JP2001218784A - 角膜マーカー - Google Patents

角膜マーカー

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JP2001218784A
JP2001218784A JP2000030934A JP2000030934A JP2001218784A JP 2001218784 A JP2001218784 A JP 2001218784A JP 2000030934 A JP2000030934 A JP 2000030934A JP 2000030934 A JP2000030934 A JP 2000030934A JP 2001218784 A JP2001218784 A JP 2001218784A
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marking
corneal
marks
width
axis
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JP2000030934A
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English (en)
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Dana Michael Cote
マイケル コテ ドナ
Francis Keenan Joseph
フランシス キーナン ジョーゼフ
Joseph Murphy Michael
ジョーゼフ マーフィー マイケル
Edwin G Lee
ジー. リー エドウィン
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Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 角膜マーカー及び角膜マーカーの使用方
法が開示されている。その角膜マーカーは、ヘッドとを
有するハンドルを含んでいる。そのヘッドの下面は、角
膜組織に同時に係合するために適合させられたマーキン
グ面を形成する突出部のセットを含んでいる。そのマー
キング面は、正確な長さ及び幅の切開を形成するのを可
能とするマークの対向するセットを構成する。マーカー
の上面または正面上のアライメントラインは、位置決め
を容易にする。角膜へのマークの適用に従ってきれいな
角膜手術を実行する方法もまた提供されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手術に先立って目
にマークするための医療用マーキング装置、及び所定の
長さ及び幅の切開を形成するための医療用マーキング装
置を使用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用マーキング装置は、目の中に切開
口を形成する種々の外科手術のために開発されている。
そのマーキング装置は、手術に先立って使用され、そし
て角膜切開刀または他の手術用ナイフが使用される目の
領域を正しく位置決めすることにおいて、外科医を補助
するためのマークを提供する。そのような装置は、目の
中に窪みやインクマークの組みを残すことによって機能
している。いずれにしても、そのマークは、切開口が作
られる位置及び/又は縫合線が配置される位置を識別す
る。
【0003】白内障摘出及びレンズの埋め込み手術は、
一般に用いられる処置である。そのような手術を行うた
めの技術は、ここ何年もの間、しばしば傷の縫合が不用
となる程度にまで発展している。白内障手術を処理する
ための処置は、強膜の組織と角膜の組織の双方を通過す
る切開口を形成することを含んでいる。白内障の手術の
間に自動接着式の切開口を形成するための処置は、文献
に記載されている。この処置は、切開口の長さ及び位置
を選択することを可能とするための焼灼に従って格子状
のドットを形成するためのマーカの使用を含んでいる。
直角な強膜の溝は、クリアーな角膜への強膜トンネルの
切開の後に、特有のドットで形成される。その切開は、
その選択された外科手術刀が前方のチャンバーに入ると
き、完成する。さらなる現在の技術は、クリアー角膜ア
プローチと称し、前述の強膜アプローチを超える重大な
利点を提供すると言われている。ところが、強膜アプロ
ーチは、強膜と角膜組織の双方を通過する切開口を含ん
でいるのに対し、主な切開口は、クリア角膜アプローチ
を用いて実質的に単に角膜組織を通って形成される。
(その主な切開口は、以前は白内障用レンズ組織を除去
し、人口水晶体レンズを挿入していた。)また、局部麻
酔がクリアー角膜アプローチを用いる時に使用される。
【0004】クリアー角膜アプローチの利点は、早期の
患者の視力回復、局部麻酔の使用、結膜下出血がない
事、焼灼がないこと、及びより良好な屈折力を有する結
果が得られること、などを含んでいる。主な切開口の位
置の選定は、手術前の普通の状態でない乱視の補正を乱
視を補正することを許容すると言われている。
【0005】強膜またはクリアー角膜アプローチが使用
