JP2001221738A - 光照射装置および赤外線吸収式ガス濃度計測装置 - Google Patents

光照射装置および赤外線吸収式ガス濃度計測装置

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JP2001221738A
JP2001221738A JP2000150803A JP2000150803A JP2001221738A JP 2001221738 A JP2001221738 A JP 2001221738A JP 2000150803 A JP2000150803 A JP 2000150803A JP 2000150803 A JP2000150803 A JP 2000150803A JP 2001221738 A JP2001221738 A JP 2001221738A
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Takahiro Nitta
高弘 新田
Masahiro Shiozawa
方浩 塩澤
Atsushi Hashikawa
淳 橋川
Nariyuki Kawazu
成之 河津
Nobuo Watanabe
修夫 渡辺
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光照射装置の複数系統の光の光量アンバラン
スを緩和し、短時間で高精度な赤外線吸収式のガス濃度
計測を可能とすることである。 【解決手段】 第1、第2の光源31a,32aからハ
ーフミラー4にそれぞれ光を入射せしめてハーフミラー
4において第1の光源31aの反射光成分と第2の光源
32aの透過光成分とを重畳せしめて第1の系統の光L
1を得るとともに第2の光源32aの反射光成分と第1
の光源31aの透過光成分とを重畳せしめて第2の系統
の光L2を得るようにすることで、一方の光源の劣化等
で光源31a,32a間の光量アンバランスが生じても
基準ガスが封入されるセル11内に照射される第1の系
統の光と試料ガスが導入されるセル12内に照射される
第2の系統の光L2との光量比の偏りを緩和し計測精度
を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光照射装置および赤
外線吸収式ガス濃度計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の系統の光を出力する光照射装置は
計測装置等で用いられる。かかる計測装置としては、例
えば、光として赤外線を用いる赤外線吸収式のガス濃度
計測装置がよく知られている。
【0003】赤外線吸収式のガス濃度計測装置は、ガス
分子固有の赤外線吸収効果を利用して試料ガス中の特定
の成分ガス(検出ガス)の濃度を連続的に測定するもの
で、筒状のセルを透過窓で閉鎖し、セル内に試料ガスを
導入した状態でセル内に光照射装置から赤外線を照射
し、他方の光透過窓から出射した透過赤外線を出射側の
透過窓の後方に配置した検出器で受けるようになってい
る。検出赤外線量は上記検出ガスの濃度に応じて小さく
なり、濃度Cの検出ガスを含んだ試料ガス中を初期光量
0 の光が距離L通過した後の透過光量iを表す一般式
は式(1)で表される。式中、Kは検出ガスに固有の吸
収係数である。 i=i0 ・exp(−K・C・L)・・・(1)
【0004】図7はかかるガス濃度計測装置の一つの構
成を示すもので、光照射装置9aは光源93の前方に設
けられたチョッパ94を備え、チョッパ94はモータ9
5で駆動し光源93からの赤外線が断続光に変調され
る。チョッパ94を通過した赤外線は分配器96により
2つのセル、補償セル911と計測セル912とに分配
される。補償セル911には検出ガス濃度が既知の基準
ガス例えば不活性ガスが封入され、計測セル912には
検出ガス濃度が未知の試料ガスが導入される。検出器9
21,922はこの2つのセル911,912における
検出ガス濃度の違いに基づく赤外線吸収量の差を検出す
る。検出器911,912には種々のものがあるが、例
えば、セル911,912を透過する赤外線量の違いで
生じる受光チャンバ921,922の圧力の微小な差圧
を微差圧計923により検出する(第1従来例)。
