JP2001219625A - プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ - Google Patents

プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ

Info

Publication number
JP2001219625A
JP2001219625A JP2000034335A JP2000034335A JP2001219625A JP 2001219625 A JP2001219625 A JP 2001219625A JP 2000034335 A JP2000034335 A JP 2000034335A JP 2000034335 A JP2000034335 A JP 2000034335A JP 2001219625 A JP2001219625 A JP 2001219625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
type
cartridge
amount
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000034335A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tanaka
慎治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000034335A priority Critical patent/JP2001219625A/ja
Publication of JP2001219625A publication Critical patent/JP2001219625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタに装着されるインク
カートリッジのインク種類及び使用する用紙の種類に応
じて、インク吐出量を最適値に制御する。 【解決手段】 カートリッジ19のEEPROM21には、
そこに入っているインクについて、使用可能な複数の用
紙種類の各々に対するインク吐出量を最適化するための
データ(インク吐出量決定用データ)が格納されてい
る。プリンタドライバ7は、印刷処理を行う前に、ユー
ザ指定された使用用紙種類に対応するインク吐出量決定
用データを、プリンタ5を通じてEEPROM21から取
得し、そのインク吐出量決定用データに基づいて、使用
されるインク種類と使用される用紙種類に適合した最適
値にインク吐出量がなるように印刷処理を行ってプリン
タ5を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタやレーザプリンタなどを用いたプリントシステム
に関し、特に、記録剤(インクやトナーなど)のカート
リッジに記憶された記録剤の特性情報を活用して良好な
印刷結果が得られるようなプリントシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタを例に取ると、
使用するインクの特性に応じて、ノズルから吐出する用
紙単位面積当たりのインク吐出量、またはインク滴の体
積を最適値に調節できるプリンタが知られている。この
ようなプリンタでは、インクカートリッジ(以下、カー
トリッジという)に設けられているメモリに記憶された
インク種類やインク特性などの情報に基づいて、最適な
インク吐出量で印刷が行われるように制御がなされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インク吐出
量の最適値は、インク特性のみでなく、使用する用紙の
種類、例えば、普通紙や、写真専用紙や、OHP用プラ
スチックシートや、フォトプリントコート紙(PPコー
ト紙)などによっても異なってくる。したがって、イン
ク特性のみによるインク吐出量の調節では、用紙の種類
によっては良好な印刷結果が得られないこともある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、インクの種類及び使用する
用紙の種類に応じて、インク吐出量を最適に制御するこ
とのできるプリントシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の第1の観点に従うプリントシステムは、
プリンタと、該プリンタを制御するホスト装置とが互い
に通信可能に接続され、且つ、記憶素子を備えた記録剤
カートリッジが、プリンタに交換可能に装着されている
プリントシステムにおいて、カートリッジの記憶素子に
は、そのカートリッジに入っている記録剤の種類につい
て、使用可能な複数の用紙種類の各々に対する記録剤付
着量を最適化するための記録剤付着量決定用データが記
憶されており、そして、ホスト装置又はプリンタの少な
くとも一方は、印刷に使用する用紙種類に対応する記録
剤付着量決定用データを前記記憶素子から読み出す記録
剤付着量決定用データ読出手段と、読み出した記録剤付
着量決定用データに基づいて、カートリッジの記録剤種
類と使用される用紙種類とに応じて記録剤付着量が最適
化されるように印刷処理を実行する印刷処理手段とを備
える。
【0006】ここで、記録剤付着量の最適化は、用紙の
単位面積当たりに付着する記録剤量の調節(例えば、イ
