JP2001218366A - 電源装置および遊技機の電源装置 - Google Patents
電源装置および遊技機の電源装置Info
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- JP2001218366A JP2001218366A JP2000027543A JP2000027543A JP2001218366A JP 2001218366 A JP2001218366 A JP 2001218366A JP 2000027543 A JP2000027543 A JP 2000027543A JP 2000027543 A JP2000027543 A JP 2000027543A JP 2001218366 A JP2001218366 A JP 2001218366A
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- diodes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、電源供給対象の各処理制御部に対
応する数のダイオードブリッジを組合せて電源装置を構
成する際、各ダイオードブリッジの帰還経路を共通化し
て各ダイオードブリッジに組込まれるダイオード数を減
らす電源装置および遊技機の電源装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】この発明は、電圧の異なる複数の電源入力
部をそれぞれダイオードブリッジで形成する電源装置で
あって、前記各電源入力部を1組のダイオードによる供
給経路のみで形成し、各電源入力部の帰還経路を1組の
ダイオードに共通接続して形成することにより、ダイオ
ード総数を減らして経済的に製作できる。
応する数のダイオードブリッジを組合せて電源装置を構
成する際、各ダイオードブリッジの帰還経路を共通化し
て各ダイオードブリッジに組込まれるダイオード数を減
らす電源装置および遊技機の電源装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】この発明は、電圧の異なる複数の電源入力
部をそれぞれダイオードブリッジで形成する電源装置で
あって、前記各電源入力部を1組のダイオードによる供
給経路のみで形成し、各電源入力部の帰還経路を1組の
ダイオードに共通接続して形成することにより、ダイオ
ード総数を減らして経済的に製作できる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、入力された電源
を電圧の異なる複数の電源に変換して出力する電源装置
に関し、例えばパチンコ遊技機、スロットマシン遊技機
に代表されるような遊技機の電源装置に関する。
を電圧の異なる複数の電源に変換して出力する電源装置
に関し、例えばパチンコ遊技機、スロットマシン遊技機
に代表されるような遊技機の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ遊技機は次の処理制御部
で構成されている。各ユニットを制御し、入賞玉を検知
するセンサの状態を検知する主処理制御部、 景品玉を
払い出す玉払出し制御ユニット、装飾を行なうランプを
点灯制御するランプ制御ユニット、LCD(液晶表示
器)を表示制御するLCD制御ユニット、音声を出力制
御する音声制御ユニット、そして、これらの処理制御部
に応じた電源を供給するための電源装置を備えている。
で構成されている。各ユニットを制御し、入賞玉を検知
するセンサの状態を検知する主処理制御部、 景品玉を
払い出す玉払出し制御ユニット、装飾を行なうランプを
点灯制御するランプ制御ユニット、LCD(液晶表示
器)を表示制御するLCD制御ユニット、音声を出力制
御する音声制御ユニット、そして、これらの処理制御部
に応じた電源を供給するための電源装置を備えている。
【0003】このようなパチンコ遊技機の動作は遊技変
化の増大に比例して制御機能が高度化し、このため各々
の処理制御部は全てCPUを搭載し、該CPUでプログ
ラム処理している。そして、全体または複数の各処理制
御部が相互に関連して動作することがあり、このときは
関連信号を各処理制御部が同時に認識する必要があるた