されるかどうかにしても、リークプルーフの構造、すな
わち縫合なしの切開の構造を形成することは望ましい。
(91)伝染病の危険性は、漏出を防止することができ
れば、感染の危険性は大きく減少すると信じられてい
る。
【0006】角膜の切開口は、基本的に外科用メスによ
って形成されたトンネルからなっている。そのトンネル
は、“ルーフ”と“ベース”とによって構成されてい
る。角膜フラップは、トンネルベースの末端部に形成さ
れている。
【0007】それは、実際に切開口をシールする眼圧に
よって前記トンネルルーフに抗して押圧されるものはこ
のフラップである。多くの眼科医が確実なリークプルー
フシールを提供する開発中の角膜切開構造について研究
を行っている。この研究の結果は、トンネルの長さ
(i.e.,最初の入口部から角膜フラップの先端に至
る距離)は切開口のシール能力の決定において重要な要
素である。クリアー角膜アプローチを使用している外科
医によって形成された特有の長所は、約3対2の、最大
の幅及び長さの比率を有している切開口を形成すること
である。
【0008】
【発明の概要】本発明は、予め決定した範囲内で制御さ
れる切開口の長さ及び幅を許容する角膜マーカーについ
て述べている。選択された長さ及び幅の目の組織に切開
口を形成する方法もまた提供されている。
【0009】この発明において、角膜マーカーは、ハン
ドルとそのハンドルに係合されたヘッドとを含んで提供
されている。そのヘッドは、ほぼ同時に人間の角膜に係
合する第1、第2、第3、及び第4のマーキング面を有
している。その第1のマーキング面は、長尺な刃部を含
むと共に、第1の軸に沿った前記第4のマーキング面と
対向する関係にある。その第2及び第3のマーキング面
は、長尺刃部を含み、そして、第1の軸に直角に通って
いる第2の軸に沿って互いに対向する関係にある。前記
マーキング面は、概ね矩形の輪郭であって、その輪郭の
幅は、前記輪郭の長さの約1.5倍である。前記輪郭
は、前記第2及び第3のマーキング面の間の距離間隔に
よって形成される前記輪郭の幅と、前記第1と第4のマ
ーキング面の間の距離間隔によって形成された前記輪郭
の長さとを有する。その第2と第3のマーキング面の間
の距離間隔は、好ましくは、約2.0及び約3.5ミリ
メートルの間に制限されない。
【0010】さらに、本発明において、角膜マーカー
は、ハンドルとそのハンドルに係合されたヘッドとを備
えて提供され、そのヘッドは上面、下面、前面、及び後
面を含んでいる。その後面は実質的に角強膜係合部の輪
郭を合わせるためにほぼ弧状をなしている。第1、第
2、第3、及び第4の突出部がヘッドの下面から延在し
ている。その突出部は第1、第2、第3及び第4のマー
キング面を形成している刃部をそれぞれ含んでいる。そ
の第1の突出部はヘッドの後面に隣接し、かつ第1のマ
ーキング面を形成する弧状の刃部を含んでいる。第4の
突出部は、第1の軸に沿う第1の突出部の中央部に対向
する関係にある。その第2及び第3の突出部は、第1の
軸に直角に通る第2の軸に沿って互いに対向する関係に
ある。第2及び第3のマーキング面の間の間隔は、約
2.0と約3.5ミリメータの間にある。第1と第4の
マーキング面との間の間隔は、第2と第3のマーキング
面との間の間隔より小さい間隔である。好ましくは、そ
の第2と第3のマーキング面との間の間隔は、第1と第
4のマーキング面の間の間隔より50パーセント(50
%)を超える程大きくない。
【0011】第1と第4のマークが第1の軸に沿って対
向する関係にあり、第2と第3のマークとが第1の軸と
ほぼ直角に通る第2の軸に沿って対向する関係にあるよ
うに、第1、第2、第3、及び第4のマークを提供する
ために、目の表面にマークするステップを含んだ発明に
よって方法が提供されている。第2及び第3のマークの
間の間隔は、第1と第4のマークの間の間隔より約50
パーセント(50%)大きいに過ぎない。4個の全ての
マークは、角膜組織に形成される。溝は、第1のマーク
に沿って外科用ナイフを使用することによって形成さ
れ、かつ第2及び第3の間で目の組織の中へとほぼ直角
に形成されている。
【0012】外科用ナイフは、外科医の視野から見たと
き、ナイフの先端が第4のマークと一致するまで、溝の
端部で始まっている角膜の表面にほぼ平行に通っている
トンネルを形成させる。そのナイフハンドルは、角膜を
圧平するとき、そのブレードの先端を下方への角度付け
を生じさせるために上方へと曲げられている。そのブレ
ードは、そのとき、切開を完成させるために、前方のチ
ャンバー内へと前方へ移動する。
【0013】
【発明の実施の形態】角膜マーカーは、図1〜4に示さ
れている好ましい実施形態として開示されている。これ
ら図に示されているそのマーカ10は、ハンドル12と
そのハンドル12に連結されたヘッド14とを含んでい
る。そのヘッドは永久的連結、すなわち、好ましい実施
形態においてはハンドルが一体化されているが、の一部
をなしているが、複数の異なるヘッドが同一のハンドル
に使用されることを許容するために、二つの要素が分離
可能であっても良いということは理解されるであろう。
