JP2001216054A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

Info

Publication number
JP2001216054A
JP2001216054A JP2000023542A JP2000023542A JP2001216054A JP 2001216054 A JP2001216054 A JP 2001216054A JP 2000023542 A JP2000023542 A JP 2000023542A JP 2000023542 A JP2000023542 A JP 2000023542A JP 2001216054 A JP2001216054 A JP 2001216054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
wireless communication
personal computer
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000023542A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Itagaki
憲志 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000023542A priority Critical patent/JP2001216054A/ja
Publication of JP2001216054A publication Critical patent/JP2001216054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から供給される電源電圧低下時のデータ
通信誤動作を防ぐと共に電源消費抑制を図った無線通信
装置を提供する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ20内部の電源
回路21からコネクタ5を介して無線通信装置1に供給
される電源の電源電圧Vと規定電圧Vrを電圧比較回路
9で比較し、電源電圧Vが規定電圧Vrよりも低くなっ
た場合に、比較的電源消費が大きく、パーソナルコンピ
ュータ20の動作に比較的影響の少ないRF送受信部1
0への電源供給をスイッチ回路8をオフするようにマイ
クロコンピュータ6にて制御ことで、パーソナルコンピ
ュータ20内部の電源回路21の消耗を抑制すると共
に、告知回路7をオンしRF送受信部10への電源供給
をオフしていることを使用者に告知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報端末装置に接続して用いられる無線通信
装置であって、特にこの電源が前記情報端末装置から供
給される場合の無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年におけるパーソナルコンピュータの
普及により、パーソナルコンピュータを利用したデータ
通信の必要性が蛯められている。従来、この種のデータ
通信は専ら電話回線を利用しているが、最近のパーソナ
ルコンピュータの小型化、携帯性に対応して無線による
データ通信の要求が高められている。このようなことか
ら、パーソナルコンピュータ本体にコネクタを介して接
続され、アンテナを利用して周辺機器との間で無線でデ
ータ通信を行う無線通信装置がある。
【0003】また、このような無線LAN(ローカルエ
リアネットワーク)等の無線ネットワークシステムにお
いて利用される無線通信装置では、秘話性や秘匿性に優
れたスペクトラム拡散(Spread Spectru
m)技術を利用した通信方式が注目されている。スペク
トラム拡散技術とは、データ信号に依存しない符号を用
いることにより、データ伝送に必要な周波数帯域幅より
広い周波数帯域に信号を拡散して、送信対象のデータ伝
送を行うものである。
【0004】一般に、スペクトラム拡散技術を利用した
通信方式においては、送信側にて音声等の入力ベースバ
ンド信号が変調されて拡散回路(変調回路)に入力され
るとともに、この変調信号が拡散符号を使用してスペク
トラム拡散された後、高周波信号として通信相手側に送
信される。また、受信側では、通信相手側より受信され
たスペクトラム拡散信号が、送信側と同一の拡散符号を
使用して復調(逆拡散)される。
【0005】このとき、拡散符号が異なると復調できな
いことから、スペクトラム拡散技術を利用した通信方式
は、マルチパス等による干渉波の影響を受け難く、ま
た、伝送路で雑音が混じっても希望波を復調できる等の
利点がある。
【0006】かかるスペクトラム拡散技術を利用した通
信方式には、直接拡散(Direct Spread)