め、主処理制御部のCPUは他の各処理制御部のCPU
を管理するよう同期(タイミング)を取っている。この
ように、各処理制御部が同期を取って主処理制御部によ
り管理させている。
化の増大に比例して制御機能が高度化し、このため各々
の処理制御部は全てCPUを搭載し、該CPUでプログ
ラム処理している。そして、全体または複数の各処理制
御部が相互に関連して動作することがあり、このときは
関連信号を各処理制御部が同時に認識する必要があるた
め、主処理制御部のCPUは他の各処理制御部のCPU
を管理するよう同期(タイミング)を取っている。この
ように、各処理制御部が同期を取って主処理制御部によ
り管理させている。
【0004】上述の各処理制御部は、処理対象の動作部
に応じて使用電圧が異なる。例えば、(1)CPU等の
ロジック回路の電源は5 v、(2)LCD、センサ、近
接スイッチの電源は12v、(3)ランプの電源は24v、
(4)ソレノイド、モータの電源は32v、等のように異
なるので、1つの処理制御部においても複数の電源電圧
を使用している。
に応じて使用電圧が異なる。例えば、(1)CPU等の
ロジック回路の電源は5 v、(2)LCD、センサ、近
接スイッチの電源は12v、(3)ランプの電源は24v、
(4)ソレノイド、モータの電源は32v、等のように異
なるので、1つの処理制御部においても複数の電源電圧
を使用している。
【0005】これらの処理制御部に給電する電源装置
は、図3に示すように、入力されたAC24vの交流電源
31を、例えば4種類の電圧に変換する第1〜第4のダ
イオードブリッジ32a〜32dを介して電圧の異なる
複数の直流電源33a〜33dにて変換し、各種の使用
電圧に対応した複数の電源電圧が各処理制御部(負荷)
34a〜34dに給電される。
は、図3に示すように、入力されたAC24vの交流電源
31を、例えば4種類の電圧に変換する第1〜第4のダ
イオードブリッジ32a〜32dを介して電圧の異なる
複数の直流電源33a〜33dにて変換し、各種の使用
電圧に対応した複数の電源電圧が各処理制御部(負荷)
34a〜34dに給電される。
【0006】上述の電源装置に用いられるダイオードブ
リッジ32a〜32dは、図4に示すように、平行に配
列された2個1組のダイオード41,42を、2組用い
て合計4個のダイオード41〜44を使用している。こ
れにより、交流に対し、図中矢印で示すように、それぞ
れ順逆に使用されている。
リッジ32a〜32dは、図4に示すように、平行に配
列された2個1組のダイオード41,42を、2組用い
て合計4個のダイオード41〜44を使用している。こ
れにより、交流に対し、図中矢印で示すように、それぞ
れ順逆に使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この場合、各処理制御
部34a〜34d側から交流電源31側に帰還する各帰
還経路の信号が並列構成のダイオードブリッジ32a〜
32dの内、部品定格の最も弱い箇所となる最小電源入
力部(第1ダイオードブリッジ32aのDC24v:1.5
Aに相当)のダイオードに電流が集中し、破損の可能性
が生じていた。
部34a〜34d側から交流電源31側に帰還する各帰
還経路の信号が並列構成のダイオードブリッジ32a〜
32dの内、部品定格の最も弱い箇所となる最小電源入
力部(第1ダイオードブリッジ32aのDC24v:1.5
Aに相当)のダイオードに電流が集中し、破損の可能性
が生じていた。
【0008】上述のダイオードブリッジの具体的な構成
例を図5について説明する。例えば、AC24vの交流電
源51に、第1ダイオードブリッジ(容量3 A製品)5
2と、第2ダイオードブリッジ(容量5 A製品)53と
の2個を並列接続した場合、この第1ダイオードブリッ
ジ52は、その電源供給対象の第1負荷54との間を、
供給経路L51と帰還経路L52を介して接続している。ま
た、第2ダイオードブリッジ53は、その電源供給対象
の第2負荷55との間を、供給経路L53と帰還経路L54
を介して接続している。
例を図5について説明する。例えば、AC24vの交流電
源51に、第1ダイオードブリッジ(容量3 A製品)5
2と、第2ダイオードブリッジ(容量5 A製品)53と
の2個を並列接続した場合、この第1ダイオードブリッ