ンクジェットプリンタの場合、単位面積当たりのドット
数の調節)、または、1ドット当たりに使用する記録剤
量の調節(例えば、インクジェットプリンタの場合、ノ
ズルから吐出するインク滴の体積の調節)などの方法で
行なうことができる。
【0007】本発明の第2の観点に従うプリンタは、記
憶素子を備えた記録剤カートリッジが交換可能に装着さ
れ、その記憶素子には、そのカートリッジに入っている
記録剤の種類について、使用可能な複数の用紙種類の各
々に対する記録剤付着量を最適化するための記録剤付着
量決定用データが記憶されている。そして、このプリン
タは、印刷に使用する用紙種類に対応する記録剤付着量
決定用データをカートリッジの記憶素子から読み出す記
録剤付着量決定用データ読出手段と、読み出した記録剤
付着量決定用データに基づいて、そのカートリッジの記
録剤種類と使用される用紙種類とに応じて最適化された
記録剤付着量で印刷を実行する印刷手段とを備える。
【0008】本発明の第3の観点に従う、プリンタに交
換可能に装着される記録剤カートリッジは、プリンタに
よってアクセスされる記憶素子を備え、その記憶素子に
は、そのカートリッジに入っている記録剤の種類につい
て、使用可能な複数の用紙種類の各々に対する記録剤付
着量を最適化するための記録剤付着量決定用データが記
憶されており、その用紙種類毎の記録剤付着量決定用デ
ータは、プリンタ又はプリンタに接続されたホスト装置
によって、記録剤付着量を最適化するために使用され
る。
【0009】本発明の第4の観点に従う、プリンタを制
御するホスト装置は、記憶素子を備えた記録剤カートリ
ッジがプリンタに交換可能に装着されていて、その記憶
素子には、そのカートリッジに入っている記録剤の種類
について、使用可能な複数の用紙種類の各々に対する記
録剤付着量を最適化するための記録剤付着量決定用デー
タが記憶されている場合において、印刷に使用する用紙
種類に対応する記録剤付着量決定用データをカートリッ
ジの記憶素子からプリンタを通じて取得する記録剤付着
量決定用データ取得手段と、取得した記録剤付着量決定
用データに基づいて、カートリッジの記録剤種類と使用
される用紙種類とに応じて記録剤付着量が最適化される
ように印刷処理を実行する印刷処理手段とを備える。
【0010】本発明はまた、上記のホスト装置としてコ
ンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体も提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の一
実施形態をインクジェットプリンタを例にして詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリントシ
ステムの全体的な構成を示すブロック図である。
【0012】同図において、ホスト装置1は、プリンタ
インタフエース回路3を介してプリンタ5と接続されて
いる。このホスト装置1は、典型的にはパーソナルコン
ピュ―タのような汎用型のコンピュータであり、プリン
タ5へ送るべき印刷データの作成処理を行なうソフトウ
ェアであるプリンタドライバ7を有している。
【0013】プリンタドライバ7は、ホスト装置1のア
プリケーションプログラム(図示せず)からOS(図示
せず)を通じて印刷対象の画像データを受けて、この画
像データに対して、レンダリング(ビットマップデータ
化)、色変換、ハーフトーニング(2値化)などの処理
を加えて、プリンタ5が印刷することができる2値ビッ
トマップ画像データを作成し、この2値ビットマップ画
像データを所定のプリンタ制御言語によるプリンタ制御
コマンドに組み込んでプリンタ5へ送信する機能を有し
ている。この機能に関連して、プリンタドライバ7は、
後に詳述するように、プリンタ5に装着されたインクカ
ートリッジ(以下、カートリッジという)19のEEP
ROM21から、そこに記憶されている各種用紙種類毎
のインク吐出量を最適化するためのデータ(以下、イン
ク吐出量決定用データという)をプリンタ5を通じて取
得し、このインク吐出量決定用データに基づいて、実際
に使用される用紙に応じた最適なインク吐出量の制御を
行う機能を備えている。
【0014】ここで、インク吐出量の最適化制御の具体
例としては、用紙単位面積当たりのインク吐出量(ドッ
ト数)を最適化することや、インク滴それ自体の体積を
最適化することなどがある。用紙単位面積当たりのイン
ク吐出量(ドット数)の最適化は、例えば、色変換した
ビットマップ画像データの画素値を調節する方法、或い
は、ハーフトーニング処理のパラメータ(例えば、誤差
拡散係数又はディザ閾値)を調節する方法などで行うこ
とができる。また、インク滴の体積の最適化は、例え
ば、印刷ヘッドのノズルを駆動する信号を調節する方法
で行うことができる。このノズル駆動信号の調節は、プ
リンタドライバ7がプリンタ5を制御することで行って
も良いし、或いは、プリンタドライバ7には依存せずに
プリンタ5が独自に行うようにしてもよい。プリンタ5
が独自にインク吐出量の最適化制御を行なう場合には、
プリンタドライバ7よりもむしろプリンタ5が、カート
リッジ19のEEPROM21に記憶されているインク
吐出量決定用データに基づいてインク吐出制御を行うこ
とになる。
【0015】ところで、プリンタ5で標準的に使われる
