JP2001221582A - プレートフィン型熱交換器 - Google Patents

プレートフィン型熱交換器

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JP2001221582A JP2000031727A JP2000031727A JP2001221582A JP 2001221582 A JP2001221582 A JP 2001221582A JP 2000031727 A JP2000031727 A JP 2000031727A JP 2000031727 A JP2000031727 A JP 2000031727A JP 2001221582 A JP2001221582 A JP 2001221582A
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Koji Noisshiki
公二 野一色
Shiyuuhei Nata
修平 那谷
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Kobe Steel Ltd
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0062Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のプレスでプレス成形したプレス型ッダ
ーを採用して、高圧条件下で使用することができる大型
のプレートフィン型熱交換器を製造する。 【解決手段】 既存のプレスでプレス成形した2つのプ
レス型ッダー3pの一端側をそれぞれ切断し、切断して
得られた片側切断ヘッダー3aの切断部同志を突き合わ
せて溶接すると共に、溶接部5の位置に、ノズル4を溶
接する構成とすれば、溶接部5に主として引張力が作用
するので耐圧性に優れ、しかもプレス型ッダー3pより
も大型のヘッダー3を製造することができるので、この
ヘッダー3を用いることにより、高圧条件下で使用する
ことができる大型のプレートフィン型熱交換器を製造す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレートフィン型
熱交換器に関し、特に、高圧条件下で使用し得るように
した大型のプレートフィン型熱交換器の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、天然ガス処理や深冷分離におい
て流体を熱交換するのにプレートフィン型熱交換器が使
用されている。このようなプレートフィン型熱交換器の
典型的な構成は、その全体斜視図の図3と、そのヘッダ
ーの斜視図の図4および図5に示すように構成されてい
る。なお、図4はプレートフィン型熱交換器のオレンジ
ピール(花びら型)の溶接型ヘッダーを、図5はプレー
トフィン型熱交換器のプレス型ヘッダーをそれぞれ示し
たものである。
【0003】先ず、図3を参照しながら、典型的なプレ
ートフィン型熱交換器の概要を説明すると、符号1は典
型的なプレートフィン型熱交換器である。このプレート
フィン型熱交換器1は、熱交換を行うコア2を備えてい
る。このコア2は、波型成形されたプレートフィン(図
示省略)の上部と下部との頂部が仕切板(図示省略)の
相対する面同志にろう付され、これら仕切板の幅方向の
両端の開口部がサイドバー(図示省略)によって塞がれ
てなる構成になっている。そして、このコア2の長手方
向の端部のそれぞれに、流体を流入または流出させると
共に、先端部に各種配管が接続されるノズル4を備えた
後述するヘッダー3が溶接されている。
【0004】ところで、例えば多流体を処理するプレー
トフィン型熱交換器の場合には、図示省略するが、複数
のコアを積層状に組合わせたり、コアの長手方向の端部
だけでなく幅方向の端部にもヘッダーを取付けたりする
など、必要に応じて種々の構成が採用されている。ま
た、ヘッダーには必ずしもノズルが溶接される訳ではな
く、ノズルは流体の処理形態に応じて必要な個所に溶接
されるものである。
【0005】前記プレートフィン型熱交換器1のヘッダ
ー3としては、従来から、例えば図4および図5に示す
ようなものが採用されている。即ち、図4に示す従来例
1に係るヘッダーはオレンジピールの溶接型ヘッダー3
wであって、山型に成形され、頂部にノズル4が溶接さ
れてなる樋状の本体樋状プレート31の長手方向の両開
口部にエンドプレート32が溶接(コーナー部の4か
所)されてなるものである。また、図5に示す従来例2
に係るヘッダーは、プレス型ヘッダー3pであって、本
体樋状プレート31とエンドプレート32とがプレスに
より一体的にプレス成形されてなるものである。
【0006】図4に示す従来例1に係る溶接型ヘッダー
3wと、図5に示す従来例2に係るプレス型ヘッダー3