方式と、周波数ホッピング(Frequency Ho
pping)方式とがある。直接拡散方式は、狭帯域変
調波に拡散符号を乗算しながら拡散を行い、ある連続し
た周波数帯域を均一に使用するものである。一方、周波
数ホッピング方式は、拡散符号で、通信相手との通信を
行う際の搬送波の周波数をランダムに切り替えること
で、周波数帯域内に信号を拡散するものであり、最近特
に注目されているブルートゥース(Bluetoot
h)がこれにあたる。
【0007】図3は、従来例の無線通信装置の回路ブロ
ック図である。図3の従来例の無線通信装置は、スペク
トラム拡散技術を利用した通信方式として、前記周波数
ホッピング方式を使用している。図3を用いて、従来例
の無線通信装置について以下に説明する。
【0008】図3の従来例の無線通信装置101は、パ
ーソナルコンピュタ120にコネクタ105を介して接
続されており、以下の回路構成からなる。送受信用のア
ンテナ102がRF送受信部110の一方に接続され、
RF送受信部110のもう片側には、マイクロコンピュ
ータ103とインターフェース部104が接続され、イ
ンターフェース部104はコネクタ105を介してパー
ソナルコンピュタ120に接続されている。また、無線
通信装置101の電源は、コネクタ105を介してパー
ソナルコンピュタ120内部の電源回路121と接続さ
れている。
【0009】また、RF送受信部110は、アンテナ1
02が接続されたスイッチ回路111の受信側接点11
1aには、バンドパスフイルタ(BPF)112、高周
波アンプ113、ミキサ114、復調回路115で構成
される受信部が接続され、前記スイッチ回路111の送
信側接点111bには、送信回路117、変調回路11
6で構成される送信部が接続され、さらに、マイクロコ
ンピュータ103が接続されたPLL(Phase L
ocked Loop)周波数シンセサイザ118は、
前記ミキサ114及び前記変調回路116に接続されて
いる。そして、前記復調回路115の出力側及び前記変
調回路116の入力側が、前記インターフェース部10
4に接続される。
【0010】次に図3の従来例の無線通信装置101の
動作について説明する。RF送受信部110において、
アンテナ102が接続されたスイッチ回路111は、受
信時に、受信側接点111aに切り替わり、前記アンテ
ナ102と前記バンドパスフイルタ112とを接続し、
送信時に、送信側接点111bに切り替わり、前記アン
テナ102と前記送信回路117とを接続する。
【0011】受信側において、通信相手側からのスペク
トラム拡散信号は、アンテナ102からスイッチ回路1
11の受信側接点111aを経由してバンドパスフイル
タ112に入力され、このバンドパスフイルタ112に
より使用周波数帯域の周波数のみを通過させ、高周波ア
ンプ113により増幅されて、ミキサ114により周波
数変換された後、復調回路115にて復調され、受信デ
ータ信号が出力される。
【0012】送信側において、送信データ信号は、変調
回路116によりスペクトラム拡散された後、送信回路
117によりRF信号として前記スイッチ回路111の
送信側接点111bを経由してアンテナ102から通信
相手側に送信される。
【0013】図3の従来例の無線通信装置101は、ス
ペクトラム拡散技術を利用した通信方式として、前記周
波数ホッピング方式を使用しており、この周波数ホッピ
ングをマイクロコンピュタ103がプログラムに基づい
てPLL周波数シンセサイザ118を制御することによ
りPLL周波数シンセサイザ118からの周波数をホッ
ピングさせて行い、送信回路117からRF信号として
前記スイッチ回路111の送信側接点111bを経由し
てアンテナ102から通信相手側に送信される送信周波
数を、使用周波数帯域の全域にわたって均等に拡散して
いる。
【0014】インターフェース部104は、PCMCI
A規格に準拠したコネクタ105に接続されており、こ
のコネクタ105を介して無線通信装置101をパーソ
ナルコンピュータ120に接続する。そして、無線通信
装置101がパーソナルコンピュータ120に接続され
たとき、無線通信装置101の電源は、パーソナルコン
ピュータ120内部の電源回路121よりコネクタ10
5を介して供給される。このとき、インターフェース部
104は、PCMCIA規格において定義された動作に
従ってパーソナルコンピュータ120との間で無線通信
動作状態へ移行するためのデータ交換を行う。また、イ
ンターフェース部104は、送受信部110の送受信デ
ータフォーマットとパーソナルコンピュータ120のデ
ータフォーマットとの間のフォーマット変換等を含めた
インターフェース機能を有する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来例の無線通