【0014】その好ましいマーカーのヘッドは、上面1
8、下面20、直線状の前面22、及び弧状の後面24
を有する台形ブロック16によって構成されている。
【0015】ヘッド14の前面22は、増大された角膜
の可視性のため、第4のマーキング面40に対応してい
る。図は、これら表面の構造的詳細を示すために拡大さ
れている。その下面は、外科医による角膜への操作を容
易にするためハンドルの長手方向の軸に関して傾斜した
角度で延在している。
【0016】図1〜図4を参照するに、4つの突出部が
ブロック16の下面20から延在している。各突出部
は、長く延出すると共に、一般にV形状をなしている。
本発明の好ましい実施形態において、それらは下面から
約0.5mm延在している。第1の突出部26は、弧状
をなすと共に、ユーザの手術中における可視性を高める
ためにブロック16の弧状の公報表面24から20度の
角度付けされた後方壁を含んでいる。それはさらに角膜
連結部の曲率に近づいた第1のマーキング面28を形成
している弧状の刃部を含んでいる。第2の突出部30
は、第1の突出部の端部に隣接し、同時に第3の突出部
34は、第1の突出部の反対側の端部に隣接している。
第2及び第3の突出部のそれぞれは、第2マーキング面
32及び第3マーキング面36をそれぞれ形成している
刃部を含んでいる。第2及び第3の突出部とそれらの組
み合わされたマーキング面は、互いに略平行に延在し、
かつそれらを通って延在している第1の軸に沿って対向
する関係にある。第4の突出部38は、第2及び第3の
突出部を通って延在している第1の軸に略直交して伸び
ている第2の軸に沿って第1の突出部の中央部に対向す
る関係で位置決めされている。それは、第4のマーキン
グ面40を画成している刃部を含んでいる。突出部38
の前面は、表面22に一致している。突出部38の刃部
の全ては、目の表面に抗して押圧するとき、明らかな窪
みを残すに十分な鋭さとなっているが、目の組織の中で
切開口を形成させるほど鋭くはない。そのマーキング面
は、それらが目の表面に同時に係合することを許容する
ように位置されている。その目の表面が湾曲しているの
で、それらは、示されるような同一平面にあることを要
求されない。
【0017】その望ましい窪みまたは他の角膜のマーキ
ングは、ヘッドを単純に押圧することによりそれに応じ
て形成することができる。
【0018】アライメントライン42は、ブロックの上
面または前面の少なくとも1つを横切って延在してい
る。そのアライメントラインは、隆起又は窪みの形態で
存在する可能性があり、そして、好ましくは、その可視
性を高めるために、ブロックの表面から異なる色で形成
することが望ましい。代わりに、ブロック表面に塗布さ
れた、印刷されたラインとすることが可能である。その
アライメントラインは、ブロックをほぼ二分している。
その突出部は、ブロックの下面に関してほぼ中央に配置
されているので、アライメントラインを通して延出して
いる平面は、第1及び第4の突出部を二分するであろう
し、第2と第3の突出部とに沿いつつその間において中
ほどへと延在する。そのアライメントライン、突出部の
対称的配置、及び第1の弧状マーキング面28と角強膜
との合致は、外科医がその目の表面を正確にマークする
のを可能としている。
【0019】本発明の好ましい実施形態に関する角膜マ
ーカーは、選択された長さ及び幅の切開を形成すること
において外科医を補助するために設計されている。切開
幅と長さの最大の割合である約3:2の比率を維持する
ことの要求に鑑み、きれいな角膜手術の実行するとき、
そのマーキング面は、外科医がこの割合以内で安全にと
ど止まることができるように位置している。
【0020】特に、第2及び第3のマーキング面32、
36の間の距離、及び第1及び第4のマーキング面2
8、40の間の距離間隔は、約3:2となっている。商
業上利用できる超音波液化プローブは、2.0〜3.5
mmの切開幅を要求され、第2と第3のマーキング面の
間の距離間隔は、好ましくはこの範囲内に収まることが
望ましい。この範囲は、将来の水晶体超音波液化吸引プ
ローブが進歩するに伴って広くしても良い。第1と第4
マーキング面の間の距離間隔は、従って、好ましくは、
1.33から2.33mmの間の距離間隔とすることが
望ましい。その角膜マーカーは、前述のように、切開が
目の組織の中で形成されるように外科医を案内するテン
プレートとして機能している。手術に先立って、主な切
開が形成される経路にブロックの上面及び/又は前面上
のアライメントライン42が配置されるように、その角
膜マーカーのブロックの下側が位置される。そのマーカ
ーの刃部28は、その最初の溝及び/又は角膜切開刀ブ
レードが最初に挿入される範囲に同時に配置される。こ
の範囲は白内障の手術が行われるとき、角強膜接合部に
極めて接近している。一旦、マーカーの位置がセットさ
れると、外科医は目に抗してブロックの下面を押圧し、
角膜にマークを残す。図5及び図6は、角膜マーカー1
0を位置させるステップを概略的に示し、図7はマーカ
ーの使用に従って、角膜及び/又は隣接している組織に
与えられるマークを概略的に示している。そのマーク