pとの耐圧性、信頼性および経済性に関しては、これら
ヘッダー3w,3pが同形状、同サイズであって、かつ
板厚が同一であるとすると、プレス型ヘッダー3p、溶
接型ヘッダー3wの順である。このように、プレス型ヘ
ッダー3pが、溶接型ヘッダー3wよりも耐圧性、信頼
性に優れているのは溶接部がないからであり、また経済
性に優れているのは、同一のプレス型によってプレス型
ヘッダー3pを大量生産することができるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】周知のとおり、近年、
プレートフィン型熱交換器の高圧化に対するユーザニー
ズが高まってきている。高圧条件下においては、ヘッダ
ーの肉厚を厚くする必要があるが、図4に示す従来例1
に係る溶接型ヘッダーについていえば、もともとエンド
プレートの溶接施工が難しい上に、溶接型ヘッダーの肉
厚が厚くなるにつれて溶接施工がさらに難しくなるの
で、高圧用のプレートフィン型熱交換器に、溶接型ヘッ
ダーを採用すると経済的に不利になる。
【0008】一方、図5に示す従来例2に示すプレス型
ヘッダーは既存プレスのプレス能力の関係上、長さに制
限があるために、このプレス型ヘッダーを大型のプレー
トフィン型熱交換器に採用することができない。即ち、
高圧条件下で使用する大型のプレートフィン型熱交換器
に、溶接型ヘッダーよりも耐圧性に関して優位にあるプ
レスヘッダーを採用することができず、大型のプレート
フィン型熱交換器に対しては経済性に劣るにもかかわら
ず溶接型ヘッダーを採用せざるを得ないというのが実情
であった。
【0009】なお、ヘッダーの別のタイプとして、両端
が垂直な断面である本体樋状プレートの両端を半円盤形
状の板で塞いだ形状のヘッダー(俗にカマボコ型ヘッダ
ーと呼ばれている。)があるが、このタイプのヘッダー
は低圧条件でしか使用できないので、ここでは説明を省
略する。
【0010】従って、本発明の目的は、溶接型ヘッダー
を採用するまでもなく、高圧条件下で使用することを可
能ならしめる大型のプレートフィン型熱交換器を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】発明者らは、既存のプレ
スによりプレス成形した図5に示す従来例2に係る複数
のプレス型ヘッダーを、その長手方向を横断する方向に
切断し、切断した別のプレス型ヘッダーの必要部分と切
断部同志を溶接する構成とすれば、溶接部に主として引
張力が作用するので溶接型ヘッダーよりも耐圧性に優
れ、しかもより長い大型のヘッダーを容易に製作するこ
とができ、さらに図4に示す従来例1に係る溶接型ヘッ
ダーよりも溶接個所を減少(従来例1では4か所である
のに対して1〜2個所にすることができる。)させるこ
とができ、また周溶接のため溶接が容易(従来例1のエ
ンドプレートの溶接よりも周溶接の方が容易である。)
になるというメリットがあると考えて、本発明をなした
ものである。
【0012】従って、上記課題を解決するために、本発
明の請求項1に係るプレートフイン型熱交換器が採用し
た手段は、仕切板の間にプレートフィンとサイドバーが
介装されたコアを備えると共に、このコアにヘッダーが
溶接されてなるプレートフィン型熱交換器において、前
記ヘッダーが、既存のプレスでプレス成形され、長手方
向の一端側が切断された一対のプレス型ヘッダーの切断
部同志が溶接されて一体的に成形されてなることを特徴
とするものである。
【0013】本発明の請求項2に係るプレートフイン型
熱交換器が採用した手段は、請求項1に記載のプレート
フィン型熱交換器において、前記一対のプレス型ヘッダ
ーの切断部同志が溶接される溶接部にノズルが溶接され
てなることを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項3に係るプレートフイン型
熱交換器が採用した手段は、仕切板の間にプレートフィ
ンとサイドバーが介装されたコアを備えると共に、この
コアにヘッダーが溶接されてなるプレートフィン型熱交
換器において、前記ヘッダーが、山型成形された樋状の
本体樋状プレートの端部のそれぞれに、既存のプレスで
プレス成形されて切断されたプレス型ヘッダーの切断部
が溶接されることにより一体的に成形されてなることを
特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項4に係るプレートフイン型
熱交換器が採用した手段は、請求項3に記載のプレート
フィン型熱交換器において、前記本体樋状プレートにノ
ズルが溶接されてなることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
るプレートフィン型熱交換器の構成を、そのヘッダーの
斜視図の図1(a)と、既存のプレスでプレス成形した
プレス型ヘッダーの切断説明図の図1(b)と、切断し
