JP2001221281A - 除振台の位置決め装置 - Google Patents
除振台の位置決め装置Info
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Abstract
定めて支持した除振テーブル;及びこの固定基台と除振
テーブルの間に形成され、該除振テーブルを圧縮空気の
力で固定基台に対して進退させる空気圧保持機構;及び
この空気圧保持機構に圧縮空気を供給する圧縮空気源;
を有する除振台において、センサを必要とすることな
く、除振テーブルの高さ位置を精密に制御できる、安価
な除振台の位置決め装置を得る。 【構成】 空気圧保持機構への供給圧縮空気の圧力を制
御するために、除振テーブルの一部に設けたノズル対向
面と対向し、該除振テーブルが移動するとき該ノズル対
向面との距離を変化させるノズル先端部を有するノズル
フラッパを設け、このノズルフラッパを空気圧保持機構
に背圧連通路を介して連通させた除振台。
Description
ーブルの位置決め装置に関する。
て、固定基台に対し、一般的に垂直方向に移動可能にし
て除振テーブルを支持し、この固定基台と除振テーブル
の間に、該除振テーブルを圧縮空気の力で固定基台に対
して進退させる空気圧保持機構を設けたタイプが知られ
ている。空気圧保持機構は、例えばローリングダイアフ
ラムによって形成されている。
的に接触して動作するリリーフ弁を用いたり、あるい
は、除振テーブルの高さ位置を各種センサを用いて検出
し、その検出結果に応じて、空気圧保持機構への供給空
気圧力を制御することで、除振テーブルの高さ位置を一
定範囲に制御していた。しかし、リリーフ弁を用いる前
者はリリーフ弁経由で除振台に振動が伝達されてしまう
可能性があり、センサを用いる後者は、除振テーブルの
高さ位置を精密に制御することが困難で、仮に精密に制
御しようとすれば、より精密なセンサとそのフィードバ
ック系を必要とし、高価にならざるを得ない。
く、除振テーブルの高さ位置を精密に制御することがで
きる、安価な除振台の位置決め装置を得ることを目的と
する。
して移動方向を定めて支持した除振テーブル;及びこの
固定基台と除振テーブルの間に形成され、該除振テーブ
ルを圧縮空気の力で固定基台に対して進退させる空気圧
保持機構;及びこの空気圧保持機構に圧縮空気を供給す
る圧縮空気源;を有する除振台において、該空気圧保持
機構への供給圧縮空気の圧力を制御するために、除振テ
ーブルの一部に設けたノズル対向面と対向し、該除振テ
ーブルが移動するとき該ノズル対向面との距離を変化さ
せるノズル先端部を有するノズルフラッパを設け、この
ノズルフラッパを空気圧保持機構に背圧連通路を介して
連通させたことを特徴としている。
グダイアフラムやベローズによって形成された可変容積
圧力室を備えている。
向に位置調節可能とし、そのノズル先端部とノズル対向
面との距離を調節可能であることが望ましい。また、ノ
ズルフラッパ内には可変絞りを設けることが好ましい。
水平方向が一般的であるが、本発明装置は理論的には除
振テーブルの移動方向を問わずに適用できる。
た除振テーブル10は、固定基台20上に垂直(上下)
方向に移動可能に支持されており、除振テーブル10と
固定基台20の間には、その四隅にそれぞれ、空気圧保
持機構30とノズルフラッパ機構40のセットが備えら
れている。
1とロワボディ32を有し、このアッパボディ31とロ
ワボディ32との間に、ローリングダイアフラム33の
周縁部が挟着保持され、該ローリングダイアフラム33
の下部に可変容積圧力室34が形成されている。除振テ
ーブル10の下面には、アッパボディ31内に延び、ロ
ーリングダイアフラム33に接触するブロック11が固
定されていて、可変容積圧力室34内の圧力に応じて除
振テーブル10が昇降する。アッパボディ31の上端部
には、可変容積圧力室34内の圧力が所定値以下のと
き、除振テーブル10の下面に接触して支持する受け面
35が形成されている。
ルフラッパ機構40は、昇降自在に支持された筒状のノ
ズルフラッパ42を有し、このノズルフラッパ42の先
端部に、除振テーブル10の下面のノズル対向面12に
対向するノズル41が形成されている。ノズルフラッパ
42には、ウォームホイル43が同軸に固定されてお
り、このウォームホイル43にウォーム44が噛み合っ
ている。従って、ウォーム44を手動でまたは電動で回
転駆動することにより、ノズルフラッパ42が昇降し、
ノズル41とノズル対向面12との距離xが変化する。
ウォームホイル43とウォーム44間の遊びは、ノズル
フラッパ42を上方に移動付勢する圧縮ばね45が除去
する。
には、空気供給口36が形成され、この空気供給口36
に接続された空気供給路37は、レギュレータ51を介
して圧縮空気源50に接続されている。そして、ノズル
フラッパ機構40のノズルフラッパ42には、空気供給
口36から分岐した背圧供給路46が接続されており、
背圧供給路46には可変絞り弁47が設けられている。
図5は、ノズルフラッパ42のノズル41とノズル対向
面12との距離x、及び背圧供給路46と可変絞り弁4
7をスケルトンで示したものである。
除振テーブル10の四隅の空気圧保持機構30とノズル
フラッパ機構40は、同じ動作をするように調整されて
いるものとする。空気圧保持機構30に圧縮空気を供給
する前は、除振テール部10は受け面35に当接して支
持されている。圧縮空気源50からの圧縮空気をレギュ
レータ51、空気供給路37及び空気供給口36を介し
て、各空気圧保持機構30の可変容積圧力室34に供給
し、その圧力が一定値に達すると、ローリングダイアフ
ラム33が弾性変形して可変容積圧力室34が容積を拡
大し除振テーブル10が上昇する。この圧縮空気は、同
時に背圧供給路46と可変絞り弁47を介してノズルフ
ラッパ42のノズル41から噴出する。ノズル41から
の噴出空気量は、除振テーブル10のノズル対向面12
との間隔xに応じて変化するが、噴出する空気量が一定
に保たれる位置で除振テーブル10の位置が安定する。
別言すれば、圧縮空気源50及びレギュレータ51を介
して空気供給路36及び背圧供給路46に所定圧力の圧
縮空気を供給し続けるときに除振テーブル10の位置が
安定するように、ウォームホイル43によりノズルフラ
ッパ42の位置を調節し、可変絞り弁47の絞り量を決
定する。
振テーブル10が下降したとすると、ノズル41とノズ
ル対向面12との間隔xが狭まる結果、ノズル41から
の噴出空気量が減少し、可変容積圧力室34の圧力が上
昇する。このため、除振テーブル10が再び上昇する。
逆に除振テーブル10が上昇したとすると、ノズル41
とノズル対向面12との間隔xが広がる結果、ノズル4
