JP2001218270A - 無線端末、情報処理システムおよび外部処理端末 - Google Patents

無線端末、情報処理システムおよび外部処理端末

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JP2001218270A
JP2001218270A JP2000025902A JP2000025902A JP2001218270A JP 2001218270 A JP2001218270 A JP 2001218270A JP 2000025902 A JP2000025902 A JP 2000025902A JP 2000025902 A JP2000025902 A JP 2000025902A JP 2001218270 A JP2001218270 A JP 2001218270A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/14Backbone network devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信の安全性を確保することのできる携帯無
線通信端末、携帯無線通信端末を使用した情報処理シス
テムおよび携帯無線通信端末に接続される外部処理端末
を実現する。 【解決手段】 携帯型電話機等の携帯無線通信端末30
4は、携帯電話網303を介してインターネット網30
1に接続されており、コンテンツサーバ302からコン
テンツを取得することができる。取得したコンテンツは
ノート型コンピュータのような外部ローカル処理サーバ
端末305がそのメモリにそのまま蓄積し、携帯無線通
信端末304が表示したり音声出力する能力に合わせた
コンテンツの形式に変換された後に携帯無線通信端末3
04へ返される。したがって、コンテンツのデータ量が
大きい場合でも外部ローカル処理サーバ端末305に一
旦格納することで、対応することができる。また、再生
の不可能な内容が含まれているコンテンツであっても、
外部ローカル処理サーバ端末305がこれを再生可能な
コンテンツに変換するので、再生が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネット上の
コンテンツを取得する携帯無線通信端末等の無線端末お
よびこのような無線端末を使用した情報処理システムな
らびに無線端末を補助する外部処理端末に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、WWW(w
orld wide web)上のコンテンツサーバからコンテンツを
取得して各種の情報を得たり、ショッピングを行う等の
機会が多くなっている。このようなインターネットの利
用は、PHS(Personal Handyphone System)や携帯電
話機の普及に伴って携帯無線通信端末でも大幅に増加し
ている。
【0003】図13は従来のこのような携帯無線通信端
末を使用した情報処理システムの概要を表わしたもので
ある。インターネット網101は、コンテンツサーバ1
02および携帯電話網103を接続している。携帯電話
網103には携帯無線通信端末104が接続されてい
る。コンテンツサーバ102には、HTML(Hyper Te
xt Markup Language)あるいはXML(Extensible Mar
kup Language)等の文書記述言語で書かれた各種のコン
テンツが収容されており、携帯無線通信端末104は携
帯電話網103をアクセスすることでこれらのコンテン
ツをそのディスプレイ上に表示したり、コンテンツの内
容の一部としての音声を出力するようになっている。
【0004】図14は、図13に示した携帯無線通信端
末の構成の一例を表わしたものである。携帯無線通信端
末104は、CPU(中央処理装置)111を備えてお
り、データバス等のバス112を介して各種の回路装置
と接続されている。このうちプログラム実行用メモリ1
13はこの携帯無線通信端末104としての各種機能を
実現するためのプログラムを格納しており、CPU11
1がこれを実行するようになっている。送受信データ処
理部114は無線部115と接続されており、無線によ
って図13に示した携帯電話網103と接続され、デー
タの送受信を行うようになっている。コンテンツ解析部
116は送受信データ処理部114を介してコンテンツ
サーバ102(図13)から受信したコンテンツの内容
を解析する。コンテンツ保存用メモリ117は、取得し
たコンテンツのうちの必要なものを保存する。音声処理
部118は、取得したコンテンツのうちの音声データを
処理してスピーカ119から出力する。また、表示処理
部121は取得したコンテンツのうちの画像データを処
理して液晶ディスプレイ等の表示器122に表示するよ
うになっている。なお、この図14に示した携帯無線通
信端末自体は説明のために示したものであって、既に知
られている技術ではない。
【0005】図15は、この従来の情報処理システムに
おける携帯無線通信端末がコンテンツを要求してから画
像が表示されるまでの処理の流れを表わしたものであ
る。携帯無線通信端末104の操作者がコンテンツを取
得するとき、CPU111(図14)は携帯電話網10
3を介して、ネットワーク上のコンテンツサーバ102
(図13)に対してコンテンツに関するデータの取得を
要求する(ステップS131)。これに対して、コンテ
ンツサーバ102は要求されたコンテンツに関するデー
タを送出する(ステップS132)。要求したコンテン
ツによって通常の場合、CPU111側は複数回のデー
タ取得のための要求を行い(ステップS133)、コン
テンツサーバ102はこれらの要求の都度、要求された
コンテンツに関するデータを送出する(ステップS13
4)。CPU111は、これら送られてきたデータをコ
ンテンツ保存用メモリ117に順次格納していく。
【0006】このようにして要求されたデータのすべて
がコンテンツサーバ102から携帯無線通信端末104
側に送られたら、CPU111はコンテンツ保存用メモ
リ117内に格納されたコンテンツをコンテンツ解析部
116で解析する。そして、表示器122で表示するデ
ータについて表示処理部121に対して表示処理要求を
行い(ステップS135)、その表示を行わせることに
なる。
【0007】ところで、携帯電話機等の携帯無線通信端
末は、携帯に適するように小型かつ軽量に製造を行う必
要性から、通常のデスクトップ型等のコンピュータと比
較すると、その搭載することのできるメモリの容量やC
PU111の処理速度あるいは表示器122の画面サイ
ズに大きな制限がある。
【0008】そこで、たとえば特開平11−16842
5号公報では文書記述言語中に含まれているタグ情報を
簡潔な圧縮情報に置き換えるようにして、メモリの使用
量の削減を行うことを提案している。この提案では、携
帯無線通信端末内にタグ情報に関するデータベースを用
意しておいて、これに応じてタグ情報を圧縮したり解凍
して使用しようとするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種メ
ディアの発展に伴ってコンテンツがますます複雑化しか
つ大容量化している。このため、タグ情報に関するデー
タベース自体のアップツーデートに困難を伴う他、これ
によって節約できる容量を上回る容量がコンテンツの保
存のために要求されるようになってきている。しかしな
がら、このような要求を満たすように携帯無線通信端末
の能力を向上させることは、端末自体を大型化しまた高
価格化することになり、現実的ではない。
【0010】また、コンテンツの複雑化は、コンテンツ
に対する要求の高度化と共にますます進行している。し
たがって、携帯無線通信端末にとってある時点で十分な
能力があったとしても、購入からある程度の年月を経る
と最新の技術を使用したコンテンツの再現が困難になる
ことが多い。通常のコンピュータよりも能力に制限があ
るこれら携帯無線通信端末に対して専用のコンテンツを
作成することが実施されている。しかしながら、各種の
携帯無線通信端末のうちの最低レベルの端末に照準を合
わせて携帯無線通信端末用のコンテンツを作成し提供す
ることは、能力の比較的高い携帯無線通信端末にとっ
て、コンテンツの高度化による利益を受けることができ
ないという問題がある。更にコンテンツの提供側でも、
個々の携帯無線通信端末の能力に応じてコンテンツを幾
通りも作成することは事実上困難である。
【0011】また、携帯無線通信端末の場合にはデスク
トップ型等の通常のコンピュータと比べると、セキュリ
ティの保護が甘いという問題がある。これを通常のコン
ピュータと携帯無線通信端末を比較しながら説明する。
【0012】図16は、従来におけるインターネットを
使用する情報処理システムの概要を表わしたものであ
る。インターネット網201には、図示しないルータ等
を介して通常のコンピュータ2021〜202Aや、複数
の従来タイプのWTA(Wireless Telephony Applicati
on)サーバ2031〜203Bが接続されている。また、
インターネット網201にはゲートウェイ2051〜2
05Dが接続されており、これらにはそれぞれ基地局2
061〜206Eを介して携帯無線通信端末2071〜2
07Fが接続されている。ここで符号A〜Fは、2以上
の任意の複数の値を示している。
【0013】このような情報処理システムで、例えば第
1のコンピュータ2021が第1の従来タイプのWTA
サーバ2031に格納されているデータとしてのコンテ
ンツにアクセスするものとする。この場合、第1のコン
ピュータ2021はそのコンテンツのURL(uniform r
esource locators)を指定する。そして、HTTP(hy
pertext transfer protocol)と呼ばれる通信プロトコ
ルを用いることでWWW上のコンテンツを閲覧するため
の通信が行われる。具体的には第1のコンピュータ20
1が、リクエストとして表示したいHTML文書のU
RLを送信する。これに対し従来タイプのWTAサーバ
2031の場合には、該当するHTML文書をクライア
ントとしての第1のコンピュータ2021に送信する。
この通信プロトコルでは、1回の通信データ取得のたび
に従来タイプのWTAサーバ2031に接続を行い、通
信データの受信を終えると接続が切断されるようになっ
ている。
【0014】次に携帯無線通信端末2071〜207F
中の1つとしてたとえば第1の携帯無線通信端末207
1が同様に第1の従来タイプのWTAサーバ2031にア
クセスする場合を説明する。この場合に、第1の携帯無
線通信端末2071と接続されている第1のゲートウェ
イ2051と第1の従来タイプのWTAサーバ2031
間では、先のコンピュータ2021〜202Aが従来タイ
プのWTAサーバ2032〜203Bにアクセスする場合
と同様にHTTPと呼ばれる通信プロトコルが用いられ
る。WAP(wireless application protocol)では、
第2のゲートウェイ2052と第2の携帯無線通信端末
207の間でWSP(Wireless SessionProtocol)と呼
ばれるプロトコルを使用する。
【0015】ここでWAPとは、前記した携帯無線通信
端末から、電話網を使ってインターネット情報を入手す
るためのプロトコルである。ここでは、HTMLに類似
したWML(wireless markup language)を使い、WWW
から情報を入手するようになっている。
【0016】図17は、このような情報処理システムに
おけるコンピュータとHTTPサーバの通信の様子を表
わしたものである。コンピュータ202と従来タイプの
WTAサーバ203はHTTPを用いて、HTMLとい
う記述言語で書かれたデータや、GIF(graphics int
erchange format)あるいはBMP(bitmap)等の各種
データの通信を行う。
【0017】図18はこれに対して、携帯無線通信端末
と従来タイプのWTAサーバの通信の様子を表わしたも
のである。従来タイプのWTAサーバ203とゲートウ
ェイ205の間では、図17で説明したコンピュータ2
02と従来タイプのWTAサーバ203の間と同様の通
信が行われる。携帯無線通信端末207とゲートウェイ
205の間は、これと異なった通信方法が使われてい
る。これは、携帯無線通信端末207が搭載するメモリ
の容量が小さかったり、省電力や省スペース等のために
高速動作を行うCPU(中央処理装置)を搭載できない
事情を考慮したものである。この区間の通信手法として
すでに説明したWAPが注目されている。
【0018】WAPでは、従来タイプのWTAサーバ2
03から送られてきたHTMLと呼ばれる記述言語をゲ
ートウェイ205まで送り、ここでGIF(graphics i
nterchange format)等のデータによる画像の表示位置
を計算する。そして、実際に携帯無線通信端末207の
2つの画面で表示できるような形式のデータに作り変
え、これをバイナリデータとして携帯無線通信端末20
7に送ることにしている。このときの転送がWSP(Wi
reless Session Protocol)と呼ばれるプロトコルを用
いて行われる。
【0019】ところで、前記したようにネットワークを
使用して情報を伝送する場合には通信の安全性に対する
配慮が必要である。図17に示したコンピュータ202
と従来タイプのWTAサーバ203の間では、SSL
(Secure Socket Layer)あるいはTLS(Transport L
ayer Security)を用いることで、暗号化や認証を行っ
て通信の安全性の確保を行っている。ここでSSLは、
ソケット・レベルでの暗号化および認証機能を実現する
プロトコルである。TLSはSSLの後継となるセキュ
リティ・プロトコルである。これらはほぼ同じプロトコ
ルであるためにTLS/SSLと表記される場合もあ
る。本実施例でもこの表記に従っている。
【0020】図18に示したコンピュータ202と従来
タイプのWTAサーバ203の間も同様にTLS/SS
Lが使用される。また、携帯無線通信端末207とゲー
トウェイ205の間は、WTLS(Wireless Transport
Layer Security)と呼ばれるプロトコルが用いられ
る。このプロトコルは、インターネット標準のTLS等
と同等の機能をもつプロトコルで、携帯無線通信端末2
07向けに最適化したものである。このプロトコルも暗
号化、認証や圧縮などの機能をもっている。
【0021】以上説明した暗号化技術を採用すること
で、図17に示したコンピュータ202と従来タイプの
WTAサーバ203の間では、通信データの安全性が確
保されている。図18に示したコンピュータ202と従
来タイプのWTAサーバ203の間でも、ゲートウェイ
205と従来タイプのWTAサーバ203の間および携
帯無線通信端末207とゲートウェイ205の間は同様
に通信の安全性が確保されている。ところが、後者の情
報処理システムの場合には、暗号化された通信データを
ゲートウェイ205で一度復号化して、これを他のプロ
トコルで暗号化している。したがって、データ伝送の当
事者以外の者としてのゲートウェイ205の存在が通信
の安全性を確保する上での盲点となる。
【0022】ゲートウェイ205における通信の安全性
の確保の問題は2点に分けて考えることができる。第1
点は、ゲートウェイ205が第三者に攻撃されて、従来
タイプのWTAサーバ203と携帯無線通信端末207
の間で伝送されている通信データが改ざんされたり、盗
み出されるといった事態の発生である。第2点は、ゲー
トウェイ205の管理者が通信の安全性が確保されてい
ない状態となっている通信データを見たり改ざんすると
いった事態の発生である。
【0023】前者の問題については、これを避けるため
に各種の提案が行われている。たとえば特開平10−2
00530号公報、特開平10−285216号公報お
よび特開平11−146016号公報に見られるように
ファイアウォールを用いて悪意の第三者の侵入を防止す
る提案である。ただし、ファイアウォールもトンネリン
グ処理によってネットワークを迂回して通信データの伝
送が可能であり、万全なものではない。また、後者の問
題については暗号化された通信データが次の暗号化のた
めにゲートウェイ205で復号化されている以上、ゲー
トウェイ205の管理者のモラルに頼るしかないのが実
情である。
【0024】以上説明したように携帯無線通信端末20
7とネットワーク上のサーバとの間では、途中のゲート
ウェイまでの両者の伝送路の性格が異なるため、エンド
−ツー−エンド(end-to-end)の通信の安全性を確保す
ることができない。
【0025】以上、携帯無線通信端末およびこれを使用
した情報処理システムについて説明したが、比較的処理
能力の低い通常の無線端末についても同様の問題があ
る。
【0026】そこで本発明の目的は、通信の安全性を確
保することのできる携帯無線通信端末、このような携帯
無線通信端末を使用した情報処理システムおよび携帯無
線通信端末と接続された外部処理端末を提供することに
ある。
【0027】本発明の他の目的は、コンテンツ作成側が
自由に作成したコンテンツをその能力に応じて取得し再
現することのできる無線端末、情報処理システムおよび
携帯無線通信端末と接続された携帯無線通信端末を提供
することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)無線でインターネット上のコンテンツを取得
するコンテンツ取得手段と、(ロ)取得したコンテンツ
を所定のサーバに対して転送するコンテンツ転送手段
と、(ハ)このサーバに対して、転送したコンテンツを
自装置のコンテンツ再生能力に応じて変換した変換済コ
ンテンツを要求する変換済コンテンツ要求手段と、
(ニ)この変換済コンテンツ要求手段によって要求した
変換済みコンテンツが送られてきたときこれを取得する
変換済コンテンツ取得手段と、(ホ)この変換済コンテ
ンツ取得手段によって取得したコンテンツを再生するコ
ンテンツ再生手段とを無線端末に具備させる。
【0029】すなわち請求項1記載の発明では、コンテ
ンツ取得手段が取得したコンテンツをコンテンツ転送手
段で所定のサーバに転送することにし、これを自装置の
コンテンツ再生能力に応じて変換した変換済コンテンツ
をこのサーバから取得することにした。したがって、自
身の無線端末がデータ量の大きなコンテンツを格納でき
る余裕がないような場合であっても、サーバに一度格納
したコンテンツを利用するので問題がない。また、無線
端末が対応するプログラムを持っていないような理由で
一部または全部を再生できないようなコンテンツの内容
であっても、その再生能力に合わせてサーバ側がコンテ
ンツを変換するので、その再生が可能になる。
【0030】請求項2記載の発明では、(イ)無線でイ
ンターネット上のコンテンツを取得するコンテンツ取得
手段と、(ロ)取得したコンテンツをそのまま格納する
比較的大容量のコンテンツ格納手段と、(ハ)このコン
テンツ格納手段に格納したコンテンツを取り出して、自
装置のコンテンツ再生能力に応じてこれを変換するコン
テンツ変換手段と、(ニ)このコンテンツ変換手段で変
換したコンテンツを格納する変換済コンテンツ格納手段
と、(ホ)この変換済コンテンツ格納手段に格納したコ
ンテンツを再生するコンテンツ再生手段とを無線端末に
具備させる。
【0031】すなわち請求項2記載の発明では、無線端
末側に比較的大容量のコンテンツ格納手段を用意してお
いて、コンテンツ取得手段が取得したコンテンツをこの
コンテンツ格納手段にそのまま格納することにしてい
る。そして、新たに内蔵した、あるいは外部からカード
形式等で接続したコンテンツ変換手段を用いてコンテン
ツ格納手段に格納されたコンテンツを自装置で本来備わ
っている再生能力に適応するように変換する。したがっ
て、コンテンツ再生手段は変換済みのコンテンツを再生
することができる。コンテンツ変換手段が書き換え可能
な記憶媒体で構成されていれば、これをネットワークに
アクセスする等の手法で適宜最新のプログラムに置き換
えることで、無線端末の既存の構成を利用して常に新し
い形式のコンテンツに対応することができるようにな
る。
【0032】請求項3記載の発明では、(イ)無線でイ
ンターネット上のコンテンツを取得するコンテンツ取得
手段と、取得したコンテンツを所定の転送先に転送する
コンテンツ転送手段と、この転送先に自装置の再生能力
に応じたコンテンツの送信を要求するコンテンツ送信要
求手段と、このコンテンツ送信要求手段の要求したコン
テンツを受信して再現するコンテンツ再現手段とを備え
た無線端末と、(ロ)この無線端末のコンテンツ転送手
段から転送されてきたコンテンツを格納するコンテンツ
格納手段と、コンテンツ格納手段に格納されたコンテン
ツをコンテンツ送信要求手段の要求に合ったコンテンツ
に変換するコンテンツ変換手段と、コンテンツ送信要求
手段の要求に応じてコンテンツ変換手段で変換された後
のコンテンツを無線端末に送信する変換済コンテンツ送
信手段とを備えた付属サーバとを情報処理システムに具
備させる。
【0033】すなわち請求項3記載の発明では、無線端
末とこれに付属する付属サーバで情報処理システムを構
成している。ここで無線端末は、インターネット上のコ
ンテンツを取得し、そのコンテンツを付属サーバのコン
テンツ格納手段に格納させる。したがって、無線端末側
に大きなメモリを用意しなくてもコンテンツのダウンロ
ードが可能になる。サーバ側には要求に合ったコンテン
ツに変換するコンテンツ変換手段が用意されているの
で、無線端末側がこれを要求すればその変換済コンテン
ツ送信手段がこれを送信する。したがって、無線端末の
再生能力に応じたコンテンツの再生が可能になる。
【0034】請求項4記載の発明で請求項1記載の無線
端末でサーバは、比較的大容量のメモリと、無線端末と
無線でデータの送受信を行う送受信部とを備えることを
特徴としている。
【0035】すなわち請求項4記載の発明では、サーバ
が比較的大容量のメモリと、無線端末と無線でデータの
送受信を行う送受信部を備えているので、電波や赤外線
等の無線通信手段を使用して無線端末と通信し、大容量
のコンテンツを格納したり、変換済みのコンテンツを無
線端末側に送ることができる。
【0036】請求項5記載の無線端末で請求項1記載の
無線端末は、比較的大容量のメモリと、無線端末と有線
でデータの送受信を行う送受信部とを備えることを特徴
としている。
【0037】すなわち請求項5記載の発明では、サーバ
が比較的大容量のメモリと、無線端末と有線でデータの
送受信を行う送受信部を備えているので、専用のケーブ
ルや光あるいはメタリックなケーブルを使用したLAN
(ローカルエリアネットワーク)等の有線による通信手
段を使用して無線端末と通信し、大容量のコンテンツを
格納したり、変換済みのコンテンツを無線端末側に送る
ことができる。
【0038】請求項6記載の無線端末で請求項1記載の
無線端末は、そのメモリに格納されたコンテンツを直接
再現する再現手段を具備することを特徴としている。
【0039】すなわち請求項6記載の発明では、無線端
末のコンテンツ再生手段が変換済コンテンツ取得手段に
よって取得した変換済みのコンテンツを再生することは
もちろんのこと、そのまま再生のできるコンテンツにつ
いては直接再生することを明らかにしている。一部再生
できるコンテンツについては、その範囲で再生し、必要
なもののみ変換済コンテンツ取得手段によって取得した
変換済みのコンテンツを用いて再生するようにしてもよ
い。更に、このような一部再生できるコンテンツについ
ては、その状況を無線端末側で把握して、コンテンツの
内容によってはサーバ側で再生させることも可能であ
る。
【0040】請求項7記載の無線端末で請求項1記載の
無線端末の転送手段は転送するコンテンツがそのまま自
装置で再生できる内容であるかどうかをチェックするチ
ェック手段と、このチェック手段がそのコンテンツをそ
のまま自装置で再生できると判別したときコンテンツ再
生手段は変換済コンテンツ取得手段によって変換済のコ
ンテンツを取得することなくこれを再生することを特徴
としている。
【0041】すなわち請求項7記載の発明では、無線端
末にコンテンツをがそのまま自装置で再生できる内容で
あるかどうかをチェックするチェック手段を配置して、
そのまま再生できる場合には変換済コンテンツ取得手段
によって変換済のコンテンツを取得することなくこれを
再生することにしている。データ量が多いもので無線端
末側に十分なメモリがないような場合には、変換済コン
テンツ取得手段を使用する実益がある。
【0042】請求項8記載の無線端末で請求項1記載の
無線端末の転送手段は転送するコンテンツの中で自装置
で再生できる内容の少なくとも一部を取得し、コンテン
ツ再生手段は、これを変換済コンテンツ要求手段で要求
するコンテンツの内容の一部として再生する事前再生手
段を具備することを特徴としている。
【0043】すなわち請求項8記載の発明では、無線端
末がコンテンツ取得の際に所定の関与を行うことに着目
し、コンテンツの中で自装置で再生できる内容の少なく
とも一部については事前再生手段で再生することで、再
生までの時間を短縮したり、無駄なコンテンツの再生の
手間を省くことができる。
【0044】請求項9記載の発明では、(イ)無線でイン
ターネット上のコンテンツを取得するコンテンツ取得先
の装置と接続されて、インターネット上のコンテンツが
コンテンツ取得先に送られてきたときその転送を受ける
コンテンツ受信手段と、(ロ)このコンテンツ受信手段に
よって受信されたコンテンツをコンテンツ取得先の要求
に合ったコンテンツに変換するコンテンツ変換手段と、
(ハ)このコンテンツ変換手段で変換された後のコンテン
ツをコンテンツ取得先に送信する変換済コンテンツ送信
手段とを外部処理端末に具備させる。
【0045】すなわち請求項9記載の発明では、無線で
インターネット上のコンテンツを取得するコンテンツ取
得先の装置に接続される外部処理端末が、このコンテン
ツ取得先からコンテンツの転送を受け、これをコンテン
ツ取得先の要求に合った形で変換してコンテンツ取得先
に返送することで、コンテンツ取得先の再生できないよ
うなコンテンツを再生可能にしている。
【0046】請求項10記載の発明では、この外部処理
端末自体がコンテンツ受信手段の受信したコンテンツを
直接再生するコンテンツ再生手段を具備することを特徴
としている。すなわち、外部処理端末自体がコンテンツ
の再生のための能力を有していれば、コンテンツの再生
も可能である。時や場所にこだわらなければ、このよう
な再生も有効である。
【0047】請求項11記載の発明では、請求項9記載
の外部処理端末が、(イ)コンテンツ受信手段の受信した
コンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、(ロ)コン
テンツ取得先以外の装置からコンテンツの要求があった
とき、このコンテンツ格納手段に格納されたコンテンツ
をその要求先に合ったコンテンツに変換するコンテンツ
変換手段と、(ハ)このコンテンツ変換手段で変換された
後のコンテンツを要求先に送信する変換済コンテンツ送
信手段を備えていることを特徴としている。
【0048】すなわち請求項11記載の発明では、コン
テンツ取得先から転送されたコンテンツを外部処理端末
自体で格納しておいて、コンテンツ取得先以外から要求
された場合にはその要求先に対しても同様にコンテンツ
変換を行ってコンテンツを送信することにし、取得した
コンテンツの有効活用を図るようにしている。
【0049】
【発明の実施の形態】
【0050】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0051】図1は本発明の一実施例における情報処理
システムの概要を表わしたものである。本実施例のイン
ターネット網301は、コンテンツサーバ302および
携帯電話網303を接続している。携帯電話網303に
は携帯無線通信端末304が接続されている。携帯無線
通信端末304には外部ローカル処理サーバ端末305
が接続されている。コンテンツサーバ302には、HT
MLあるいはXML等の文書記述言語で書かれた各種の
コンテンツが収容されており、携帯無線通信端末304
は携帯電話網303をアクセスすることでこれらのコン
テンツを外部ローカル処理サーバ端末305に一旦格納
する。携帯無線通信端末304はこの格納されたコンテ
ンツの供給を受けて、そのディスプレイ上にコンテンツ
の内容を表示したり、コンテンツの内容の一部としての
音声を出力するようになっている。本実施例で携帯電話
網303は携帯無線通信端末304を接続するための通
信網としての役割を果たしている。したがって、携帯電
話網303自体はコンテンツに対して特別の処理あるい
はデータの加工を行うものではない。
【0052】なお、この図では図示の簡略化から携帯無
線通信端末304を1台しか示していないが、携帯電話
網303には通常、複数の携帯無線通信端末304が接
続されている。また、インターネット網301にはコン
テンツサーバ302および携帯電話網303をそれぞれ
1つずつ示しているが、これらは複数配置されていても
よい。インターネット網301には、図示しないが通常
のコンピュータが接続されていることも当然である。更
に本実施例では外部ローカル処理サーバ端末305も図
示の簡略化のために1つだけ示したが、携帯無線通信端
末304に対応させて複数個配置されていてもよいし、
それぞれの携帯無線通信端末304に個別に対応する形
の統合されたサーバ端末としてのものが存在していても
よい。重要なのは、1つの携帯無線通信端末304が外
部ローカル処理サーバ端末305と機能的に1対1に対
応付けられているということである。
【0053】図2は、本実施例の携帯無線通信端末と外
部ローカル処理サーバ端末の内容を具体的に表わしたも
のである。携帯無線通信端末304は、CPU(中央処
理装置)311を備えており、データバス等のバス31
2を介して各種の回路装置と接続されている。このうち
プログラム実行用メモリ313はこの携帯無線通信端末
304としての各種機能を実現するためのプログラムを
格納しており、CPU311がこれを実行するようにな
っている。送受信データ処理部314は無線部315と
接続されており、無線区間での通信プロトコル処理を行
う。すなわち送受信データ処理部314は、無線によっ
て図1に示した携帯電話網303と接続され、携帯無線
通信端末間の通話やインターネット網301との間での
データの送受信を行うようになっている。
【0054】コンテンツ解析部316は送受信データ処
理部314を介してコンテンツサーバ302(図1)が
受信したコンテンツのHTMLを基にしてその内容を解
析するようになっている。コンテンツ仮保存用メモリ3
17は、外部ローカル処理サーバ端末305に格納させ
たコンテンツのうちの現時点での再生処理に必要なもの
を外部ローカル処理サーバ端末305から供給を受けて
一次的に保存する。コンテンツ仮保存用メモリ317に
保存されるコンテンツは、外部ローカル処理サーバ端末
305が取得した内容そのままの場合もある。しかしな
がら、携帯無線通信端末304の表示あるいは再現能力
を超えた内容のコンテンツについては外部ローカル処理
サーバ端末305がその内容を一度変換し、変換後のコ
ンテンツが携帯無線通信端末304側に供給されるよう
になっている。繊細な画像データや動画像、HTMLの
スタイルシートあるいはSMIL(Synchronized Multi
media Integration Language)のように携帯無線通信端
末304側の処理能力に制限があるようなコンテンツに
ついても、これにより対応が可能になる。
【0055】本実施例で外部ローカル処理サーバ端末3
05は携帯無線通信端末304を所持する者がこれと同
時に持ち歩くことを前提とした携帯型のコンピュータあ
るいはこれと同種の情報処理端末である。外部ローカル
処理サーバ端末305は職場あるいは家庭に用意される
複数人が兼用できるタイプのコンテンツ格納用のサーバ
であってもよい。携帯無線通信端末304と外部ローカ
ル処理サーバ端末305の間は、無線で通信するように
なっている。もちろん、この代わりに専用の通信ケーブ
ル等を使用して有線でデータの送受信を行うようなもの
であってもよいし、赤外線で通信するものであってもよ
い。
【0056】本実施例の外部ローカル処理サーバ端末3
05としてのコンピュータあるいは情報処理端末の備え
る要件としては、インターネット上の各種コンテンツを
蓄積できる比較的大容量のメモリを備えていることと、
各種のコンテンツを再現するための各種プラグイン等の
プログラムを格納したデータ変換部を備えていることで
ある。すなわち、本実施例では携帯無線通信端末304
の備えるメモリの容量が比較的少ないことを前提として
いる。そしてこのような携帯無線通信端末304に対し
ても、外部ローカル処理サーバ端末305側が比較的大
容量のコンテンツを代わって格納するスペースを提供す
ることにしている。また、携帯無線通信端末304自体
の機能上の問題からコンテンツの再現能力が十分でない
場合には、外部ローカル処理サーバ端末305側がコン
テンツのデータ変換を行うことでこれらのコンテンツの
再現能力を結果的に高めるようにしている。
【0057】音声処理部318は、外部ローカル処理サ
ーバ端末305が取得したコンテンツのうちの音声デー
タを処理してスピーカ319から出力する。また、表示
処理部321は取得したコンテンツのうちの画像データ
を処理して液晶ディスプレイ等の表示器322に表示す
るようになっている。携帯無線通信端末304は、外部
ローカル処理サーバ端末305と通信するための第1お
よび第2の通信用インタフェース(I/F)回路33
1、332を備えている。
【0058】外部ローカル処理サーバ端末305は、す
でに説明したようにコンピュータあるいは情報処理端末
として構成されているので、CPU341を備えてい
る。本実施例で外部ローカル処理サーバ端末305は市
販されている通常のノート型のコンピュータを使用して
いる。CPU341は、データバス等のバス342を介
して各種の回路装置と接続されている。このうちプログ
ラム実行用メモリ343はこの外部ローカル処理サーバ
端末305としての各種機能を実現するためのプログラ
ムを格納しており、CPU341がこれを実行するよう
になっている。コンテンツ保存用メモリ344は、図1
に示したコンテンツサーバ302から携帯無線通信端末
304を介して取得したコンテンツを格納するようにな
っている。このようなコンテンツ保存用メモリ344
は、磁気ディスクや光ディスクのような記憶媒体で構成
されることが多い。
【0059】コンテンツ変換処理部345は、コンテン
ツ保存用メモリ344に格納したコンテンツを携帯無線
通信端末304に対応する内容に変換するようになって
いる。第1の通信用インタフェース回路351は、携帯
無線通信端末304側の第1の通信用インタフェース回
路331と通信を行う。同様に第2の通信用インタフェ
ース回路352は、携帯無線通信端末304側の第2の
通信用インタフェース回路332と通信を行う。このう
ち第1の通信用インタフェース回路331、351は、
外部ローカル処理サーバ端末305がコンテンツサーバ
302からコンテンツを取得する際に必要な通信を行う
ために使用される。第2の通信用インタフェース回路3
32、352は、携帯無線通信端末304が外部ローカ
ル処理サーバ端末305からコンテンツを取得する際に
必要な通信を行うために使用される。本実施例では前記
したように無線によって通信が行われる。
【0060】図3は、このような構成の情報処理システ
ムにおける携帯無線通信端末側の処理の流れを表わした
ものである。図2に示した携帯無線通信端末304側の
CPU311はコンテンツの取得要求の発生を監視して
いる(ステップS401)。たとえば携帯無線通信端末
304の操作者がインターネットに接続するために所望
のURLを入力してその取得を指示したり、予め登録し
た、あるいは表示器322に表示されているURLのう
ちの1つを指定すると、コンテンツの取得要求が発生す
る(ステップS401:Y)。この場合、CPU311
は第1の通信用インタフェース回路331を介して、外
部ローカル処理サーバ端末(図面では、外部サーバ端末
と略して記載する。)305にそのURLを渡して、コ
ンテンツの取得を依頼する(ステップS402)。そし
てその後は、外部ローカル処理サーバ端末305からコ
ンテンツの取得が終了した旨の通知が来るまでの間(ス
テップS403)、この外部ローカル処理サーバ端末3
05の監視を行う(ステップS404)。
【0061】外部ローカル処理サーバ端末305は、図
1に示したコンテンツサーバ302にコンテンツの取得
を要求すると、コンテンツサーバ302はコンテンツの
内容をHTMLで記述したものをインターネット網30
1、携帯電話網303および携帯無線通信端末304を
介して取得する。外部ローカル処理サーバ端末305は
これを解析して、要求されたURLを構成する各種画
像、音声等のファイルを逐次、コンテンツサーバ302
に要求することになる。携帯無線通信端末304は、外
部ローカル処理サーバ端末305にHTMLで記述した
コンテンツの内容を転送する際にコンテンツの概要を解
析し、以後、コンテンツサーバ302と外部ローカル処
理サーバ端末305の通信をこの解析結果で監視するこ
とになる。そして、コンテンツサーバ302から送られ
てくるコンテンツそのものについては第1の通信用イン
タフェース回路331を使用して外部ローカル処理サー
バ端末305に転送することになる。
【0062】このようにしてコンテンツサーバ302と
外部ローカル処理サーバ端末305が携帯無線通信端末
304を介して通信を行いコンテンツの転送が行われ、
これが終了すると、外部ローカル処理サーバ端末305
から携帯無線通信端末304に対してその旨の通知が到
来する(ステップS403:Y)。これ以後は外部ロー
カル処理サーバ端末305からその受信したコンテンツ
を携帯無線通信端末304用に変換した変換済コンテン
ツが送られてくる。外部ローカル処理サーバ端末305
は、携帯無線通信端末304から事前に通知された機種
名等のデータに基づいて、内蔵の変換テーブル(図示せ
ず)を選択することで変換済コンテンツを作成すること
ができる。
【0063】携帯無線通信端末304は、変換済コンテ
ンツの受信が終了するまでの間(ステップS405:
N)、変換済コンテンツをコンテンツ仮保存用メモリ3
17に蓄積する(ステップS406)。そして、要求し
たURLのコンテンツについての変換済コンテンツがコ
ンテンツ仮保存用メモリ317にすべて格納されたら
(ステップS405:Y)、そのコンテンツを表示処理
部321や音声処理部318に送って、それぞれ担当す
る内容のコンテンツの再現処理を行わせる(ステップS
407)。すなわち、表示器322で視覚的な表示を行
ったり、スピーカ319で音声の出力を行うことにな
る。コンテンツ仮保存用メモリ317は現時点のコンテ
ンツの再現に必要なコンテンツを格納するメモリであ
る。したがって、次の変換済コンテンツが外部ローカル
処理サーバ端末305から送られてきてメモリの空きス
ペースがなくなったときには、古いデータから順にクリ
アされることになる。
【0064】図4は、図3で説明した処理が携帯無線通
信端末側で行われる際の外部ローカル処理サーバ端末す
なわち外部ローカル処理サーバ端末305側の処理の流
れを表わしたものである。外部ローカル処理サーバ端末
305ではその内蔵のCPU341が第1の通信用イン
タフェース回路351を介してコンテンツ取得要求が受
信されるのを待機している(ステップS421)。コン
テンツ取得要求が受信されると(Y)、CPU341は
コンテンツ保存用メモリ344を検索してそのコンテン
ツがすでに格納されているかどうかをチェックする(ス
テップS422)。これはそのコンテンツの内容が同一
である可能性の高い最近取得したコンテンツと同一のコ
ンテンツを再度要求された場合にコンテンツサーバ30
2へのアクセスを省略するためである。もちろん、事前
の設定によってこのような場合にもアクセスを行わせる
ようにすることは可能である。
【0065】コンテンツ保存用メモリ344に該当のコ
ンテンツが存在する場合(Y)、第2の通信用インタフ
ェース回路352は携帯無線通信端末304の第2の通
信用インタフェース回路332に対して変換済のコンテ
ンツの送出を指示し(ステップS423)、コンテンツ
の送出処理がすべて終了した時点で(ステップS42
4:Y)、再び待機状態となる(リターン)。
【0066】一方、携帯無線通信端末304側から要求
されたコンテンツがコンテンツ保存用メモリ344に存
在しないような場合(ステップS422:N)、第1の
通信用インタフェース回路351は第1の通信用インタ
フェース回路331を経由して携帯電話網303経由で
インターネット網301にアクセスする。そして携帯無
線通信端末304がステップS401で要求したURL
のコンテンツの取得をコンテンツサーバ302に要求す
る(ステップS425)。
【0067】携帯無線通信端末304は、コンテンツサ
ーバ302がコンテンツの内容を送ってきたらこれを受
信し(ステップS426:Y)、コンテンツ保存用メモ
リ344に格納していく(ステップS427)。コンテ
ンツの解析に基づいた携帯無線通信端末304によるデ
ータの個々の受信要求とコンテンツサーバ302の送信
との繰り返しによって所望のコンテンツがコンテンツ保
存用メモリ344にすべて格納されたら(ステップS4
28:Y)、外部ローカル処理サーバ端末305はコン
テンツがすべて格納されたことを携帯無線通信端末30
4に通知する(ステップS429)。そして、コンテン
ツ保存用メモリ344に今回格納されたコンテンツを読
み出して携帯無線通信端末304の再現能力に合わせて
変換し(ステップS430)、これを図示しないキャッ
シュメモリに格納する。コンテンツ保存用メモリ344
に変換前と変換後のコンテンツの双方を保存するように
してもよい。
【0068】ステップS430の処理が終了したら、外
部ローカル処理サーバ端末305はその変換後のコンテ
ンツを携帯無線通信端末304に1回あるいは複数回に
分けて送信し、コンテンツ仮保存用メモリ317に格納
させる。このようにして変換後のコンテンツを携帯無線
通信端末304にすべて送出したら(ステップS42
4:Y)、外部ローカル処理サーバ端末305側の処理
が終了する(リターン)。なお、音楽データや映像信号
データのようにそれ自体が携帯無線通信端末304のコ
ンテンツ仮保存用メモリ317にとって大きすぎるデー
タ量の場合には、携帯無線通信端末304の要求によっ
て、あるいは外部ローカル処理サーバ端末305の監視
によって、これらのデータが分割して携帯無線通信端末
304側に送信されることになる。
【0069】図5は、一例として再現が直接サポートさ
れていない形式の動画を受信して再現する場合の携帯無
線通信端末側の処理の流れを表わしたものである。携帯
無線通信端末304は外部ローカル処理サーバ端末30
5に動画データが受信されたら、コンテンツ保存用メモ
リ344にそれぞれのコマの画像をシリアルに格納させ
ておき、ステップS429のコンテンツ取得終了通知で
コマの総数kの通知を受けている。そして、動画を再現
する段階でパラメータnを初期的に“1”に設定し(ス
テップS441)、第n画面目、すなわち第1画面目の
画像データを外部ローカル処理サーバ端末305に要求
する(ステップS442)。外部ローカル処理サーバ端
末305がこれに対応して第n画面目のデータを送出し
てくると携帯無線通信端末304はこれを受信し(ステ
ップS443)、その画面のデータをコンテンツ仮保存
用メモリ317に格納する(ステップS444)と共
に、これを表示処理部321に送って第n画面目、すな
わち第1画面目の画像の表示を行わせる。
【0070】携帯無線通信端末304側では画面のデー
タをコンテンツ仮保存用メモリ317に格納する動作を
終了したら、パラメータnがコマの総数kに到達してい
るかどうかをチェックする(ステップS445)。そし
て、コマの総数kに到達していない間は(N)、パラメ
ータnを“1”だけ加算して(ステップS446)、ス
テップS442の処理に進んで1コマ進んだ画面の画像
を外部ローカル処理サーバ端末305に要求する。以下
同様にして例えば30分の1秒おきに画面の要求が繰り
返される結果として、表示器322に動画が表示される
ことになる。そして、最終的に画像の転送がコマの総数
kまで到達したとき、外部ローカル処理サーバ端末30
5からの一連の動画データの送信が終了することにな
る。このようにして、1画面ごとに画像データの送信処
理と表示処理が繰り返されることで、サポートしていな
い動画形式に対しても画像の再現が可能になる。
【0071】以上説明した実施例では、コンテンツサー
バ302と携帯無線通信端末304の間に、図16で説
明したようなゲートウェイ2051〜205Dが存在しな
い。したがって、従来技術として指摘したようなセキュ
リティ上の問題が発生しない。携帯無線通信端末304
と外部ローカル処理サーバ端末305の間は携帯無線通
信端末304側での私的な接続関係であるので、同様に
セキュリティ上の問題が発生しないことは当然である。
このように本実施例の情報処理システムはセキュリティ
に優れたシステムであるということになる。
【0072】第1の変形例
【0073】図6は、本発明の第1の変形例における携
帯無線通信端末の構成を表わしたものである。この変形
例の携帯無線通信端末504で図2に示した携帯無線通
信端末304と同一部分には同一の符号を付しており、
これらの説明を適宜省略する。この変形例では、先の実
施例で外部ローカル処理サーバ端末305側に存在して
いたものと実質的に同一のコンテンツ保存用メモリ54
4およびコンテンツ変換処理部545が携帯無線通信端
末504側に存在している。また、携帯無線通信端末5
04は専用の内蔵サーバ551を内蔵しており、プログ
ラム実行用メモリ313Aに格納されたプログラムによ
ってこの内蔵サーバ551を用いてデータ転送媒体55
2を介して図1に示したコンテンツサーバ302からコ
ンテンツを取得するようになっている。
【0074】ここで、データ転送媒体552としては有
線あるいは無線でコンテンツサーバ302と接続される
コンピュータを一例として挙げることができる。すなわ
ち、この変形例では比較的大容量のメモリが小型の電子
機器に内蔵される環境の下で、このような大容量のメモ
リをコンテンツ保存用メモリ544として携帯無線通信
端末504側に配置し、データを転送する媒体としてコ
ンピュータやある種の情報端末を使用しようとするもの
である。
【0075】この変形例では先の実施例のような外部ロ
ーカル処理サーバ端末(付属サーバ端末)305が携帯
無線通信端末504側に設けられていないので、実施例
の第2の通信用インタフェース回路332に相当する回
路は設けられていない。外部ローカル処理サーバ端末3
05と同様の機能は、次に説明するようにコンテンツ保
存用メモリ544、コンテンツ変換処理部545、内蔵
サーバ551およびデータ転送媒体552で実現してい
る。
【0076】図7は、この第1の変形例で携帯無線通信
端末がネットワーク上のコンテンツサーバにコンテンツ
を要求した場合の処理の流れを表わしたものである。携
帯無線通信端末504内のCPU311(図6)は、図
1に示したコンテンツサーバ302にコンテンツ取得の
ためのデータ要求を行う(ステップS561)。これに
対してコンテンツサーバ302が携帯無線通信端末50
4に対してデータ応答を返信してくると(ステップS5
62)、携帯無線通信端末504は送られてきたコンテ
ンツのHTMLを解析する。そして、データの容量が大
きかったりそのまま再生することのできないデータの受
信が必要な場合には、内蔵の内蔵サーバ551に対して
データの書込要求を行う(ステップS563)。なお、
この図7には示していないが、データの再生に問題がな
い携帯型電話機用のホームページのコンテンツを取得す
るような場合には、そのまま携帯無線通信端末504内
の表示処理部321に表示処理の要求が行われ、表示器
322による表示が行われる。音声処理部318による
スピーカ319の音声出力についても同様である。
【0077】さてデータの書込要求(ステップS56
3)を受けた内蔵サーバ551は、コンテンツのHTM
Lを解析した後、データの書き込みを行うためのデータ
書込応答を携帯無線通信端末のCPU311に戻す(ス
テップS564)。これを基にしてCPU311はその
データ転送媒体552を使用して、画像データ等のその
コンテンツの再生に必要なデータを逐次、コンテンツサ
ーバ302に対して要求する(ステップS565)。コ
ンテンツサーバ302がこの要求に対して送ってくるデ
ータは、携帯無線通信端末504から内蔵サーバ551
の制御の基でコンテンツ保存用メモリ544に格納され
る。
【0078】このようにして携帯無線通信端末504が
コンテンツの取得のための一連の要求のうちの最後の要
求を行い、コンテンツサーバ302がデータ応答として
これに対するデータの送信を行ってきたとする(ステッ
プS566)。CPU311は内蔵サーバ551に対し
て今までと同様にデータの書込要求を行い、内蔵サーバ
551はこの最終的な書き込みの要求に対して応答する
(ステップS568)。この最終の書き込みが終了した
ことを示す応答を受け取ると、CPU311は内蔵サー
バ551に対してデータの取得を要求する(ステップS
569)。これに対して、内蔵サーバ551はコンテン
ツ保存用メモリ544に格納されているデータを読み出
してこれをコンテンツ変換処理部545に送って携帯無
線通信端末504内で原始的に処理することのできるデ
ータに変換する。そしてこの変換後のデータをCPU3
11に対して送出することになる(ステップS57
0)。
【0079】携帯無線通信端末側のCPU311は、内
蔵サーバ551の解析結果を使用してデータの要求を逐
次継続して実行し(ステップS571)、内蔵サーバ5
51側ではこれに対して変換済のデータをCPU311
側に送出する。このようにして内蔵サーバ551側が変
換済のデータの最終分をCPU311に送ったら(ステ
ップS572)、CPU311は変換後のデータをすべ
て受信したことを知り、表示処理部32を制御して表示
器322の表示のための一連の要求を開始することにな
る(ステップS573)。音声処理部318を使用した
スピーカ319による音声出力についても同様である。
【0080】図8はこの第1の変形例におけるサーバ側
のコンテンツの読み出しと変換処理の流れを表わしたも
のである。先のステップS569でデータの取得が要求
されたら(ステップS581:Y)、内蔵サーバ551
はコンテンツ保存用メモリ544からデータの読み出し
を行い(ステップS582)、コンテンツ変換処理部5
45を使用してコンテンツの変換を行わせる(ステップ
S583)。そして、CPU311に対して変換後のコ
ンテンツを送出することになる(ステップS584)。
変換の要求が複数回に分かれて行われる場合には、ステ
ップS584の処理が終了した後に再びステップS58
1の処理が開始するのを待機する。これにより、表示の
進度に応じた変換後のコンテンツの取得が可能になる。
【0081】第2の変形例
【0082】図9は、本発明の第2の変形例における携
帯無線通信端末の構成を表わしたものであり、先の第1
の変形例の図7に対応するものである。この図9で図7
と同一部分には同一のステップ番号を付すことにし、こ
れらの説明を適宜省略する。第2の変形例では、図6と
同一のハードウェア構成となっている。この変形例のス
テップS562でコンテンツサーバ302が携帯無線通
信端末504に対してデータ応答を返信してくると、C
PU311は内蔵の内蔵サーバ551に対してデータの
書込要求を行う(ステップS563)が、これ以後はコ
ンテンツサーバ302からのデータの取得に直接関与し
ない。すなわち、内蔵サーバ551はこれ以後、コンテ
ンツサーバ302に直接、データの要求を行い(ステッ
プS601)、コンテンツサーバ302は内蔵サーバ5
51に対して、CPU311を関与することなくデータ
を送信する(ステップS602)。
【0083】このようにして内蔵サーバ551から所定
のコンテンツに関する最終の要求が送出され(ステップ
S603)、コンテンツサーバ302がこれに対して最
終のデータを送出すると(ステップS604)、内蔵サ
ーバ551は所望のコンテンツについてのデータをすべ
て受信したことをCPU311に対して通知する(ステ
ップS605)。この段階でCPU311はコンテンツ
の内容がコンテンツ保存用メモリ544にすべて収納さ
れたことを知る。そこでCPU311はこのコンテンツ
を変換して取得するためのデータ要求を内蔵サーバ55
1に対して行う(ステップS606)。これに対して内
蔵サーバ551は1回あるいは複数回のデータ読み出し
とコンテンツの変換処理を行う。最終の変換済みのデー
タがCPU311に送られると(ステップS607)、
CPU311は表示処理部321を制御して表示器32
2に対してコンテンツの表示を行わせることになる(ス
テップS608)。音声処理部318を使用したスピー
カ319による音声出力についても同様である。
【0084】なお、この第2の変形例では携帯無線通信
端末504内に内蔵サーバ551が配置されている場合
を例にして説明したが、先の実施例のように携帯無線通
信端末とサーバが回線を介して接続されている場合に
も、サーバが単独でコンテンツサーバ302に接続され
る環境であれば同様な手法でコンテンツを取得すること
ができる。先の実施例の場合にはノート型のコンピュー
タが無線またはLAN(ローカルエリアネットワーク)
等の手段でコンテンツサーバ302に接続できるので、
同様の制御が可能になる。
【0085】第3の変形例
【0086】図10は、本発明の第3の変形例における
携帯無線通信端末の構成を表わしたものであり、同様に
先の第1の変形例の図7に対応するものである。第3の
変形例では、図6と同一のハードウェア構成となってい
る。この変形例では、コンテンツの取得要求が発生した
ときCPU311がコンテンツサーバ302にコンテン
ツを要求するのではなく、内蔵サーバ551に対して行
う(ステップS631)点に相違がある。内蔵サーバ5
51は以後はコンテンツサーバ302に直接、コンテン
ツの取得を要求し(ステップS632)、コンテンツサ
ーバ302は要求されたデータを直接、内蔵サーバ55
1に対して送出する(ステップS633)。
【0087】このようにして所定の回数だけデータの受
け渡しが行われた後、内蔵サーバ551はHTMLの解
析結果から最終のデータ要求をコンテンツサーバ302
に対して行う(ステップS634)。コンテンツサーバ
302が内蔵サーバ551に対してこれに対応するデー
タを送ってきたら(ステップS635)、内蔵サーバ5
51はステップS631のデータ要求に対してデータが
受信されたことをCPU311に対して通知する(ステ
ップS636)。これ以後は、先の第2の変形例におけ
るステップS606〜ステップS608と同様である。
すなわち、CPU311はコンテンツの変換を要求し
て、変換後のコンテンツを順次取得し、表示器322に
対する表示やスピーカ319に対する音声出力を行わせ
ることになる。
【0088】第4の変形例
【0089】図11は、本発明の第4の変形例を示した
ものである。一部の変形例を除いて、本発明ではコンテ
ンツサーバから送られてくる生のデータを携帯無線通信
端末が間接的に把握することができる。このようなデー
タは先の実施例によればノート型のコンピュータ(外部
ローカル処理サーバ端末305)に格納されるので、そ
の外部ローカル処理サーバ端末305を使用して後で内
容をじっくり検討することも可能である。出先等で有線
の通信手段を使用できない状態で携帯無線通信端末を使
用していくつかのコンテンツを取得した場合、当面必要
なもののみを携帯無線通信端末でとりあえずチェックし
たいという場合も多い。図11は携帯無線通信端末の表
示画面を示している。この表示画面701には、図1に
示した外部ローカル処理サーバ端末305に送られるコ
ンテンツの最初の2行分のテキストと、コンテンツを構
成する各種ファイルの種類が表示される。これらのファ
イルにその内容を簡潔に示すことの多いファイル名が付
加されている場合には、これらのファイル名を表示する
ようにしてもよい。
【0090】したがって、コンテンツの取得を要求した
携帯無線通信端末304の所有者は、コンテンツの各種
データをコンテンツサーバ302からダウンロードして
いる状態で、そのコンテンツの概要を調べることがで
き、たとえばテキスト情報だけを外部ローカル処理サー
バ端末305から取得したり、必要なファイルのみを変
換後に取得することができ、それ以外のものはノート型
のコンピュータ(外部ローカル処理サーバ端末305)
を自由に使える環境で再生するといったことが可能にな
る。
【0091】この変形例では、テキスト情報の一部を見
ることについて説明したが、音楽情報を取り扱ったサイ
トから複数の音楽のデータを一度にダウンロードしたよ
うな場合には、その中の頭の部分の音楽データをそれぞ
れ受信したサーバ側でとりあえず変換させ、これらを携
帯無線通信端末304、504側に変換後のデータとし
て送らせるようにしてもよい。この場合には、携帯無線
通信端末304、504の所有者は、その中から当面必
要となる音楽データのみを再度要求して、それを完全な
長さの音楽データとして変換させて聴取するようにすれ
ばよい。
【0092】第5の変形例
【0093】図12は、本発明の第5の変形例を示した
ものである。この変形例は実施例の図3に対応するもの
で、携帯無線通信端末側の処理の流れの変形を表わした
ものである。図2に示した携帯無線通信端末304側の
CPU311はコンテンツの取得要求の発生を監視して
いる(ステップS801)。コンテンツの取得の要求が
あったら(Y)、携帯無線通信端末304はコンテンツ
サーバ302にコンテンツを要求する(ステップS80
2)。これに対してコンテンツを構成するHTML文書
が送られてきたら(ステップS803:Y)、携帯無線
通信端末304はコンテンツの内容をすべて自装置だけ
で再生可能であるかどうかを判別する(ステップS80
4)。自装置が備えていないプラグインが要求されてい
たり、予め定められたファイル形式以外のファイルを使
用している場合のように少なくとも一部の内容の再生が
不可能である場合には(N)、受信したHTML文書を
外部ローカル処理サーバ端末305に送って、コンテン
ツサーバ302に対する以後のコンテンツ取得の手続き
を依頼する。そしてコンテンツの取得が終了してコンテ
ンツサーバ302からその旨の通知があった場合には変
換後のコンテンツを要求して、これを用いてコンテンツ
の再生を行う(ステップS805)。
【0094】これに対して、ステップS804で携帯無
線通信端末304だけでコンテンツサーバ302から直
接取得したコンテンツの内容の再生が可能であると判別
した場合には(Y)、以後のコンテンツを構成する各種
ファイルを自装置で受信し、外部ローカル処理サーバ端
末305の関与なくその再生を行うことになる(ステッ
プS806)。
【0095】なお、実施例および変形例ではノート型の
コンピュータを外部ローカル処理サーバ端末としたが、
比較的大容量のメモリを搭載して携帯無線通信端末と有
線または無線で通信できる情報処理装置であれば、同様
に外部サーバあるいは付属サーバとして使用することが
可能である。また、このような外部サーバあるいは付属
サーバは特定の1つの無線端末に対応する必要はなく、
複数の無線端末に対応するものであってもよい。この場
合には、1つの無線端末が取得したコンテンツを、コン
テンツの再変換等によって複数の無線端末が共用するこ
とができる。もちろん、外部サーバあるいは付属サーバ
自体がそのコンテンツを独自に再生することも可能であ
る。
【0096】また、以上説明した各変形例でも、先の実
施例と同様に、コンテンツサーバ302とコンテンツを
取得する手段との間に図16で説明したようなゲートウ
ェイ2051〜205Dが存在しない。したがって、従来
技術として指摘したようなセキュリティ上の問題が発生
しない。また、サーバは携帯無線通信端末内部に存在す
る等の携帯無線通信端末と特定の関係にある。このた
め、同様にセキュリティ上の問題が発生しないことは当
然であり、セキュリティに優れたシステムを構築可能で
ある。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項1
1記載の発明によれば、コンテンツ取得手段が取得した
コンテンツをコンテンツ転送手段で所定のサーバに転送
することにし、これを自装置のコンテンツ再生能力に応
じて変換した変換済コンテンツをこのサーバから取得す
ることにしたので、コンテンツのデータ量が大きくても
無線端末側のメモリを圧迫することがなく、メモリの計
画的な活用を図ることができる。これによって無線端末
のコストを低減することが可能になる。また、コンテン
ツの表現形式が進歩してもこれに対応させることができ
るだけでなく、サーバ側に蓄積したコンテンツをサーバ
自身あるいは他の装置に活用することができる。
【0098】また請求項2記載の発明によれば、コンテ
ンツ格納手段を無線端末自体に備えさせることにしたの
で、大容量のメモリの小型化に伴って無線端末自体に他
の装置にデータを配信するサーバ的な役割を持たせるこ
とができる。すなわち、コンテンツサーバから取得した
コンテンツをそのままの形式で格納する格納手段を持つ
ことで、そのコンテンツを有効に活用することができ
る。
【0099】更に請求項3記載の発明によれば、無線端
末とこれに付属する付属サーバで情報処理システムを構
成することにしたので、無線端末側に大きな変更を加え
ることなく情報処理システムを技術環境の変化に十分対
応させることができる。
【0100】また、請求項4あるいは請求項5記載の発
明では、サーバ側にコンテンツを蓄積するようにするこ
とで、コンテンツサーバへの無駄なアクセスを省くと共
に、コンテンツを共用することでその活用を図ることが
できる。また、通信の各種手法に対応させることができ
る。
【0101】更に請求項6記載の発明では、無線端末の
コンテンツ再生手段が変換済コンテンツ取得手段によっ
て取得した変換済みのコンテンツを再生することはもち
ろんのこと、そのまま再生のできるコンテンツについて
は直接再生することにしたので、コンテンツの内容に応
じた対応が可能になる。
【0102】また請求項7記載の発明によれば、無線端
末にコンテンツをがそのまま自装置で再生できる内容で
あるかどうかをチェックするチェック手段を配置したの
で、そのまま再生できる場合には変換済コンテンツ取得
手段によって変換済のコンテンツを取得することなくこ
れを再生することができる。
【0103】更に請求項8記載の発明によれば、コンテ
ンツの中で自装置で再生できる内容の少なくとも一部に
ついては事前再生手段で再生することにしたので、再生
までの時間を短縮したり、サーバも含めて最適なコンテ
ンツの再生側を無線端末側で決定することができる。
【0104】また請求項9記載の発明によれば、無線で
インターネット上のコンテンツを取得するコンテンツ取
得先の装置に接続される外部処理端末が、このコンテン
ツ取得先からコンテンツの転送を受け、これをコンテン
ツ取得先の要求に合った形で変換してコンテンツ取得先
に返送することにしたので、コンテンツ取得先の再生で
きないようなコンテンツを再生可能にすることができ、
コンテンツ取得先の能力を間接的に増大させてその活用
を図ることができる。
【0105】更に請求項10記載の発明では、この外部
処理端末自体がコンテンツ受信手段の受信したコンテン
ツを直接再生するコンテンツ再生手段を具備しているの
で、外部処理端末自体でもコンテンツの再生が可能にな
り、再生の機会を広げることができる。また、外部処理
端末自体の再生能力が高い場合にはコンテンツ取得先の
再生よりも再生の質が向上する場合があるという効果が
ある。
【0106】また請求項11記載の発明によれば、コン
テンツ取得先から転送されたコンテンツを外部処理端末
自体で格納しておいて、コンテンツ取得先以外から要求
された場合にはその要求先に対しても同様にコンテンツ
変換を行ってコンテンツを送信するようにしたので、コ
ンテンツ取得先の取得したコンテンツを複数の機器が活
用することができ、コンテンツの有効活用を図ることが
できる。
【0107】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理システムの
概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】本実施例の携帯無線通信端末と外部ローカル処
理サーバ端末の内容を具体的に表わしたブロック図であ
る。
【図3】本実施例の情報処理システムにおける携帯無線
通信端末側の処理の流れを表わした流れ図である。
【図4】図3で説明した処理が携帯無線通信端末側で行
われる際の外部ローカル処理サーバ端末側の処理の流れ
を表わした流れ図である。
【図5】再現が直接サポートされていない形式の動画を
受信して再現する場合の実施例の携帯無線通信端末側の
処理の流れを表わした流れ図である。
【図6】本発明の第1の変形例における携帯無線通信端
末の構成を表わしたブロック図である。
【図7】この第1の変形例における携帯無線通信端末が
ネットワーク上のコンテンツサーバにコンテンツを要求
した場合の処理の流れを表わした説明図である。
【図8】第1の変形例におけるサーバ側のコンテンツの
読み出しと変換処理の流れを表わした流れ図である。
【図9】第2の変形例における携帯無線通信端末がネッ
トワーク上のコンテンツサーバにコンテンツを要求した
場合の処理の流れを表わした説明図である。
【図10】第3の変形例における携帯無線通信端末がネ
ットワーク上のコンテンツサーバにコンテンツを要求し
た場合の処理の流れを表わした説明図である。
【図11】本発明の第4の変形例における携帯無線通信
端末の表示画面の平面図である。
【図12】本発明の第5の変形例における携帯無線通信
端末側の処理の流れを表わした流れ図である。
【図13】従来の携帯無線通信端末を使用した情報処理
システムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図14】図13に示した携帯無線通信端末の構成の一
例を表わしたブロック図である。
【図15】従来の情報処理システムにおける携帯無線通
信端末がコンテンツを要求してから画像が表示されるま
での処理の流れを表わした流れ図である。
【図16】従来におけるインターネットを使用する情報
処理システムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図17】コンピュータとHTTPサーバの通信の様子
を表わした説明図である。
【図18】携帯無線通信端末と従来タイプのWTAサー
バの通信の様子を表わした説明図である。
【符号の説明】
301 インターネット網 302 コンテンツサーバ 303 携帯電話網 304、504 携帯無線通信端末 305 外部ローカル処理サーバ端末 311、341 CPU 313、313A プログラム実行用メモリ 314 送受信データ処理部 315 無線部 316 コンテンツ解析部 317 コンテンツ仮保存用メモリ 318 音声処理部 321 表示処理部 331、331A、351 第1の通信用インタフェー
ス回路 332、352 第2の通信用インタフェース回路 344、544 コンテンツ保存用メモリ 345、545 コンテンツ変換処理部 551 内蔵サーバ 552 データ転送媒体 701 表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/54 H04L 11/20 101C 9A001 12/58 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK33 ND03 ND06 ND20 PQ02 PQ04 PQ20 5B082 GA02 5B089 GA11 GA25 HA10 HA11 JA33 KA11 KC47 KH21 5K030 GA08 GA15 HA07 HB21 HC01 JL01 JT02 JT09 KA01 KA02 KA19 5K067 AA21 BB04 DD11 DD51 EE02 FF02 FF23 HH17 HH23 KK15 9A001 BB03 BB04 BB06 CC05 EE02 JJ25 JJ27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線でインターネット上のコンテンツを
    取得するコンテンツ取得手段と、 取得したコンテンツを所定のサーバに対して転送するコ
    ンテンツ転送手段と、 このサーバに対して、転送したコンテンツを自装置のコ
    ンテンツ再生能力に応じて変換した変換済コンテンツを
    要求する変換済コンテンツ要求手段と、 この変換済コンテンツ要求手段によって要求した変換済
    みコンテンツが送られてきたときこれを取得する変換済
    コンテンツ取得手段と、 この変換済コンテンツ取得手段によって取得したコンテ
    ンツを再生するコンテンツ再生手段とを具備することを
    特徴とする無線端末。
  2. 【請求項2】 無線でインターネット上のコンテンツを
    取得するコンテンツ取得手段と、 取得したコンテンツをそのまま格納する比較的大容量の
    コンテンツ格納手段と、 このコンテンツ格納手段に格納したコンテンツを取り出
    して、自装置のコンテンツ再生能力に応じてこれを変換
    するコンテンツ変換手段と、 このコンテンツ変換手段で変換したコンテンツを格納す
    る変換済コンテンツ格納手段と、 この変換済コンテンツ格納手段に格納したコンテンツを
    再生するコンテンツ再生手段とを具備することを特徴と
    する無線端末。
  3. 【請求項3】 無線でインターネット上のコンテンツを
    取得するコンテンツ取得手段と、取得したコンテンツを
    所定の転送先に転送するコンテンツ転送手段と、この転
    送先に自装置の再生能力に応じたコンテンツの送信を要
    求するコンテンツ送信要求手段と、このコンテンツ送信
    要求手段の要求したコンテンツを受信して再現するコン
    テンツ再現手段とを備えた無線端末と、 この無線端末の前記コンテンツ転送手段から転送されて
    きたコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、コン
    テンツ格納手段に格納されたコンテンツを前記コンテン
    ツ送信要求手段の要求に合ったコンテンツに変換するコ
    ンテンツ変換手段と、前記コンテンツ送信要求手段の要
    求に応じてコンテンツ変換手段で変換された後のコンテ
    ンツを前記無線端末に送信する変換済コンテンツ送信手
    段とを備えた付属サーバとを具備することを特徴とする
    情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、比較的大容量のメモリ
    と、前記無線端末と無線でデータの送受信を行う送受信
    部とを備えることを特徴とする請求項1記載の無線端
    末。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、比較的大容量のメモリ
    と、前記無線端末と有線でデータの送受信を行う送受信
    部とを備えることを特徴とする請求項1記載の無線端
    末。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、そのメモリに格納された
    コンテンツを直接再現する再現手段を具備することを特
    徴とする請求項1記載の無線端末。
  7. 【請求項7】 前記転送手段は転送するコンテンツがそ
    のまま自装置で再生できる内容であるかどうかをチェッ
    クするチェック手段と、このチェック手段がそのコンテ
    ンツをそのまま自装置で再生できると判別したとき前記
    コンテンツ再生手段は前記変換済コンテンツ取得手段に
    よって変換済のコンテンツを取得することなくこれを再
    生することを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  8. 【請求項8】 前記転送手段は転送するコンテンツの中
    で自装置で再生できる内容の少なくとも一部を取得し、
    前記コンテンツ再生手段は、これを前記変換済コンテン
    ツ要求手段で要求するコンテンツの内容の一部として再
    生する事前再生手段を具備することを特徴とする請求項
    1記載の無線端末。
  9. 【請求項9】 無線でインターネット上のコンテンツを
    取得するコンテンツ取得先の装置と接続されて、前記イ
    ンターネット上のコンテンツがコンテンツ取得先に送ら
    れてきたときその転送を受けるコンテンツ受信手段と、 このコンテンツ受信手段によって受信されたコンテンツ
    を前記コンテンツ取得先の要求に合ったコンテンツに変
    換するコンテンツ変換手段と、 このコンテンツ変換手段で変換された後のコンテンツを
    前記コンテンツ取得先に送信する変換済コンテンツ送信
    手段とを具備することを特徴とする外部処理端末。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツ受信手段の受信したコ
    ンテンツを直接再生するコンテンツ再生手段を具備する
    ことを特徴とする請求項9記載の外部処理端末。
  11. 【請求項11】 前記コンテンツ受信手段の受信したコ
    ンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、 前記コンテンツ取得先以外の装置からコンテンツの要求
    があったとき、このコンテンツ格納手段に格納されたコ
    ンテンツをその要求先に合ったコンテンツに変換するコ
    ンテンツ変換手段と、 このコンテンツ変換手段で変換された後のコンテンツを
    前記要求先に送信する変換済コンテンツ送信手段とを具
    備することを特徴とする請求項9記載の外部処理端末。
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