【0005】ここで、式(1)より知られるように初期
赤外線量が大きいほどセルにおける赤外線の減衰量は大
きいから、上記差圧も初期赤外線量が大きいほど大きく
S/Nの点で有利であり、高感度な計測が可能となる。
しかし、第1従来例の構成のものでは単一の光源により
複数の系統の光を得るので、初期光量i0 を大きくしよ
うとすれば光源が大型化せざるを得ず、点光源とするの
が困難となる。このため、セル内をセル壁面で反射し複
雑な透過経路をとる赤外線成分が増え、検出器から、セ
ル内ガスによる赤外線吸収が反映した適切な検出結果が
得られないという問題がある。
【0006】そこで、計測精度の向上を図ったものとし
て、図8に示す赤外線吸収式ガス濃度計測装置の光照射
装置9bのように光源981,982をセル911,9
12ごとに1対1に対応して設け、かかる問題の回避を
図ったものがある(第2従来例)。図の構成では検出器
971,972を赤外線強度を各セルで検出可能な固体
センサにより構成している。また、光源981,982
からの赤外線が断続光となるように光源981,982
への給電を制御して装置の温度上昇による検出値のオフ
セットのドリフトを防止するようにしたものもある。
【0007】光源をセルごとに1対1に対応して設けた
ものとしては、他に特開平8−75642号公報に記載
されたものもあり、こちらの方は、検出器を両セルに共
通として、検出器が受ける赤外線を、モータ駆動のチョ
ッパにより計測セルを透過した赤外線と補償セルを透過
した赤外線とのうちいずれかに選択している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス濃度計
測装置を車両に搭載して車両の制御用に用いる場合等の
ようにガス濃度計測装置の起動から計測開始までに時間
の猶予が余りない場合、ガス濃度計測装置が速やかに立
ち上がらないと計測開始直後に計測精度が不足するおそ
れがある。とりわけ、赤外線を発する光照射装置は、そ
の光源が一種の熱源であり、光源自身やその保持部材等
が熱容量を持つので、光源が安定して一定強度以上の光
線を照射するのに時間がかかり、例えば上記ガス濃度計
測装置の立ち上げ完了までの時間を左右することにな
る。
【0009】また、上記第2従来例のように、必要な光
の系統数だけ光源を用意して各系統ごとに1つずつ光源
を割り当てる光照射装置では、さらに次の問題もある。
光源のうち1つが劣化等で発光特性の経時変化が生じた
り、製造ばらつきに基因して光源の個体差があると、系
統間で光量のバランスが大きくくずれることになる。こ
れは、上記赤外線吸収式ガス濃度計測装置のような計測
装置に用いる場合には計測精度に影響する。計測に先立
って補正作業を行ったとしても、例えば上記ガス濃度計
測装置において両セルに基準のガスを導入して上記検出
器のゲイン調整を行ったとしても、計測レンジによって
は要求される計測精度が確保できないおそれがある。ま
た、ゲイン調整後に光量アンバランスの大きさが変化す
る場合には対応できない。
【0010】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
短時間で一定強度以上の光線を安定的に得ることができ
る光照射装置および赤外線吸収式ガス濃度計測装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、光照射装置を次のように構成する。n個の光源のう
ち1つの光源から発せられた光が透過する(n−1)個
のハーフミラーを具備せしめる。上記1つの光源以外の
(n−1)個の光源の光路を、該光源からの光が上記
(n−1)個の光源と1対1に対応する上記(n−1)
個のハーフミラーを透過し、かつその透過光が上記(n
−1)個のハーフミラーにおける上記1つの光源の反射
光と重畳するように設定する。上記n系統の光として、
(n−1)個の上記透過光の方向に出射する(n−1)
系統の光と、上記(n−1)個のハーフミラーを透過し
た上記1つの光源からの光の方向に出射する1系統の光
とを得る。
【0012】各光源はハーフミラーにより少なくとも2
つ以上の系統の光に分配されるから、光源の立ち上がり
特性が光源間でばらつき光量がアンバランスなものとな
ってもそのアンバランス量が分散されて系統間の光量ア
