JP2001221363A - 弁の開閉操作棒 - Google Patents

弁の開閉操作棒

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JP2001221363A
JP2001221363A JP2000027694A JP2000027694A JP2001221363A JP 2001221363 A JP2001221363 A JP 2001221363A JP 2000027694 A JP2000027694 A JP 2000027694A JP 2000027694 A JP2000027694 A JP 2000027694A JP 2001221363 A JP2001221363 A JP 2001221363A
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shaft
opening
closing operation
valve
closing
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JP2000027694A
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English (en)
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Hisashi Yokofujita
久 横藤田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁が埋設されている土被りの大小の如何を問
わず共用することができ、携行および取り扱が容易な弁
の開閉操作棒を提供する。 【解決手段】 操作側にハンドル部1が、反操作側にボ
ックス部2がそれぞれ一体に設けられている開閉操作軸
3を、操作側第1軸30と、この操作側第1軸30の中
空部30Aに出し入れ自在に挿入される反操作側第2軸
31とで構成し、操作側第1軸30の先端部にスリット
9,9…によって縮径・拡径可能なテーパ雄ねじ30B
を形成する。このテーパ雌ねじ10Aに締付環体10の
テーパ雌ねじ10Aを螺合させ、締付環体10のねじ締
め強さの強弱により、開閉操作軸3の伸縮不能状態また
は伸縮自在状態のいずれかを選択し、土被りの大小に応
じて開閉操作軸3を伸縮させて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁の開閉操作棒に
係り、たとえば、地下埋設型水道用配管に介在されてい
る仕切弁の開閉に用いられる弁の開閉操作棒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば、地下埋設型水道用
配管に介在されている仕切弁の開閉に用いられる弁の開
閉操作棒として、図6に示すものが知られている。この
弁の開閉操作棒は、操作側のハンドル部1と反操作側の
ボックス部2とを開閉操作軸3の両端部に一体に設けた
T字状に形成され、ボックス部2には、後述する弁棒の
角形突出端部に外嵌可能な下向きの角形凹部4を設けた
構造になっている。
【0003】前記弁の開閉操作棒は、たとえば、図7に
示す地下埋設型水道用配管5に介在されている仕切弁6
の開閉に用いられる。すなわち、仕切弁6の弁棒7の上
端部には、角形のキャップ(角形突出端部)8が取付け
られており、この角形のキャップ8に弁の開閉操作棒に
おけるボックス部2の角形凹部4を上側から外嵌したの
ち、操作側のハンドル部1を把持して正逆方向に回転さ
せることによって、弁棒7を同時に正逆方向に回転させ
て、仕切弁6を開閉操作することができる。このため、
弁の開閉操作棒としては、その軸方向長さが水道用配管
5埋設時の土被りよりも大きい値に設定したものが用い
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記土被り
の値が変動した場合、最大値の土被りに対応し得る軸方
向長さが大きい弁の開閉操作棒であれば、土被りが小さ
くなっても仕切弁6の開閉操作を行うことができる。し
かし、最小値の土被りに対応し得る軸方向長さが小さい
弁の開閉操作棒であれば、土被りが大きくなると仕切弁
6の開閉操作を行うことができない。このため、土被り
の大小の如何を問わず共用することができる弁の開閉操
作棒、すなわち最大値の土被りに対応し得る軸方向長さ
が大きい弁の開閉操作棒を常用しなければならない。と
ころが、軸方向長さが大きい弁の開閉操作棒では、携行
および取り扱が若干困難である難点を有している。
【0005】そこで、本発明は、弁が埋設されている土