信装置101の電源は、パーソナルコンピュータ120
内部の電源回路121よりコネクタ105を介して供給
されているため、パーソナルコンピュータ120本体が
商用電源を利用して使用している場合は特に問題は生じ
ない。しかし、パーソナルコンピュータ120を携帯し
て使用する場合、パーソナルコンピュータ120は内部
の電源回路121で動作しているため、携帯して使用す
る時間が経過するにしたがい、内部の電源回路121が
消耗し電源電圧vが低下する。そして、使用者が前記電
源電源vの低下に気づかないでいると、パーソナルコン
ピュータ120は動作したとしても、無線通信装置10
1は、データ通信を正常状態で継続することができなく
なり、送受信データに誤りが生じたり、データの送受信
が全くできなくなることがある。また、パーソナルコン
ピュータ120と無線通信装置101の両方が動作して
いたとしても、パーソナルコンピュータ120の操作中
に、内部の電源回路121が消耗し、使用者が予期せず
してパーソナルコンピュータ120の動作が停止してし
まうといった問題があった。
【0016】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、パー
ソナルコンピュータから供給される電源の電源電圧が規
定電圧よりも低くなった場合に、比較的電源消費が大き
く、パーソナルコンピュータの動作に比較的影響の少な
いRF送受信部への電源供給を遮断し、パーソナルコン
ピュータ内部電源の消耗を抑制すると共に、使用者に告
知する無線通信装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信装置
は、情報端末装置と接続され、送受信用のアンテナと、
送信データ信号を変調してRF信号として送信し受信し
たRF信号を復調して受信データ信号を出力するRF送
受信部と、このRF送受信部と前記情報端末装置間のイ
ンターフェース機能を有するインターフェース部とを備
えた無線通信装置において、前記情報端末装置より供給
される電源の電源電圧と規定電圧とを比較し比較結果を
出力する電圧比較手段と、前記RF送受信部への電源供
給をオン・オフするスイッチ手段と、前記電圧比較手段
により前記電源電圧が前記規定電圧よりも低い場合に前
記スイッチ手段により前記RF送受信部への電源供給を
オフするように制御する制御手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0018】また、本発明の無線通信装置の前記制御手
段は、前記電源電圧が前記規定電圧よりも低く前記RF
送受信部への電源供給がオフされた状態から、前記電圧
比較手段により前記電源電圧が前記規定電圧より高くな
った場合に前記スイッチ手段により前記RF送受信部へ
の電源供給を再びオンするように制御することを特徴と
するものである。
【0019】また、本発明の無線通信装置は、前記RF
送受信部への電源供給がオフであることを知らせる告知
手段を備え、前記制御手段は、前記電圧比較手段により
前記電源電圧が規定電圧よりも低い場合に前記スイッチ
手段により前記RF送受信部への電源供給をオフすると
共に前記告知手段をオンするように制御することを特徴
とするものである。
【0020】また、本発明の無線通信装置を接続する前
記情報端末装置はパーソナルコンピュータであり、前記
インターフェース部はPCMCIA規格に準拠したイン
ターフェースであり、前記無線通信装置は前記パーソナ
ルコンピュータのPCMCIAスロットに装着して接続
するPCカード型であることを特徴とするものである。
【0021】また、本発明の無線通信装置は、前記アン
テナから送受信されるRF信号の周波数帯域が2.4G
Hz帯であり、スペクトラム拡散信号の通信を行うこと
を特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
係わる無線通信装置の回路ブロック図であり、図2は、
本発明の一実施の形態に係わる無線通信装置のマイクロ
コンピュータの動作を示すフローチャート図である。図
1を用いて、本発明の一実施の形態に係わる無線通信装
置1について以下に説明する。図1において、図3の従
来例の無線通信装置101と比較して、マイクロコンピ
ュータ6(制御手段)が変更され、告知回路7(告知手
段)とスイッチ回路8(スイッチ手段)と電圧比較回路
9(電圧比較手段)が追加されている。
【0023】図1の本発明の一実施の形態に係わる無線
通信装置1は、以下の回路構成からなる。送受信用のア
ンテナ2がRF送受信部10の一方に接続され、RF送
受信部10のもう片側には、マイクロコンピュータ6
(制御手段)とインターフェース部4が接続され、イン
ターフェース部4はコネクタ5を介してパーソナルコン
ピュタ20に接続されている。また、無線通信装置1の
