JP2001218349A - ハンドホール - Google Patents

ハンドホール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高強度特性、高靭性、耐衝撃性及び高耐久
性を有する超高強度コンクリート系の硬化体を用いるこ
とにより、断面厚さを低減して施工性を改善すると共に
極めて耐久性に優れたハンドホールを提供する。 【解決手段】 少なくとも、セメント、ポゾラン質微粉
末、粒径2mm以下の骨材粒子、水、及び減水剤を含む
配合物の硬化体からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力や通信など
の地中配線の際に用いられる超高強度コンクリート系の
硬化体を用いたハンドホールに関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブル、通信ケーブル、光ファイ
バー等のケーブルを地中に構築する場合、ケーブルを中
継し、敷設作業や点検溝となるボックス型のハンドホー
ルが適宜間隔毎の中継点に設けられている。このハンド
ホールは、側壁を貫通してケーブルをボックス内に導く
ための寸法精度の優れた貫通孔を所要量必要とするため
に、造形性に優れたコンクリート製やプラスチック製の
ものが使用され、生産性を高めている。コンクリート製
ハンドホールは、プラスチック製と比較して、比較的安
価で、耐久性、耐火性に優れるが、一方で、部材重量が
大きく扱い難いことや、ひび割れを生じ易い欠点があ
る。特に、コンクリートの曲げ強度やせん断強度の観点
から、部材断面をある程度大きくせざるを得ず、必然的
に製品重量が大となり、大型ハンドホールにあっては、
運搬や施工等において大きな機械力を使用しなければな
らない欠点を持っている。また、コンクリートが耐久性
に優れているとはいえ、例えば、寒冷地において凍害対
策を取るとしても、凍結融解による剥離の発生等、長期
的な使用には課題が残る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、前記コンクリートの優れた特性を保持しつつ、さら
に、超高強度特性、高靭性、耐衝撃性及び高耐久性を有
する超高強度コンクリート系の硬化体を用いることによ
り、断面厚さを低減して施工性を改善すると共に極めて
耐久性に優れたハンドホールを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明のハンドホールによれば、少なくとも、
セメント、ポゾラン質微粉末、粒径2mm以下の骨材粒
子、水、及び減水剤を含む配合物の硬化体からなること
(請求項1)、配合物に、金属繊維及び/又は有機質繊
維を含むこと(請求項2)、金属繊維が、径0.01〜
1.0mm、長さ2〜30mmの鋼繊維であること(請
求項3)、有機質繊維が、径0.005〜1.0mm、
長さ2〜30mmのビニロン繊維、ポリプロピレン繊
維、ポリエチレン繊維、アラミド繊維、アクリル繊維、
炭素繊維から選ばれる一種以上の繊維であること(請求
項4)、配合物に、平均粒径3〜20μmの無機粉末を
含むこと(請求項5)、配合物に、平均粒度1mm以下
の繊維状粒子又は薄片状粒子を含むこと(請求項6)、
を特徴とする。以下、この発明を詳しく説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明のハンドホールを構成す
る硬化体に使用するセメントは、ポルトランドセメン
ト、混合セメント、速硬セメントなどの各種のセメント
を使用することができる。ポルトランドセメントは、普
通、早強、超早強、中庸熱、耐硫酸塩、低熱、白色など
の各種ポルトランドセメントがいずれも使用できるが、
中庸熱、耐硫酸塩、低熱の各ポルトランドセメントは、
アルミネート鉱物(C3A)の含有量が少なく、流動性
が良いので好ましい。フライアッシュセメント、高炉セ
メント、シリカセメント等の混合セメントは、組成物中
のポルトランドセメント分が他のセメントより相対的に