1種類のインク(以下、普通インクという)について
は、各種用紙毎のインク吐出量決定用データ(又は、各
用紙種類毎のハーフトーニング処理パラメータ又はイン
ク滴体積調整用データ)がデフォルト値として、プリン
タドライバ7にプログラムされている。そのため、プリ
ンタドライバ7は、普通インクが使われるときには、使
用される用紙種類に合ったデフォルト値を使って印刷処
理を行い、普通インク以外の種類のインクが使用される
ときにのみ、そのインク種類と使われる用紙種類とに応
じたインク吐出量の最適化制御を行うことになる。
【0016】プリンタ5は、ホストインタフエース回路
13を介してホスト装置1に接続されている。このプリ
ンタ5は、ホスト装置1からホストインタフエース回路
13を介して転送されて来る印刷データに基づいて印刷
イメージの作成や紙送り制御等を行なう印刷処理回路1
5と、印刷処理回路15が作成した印刷イメージを、印
刷処理回路15の制御の下で印刷する印刷機構20とを
有している。
【0017】印刷処理回路15は、図示していないが、
印刷ヘッド駆動回路やモータ駆動回路やカートリッジ1
9へのデータ書込み回路や外部データの入出力回路や印
刷処理回路15全体を制御するCPUなどを備えてい
る。さらに、印刷処理回路15は、特定のデータを保存
しておくための不揮発性の記憶媒体、例えばEEPRO
M17を備えている。
【0018】印刷機構20は、図示していないが、印刷
ヘッド、キャリッジ、紙送り装置、ヘッドメンテナンス
装置などから構成され、インクを印刷ヘッドへ供給する
ための交換可能なカートリッジ19が着脱自在にセット
される。カートリッジ19は、不揮発性の記憶媒体、例
えばEEPROM21を有しており、そのアクセス端子
22が、カートリッジ19の外表面に露出している。カ
ートリッジ19がプリンタ5に完全に装着されると、カ
ートリッジ19のEEPROM21のアクセス端子22
が、プリンタ5に備えられている接続端子23に結合し
て、EEPROM21と印刷処理回路15とが電気的に
接続される。
【0019】一般に、カートリッジのタイプには、キャ
リッジ上に印刷ヘッドと共に搭載されるオンキャリッジ
タイプと、キャリッジから離れた不動の場所にセットさ
れるオフキャリッジタイプとがあるが、本実施の形態の
カートリッジ19は、どちらのタイプであってもよい。
このカートリッジ19は、あるプリンタに装着してある
程度使った後、取り外して別のプリンタに再装着すると
いうように、複数のプリンタに使い回すことも可能であ
る。
【0020】図2は、図1のプリントシステムに装着さ
れるカートリッジの構成図である。このカートリッジ1
9は、インクが充填されているインクタンク19aと不
揮発性の記憶素子であるEEPROM21とを備えてお
り、インクタンク19aにはインクを供給するインク供
給孔19bが設けられ、EEPROM21には外部回路
と電気的に接続するためのアクセス端子22が設けられ
ている。
【0021】EEPROM21は、そのカートリッジ1
9に入っているインクの種類を示す情報を記憶した領域
と、そのインクが使用可能な複数種類の用紙の各々毎の
インク吐出量決定用データを記憶した領域とを有する。
EEPROM21には、さらに、カートリッジ19の種
類などを記憶したカートリッジID領域や、ユーザを特
定するためのユーザ情報を記憶するユーザID領域や、
カートリッジ19の製造年月日を記憶した領域や、イン
ク量を記憶する領域や、インクの物理的又は化学的特性
を示す情報を記憶する領域等を設けることもできる。
【0022】ところで、カートリッジ19のインクの種
類数は、実際には幾つあってもかまわないが、この実施
形態では、分り易くするために、上述した普通インク
と、特殊インクと呼ぶもう一種類のインク種類の、全部
で2種類のインク種類が存在するものとする。
【0023】図3は、カートリッジ19のEEPROM
21の記憶内容を示す図である。
【0024】EEPROM21には、カートリッジ19
に入っているインクの種類(つまり、普通インクか、特
殊インクか)を示すインク種類情報31と、そのインク
が使用できる複数の用紙種類A,B,…の各々のインク
吐出量の最適値を決定するためのデータである用紙種類
別インク吐出量決定用データ33a、33b、…と、前
述したその他の各種情報(例えば、カートリッジID情
報や、ユーザID情報や、製造年月日情報や、インク量
情報など)35が記憶されている。
【0025】尚、特殊インクのカートリッジの場合の
み、そのEEPROM21に、上述の用紙種類別インク
吐出量決定用データ33a、33b、…が格納されてい
て、普通インクのカートリッジの場合は、前述したよう
にデフォルト値が使用できるので、そのEEPROM2
1には、上述の用紙種類別インク吐出量決定用データ3
3a、33b、…は格納されていない。
【0026】図4は、プリンタドライバ7に初めからプ
ログラムされているデフォルトのインク吐出量決定用デ
ータを示す図である。プリンタドライバ7は、デフォル
トデータ41として、普通インクについての各種用紙種
類A,B,…別のインク吐出量決定用デフォルトデータ
43a、43b、…を有している。
【0027】ここで、図3、4に示した用紙種類別イン
ク吐出量決定用データの具体的内容としては、その用紙
上でのそのインクの光学的濃度、インク滴の広がり具合