ンバランスを緩和することができる。したがって、短時
間で一定強度以上の光線を安定的に得ることができる。
また、使用中にいずれかの光源が劣化等で光量がアンバ
ランスなものとなっても、同様にそのアンバランス量が
分散されて系統間の光量アンバランスを緩和することが
できる。
【0013】請求項2記載の発明では、赤外線吸収式ガ
ス濃度計測装置を次のように構成する。筒状に形成され
試料ガスが導入される計測用のセルと、筒状に形成され
濃度既知の基準ガスが封入された補償用のセルと、上記
セルごとに設けられて各セルの一端から出射する赤外線
の強度を検出する検出器と、請求項1の発明の光照射装
置とを具備する構成とする。該光照射装置は、上記n系
統の光としてn系統の赤外線を上記各セルの他端からセ
ル内に1系統ずつ照射する構成とする。
【0014】セル内に照射される赤外線のセル間の光量
ばらつきが緩和され高精度でガス濃度の計測が可能とな
る。
【0015】請求項3記載の発明では、赤外線吸収式ガ
ス濃度計測装置を次のように構成する。筒状に形成され
た1以上のセルと、該セルを透過しその一端から出射す
る赤外線の強度を検出する検出器と、セルの他端からセ
ル内に赤外線を照射する光源と、該光源への供給電力を
制御する光源制御手段とを具備するとともに、少なくと
も1つのセルには試料ガスを導入してなる構成とする。
上記光源制御手段を、計測時には周期的に供給電力を増
減して上記光源からの光量が強弱を繰り返すように設定
し、光源への給電開始の際には平均供給電力を計測時よ
りも多くする構成とする。
【0016】光源への給電開始の際には計測時よりも多
い平均電力に設定されるから、光源からセル内への照射
強度が速やかに要求される照射強度にまで達し安定す
る。しかして、短時間で計測を開始することができる。
そして、計測時には照射強度が強弱を繰り返すので、検
出器から得られる検出値のオフセットがドリフトするこ
とはない。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1図に、本発
明の第1実施形態になる光照射装置およびこれを用いた
赤外線吸収式ガス濃度計測装置の構成を示す。赤外線吸
収式ガス濃度計測装置は、2つのブロック状部材21,
22とその間に介設された2本の筒状部材231,23
2とを有しており、これらは例えばステンレススティー
ル材から成形される。筒状部材231,232は、ブロ
ック状部材21,22にそれぞれ平行に形成された1対
の孔201,202と1対の孔205,206とに両端
部が嵌入せしめてあり、2つの円柱状空間が形成されて
いる。この2つの円柱状空間はそれぞれ検出ガスの吸収
波長域の赤外線を透過可能な2つの透過窓611,61
2、透過窓621,622により閉鎖画成され、補償用
のセル11、計測用のセル12としてある。透過窓61
1〜622は例えばフッ化カルシウムで構成される。
【0018】各セル11,12には一方の透過窓61
2,622の背後にセル11,12の軸線上に透過窓6
12,622から出射する赤外線を検出する検出器たる
光センサ71,72が設けてある。光センサ71,72
としてはサーモパイルセンサ等種々のものが用いられ
得、応答性等、用途を考慮して選択するのがよい。
【0019】セル11,12の長さ方向の2か所に均等
に、セル11,12と交差する方向に共通のヒータブロ
ック271,272が配置され、これにより各セル1
1,12を保温するようになっている。
【0020】補償セル11には赤外線吸収のない基準ガ
スである不活性ガス(N2 等)が充填してある。
【0021】計測セル12は一方のブロック状部材21
に設けられた導入管路25から検出ガス(CO等)濃度
が未知の試料ガスが導入され、計測セル12内を流通し
て他方のブロック状部材22に設けられた排出管路26
から排出されるようになっている。
【0022】光照射装置10は、2系統の光である赤外
線を照射可能に構成され、補償セル11と計測セル12
とに1系統ずつ赤外線L1,L2を照射する。
【0023】光照射装置10の基部となる上記ブロック
状部材21には上記のごとく孔201,202が形成さ
れるとともに、その一方の孔201を補償セル11の光
透過窓611の後方位置で一方の孔201と直交する方