ジ52は、その電源供給対象の第1負荷54との間を、
供給経路L51と帰還経路L52を介して接続している。ま
た、第2ダイオードブリッジ53は、その電源供給対象
の第2負荷55との間を、供給経路L53と帰還経路L54
を介して接続している。
【0009】上述の第1ダイオードブリッジ52を介し
て出力される容量3 Aの電源52aと、第2ダイオード
ブリッジ53を介して出力される容量5 Aの電源53a
のそれぞれに出力容量があり、第1負荷54と第2負荷
55との信号L55のレベルを統一するためにGNDが共
通になっているので、AC24vへの帰還経路が2通り存
在する。
て出力される容量3 Aの電源52aと、第2ダイオード
ブリッジ53を介して出力される容量5 Aの電源53a
のそれぞれに出力容量があり、第1負荷54と第2負荷
55との信号L55のレベルを統一するためにGNDが共
通になっているので、AC24vへの帰還経路が2通り存
在する。
【0010】例えば、両電源52a,53a共に最大負
荷になった場合、AC24vの交流電源51側に電流が帰
還する時、第4、第8ダイオードD54,D58を通って帰
還する。この場合、ダイオードの特性から第4、第8ダ
イオードD54,D58の内、どちらか順電圧の低い方D54
に全てが流れる。
荷になった場合、AC24vの交流電源51側に電流が帰
還する時、第4、第8ダイオードD54,D58を通って帰
還する。この場合、ダイオードの特性から第4、第8ダ
イオードD54,D58の内、どちらか順電圧の低い方D54
に全てが流れる。
【0011】したがって、電源装置の設計時に両ダイオ
ードブリッジ(第1〜第8ダイオードD51〜D58)5
2,53共に、3 Aと5 Aを加えた合計容量8 Aを流せ
る容量のダイオードを選択しなければならない。
ードブリッジ(第1〜第8ダイオードD51〜D58)5
2,53共に、3 Aと5 Aを加えた合計容量8 Aを流せ
る容量のダイオードを選択しなければならない。
【0012】通常、第1電源52aに第1、第2ダイオ
ードD51,D52を介して電流を供給する場合、容量3 A
以上の製品(ダイオード)であれば問題はないが、第2
電源53aの容量5 Aを含んだ8 A以上を必要とするた
め、双方共に8 A以上の高容量のダイオードを要してコ
スト高となっていた。
ードD51,D52を介して電流を供給する場合、容量3 A
以上の製品(ダイオード)であれば問題はないが、第2
電源53aの容量5 Aを含んだ8 A以上を必要とするた
め、双方共に8 A以上の高容量のダイオードを要してコ
スト高となっていた。
【0013】また、ダイオードブリッジ毎に4個のダイ
オードを要して部品点数が多くなり、過剰部品によるコ
スト高を余儀なくされていた。さらに、ダイオードブリ
ッジの内部に使用しているダイオードの順電圧が大きい
ため、発熱して電源の供給効率が悪くなっていた。ま
た、この場合はヒートシンク(放熱器)を要して電源装
置が大型化する問題を有していた。
オードを要して部品点数が多くなり、過剰部品によるコ
スト高を余儀なくされていた。さらに、ダイオードブリ
ッジの内部に使用しているダイオードの順電圧が大きい
ため、発熱して電源の供給効率が悪くなっていた。ま
た、この場合はヒートシンク(放熱器)を要して電源装
置が大型化する問題を有していた。
【0014】そこで本発明は、交流電源からダイオード
ブリッジを介して供給される電源の供給経路と帰還経路
の経路特性に着目し、複数の帰還経路を統一して共通化
利用を図ることにより電源供給対象の各ダイオードブリ
ッジに組込まれるダイオード数を削減することができる
経済的な電源装置および遊技機の電源装置を提供するこ
とを目的とする。
ブリッジを介して供給される電源の供給経路と帰還経路
の経路特性に着目し、複数の帰還経路を統一して共通化
利用を図ることにより電源供給対象の各ダイオードブリ
ッジに組込まれるダイオード数を削減することができる
経済的な電源装置および遊技機の電源装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、電圧の異な
る複数の電源入力部をそれぞれダイオードブリッジで形
成する場合、前記各電源入力部を1組のダイオード(ダ
イオードアレー)による供給経路のみで形成し、各電源
