JP2001218345A - 抵抗投入接地開閉器 - Google Patents

抵抗投入接地開閉器

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JP2001218345A
JP2001218345A JP2000025833A JP2000025833A JP2001218345A JP 2001218345 A JP2001218345 A JP 2001218345A JP 2000025833 A JP2000025833 A JP 2000025833A JP 2000025833 A JP2000025833 A JP 2000025833A JP 2001218345 A JP2001218345 A JP 2001218345A
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JP
Japan
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resistor
resistance
guide rod
grounding
metal fitting
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Application number
JP2000025833A
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English (en)
Inventor
Makoto Honma
信 本間
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げモーメントが加わっても抵抗体10が破
損しないようにする。 【解決手段】 金具19,20間に設ける抵抗体10と
して、金具19,20間に遊びを有する状態で絶縁部材
からなるガイドロッド23を結合し、ガイドロッド23
に挿通した複数のリング状の抵抗片22どうしを圧接す
るためにバネ28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抵抗投入接地開閉器
に関し、抵抗体を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】最近、都市部では、(1)美観を害さな
い(2)交通の支障がない(3)雷・風水害による故障
が少なく電力供給の信頼度が高い(4)人家密集地域に
は特別高圧架空電線路の設置が法令により禁止されてい
るなどの理由により、電力ケーブルによる送電が益々多
くなってきた。その場合、ガス絶縁開閉装置が区分点に
設置される。
【0003】ところで、ケーブル電線路を接地する場合
に送電線ケーブルに残留電荷がある状態で接地すると、
電荷の急激な移動によりケーブル芯線中に往復振動性サ
ージが発生し、この芯線サージがケーブルのシースにサ
ージとして誘起され、ケーブルの防食層の絶縁破壊を引
き起こす恐れがある。その対策の一つとして抵抗投入方
式の接地開閉器の採用がある。
【0004】また、架空送電線引込口に設置される接地
開閉器は、隣接の運転回路(活線)からの電磁誘導、静
電誘導電流を開閉する性能が要求される。
【0005】上記事情で、抵抗投入接地と誘導電流開閉
の両方の機能を持った接地開閉器が要望されることにな
り、図3に示す構造の開閉器が提案されている。
【0006】図のように、SF6ガス等の絶縁ガスが封
入された金属容器1内に母線2が配設されている。この
母線2に形成された凸部には穴3が穿設されており、穴
3の入口に固定コンタクト4が嵌め込まれている。更
に、この固定コンタクト4よりも入口側に耐弧メタル5
が嵌め込まれている。
【0007】前記容器1の前記穴3と対向する位置には
穴6が形成され、この穴6の位置に絶縁性の台座7を介
してコンタクトケース8が固着されている。コンタクト
ケース8内には間接接地用コンタクト9が嵌め込まれて
いる。このコンタクト9は抵抗体10を介して接地され
ている。コンタクト9の上には前記穴3の軸心と一致し
た状態に絶縁性バッファー用のシリンダ11が固着され
ている。シリンダ11の上にはコンタクトケース12が
固着され、これには前記固定コンタクト4及び間接接地
用コンタクト9よりも内径寸法が大きく、かつ直接接地
された直接接地用コンタクト13と耐弧メタル14が取
り付けられている。
【0008】前記絶縁性シリンダ11内には、先端部に
前記固定コンタクト4へ嵌入するための第一の嵌入部1
5a、中間部に前記直接接地用コンタクト13へ嵌入す
るための第二の嵌入部15b、基端部に前記間接接地用
コンタクト9を有する移動導体15が移動自在に、かつ
第二の嵌入部15bが内周面に摺接するように挿通され
ている。第二の嵌入部15bには数個の貫通孔16が軸
方向と平行に形成されており、これにより、中間ノズル
が構成される。また、第一の嵌入部15aの先端には耐
弧メタル17が取り付けられている。前記移動導体15
には図示しない駆動手段が連結されている。
【0009】次に、動作について述べる。図4の非接地
状態から移動導体15を上方向に移動させると、図5に
示すように第一の嵌入部15aが固定コンタクト4に接
触し、抵抗体10を介して接地された状態になる。この
状態では、充電電流は抵抗体10を介して流れ、移動導
体15と直接接地用コンタクト13の間には必要な絶縁
距離が保持されている。放電後、移動導体15は更に上
方向に移動し、図3のように第二の嵌入部15bが直接
接地用コンタクト13に接触して直接接地状態となる。
【0010】ここで、前記抵抗投入接地開閉器における
抵抗体10の近傍は図6,図7のように構成されてい
る。接地された接地端子17には金具18を介してコン
タクトケース12が接続されると共に、抵抗体10及び
金具19,20を介してコンタクトケース8が接続され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、抵抗体は柱