電源は、コネクタ5を介してパーソナルコンピュタ20
内部の電源回路21と接続され、さらにRF送受信部1
0の電源は、スイッチ回路8(スイッチ手段)を介して
パーソナルコンピュタ20内部の電源回路21と接続さ
れている。さらに、マイクロコンピュータ6には告知回
路7(告知手段)と電圧比較回路9(電圧比較手段)の
一方が接続され、電圧比較回路9の他方はパーソナルコ
ンピュタ20内部の電源回路21に接続されている。
【0024】また、RF送受信部10は、アンテナ2が
接続されたスイッチ回路11の受信側接点11aには、
バンドパスフイルタ(BPF)12、高周波アンプ1
3、ミキサ14、復調回路15で構成される受信部が接
続され、前記スイッチ回路11の送信側接点11bに
は、送信回路17、変調回路16で構成される送信部が
接続され、さらに、マイクロコンピュータ6が接続され
たPLL周波数シンセサイザ18は、前記ミキサ14及
び前記変調回路16に接続されている。そして、前記復
調回路15の出力側及び前記変調回路16の入力側が、
前記インターフェース部4に接続される。
【0025】次に図1の本発明の一実施の形態に係わる
無線通信装置1の動作について説明する。RF送受信部
10において、アンテナ2が接続されたスイッチ回路1
1は、受信時に、受信側接点11aに切り替わり、前記
アンテナ2と前記バンドパスフイルタ12とを接続し、
送信時に、送信側接点11bに切り替わり、前記アンテ
ナ2と前記送信回路17とを接続する。
【0026】受信側において、通信相手側からのスペク
トラム拡散信号は、アンテナ2からスイッチ回路11の
受信側接点11aを経由してバンドパスフイルタ12に
入力され、このバンドパスフイルタ12により使用周波
数帯域の周波数のみを通過させ、高周波アンプ13によ
り増幅されて、ミキサ14により周波数変換された後、
復調回路15にて復調され、受信データ信号が出力され
る。
【0027】送信側において、送信データ信号は、変調
回路16によりスペクトラム拡散された後、送信回路1
7によりRF信号として前記スイッチ回路11の送信側
接点11bを経由してアンテナ2から通信相手側に送信
される。
【0028】図1の本発明の一実施の形態に係わる無線
通信装置1は、スペクトラム拡散技術を利用した通信方
式として、前記周波数ホッピング方式を使用しており、
この周波数ホッピングをマイクロコンピュタ6がプログ
ラムに基づいてPLL周波数シンセサイザ18を制御す
ることによりPLL周波数シンセサイザ18からの周波
数をホッピングさせて行い、送信回路17からRF信号
として前記スイッチ回路11の送信側接点11bを経由
してアンテナ2から通信相手側に送信される送信周波数
を、使用周波数帯域の全域にわたって均等に拡散してい
る。
【0029】インターフェース部4は、PCMCIA規
格に準拠したコネクタ5に接続されており、このコネク
タ5を介して無線通信装置1をパーソナルコンピュータ
20に接続する。そして、無線通信装置1がパーソナル
コンピュータ20に接続されたとき、無線通信装置1の
電源は、パーソナルコンピュータ20内部の電源回路2
1よりコネクタ5を介して供給され、さらにRF送受信
部10の電源は、スイッチ回路8(スイッチ手段)を介
してパーソナルコンピュタ20内部の電源回路21から
供給される。
【0030】スイッチ回路8は、マイクロコンピュタ6
(制御手段)によって制御され、前記RF送受信部10
への電源供給をオン・オフする。また、電圧比較回路9
(電圧比較手段)は、パーソナルコンピュタ20内部の
電源回路21より供給される電源の電源電圧Vと規定電
圧Vrとを比較し比較結果をマイクロコンピュタ6に印
加する。
【0031】そして、マイクロコンピュタ6は、前記電
圧比較回路9により前記電源電圧Vが前記規定電圧Vr
よりも低い場合に前記スイッチ回路8により前記RF送
受信部10への電源供給をオフすると共に前記告知回路
7(告知手段)をオンするように制御する。告知回路7
の一例として、ブザー(図示しない)やLED(図示し
ない)などがある。あるいは、パーソナルコンピュタ2
0の表示部(図示しない)に表示させることにより、使
用者に告知するようにしてもよい。
【0032】また、マイクロコンピュタ6は、前記電源
電圧Vが前記規定電圧Vrよりも低く、前記RF送受信
部10への電源供給がオフされた状態から、前記電圧比
較回路9により前記電源電圧Vが前記規定電圧Vrより
高くなった場合に、前記スイッチ回路8により前記RF
送受信部10への電源供給を再びオンするように制御す
る。インターフェース部4は、無線通信装置1がパーソ
ナルコンピュータ20に接続され、パーソナルコンピュ
ータ20内部の電源回路21よりコネクタ5を介して電
源が供給されたとき、PCMCIA規格において定義さ