入力部の帰還経路を1組のダイオード(ダイオードアレ
ー)に共通接続して形成する。
る複数の電源入力部をそれぞれダイオードブリッジで形
成する場合、前記各電源入力部を1組のダイオード(ダ
イオードアレー)による供給経路のみで形成し、各電源
入力部の帰還経路を1組のダイオード(ダイオードアレ
ー)に共通接続して形成する。
【0016】このように形成した場合は、電源側に電流
が帰還する時、1つの共通する帰還経路を通って帰還す
るため、他のダイオードブリッジは帰還経路用のダイオ
ードの組込みが不要になり、ダイオードを一部省略して
構成することができる。
が帰還する時、1つの共通する帰還経路を通って帰還す
るため、他のダイオードブリッジは帰還経路用のダイオ
ードの組込みが不要になり、ダイオードを一部省略して
構成することができる。
【0017】この結果、各ダイオードアレーには電源の
供給対象に応じた容量のダイオードを選定して使用する
ことができる。このため、小容量の電源供給に際して
は、その小容量に応じた小型で低価格のダイオードを使
用できる。それゆえ、現状のように電源供給対象が小容
量タイプであっても、破損を考慮してやむ得ず大容量の
高価なダイオードを代替使用するという不経済な構成を
解消できる。
供給対象に応じた容量のダイオードを選定して使用する
ことができる。このため、小容量の電源供給に際して
は、その小容量に応じた小型で低価格のダイオードを使
用できる。それゆえ、現状のように電源供給対象が小容
量タイプであっても、破損を考慮してやむ得ず大容量の
高価なダイオードを代替使用するという不経済な構成を
解消できる。
【0018】一方、帰還経路側のダイオードアレーに組
込まれるダイオードは、全負荷の合計容量に対応した1
組のダイオードだけを選定して使用すればよく、この1
組のダイオードを用いて帰還経路の共通利用を図った1
個のダイオードアレーを組込むだけで、他の各ダイオー
ドブリッジの電源入力部のダイオードを2組から1組に
減らすことができ、電源供給対象の各ダイオードブリッ
ジ毎に2個1組のダイオードを削減できる。
込まれるダイオードは、全負荷の合計容量に対応した1
組のダイオードだけを選定して使用すればよく、この1
組のダイオードを用いて帰還経路の共通利用を図った1
個のダイオードアレーを組込むだけで、他の各ダイオー
ドブリッジの電源入力部のダイオードを2組から1組に
減らすことができ、電源供給対象の各ダイオードブリッ
ジ毎に2個1組のダイオードを削減できる。
【0019】例えば、電源の供給対象が4種類の場合、
帰還経路用のダイオードアレー(2個1組のダイオー
ド)を1個加えるだけでよく、電源供給対象の4個のダ
イオードブリッジから2個1組ずつダイオードを減らし
て合計8個4組のダイオード数を削減することができ
る。また、電源供給対象のダイオードアレーの数が増え
ても帰還通路は常に1個で共通利用して対処することが
でき、電源供給すべき対象数が増える程、その有効性は
高まる。
帰還経路用のダイオードアレー(2個1組のダイオー
ド)を1個加えるだけでよく、電源供給対象の4個のダ
イオードブリッジから2個1組ずつダイオードを減らし
て合計8個4組のダイオード数を削減することができ
る。また、電源供給対象のダイオードアレーの数が増え
ても帰還通路は常に1個で共通利用して対処することが
でき、電源供給すべき対象数が増える程、その有効性は
高まる。
【0020】このようにダイオードの部品点数を削減で
きるため低コスト化を図ることができ、またダイオード
アレーに順電圧の低いダイオードを使用できることか
ら、発熱が抑えられて放熱器等の省略が図れ、電源装置
の小型化が図れる。
きるため低コスト化を図ることができ、またダイオード
アレーに順電圧の低いダイオードを使用できることか
ら、発熱が抑えられて放熱器等の省略が図れ、電源装置
の小型化が図れる。
【0021】このような経済的で小型化を図った電源装
置をパチンコ遊技機、スロットマシン遊技機等の各種の
遊技機に組込むことができる。
置をパチンコ遊技機、スロットマシン遊技機等の各種の
遊技機に組込むことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の1実施の形態を以下図
面に基づいて説明する。図面はパチンコ遊技機の電源装