状の単一体であるため、操作振動により抵抗体に曲げモ
ーメントが加わって破損する虞がある。また、抵抗体の
両端を金具に直接に結合しているため、抵抗体に局部的
に過大な応力が生じて破損するおそれがある。
【0012】そこで本発明は、斯かる課題を解決した抵
抗投入接地開閉器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る抵抗投入接地開閉器の構成は、抵抗
投入接地を行うための抵抗体の両端に接続導体を取り付
けて構成した抵抗投入接地開閉器において、リング状の
抵抗片を絶縁材料からなるガイドロッドに複数挿通さ
せ、ガイドロッドの両端近傍を遊びを有する状態で夫々
の接続導体に結合し、いずれか一方の接続導体と抵抗片
との間にバネを介在させて前記抵抗体を構成したことを
特徴とし、請求項2に係る抵抗投入接地開閉器の構成
は、請求項1において、前記ガイドロッドと前記接続導
体との結合は、ガイドロッドの端部近傍に円周溝を形成
して小径部を設ける一方、当該小径部を挟む位置に配置
した接続導体と補助金具とを連結部材を介して結合して
構成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による抵抗投入接地
開閉器の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態
は従来の抵抗投入接地開閉器の一部を改良したものなの
で、従来と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、異なる部分のみを説明する。
【0015】本発明は抵抗投入接地開閉器における抵抗
体の部分を改良したものであり、図7と対応する図面を
図1に示す。接続導体としての金具19,20の間に抵
抗体10が設けられている。
【0016】抵抗体10の構造を以下に説明する。図の
ようにリング状の抵抗片22が本実施の形態では8個だ
け、絶縁材料としてのFRPからなるガイドロッド23
に挿通され、ガイドロッド23の両端が金具19,20
に遊びを有する状態で結合されている。
【0017】即ち以下のようになっている。例えば金具
20との結合部は図2のようになっている。ガイドロッ
ド23の端部近傍には金具20の厚さより幅の広い円周
溝が形成されて小径部23aが設けられている。一方、
前記金具20の端部と対向する位置には補助金具24が
設けられ、金具20及び補助金具24の対向する部分に
は小径部23aの外径寸法よりも少し大きい内径寸法の
円弧部20a,24aが形成されている。ガイドロッド
23にはリング状の一対のバネ受け25,26が挿通さ
れており、小径部23aと円弧部20a,24aとの間
に隙間を設けた状態で、金具20と補助金具24とがバ
ネ受け25にボルト27を介して結合されている。そし
て、バネ受け25とバネ受け26との間にはバネ28が
介装されている。金具19とガイドロッド23との結合
部も、バネ受け26を除いて上記と同様に構成されてい
る。
【0018】斯かる抵抗投入接地開閉器においては、リ
ング状の抵抗片22を重ねてバネ28により付勢して抵
抗体10を構成していることから、抵抗体10に曲げモ
ーメントが加わるとFRPからなるガイドロッド23は
曲がり、抵抗片22どうしの間に隙間が生じる。そし
て、金具19,20とガイドロッド23との間に遊びを
有するので、金具19,20からガイドロッド23に無
理な力が加わらない。
【0019】次に、抵抗片22を交換したい場合は、ボ
ルト27を取り外し、バネ受け25,26とバネ28と
をガイドロッド23から抜き取って行う。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項
1,2に係る抵抗投入接地開閉器によれば複数の抵抗片
を絶縁材料からなるガイドロッドに挿通してバネで付勢
して抵抗体を構成したので、従来のように抵抗体が破損
するおそれがない。
【0021】また、ガイドロッドの両端と接続金具とを
遊びを設けて結合したので、ガイドロッドに過大な力が
加わって破損するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による抵抗投入接地開閉器の実施の形態
を示す平面図。
【図2】本発明による抵抗投入接地開閉器の実施の形態
における要部に係り、(a)は正面図、(b)は右側面
図。
【図3】抵抗投入接地開閉器の全体を示す構成図。
【図4】抵抗投入接地開閉器の作用説明図。
【図5】抵抗投入接地開閉器の作用説明図。
【図6】従来の抵抗投入接地開閉器における抵抗体の部
分を示す正面図。
【図7】従来の抵抗投入接地開閉器における抵抗体の部
分を示す平面図。
【符号の説明】
10…抵抗体 19,20…金具 22…抵抗片 23…ガイドロッド 23a…小径部 24…補助金具 25,26…バネ受け 28…バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗投入接地を行うための抵抗体の両端
    に接続導体を取り付けて構成した抵抗投入接地開閉器に
    おいて、 リング状の抵抗片を絶縁材料からなるガイドロッドに複
    数挿通させ、ガイドロッドの両端近傍を遊びを有する状
    態で夫々の接続導体に結合し、いずれか一方の接続導体
    と抵抗片との間にバネを介在させて前記抵抗体を構成し
    たことを特徴とする抵抗投入接地開閉器。
  2. 【請求項2】 前記ガイドロッドと前記接続導体との結
    合は、ガイドロッドの端部近傍に円周溝を形成して小径
    部を設ける一方、当該小径部を挟む位置に配置した接続
    導体と補助金具とを連結部材を介して結合して構成した
    請求項1に記載の抵抗投入接地開閉器。
JP2000025833A 2000-02-03 2000-02-03 抵抗投入接地開閉器 Pending JP2001218345A (ja)

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