たプレス型ヘッダー同志を溶接して製作したヘッダーの
平面図の図1(c)とを参照しながら、上記従来例と同
一のものならびに同一機能を有するものに同一符号を付
して説明する。但し、本実施の形態1が上記従来例と相
違するところは、ヘッダーの構成の相違にあるから、ヘ
ッダーの構成に係る説明に止める。
【0017】図1(a),(c)に示す符号3は、ヘッ
ダーであって、このヘッダー3は、本体樋状プレート3
1の一端側にエンドプレート32を備えると共に、他端
側にエンドプレート32を備えていない片側切断ヘッダ
ー3aの端部同志が溶接されると共に、溶接部5の位置
にノズル4が溶接されてなる構成のものである。つま
り、本実施の形態1に係るプレートフィン型熱交換器の
ヘッダー3は、既存のプレスで2個のプレス型ヘッダー
3pをプレス成形し、図1(b)に示すように、それぞ
れのプレス型ヘッダー3pの一端側を互いに平行な、前
記ノズル4が溶接される上面および長手方向の下端面と
直交する方向に切断し、図1(c)に示すように、切断
して得られた長い方の2つの片側切断ヘッダー3aから
製作されてなるものである。
【0018】本実施の形態1に係るプレートフィン型熱
交換器のヘッダー3は、上記のとおり、既存のプレスに
よりプレス成形したプレス型ヘッダー3pの一端側を切
断した2つの片側切断ヘッダー3aを溶接して製作する
ものである。従って、ヘッダー3の大型化が極めて容易
であり、しかも従来例1に係る溶接型ヘッダ3wを示す
図4と、本実施の形態1に係る図1(a)との比較にお
いて良く理解されるように、溶接部5には主として引張
力が作用する構成であって、溶接型ヘッダ3wよりも耐
圧性が優れているので、このヘッダー3を採用すること
により、高圧条件下においても使用することができる大
型のプレートフィン型熱交換器を製作することができ
る。
【0019】さらに、図4に示す従来例1に係る溶接型
ヘッダーよりも溶接個所を減少(従来例1では4か所で
あるのに対して1個所にすることができる。)させるこ
とができ、周溶接のため溶接が容易(従来例1のエンド
プレートの溶接よりも周溶接の方が容易である。)にな
る。また、ヘッダー3には必要な場合に限り、ノズル4
を溶接すれば良いが、必要に応じてノズル4を溶接する
場合に、溶接位置として、図1に示すように、溶接部5
の位置を選択すれば、上述の効果に加えて、溶接部5の
長さが短くなるので、放射線検査の工数も少なくて済
み、溶接部5の検査コストも削減できるというコスト低
減効果がある。
【0020】ところで、既存のプレスによりプレス成形
したプレス型ヘッダー3pの切断により切取られる短い
部分の長さは、このプレス型ヘッダー3pの全長の極く
僅かである。従って、この実施の形態1によれば、既存
のプレスによりプレス成形したプレス型ヘッダー3pの
全長の2倍近い長さの大型のヘッダー3を容易に得るこ
とができる。
【0021】次に、本発明の実施の形態2に係るプレー
トフィン型熱交換器の構成を、そのヘッダーの斜視図の
図2(a)と、既存のプレスでプレス成形したプレス型
ヘッダーの切断説明図の図2(b)と、切断したプレス
型ヘッダー同志を溶接して製作したヘッダーの平面図の
図2(c)とを参照しながら、上記実施の形態1と同一
のものならびに同一機能を有するものに同一符号を付し
て説明する。但し、本実施の形態2が上記実施の形態1
と相違するところは、ヘッダーの構成であるから、これ
についてだけの説明に止める。
【0022】図2(a)に示す符号3はヘッダーで、こ
のヘッダー3は、両側にエンドプレート32がなく、頂
部にノズル4が溶接された樋状の本体樋状プレート31
のみからなる両側切断ヘッダー3bの端部に、本体樋状
プレート31の一部とエンドプレート32とが一体的に
成形されてなる前記本体樋状プレート31の端部が突き
合わされて溶接されてなる構成である。即ち、このヘッ
ダー3は、既存のプレスにより2個のプレス型ヘッダー
3pをプレス成形し、図2(b)に示すように、そのう
ちの1つは両端を切断し、他の1つは中央部で切断す
る。そして、図2(c)に示すように、プレス型ヘッダ
ー3pの両端を切断して得られた樋状の両側切断ヘッダ
ー3bと、プレス型ヘッダー3pを中央部で切断して得
られた2つの半割プレス型ヘッダー3cとにより製作さ
れるものである。なお、図2ではヘッダー3にノズル4
が溶接してあるが、これは必要に応じて溶接されるもの
であって必須でないことは、上記実施の形態1の場合と
同様である。
【0023】勿論、この実施の形態2の場合には、必要
に応じて切断側をさらに切断して半割プレス型ヘッダー
3cの長さを適宜変更することにより、このヘッダー3
の全長を必要寸法に自由自在に調整することができ、ヘ
ッダー3の全長の調整範囲は上記実施の形態1の場合と
同様である。
【0024】ところで、この実施の形態2では、上記の