向に横切る別の孔203が形成され、該孔203の補償
セル11側の端部は第1の光源アッセンブリ31により
閉鎖され、孔203の計測セル12側の端部は、ブロッ
ク状部材21の側面に形成された凹所204にて他方の
孔202と連通している。なお、凹所204は、先端面
が孔202,203の軸線に対して45°の角度にカッ
トされた蓋部材24により閉鎖され、孔202と孔20
3との連通部は上記先端面によって画成された三角形の
空間により形成される。
【0024】第1の光源アッセンブリ31は一定の指向
性を有する光源(以下、適宜、第1の光源という)31
aとこれを外周から保持する保持部材31bとからな
り、1つの光源たる第1の光源31aから赤外線が孔2
03内に孔203の軸線方向に照射される。孔203と
孔201とが交叉する位置に1/2透過1/2反射のハ
ーフミラー4が孔201,203の軸線に対して45°
傾げて設けてあり、第1の光源31aから発せられた赤
外線がハーフミラー4に45°の角度で入射し、ハーフ
ミラー4において孔203の軸線方向に進行する透過光
と孔201の軸線方向に進行する反射光とに分割され
る。ハーフミラー4は基板に蒸着膜を形成して反射率を
50%に設定したものや両面を研磨したシリコン板等が
用いられる。
【0025】また、孔203の軸線に対して45°の角
度を有する上記蓋部材24の先端面には全反射ミラー5
が接着され、これに、第1の光源31aのハーフミラー
4における透過光が45°の角度で入射し計測セル12
に向けて反射するようになっている。
【0026】一方、孔201の、補償セル11とは反対
側の端部は第2の光源アッセンブリ32により閉鎖され
ている。該光源アッセンブリ32は、上記第1の光源ア
ッセンブリ31と同じ構成の光源(以下、適宜、第2の
光源という)32aとその保持部材32bとからなり、
第2の光源32aから赤外線が孔201内に孔201の
軸線方向に照射されてハーフミラー4に上記第1の光源
31aとは反対側の面から45°の角度で入射し、ハー
フミラー4において孔201の軸線方向に進行する透過
光と孔203の軸線方向に進行する反射光とに分割され
る。このハーフミラー4における透過光は第1の光源3
1aからの反射光と重畳し、この反射光とともに補償セ
ル11内に照射される第1の系統の赤外線L1となる。
【0027】一方、第2の光源32aから照射されてハ
ーフミラー4で反射した赤外線は、第1の光源31aか
らの透過光と重畳し、この透過光とともに全反射ミラー
5で進行方向を変える。この重畳光は計測セル12内に
照射される第2の系統の赤外線L2となる。
【0028】検出・制御回路81は例えば光源31a,
32aへの給電路を断接して、光源31a,32aへの
給電をオンオフ制御し、光源31a,32aが発する光
量の経時プロファイルに一定周期で高低するパルス状の
形状を与えるとともに、光源31a,32aの制御信号
に同期して、上記光量が高値をとるタイミングで検出器
71,72から出力される信号を、光照射装置10の2
系統の赤外線L1,L2がそれぞれ補償セル11、計測
セル12を透過した後の赤外線の光量の検出値として取
り込むようになっている。光源31a,32aが発する
光量にパルス状の形状を与えることで、常時赤外線が照
射されることによる装置の温度上昇で検出値のオフセッ
トがドリフトするのを防止している。
【0029】取り込まれた検出値は、A/D変換器82
によりデジタル化された後、信号処理部83に入力し、
信号処理部83において両検出値の差に基づいてガス濃
度が算出される。算出されたガス濃度を濃度表示部84
が表示する。
【0030】なお、計測セル12には試料ガスの計測に
先立ち導入管路25から上記基準ガスが導入可能で、基
準ガスが導入された状態で、補償セル検出器71、計測
セル検出器72についてゲイン調整が可能である。
【0031】さて、補償セル11、計測セル12に照射
される光照射装置10からの各系統の赤外線L1,L2
は、上記のごとく各光源31a,32aの発する赤外線
の1/2ずつをとり加算したものである。したがって、
一方の光源31a,32aの劣化や個体差等によって光
源31a,32aの発する光量にばらつきがあっても、
そのばらつきが補償セル11側と計測セル12側とに1