少ないので流動性を高める点では好ましい。また、硬化
体の早期強度を向上しようとする場合は、早強ポルトラ
ンドセメントを使用することが好ましく速硬セメントは
短時間で硬化するので流動性が早く失われるが、早期に
強度の発現を求められる場合には効果的である。
【0006】セメントの使用量は、後述するポゾラン質
微粉末の使用量と併せて決定されるが、配合物中の単位
セメント量が500〜1000kg/m3、好ましくは
700〜850kg/m3 の範囲とすることにより、各
種配合物との作用と相俟って、圧縮強度が150MPa
以上、特に200MPa以上の超高強度用硬化体を得る
ことができる。単位セメント量が500kg/m3 を下
回ると、目的とする超強度硬化体を得ることが困難とな
り、又、セメント使用量が1000kg/m3を超える
と、ポゾラン質微粉末の使用と併せて、配合物の練り混
ぜが困難となり好ましくない。
【0007】次に、ポゾラン質微粉末は、セメントとの
ポゾラン反応に関与する微粉末であり、シリカフュー
ム、シリカダスト、フライアッシュ、スラグ、火山灰、
シリカゾル、沈降シリカ等の平均粒径が1.5μm未満
のものが用いられる。中でもシリカフュームは、平均粒
径が1.0μm以下であり、粉砕する必要がなく、ポゾ
ラン反応に好適である。ポゾラン質微粉末は、そのマイ
クロフィラー効果及びセメント分散効果によりコンクリ
ートが緻密化し、圧縮強度が向上する。一方、微粉末の
添加量が多くなると単位水量を増大するので、ポゾラン
質微粉末量はセメント100重量部に対して5〜50重
量部が好ましい。
【0008】この発明において、骨材は通常のコンクリ
ートに使用されている砂、例えば、川砂、陸砂、海砂、
砕砂、珪砂及びこれらの混合物をを用いることができる
が、粒径は2mm篩通過量が85重量%以上、好ましく
は1.5mm篩通過量が85重量%以上、さらに好まし
くは1.2mm篩通過量が85重量%以上のものを使用
する。このような骨材粒子を使用することにより、配合
物の分離抵抗性を高めると共に、硬化体の充填度及び強
度を高めることができる。上記骨材の配合量は、セメン
ト100重量部に対して、50〜250部の範囲、好ま
しくは80〜180重量部の範囲とすることにより、コ
ンクリートの作業性や分離抵抗性に優れ、硬化後の強度
やクラックに対する抵抗性を保持しつつ、経済的な硬化
体を得ることができる。
【0009】また、この発明においては、上記骨材に加
えて、平均粒径3.0〜20μm、好ましくは4〜10
μmの無機粉末を配合することにより、さらに硬化体の
充填密度を高めることができる。無機粉末としては、石
英粉末、例えば、石英や非晶質石英、オパール質やクリ
ストバライト質のシリカ含有粉末、あるいは、岩石粉
末、石灰石粉末、高炉スラグ、火山灰、分級フライアッ
シュ、さらにはAl23等の酸化物粉末、SiC2等の
炭化物粉末、SiN等の窒化物粉末が使用できるが、中
でも、石英粉末はコストや硬化体の品質安定性の面から
好ましいものである。無機粉末は、セメント100重量
部に対して無機粉末が50重量部以下の範囲、好ましく
は20〜35重量部の範囲で含まれると、流動性が良
く、硬化体が強度に優れた緻密な充填構造を形成しやす
いものとなる。
【0010】次に、この発明は減水剤を併用する。減水
剤としては、リグニン系、ナフタレンスルホン酸系、メ
ラミン系、ポリカルボン酸系の減水剤、AE減水剤、高
性能減水剤又は高性能AE減水剤を使用することができ
る。中でも、高性能減水剤又は高性能AE減水剤を使用
することが好ましい。この発明においては、従来のコン
クリートと比べて硬化体中に占める微粉体の体積が多い
ことが特徴の一つであるが、この場合においても、減水
剤の添加量を適切に調整することにより、コンクリート
に所定の流動性を与えることができる。減水剤の添加量
(セメントに対して外割)は、コンクリートの流動性や
分離抵抗性、硬化後の強度、さらにはコスト等から、セ
メントに対して、固形分換算で、0.1〜10重量%、
好ましくは0.5〜4.0重量%とする。添加量が0.