れた動作に従ってパーソナルコンピュータ20との間で
無線通信動作状態へ移行するためのデータ交換を行う。
また、インターフェース部4は、送受信部10の送受信
データフォーマットとパーソナルコンピュータ20のデ
ータフォーマットとの間のフォーマット変換等を含めた
インターフェース機能を有する。
【0033】次に、図2の本発明の一実施の形態に係わ
る無線通信装置1のマイクロコンピュータ6(制御手
段)の動作を示すフローチャート図を用いてマイクロコ
ンピュータ6の動作について説明する。マイクロコンピ
ュータ6は、図3の従来例の無線通信装置101のマイ
クロコンピュター120と比較して、図2で示す動作が
追加されている。
【0034】ステップS1において、スイッチ回路8
(スイッチ手段)をオンし、パーソナルコンピュタ20
内部の電源回路21を、RF送受信部10に供給する。
そして、告知回路7をオフし、ステップS2に移る。
【0035】ステップS2において、電圧比較回路9
(電圧比較手段)の比較結果に基づき、パーソナルコン
ピュタ20内部の電源回路21より供給される電源の電
源電圧Vが規定電圧Vrよりも高い(V≧Vs)かどう
かを判断し、前記電源電圧Vが前記規定電圧Vrよりも
低くなるとステップS3に移る。
【0036】ステップS3において、前記スイッチ回路
8をオフすることで前記RF送受信部10への電源供給
をオフすると共に、前記告知回路7(告知手段)をオン
し、ステップ4に移る。
【0037】ステップS4において、電圧比較回路9の
比較結果に基づき、パーソナルコンピュタ20内部の電
源回路21より供給される電源の電源電圧Vが規定電圧
Vrよりも低い(V<Vs)かどうかを判断し、前記電
源電圧Vが前記規定電圧Vrよりも高くなると、ステッ
プS1に戻り、スイッチ回路8をオンし、パーソナルコ
ンピュタ20内部の電源回路21を、RF送受信部10
に供給する。そして、告知回路7をオフし、ステップS
2に移り、前述の動作を繰り返す。
【0038】マイクロコンピュタ6は、前記電圧比較回
路9により前記電源電圧Vが前記規定電圧Vrよりも低
い場合に、無線通信装置1全体への電源供給をオフしな
いで、前記スイッチ回路8により前記RF送受信部10
のみへの電源供給をオフする理由を以下に述べる。
【0039】パーソナルコンピュータ20の電源がオン
の状態で、無線通信装置1全体の電源をオフした場合、
インターフェース部4の電源がオフされることによるコ
ネクタ5を介してのパーソナルコンピュータ20の信号
系への影響をなくすために、インターフェース部4とコ
ネクタ間の信号線を遮断することが必要となる。信号線
を遮断する方法の一例として、インターフェース部4と
コネクタ間に信号線の数のスイッチ回路(図示しない)
を挿入し、パーソナルコンピュータ20の電源がオンの
状態で、無線通信装置1全体の電源をオフした場合に、
前記信号線の数のスイッチ回路(図示しない)をオフさ
せることにより、インターフェース部4とコネクタ間の
信号線を遮断する方法等がある。しかし、インターフェ
ース部4とコネクタ間に信号線の数のスイッチ回路(図
示しない)を挿入することは、回路構成が複雑となり、
無線通信装置1をPCカード型のように小型化とするの
が困難となる。また、無線通信装置1を構成する回路の
内で、送信回路17や高周波アンプ13を含むRF送受
信部10の電源消費が比較的に大きい。
【0040】よって、パーソナルコンピュータ20から
供給される電源の電源電圧Vが規定電圧Vrよりも低く
なった場合に、比較的電源消費が大きく、パーソナルコ
ンピュータ20の動作に比較的影響の少ないRF送受信
部10への電源供給を遮断し、パーソナルコンピュータ
20の内部電源の消耗を抑制するのである。
【0041】本実施例では、本発明の無線通信装置1を
接続する前記情報端末装置はパーソナルコンピュータ2
0であり、前記インターフェース部4はPCMCIA規
格に準拠したインターフェースであり、前記無線通信装
置1は前記パーソナルコンピュータ20のPCMCIA
スロットに装着して接続するPCカード型であるものを
例に示したが、これに限定するものではない。
【0042】また、本実施例では、前記アンテナ2から
送受信されるRF信号の周波数帯域が2.4GHz帯で
あり、スペクトラム拡散技術を利用した周波数ホッピン
グ方式を使用した場合を例に示したが、これに限定する
ものではない。
【0043】
【発明の効果】本発明の無線通信装置によれば、情報端
末装置と接続され、送受信用のアンテナと、送信データ
信号を変調してRF信号として送信し受信したRF信号
を復調して受信データ信号を出力するRF送受信部と、
このRF送受信部と前記情報端末装置間のインターフェ
ース機能を有するインターフェース部とを備えた無線通
信装置において、前記情報端末装置より供給される電源