置を示し、図1において、先ず、パチンコ遊技機の制御
回路は次のように構成する。
面に基づいて説明する。図面はパチンコ遊技機の電源装
置を示し、図1において、先ず、パチンコ遊技機の制御
回路は次のように構成する。
【0023】主制御部11にあっては、CPU12を搭
載し、各処理制御部と電源装置との全体を制御する。そ
の他、入賞玉を検知する玉センサS…の検知信号に連動
して各処理を行なうために、玉センサS…の信号を集め
る玉センサ中継基板13を接続している。玉払出し制御
部14にあっては、CPU15を搭載し、入賞玉の検知
に基づいて景品玉を払出す処理を制御し、該玉払出しを
実行する玉払出しユニット16を接続している。ランプ
制御部17にあっては、CPU18を搭載し、装飾を行
なう装飾用ランプ19…を点灯制御し、装飾用ランプ1
9…の信号を集めるランプ中継基板20を接続してい
る。LCD制御部21にあっては、CPU22を搭載
し、LCD(液晶表示器)23を表示制御し、該LCD
23を接続している。
載し、各処理制御部と電源装置との全体を制御する。そ
の他、入賞玉を検知する玉センサS…の検知信号に連動
して各処理を行なうために、玉センサS…の信号を集め
る玉センサ中継基板13を接続している。玉払出し制御
部14にあっては、CPU15を搭載し、入賞玉の検知
に基づいて景品玉を払出す処理を制御し、該玉払出しを
実行する玉払出しユニット16を接続している。ランプ
制御部17にあっては、CPU18を搭載し、装飾を行
なう装飾用ランプ19…を点灯制御し、装飾用ランプ1
9…の信号を集めるランプ中継基板20を接続してい
る。LCD制御部21にあっては、CPU22を搭載
し、LCD(液晶表示器)23を表示制御し、該LCD
23を接続している。
【0024】音声制御部24にあっては、CPU25を
搭載し、音声を出力制御し、スピーカ26を接続してい
る。
搭載し、音声を出力制御し、スピーカ26を接続してい
る。
【0025】そして、これらの処理制御部11,14,
17,21,24は複数の電源電圧、例えば主制御部1
1ではCPU12に5vの電源電圧を使用し、また玉セ
ンサSには12vの電源電圧を使用するように、利用対
象数に応じた電源を使用し、電源装置27は各制御処理
部11,14,17,21,24が使用する電源に対応
させるために、複数の電源電圧を発生して供給してい
る。
17,21,24は複数の電源電圧、例えば主制御部1
1ではCPU12に5vの電源電圧を使用し、また玉セ
ンサSには12vの電源電圧を使用するように、利用対
象数に応じた電源を使用し、電源装置27は各制御処理
部11,14,17,21,24が使用する電源に対応
させるために、複数の電源電圧を発生して供給してい
る。
【0026】上述の電源装置27は、電源供給部28
と、電源監視・信号出力部29とを備え、電源供給部2
8からの各種の電源電圧は電源ラインaを介して各処理
制御部11,14,17,21,24に供給される。ま
た、電源監視・信号出力部29からの信号は信号ライン
bを介して各処理制御部11,14,17,21,24
に出力される。
と、電源監視・信号出力部29とを備え、電源供給部2
8からの各種の電源電圧は電源ラインaを介して各処理
制御部11,14,17,21,24に供給される。ま
た、電源監視・信号出力部29からの信号は信号ライン
bを介して各処理制御部11,14,17,21,24
に出力される。
【0027】次に、この電源装置27の具体的な電源供
給部について説明する。この電源装置27の電源供給部
は、図2に示すように、AC24vの交流電源Aに並列接
続される第1〜第5のダイオードアレーDA1 〜DA5
を備え、この内、第1〜第4のダイオードアレーDA1
〜DA4 は用途に応じた電源入力部に供給する供給経路
用に設定し、DC24v,DC32v,DC12v,DC5 v
の順に4種類の第1〜第4処理制御部(第1〜第4負
荷)F1 〜F4 に対応させてそれぞれ接続する。また、
第5のダイオードアレーDA5 は帰還経路専用に設定し
て、上述の各負荷F1 〜F4 と交流電源Aとの間を共通
接続している。
給部について説明する。この電源装置27の電源供給部
は、図2に示すように、AC24vの交流電源Aに並列接
続される第1〜第5のダイオードアレーDA1 〜DA5