とおり、プレス型ヘッダー3pの両端を切断して得られ
た樋状の両側切断ヘッダー3bを用いたが、このような
両側切断ヘッダー3bの代わりに、板材や管材を活用す
ることができる。
【0025】従って、本実施の形態2に係るヘッダー3
によれば、上記実施の形態1に係るヘッダーの場合と同
様に、既存のプレスでプレス成形した2つのプレス型ヘ
ッダー3pを切断し、切断によって得られた両側切断ヘ
ッダー3bと2つの半割ヘッダー3cとを溶接して製作
するのであるから、上記実施の形態1と同様に、図4に
示す従来例1に係る溶接型ヘッダーよりも溶接個所を減
少(従来例1では4か所であるのに対して2個所にする
ことができる。)させることができ、また周溶接のため
溶接が容易(従来例1のエンドプレートの溶接よりも周
溶接の方が容易である。)になるという効果がある。
【0026】但し、本実施の形態2に係るヘッダー3の
溶接部5の長さは、従来例1の場合よりも短いとはいう
ものの、上記実施の形態1にかかるヘッダーの2倍程度
になるから、突き合わせ部の溶接施工コストおよび溶接
部の放射線検査コストに関しては上記実施の形態1の場
合よりも不利になる。しかしながら、本実施の形態2に
よれば、上記実施の形態1では得ることのできない、下
記のとおりの効果を得ることができる。
【0027】即ち、本実施の形態2に係るヘッダー3に
よれば、ノズル4が溶接されるプレス型ヘッダー3pの
両端を切断して得られた中央部の両側切断ヘッダー3b
はそれなりの長さになっていて、この両側切断ヘッダー
3bに対してた予め種々の板材や配管材などの数多くの
構成部材を組み合わせることができるので、ヘッダー3
の経済的な設計が可能になるという効果がある。
【0028】さらに、本実施の形態2に係るヘッダー3
によれば、両側切断ヘッダー3bと、この両側切断ヘッ
ダー3bの端部に溶接される半割ヘッダー3cとの板厚
を容易に変えることができる。これによると、ヘッダー
3にノズル4を溶接する必要がある場合は、ノズル4の
開口部に起因する面積保証を行うために、ノズル4の周
辺部の板厚を厚くする必要があるが、ノズル4の溶接に
より強度的に不利になる中央部の両側切断プレート3b
の板厚を厚くすることができるので、ノズル4の溶接部
周辺の信頼性を容易に向上させることが可能になるとい
う効果がある。
【0029】なお、上記実施の形態1または2は、本発
明の具体例に過ぎないから、本発明の技術的思想を逸脱
しない範囲内における設計変更などは自由自在である。
例えば、上記実施の形態1と2とを組合わせることによ
って、プレートフィン型熱交換器をより経済的に製作す
ることが可能になる。即ち、以下のとおりに製作すれば
良い。プレートフィン型熱交換器を製作するためには、
複数のヘッダー3を製作する必要がある。そこで、先ず
ある一つのヘッダー3を上記実施の形態1のように製作
する。この場合、プレス型ヘッダー3pの切断により切
取られる短い部分が2個残る。次に、別のある一つのヘ
ッダー3を上記実施の形態2のように製作することと
し、本体樋状プレート31の切断された両端に溶接され
る端部2個(図2に示す例では半割プレス型ヘッダー3
c)として、前記プレス型ヘッダー3pの切断により切
取られた2個の短い部分を利用する。これによると、一
つのヘッダー3の製作で残った2個の短い部分が別のヘ
ッダー3の製作に利用されるため、無駄がなくなり経済
的である。また、この場合には別のヘッダー3の本体樋
状プレート31には、ヘッダー3の長さ確保のために、
例えば長い管材を利用することとなり、別のヘッダー3
の製作のためにプレス型ヘッダー3pが一切不要になる
ので、プレス型ヘッダー3pが2個必要である図2に示
すヘッダーの場合よりも経済的である。同様にして、図
2の両側切断ヘッダー3bの製作の際に残された両端部
を、上記の場合と同様に、別のヘッダー3の製作に利用
することが考えられる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1
は、プレートフィン型熱交換器のヘッダーが、既存のプ
レスでプレス成形され、長手方向の一端側が切断された
一対のプレス型ヘッダーの切断部同志が溶接されて一体
的に成形されてなる構成になっており、また本発明の請
求項2は、前記一対のプレス型ヘッダーの切断部同志が
溶接される溶接部にノズルが溶接されてなる構成になっ
ている。
【0031】従って、本発明の請求項1または2に係る
プレートフィン型熱交換器によれば、ヘッダーの大型化
が極めて容易であり、しかも従来例1に係る溶接型ヘッ
ダの溶接部と異なり主として引張力が作用する構成で、
溶接型ヘッダよりも耐圧性が優れているので、高圧条件
下においても使用することができる大型のプレートフィ
ン型熱交換器を容易に製作することができる。さらに、