の電源電圧と規定電圧とを比較し比較結果を出力する電
圧比較手段と、前記RF送受信部への電源供給をオン・
オフするスイッチ手段と、前記電圧比較手段により前記
電源電圧が前記規定電圧よりも低い場合に前記スイッチ
手段により前記RF送受信部への電源供給をオフするよ
うに制御する制御手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0044】従って、無線通信装置の電源が、情報端末
装置、例えばパーソナルコンピュータ内部の電源回路よ
り供給されており、パーソナルコンピュータを携帯して
使用する場合、パーソナルコンピュータは内部の電源回
路で動作しているため、携帯して使用する時間が経過す
るにしたがい、内部の電源回路が消耗し電源電圧が低下
し、使用者が予期せずしてパーソナルコンピュータの動
作が停止してしまうといった問題を、パーソナルコンピ
ュータの動作が停止する前に、無線通信装置の電源消費
を低減し、パーソナルコンピュータの内部電源の消耗を
抑制することで改善することができる。そして、パーソ
ナルコンピュータの動作が停止する前に、無線通信装置
の電源消費を低減する回路は簡単な回路構成となり、無
線通信装置の小型化を図ることができる。
【0045】また、本発明の無線通信装置によれば、前
記制御手段は、前記電源電圧が前記規定電圧よりも低く
前記RF送受信部への電源供給がオフされた状態から、
前記電圧比較手段により前記電源電圧が前記規定電圧よ
り高くなった場合に前記スイッチ手段により前記RF送
受信部への電源供給を再びオンするように制御すること
を特徴とするものである。
【0046】従って、無線通信装置の電源が、情報端末
装置、例えばパーソナルコンピュータ内部の電源回路よ
り供給されており、パーソナルコンピュータを携帯して
使用する場合、パーソナルコンピュータは内部の電源回
路で動作しているため、携帯して使用する時間が経過す
るにしたがい、内部の電源回路が消耗し電源電圧が低下
し、無線通信装置のRF送受信部の電源がオフされて
も、内部の電源回路がさらに消耗しパーソナルコンピュ
ータの動作が停止する前に、使用者がパーソナルコンピ
ュータの電源を商用電源に切り替えた場合、無線通信装
置のRF送受信部の電源はオフからオンに自動的に復帰
することで、特別な操作が不要で使い勝手を向上させる
ことができる。
【0047】また、本発明の無線通信装置によれば、前
記RF送受信部への電源供給がオフであることを知らせ
る告知手段を備え、前記制御手段は、前記電圧比較手段
により前記電源電圧が規定電圧よりも低い場合に前記ス
イッチ手段により前記RF送受信部への電源供給をオフ
すると共に前記告知手段をオンするように制御すること
を特徴とするものである。
【0048】従って、無線通信装置の電源が、情報端末
装置、例えばパーソナルコンピュータ内部の電源回路よ
り供給されており、パーソナルコンピュータを携帯して
使用する場合、パーソナルコンピュータは内部の電源回
路で動作しているため、携帯して使用する時間が経過す
るにしたがい、内部の電源回路が消耗し電源電圧が低下
し、無線通信装置のRF送受信部の電源をオフして電源
消費抑制を行っていることを使用者に告知することで、
使用者はパーソナルコンピュータの電源を商用電源に切
り替える等の対応ができ、使用者が予期せずしてパーソ
ナルコンピュータの動作が停止してしまうといった問題
を改善することができる。
【0049】また、本発明の無線通信装置を接続する前
記情報端末装置はパーソナルコンピュータであり、前記
インターフェース部はPCMCIA規格に準拠したイン
ターフェースであり、前記無線通信装置は前記パーソナ
ルコンピュータのPCMCIAスロットに装着して接続
するPCカード型であることを特徴とするものである。
【0050】従って、前述の効果に加えて、特に携帯し
て使用することの多い携帯型パーソナルコンピュータに
接続できる携帯性に優れた無線通信装置を提供すること
ができる。
【0051】また、本発明の無線通信装置によれば、前
記アンテナから送受信されるRF信号の周波数帯域が
2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散信号の通信を
行うことを特徴とするものである。
【0052】従って、無線通信装置の電源が、情報端末
装置、例えばパーソナルコンピュータ内部の電源回路よ
り供給されており、パーソナルコンピュータを携帯して
使用する場合、パーソナルコンピュータは内部の電源回
路で動作しているため、携帯して使用する時間が経過す
るにしたがい、内部の電源回路が消耗し電源電圧が低下
することによる無線通信装置における通信データの欠落
や誤り率の劣化を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる無線通信装置の
