JP2006266855A - 非接触寸法測定器 - Google Patents

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光裕 土井
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Abstract

【課題】 ノズルの浮上量を空気圧制御のみに依存すること無く安定化させることにより測定精度を向上することができる非接触寸法測定器を提供する。
【解決手段】 上部加圧室13に安定化された一定圧を供給し、下部加圧室14に電空レギュレータ22で制御された制御圧を供給する。下部加圧室14に供給された空気を、ノズル41下端の吹出口45から測定対象46の対象箇所へ向けて噴出する。ノズル41に静電容量センサ51を設け、静電容量センサ51から測定対象46までの離間距離を非接触で測定する。静電容量センサ51からの静電容量測定値53を静電容量アンプ52及び圧力コントローラ61を介して電空レギュレータ22に戻し、静電容量測定値53に応じて下部加圧室14への供給圧を制御するフィードバック回路71を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測定箇所に流体を吹き付けて測定を行う非接触寸法測定器に関する。
従来、測定箇所にエアを吹き付けて測定を行う非接触寸法測定器が知られている(例えば、特許文献1参照。)、
このような非接触寸法測定器の構成としては、例えば図2に示すように、シリンダ101を備えており、該シリンダ101には、ピストン102が移動自在に収容されている。前記ピストン102の上部側に形成された上部加圧室103には、空気圧源からの空気が第1レギュレータ104を介して供給されており、前記ピストン102の下部側に形成された下部加圧室105には、空気圧源からの空気が第2レギュレータ106を介して供給されている。
前記ピストン102からは、下方に延出するノズル111が設けられており、該ノズル111は、前記下部加圧室105内の空気を測定対象112へ向けて噴出するように構成されている。また、前記ピストン102からは、上方へ向けて延出するロッド113が設けられており、該ロッド113は、その移動量がデジタルスケール114によって検出されるように構成されている。該デジタルスケール114は、カウンタ115に接続されており、前記ロッド113の移動量を表示できるように構成されている。
これにより、基準面に載置された測定対象112の表面に前記ノズル111からのエアを吹き付け、該ノズル111の背圧を利用して測定対象112からのノズル111の浮上量を一定に保つとともに、この状態において、前記ピストン102位置を測定することによって、前記測定対象112の寸法を測定できるように構成されている。
実開平4−43210号公報
しかしながら、このような非接触寸法測定器にあっては、測定対象112からのノズル111の浮上量121の検出と制御とを同じ空気圧の検出により行っているため、安定性・追従性に問題があり、高精度測定には適さなかった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、ノズルの浮上量を空気圧制御のみに依存すること無く安定化させることにより測定精度を向上することができる非接触寸法測定器を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の非接触寸法測定器においては、シリンダ内のピストンの一方側に設けられた第1加圧室と他方側に設けられた第2加圧室とに流体を供給し、該第2加圧室に供給された前記流体を前記ピストンに連動するノズルから噴出する構造であって、該ノズルからの前記流体を対象箇所へ向けて噴出した際の前記ピストンの変位量から測定を行う非接触寸法測定器において、前記ノズルに、前記対象箇所までの離間距離を非接触で測定する静電容量センサを設け、前記対象箇所と前記ノズルとの離間距離が一定になるように前記静電容量センサによる測定結果に応じて前記第2加圧室への前記流体の供給圧を制御するフィードバック回路を構成した。
すなわち、第2加圧室に供給された流体をピストンに連動するノズルから対象箇所へ向けて噴出した際には、その背圧によって当該ピストンが前記対象箇所から離間する方向へ移動する。
このとき、前記ノズルには静電容量センサが設けられており、前記対象箇所と前記ノズルとの離間距離が一定になるように前記静電容量センサによる測定結果に応じて前記第2加圧室への流体の供給圧を制御するフィードバック回路が構成されている。
このため、このフィードバック回路によるフィードバック制御によって、前記対象箇所と前記ノズルとの離間距離が一定に保たれるので、測定時における前記ピストンの変位量から対象箇所での厚み寸法等が正確に計測される。