は、マーキング面28,32,36及び40に合致し、
かつ概ね矩形の外形を形成している。受け入れ可能な矩
形の外形が、連続又は不連続の刃部のいずれか一方から
形成されるマーキング面の使用を通じて形成されるとい
うことは、理解されるであろう。その唯一意図した機能
が角膜の表面の下に形成されるトンネルの長さを示すだ
けであるので、第4のマーキング面は、直線でないこと
を必要とする。
【0021】そのマーカーによって残されたマーキング
28‘,32’,36‘及び40’は、目の組織におけ
る窪み及び/又はインクの線の形態であっても良い。
(43A)従って、もし要求されるならば、角膜との係
合に先立ってマーカーのマーキング面に無菌のインク
が、表面28,32,36,及び40を形成するために
適用される。
【0022】角膜溝が形成される手術において、その切
開は二つのマーク32´,36´の中の1つで開始され
ることができ、そして、マーク28´に沿って他のマー
キングへと延出している。その角膜溝は、その組織と直
交する深さにおいて一般には、約0.3から約0.6m
mであり、角膜組織かあるいは縁(limbal)組織内に形
成されている。溝の形成に続いて、外科医は、マーク2
8´上の2つの径方向のマーク32´,36´の間で中
央に置かれた溝の基底部で角膜切開刀、すなわちクレセ
ントナイフ(crescent knife)の先端を係合しても良
い。そのナイフは、その切断刃の平面は、角膜表面に対
してほぼ平行するよう曲げられている。マーク32´及
び36´内にブレードを保持し、ナイフブレードと角膜
表面との間の関係を平行に保ち、そしてそれによってト
ンネルを形成するとき、その組織はそのときマーク40
´に向けて切断される。図9に示すように、そのトンネ
ル46は、ルーフ48とベース50とによって境界を付
けられる。そのブレイド先端がマーク40´と一致した
とき、その角膜切開刀を使用している外科医は、ナイフ
のハンドルを前方へと曲げ、ブレードを角膜に圧平させ
る。そのブレードは、そのとき目の内側へ向けて前方へ
と移動され、前方のチャンバーへと入る。フラップ52
は、図9に示すように、トンネルの末端部に形成されて
いる。手術の直後に、そのフラップは眼圧によってトン
ネルルーフに抗して保持され、それによって漏れを防止
している。その切開は、前述の手順が最大の幅と長さの
割合が約3対2の割合を有しているということを用いて
形成されている。
【0023】前述のように、水晶体超音波液化プローブ
のサイズによって決定される主な的切開の幅は、白内障
用のレンズを断片に分けるために使用される。プローブ
サイズは現在のところ、約2.0mmと約3.5mmと
の間で変化しており、複数のブレードの幅は、適切なサ
イズの切開口を形成するために有用である。対応する数
の角膜マーカーは、そのようなブレードを用いるための
外科医にとって有用である。代わりに、単一の角膜マー
カーは、そのマーカーが異なる幅のブレードに関して使
用されることができるように、選択されたサイズの矩形
の輪郭を与えるマーキング面の複数の組みを含むことが
できる。各ブレード幅に対する専用のマーカーの使用
は、好ましいことである。
【0024】そのマーカーは、それが鋳造、押し出し鋳
込み射出成形、機械加工、またはプラスチック射出成形
を用いることによって生産されることができるように設
計されている。それが作られるこの素材が、重要である
とは思われないが、マーカーが手術に使用されるとき
に、無菌状態であることが必要となる。インクを保持す
るためのマーキング面の能力は、圧痕だけでなくインク
と共に角膜にマークすることを外科医が望む場合に必要
である。開示された角膜マーカーは、きれいな角膜切開
の使用を通じて白内障手術に用いるために設計及び寸法
付けられている。他の外科的処置が、その切開の長さ及
び幅を制御するマーカーの使用を通して、多分促進され
るということは、重要なことであると思われる。
【0025】参考 l. Fine, I.H. Architecture and construction of a s
elf-sealingincision for cataract surgery. J. Catar
act Refract Surg1991;17:672-676. 2. Mackool, R.J., Russell, R.S. Strength of clear
cornealincision in cadaver eyes. J. Cataract Refra
ct Surg1996;22:721-725.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による角膜マーカーを示す斜視図であ
る。
【図2】図1の2−2線断面立面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図1の底面図である。
【図5】目の角膜組織の形成において角膜マーカーの使
用を示す平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】角膜マーカーによって形成されたマークを含む