1重量%未満では減水効果が実質上無く、またこれを1
0重量%越えて添加しても減水性、流動性の改善効果が
頭打ちとなる。
【0011】この発明において、水/セメント比は、コ
ンクリートの流動性や分離抵抗性、硬化体の強度や耐久
性等から、10〜30重量%が好ましく、15〜25重
量%がより好ましい。
【0012】この発明においては、硬化体の曲げ強度を
高める観点から、配合物に金属繊維及び/又は有機質繊
維を含ませることが好ましい。金属繊維としては、鋼繊
維、アモルファス繊維等が挙げられるが、中でも鋼繊維
は強度に優れており、またコストや入手のし易さの点か
らも好ましいものである。金属繊維は、径0.01〜
1.0mm、長さ2〜30mmのものが好ましい。径が
0.01mm未満では繊維自身の強度が不足し、張力を
受けた際に切れやすくなる。径が1.0mmを超える
と、同一配合量での本数が少なくなり、コンクリートの
曲げ強度が低下する。長さが30mmを超えると、混練
の際ファイバーボールが生じやすくなる。長さが2mm
未満ではマトリックスとの付着力が低下し曲げ強度が低
下する
【0013】金属繊維の配合量は凝結後の硬化体体積の
4%未満が好ましく、より好ましくは3.5%未満であ
る。金属繊維の含有量は、流動性と硬化体の曲げ強度の
観点から定められる。一般に、金属繊維の含有量が多く
なると曲げ強度が向上するが、一方、流動性を確保する
ために単位水量も増大するので、金属繊維の含有量は前
記の量が好ましい。
【0014】有機質繊維としては、ビニロン繊維、ポリ
プロピレン繊維、ポリエチレン繊維、アラミド繊維、ア
クリル繊維、炭素繊維等が挙げられる。有機質繊維は、
径0.005〜1.0mm、長さ2〜30mmのものが
好ましい。有機質繊維の含有量は、凝結後の硬化体体積
の10%未満が好ましく、7%未満がより好ましい。な
お、この発明においては、金属繊維と有機質繊維を併用
することは差し支えない。
【0015】この発明においては、硬化体の靱性を高め
る観点から、平均粒度が1mm以下の繊維状粒子又は薄
片状粒子を含ませることが好ましい。ここで、粒子の粒
度とはその最大寸法の大きさ(特に、繊維状粒子ではそ
の長さ)である。繊維状粒子としては、ウォラストナイ
ト、ボーキサイト、ムライト等が、薄片状粒子として
は、マイカフレーク、タルクフレーク、バーミキュライ
トフレーク、アルミナフレーク等が挙げられる。繊維状
粒子又は薄片状粒子の配合量は、コンクリートの流動
性、硬化体の強度や靱性等から、セメント100重量部
に対して35重量部以下が好ましく、10〜25重量部
がより好ましい。なお、繊維状粒子においては、硬化体
の靱性を高める観点から、長さ/直径の比で表される針
状度が3以上のものを用いるのが好ましい。
【0016】尚、以上説明した配合成分のほかに、この
発明は、通常、コンクリートにおいて用いられる急硬・
急結材、高強度混和剤、水和促進剤、凝結調整剤などの
各種コンクリート混和材料も使用できる。
【0017】また、前記各成分の混合及び混練方法に制
限は無く、均一に混合混練できれば良く、オムニミキ
サ、パン型ミキサ、二軸練りミキサ、傾胴ミキサ等、各
種のミキサを使用することができる。さらに、配合成分
の添加順序にも特に制限されるものではない。尚、配合
物の成形及び養生は、通常のコンクリートにおける各種
の成形方法及び養生方法が適用可能であり、特に側壁を
貫通してケーブルを内部に導くための寸法精度の優れた
貫通孔を所要量必要とするハンドホールの製造にあっ
て、配合物の極めて優れた充填性により、通常の流し込
み成形のほか、管状体にあっては遠心成形等も適用で
き、生産性が向上すると共に、仕上がり精度の良いハン
ドホールとすることができる。また、養生は常温養生、
高温養生、常圧蒸気養生、高温高圧養生のいずれの方法
も採用でき、必要ならば、これらの組合わせを行ってよ
り超高強度硬化体とすることができる。さらに、従来の
コンクリートと同様に配筋し、加えてプレストレスト導
入製品とすることも可能である。
【0018】上述した配合物を含む硬化体は、従来のコ
ンクリート製ハンドホールと同様に、プレキャスト製品
として、部材断面厚さを低減した薄肉とし、超高強度特
性、高靭性、耐衝撃性及び高耐久性を有するハンドホー
ルとすることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げてこの発明を説明する。 (使用材料) セメント:低熱ポルトランドセメント(太平洋セメント
(株)製) ポゾラン質微粉末:シリカフューム(平均粒径0.7μ
m) 骨材:珪砂4号と珪砂5号の2:1(重量比)混合品
(2mm篩通過量が100重量%) 金属繊維:鋼繊維(直径:0.2mm、長さ:15m
m) 高性能AE減水剤:ポリカルボン酸系高性能AE減水剤 水:上水道水 石英粉(平均粒径7μm) 繊維状粒子:ウォラストナイト(平均長さ0.3mm、