/2ずつ分散されるので、光源31a,32a間の光量
ばらつきがそのまま両セル11,12への照射強度ばら
つきとして現れない。上記図8に示した構成のものに比
して優れている。したがって、通電開始後の立ち上がり
特性が光源31a,32a間でばらついても、このばら
つきが現れないから、光源31a,32aへの給電開始
後、光量ばらつきが収束するのを待つことなく、例えば
検出器71,72で検出される赤外線強度から知られる
光量が一定値に達したら計測可能になる。
【0032】そして、かかる光照射装置10を用いてい
る本実施形態のガス濃度計測装置は試料ガス中の検出ガ
スの濃度を高精度で計測することができる。また、ゲイ
ン調整後、光源31a,32aの光量アンバランスが経
時変化しても赤外線L1と赤外線L2との光量比は変わ
らないので、試料ガス中の検出ガスの濃度の計測精度を
大きく損なうことはない。
【0033】なお、図2に示すように、光照射装置10
の第1の系統の赤外線L1を計測セル12内に照射し、
第2の系統の赤外線L2を補償セル11内に照射するよ
うにしてもよい。
【0034】(第2実施形態)図3に本発明の第2の実
施形態になる光照射装置の要部概略構成を示す。第1実
施形態の構成よりも照射光を1系統増やし3系統の光を
照射可能としたものである。図中、第1実施形態と実質
的に同じ作動をする部位には同じ番号を付すものとす
る。本光照射装置10Aは3つの一定の指向性を有する
光源31a,32a,33aと、光源数よりも1少ない
2つのハーフミラー41,42と、全反射ミラー5とか
ら構成される。
【0035】ハーフミラー41,42は1つの光源であ
る第1の光源31aの前方に設けてあり、光源31aか
らの光がハーフミラー41,42を順次透過するように
なっている。最後のハーフミラー42を透過した光は全
反射ミラー5で進行方向を変える。また、ハーフミラー
41,42は光源31aからの光が45°の入射角で入
射するように配置され、光源31aからの光が各ハーフ
ミラー41,42において上記のごとく透過する光と該
透過光に対して直角方向に反射する光とに分かれる。
【0036】第2の光源32aは、第1のハーフミラー
41に第1の光源31aの光が入射する面とは反対側の
面から入射するように配置されて入射角度が第1の光源
31aの入射角度と同じ45°に、したがって第1のハ
ーフミラー41における第1の光源31aからの光の反
射方向に入射するように設定してあり、光源32aから
の光が第1のハーフミラー41を透過し、その透過光が
第1の光源31aからの反射光と重畳するようになって
いる。この、第1のハーフミラー41において重畳する
第1の光源31aからの反射光と第2の光源32aから
の透過光との重畳光は第1の系統の光L1’を形成す
る。
【0037】また第2の光源32aからの光は第1のハ
ーフミラー41において直角方向すなわち第1の光源3
1aからの光の透過方向に反射し、この反射光は第1の
光源31aの透過光と重畳し、第2のハーフミラー42
に45°の入射角で入射する。
【0038】第3の光源33aは、第2のハーフミラー
42に、第1の光源31aからの光が入射する面とは反
対側の面から入射するように配置されて入射角度が第1
の光源31aからの光の入射角度と同じ45°に設定し
てあり、光源33aからの光が第2のハーフミラー42
を透過し、その透過光が第1のハーフミラー41からの
光の第2のハーフミラー42における反射光と重畳する
ようになっている。この、第2のハーフミラー42にお
いて重畳する第1のハーフミラー41からの反射光と第
3の光源33aからの透過光との重畳光は第2の系統の
光L2’を形成する。
【0039】また第3の光源33aからの光は第2のハ
ーフミラー42において直角方向すなわち第1の光源3
1aからの光の透過方向に反射し、この反射光は第1の
ハーフミラー42からの光と重畳し、全反射ミラー5に
45°の入射角で入射し、第1、第2の系統の光L
1’,L2’と平行な方向に進行方向を変え、第3の系
統の光L3’となる。
【0040】さて、各系統の光L1’,L2’,L3’
は、上記のごとく各ハーフミラー41,42の両面から
入射する2つの光の一部同志を加算したものとなる。し
たがって、3つの光源31aと光源32aと光源33a