概略的に示された目の平面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】きれいな角膜切開を示す図7の8−8線断面図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ジョーゼフ フランシス キーナン アメリカ合衆国 02025 マサチューセッ ツ州 コハセット ドアン ストリート 115 (72)発明者 マイケル ジョーゼフ マーフィー アメリカ合衆国 02062 マサチューセッ ツ州 ノアウッド コンコード アヴェニ ュ 43 (72)発明者 エドウィン ジー. リー アメリカ合衆国 01803 マサチューセッ ツ州 バーリントン プロウティ ロード 28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角膜マーカーであって、 ハンドルと、 前記ハンドルに接続されたヘッドと、を備え、 前記ヘッドは、人間の角膜の係合のために配置された第
    1,第2,第3及び第4のマーキング面を含み、 前記第1のマーキング面は長尺な端部を含むと共に、第
    1の軸に沿った前記第4のマーキング面と対向する関係
    にあり、 前記第2及び第3のマーキング面は、長尺な端部を含む
    と共に、前記軸とほぼ直角に通っている第2の軸に沿っ
    て互いに相対向する関係にあり、 前記マーキング面は、ほぼ矩形の輪郭を形成し、前記輪
    郭の幅が前記輪郭の長さの約1.5倍であり、前記軸に
    概ね直角に通っている第2の軸に沿って互いに相反する
    位置にあり、 前記輪郭の幅は、前記第2及び第3のマーキング面の間
    の距離間隔によって形成される前記輪郭の幅により形成
    され、かつ輪郭の長さは前記第1と第4のマーキング面
    の間の距離間隔によって形成され、 前記ヘッドは、下面と上面とを有するブロックと、前記
    下面から延在している複数の突出部とを有し、前記突出
    部は前記マーキング面をそれぞれ含むことを特徴とする
    角膜マーカー。
  2. 【請求項2】 前記第2及び第3のマーキング面は、約
    2.0と約3.5mmとの間であることを特徴とする請
    求項1記載の角膜マーカー。
  3. 【請求項3】 前記第1のマーキング面は、弧状をなし
    ていることを特徴とする請求項2記載の角膜マーカー。
  4. 【請求項4】 前記第1の表面は、前記第2及び第3の
    マーキング面にそれぞれ隣接する終端部を含むことを特
    徴とする請求項3記載の角膜マーカー。
  5. 【請求項5】 前記第4のマーキング面は、前記第1の
    マーキング面の中央部に対向する長尺な刃部を含むこと
    を特徴とする請求項4記載の角膜マーカー。
  6. 【請求項6】 前記第2及び第3のマーキング面は、長
    尺であり、かつ互いにほぼ平行であることを特徴とする
    請求項1記載の角膜マーカー。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドの上面及び前面に沿って延在
    しているアレンジメントラインを含むことを特徴とする
    請求項1記載の角膜マーカー。
  8. 【請求項8】 選択された長さ及び幅の目の組織の中に
    切開口を形成する方法であって、 第1,第2,第3,及び第4のマークを提供するために
    目の表面にマークを形成し、そこには、前記第1と第4
    のマークが第1の軸に沿って対向する関係にあり、そし
    て、第3のマークは、前記第1の軸にほぼ直角に通って
    いる第2の軸に沿って対向する関係にあり、前記第2と
    第3のマークの間の距離間隔は、前記第1と第4の間の
    距離間隔より約50%を超える程大きくなく、そして、
    少なくとも前記第2、第3、及び第4のマークは、角膜
    組織上に形成し、 前記目の組織内へとほぼ直角に前記第1のマークで最初
    の溝を形成し、 前記第4のマークに前記ナイフの先端が一致するまで、
    前記先端を有する手術用のナイフに前記溝で始まり、前
    記角膜の表面にほぼ平行に通るトンネルを形成させ、 前記ナイフの先端が前記第4のマークと一致するとき、
    角膜を圧平することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のマークを形式上アーチ状にさ
    せ、かつ角強膜係合部の近くに位置させるステップを含
    むことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記最初の溝と前記トンネルに、前記
    第2と第3のマークの間の距離にほぼ等しい幅をもた
    せ、前記幅は、前記約2.0と約3.5mmの間にあ
    り、かつ角膜の圧平に従って前方のチャンバの中へと前
    記ナイフを移動させるステップを含むことを特徴とする
    請求項8記載の方法。
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