被りの大小の如何を問わず共用することができるととも
に、携行および取り扱が容易な弁の開閉操作棒を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る弁の開閉操作棒は、操作側のハンドル
部と反操作側のボックス部が開閉操作軸の両端部に一体
に設けられ、前記ボックス部には弁棒の角形突出端部に
外嵌可能な角形凹部が設けられている弁の開閉操作棒に
おいて、前記開閉操作軸が軸方向にのびる中空部を備え
た操作側第1軸と、この操作側第1軸の前記中空部に出
し入れ自在に挿入されている反操作側第2軸とからな
り、前記操作側第1軸の反操作側端部に雄ねじが形成さ
れ、この雄ねじ形成部位が軸方向にのびる少なくとも1
つのスリットによって円周方向に分断されて縮径・拡径
可能に構成されているとともに、前記雄ねじに螺合する
雌ねじが形成された締付環体を備え、この締付環体のね
じ締め強さの強弱により、前記雄ねじ形成部位が縮径し
て前記反操作側第2軸の出し入れを不能にした前記開閉
操作軸の伸縮不能状態、または前記雄ねじ形成部位が拡
径して前記反操作側第2軸の出し入れを可能にした前記
開閉操作軸の軸方向長さ伸縮自在状態のいずれかを選択
できるように構成されていることを特徴としている。
【0007】本発明によれば、土被りの値に対応して開
閉操作軸の軸方向長さを伸縮して使用することができ
る。また、非使用時には開閉操作軸の軸方向長さを最小
値に短縮できるので、携行および取り扱いが容易にな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一部分に
は同一符号を付して重複した説明は省略する。図1は本
発明の一実施の形態を示す正面図、図2は要部の拡大斜
視図であり、これらの図において、開閉操作軸3は、内
径が一様で軸方向にのびる中空部30Aを備えた操作側
第1軸30と、この操作側第1軸30の中空部30Aの
内径よりも僅かに小さい一様な外径を備えて、中空部3
0Aに出し入れ自在に挿入されている反操作側第2軸3
1とからなり、操作側第1軸30の先端部にテーパ雄ね
じ30Bが形成され、この雄ねじ形成部位30Cが軸方
向にのびる4つのスリット9,9…によって円周方向に
分断されて縮径・拡径可能に構成されている。
【0009】10は締付環体を示し、この締付環体10
の内周面には前記テーパ雄ねじ30Bに螺合するテーパ
雌ねじ10Aが形成されている。
【0010】このような構成であれば、締付環体10の
ねじ締め強さを大きくすること、つまり、テーパ雄ねじ
30Bに対するテーパ雌ねじ10Aの螺合度を大きくす
ることで、操作側第1軸30先端部の雄ねじ形成部位3
0Cが縮径して、その内面で反操作側第2軸31の外周
面を強く押圧し、反操作側第2軸31の出し入れを不能
にした開閉操作軸3の伸縮不能状態を得ることができ
る。
【0011】一方、締付環体10のねじ締め強さを小さ
くすること、つまり、テーパ雄ねじ30Bに対するテー
パ雌ねじ10Aの螺合度を小さくすることで、操作側第
1軸30先端部の雄ねじ形成部位30Cが拡径して、そ
の内面での反操作側第2軸31の外周面の押圧を解除
し、反操作側第2軸31の出し入れを可能にした開閉操
作軸3の伸縮自在状態を得ることができる。
【0012】したがって、図1の状態で締付環体10の
ねじ締め強さを小さくして、開閉操作軸3を伸縮自在に
したのちに、反操作側第2軸31を中空部30Aから引
き出し、ここで締付環体10のねじ締め強さを大きくし
て、開閉操作軸3を伸縮不能状態にすることによって、
図3に示すように、開閉操作軸3の軸方向長さを大きく
設定して、最大値の土被りに対応し得る長寸の弁の開閉
操作棒を得ることができる。
【0013】また、図3の状態で締付環体10のねじ締
め強さを小さくして、開閉操作軸3を伸縮自在にしたの
ちに、反操作側第2軸31を中空部30Aに押し込み、
ここで締付環体10のねじ締め強さを大きくして、開閉
操作軸3を伸縮不能状態にすることによって、図1に示
すように、開閉操作軸3の軸方向長さを小さく設定し
て、最小値の土被りに対応し得る短寸の弁の開閉操作棒
を得ることができる。
【0014】このように、本発明の弁の開閉操作棒は、
土被りの大小の如何を問わず開閉操作軸3を伸縮させる
簡単な操作によって共用することができる。しかも、図
1または図3の状態において、非使用時には、締付環体
10のねじ締め強さを小さくして、開閉操作軸3を伸縮
自在にしたのちに、図4のように反操作側第2軸31を
中空部30Aにの最深部まで押し込み、ここで締付環体
10のねじ締め強さを大きくして、開閉操作軸3を伸縮
不能にすることで、開閉操作軸3の軸方向長さを最小値