との光量比がばらついても各光源31a〜33aの光量
の偏差が各系統の光L1’〜L3’に分散されるから、
系統間のばらつきを緩和することができる。例えば、ハ
ーフミラー41,42を1/3透過2/3反射のものと
し、第1の光源31aが劣化し光量が2/3に低下した
とすると、第1の系統の光L1’は、第1の光源31a
の成分(2/3)×(2/3)と第2の光源32aの成
分1×(1/3)とで7/9となる。
【0041】第1、第2の光源31a,32aからの光
のうち第1のハーフミラー41で透過または反射して第
2のハーフミラー42に入射する光は、第1の光源31
aの成分(2/3)×(1/3)と第2の光源32aの
成分1×(2/3)とで8/9となる。したがって、第
2の系統の光L2’は、(8/9)×(2/3)と第3
の光源の成分1×(1/3)とで25/27となる。
【0042】第1のハーフミラー41からの成分、第3
の光源33aからの光のうち、第2のハーフミラー42
で透過または反射して全反射ミラー5に入射する光、す
なわち第3の系統の光L3’は、第1のハーフミラー4
1からの成分の透過成分(8/9)×(1/3)と第3
の光源33aの成分1×(2/3)とで26/27とな
る。
【0043】この例では系統間の光量ばらつきが最大−
最小で5/27であるのに対し、上記3つの光源31a
〜33aをそれぞれ3系統の光とする従来の装置では光
量ばらつきは1/3であり、本光照射装置10Aではば
らつきが大きく減少するのが分かる。
【0044】なお、系統数が4以上の場合は、図の構成
において、第2のハーフミラー42と全反射ミラー5と
の間にハーフミラーを増設し、該ハーフミラーと1対1
に対応し該ハーフミラーに向けて光を照射する光源を設
けて、ハーフミラーを透過した光が該ハーフミラーで反
射する第2のハーフミラーからの光と重畳するように配
置し、この重畳光を増設された系統の光として得るよう
にする。
【0045】このように、光の系統数を3以上とした光
照射装置は、3以上の上記セルを有し複数の種類の被測
定ガスの濃度をそれぞれ計測するガス濃度計測装置に好
適に適用することができる。
【0046】なお、上記各実施形態において、全反射ミ
ラーは、第1実施形態では第2の系統の光の進路を変え
るために、第2実施形態では第3の系統の光の進路を変
えるために設けられているが、第1実施形態の第1の系
統の光の進路を変えるために、第2実施形態の第1、第
2の系統の光の進路を変えるために設けてもよい。すべ
ての系統の光が第1の光源の照射方向に平行に照射され
るようにすることができる。
【0047】また、用途によっては各系統の光の進行方
向は必ずしも平行である必要はなく任意であり、そのた
め、ハーフミラーにその両面から入射する2つの光の入
射角を45°以外の角度に設定することもできる。
【0048】また、光源からハーフミラーに到る光路、
ハーフミラー間の光路等を真っ直ぐにとる必要はなく、
途中に全反射ミラーを設けて進路を変えてもよく、装置
の全体形状や装置各部のレイアウトが自由である。
【0049】また、光源からの光が赤外線透過窓に到る
までの経路となる、赤外線透過窓、光源アッセンブリ、
蓋部材により画成される空間に、検出ガスに対して赤外
線吸収波長が近似する干渉ガス(例えばCO検出におけ
るCO2 )を封入してガスフィルタとし、予め干渉ガス
の吸収波長の赤外線を除去しておくようにするのもよ
い。
【0050】なお、上記各実施形態の光照射装置はガス
濃度計測装置以外の計測装置にも適用することができ、
上記のごとく、光量アンバランスを回避もしくは緩和す
る効果が得られ、給電開始後、短時間で安定した一定強
度の光量の照射が可能となる。また、計測装置だけでは
なく、上記各実施形態の説明より容易に知られるよう
に、複数の光源のうちいくつかが故障し光強度が極端に
低下もしくは完全に消灯しても、複数系統の光照射が確
保されるので、ある程度の光量の照明が複数の場所で必
要な用途に用いても好適である。また、照射光も赤外線
に限られるものではない。
【0051】(第3実施形態)図4に本発明の第3の実
施形態になる赤外線吸収式ガス濃度計測装置の構成を示
す。第1実施形態の構成において、検出・制御回路を別
の構成としたものである。図中、第1実施形態と実質的