回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係わる無線通信装置の
マイクロコンピュータの動作を示すフローチャート図で
ある。
【図3】従来例の無線通信装置の回路ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 無線通信装置 2 アンテナ 4 インターフェース部 5 コネクタ 6 マイクロコンピュータ(制御手段) 7 告知回路(告知手段) 8 スイッチ回路(スイッチ手段) 9 電圧比較回路(電圧比較手段) 10 RF送受信部 20 パーソナルコンピュータ(情報端末装置) 21 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DB11 DC06 EA10 GG04 HH02 HH04 MA02 5K011 AA08 BA00 JA01 JA12 5K033 AA04 AA05 BA04 DA17 DB03 DB09 DB20 DB25 EA07 5K034 AA06 AA15 CC01 EE03 FF02 FF14 HH01 HH02 TT02 TT06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報端末装置と接続され、送受信用のア
    ンテナと、送信データ信号を変調してRF信号として送
    信し受信したRF信号を復調して受信データ信号を出力
    するRF送受信部と、このRF送受信部と前記情報端末
    装置間のインターフェース機能を有するインターフェー
    ス部とを備えた無線通信装置において、 前記情報端末装置より供給される電源の電源電圧と規定
    電圧とを比較し比較結果を出力する電圧比較手段と、前
    記RF送受信部への電源供給をオン・オフするスイッチ
    手段と、前記電圧比較手段により前記電源電圧が前記規
    定電圧よりも低い場合に前記スイッチ手段により前記R
    F送受信部への電源供給をオフするように制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記電源電圧が前記規
    定電圧よりも低く前記RF送受信部への電源供給がオフ
    された状態から、前記電圧比較手段により前記電源電圧
    が前記規定電圧より高くなった場合に前記スイッチ手段
    により前記RF送受信部への電源供給を再びオンするよ
    うに制御することを特徴とする請求項1記載の無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記RF送受信部への電源供給がオフで
    あることを知らせる告知手段を備え、前記制御手段は、
    前記電圧比較手段により前記電源電圧が規定電圧よりも
    低い場合に前記スイッチ手段により前記RF送受信部へ
    の電源供給をオフすると共に前記告知手段をオンするよ
    うに制御することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記情報端末装置はパーソナルコンピュ
    ータであり、前記インターフェース部はPCMCIA規
    格に準拠したインターフェースであり、前記無線通信装
    置は前記パーソナルコンピュータのPCMCIAスロッ
    トに装着して接続するPCカード型であることを特徴と
    する請求項1から請求項3までのいずれかに記載の無線
    通信装置。
  5. 【請求項5】 前記無線通信装置は、前記アンテナから
    送受信されるRF信号の周波数帯域が2.4GHz帯で
    あり、スペクトラム拡散(Spread Spectr
    um)で信号の通信を行うことを特徴とする請求項1か
    ら請求項4までのいずれかに記載の無線通信装置。
JP2000023542A 2000-02-01 2000-02-01 無線通信装置 Pending JP2001216054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000023542A JP2001216054A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000023542A JP2001216054A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001216054A true JP2001216054A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18549684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000023542A Pending JP2001216054A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001216054A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767870B1 (ko) 2005-06-29 2007-10-18 교세라 가부시키가이샤 무선 통신 장치, 및 한계 송신 출력 취득 방법