に短縮できるので、弁の開閉操作棒の携行および取り扱
が容易になる。
【0015】なお、図5に示すように、反操作側第2軸
31の外周部に軸方向にのびる溝11を設け、この溝1
1に、たとえば操作側第1軸30の周壁を貫通して設け
た回り止めピン12の先端部を嵌合することで、仕切弁
6(図7参照)の開閉操作時における操作側第1軸30
と反操作側第2軸31の相対回転を防止して、高いトル
クによる開閉操作を可能にすることができる。
【0016】また、前記実施の形態では、雄ねじ形成部
位30Cを軸方向にのびる4つのスリット9,9…によ
って円周方向に分断して縮径・拡径可能に構成している
が、スリット9は少なくとも1つあればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の弁の開閉
操作棒は構成されているので、以下のような格別な効果
を奏する。
【0018】すなわち、土被りの大小の如何を問わず開
閉操作軸を伸縮させる簡単な操作によって共用すること
ができる。しかも、非使用時には開閉操作軸の軸方向長
さを最小値に短縮できるので、その携行および取り扱い
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で開閉操作軸を短縮した
状態の正面図である。
【図2】本発明の要部を示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態で開閉操作軸を伸長した
状態の正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態で開閉操作軸を最小値に
短縮した非使用時の正面図である。
【図5】相対回転防止構造の一例を示す拡大断面図であ
る。
【図6】従来例の正面図である。
【図7】弁の開閉操作棒が使用される地下埋設型水道用
配管の仕切弁および弁棒を示す構造説明図である。
【符号の説明】
1 操作側のハンドル部 2 反操作側のボックス部 3 開閉操作軸 4 角形凹部 7 弁棒 8 角形キャップ(角形突出端部) 9 スリット 10 締付環体 10A テーパ雌ねじ(雌ねじ) 30 操作側第1軸 30A 中空部 30B テーパ雄ねじ(雄ねじ) 30C 雄ねじ形成部位 31 反操作側第2軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作側のハンドル部と反操作側のボック
    ス部が開閉操作軸の両端部に一体に設けられ、前記ボッ
    クス部には弁棒の角形突出端部に外嵌可能な角形凹部が
    設けられている弁の開閉操作棒において、前記開閉操作
    軸が軸方向にのびる中空部を備えた操作側第1軸と、こ
    の操作側第1軸の前記中空部に出し入れ自在に挿入され
    ている反操作側第2軸とからなり、前記操作側第1軸の
    反操作側端部に雄ねじが形成され、この雄ねじ形成部位
    が軸方向にのびる少なくとも1つのスリットによって円
    周方向に分断されて縮径・拡径可能に構成されていると
    ともに、前記雄ねじに螺合する雌ねじが形成された締付
    環体を備え、この締付環体のねじ締め強さの強弱によ
    り、前記雄ねじ形成部位が縮径して前記反操作側第2軸
    の出し入れを不能にした前記開閉操作軸の伸縮不能状
    態、または前記雄ねじ形成部位が拡径して前記反操作側
    第2軸の出し入れを可能にした前記開閉操作軸の軸方向
    長さ伸縮自在状態のいずれかを選択できるように構成さ
    れていることを特徴とする弁の開閉操作棒。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164115A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Kurimoto Ltd 携行用バルブ開閉装置
JP2012057649A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Maezawa Ind Inc バルブ開閉器およびその取り外し方法
JP2019135397A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 株式会社パーツ精工 シャフトホルダおよびシャフト支持構造
CN114046379A (zh) * 2021-10-18 2022-02-15 上海沪东造船阀门有限公司 一种海底阀延伸操纵装置及装配操纵方法

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