に同じ作動をする部位には同じ番号を付すものとする。
図5(A)は検出・制御回路81Aの光源駆動制御の内
容を示すタイムチャートであり、図5(B)は検出・制
御回路81Aと比較する第1実施形態における検出・制
御回路81の光源駆動制御の内容を示すタイムチャート
である。図中には、光源31a,32aへの印加電圧と
光源31a,32aから発せられた赤外線量(図中、光
源出力)を示している。
【0052】第1実施形態における検出・制御回路81
は起動時から光源31a,32aへの印加電圧が計測時
と同様に低値V1 と高値V2 とを交互に繰り返すのに対
して、検出・制御回路81Aは、先ず、光源31a,3
2aへの給電開始の際には常時印加電圧が高値V2 で通
電する(立ち上げモード)。これにより光源31a,3
2aは発熱しその熱の一部はこれらの保持部材31b,
32bに逃げ、光源31a,32aはこの熱収支で規定
される速度で温度が漸次上昇し照射赤外線強度が増加す
る。なお、保持部材31b,32bも光源31a,32
aからの熱伝導で温度が上昇する。この高値V2 での通
電時間t1 は、検出器71,72から知られる光源31
a,32aから発せられた赤外線量が所定値に達すると
終了する。ここで、所定値は、計測に必要な十分な強度
の赤外線が光源31a,32aから発せられていると認
められる値に設定する。
【0053】常時通電時間t1 以降は、第1実施形態と
同様に光源31a,32aへの印加電圧が時間t2 ごと
に低値V1 と高値V2 とに交互に変化せしめる(計測モ
ード)。そして、保持部材31b,32bの温度が上昇
しているから、光源31a,32aからの赤外線量は、
光源31a,32aへの印加電圧が低値V1 から高値V
2 に変化した時にも応答性よく立ち上がる。
【0054】本実施形態では、かかる制御により給電開
始の際における光源31a,32aの平均電力を多くす
ることで、光源31a,32aの立ち上がりを速めるこ
とができ、計測開始までの時間を短縮することができ
る。発明者らの確認したところでは40%短縮可能であ
った。
【0055】なお、本実施形態では、光源31a,32
aへの給電開始の際に印加電圧を常時、高値V2 として
通電しているが、低値V1 と高値V2 とを交互に繰り返
すとともにその繰り返し周期における低値V1 の期間の
割合を計測モード時よりも減じ、高値V2 の期間の割合
を計測モード時よりも増大するのもよく、これによって
も給電開始の際における光源31a,32aへの平均供
給電力を多くすることができる。
【0056】また、図6に示すように、光源31a,3
2aへの給電開始の際の印加電圧を、計測モード時の高
値V2 よりも高いV3 にするのもよい。この場合、図5
(A)の場合よりもさらに速く計測可能な状態にするこ
とができる。なお、この場合、電圧値V3 が光源31
a,32aの定格一杯もしくは定格を越えるものであっ
ても、光源31a,32aへの給電開始の際だけである
から、光源31a,32aの寿命や計測時における照射
赤外線の波長等には特に問題はない。
【0057】また、本実施形態では検出器71,72の
検出値が所定値に達するまで、計測モード時よりも平均
供給電力を多くする立ち上げモードに設定されている
が、給電開始の際における所定時間だけ立ち上げモード
に設定するのもよい。
【0058】また、本実施形態の特徴部分は、補償セル
11、計測セル12のそれぞれについて、印加電圧が低
値V1 をとり照射強度が強となるときの検出器71,7
2の出力と、高値V2 をとり照射強度が弱となるときの
検出器71,72の出力とを得、その差をとることでセ
ル11,12を構成する筒状部材231,232や透過
窓612,622からの輻射による計測誤差を低減する
構成のガス濃度計測装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光照射装置を備えた本発明のガス濃度
計測装置の構成図である。
【図2】上記ガス濃度計測装置の変形例の構成図であ
る。
【図3】本発明の別の光照射装置の要部の構成図であ
る。
【図4】本発明の別のガス濃度計測装置の構成図であ
る。
【図5】(A)は上記ガス濃度計測装置における光源駆
動制御を示すタイムチャートであり、(B)は上記ガス
