JP2001218659A - 物品の陳列棚 - Google Patents

物品の陳列棚

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JP2001218659A
JP2001218659A JP2000030101A JP2000030101A JP2001218659A JP 2001218659 A JP2001218659 A JP 2001218659A JP 2000030101 A JP2000030101 A JP 2000030101A JP 2000030101 A JP2000030101 A JP 2000030101A JP 2001218659 A JP2001218659 A JP 2001218659A
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Hiroshi Hara
宏 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧品等の商品を店頭等で陳列する際に、発
光源によって商品の陳列効果を高めるように使用される
陳列棚に関し、陳列棚の構造を複雑化させることなく、
また陳列棚の製作コストを上昇させるこなく、しかも発
光源からの熱の発生に伴う温度上昇を極力緩和して化粧
品等の陳列される商品に対する影響を少なくすることを
課題とするものである。 【解決手段】 陳列棚ボディ1の内部に発光源5を具備
した物品の陳列棚において、前記陳列棚ボディ1に孔6
が穿設されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の陳列棚、さ
らに詳しくは、化粧品等の商品を店頭等で陳列する際
に、発光源によって商品の陳列効果を高めるように使用
される陳列棚に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品は、付加価値を高めるため
に、その種類に応じた陳列手段によって店頭等で陳列さ
れることがある。
【0003】たとえば、化粧品のような商品は、デパー
トや薬局,薬店等の店頭で、発光源を具備した陳列棚に
載置して陳列されている。
【0004】このような発光源を具備した陳列棚は、化
粧品という商品のイメージを高める上では最適なもので
あり、化粧品の場合、現在ではほとんどこの手段で陳列
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
発光源を具備した陳列棚は、当然のことながら、発光源
による熱の発生を伴い、それによって陳列棚ボディの内
部の温度が上がることとなる。
【0006】陳列棚ボディの材質として一般にはガラス
の他、合成樹脂等が用いられているが、発光源から発生
する熱による温度上昇が、これらの材質で構成されてい
る陳列棚ボディの上に載置された化粧品に対して特に影
響を与えるほどの問題は生じていないと現状では考えら
れている。
【0007】しかし、このように問題視されていないの
は、商品としての化粧品が、容器に化粧料を収容して陳
列されているからであり、内容物である化粧料に対して
熱の発生に伴う温度上昇が本来好ましくないものである
ことはいうまでもない。
【0008】そこで、このような発光源による熱の発生
を極力緩和するため種々の手段を講じることが考えられ
るが、たとえば冷却手段を設けること、送風するファン
を設けること等の手段では、陳列棚の構造が複雑化し、
コストが上昇することは必至である。
【0009】また,これらの積極的な発熱防止手段を設
けなければならないほど熱の発生が問題となっているわ
けでもない。
【0010】一方、陳列棚それ自体はあくまで化粧品と
いう商品の価値を高めるためのものであって、それ自体
の製作コストが高くなるのは得策ではない。
【0011】本発明は、以上のような点に鑑みてなされ
たもので、陳列棚の構造を複雑化させることなく、また
陳列棚の製作コストを上昇させるこなく、しかも発光源
からの熱の発生に伴う温度上昇を極力緩和して化粧品等
の陳列される商品に対する影響を少なくすることを課題
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な課題を解決するためになされたもので、その課題を解
決するための手段は、陳列棚ボディ1の内部に発光源5