を備え、この内、第1〜第4のダイオードアレーDA1
〜DA4 は用途に応じた電源入力部に供給する供給経路
用に設定し、DC24v,DC32v,DC12v,DC5 v
の順に4種類の第1〜第4処理制御部(第1〜第4負
荷)F1 〜F4 に対応させてそれぞれ接続する。また、
第5のダイオードアレーDA5 は帰還経路専用に設定し
て、上述の各負荷F1 〜F4 と交流電源Aとの間を共通
接続している。
【0028】上述の第1ダイオードアレーDA1 は、D
C24v、容量1.5 Aの電流容量を有する第1ダイオード
D1 と第2ダイオードD2 との2個1組を組込んで、供
給側の第1負荷F1 に対応した使用電圧を第1供給経路
L1 を通じて供給する。
C24v、容量1.5 Aの電流容量を有する第1ダイオード
D1 と第2ダイオードD2 との2個1組を組込んで、供
給側の第1負荷F1 に対応した使用電圧を第1供給経路
L1 を通じて供給する。
【0029】第2ダイオードアレーDA2 は、DC32
v、容量 3Aの電流容量を有する第3ダイオードD3 と
第4ダイオードD4 との2個1組を組込んで、供給側の
第2負荷F2 に対応した使用電圧を第2供給経路L2 を
通じて供給する。
v、容量 3Aの電流容量を有する第3ダイオードD3 と
第4ダイオードD4 との2個1組を組込んで、供給側の
第2負荷F2 に対応した使用電圧を第2供給経路L2 を
通じて供給する。
【0030】第3ダイオードアレーDA3 は、DC12
v、容量 5Aの電流容量を有する第5ダイオードD5 と
第6ダイオードD6 との2個1組を組込んで、供給側の
第3負荷F3 に対応した使用電圧を第3供給経路L3
を通して供給する。第4ダイオードアレーDA4 は、D
C 5v、容量 2Aの電流容量を有する第7ダイオードD
7 と第8ダイオードD8 との2個1組を組込んで、供給
側の第4負荷F4 に対応した使用電圧を第4供給経路L
4 を通して供給する。
v、容量 5Aの電流容量を有する第5ダイオードD5 と
第6ダイオードD6 との2個1組を組込んで、供給側の
第3負荷F3 に対応した使用電圧を第3供給経路L3
を通して供給する。第4ダイオードアレーDA4 は、D
C 5v、容量 2Aの電流容量を有する第7ダイオードD
7 と第8ダイオードD8 との2個1組を組込んで、供給
側の第4負荷F4 に対応した使用電圧を第4供給経路L
4 を通して供給する。
【0031】そして、第5ダイオードアレーDA5 は、
上述した第1〜第8ダイオードD1〜D8 の全負荷の合
計容量の11,5Aの容量を持つ第9ダイオードD9 と第1
0ダイオードD10との2個1組を使用し、ここに上述し
た第1〜第4負荷F1 〜F4からの帰還経路L5 を共通
接続して形成する。
上述した第1〜第8ダイオードD1〜D8 の全負荷の合
計容量の11,5Aの容量を持つ第9ダイオードD9 と第1
0ダイオードD10との2個1組を使用し、ここに上述し
た第1〜第4負荷F1 〜F4からの帰還経路L5 を共通
接続して形成する。
【0032】このように第1〜第4負荷F1 〜F4 に対
応した電圧の異なる4個の電源入力部を、第1〜第4の
ダイオードアレーDA1 〜DA4 で形成する場合、各ダ
イオードアレーDA1 〜DA4 を2個1組のダイオード
による供給経路のみで形成し、また第1〜第4ダイオー
ドアレーDA1 〜DA4 の帰還経路L5 を第5ダイオー
ドアレーDA5 の2個1組のダイオードD9 、D10に共
通接続して形成しているため、元の交流電源A側に電流
が帰還する時、1つの共通する帰還経路L5 を通って帰
還する。このため、従来の技術にて使用している他の第
1〜第4のダイオードブリッジ32a〜32dは帰還経
路用のダイオードが不要になり、第1〜第4ダイオード
ブリッジ32a〜32d毎に2個1組のダイオードを省
略して構成することができる。
応した電圧の異なる4個の電源入力部を、第1〜第4の
ダイオードアレーDA1 〜DA4 で形成する場合、各ダ
イオードアレーDA1 〜DA4 を2個1組のダイオード
による供給経路のみで形成し、また第1〜第4ダイオー
ドアレーDA1 〜DA4 の帰還経路L5 を第5ダイオー
ドアレーDA5 の2個1組のダイオードD9 、D10に共
通接続して形成しているため、元の交流電源A側に電流