や浸透性などといったインクの物理的又は化学的な特性
を示すデータでもよいし、色変換テーブル、ハーフトー
ニング処理のパラメータ、ノズル駆動信号などを直接的
又は間接的に表すデータ、或いはそれらテーブルやパラ
メータや駆動信号を演算で求めるための基礎となるデー
タなどといった印刷処理用データでもよい。図3に示し
たカートリッジ19のEEPROM21に格納された特
殊インク用の用紙種類別インク吐出量決定用データは、
インクの特性を示すデータ、或いは、上記テーブルやパ
ラメータや駆動信号を演算で(例えば、デフォルトデー
タを補正することで)求めるための基礎データなどが、
データ量が小さいので望ましい。一方、図4に示したデ
フォルトの用紙種類別インク吐出量決定用データの場合
は、上述した色変換テーブル、ハーフトーニング処理の
パラメータ、ノズル駆動信号などを直接的又は間接的に
表すデータが、余計な演算をせずに済むので望ましい。
【0028】図5は、プリンタドライバ7が行う印刷処
理の手順を示すフローチャートである。この図を用い
て、プリンタドライバが、使用するインク種類と用紙種
類とに応じた最適なインク吐出量で印刷を行う処理手順
を説明する。
【0029】先ず、プリンタドライバ7の起動時あるい
は印刷開始時などに、プリンタドライバ7は、プリンタ
5にコマンドを送ってプリンタ5をしてカートリッジ1
9のEEPROM21からインク種類情報を読み出さ
せ、そのインク種類情報をプリンタ5から取得する(ス
テップS1)。その後、プリンタドライバ7は、取得し
たインク種類情報から、カートリッジ19のインク種類
が普通インクか特殊インクかを判断する(S2)。ま
た、プリンタドライバ7は、プリンタドライバ7のグラ
フィックユーザインタフェース上でユーザが指定した用
紙種類が何であるかを判断する(S3又はS7)。
【0030】ステップS2の判断結果が特殊インクであ
れば(S2,YES)、次に、プリンタドライバ7は、
プリンタ5にコマンドを送って、プリンタ5をしてカー
トリッジ19のEEPROM21から、ステップS3で
判断した用紙種類に対応したインク吐出量決定用データ
を読み込ませ、そのインク吐出量決定用データをプリン
タ5から取得する(S4)。例えば、ユーザ指定の用紙
種類がAであれば、図3に示すEEPROM21の用紙
Aインク吐出量決定用データ33aを取得する。次に、
プリンタドライバ7は、取得したインク吐出量決定用デ
ータに基づいてインク吐出量を最適化するための処理を
行う(S5)。例えば、取得したインク吐出量決定用デ
ータを用いて、特殊インクと指定された用紙種類とに対
して最適な値をもった、色変換テーブル、ハーフトーニ
ング処理のパラメータ、或いはノズル駆動信号の波形を
作成して保存する。
【0031】その後、印刷処理を行う際には、プリンタ
ドライバ7は、ステップS5で保存した上記最適化され
た色変換テーブル、ハーフトーニング処理のパラメー
タ、或いはノズル駆動信号を用いて印刷処理を実行しプ
リンタを制御する(S6)。その結果、特殊インクと使
用用紙とに適合した最適なインク吐出量で印刷が行われ
る。
【0032】一方、ステップS2において、インク種類
が普通インクであれば(S2,NO)、プリンタドライ
バ7は、ステップS7で判断した用紙種類に対応したデ
フォルトの吐出量決定用データを使って最適な吐出量を
決定し(S8)、印刷処理を実行す(S6)。例えば、
用紙Aがユーザ指定されていれば、図4に示したデフォ
ルトデータ41から、用紙Aのインク吐出量決定用デフ
ォルトデータ41aを取得して、このデフォルトデータ
41aに基づいて、用紙Aに最適なインク吐出量となる
ように印刷処理を実行する。
【0033】以上述べた実施形態は本発明を説明するた
めの一例であり、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能で
ある。例えば、上記の実施形態では、プリンタドライバ
が色変換やハーフトーニングなどのインク吐出量に影響
を与える印刷処理を行う場合について説明したが、この
印刷処理をプリンタドライバではなくプリンタが行った
り、或いはプリンタドライバとプリンタとが処理を分担
して行うことも可能であり、その場合、プリンタにも、
インク吐出量決定用データに基づいて、プリンタの印刷
処理をインク種類と用紙種類とに対して最適化する機能
を持たすことができる。本発明は、インクジェットプリ
ンタだけでなく、レーザプリンタなどの他の種類のプリ
ンタにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリントシステムの
全体的な構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタに装着されるカートリッジの構成図で
ある。
【図3】カートリッジのEEPROMの記憶内容を示す
図である。
【図4】プリンタドライバにプログラムされたデフォル
トのインク吐出量決定用データを示す図である。