を具備した物品の陳列棚において、前記陳列棚ボディ1
に孔6を穿設したことである。
【0013】このような孔6を陳列棚ボディ1に穿設す
ることによって、発光源5から発生する熱が、陳列棚ボ
ディ1の内部に籠もることがなく、孔6から熱が逃げる
ことになるので、陳列棚ボディ1の内部の温度上昇が極
力防止されることとなるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に従って説明する。
【0015】図1乃至図5において、1は、アクリル樹
脂製の陳列棚ボディで、上面2が平坦面で下面が緩やか
なテーパ状に形成されて、側面が略台形状に形成され、
且つ内部には空間部4を有している。
【0016】5は、前記陳列棚ボディ1の空間部4内の
後部側に設けられた発光源で、本実施形態では、冷陰極
形の蛍光灯、ハロゲンランプ、エレクトロルミネセン
ト、発光ダイオード等のいわゆる冷陰極管が発光源5と
して用いられている。
【0017】6は、該発光源5から発生する熱が陳列棚
ボディ1の内部に籠もることがないように、熱を外部に
逃がすための孔で、前記陳列棚ボディ1の背面側の左右
2箇所に穿設されている。
【0018】陳列棚ボディ1の内面側は、図示しない
が、アクリル樹脂にアルミニウム等の光反射金属膜や反
射率の高い白色塗料等の光反射塗料等がコーティングさ
れ、発光源5から遠い位置であっても、光の量が極端に
少なくなることのないように、光の透過領域を広げる手
段が講じられている。この技術については、たとえば特
開平8−153405号に開示されている。
【0019】本実施形態の陳列棚7は、図6に示すよう
に、壁面8に複数個取り付けて使用されるもので、その
陳列棚7に、化粧品等の商品9が載置して使用される。
【0020】そして、発光源5を発光させることによ
り、商品の陳列効果が得られることとなる。
【0021】このような発光源5を発光させると、陳列
棚ボディ1の内部には熱が発生することとなるが、陳列
棚ボディ1の背面側の左右2箇所に孔6,6が穿設され
ているため、陳列棚ボディ1の内部に発生した熱は、陳
列棚ボディ1の内部に籠もることがなく、従って、陳列
棚ボディ1の内部における温度上昇も緩和されることと
なる。
【0022】特に、上記のような孔6,6は、発光源5
が取り付けられている陳列棚ボディ1の後部に近い背面
側に穿設されているため、その孔6,6,は発光源5か
ら近い位置に存在していることとなる。
【0023】従って、発光源5から発生した熱は、孔
6,6,から速やかに逃がされることとなり、発生した
熱が陳列棚ボディ1の内部に籠もるのが、より好適に防
止されることとなるのである。
【0024】この結果、陳列される商品が化粧品である
ような場合に、内容物である化粧料の変質などが生ずる
おそれもない。
【0025】この場合、熱を逃がすための孔6,6は、
陳列棚ボディ1の背面側に穿設されているので、陳列棚
7が取り付けられる壁面8に閉塞されることのないよう
に、壁面8と陳列棚ボディ1の背面と間に隙間を設ける
等、陳列棚7を取り付ける状態を考慮する必要がある。
【0026】尚、上記実施形態では、熱を逃がすための
孔6を陳列棚ボディ1の背面側に穿設したが、孔6を穿
設する位置は該実施形態に限定されるものではなく、側
面側、上面側、底面側、正面側等に形成することも可能
である。
【0027】ただし、熱を好適に逃がす観点からは、発
光源5に極力近い位置に穿設するのが好ましい。
【0028】ただし、発光源5に近い位置に孔6を穿設
することも、本発明に必須の条件ではない。
【0029】また、上記実施形態では、発光源5とし
て、冷陰極管が用いられたが、発光源5の種類はこれに
限定されるものではなく、その種類は問わない。
【0030】また、該実施形態では、陳列棚ボディ1が
側面略台形状に形成されていたが、陳列棚ボディの形状
や構造も該実施形態に限定されるものではない。
【0031】たとえば、図7に示すように、陳列棚ボデ
ィ1を引出しのような構造とし、その陳列棚ボディ1を
収納する収納体10を設け、その収納体10及び陳列棚ボデ
ィ1の上部に棚板11を設けたような構造のものであって
もよい。
【0032】ただし、陳列棚ボディ1に内部に発光源5
が具備できるような構造であることが必要である。
【0033】さらに、上記実施形態では、複数の陳列棚
7を壁面に多段に取り付け、その陳列棚7の上部に商品
を載置して陳列したが、陳列棚7を用いて商品を陳列す