が帰還する時、1つの共通する帰還経路L5 を通って帰
還する。このため、従来の技術にて使用している他の第
1〜第4のダイオードブリッジ32a〜32dは帰還経
路用のダイオードが不要になり、第1〜第4ダイオード
ブリッジ32a〜32d毎に2個1組のダイオードを省
略して構成することができる。
【0033】この結果、上述の第1〜第4ダイオードア
レーDA1 〜DA4 には電源の供給対象に適した容量の
ダイオードを選定して使用することができる。このた
め、小容量の電源供給に際しては、その小容量に応じた
小型で低価格のショットキーバリアダイオード等のダイ
オードを使用できる。
レーDA1 〜DA4 には電源の供給対象に適した容量の
ダイオードを選定して使用することができる。このた
め、小容量の電源供給に際しては、その小容量に応じた
小型で低価格のショットキーバリアダイオード等のダイ
オードを使用できる。
【0034】また、帰還経路用の第5ダイオードアレー
DA5 に組込まれるダイオードD9、D10は、全負荷の
合計容量に対応した1組のダイオードだけを選定して使
用すればよい。この帰還経路専用の1組のダイオードを
第5ダイオードアレーDA5を組込むだけで、従来の技
術にて使用している他の第1〜第4ダイオードアレー3
2a〜32dの電源入力部のダイオードを2組から1組
に減らすことができ、各ダイオードアレー毎に2個1組
のダイオードを削減できる。
DA5 に組込まれるダイオードD9、D10は、全負荷の
合計容量に対応した1組のダイオードだけを選定して使
用すればよい。この帰還経路専用の1組のダイオードを
第5ダイオードアレーDA5を組込むだけで、従来の技
術にて使用している他の第1〜第4ダイオードアレー3
2a〜32dの電源入力部のダイオードを2組から1組
に減らすことができ、各ダイオードアレー毎に2個1組
のダイオードを削減できる。
【0035】この場合、電源の供給対象が4種類である
ため、従来の技術にて使用している4個のダイオードブ
リッジからダイオードを2個1組ずつ減らして合計8個
4組のダイオードを削減することができる。
ため、従来の技術にて使用している4個のダイオードブ
リッジからダイオードを2個1組ずつ減らして合計8個
4組のダイオードを削減することができる。
【0036】このようにダイオードの部品点数を削減で
きるため低コスト化を図ることができ、またダイオード
アレーに順電圧の低いダイオードを使用できることか
ら、発熱が抑えられて放熱器等を省略でき、同時に電源
装置の小型化が図れる。
きるため低コスト化を図ることができ、またダイオード
アレーに順電圧の低いダイオードを使用できることか
ら、発熱が抑えられて放熱器等を省略でき、同時に電源
装置の小型化が図れる。
【0037】この発明の構成と、上述の1実施の形態と
の対応において、この発明のダイオードブリッジは、実
施の形態の第1〜第5ダイオードアレーDA1 〜DA5
に対応し、以下同様に、供給経路のダイオードは、第1
〜第8ダイオードD1 〜D8 に対応し、帰還経路のダイ
オードは、第9ダイオードD9 と、第10ダイオードD
10に対応し、遊技機の電源装置は、パチンコ遊技機の電
源装置27に対応するも、この発明の構成は、請求項に
示される技術思想に基づいて応用することができ、上述
の1実施の形態の構成のみに限定されるものではない。
の対応において、この発明のダイオードブリッジは、実
施の形態の第1〜第5ダイオードアレーDA1 〜DA5
に対応し、以下同様に、供給経路のダイオードは、第1
〜第8ダイオードD1 〜D8 に対応し、帰還経路のダイ
オードは、第9ダイオードD9 と、第10ダイオードD
10に対応し、遊技機の電源装置は、パチンコ遊技機の電
源装置27に対応するも、この発明の構成は、請求項に
示される技術思想に基づいて応用することができ、上述
の1実施の形態の構成のみに限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】この電源装置によれば、各ダイオードア
レーに電源の供給対象に応じた容量のダイオードを選定
して使用することができる。
レーに電源の供給対象に応じた容量のダイオードを選定
して使用することができる。
【図1】 この発明のパチンコ遊技機の概略構成ブロッ
ク図。
ク図。