JP2009504080A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 無線モデム装置におけるアンプの電源制御
CN103647576A (zh) * 2013-12-20 2014-03-19 大同裕隆环保有限责任公司 智能充电架的数据收发模组

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767870B1 (ko) 2005-06-29 2007-10-18 교세라 가부시키가이샤 무선 통신 장치, 및 한계 송신 출력 취득 방법
JP2009504080A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 無線モデム装置におけるアンプの電源制御
CN103647576A (zh) * 2013-12-20 2014-03-19 大同裕隆环保有限责任公司 智能充电架的数据收发模组
CN103647576B (zh) * 2013-12-20 2015-12-02 大同裕隆环保有限责任公司 智能充电架的数据收发模组

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6970726B2 (en) Mobile station having short-range radio function and power consumption reduction method therefor
US5884188A (en) Received signal selection system for combined pager/cellular telephone apparatus
US20100158077A1 (en) Spread spectrum transceiver module utilizing multiple mode transmission
JP2001102997A (ja) 移動通信端末装置
JPH0738469A (ja) 周波数ホッピング分散スペクトルデータ通信システム
JP2006173691A (ja) 無線通信システム
WO1996038925A1 (en) Spread spectrum transceiver module utilizing multiple mode transmission
US6963765B2 (en) Card-type wireless communication device and wireless communication system incorporating it
JP3842500B2 (ja) 無線携帯端末装置
JP2001216054A (ja) 無線通信装置
JP2005073078A (ja) 通信装置および通信方法
US20040204079A1 (en) Dual access wireless LAN system
JPH11355178A (ja) 周波数ホッピング方式を用いた無線通信装置
JP3747679B2 (ja) 通信方法及び無線通信装置並びに通信処理プログラムを記録した記録媒体。
JP2005020493A (ja) 無線端末機器
US20080102823A1 (en) System and method for managing power of dbdm terminal
JPH10126465A (ja) 無線携帯端末における情報処理部の起動方式
JP3462599B2 (ja) デジタル無線通信装置
KR100353460B1 (ko) 무선단말기의 전력 제어 방법
KR200363911Y1 (ko) 이중모드/삼중모드이동단말기의전원제어장치
KR100557176B1 (ko) 무선 전화기에서 무전기 겸용 휴대장치
CN112822765B (zh) 双模低功耗的智能手表
JPH1070490A (ja) 無線通信システム
JP2006311606A (ja) 無線携帯端末装置
JP2005033238A (ja) 無線端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040528

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040723