【図5】プリンタドライバが行う印刷処理の手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ホスト装置 3 プリンタインタフエース回路 5 インクジェットプリンタ 7 プリンタドライバ 13 ホストインタフエース回路 15 印刷処理回路 17、21 EEPROM 19 インクカートリッジ 19a インクタンク 19b インク供給孔 20 印刷機構 22 アクセス端子 23 接続端子 31 カートリッジタイプ記憶領域 33a 用紙Aインク吐出量決定用データ記憶領域 33b 用紙Bインク吐出量決定用データ記憶領域 41 デフォルトデータ 43a 用紙Aのインク吐出量決定用デフォルトデータ 43b 用紙Bのインク吐出量決定用デフォルトデータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタと、該プリンタを制御するホス
    ト装置とが互いに通信可能に接続され、且つ、記憶素子
    を備えた記録剤カートリッジが、前記プリンタに交換可
    能に装着されているプリントシステムにおいて、 前記記憶素子には、前記カートリッジに入っている記録
    剤の種類について、使用可能な複数の用紙種類の各々に
    対する記録剤付着量を最適化するための記録剤付着量決
    定用データが記憶され、 前記ホスト装置又は前記プリンタの少なくとも一方は、 印刷に使用する用紙種類に対応する記録剤付着量決定用
    データを前記記憶素子から読み出す記録剤付着量決定用
    データ読出手段と、 読み出した記録剤付着量決定用データに基づいて、前記
    カートリッジの記録剤種類と使用される用紙種類とに応
    じて記録剤付着量が最適化されるように印刷処理を実行
    する印刷処理手段とを備えたプリントシステム。
  2. 【請求項2】 記録剤付着量の最適化は、用紙の単位面
    積当たりに付着する記録剤量の調節、または、1ドット
    当たりに使用する記録剤量の調節の何れかの方法で行な
    う請求項1の記載のプリントシステム。
  3. 【請求項3】 記憶素子を備えた記録剤カートリッジが
    交換可能に装着されているプリンタにおいて、 前記記憶素子には、前記カートリッジに入っている記録
    剤の種類について、使用可能な複数の用紙種類の各々に
    対する記録剤付着量を最適化するための記録剤付着量決
    定用データが記憶され、 印刷に使用する用紙種類に対応する記録剤付着量決定用
    データを前記記憶素子から読み出す記録剤付着量決定用
    データ読出手段と、 読み出した記録剤付着量決定用データに基づいて、前記
    カートリッジの記録剤種類と使用される用紙種類とに応
    じて最適化された記録剤付着量で印刷を実行する印刷手
    段とを備えたプリンタ。
  4. 【請求項4】 プリンタに交換可能に装着される記録剤
    カートリッジにおいて、 前記プリンタによってアクセスされる記憶素子を備え、 前記記憶素子には、前記カートリッジに入っている記録
    剤の種類について、使用可能な複数の用紙種類の各々に
    対する記録剤付着量を最適化するために前記プリンタ又
    は前記プリンタに接続されたホスト装置によって使用さ
    れる記録剤付着量決定用データが記憶されている記録剤
    カートリッジ。
  5. 【請求項5】 プリンタを制御するホスト装置におい
    て、 前記プリンタには、記憶素子を備えた記録剤カートリッ
    ジが交換可能に装着され、前記記憶素子には、前記カー
    トリッジに入っている記録剤の種類について、使用可能
    な複数の用紙種類の各々に対する記録剤付着量を最適化
    するための記録剤付着量決定用データが記憶されている
    場合、 印刷に使用する用紙種類に対応する記録剤付着量決定用
    データを前記記憶素子から前記プリンタを通じて取得す
    る記録剤付着量決定用データ取得手段と、 取得した記録剤付着量決定用データに基づいて、前記カ
    ートリッジの記録剤種類と使用される用紙種類とに応じ
    て記録剤付着量が最適化されるように印刷処理を実行す
    る印刷処理手段とを備えたホスト装置。
  6. 【請求項6】 プリンタを制御するホスト装置としてコ
    ンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な記録媒体において、 前記プリンタには、記憶素子を備えた記録剤カートリッ
    ジが交換可能に装着され、前記記憶素子には、前記カー
    トリッジに入っている記録剤の種類について、使用可能
    な複数の用紙種類の各々に対する記録剤付着量を最適化
    するための記録剤付着量決定用データが記憶されている
    場合、 印刷に使用する用紙種類に対応する記録剤付着量決定用
    データを前記記憶素子から前記プリンタを通じて取得す
    るステップと、 取得した記録剤付着量決定用データに基づいて、前記カ
    ートリッジの記録剤種類と使用される用紙種類とに応じ
    て記録剤付着量が最適化されるように印刷処理を実行す
    るステップとをコンピュータに行わせるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 記憶素子を備えた記録剤カートリッジで
    あって、前記記憶素子には、前記カートリッジに入って
    いる記録剤の種類について、使用可能な複数の用紙種類
    の各々に対する記録剤付着量を最適化するための記録剤
    付着量決定用データが記憶されている前記カートリッジ
    を、装着されるステップと、 印刷に使用する用紙種類に対応する記録剤付着量決定用