る手段も該実施形態に限定されるものではない。
【0034】たとえば、陳列棚7を上記図7のような構
造とし、その陳列棚7の上部に透明なガラス製又は合成
樹脂製の箱体12を設け、棚板11の上面であって箱体12の
内部に商品9を収納して陳列することも可能である。
【0035】尚、陳列棚7を、図7のような引出しのよ
うな構造とした場合には、発光源5の取替も容易に行え
るという利点がある。
【0036】本実施形態においても、図示はしないが、
陳列棚ボディ1の所望の位置、たとえば側面に孔6が穿
設される。
【0037】さらに、上記実施形態では、陳列棚ボディ
1をアクリル樹脂で構成したが、陳列棚ボディ1の材質
も該実施形態に限定されるものではなく、たとえば他の
合成樹脂で構成してもよく、或いはガラスで構成しても
よく、その材質は問うものではない。
【0038】さらに、上記実施形態では、陳列棚ボディ
1の内面側にアクリル樹脂にアルミニウム等の光反射金
属膜や反射率の高い白色塗料等の光反射塗料等をコーテ
ィングすることにより、発光源5からの光の透過領域を
広げることとしたが、発光源5からの光の透過領域を広
げる手段はこれに限定されるものではなく、たとえばプ
リズム等を用いて発光源5からの光を拡散し、それによ
って光の透過領域を広げる手段を用いてもよい。
【0039】尚、このような光の透過領域を広げる手段
を用いることにより、発光源5の本数も少なくて済み、
また光が拡散して色むらが出にくくなるので、その分陳
列棚ボディ1を薄くすることができるという好ましい効
果が得られるが、このような手段を講じることは本発明
に必須の条件ではない。
【0040】さらに、上記実施形態では、化粧品を陳列
する場合について説明したが、陳列する商品の種類は該
実施形態に限定されるものではなく、他の商品を陳列す
る場合に使用することも可能である。
【0041】また、本発明は、発光源を利用して商品の
付加価値を高めるべく陳列するために使用されるもので
あるから、主として商品の陳列に使用されるものではあ
るが、陳列する対象物が商品である必要は必ずしもな
く、物品全般に本発明を適用することが可能である。
【0042】
【発明の効果】叙上のように、本発明は、陳列棚ボディ
の内部に発光源を具備した物品の陳列棚において、陳列
棚ボディに孔を穿設したものであるため、発光源から発
生する熱は、陳列棚ボディの内部に籠もることがなく、
孔から熱が逃げることになるので、陳列棚ボディの内部
の温度上昇が極力防止されるという効果がある。
【0043】この結果、陳列される商品が化粧品である
ような場合に、内容物である化粧料の変質などを生じさ
せるおそれもないという利点がある。
【0044】さらに、陳列棚ボディに孔を穿設するだけ
のきわめて簡易な手段で熱の発生に伴う温度上昇を緩和
することとしたため、陳列棚の構造を複雑化することも
全くなく、また製造コストを増大させるようなことも決
してないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の陳列棚の正面図。
【図2】同側面図。
【図3】同背面図。
【図4】図1のA−A線断面図。
【図5】図2のB−B線断面図。
【図6】使用状態を示す一部断面側面図。
【図7】他実施形態の断面図。
【符号の説明】
1…陳列棚ボディ 5…発光源 6…孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列棚ボディ(1) の内部に発光源(5) を
    具備した物品の陳列棚において、前記陳列棚ボディ(1)
    に孔(6) が穿設されてなることを特徴とする物品の陳列
    棚。
JP2000030101A 2000-02-08 2000-02-08 物品の陳列棚 Pending JP2001218659A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289636A (ja) * 2006-03-28 2007-11-08 Toshiba Tec Corp 陳列棚及び陳列棚システム
JP6040455B2 (ja) * 2013-12-09 2016-12-07 株式会社Moresco フルオロポリエーテル化合物、これを含有する潤滑剤ならびに磁気ディスク

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