また、請求項2の非接触寸法測定器にあっては、前記第2加圧室への供給圧を制御する前記フィードバック回路を、入力される電気信号に応じて前記第2加圧室への供給圧を可変する電空レギュレータで構成した。
これにより、静電容量センサによる測定値を電気信号として電空レギュレータにフィードバックすることで、対象箇所とノズルとの離間距離が一定になるように第2加圧室に供給される流体の圧力が制御される。
以上説明したように本発明の請求項1の非接触寸法測定器においては、対象箇所とノズルとの離間距離を測定する静電容量センサを備えたフィードバック回路によるフィードバック制御によって、前記対象箇所と前記ノズルとの離間距離を一定に保持することができる。
このため、測定対象からノズルまでの離間距離の検出と制御とを同じ空気圧の検出で行っていた従来と比較して、安定性や追従性を高めることができる。これにより、測定時のピストンの変位量から対象箇所での厚み寸法等を、より正確に計測することができる。したがって、測定精度を高めることができる。
また、請求項2の非接触寸法測定器にあっては、静電容量センサによる測定値を電気信号として電空レギュレータにフィードバックすることで、対象箇所とノズルとの離間距離が一定になるように第2加圧室に供給される流体の圧力を制御することができる。
これにより、測定値が電気信号で得られる静電容量センサを用いたフィードバック回路の構成を簡素化することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる非接触寸法測定器1を示す模式図であり、非接触寸法測定器1は、測定箇所に流体としての空気を吹き付けて寸法の測定を行う装置である。
この非接触寸法測定器1は、シリンダ11を備えており、該シリンダ11には、ピストン12が上下動自在に収容されている。このピストン12によって前記シリンダ11の内部空間は上下に区画されており、前記ピストン12の上部側には、上部加圧室13が形成されている。また、前記ピストン12の下部側には、下部加圧室14が形成されている。
前記上部加圧室13には、空気圧源からの空気がレギュレータ21を介して入力されており、当該上部加圧室13には、前記レギュレータ21によって安定化された一定圧が供給されている。前記下部加圧室14には、空気圧源からの流体としての空気が電空レギュレータ22を介して入力されており、当該下部加圧室14には、前記電空レギュレータ22によって制御された制御圧が供給されている。これにより、前記ピストン12は、前記上部加圧室13の圧力と前記下部加圧室14の圧力とが均衡したバランス位置に変位するように構成されている。
前記ピストン12からは、検出用ロッド31が上方へ向けて延出しており、該検出用ロッド31は、その変位量がデジタルスケール32によって検出されるように構成されている。該デジタルスケール32は、カウンタ33に接続されており、前記検出用ロッド31の変位量を表示したり、その変位量を電気信号として他の装置へ出力できるように構成されている。
また、前記ピストン12からは、ノズル41が下方へ向けて延出しており、該ノズル41は、その先端部が前記シリンダ11より下方に延出している。前記ノズル41には、上下に延在する挿通穴42が設けられており、該挿通穴42は、前記ノズル41下端に開口している。このノズル41の基端部には、側方に延出するパイプ43が設けられており、該パイプ43は、前記挿通穴42に連通している。これにより、前記下部加圧室14に供給された空気は、前記パイプ43に設けられた穴44を介して、前記ノズル41の挿通穴42へ通流するとともに、この挿通穴42に供給された空気は、当該ノズル41下端に開口した吹出口45より測定対象46の対象箇所へ向けて噴出されるように構成されており、前記ノズル41は、この背圧を受けて前記測定対象46表面から浮上するように構成されている。
前記ノズル41の先端部には、静電容量センサ51が当該ノズル41の外周部に外嵌した状態で固定されており、前記静電容量センサ51は、静電容量アンプ52に接続されている。前記静電容量センサ51は、当該静電容量センサ51と前記測定対象46との間に生じる静電容量を利用して、当該静電容量センサ51から前記測定対象46表面までの離間距離を非接触で測定するセンサであり、当該静電容量センサ51で測定された電気信号としての静電容量測定値53を前記静電容量アンプ52で増幅することにより、前記離間距離に対応した電気信号が得られるように構成されている。
前記静電容量アンプ52は、圧力コントローラ61に接続されており、前記離間距離に対応した電気信号を、当該圧力コントローラ61によって圧力制御用のコントロール信号に変換できるように構成されている。この圧力コントローラ61は、前記電空レギュレータ22に接続されており、該電空レギュレータ22は、前記圧力コントローラ61からのコントロール信号に応じて、前記空気圧源からの空気圧を制御して前記シリンダ11の前記下部加圧室14に供給するように構成されている。