従来例1に係る溶接型ヘッダーよりも溶接個所を減少
(従来例1では4か所であるのに対して1個所にするこ
とができる。)させることができ、また周溶接のため溶
接が容易(従来例1のエンドプレートの溶接よりも周溶
接の方が容易である。)になるのに加えて、溶接部の放
射線検査の工数も少なくて済むので、溶接部の検査コス
トも削減できるというコスト低減効果がある。
【0032】本発明の請求項3は、プレートフィン型熱
交換器のヘッダーが、山型成形された樋状の本体樋状プ
レートの端部のそれぞれに、切断された既存のプレスで
プレス成形されたプレス型ヘッダーの切断部が溶接され
ることにより一体的に形成されてなる構成になってお
り、また本発明の請求項4は、前記本体樋状プレートに
ノズルが溶接されてなる構成になっている。
【0033】従って、本発明の請求項3または4に係る
プレートフィン型熱交換器によれば、上記請求項1また
は2に係るプレートフィン型熱交換器と同様の効果があ
るのに加えて、プレス型ヘッダーの両端を切断して得ら
れた中央部部分は、予めそれなりの長さになっていて、
予め種々の板材や配管材などの数多くの構成部材を組み
合わせることができるので、ヘッダーの経済的な設計が
可能になるという効果ある。さらに、プレス型ヘッダー
の両端を切断して得られた中央部分と、この中央部分の
端部に溶接される他のプレス型ヘッダーとの板厚を容易
に変えることが可能になり、ノズルの溶接により強度的
に不利になる中央部分の板厚を厚くすることができるの
で、ノズルの溶接部周辺の信頼性を容易に向上させるこ
とが可能になるという効果があるのに加えて、両側切断
ヘッダーの代わりに、板材や管材を活用することができ
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係り、図1(a)はプ
レートフィン型熱交換器のヘッダーの斜視図であり、図
1(b)は既存のプレスでプレス成形したプレス型ヘッ
ダーの切断説明図であり、図1(c)は切断したプレス
型ヘッダー同志を溶接して製作したヘッダーの平面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態2に係り、図2(a)はプ
レートフィン型熱交換器のヘッダーの斜視図であり、図
2(b)は既存のプレスでプレス成形したプレス型ヘッ
ダーの切断説明図であり、図2(c)は切断したプレス
型ヘッダー同志を溶接して製作したヘッダーの平面図で
ある。
【図3】典型的なプレートフィン型熱交換器の全体斜視
図である。
【図4】従来例1に係る形態に係る溶接型ヘッダーの斜
視図である。
【図5】従来例2に係るプレス型ヘッダーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…プレートフィン型熱交換器 2…コア 3…ヘッダー,31…本体樋状プレート,32…エンド
プレート,3a…片側切断ヘッダー,3b…両側切断ヘ
ッダー,3c…半割ヘッダー,3p…プレス型ヘッダ
ー,3w…溶接型ヘッダー 4…ノズル 5…溶接部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切板の間にプレートフィンとサイドバ
    ーが介装されたコアを備えると共に、このコアにヘッダ
    ーが溶接されてなるプレートフィン型熱交換器におい
    て、前記ヘッダーが、既存のプレスでプレス成形され、
    長手方向の一端側が切断された一対のプレス型ヘッダー
    の切断部同志が溶接されて一体的に成形されてなること
    を特徴とするプレートフィン型熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記一対のプレス型ヘッダーの切断部同
    志が溶接される溶接部にノズルが溶接されてなることを
    特徴とする請求項1に記載のプレートフィン型熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 仕切板の間にプレートフィンとサイドバ
    ーが介装されたコアを備えると共に、このコアにヘッダ
    ーが溶接されてなるプレートフィン型熱交換器におい
    て、前記ヘッダーが、山型成形された樋状の本体樋状プ
    レートの端部のそれぞれに、既存のプレスでプレス成形
    されて切断されたプレス型ヘッダーの切断部が溶接され
    ることにより一体的に成形されてなることを特徴とする
    プレートフィン型熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記本体樋状プレートにノズルが溶接さ
    れてなることを特徴とする請求項3に記載のプレートフ
    ィン型熱交換器。
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