1からの噴出空気量が増加し、可変容積圧力室34の圧
力が下降する。このため、除振テーブル10が下降す
る。以上の動作が繰り返される結果、除振テーブル10
の高さ位置は狭い範囲に制御される。
態の利点は、特別なセンサを要することなく、除振テー
ブル10に機械的に接触する要素もなく、除振テーブル
10の位置をほぼ一定に制御できる点にある。除振テー
ブル10に機械的に接触する要素がないため、固定基台
20からの振動が除振テーブル10に伝達されることも
ない。従来の電空変換器としてのノズルフラッパは、ノ
ズル41とノズル対向面12との距離によって変化する
ノズルフラッパ42内の圧力を電気信号に変換し、その
電気信号で圧縮空気圧力を調節するもので、本発明の思
想とは区別される。
絞り弁47の絞り度を調節することで制御できる。ま
た、ノズルフラッパ42の初期位置は、圧縮空気源5
0、レギュレータ51から供給される圧縮空気の圧力に
応じ、ウォーム44を回転させることで調節することが
できる。勿論、ノズルフラッパ42の上下調節機構は、
ウォームホイル機構以外の機構を採用することができ
る。また可変容積圧力室は、ローリングダイアフラムの
他、ベローズその他によっても形成することができる。
除振テーブル10と一体に動く部材に設ければよいか
ら、ノズルフラッパ42の位置にも自由度がある。以上
の実施形態は、除振テーブル10の移動方向が上下(垂
直)方向であるが、同様にして除振テーブルの水平方向
の動きも制御可能である。
構により、除振テーブルの位置を正確に制御することが
できる。
態を示す平面図である。
図である。
の一部分解拡大断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 固定基台;この固定基台に対して移動方
向を定めて支持した除振テーブル;この固定基台と除振
テーブルの間に形成され、該除振テーブルを圧縮空気の
力で固定基台に対して進退させる空気圧保持機構;この
空気圧保持機構に圧縮空気を供給する圧縮空気源;上記
除振テーブルの一部に設けたノズル対向面と対向し、該
除振テーブルが移動するとき該ノズル対向面との距離を
変化させるノズル先端部を有するノズルフラッパ;及び
このノズルフラッパを空気圧保持機構に連通させる背圧
連通路;を有することを特徴とする除振台の位置決め装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の除振台の位置決め装置に
おいて、上記空気圧保持機構は、ローリングダイアフラ
ムまたはベローズによって形成された可変容積圧力室を
備えている除振台の位置決め装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の除振台の位置決
め装置において、上記ノズルフラッパは、除振テーブル
の移動方向に位置調節可能で、そのノズル先端部とノズ
ル対向面との距離が調節可能である除振台の位置決め装
置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
除振台の位置決め装置において、ノズルフラッパ内には
可変絞りが備えられている除振台の位置決め装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
除振台の位置決め装置において、除振テーブルの移動方
向は垂直方向または水平方向である除振台の位置決め装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033412A JP2001221281A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 除振台の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033412A JP2001221281A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 除振台の位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221281A true JP2001221281A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18557902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000033412A Pending JP2001221281A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 除振台の位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001221281A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001271878A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-05 | Fujikura Rubber Ltd | 防振台の位置決め装置 |
JP2007154992A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Fujikura Rubber Ltd | 水平保持装置 |
-
2000
- 2000-02-10 JP JP2000033412A patent/JP2001221281A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001271878A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-05 | Fujikura Rubber Ltd | 防振台の位置決め装置 |
JP2007154992A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Fujikura Rubber Ltd | 水平保持装置 |
JP4721885B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2011-07-13 | 藤倉ゴム工業株式会社 | 水平保持装置 |
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A621 | Written request for application examination |
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