【図2】 この発明のパチンコ遊技機の電源装置の電源
回路図。
回路図。
【図3】 従来のパチンコ遊技機の電源装置の電源回路
図。
図。
【図4】 従来の電源回路の供給経路と帰還経路を示す
経路説明図。
経路説明図。
【図5】 従来の電源回路の帰還経路を示す経路説明
図。
図。
27…電源装置 a…電源ライン b…信号ライン A…交流電源 DA1 〜DA5 …ダイオードアレー F1 〜F4 …負荷 D1 〜D10…ダイオード L1 〜L4 …供給経路 L5 …帰還経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 弘之 愛知県一宮市奥町字野越46番地 オムロン 株式会社内 Fターム(参考) 2C088 DA09 5G065 AA08 DA06 DA07 EA06 FA02 GA04 HA01 MA01 NA06 PA05
Claims (2)
- 【請求項1】電圧の異なる複数の電源入力部をそれぞれ
ダイオードブリッジで形成する電源装置であって、前記
各電源入力部を1組のダイオードによる供給経路のみで
形成し、各電源入力部の帰還経路を1組のダイオードに
共通接続して形成した電源装置。 - 【請求項2】請求項1記載の電源装置を用いた遊技機の
電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000027543A JP2001218366A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 電源装置および遊技機の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000027543A JP2001218366A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 電源装置および遊技機の電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001218366A true JP2001218366A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18553103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000027543A Pending JP2001218366A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 電源装置および遊技機の電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001218366A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007143211A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Omron Corp | スイッチング電源 |
JP2009195013A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Panasonic Corp | 電源供給システム |
-
2000
- 2000-02-04 JP JP2000027543A patent/JP2001218366A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007143211A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Omron Corp | スイッチング電源 |
JP2009195013A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Panasonic Corp | 電源供給システム |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041029 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060413 |
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