JP2001221226A - 搬送ローラ - Google Patents

搬送ローラ

Info

Publication number
JP2001221226A
JP2001221226A JP2000033219A JP2000033219A JP2001221226A JP 2001221226 A JP2001221226 A JP 2001221226A JP 2000033219 A JP2000033219 A JP 2000033219A JP 2000033219 A JP2000033219 A JP 2000033219A JP 2001221226 A JP2001221226 A JP 2001221226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
hollow body
carrying roller
pressure roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000033219A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shirata
宏 白田
Kunitomo Takahashi
國友 高橋
Hideki Iwanaga
秀規 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2000033219A priority Critical patent/JP2001221226A/ja
Publication of JP2001221226A publication Critical patent/JP2001221226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多種多様な被搬送体に対し安定した走行性を得
ることが可能な搬送ローラを提供する。 【解決手段】芯金(2)と、芯金上に設けられた中空体(3)
とを有し、中空体の内部に気体または液体を注入してな
る弾力層を備えた搬送ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ローラに関す
るものであり、例えば印刷装置においてトナー像を被搬
送体(主に用紙である)に定着させるための定着ローラ
として適用される搬送ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷装置において、用紙上に保持された
未定着状態のトナー像を、用紙に定着させる定着装置の
構成として、加熱ローラと加圧ローラからなる熱ローラ
方式の定着装置が普及しており、トナー像を保持した用
紙を、加熱ローラと加圧ローラの圧接部にて加熱加圧し
ながら挟持搬送することで、トナー像を用紙に定着させ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、加圧ローラとし
ては、例えば金属製の芯金(以下、「コア」と称す
る。)と、コアの外周に設けられたシリコンゴム等から
なる弾性体層とから構成されたものが知られており、弾
性体層はトナー像を用紙に定着させる際に適度な弾性を
得られるように、ある程度、肉厚に設けられている。
【0004】ところで、最近の印刷装置においては、1
台の印刷装置で用いられる用紙の種類が多様化してお
り、種々用紙幅の用紙に印刷を行うため加圧ローラの軸
方向において用紙が走行する部分と走行しない部分とが
発生し、用紙が走行しない部分では、加圧ローラは直接
加熱ローラと接触するため、温度が大きく上昇すること
になる。この結果、用紙の走行する部分と走行しない部
分との温度差が大きくなり、熱膨張による外径差が生じ
る。この外径差は、用紙の蛇行補正に影響を与え、用紙
走行を著しく悪化させる。特に、印刷する用紙の幅を変
えた直後はこの影響が顕著となる。
【0005】さらに、用紙走行部と非走行部の境界付近
では外径に微妙な段差が発生し、局部的な挟持力の低下
が起こり定着強度が低下する。
【0006】また、肉厚の加圧ローラは慣性力が大きく
回転開始および回転停止が迅速におこなえず制御仕様に
制約を与えるという不具合も生じている。
【0007】本発明の目的は、多種多様な被搬送体に対
し安定した走行性を得ることが可能な搬送ローラを提供
することにある。また、高温環境下で使用した場合でも
熱膨張による外径差を小さくすることが可能な搬送ロー
ラを得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、搬送ロー
ラを、芯金と、前記芯金上に設けられた中空体とから構
成するとともに、前記中空体の内部に気体または液体を
注入して弾力層を得ることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1を用
いて説明する。図1は本発明となる搬送ローラの概略構
成を示す断面図である。なお、本発明の搬送ローラは特
に用途を限定するものではないが、以下の説明において
は、レーザプリンタや複写機などに代表される印刷装置
のトナー像定着用ローラとして適用した場合に基づき説
明する。
【0010】図1に示すように、加圧ローラ1は、コア
2と、コア2の外周に設けられた中空体3とから構成さ
れている。中空体3は例えばシリコンゴムチューブから
なり、その一部にはチューブ3中に気体または液体を注
入するための注入口3aが設けられている。この注入口
3aから気体または液体を注入することによって、コア
2の外側には弾力層が形成されることになる。
【0011】上記構成において、加圧ローラ1を部分的
に加熱すると、チューブ3内部の気体(あるいは液体)
の対流により気体(あるいは液体)はチューブ3内部で
ほぼ均一な温度となる。また、チューブ3をなすシリコ
ンゴムの厚みも従来の加圧ローラに設けられたゴム層よ
り薄いため、シリコンゴムの膨張量も抑制される。以上
の理由により、加圧ローラ1の加熱された部分と加熱さ
れない部分とでは、従来の加圧ローラに比べ外径差も生
じにくくなる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、多種
多様な被搬送体に対し安定した走行性を得ることが可能
な搬送ローラを提供することにある。また、高温環境下
で使用した場合でも熱膨張による外径差を小さくするこ
とが可能な搬送ローラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送ローラの概略断面図。
【符号の説明】
1…加圧ローラ、2…芯金(コア)、3…中空体(シリ
コンゴムチューブ)、3a…注入口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA14 AA25 BB29 BB30 3F049 CA16 LA02 LB03 3J103 AA02 AA15 AA33 AA53 AA79 BA09 BA22 BA24 BA31 CA25 FA01 FA02 FA05 GA02 GA32 HA03 HA05 HA31 HA53

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯金と、前記芯金上に設けられた中空体と
    を有し、前記中空体の内部に気体または液体を注入して
    なる弾力層を備えたことを特徴とする搬送ローラ。
JP2000033219A 2000-02-10 2000-02-10 搬送ローラ Pending JP2001221226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033219A JP2001221226A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 搬送ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033219A JP2001221226A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 搬送ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001221226A true JP2001221226A (ja) 2001-08-17

Family

ID=18557728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000033219A Pending JP2001221226A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 搬送ローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001221226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1279543A2 (en) 2001-07-23 2003-01-29 Nissan Motor Co., Ltd. Hybrid drivetrain for a vehicle
JP2008026884A (ja) * 2006-06-20 2008-02-07 Canon Inc 現像ローラー、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1279543A2 (en) 2001-07-23 2003-01-29 Nissan Motor Co., Ltd. Hybrid drivetrain for a vehicle
JP2008026884A (ja) * 2006-06-20 2008-02-07 Canon Inc 現像ローラー、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4617140B2 (ja) 像加熱装置
JP2007025379A (ja) 断熱スリーブ、これを用いた定着装置及び画像形成装置
JP2001159856A (ja) 画像形成装置
JP2001221226A (ja) 搬送ローラ
JPH11202666A (ja) 定着装置
WO2012057097A1 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP2002365958A (ja) 定着装置
JP2007310129A (ja) 画像形成装置
JP2001005312A (ja) 定着装置
JPH10171283A (ja) ベルト定着装置
JP2004184736A (ja) 加熱装置
JP4454404B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置並びにトナー定着方法
JP2021001980A (ja) 液体付与装置及び画像形成装置
JP2007108296A (ja) 加熱装置
JP2006201545A (ja) 画像形成装置
JP2006208419A (ja) 画像形成装置および制御方法
JP2002055558A (ja) 定着装置
JP2005208321A (ja) 定着装置
JP2007199487A (ja) ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2018140499A (ja) 熱転写型印刷装置
JP2024100484A (ja) 画像形成装置
JP2005250372A (ja) 定着装置
JPH07129013A (ja) 加熱装置
JP2003149977A (ja) 電子写真印刷機の定着ローラ及び電子写真式印刷機
JP2005258260A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040312

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040312