濃度計測装置と比較するガス濃度計測装置における光源
駆動制御を示すタイムチャートである。
【図6】上記ガス濃度計測装置における光源駆動制御の
変形例を示すタイムチャートである。
【図7】従来の光照射装置を備えた従来のガス濃度計測
装置の構成図である。
【図8】従来の別の光照射装置を備えた従来の別のガス
濃度計測装置の構成図である。
【符号の説明】
10 光照射装置 11 補償セル 12 計測セル 25 導入管路 26 排出管路 31,32 光源アッセンブリ 31a,32a,33a 光源 4,41,42 ハーフミラー 5 全反射ミラー 611,612,621,622 透過窓 71,72 光センサ(検出器) 81 検出・制御回路 81A 検出・制御回路(光源制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩澤 方浩 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 橋川 淳 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 河津 成之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 渡辺 修夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB01 CC20 DD12 EE01 FF08 GG03 GG05 GG08 HH01 JJ13 JJ22 KK03 KK09 MM03 MM05 MM09 MM15 MM17 PP04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の指向性を有する複数の光源を有
    し、該光源の数をnとしてn系統の光を照射する光照射
    装置において、上記光源のうち1つの光源から発せられ
    た光が透過する(n−1)個のハーフミラーを具備せし
    め、上記1つの光源以外の(n−1)個の光源の光路
    を、該光源からの光が上記(n−1)個の光源と1対1
    に対応する上記(n−1)個のハーフミラーを透過し、
    かつその透過光が上記(n−1)個のハーフミラーにお
    ける上記1つの光源の反射光と重畳するように設定し、
    上記n系統の光として、(n−1)個の上記透過光の方
    向に出射する(n−1)系統の光と、上記(n−1)個
    のハーフミラーを透過した上記1つの光源からの光の方
    向に出射する1系統の光とを得ることを特徴とする光照
    射装置。
  2. 【請求項2】 筒状に形成され試料ガスが導入される計
    測用のセルと、筒状に形成され検出ガスの濃度既知の基
    準ガスが封入された補償用のセルと、上記セルごとに設
    けられて各セルを透過しその一端から出射する赤外線の
    強度を検出する検出器とを有し、上記試料ガス中の検出
    ガスの濃度に応じて変化する計測セルの赤外線強度と、
    上記基準ガス中の検出ガスの濃度に対応した赤外線強度
    との差に基づいて上記試料ガス中の検出ガスの濃度を計
    測する赤外線吸収式ガス濃度計測装置であって、請求項
    1記載の光照射装置を具備し、該光照射装置は、上記n
    系統の光としてn系統の赤外線を上記各セルの他端から
    セル内に1系統ずつ照射する構成としたことを特徴とす
    る赤外線吸収式ガス濃度計測装置。
  3. 【請求項3】 筒状に形成された1以上のセルと、該セ
    ルを透過しその一端から出射する赤外線の強度を検出す
    る検出器と、セルの他端からセル内に赤外線を照射する
    光源と、該光源への供給電力を制御する光源制御手段と
    を具備するとともに、少なくとも1つのセルには試料ガ
    スを導入してなり、上記光源制御手段を、計測時には周
    期的に供給電力を増減して上記光源からの光量が強弱を
    繰り返すように設定し、光源への給電開始の際には平均
    供給電力を計測時よりも多くする構成とした赤外線吸収
    式ガス濃度計測装置。
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