長さ/直径の比4)
【0020】実施例1 低熱ポルトランドセメント100重量部、シリカフュー
ム32.5重量部、骨材120重量部、高性能AE減水
剤をセメントに対して1.0重量%(固形分)、水/セ
メント比22重量%の条件で各材料を、二軸練りミキサ
に一括投入して混練りした。次いで、前置き(20℃)
48時間後、90℃で48時間蒸気養生して、直径50
mm、長さ100mmの円柱(圧縮試験用)、及び幅4
0mm、長さ160mm、厚さ40mmの棒状(曲げ試
験用)成形品を得た。得られた成形品の圧縮強度は、2
10MPa、曲げ強度は25MPaであった。尚、混練
物のフロー値は270mmであった。
【0021】実施例2 鋼繊維を配合物中の体積の2%を加えたほかは実施例1
と同様にして成形品を得た。得られた成形品の圧縮強度
は、210MPa、曲げ強度は47MPa、混練物のフ
ロー値は250mmであった。
【0022】実施例3 実施例2の配合物に石英粉を30重量部、ウォラストナ
イトを24重量部を加えたほかは実施例1と同様にして
成形品を得た。尚、得られた成形品の圧縮強度は、23
0MPa、曲げ強度は47MPa、混練物のフロー値は
250mmであった。
【0023】比較例 セメントとして普通ポルトランドセメント100重量
部、骨材として細骨材160重量部(山形産砕砂)、粗
骨材300重量部(秩父産砕石)を用い、水/セメント
比40重量%としたほかは実施例1と同様に成形品を得
た。得られた成形品の圧縮強度は60MPa、曲げ強度
は7MPa、混練物のスランプフロー値は550mmで
あった。
【0024】実施例4 実施例1〜3、及び比較例で得た成形品を用いて耐摩耗
及び耐衝撃試験を行った。耐摩耗試験はピンオンディス
ク法により摩耗重量を測定し、また、耐衝撃試験は、シ
ャルピー法で行った。測定結果は、実施例1の成形品摩
耗量を100とすると、実施例2、3のそれは110、
110であり、比較例では60であった。また、実施例
1におけるエネルギー吸収率を1とすると、実施例2、
3は、それぞれ80、100であり、比較例では1/5で
あった。
【0025】実施例5 実施例1〜3、及び比較例で得た成形品を用いて凍結融
解試験を行い、成形品の劣化度を凍結融解サイクル数と
動弾性係数に基づく相対動弾性係数比を計測することに
より調べた。測定結果は、凍結融解サイクル数1000
回での実施例1〜3の動弾性係数を100とすると、比
較例では70であった。
【0026】
【発明の効果】この発明は、側壁を貫通してケーブルを
ボックス内に導くための寸法精度の優れた貫通孔を所要
量必要とするハンドホールの製造にあって、配合物の優
れた充填性により生産性が向上すると共に、仕上がり精
度の良いハンドホールとすることができる。またこの発
明により、圧縮強度を200MPa以上、曲げ強度は2
0MPa以上、さらには40MPa以上とした超緻密な
硬化体とすることが可能であり、耐摩耗や耐表面侵食に
極めて優れ、超耐用性のあるハンドホールとすることが
できる。さらに、この発明によれば、その超高強度特性
及び耐衝撃特性により、部材寸法を薄く、軽量化ができ
るほか、乾燥収縮が小さく、寸法精度も優れ、この発明
のハンドホール使用による地中ケーブル設備の構築に当
たって、極めて施工性が優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 16:06 C04B 16:06 E 22:06 22:06 A 18:14 18:14 Z 20:00) 20:00) B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、セメント、ポゾラン質微粉
    末、粒径2mm以下の骨材粒子、水、及び減水剤を含む
    配合物の硬化体からなることを特徴とするハンドホー
    ル。
  2. 【請求項2】 配合物に、金属繊維及び/又は有機質繊
    維を含む請求項1に記載のハンドホール。
  3. 【請求項3】 金属繊維が、径0.01〜1.0mm、
    長さ2〜30mmの鋼繊維である請求項2記載のハンド
    ホール。
  4. 【請求項4】 有機質繊維が、径0.005〜1.0m
    m、長さ2〜30mmのビニロン繊維、ポリプロピレン
    繊維、ポリエチレン繊維、アラミド繊維、アクリル繊
    維、炭素繊維から選ばれる一種以上の繊維である請求項
    2記載のハンドホール。
  5. 【請求項5】 配合物に、平均粒径3〜20μmの無機
    粉末を含む請求項1〜4のいずれかに記載のハンドホー
    ル。
  6. 【請求項6】 配合物に、平均粒度1mm以下の繊維状
    粒子又は薄片状粒子を含む請求項1〜5のいずれかに記
    載のハンドホール。
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