の大きさとを抽出する特徴部分抽出ステッ
プと、 前記目標と所定の目標形状モデルとの合致率を、前記目
標の全長および構造物の大きさと、前記目標形状モデル
の全長および構造物の大きさとに基づいて算出する合致
率算出ステップと、 を含む備えることを特徴とする目標識別方法。 - 【請求項8】 前記合致率算出ステップは、 前記目標の全長と前記目標形状モデルの全長との合致率
を算出するサブステップと、 前記目標の構造物の大きさと前記目標形状モデルの構造
物の大きさとの合致率を算出するサブステップと、 全長に関する前記合致率と構造物の大きさに関する前記
合致率とを合成して最終的な合致率を算出するサブステ
ップと、 前記目標形状モデルに含まれる構造物が、前記逆合成開
口レーダ画面の中に存在しない場合に、その構造物に関
する合致率を、前記最終的な合致率の基礎から除外する
サブステップと、 を含むことを特徴とする請求項7記載の目標識別方法。 - 【請求項9】 前記合致率算出ステップは、 前記目標の全長と前記目標形状モデルの全長との合致率
を算出するサブステップと、 前記目標の構造物の大きさと前記目標形状モデルの構造
物の大きさとの合致率を算出するサブステップと、 全長に関する前記合致率と構造物の大きさに関する前記
合致率とを合成して最終的な合致率を算出するサブステ
ップと、 前記逆合成開口レーダ画面の中に存在する構造物が、前
記目標形状モデルに含まれていない場合に、その構造物
に関する合致率をゼロとして、前記最終的な合致率の基
礎とするサブステップを含むことを特徴とする請求項7
記載の目標識別方法。 - 【請求項10】 前記目標との合致率が所定のしきい値
を越える目標形状モデルを選択するステップと、 その結果選択された目標形状モデルを識別結果として表
示するステップと、 更に含むことを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項
記載の目標識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033792A JP3514299B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033792A JP3514299B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221857A true JP2001221857A (ja) | 2001-08-17 |
JP3514299B2 JP3514299B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=18558224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000033792A Expired - Fee Related JP3514299B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3514299B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005309795A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Japan Fisheries Information Service Center | 同一目標判定装置及び同一目標判定方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム |
JP2007114101A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Mitsubishi Space Software Kk | レーダ画像処理装置、構造物高さ算出方法、レーダ画像識別方法、構造物高さ算出プログラムおよびレーダ画像識別プログラム |
JP2007114102A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Mitsubishi Space Software Kk | レーダ画像処理装置、レーダ画像識別方法およびレーダ画像識別プログラム |
JP2007128265A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Mitsubishi Space Software Kk | 照合装置、照合方法および照合プログラム |
JP2011247777A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Toshiba Corp | レーダ装置、目標類別装置及び目標類別プログラム |
JP2014514560A (ja) * | 2011-04-15 | 2014-06-19 | レイセオン カンパニー | グリントの検出を用いる目標追跡レーダ分類器及び分類方法 |
KR101736899B1 (ko) * | 2014-10-16 | 2017-05-17 | 한국해양과학기술원 | 선박 식별 방법 |
KR101760614B1 (ko) | 2016-07-04 | 2017-07-24 | 포항공과대학교 산학협력단 | 수직 거리 해상도를 이용한 역합성 개구면 레이더 영상 재구성 장치 및 그 방법 |
JP7548812B2 (ja) | 2020-12-28 | 2024-09-10 | 川崎重工業株式会社 | 類識別処理装置および類識別処理方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4532973B2 (ja) * | 2004-04-22 | 2010-08-25 | 社団法人漁業情報サービスセンター | 構造特徴抽出装置及び同一目標判定装置及び構造特徴抽出方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム |
-
2000
- 2000-02-10 JP JP2000033792A patent/JP3514299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005309795A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Japan Fisheries Information Service Center | 同一目標判定装置及び同一目標判定方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム |
JP4532972B2 (ja) * | 2004-04-22 | 2010-08-25 | 社団法人漁業情報サービスセンター | 同一目標判定装置及び同一目標判定方法及びプログラム |
JP2007114101A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Mitsubishi Space Software Kk | レーダ画像処理装置、構造物高さ算出方法、レーダ画像識別方法、構造物高さ算出プログラムおよびレーダ画像識別プログラム |
JP2007114102A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Mitsubishi Space Software Kk | レーダ画像処理装置、レーダ画像識別方法およびレーダ画像識別プログラム |
JP4688626B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-05-25 | 三菱スペース・ソフトウエア株式会社 | レーダ画像処理装置、構造物高さ算出方法、レーダ画像識別方法、構造物高さ算出プログラムおよびレーダ画像識別プログラム |
JP4651499B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-03-16 | 三菱スペース・ソフトウエア株式会社 | レーダ画像処理装置、レーダ画像識別方法およびレーダ画像識別プログラム |
JP4688639B2 (ja) * | 2005-11-02 | 2011-05-25 | 三菱スペース・ソフトウエア株式会社 | 照合装置、照合方法および照合プログラム |
JP2007128265A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Mitsubishi Space Software Kk | 照合装置、照合方法および照合プログラム |
JP2011247777A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Toshiba Corp | レーダ装置、目標類別装置及び目標類別プログラム |
JP2014514560A (ja) * | 2011-04-15 | 2014-06-19 | レイセオン カンパニー | グリントの検出を用いる目標追跡レーダ分類器及び分類方法 |
KR101736899B1 (ko) * | 2014-10-16 | 2017-05-17 | 한국해양과학기술원 | 선박 식별 방법 |
KR101760614B1 (ko) | 2016-07-04 | 2017-07-24 | 포항공과대학교 산학협력단 | 수직 거리 해상도를 이용한 역합성 개구면 레이더 영상 재구성 장치 및 그 방법 |
JP7548812B2 (ja) | 2020-12-28 | 2024-09-10 | 川崎重工業株式会社 | 類識別処理装置および類識別処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3514299B2 (ja) | 2004-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109087510B (zh) | 交通监测方法及装置 | |
US11170525B2 (en) | Autonomous vehicle based position detection method and apparatus, device and medium | |
CN112785625B (zh) | 目标跟踪方法、装置、电子设备及存储介质 | |
CN108985199A (zh) | 商品取放操作的检测方法、装置及存储介质 | |
US11971961B2 (en) | Device and method for data fusion between heterogeneous sensors | |
US7013235B2 (en) | Method, apparatus and program for determining growth of trees | |
US10255673B2 (en) | Apparatus and method for detecting object in image, and apparatus and method for computer-aided diagnosis | |
CN108120391A (zh) | 信息处理设备和方法、存储介质和物品制造方法 | |
JP2001221857A (ja) | 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法 | |
CN113255578A (zh) | 交通标识的识别方法及装置、电子设备和存储介质 | |
JP2006090957A (ja) | 移動体の周囲物体検出装置及び移動体の周囲物体検出方法 | |
CN115690545B (zh) | 训练目标跟踪模型和目标跟踪的方法和装置 | |
CN110017998A (zh) | 车辆检测方法、装置和设备 | |
US20230326251A1 (en) | Work estimation device, work estimation method, and non-transitory computer readable medium | |
JP2002133413A (ja) | 画像処理を用いる3次元物体の識別方法および装置 | |
JP3499727B2 (ja) | スケール抽出型レーダイメージ解析装置 | |
JP5577614B2 (ja) | レーダ装置、目標同化判定処理方法およびプログラム | |
JPH03171270A (ja) | 局所的表面の幾何学的形状に基づく物体認識装置及び方法 | |
CN112477868B (zh) | 碰撞时间计算方法、装置、可读存储介质和计算机设备 | |
CN115115889A (zh) | 一种仪表图像分析方法及装置 | |
CN114638947A (zh) | 数据标注方法、装置、电子设备及存储介质 | |
CN103020601B (zh) | 高压线视觉检测方法和装置 | |
JP2005083909A (ja) | レーダ装置 | |
CN111753625A (zh) | 一种行人检测方法、装置、设备及介质 | |
KR20160067693A (ko) | 영상기반의 보포트 판단 보조시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |