JP2001218037A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2001218037A
JP2001218037A JP2000022099A JP2000022099A JP2001218037A JP 2001218037 A JP2001218037 A JP 2001218037A JP 2000022099 A JP2000022099 A JP 2000022099A JP 2000022099 A JP2000022099 A JP 2000022099A JP 2001218037 A JP2001218037 A JP 2001218037A
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Ryotaro Imine
良太郎 井峯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての原稿に対して電子透かし情報を読み取
ることにより、該原稿が複写の禁止されている特定原稿
であるか否かを判別すると、装置のパフォーマンスが必
要以上に低下してしまう。 【解決手段】 設定情報格納メモリ214に保持された
ユーザ設定情報を参照して、用紙設定がOHPシートで
ある場合等、偽造の恐れがないことが明らかである設定
がなされていた場合には、電子透かし判定部213にお
ける判定処理を行わないことによって判定処理にかかる
負荷を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
その制御方法に関し、特に原稿画像に基づく画像を記録
媒体上に形成する画像形成装置及びその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置における
高画質化やカラー化に伴い、有価証券や紙幣等の本来複
写されるべきでない原稿についての偽造の危惧が生じて
いる。
【0003】このような偽造行為を防止するために、予
め有価証券や紙幣等の特定原稿に対して電子透かし情報
を挿入しておき、画像形成装置における画像形成時にこ
の電子透かし情報が抽出された場合には、出力画像に対
して何らかの加工を施すことによって該画像の忠実な再
現を回避していた。
【0004】また、画像形成装置内において予め特定原
稿の特徴データを保持しておき、入力された画像データ
の特徴と比較することによって、該画像データが特定原
稿であるか否かを判定する方法が提案されている。この
方法によって特定原稿であると判定された場合にも、出
力画像に対して何らかの加工を施す等の対策を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
原稿に対して、例えば電子透かし情報を読み取ることに
よって、該原稿が複写の禁止されている特定原稿である
か否かを判別すると、画像形成装置のパフォーマンスが
必要以上に低下してしまうという問題があった。
【0006】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、特定原稿の判定による負荷を極力低
減させることにより、装置のパフォーマンスの低下を抑
制する画像形成装置及びその制御方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像形成装置は以下の構成を
備える。
【0008】即ち、画像データを入力する入力手段と、
前記画像データに基づく画像形成処理の詳細設定を行う
設定手段と、該設定内容に基づいて、前記画像データに
基づく可視像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
前記画像データが特定画像であるか否かを判定する判定
手段と、前記判定手段において前記画像データが特定画
像であると判定された場合に、該画像データに対して所
定の画像処理を施す特定画像処理手段と、を有し、前記
判定手段は、前記設定手段において所定の設定がなされ
た場合には判定を行わないことを特徴とする。
【0009】例えば、前記所定の設定は、前記特定画像
が忠実に形成されない設定であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本実施形態が適用されるデジタル
フルカラー複写機の側断面図である。本実施形態のデジ
タルフルカラー複写機は、上部にデジタルカラー画像リ
ーダ部(以下、リーダ部)10、下部にデジタルカラー
画像プリンタ部(以下、プリンタ部)11を有する。
【0012】リーダ部10において、ガラス等からなる
原稿台101上に原稿100を載置し、操作部102に
おいてコピースタートキーを押下することにより、複写
処理が開始される。
【0013】以下、本実施形態における複写処理につい
て説明する。まず、露光ランプ103により原稿100
を露光走査することによって得られた原稿100からの
反射光像は、反射鏡104により反射されてレンズ12
1を通過することにより、フルカラーセンサ(本実施形
態ではラインCCD、以下、CCD)105に集光して
カラー色分解画像信号を得る。カラー分解画像信号は、
増幅回路106を経て画像処理ユニット107にてデジ
タルカラー電気信号に変換された後、編集を含む画像処
理を施され、プリンタ部11に送出される。
【0014】プリンタ部11において、リーダ部10か
ら送られてきた画像信号は、レーザ出力部108にてレ
ーザ光信号に変換される。該レーザ光信号は、ポリゴン
ミラー109で反射されて感光ドラム110の表面に投
影される。
【0015】画像形成時には、感光ドラム110を図中
矢印方向に回転させ、帯電器111により一様に帯電さ
せて各分解色ごとに光像を照射し、感光ドラム110上
に潜像を形成する。次に、所定色の現像器121を動作
させて潜像を現像し、感光ドラム110上にトナー画像
を形成する。そして該トナー画像を、記録材カセット1
12より搬送系及び転写ドラム113を介して感光ドラ
ム110と対向した位置に供給された記録材に転写す
る。即ち、転写ドラム113を回転させるに従って、感
光ドラム110上のトナー画像は記録材上に転写され
る。これにより、記録材には所望数がのトナー像が転写
され、フルカラー画像を形成する。
【0016】フルカラー画像形成の場合、このように4
色のトナー像の転写が終了すると、記録材を転写ドラム
113から分離し、定着器114を介してトレイ115
に排紙する。
【0017】尚、両面印刷を行う場合は、フリッパ11
6により記録材を経路117に導き、反転ローラ119
で記録材を反転し、両面印刷用トレイ120に記録材を
搬送する。両面印刷トレイ120に搬送された記録材
は、搬送ローラによって再び転写ドラム113と感光ド
ラム111との間に搬送され、裏面に画像形成がなされ
る。
【0018】図2は、画像処理ユニット107の詳細構
成を示すブロック図である。図中、201はシェーディ
ング補正部、202は入力マスキング部、203はRG
B編集部、204は色空間圧縮部、205は光量−濃度
変換(以下LOG変換)テーブル、206は出力マスキ
ング部、207はCMYK編集部、208は濃度補正テ
ーブル、209は変倍部、210は空間フィルタ部、2
11は黒文字処理部、212は領域生成部、213は電
子透かし判定部、214は設定情報格納メモリ、215
は判定結果格納メモリである。
【0019】CCD105によって読み込まれ、増幅回
路106を経て入力されたディジタル画像信号R,G,
Bは、シェーディング補正部201において露光ランプ
103の配光の傾きやCCD105のセンサのばらつき
が補正される。
【0020】このとき、電子透かし判定部213におい
て、該RGB信号より電子透かし情報を抽出し、該電子
透かし情報が特定の画像データに含まれるものであるか
否かが判定され、その判定結果が判定結果格納メモリ2
15に格納される。電子透かし判定部213における判
定処理は、設定情報格納メモリ214に格納されている
ユーザ設定情報に基づいて、その実行の可否が制御され
る。
【0021】設定情報格納メモリ214には、操作部1
02を介して設定されたユーザ設定情報が格納されてお
り、例えば記録材の種類を示す用紙設定情報や、単色/
カラー印刷を指示する印刷モード指定情報等が含まれ
る。
【0022】シェーディング補正部201より出力され
たRGBの画像信号は、入力マスキング部202におい
て標準色空間上の信号に変換された後、RGB編集部2
03に入力されて、色変換、外部機器から入力されたR
GB画像信号との合成、文字加工信号生成等、RGB色
空間上における編集処理が施される。
【0023】RGB編集後の画像信号は、次に色空間圧
縮部204に入力され、原稿の色味をつぶすことなくプ
リンタ部11の色再現範囲に収まるように、その色空間
が圧縮される。さらにLOG変換テーブル205によ
り、光量で表されたRGB画像信号を、対応する現像剤
(例えばトナー)に対応する濃度信号C(シアン)、M
(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色信号に変換する。
【0024】次段の出力マスキング部206において
は、CMY信号をトナーの分光特性に応じてC,M,
Y,Bk(ブラック)の4色成分に変換した後、1色ず
つ、画像形成の面順次に出力する。そして、CMYK編
集部207においてペイント、色付け等の編集処理を行
った後、濃度補正部208、変倍部209、空間フィル
タ部210を経た画像信号が、レーザ駆動部に出力され
る。
【0025】一方、黒文字処理部211においては、R
GB画像信号からその画像の太文字度、エッジ、色味等
を検出し、該結果に応じて、出力マスキング部206及
び空間フィルタ部210における係数、さらにレーザ駆
動の線数等を切り替える。
【0026】領域信号生成部212において、ディジタ
イザやマーカによる領域指定に従って、領域信号を発生
する。
【0027】図3は、電子透かし判定部213の構成を
示すブロック図である。同図において電子透かし抽出部
301は、入力されたRGB画像信号より、埋めこまれ
ている電子透かし情報を抽出する。
【0028】以下、電子透かし抽出部301における電
子透かし情報の抽出方法について説明するが、本発明は
特にこの方法に限定されるものではなく、周知の抽出方
法が適用可能である。
【0029】まず、入力された画像データをブロック分
割し、ブロック毎にフーリエ変換を施して周波数成分を
抽出する。得られた周波数領域の画像データは、振幅ス
ペクトルと位相スペクトルに分離され、この振幅スペク
トルに含まれるレジストレーション信号を検出する。
【0030】一般に、人間の視覚特性によれば、低周波
成分への信号の埋め込みは高周波性成分への信号の埋め
込みに比べてノイズとして認識されやすいという特徴が
ある。また、JPEG等の非可逆圧縮にはローパスフィ
ルタ的な効果があるため、JPEGによる圧縮伸長処理
を行うことによって、高周波成分が除去されるという特
徴がある。
【0031】レジストレーション信号は、これら高周波
成分及び低周波成分のそれぞれの特徴を踏まえ、人間に
視認されにくい第1の周波数レベル以下であって、非可
逆圧縮、伸長により除去されない第2の周波数レベル以
上である、中間レベル周波数へのインパルス信号として
埋め込まれている。従って、振幅スペクトルに含まれ
る、上記中間レベルである周波数領域のインパルス性の
信号を抽出することにより、レジストレーション信号が
検出される。
【0032】そして、抽出されたレジストレーション信
号(インパルス信号)の座標に基づき、デジタル画像デ
ータのスケーリング率を算出する。
【0033】電子透かし抽出部301においては、スケ
ーリングが行われていない検出対象画像のどの周波数成
分にインパルス信号が埋め込まれているかを予め認識し
ており、この周波数と、インパルス信号が検出された周
波数との比により、スケーリング率を算出することがで
きる。
【0034】例えば、予め認識している周波数をa、検
出されたインパルス信号の周波数をbとすると、a/b
のスケーリングが施されていることが分かる。これは、
周知のフーリエ変換における性質である。
【0035】このスケーリング率により、画像データに
含まれる電子透かし情報を検出するためのパターンのサ
イズを決定し、該パターンを用いた畳み込みを行なうこ
とで、電子透かし情報を検出することができる。
【0036】尚、電子透かし情報は、画像データを構成
するいずれの成分に付加されていてもよいが、本実施形
態では人間の視覚上、ノイズに対してもっとも鈍感であ
る青成分に付加されているものとし、従って上記パター
ン検出は青成分について行われる。
【0037】また、画像データを構成する可視の色成分
ではなく、特定周波数成分に電子透かし情報が埋め込ま
れている場合には、画像データにフーリエ変換を施した
後に、得られた特定周波数成分に対して電子透かし情報
を検出すれば良い。
【0038】電子透かし抽出部301には、設定情報格
納メモリ214からのユーザ設定情報が入力されてお
り、この設定情報に応じて抽出処理の実行が制御され
る。
【0039】以上の様にして電子透かし抽出部301に
おいて抽出された電子透かし情報は、特定原稿判定部3
02に入力される。特定原稿判定部302内の特定原稿
メモリ303には、紙幣及び有価証券等の複写の禁止さ
れている特定原稿の電子透かし情報が予め登録されてお
り、入力された電子透かし情報をこれと比較することに
より、画像データが特定原稿であるか否かが判定され
る。上述したように、この判定結果は判定結果格納メモ
リ215に格納される。
【0040】図4は、画像処理ユニット107の周辺構
成を示す図である。
【0041】画像処理ユニット107には、I/F40
2を介してイメージサーバ401が接続されている。C
CD105にて読み取られ、画像処理ユニット107で
画像処理が施された画像情報は、イメージサーバ401
に一時的に記憶される。403は特定原稿処理部であ
り、画像処理ユニット107内の判定結果格納メモリ2
15から判定結果情報を読み出すことにより、イメージ
サーバ401に格納された画像データが特定原稿の画像
であれば、該画像データの塗りつぶしや消去等を行な
う。これにより即ち、特定原稿の忠実な印刷出力、即ち
特定原稿の偽造を禁止することができる。
【0042】図5は、本実施形態における画像出力プロ
セスを示すフローチャートである。
【0043】まず、ステップS501において、操作部
102を介して入力された、画像出力に関するユーザ設
定情報を読み込み、設定情報格納メモリ214に格納す
る。そしてステップS502において、原稿台101に
載置された原稿100を読み取って出力対象の画像デー
タを得る。
【0044】そしてステップS503に進み、設定情報
格納メモリ214に格納されたユーザ設定情報におい
て、出力用紙設定として特定用紙が設定されているか否
かを判定する。ここで特定用紙とは、例えばOHPシー
ト等、特定原稿の複写(偽造)には適さない用紙であ
る。特定用紙が設定されていた場合、電子透かしの抽出
及び特定原稿判定処理を行わずに、そのままステップS
507に進み、通常通りの画像出力処理を行う。
【0045】一方、出力用紙として特定用紙以外が設定
されていた場合には、ステップS504に進んで電子透
かし抽出処理を行う。即ち、電子透かし抽出部301に
おいて、読み込んだ画像データに電子透かし情報が埋め
こまれているか否かを判定し、埋めこまれていれば、電
子透かし抽出部303で電子透かし情報を抽出する。
【0046】そしてステップS505に進み、特定原稿
判定部302において、該抽出された電子透かし情報
を、特定原稿メモリ303に予め登録されている特定画
像の電子透かし情報と比較することによって、出力対象
の画像データが特定原稿のものであるか否かを判定す
る。
【0047】画像データが複写の禁止されている特定原
稿に等しいと判断された場合は、即ち偽造の可能性があ
ると見なしてステップS506に進み、特定原稿処理部
403において、既に画像処理を終えてイメージサーバ
401に格納されている、当該画像データの塗りつぶし
や消去等、例外画像出力処理を行う。尚、画像データが
特定原稿のものでなければもちろん、ステップS507
で通常の画像出力処理を行う。
【0048】以上説明したように本実施形態によれば、
ユーザによってOHPシート等の特定用紙による出力が
設定された場合等、特定原稿の偽造のおそれがないと見
なされる場合には、画像データに対する電子透かし情報
の抽出、及び複写が禁止された特定原稿の判定処理を行
わないように制御することにより、装置のパフォーマン
スの低下を抑制することができる。
【0049】尚、図5に示すステップS503において
は、電子透かしの抽出及び特定原稿判定処理を行うか否
かを用紙設定情報に基づいて判定する例について説明し
たが、本発明はこの例に限定されない。例えば、印刷モ
ードとして単色印刷が指定された場合等、ユーザ側に偽
造する意図がないことが明確に判断されるような設定が
なされた場合に、電子透かしの抽出及び特定原稿判定処
理を行うように制御すれば良い。
【0050】尚、本実施形態においては、例外画像出力
処理として、特定原稿処理部403によってイメージサ
ーバ301内の画像データの塗りつぶしや消去を行う例
について説明したが、本発明はこの例に限らず、特定原
稿の忠実な印刷出力を妨げるために、画像処理ユニット
107内において画質を劣化させるような何らかの処理
を行っても良い。
【0051】尚、本実施形態においては原稿台101に
載置された原稿100を読み取った画像データに対して
電子透かし判定処理を行う例について説明したが、本発
明はこの例に限らず、例えばネットワークを介して他装
置から転送されてきた画像データや、着脱可能な記憶媒
体(CD−ROMやDVD,HD等)に記憶された画像
データを処理対象とすることも可能である。
【0052】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0053】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定原稿の判定による負荷を極力低減させることにより、
装置のパフォーマンスの低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像形成装置
の側断面図である。
【図2】画像処理ユニットの内部構成を示すブロック図
である。
【図3】電子透かし判定部の内部構成を示すブロック図
である。
【図4】画像処理ユニット周辺の構成を示すブロック図
である。
【図5】本実施形態における画像出力処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
107 画像処理ユニット 213 電子透かし判定部 214 設定情報格納メモリ 215 判定結果格納メモリ 301 電子透かし抽出部 302 特定原稿判定部 303 特定原稿メモリ 401 イメージサーバ 403 特定原稿処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G06F 15/70 460B 5L096 9A001 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AR01 AS13 BB17 CL10 5B021 LL05 LL06 5B057 AA11 CB20 CE04 5C076 AA40 BA01 BA02 BA03 BA04 BA05 BA06 5C077 LL14 MP08 PP23 PP49 PP55 PP65 PP66 PP74 PQ08 PQ22 SS05 TT06 5L096 BA07 FA23 JA18 9A001 HH23 JJ35 LL03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 前記画像データに基づく画像形成処理の詳細設定を行う
    設定手段と、 該設定内容に基づいて、前記画像データに基づく可視像
    を記録媒体上に形成する画像形成手段と、 前記画像データが特定画像であるか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段において前記画像データが特定画像である
    と判定された場合に、該画像データに対して所定の画像
    処理を施す特定画像処理手段と、を有し、 前記判定手段は、前記設定手段において所定の設定がな
    された場合には判定を行わないことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の設定は、前記特定画像が忠実
    に形成されない設定であることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の設定は、所定の記録媒体の設
    定であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記所定の記録媒体はOHPシートであ
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の設定は、単色による画像形成
    モードの設定であることを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、 前記画像データよりその特徴量を抽出する特徴抽出手段
    と、 前記特定画像の特徴量情報を保持する特定画像保持手段
    と、 前記特徴抽出手段によって抽出された特徴量を前記保持
    手段に保持された特徴量と比較することにより、前記画
    像データが特定画像であるか否かを判定する特定画像判
    定手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記特徴量は、前記画像データに埋め込
    まれている電子透かし情報であることを特徴とする請求
    項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記電子透かし情報は前記画像データの
    周波数領域に埋め込まれた情報であり、該画像データに
    対してフーリエ変換を施すことにより得られることを特
    徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記特定画像処理手段は、特定画像であ
    ると判断された画像データに対して、その画質を劣化さ
    せる画像処理を施すことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記特定画像処理手段における所定の
    画像処理は、画像データが忠実に形成されないような画
    像処理であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の画像処理は、画像データの
    消去であることを特徴とする請求項10記載の画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 更に、前記入力手段によって入力され
    た画像データを一時保持する保持手段を備え、 前記特定画像処理手段は、前記画像データが特定画像で
    あると判定された場合に、前記保持手段に保持された該
    画像データを消去することを特徴とする請求項11記載
    の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の画像処理は、所定色による
    画像データの塗りつぶしであることを特徴とする請求項
    10記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記入力手段は、原稿画像を光学的に
    読み取ることによって画像データを入力することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 画像データに基づく可視像を記録媒体
    上に形成する画像形成装置の制御方法であって、 画像形成処理の詳細設定を行う設定工程と、 画像データを入力する入力工程と、 前記画像データが特定画像であるか否かを判定する判定
    工程と、 前記判定手段において前記画像データが特定画像である
    と判定された場合に、該画像データに対して所定の画像
    処理を施す特定画像処理工程と、を有し、 前記設定工程において所定の設定がなされた場合には、
    前記判定工程を実行しないことを特徴とする画像形成装
    置の制御方法。
  16. 【請求項16】 画像データに基づく可視像を記録媒体
    上に形成する画像形成装置の制御プログラムを記録した
    記憶媒体であって、該制御プログラムは少なくとも、 画像形成処理の詳細設定を行う設定工程のコードと、 画像データを入力する入力工程のコードと、 前記画像データが特定画像であるか否かを判定する判定
    工程のコードと、 前記判定手段において前記画像データが特定画像である
    と判定された場合に、該画像データに対して所定の画像
    処理を施す特定画像処理工程のコードと、を有し、 前記設定工程において所定の設定がなされた場合には、
    前記判定工程を実行しないことを特徴とする記憶媒体。
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