    データを前記記憶素子から読み出すステップと、 読み出した記録剤付着量決定用データに基づいて、前記
    カートリッジの記録剤種類と使用される用紙種類とに応
    じて最適化された記録剤付着量で印刷を実行するステッ
    プとを備えたプリンタの動作方法。
JP2000034335A 2000-02-07 2000-02-07 プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ Pending JP2001219625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034335A JP2001219625A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034335A JP2001219625A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001219625A true JP2001219625A (ja) 2001-08-14

Family

ID=18558694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000034335A Pending JP2001219625A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001219625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147925A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147925A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP4715468B2 (ja) * 2005-11-25 2011-07-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060274096A1 (en) Image forming system, print control method and control program for printing apparatus
US6338540B1 (en) Ink-jet printing method and apparatus therefor, and printing system including said apparatus
JP2001239658A (ja) 記録装置、記録ヘッドの駆動条件設定方法および記憶媒体
KR100570243B1 (ko) 인쇄 장치, 인쇄헤드, 인쇄헤드용 소자 베이스 및 인쇄 장치의 제어 방법
JP2840416B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2003001876A (ja) 印刷環境に応じて印刷を制御する印刷装置
JPH06126951A (ja) 記録装置および該記録装置の記録状態判断方法
KR100537129B1 (ko) 인쇄 장치 및 인쇄 시스템
JP4269128B2 (ja) プリンタ制御装置、プリンタ制御方法およびプリンタ制御プログラムを記録した媒体
JP2005028636A (ja) 印刷システムおよび印刷制御装置
JP2001219625A (ja) プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ
JP2001328257A (ja) プリンタ及びそれを備えるプリンタシステム
US8646861B2 (en) Printing apparatus, printing system, and control method for the same system
JP2004001411A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP3833009B2 (ja) ファクシミリ装置、及び記録制御方法
JP2000218893A (ja) インクジェット記録方法及び装置と記録システム
JP3157931B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2002254611A (ja) 記録装置及び記録ヘッド特性データ選択方法
JPH08281927A (ja) 記録ヘッドおよび該記録ヘッドを用いた記録装置、該記録ヘッドを用いた記録方法
JP4497635B2 (ja) 画像記録装置および記録方法
JP3589344B2 (ja) プリントシステム、プリンタ及び記録剤カートリッジ
JP3376149B2 (ja) インクジェットプリント装置
JP2001232815A (ja) インクジェットプリント装置
JP2001096767A (ja) インクジェット記録装置
US20220314607A1 (en) Printing device and non-transitory computer-readable recording medium therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040324