これにより、前記静電容量センサ51による静電容量測定値53に応じて、前記下部加圧室14への空気の供給圧を制御するフィードバック回路71が構成されており、当該フィードバック回路71は、前記静電容量センサ51から前記測定対象46表面までの離間距離が所定値より小さくなった場合に、前記下部加圧室14への供給圧を高めて前記ノズル41を上昇する一方、前記離間距離が所定値より大きくなった場合には、前記下部加圧室14への供給圧を低下して前記ノズル41を下降することで、前記測定対象46表面からの前記ノズル41の浮上量72が常に一定となるような制御を行うように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、非接触寸法測定器1で測定対象46の厚み寸法を測定する際には、基準面81に測定対象46を載置しない状態で当該非接触寸法測定器1を作動して、ノズル41から前記基準面81までの浮上量72を一定に保持した状態で、カウンタ33による値をクリアして「0」とする。
そして、前記基準面81に測定対象46を載置して非接触寸法測定器1を作動する。すると、シリンダ11に形成された下部加圧室14の空気が、ピストン12に連動するノズル41から測定対象46表面の対象箇所へ向けて噴出され、その背圧によって前記ピストン12が前記測定対象46の対象箇所から離間する方向へ変位する。
このとき、前記ノズル41には、静電容量センサ51が設けられており、この静電容量センサ51を備えたフィードバック回路71によって、前記静電容量センサ51による静電容量測定値53に応じて前記下部加圧室14への供給圧が制御されている。これにより、このフィードバック回路71によるフィードバック制御によって、前記測定対象46表面の対象箇所から前記ノズル41までの浮上量72を常に一定に保持することができる。
このため、測定対象46からノズル41までの浮上量72の検出と制御とを同じ空気圧の検出で行っていた従来と比較して、安定性や追従性を高めることができる。これにより、測定時のピストン12の変位量から測定対象46の厚み寸法を、より正確に計測することができる。したがって、測定精度を高めることができるとともに広範囲の測定が可能となる。
そして、前記下部加圧室14への供給圧を制御する前記フィードバック回路71は、入力される電気信号に応じて前記下部加圧室14への供給圧を可変する電空レギュレータ22で構成されている。
このため、前記静電容量センサ51からの静電容量測定値53を電気信号として増幅して前記電空レギュレータ22にフィードバックすることで、前記測定対象46表面から前記ノズル41までの浮上量72が一定になるように前記下部加圧室14に供給される空気の圧力を制御することができる。このように、前記静電容量測定値53が電気信号で得られる前記静電容量センサ51を用いたフィードバック回路71の構成の簡素化を図ることができる。
なお、本実施の形態にあっては、前記下部加圧室14への供給圧を電空レギュレータ22で制御する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば流量制御弁を用いて、前記供給圧の制御を行っても良い。
本発明の一実施の形態を示す模式図ある。 従来の非接触寸法測定器を示す模式図ある。
符号の説明
1 非接触寸法測定器
11 シリンダ
12 ピストン
13 上部加圧室
14 下部加圧室
22 電空レギュレータ
41 ノズル
46 測定対象
51 静電容量センサ
53 静電容量測定値
71 フィードバック回路
72 浮上量

Claims (2)

  1. シリンダ内のピストンの一方側に設けられた第1加圧室と他方側に設けられた第2加圧室とに流体を供給し、該第2加圧室に供給された前記流体を前記ピストンに連動するノズルから噴出する構造であって、該ノズルからの前記流体を対象箇所へ向けて噴出した際の前記ピストンの変位量から測定を行う非接触寸法測定器において、
    前記ノズルに、前記対象箇所までの離間距離を非接触で測定する静電容量センサを設け、前記対象箇所と前記ノズルとの離間距離が一定になるように前記静電容量センサによる測定結果に応じて前記第2加圧室への前記流体の供給圧を制御するフィードバック回路を構成したことを特徴とする非接触寸法測定器。
  2. 前記第2加圧室への供給圧を制御する前記フィードバック回路を、入力される電気信号に応じて前記第2加圧室への供給圧を可変する電空レギュレータで構成したことを特徴とする請求項1記載の非接触寸法測定器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100956165B1 (ko) 2008-11-27 2010-05-19 한국과학기술원 유체의 유동저항을 기반으로 하는 표면 분석 측정 방법을 이용한 원자현미경

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